JP2005047571A - 被処理体の自動解包処理システムおよび搬送トレイ - Google Patents

被処理体の自動解包処理システムおよび搬送トレイ Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明の課題は、包装された棒状容器等の被処理体を、自動的に解包して処理装置へ入出庫し得るとともに、処理装置内に高収納率で載置することが可能である被処理体の自動解包処理システムおよび搬送トレイを提供することにある。
【解決手段】 本発明の請求項1に関わる被処理体の自動解包処理システムは、包装体H1内に包装され、ホルダh1に脱着可能に装着された被処理体1を解包し取出して処理する被処理体の自動解包処理システムであって、包装体H1を自動解包手段kを用いて解包し、被処理体1を装着したホルダh1を第1取出しロボットR1により取出す工程と、被処理体1をホルダh1から取外しロボットR2により取外す工程と、被処理体1を搬送トレイT上に整列ロボットR3により載置する載置工程と、被処理体1を収納した搬送トレイTをトレイ積載ロボットR4により複数段に積載する工程と、積載された搬送トレイTを自動走行台車3aによって処理装置Sに搬入する工程とを含んで成ることを特徴としている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、包装された注射器、試験管等の被処理体を解包して処理を遂行する被処理体の自動解包処理システムおよび搬送トレイに関する。

従来、滅菌が必要である注射器、試験管等の棒状容器は、製造業者から納入先の薬品メーカー等に、プラスチック製のホルダに複数保持されるとともに包装用のポリ袋に包装された状態で納品されている。
納品された棒状容器を滅菌するためには、まず、棒状容器が保持されたホルダを、ポリ袋から取出す開包作業が手作業により行われている。
その後、棒状容器をホルダから取り外す装置については、棒状容器をレールに挟んだ状態でホルダをエアーシリンダーを用いて引き下げる装置が考えられる。
棒状容器を滅菌するに際しては、箱型の滅菌装置内において棒状容器をトレイに並置した状態で滅菌が行われている。
上記トレイは、棒状容器の形状が注射器のように段差を有している場合、その段差を利用してガイドレールや円形の穴で引っ掛けて棒状容器を宙吊りにして載置する構成のものが用いられている。
或いは、注射器工場に滅菌袋(気体が透過できる不織布の付いた袋)に包装されて入荷し、そのまま人手により滅菌装置に入庫するのが通例である。
また、棒状容器が載置されるトレイは、滅菌装置において段積みされて滅菌が行われるが、段積みは昇降機構を利用した自動機械で行うか、又は、人手により行われている。
上述以外の文献公知発明として、下記の特許文献1が開示されている。
特開平2000−292号公報
ところで、棒状容器が装着されたホルダをポリ袋から取出すことが人手で行われているため、塵埃を被ったり菌による汚染の可能性がある。
さらに、滅菌装置への入出庫は人手により行われており、このように人手の作業が工程に介在する場合、作業者が無塵衣を着用していても塵埃と菌による汚染の可能性が潜在する。
さらに、従来のトレイの構成、および棒状容器が滅菌袋に入った状態の滅菌作業においては、滅菌装置内における棒状容器の収納効率が低いという問題がある。
加えて、棒状容器をホルダに取り付けてポリ袋で包装する作業は人手で行われているため、棒状容器のホルダケース内への収納状態にはバラツキが生じ、厳密な精度が要求される自動機械での解包作業は不向きであるという不都合がある。
本発明は上記実状に鑑み、包装された棒状容器等の被処理体を、自動的に解包して処理装置へ入出庫し得るとともに、処理装置内に高収納率で載置することが可能である被処理体の自動解包処理システムおよび搬送トレイの提供を目的とする。
上記目的を達成するべく、本発明の請求項1に関わる被処理体の自動解包処理システムは、包装体内に包装され、ホルダに脱着可能に装着された被処理体を解包し取出して処理する被処理体の自動解包処理システムであって、包装体を自動解包手段を用いて解包し、被処理体を装着したホルダを第1取出しロボットにより取出す工程と、被処理体をホルダから取外しロボットにより取外す工程と、被処理体を搬送トレイ上に整列ロボットにより載置する載置工程と、被処理体を収納した搬送トレイをトレイ積載ロボットにより複数段に積載する工程と、積載された搬送トレイを自動走行台車によって処理装置に搬入する工程とを含んで成ることを特徴としている。
本発明の請求項2に関わる被処理体の自動解包処理システムは、包装体内に包装され、ホルダに脱着可能に装着された被処理体を解包し取出して処理する被処理体の自動解包処理システムであって、包装体を自動解包手段を用いて解包し、被処理体を装着したホルダを第1取出しロボットにより取出す工程と、被処理体をホルダから取外しロボットにより取外す工程と、被処理体を搬送トレイ上に整列ロボットにより載置する載置工程と、被処理体を収納した搬送トレイをトレイ積載ロボットにより複数段に積載する工程と、積載された搬送トレイを自動走行台車によって処理装置に搬入する工程と、処理装置において積載された搬送トレイ上の被処理体を処理する工程と、処理装置から積載された搬送トレイを自動走行台車によって搬出する工程と、自動走行台車上に積載された搬送トレイを、段ばらしロボットにより個別の搬送トレイ毎に載置する工程と、搬送トレイ上の被処理体を第2取出しロボットで取出す工程とを含んで成ることを特徴としている。
本発明の請求項3に関わる被処理体の自動解包処理システムは、請求項1または請求項2に記載の被処理体の自動解包処理システムにおいて、載置工程において、被処理体は搬送トレイ上に互いに千鳥状に載置されることを特徴としている。
本発明の請求項4に関わる被処理体の自動解包処理システムは、請求項1から請求項3のうちの何れか一項に記載の被処理体の自動解包処理システムにおいて、載置工程において、各被処理体は上下方向に傾いて搬送トレイ上に載置されることを特徴としている。
本発明の請求項5に関わる搬送トレイは、包装体内に包装され、ホルダに脱着可能に装着された被処理体を解包し取出して処理する被処理体の自動解包処理システムに用いられる搬送トレイであって、周囲を取り囲む枠体と、枠体内に配設され、被処理体が保持される波底部を有する波状の線材が上部に接合された丸棒の第1支持体と、枠体内に第1支持体との間に上下方向に貫通する空間を有して配設されるとともに、被処理体が第1支持体より下方で保持される波底部を有する波状の線材が上部に接合された丸棒の第2支持体と、枠体内に第2支持体との間に上下方向に貫通する空間を有して配設され、被処理体を支持する丸棒の第3支持体とを具えることを特徴としている。
本発明の請求項6に関わる搬送トレイは、請求項5に記載の搬送トレイにおいて、汎用ロボットがチャックするための突状部と、搬送トレイが複数段に積載された際に他の搬送トレイの突状部が収納される収納凹部とを具え、一の搬送トレイの突状部を他の搬送トレイの対応する収納凹部に収納して複数段積載して使用することを特徴としている。
本発明の請求項1に関わる被処理体の自動解包処理システムによれば、包装された被処理体を解包して処理装置に搬入する一連の工程を無人化したので、被処理体が塵埃や菌により汚染されることが防止される。
また、無人化により人手作業のスペースが必要なく、作業スペースを縮小できる。
本発明の請求項2に関わる被処理体の自動解包処理システムによれば、包装された被処理体を解包して処理する一連の工程を無人化したので、被処理体が塵埃や菌により汚染されることが防止される。
また、無人化により人手作業のスペースが必要なく、作業スペースを縮小できる。
本発明の請求項3に関わる被処理体の自動解包処理システムによれば、載置工程において、被処理体は搬送トレイ上に互いに千鳥状に載置されるので、上下方向の通風性が良く被処理体に対する処置が良好に行われる。
本発明の請求項4に関わる被処理体の自動解包処理システムによれば、載置工程において、各被処理体は上下方向に傾いて搬送トレイ上に載置されるので、水平方向の通風性が良く被処理体に対する処置が良好に行われる。
また、傾いた被処理体の表面から液体を下方に円滑に流出させることが可能である。
本発明の請求項5に関わる搬送トレイによれば、第1支持体と第2支持体と第3支持体とのそれぞれの間には空間が形成され、また、波状の線材と丸棒との間にも空間が形成されるので、通風性が良く、被処理体に対する処置が良好に行われる。
また、搬送トレイは、被処理体が保持される波底部を有する波状の線材が上部に接合された丸棒の第1支持体と、被処理体が第1支持体より下方で保持される波底部を有する波状の線材が上部に接合された丸棒の第2支持体とを具えるので、被処理体を上下方向に傾けて載置することができ、搬送トレイ内の水平方向の通風性が良好である。
また、傾いて載置された被処理体の表面から、液体を下方に円滑に流出させることができる。
また、第1支持体、第2支持体における丸棒および波状の線材は、その表面を液体が流れ易く、搬送トレイから液体を良好に排出することができる。
また、搬送トレイの下方部には第1支持体、第2支持体、第3支持体の丸棒の下方の空間が形成されるので、搬送トレイを複数段に積載した際に搬送トレイに載置された被処理体が上方に突き出しても、上に積載された搬送トレイの下方部の空間に収納されるため、被処理体を、積載された搬送トレイ内に高密度にコンパクトに収納可能である。
本発明の請求項6に関わる搬送トレイによれば、汎用ロボットがチャックするための突状部と、搬送トレイが複数段に積載された際に他の搬送トレイの突状部が収納される収納凹部とを具えるので、搬送トレイを複数段に積載することが可能である。
また、汎用ロボットが搬送トレイの突状部をチャックして搬送トレイを運搬でき、搬送トレイを複数段に積載する工程を自動化できる。
以下、実施例を示す図面に基づいて、本発明を詳細に説明する。
本実施例では、注射器型医薬品工場において、包装された注射器、試験管等を滅菌処理するシステムについて説明する。
図1は、包装された注射器、試験管等の棒状容器(被処理体)1をポリ袋pの包装から解包する工程を経時的(図1において左から右へ)に示した概念的側面図である。
図1の最左方図に示すように、注射器、試験管等の棒状容器1は、プラスチック製のホルダh1に複数本、脱着可能に嵌め込まれるとともに、プラスチック製のホルダケースh2に収納された状態でポリ袋p内に包装され、包装体H1として納品されている。
棒状容器1は、所定のラインを搬送されつつ、解包され滅菌処理の工程が行われるが、その工程の概要は、以下の通りである。
包装された棒状容器1は、包装が解かれ、搬送トレイT(後述)上に載置される。
その後、棒状容器1が載置された搬送トレイTは、複数段に積載されて滅菌装置(処理装置)S(図3(b)参照)内に搬入され、滅菌装置S内において搬送トレイTに収納された棒状容器1が高圧蒸気により滅菌処理される。
滅菌後、複数段に積載され、棒状容器1が収納された搬送トレイTは、滅菌装置Sから搬出され、積載された複数の搬送トレイTは、個別の搬送トレイT毎にコンベアc5(後述)上に載置される。
そして、搬送トレイTから棒状容器1が取出され、その後の無菌区域内における薬液の充填等の工程に引き継がれる。
次に、棒状容器1の滅菌処理に際して用いられる搬送トレイTについて説明する。
搬送トレイTは、上面図の図5(a)、前側面図の図5(b)、横側面図の図5(c)に示すように、周囲を取り囲んでステンレス鋼板が立設して接合され、枠体wを形成している。
枠体w内には、図6(a)に示すように、棒状容器1が載置され保持される波底部d11を有する波状の線材d1が上部に接合されたステンレス製の丸棒の第1支持体m1が複数、配設されている。
さらに、枠体w内には、図6(b)に示すように、第1支持体m1との間に上下方向に貫通する空間を有してやや下方に、上部に棒状容器1が載置され保持される波底部(凹部)を有する波状の線材d2が接合されたステンレス製の丸棒の第2支持体m2が複数、配設されている。
なお、第2支持体m2の線材d2は、図6(a)に示す第1支持体m1における線材d1と同様な波状の形状を有するものである。
また、枠体w内には、第2支持体m2との間に上下方向に貫通する空間を有してステンレス製の丸棒の第3支持体m3が配設されており、第3支持体m3は、その外表面で棒状容器1を支持する。(図7(b)参照)
ここで、図5(b)に示すように、第1支持体m1における線材d1は、第2支持体m2における線材d2より上方に位置しており、円筒状の棒状容器1が、第1支持体m1における線材d1の波底部d11および第2支持体m2における線材d2の波底部上に載置された場合は、図7(b)に示すように、棒状容器1の第1支持体m1に支持される箇所が第2支持体m2に支持される箇所よりも上方に位置し、棒状容器1が上下方向に傾いて載置される。
また、図5に示すように、枠体wの4隅部には、それぞれチャック部台座e1が三角柱の形状を呈して設けられており、各チャック部台座e1の上面にはロボットがチャッキングするための突状部e2が、短径部e21を有した所定の形状を呈して立設されている。
また、各チャック部台座e1の下部には、搬送トレイTが複数段に積載された際に他の搬送トレイTの突状部e2が収納される収納凹部e3が凹設されている。
このように、搬送トレイTに突状部e2、収納凹部e3を設けることにより、一の搬送トレイTの4つの突状部e2を、それぞれ他の搬送トレイTの対応する収納凹部e3に嵌入することにより、搬送トレイTを複数段に積載することが可能となる。
なお、第1支持体m1、第2支持体m2、第3支持体m3の下方には、搬送トレイTの強度を保つために、ステンレス製の丸棒の補強材n、nが、2本固設されている。
次に、包装された棒状容器1を滅菌処理する一連の工程について、順をおって説明する。
図1の左図に示すように、複数の棒状容器1がホルダh1に嵌め込まれるとともにホルダケースh2に覆われ、ポリ袋pに包装された包装体H1は、まず、コンベアc1上に載置される。
包装体H1は、コンベアc1によって右方へ搬送され、ポリ袋pの前端部p1が、超音波振動カッター、伝熱線カッター等の自動解包手段kによって切断され、包装体H1が解包される。
続いて、コンベアc2上に移送された包装体H1は、ポリ袋pの後端部p2が装置osにより挟んで抑えられ、第1取出しロボットR1により、棒状容器1が装着されたホルダh1とこれを覆うホルダケースh2とから成る組付け体H2が、ポリ袋p内から取出され、コンベアc3上に載置される。
そして、第1取出しロボットR1により、組付け体H2からホルダケースh2が外された後、矢印方向に移送され、ホルダh1に不規則に装着された棒状容器1が、整列装置r1により所定の整列位置に整列される。
続いて、取外しロボットR2によって、棒状容器1がホルダh1から取外される。
そして、複数の棒状容器1を、整列装置r2により、搬送トレイTに収納できる所定間隔のピッチに調整し整列する。
その後、汎用6軸ロボットである整列ロボットR3により、整列された複数の棒状容器1を、概念的上面図の図2(a)に示すコンベアc4によって矢印方向に移送される搬送トレイT上に、上面図の図7(a)に示すように、互いに千鳥状に載置する。
この際、各棒状容器1は、図7(b)に示すように、搬送トレイTにおける第1支持体m1の線材d1の波底部d11および第2支持体m2の線材d2の波底部上に載置されて保持されるとともに、その下方部は第3支持体m3に当接して支持される。
続いて、複数の棒状容器1が収納された搬送トレイT1は、コンベアc4により搬送され、概念的側面図の図2(b)に示す汎用6軸ロボットであるトレイ積載ロボットR4によって搬送トレイT1の突状部e2がチャッキングされ、概念的側面図の図2(c)に示すように、積みつけ台2上に載置される。
続いて、複数の棒状容器1が収納された搬送トレイT2の突状部e2をトレイ積載ロボットR4がチャッキングして搬送トレイT2を運び、概念的側面図の図2(d)に示すように、搬送トレイT1の突状部e2を対応する搬送トレイT2の収納凹部e3内に収納することにより、搬送トレイT2を搬送トレイT1上に積載する。
同様にして、トレイ積載ロボットR4により、複数の棒状容器1が収納された搬送トレイT3を搬送トレイT2上に積載し、さらに、複数の棒状容器1が収納された搬送トレイT4を搬送トレイT3上に積載する。
積みつけ台2上に積載され、棒状容器1が収納された搬送トレイT1、T2、T3、T4は、有軌道自動走行台車3a(概念的側面図の図3(a)参照)により、概念的側面図の図3(b)に示すように、滅菌装置S内に搬入される。
続いて、滅菌装置S内において、積載された搬送トレイTi(i=1、2、3、…)に収納される棒状容器1が、高圧蒸気により滅菌処理が行われる。
滅菌作業においては、図7に示すように、棒状容器1が搬送トレイTi上に互いに千鳥状に、且つ上下方向に傾いて載置されるので、搬送トレイTi内の通風性は良好である。
また、各搬送トレイTiにおける第1支持体m1、第2支持体m2、第3支持体m3は、互いに空間を有して離間して隣接するため、複数の搬送トレイTiが複数段に積載されていても上下方向の通風性は良好である。
また、搬送トレイTiにおける枠体w内の第1支持体m1、第2支持体m2、第3支持体m3は、丸棒と線材であるため、蒸気が液化しても水滴がその表面を円滑に流れ搬送トレイTiから落下する。
従って、滅菌装置S内における棒状容器1の滅菌処理は、良好に遂行される。
滅菌処理が終了すると、複数段に積載され、棒状容器1を収納した搬送トレイTiは、有軌道自動走行台車3b(概念的側面図の図3(c)参照)によって、滅菌装置S内から搬出される。
続いて、概念的側面図の図4(a)に示すように、積みつけ台2上に複数段に積載され、棒状容器1を収納した搬送トレイTi(i=1、2、3、4)から、概念的側面図である図4(b)に示すように、まず、最上部の搬送トレイT4が、汎用6軸ロボットである段ばらしロボットR5により、その突状部e2がチャッキングされ運ばれ、概念的上面図である図4(c)に示すように、矢印方向に移送されるコンベアc5上に載置される。
続いて、積みつけ台2上の最上部の搬送トレイT3が、その突状部e2がチャッキングされ運ばれ、コンベアc5上に載置される。
同様に、積みつけ台2上の搬送トレイT2がコンベアc5上に載置され、続いて、積みつけ台2上の搬送トレイT1がコンベアc5上に載置される。
次に、コンベアc5によって搬送される搬送トレイT4上から、概念的側面図の図4(d)に示す第2取出しロボットR6により、棒状容器1が取り出され、概念的側面図の図4(e)に示すように、所定ピッチpに調整される。
同様に、コンベアc5によって搬送される搬送トレイT3上から、第2取出しロボットR6より、棒状容器1が取り出され、所定ピッチpに調整される。
同様に、コンベアc5によって、逐次、搬送される搬送トレイT2、T1上から、第2取出しロボットR6より棒状容器1が取り出され、所定ピッチpに調整される。
上記構成によれば、包装体H1を解包して棒状容器1を取出す作業を無人化し、また、棒状容器1を収納した搬送トレイTを、複数段に積載する作業を無人化すること等により、包装された棒状容器1を解包し滅菌処理する一連の工程の無人化を実現した。
そのため、棒状容器1が塵埃と菌により、汚染されることが防止される。
また、無人化により、人手の作業スペースが必要なく、高圧蒸気滅菌機寸法が2/3から1/2程度に縮小できる。
また、汎用ロボットを採用することにより、工程の自動化を安価に実現できる。
また、上述の搬送トレイTは、波状の線材d1が接合された丸棒の第1支持体m1と、波状の線材d2が接合された丸棒の第2支持体m2と、丸棒の第3支持体m3とを具えて構成され、第1支持体m1、第2支持体m2、第3支持体m3間には上下に貫通する空間を有するため、蒸気が円滑に流れ対流が滞ることがなく円滑な処理が可能である。
また、第1支持体m1、第2支持体m2、第3支持体m3は、それぞれ丸棒が用いられるので、蒸気が液化した水滴が、第1支持体m1、第2支持体m2、第3支持体m3の表面を円滑に流れ、搬送トレイTから良好に落下する。
さらに、棒状容器1を保持するのは、第1支持体m1の波状の線材d1および第2支持体m2の波状の線材d2であるため、蒸気の流通が良好である。
また、各搬送トレイTは、丸棒を用いた第1支持体m1、第2支持体m2、第3支持体m3を具えるため、その下方部に空間が形成される。
そのため、搬送トレイTが積載された際に、各搬送トレイTに載置された棒状容器1が上方に突出して載置されても、棒状容器1の突出し部分が、上に積載された搬送トレイTの下方部の空間に収納され、上方の搬送トレイTに当接することがない。
そのため、積載された搬送トレイT内に、棒状容器1を、単位体積当りの収納率が高く収納することが可能であり、コンパクトな収納が可能である。
また、搬送トレイTに、短径部e21を有する突状部e2を形成したため、汎用ロボットでチャッキングすることが可能で、搬送トレイTを汎用ロボットで扱える。
さらに、搬送トレイの突状部e2は、上方に積載される他の搬送トレイにおける対応する収納凹部e3内に収納されるため、搬送トレイTをコンパクトに積載することが可能である。
なお、上述の実施例においては、上記突状部e2、収納凹部e3を搬送トレイTの4隅に形成する構成としたが、必ずしも搬送トレイTの4隅に形成しなくともよい。
また、上述の実施例においては、搬送トレイTに突状部e2、収納凹部e3を4つ形成する構成したが、突状部e2、収納凹部e3を、少なくとも3つ形成すれば、搬送トレイTは、汎用ロボットにより容易に傾くことなく水平状を保ったままチャッキングされ、搬送トレイTを水平状態を保って運搬することができる。
また、上述の実施例においては、搬送トレイTに突状部e2を上方に形成し、収納凹部e3を下方に形成する構成としたが、突状部e2を搬送トレイTの下方に形成し、収納凹部e3を搬送トレイTの上方に形成する構成としてもよい。
また、第1支持体m1、第2支持体m2、第3支持体m3は、丸棒を用いたが、それに限定されることはなく、上方にのみ円弧状断面を有する形状の部材を用いることも可能であり、丸棒以外の他の形状の部材を適宜、選択してもよい。
また、第1支持体m1、第2支持体m2における棒状容器1の保持部は、第1支持体m1、第2支持体m2に接合される波状の線材の波底部としたが、線材に代替して凹部が形成された板状の部材を用いることも可能であり、棒状容器1が保持される凹部が形成されれば、波状の線材が接合された丸棒以外のその他の形状の部材を採用してもよい。
上述の実施例では、注射器型医薬品製造工場における高圧蒸気滅菌装置で処理する例を例示したが、滅菌装置以外にも、熱風乾燥機、ガス滅菌機、高周波滅菌機、凍結乾燥機等のその他の処理装置にも適宜、適用可能である。
例えば、注射器型医薬品は無菌化が必須であり、注射器としての資材を受け入れた後に、工場内で高温乾燥熱風による滅菌操作にも適用できる。
それ以外に、棒状ペレットを箱型の処理装置内で乾燥等を行う工場など、棒状ペレットを接触させずに処理装置で操作したいような場合に適用可能である。
また、試験管を利用する前の無菌化や、試験管の使用後の感染性物質の無害化設備に適用でき、試験管を大量に使用する研究所又は工場で使用可能である。
上述の例を含め、本発明に関わる被処理体の自動解包処理システムおよび搬送トレイの適用技術分野としては、主要なものとして医薬品関連工場における注射器、試験管類の自動滅菌ラインや保管設備が挙げられる。
本発明の実施可能例を例示すると、以下のものが考えられる。
・注射器型医薬品製造工場における注射器の充填前滅菌操作、および充填後滅菌操作。
・注射器製造工場における注射器の出荷前滅菌操作。
・試験管製造工場における試験管の出荷前滅菌操作。
・研究所における試験管類の使用前滅菌操作、および試験管類の使用後感染性物質無害化操作。
・病院における注射器、試験管類の使用前滅菌操作、および使用後感染性物質無害化操作 …等々
に適用可能であり、上述以外の場合にも、本発明を有効に適用し得ることは言うまでもない。
本発明に関わる被処理体の自動解包処理システムの実施例の工程を経時的に示した概念的側面図。 (a)、(b)、(c)、および(d)は、本発明の実施例の工程における棒状容器が収納された搬送トレイを搬送するコンベアの概念的上面図、棒状容器が収納された搬送トレイを運び積載するトレイ積載ロボットの概念的側面図、棒状容器が収納された搬送トレイを積みつけ台上に載置した状態の概念的側面図、および棒状容器が収納された搬送トレイを積みつけ台上に積載した状態の概念的側面図。 (a)、(b)、および(c)は、本発明の実施例の工程における入庫用の有軌道自動走行台車の概念的側面図、滅菌装置における棒状容器の滅菌処理の状態を示す概念的側面図、および出庫用の有軌道自動走行台車の概念的側面図。 (a)、(b)、(c)、(d)、および(e)は、本発明の実施例の工程における棒状容器を収納して積みつけ台上に複数段に積載された搬送トレイを示す概念的側面図、棒状容器を収納した搬送トレイを運び段ばらしする段ばらしロボットを示す概念的側面図、棒状容器を収納した搬送トレイを搬送するコンベアを示す概念的上面図、搬送トレイ上から棒状容器を取出す第2取出しロボットを示す概念的側面図、および所定ピッチに調整された棒状容器を示す概念的側面図。 (a)、(b)、および(c)は、本発明の実施例における搬送トレイを示す上面図、前側面図、および横側面図。 (a)および(b)は、図5(a)に示す搬送トレイのA−A線断面図およびB−B線断面図。 (a)および(b)は、本発明の実施例における搬送トレイ上に棒状容器を載置した状態を示す上面図、および(a)図のC−C線断面図。
符号の説明
1…棒状容器(被処理体)、
3a、3b…自動走行台車、
d1、d2…波状の線材、
d11…波状の線材の波底部、
e2…突状部、
e3…収納凹部、
H1…包装体、
H2…組付け体、
h1…ホルダ、
h2…ホルダケース、
k…超音波振動カッター、伝熱線カッター(自動解包手段)、
m1…第1支持体、
m2…第2支持体、
m3…第3支持体、
R1…第1取出しロボット、
R2…取外しロボット、
R3…整列ロボット、
R4…トレイ積載ロボット(汎用ロボット)、
R5…段ばらしロボット(汎用ロボット)、
R6…第2取出しロボット、
S…滅菌装置(処理装置)、
T、Ti(i=1、2、3、4、…)…搬送トレイ、
w…枠体。

Claims (6)

  1. 包装体内に包装され、ホルダに脱着可能に装着された被処理体を解包し取出して処理する被処理体の自動解包処理システムであって、
    前記包装体を自動解包手段を用いて解包し、被処理体を装着した前記ホルダを第1取出しロボットにより取出す工程と、
    前記被処理体を前記ホルダから取外しロボットにより取外す工程と、
    前記被処理体を搬送トレイ上に整列ロボットにより載置する載置工程と、
    前記被処理体を収納した搬送トレイをトレイ積載ロボットにより複数段に積載する工程と、
    前記積載された搬送トレイを前記自動走行台車によって処理装置に搬入する工程と
    を含んで成ることを特徴とする被処理体の自動解包処理システム。
  2. 包装体内に包装され、ホルダに脱着可能に装着された被処理体を解包し取出して処理する被処理体の自動解包処理システムであって、
    前記包装体を自動解包手段を用いて解包し、被処理体を装着した前記ホルダを第1取出しロボットにより取出す工程と、
    前記被処理体を前記ホルダから取外しロボットにより取外す工程と、
    前記被処理体を搬送トレイ上に整列ロボットにより載置する載置工程と、
    前記被処理体を収納した搬送トレイをトレイ積載ロボットにより複数段に積載する工程と、
    前記積載された搬送トレイを前記自動走行台車によって処理装置に搬入する工程と、
    前記処理装置において前記積載された搬送トレイ上の被処理体を処理する工程と、
    前記処理装置から前記積載された搬送トレイを自動走行台車によって搬出する工程と、
    前記自動走行台車上に積載された搬送トレイを、段ばらしロボットにより個別の搬送トレイ毎に載置する工程と、
    前記搬送トレイ上の被処理体を第2取出しロボットで取出す工程と
    を含んで成ることを特徴とする被処理体の自動解包処理システム。
  3. 前記載置工程において、前記被処理体は前記搬送トレイ上に
    互いに千鳥状に載置される
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の被処理体の自動解包処理システム。
  4. 前記載置工程において、各被処理体は上下方向に傾いて搬送トレイ上に載置される
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちの何れか一項に記載の被処理体の自動解包処理システム。
  5. 包装体内に包装され、ホルダに脱着可能に装着された被処理体を解包し取出して処理する被処理体の自動解包処理システムに用いられる搬送トレイであって、
    周囲を取り囲む枠体と、
    前記枠体内に配設され、被処理体が保持される波底部を有する波状の線材が上部に接合された丸棒の第1支持体と、
    前記枠体内に前記第1支持体との間に上下方向に貫通する空間を有して配設されるとともに、前記被処理体が前記第1支持体より下方で保持される波底部を有する波状の線材が上部に接合された丸棒の第2支持体と、
    前記枠体内に前記第2支持体との間に上下方向に貫通する空間を有して配設され、前記被処理体を支持する丸棒の第3支持体と
    を具えることを特徴とする搬送トレイ。
  6. 汎用ロボットがチャックするための突状部と、
    搬送トレイが複数段に積載された際に他の搬送トレイの突状部が収納される収納凹部とを具え、
    一の搬送トレイの前記突状部を他の搬送トレイの対応する前記収納凹部に収納して複数段積載して使用する
    ことを特徴とする請求項5に記載の搬送トレイ。
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