JP2005048756A - 浚渫ポンプ - Google Patents
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Abstract
【課題】従来のポンプはインペラの回転により吸い上げ流送するので、それに絡まり、詰まったりする事が多かった、キャピテーションに拠り、噴射水流に高圧高速水流が利用出来なかった、インペラ、ケーシングの磨耗による装置の寿命が短かった、吸い上げ流送する物の制約が多かった、装置の形状が大きく、重量が重かった、水深の深いところの作業が不可能だった、汚泥・砂利の中に埋もれると作業が出来なかった、凝集沈降剤の散布に手がかかった、以上の様多々問題が有る。
【解決手段】第一に、流送管内に高速水流を、噴射し、負圧を発生させ、噴射ノズルの先端部から、噴射水流の負圧を利用して、空気を吸入させる様にする。第二に、噴射ノズルを流送管の軸に対し角度を付けて設け、其れを流送管の円周に、且つ直線部に設ける。第三に、凝集沈降剤は定量供給装置を利用して、適宜、負圧発生水流に混合する。
【選択図】図1
【解決手段】第一に、流送管内に高速水流を、噴射し、負圧を発生させ、噴射ノズルの先端部から、噴射水流の負圧を利用して、空気を吸入させる様にする。第二に、噴射ノズルを流送管の軸に対し角度を付けて設け、其れを流送管の円周に、且つ直線部に設ける。第三に、凝集沈降剤は定量供給装置を利用して、適宜、負圧発生水流に混合する。
【選択図】図1
Description
この発明は流送管内に高速高圧水流を噴射して、その負圧を利用するポンプにおける負圧発生に関する技術。
汚泥・砂・砂利等を、流送する場合、サンドポンプ・スリラーポンプ等専用のポンプを使っているが、これらポンプはインペラの回転で流送しているので、流送物の粒径に制限があり、又インペラに流送物が絡まったり、詰まったりし、其れを取り除く作業に時間が掛かり、稼動率が下がるばかりでなく、作業能率を上げるため噴射水流の圧力又は流速を上げるとノズル周辺にキャピテーション現象が生じ吸引の低下や、砂・砂利・礫等でインペラ、ケーシング等の磨耗が激しく、障害になっていました。
又深度の作業は不可能で、出来たとしても大掛かりの装置が必要で汚泥や、砂利の中での作業は不可能でした。
又水中ポンプは電源が水中に入る為、危険が伴い、しかも形状が大きく重量が重いので作業及び運搬、設置に苦労が伴った。
又深度の作業は不可能で、出来たとしても大掛かりの装置が必要で汚泥や、砂利の中での作業は不可能でした。
又水中ポンプは電源が水中に入る為、危険が伴い、しかも形状が大きく重量が重いので作業及び運搬、設置に苦労が伴った。
しかしながら、以上の技術によれば、従来のポンプがインペラの回転により吸い上げ流送するので、それに絡まり、詰まったりする事を少なくすることをする課題、
キャピテーションを解消し、噴射水流に高圧高速水流が利用可能になる様にする課題、
インペラ、ケーシングの磨耗による装置の寿命の課題
吸い上げ流送する物の制約を少なくする課題
装置の形状の小型化、重量を軽くする課題
水深の深いところの作業を可能にする課題、
電気的による危険の発生を少なくする課題
汚泥・砂利の中に埋もれても作業が出来るようにする課題、
凝集沈降剤の散布の手数を少なくする課題、
以上の問題を解決する事を課題とする。
キャピテーションを解消し、噴射水流に高圧高速水流が利用可能になる様にする課題、
インペラ、ケーシングの磨耗による装置の寿命の課題
吸い上げ流送する物の制約を少なくする課題
装置の形状の小型化、重量を軽くする課題
水深の深いところの作業を可能にする課題、
電気的による危険の発生を少なくする課題
汚泥・砂利の中に埋もれても作業が出来るようにする課題、
凝集沈降剤の散布の手数を少なくする課題、
以上の問題を解決する事を課題とする。
以上の課題を解決するために、
第一発明は、流送管内に高速水流を、噴射し、負圧を発生させ、噴射ノズルの先端部から、噴射水流の負圧を利用して、空気を吸入させる様にする、
第二発明は、噴射ノズルを流送管の軸に対し角度を付けて設け、其れを流送管の円周に設ける。又本ポンプを流送管の直線部に設ける。
第三発明は、凝集沈降剤は定量供給装置を使用して、適宜、負圧発生水流に混合する。
第一発明は、流送管内に高速水流を、噴射し、負圧を発生させ、噴射ノズルの先端部から、噴射水流の負圧を利用して、空気を吸入させる様にする、
第二発明は、噴射ノズルを流送管の軸に対し角度を付けて設け、其れを流送管の円周に設ける。又本ポンプを流送管の直線部に設ける。
第三発明は、凝集沈降剤は定量供給装置を使用して、適宜、負圧発生水流に混合する。
第一発明は、従来のポンプでは、作業能率を増大させる為、負圧発生用の噴射水の速度を上げると、ノズル外周辺にキャピテーション現象が生じ、吸い上げ,流送効率の激減や、ノズル侵食が起こります、ノズルの先端部から、噴射水流の負圧を利用して、空気を吸入させる事により、キャピテーションが解消され、加圧制限が解消し、超高圧、高流速による運転が可能になり作業効率が著しく向上出来る、またノズル及びその周辺の磨耗が解消される。
第二発明は、噴射水流により発生する負圧を高める為、噴射ノズルを流送管の軸に対し角度をつけて設け、其れを流送管の円周に設ける事より,噴射水流にサイクロン水流(旋回水流)を起こさせる、その為吸上流送効率は向上し作業能率があがる。
又流送管の直線部に設けることにより、流送に抵抗が無くポンプ等の効率がよい、第三発明は、水分と汚泥の分離を促進するため、凝集沈降剤は定量供給装置を使用して、適宜、負圧発生水流に混合する、その事により従来浚渫後手動で散布していた手間が省ける
第二発明は、噴射水流により発生する負圧を高める為、噴射ノズルを流送管の軸に対し角度をつけて設け、其れを流送管の円周に設ける事より,噴射水流にサイクロン水流(旋回水流)を起こさせる、その為吸上流送効率は向上し作業能率があがる。
又流送管の直線部に設けることにより、流送に抵抗が無くポンプ等の効率がよい、第三発明は、水分と汚泥の分離を促進するため、凝集沈降剤は定量供給装置を使用して、適宜、負圧発生水流に混合する、その事により従来浚渫後手動で散布していた手間が省ける
この発明の一実施形態を、図1に示す。
流送管1と吸入管2を負圧発生装置3に固着させ、その負圧発生装置3の中に高速水流を流送管1の中に吹き込む様に、負圧発生用水流ノズル4を流送管1の円周に流送管1の流送方向に対し角度を付け多数設ける、又発生する負圧を利用して空気吸入用ノズル5を流送管1の円周に流送管に向けて多数設ける。負圧発生装置3には負圧発生用水流接続口6と空気吸入用接続口7を設ける。
流送管1と吸入管2を負圧発生装置3に固着させ、その負圧発生装置3の中に高速水流を流送管1の中に吹き込む様に、負圧発生用水流ノズル4を流送管1の円周に流送管1の流送方向に対し角度を付け多数設ける、又発生する負圧を利用して空気吸入用ノズル5を流送管1の円周に流送管に向けて多数設ける。負圧発生装置3には負圧発生用水流接続口6と空気吸入用接続口7を設ける。
吸引物の通過経路に回転部、その他の突起物が無いので、今まで最大の課題であったサクション部、ポンプ自体の詰まりが無く、吸入口の90%までの大きさの物なら、汚泥、砂、砂利、礫、木片、ビニール、ロープ等総て吸引流送することが可能です。
従来のサンドポンプにより、汚泥や砂、砂利、等を汲み上げる場合、ポンプが汚泥や砂に中に埋まるとトラブルが生じます、本装置は汚泥や砂の中に埋まった状態の方が効率良く汲み上げることが出来ます。
動力源の負圧発生用ポンプの中を汚泥、砂、砂利、礫等は通過しませんので、ポンプ等の吸引物による磨耗はありません。
固〔汚泥、砂等〕、気〔空気〕、液〔水〕の三相流により流送管内に空気のクッションを作ることにより、本装置独特の流送状態が生じ、流送回路の磨耗が少なくなる。
本装置を流送回路に間隔を置いて設置することにより水深が深くても、長距離流送も可能です。
電気関係が地上にあるので整備も楽で危険が少ない。
従来のサンドポンプにより、汚泥や砂、砂利、等を汲み上げる場合、ポンプが汚泥や砂に中に埋まるとトラブルが生じます、本装置は汚泥や砂の中に埋まった状態の方が効率良く汲み上げることが出来ます。
動力源の負圧発生用ポンプの中を汚泥、砂、砂利、礫等は通過しませんので、ポンプ等の吸引物による磨耗はありません。
固〔汚泥、砂等〕、気〔空気〕、液〔水〕の三相流により流送管内に空気のクッションを作ることにより、本装置独特の流送状態が生じ、流送回路の磨耗が少なくなる。
本装置を流送回路に間隔を置いて設置することにより水深が深くても、長距離流送も可能です。
電気関係が地上にあるので整備も楽で危険が少ない。
流送管内に高速水流を噴射し、その負圧を利用して汚泥・砂利・礫等を吸入流送するポンプにおいて、その負圧を高める為、射噴ノズルを流送管の軸に対し角度を付けず、其れを流送管の円周に設け,噴射水流に旋回水流を起こさせ無くても良い、
1 流送管 2 吸入管
3 負圧発生装置 4 負圧発生用水流ノズル
5 空気吸入用ノズル 6 負圧発生用水流接続口
7 空気吸入用接続口 8 負圧発生用高圧ポンプ
9 凝集沈降剤定量供給装置 10 負圧発生用高圧ポンプ一次水取入口
11 負圧発生用高圧水流管 12 空気取入口
13 水中ポンプ 14 排水ホース
15 水中ポンプ電源コード
3 負圧発生装置 4 負圧発生用水流ノズル
5 空気吸入用ノズル 6 負圧発生用水流接続口
7 空気吸入用接続口 8 負圧発生用高圧ポンプ
9 凝集沈降剤定量供給装置 10 負圧発生用高圧ポンプ一次水取入口
11 負圧発生用高圧水流管 12 空気取入口
13 水中ポンプ 14 排水ホース
15 水中ポンプ電源コード
Claims (3)
- 流送管内に高速水流を噴射し、その負圧を利用して、汚泥・砂・砂利・礫等を吸入流送するポンプにおいて、キャピテーション解消の為、噴射ノズルの先端部から、噴射した高速水流によって発生する負圧を利用して、空気を吸入するようにしたことを特徴としたポンプ。
- 流送管内に高速水流を噴射し、その負圧を利用して汚泥・砂利・礫等を吸入流送するポンプにおいて、その負圧を高める為、射噴ノズルを流送管の軸に対し角度を付け、其れを流送管の円周に設ける事より,噴射水流に旋回水流を起こさせ、其の設置場所は流送管の直線部分に設けたことを特徴としたポンプ。
- 流送管内に高速水流を噴射し、その負圧を利用して、汚泥・砂、砂利・礫等を吸入し、流送するポンプにおいて、汚泥中に含まれる、水分と汚泥の分離を促進するため、負圧発生用高速水流に適宜、凝集沈降剤を混合することを特徴としたポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003305414A JP2005048756A (ja) | 2003-07-28 | 2003-07-28 | 浚渫ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003305414A JP2005048756A (ja) | 2003-07-28 | 2003-07-28 | 浚渫ポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005048756A true JP2005048756A (ja) | 2005-02-24 |
Family
ID=34269309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003305414A Pending JP2005048756A (ja) | 2003-07-28 | 2003-07-28 | 浚渫ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005048756A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100416111C (zh) * | 2005-08-12 | 2008-09-03 | 章恒荣 | 一种气动喷射泵 |
CN102192159A (zh) * | 2010-03-03 | 2011-09-21 | 张意立 | 超小孔径深井吸水设备 |
WO2013108131A1 (en) * | 2012-01-16 | 2013-07-25 | Baggerwerken Decloedt En Zoon | Suction head for a dredging vessel and the related method |
CN107485897A (zh) * | 2017-09-30 | 2017-12-19 | 绿源(北京)环保设备股份有限公司 | 提砂装置及砂水分离系统 |
-
2003
- 2003-07-28 JP JP2003305414A patent/JP2005048756A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN100416111C (zh) * | 2005-08-12 | 2008-09-03 | 章恒荣 | 一种气动喷射泵 |
CN102192159A (zh) * | 2010-03-03 | 2011-09-21 | 张意立 | 超小孔径深井吸水设备 |
WO2013108131A1 (en) * | 2012-01-16 | 2013-07-25 | Baggerwerken Decloedt En Zoon | Suction head for a dredging vessel and the related method |
CN107485897A (zh) * | 2017-09-30 | 2017-12-19 | 绿源(北京)环保设备股份有限公司 | 提砂装置及砂水分离系统 |
CN107485897B (zh) * | 2017-09-30 | 2023-08-15 | 绿源(北京)环保设备股份有限公司 | 提砂装置及砂水分离系统 |
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