JP2005053200A - 金型用クランプ - Google Patents

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JP2005053200A
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Isamu Yamazaki
山崎  勇
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Abstract

【課題】金型締付力の保持を確実なものとすると共にプラッテン・ネジ孔の寿命を半永久的に延ばし、ネジ孔再加工を不要なものとする。
【解決手段】金型を締付けるためのストラップ1とその締付ボルト2に弾性体5を装着させ、適切な締付力を得る。
【選択図】 図1

Description

発明の詳細な説明
産業上の利用分野
本発明は一般的な金型の締付け装置に関する。
射出成形機等の金型は機械装置のプラッテンにボルトにより締付けられて使用されているが、金型を交換する毎に締付け作業をしておりプラッテンに設けられたネジ孔はその都度摩耗し、機械装置の寿命が尽きる前にその機能が無くなる。その為、ネジ孔を大きくしインサートを嵌め込むという作業が避けられず、その費用も可成りな額となる。そして、使用するにつれてネジ孔の損傷のためトルク係数が増大し、同一トルクでも締付力は規定値を確保できなくなる。そのため安全性の確保を意図した結果、過大な締付力となってしまう傾向が避けられず、ネジ孔は短寿命とならざるを得ないのが実情である。
従来の金型クランプでは金型保持の安全性を確保するため、締付けボルトの弾性伸びを利用していたが各部のへたりによる締付力の低下は可成りな値(普通の設計の一例では「ユンカーのへたり量」により計算した結果37%)となる。これに対応するためにも過大な締付力となってしまう傾向が避けられない。
発明が解決しようとする課題
プラッテンのネジ孔損傷を防止すると共に、金型の安全保持を確保できる安価で操作性の良い金型用クランプを得る。
課題を解決するための手段
上記目的を達成するために本発明の「金型用クランプ」では、締付ボルトの締付けに弾性体(皿バネ等)を介して行うと共に締付力を規定する構造も付随させる。
作用
締付ボルトの締付けに弾性体(皿バネ等)を介して行うので各部のへたりによる締付力の低下を極力小さくすることができる。更に締付力を規定することが容易となる。
図1及び2において、1はプラッテン、2は締付ボルト、3は受座、4は座金、5は弾性体、6はリングである。プラッテン1は角断面並列のバー構造であり、締付ボルト2はその内側に配置されている。受座3はコの字型の形状でプラッテン1に摺動自在に装着されている。そして座金4,弾性体5を介した締付ボルト2の締付力をプラッテン1に伝達する。弾性体5の外周にはリング6が配置され締付ボルト(2)が無負荷の際には、座金4の下面とリング6の上面との間に隙間Gがある。締付けが進むにつれてGは減少し遂には零となりリング6が回動できなくなる、この時点が規定の締付力となったことを示す。
次に他の実施例について述べる。
図3及び4において、11はプラッテン、12は締付ボルト、13は受座、14は座金、15は弾性体、16はリング、17は支持ボルト、18は受座である。プラッテン11は角断面並列のバー構造であり、締付ボルト12はその内側に配置されている。受座13はコの字型の形状でプラッテン11に摺動自在に装着されている。そして受座13にはネジ部13aがあり締付ボルト12が螺合している。締付ボルト12を締付けると下端が座金14を介して弾性体15を押圧する。その結果、弾性体15の反力により受座13は押上げられプラッテン11を、プラッテン11の内側に配置された支持ボルト17により装着された受座18を中心として反時計方向に回転させプラッテン11の先端により金型を締付ける。この動作を円滑にするためプラッテン11と上下面で接する受座13にはR1、受座18にはR2がある。弾性体15の外周にはリング16が配置され締付ボルト12が無負荷の際には、座金14の下面とリング16の上面との間に隙間Gがあり、締付けが進むにつれて減少し遂には零となりリング16が回動できなくなる、この時点が規定の締付力となったことを示す。
発明の効果
本発明は以上のように構成されているので、下記のような効果が得られる。
弾性体を介してプラッテンを締付けるので繰返される成形作業の結果、生ずる各部のなじみ(へたり)による締付力の低下を極めて僅かなものにすることができる。その結果、金型落下防止のための締付力が確保され安全性が高くなる。
弾性体にその撓み量を規定するリングを付属させたことにより、締付力を適切な規定値にすることが容易となる。その結果、プラッテン・ネジ孔の損傷を防止することができ寿命を半永久的に延ばすことができる。
締付力の規定がリングの回動の可否により判別できるので従来使用されてきたトルクレンチは不要となる。その上、普通のスパナーのみで済むので金型交換の作業性が向上する。
実施例の側面図 [図1]のA−A断面図 他の実施例の側面図 [図3]のA−A断面図
符号の説明
1 ストラップ 2 締付ボルト 3 受座 4 座金
5 弾性体 6 リング
11 ストラップ 12 締付ボルト 13 受座 14 座金
15 弾性体 16 リング 17支持ボルト 18 受座

Claims (1)

  1. 金型を締付けるためのストラップ(1)と締付ボルト(2)、受座(3)並びにストラップ(11)と締付ボルト(12)、受座(13)そして支持ボルト(17)、受座(18)で主な機能を構成し、締付ボルト(2)、(12)に弾性体(5)、(15)を装着した金型用クランプ
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