JP2005046855A

JP2005046855A - Method for manufacturing bottle can

Info

Publication number: JP2005046855A
Application number: JP2003203710A
Authority: JP
Inventors: Masahiro Hosoi; 正宏細井
Original assignee: Mitsubishi Materials Corp
Current assignee: Mitsubishi Materials Corp
Priority date: 2003-07-30
Filing date: 2003-07-30
Publication date: 2005-02-24
Anticipated expiration: 2023-07-30
Also published as: JP4260566B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To form a good curled part by which cap opening property and cap closing property of a cap are secured while securing the sealing performance between a bottle can and the cap. <P>SOLUTION: In a manufacturing method of the bottle can 1 on the base part 4 of which a screw part 6 is formed and also in which a curled part 7 is formed on the open end part 9 of the base part 4, a precurled part is formed by outward bending the open end part 9 of the base part 4, after that, the screw part 6 is formed and the curled part 7 is formed by working the precurled part of the open end part 9. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ボトル缶の口金部にキャップを被着させるためのねじ部が形成されたボトル缶の製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、飲料用の缶として広く使われているボトル缶は、アルミニウム製やその合金製の金属板を絞り加工（Ｄｒａｗｉｎｇ）し、更にこれをしごき加工（Ｉｒｏｎｉｎｇ）することによって形成される。
【０００３】
このようなボトル缶は、胴部と、先端側にいくほど漸次縮径されたテーパ部と、このテーパ部の先端側に形成された口金部とから、概ね形成されている。口金部には、径方向に膨出したかぶら部と、かぶら部の先端側に形成されたねじ部と、開口端部に形成されたカール部により構成されている。そして、上記のようなボトル缶の口金部に被着されるキャップの内面には、ライナが設けられている。そして、ボトル缶内に飲料物が装填され、キャップがボトル缶の口金部に被着されると、ライナとカール部とが密着して、ボトル缶内に飲料物を密封することになる。
このような、ボトル缶を形成するにあたり、下記特許文献１及び、特許文献２に記載されたボトル缶の製造方法がある。
【０００４】
特許文献１においては、口金部にねじ部を形成した後に、開口端部にカール部を形成する方法である。
また、特許文献２においては、ボトル缶の口金部の開口端部にカール部を形成した後に、口金部にねじ部を形成する方法である。
【０００５】
【特許文献１】
特開２０００−１９１００６号公報
【特許文献２】
特開２００２−１３７０３２号公報
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記特許文献１に提案されたボトル缶の製造方法においては、口金部の上端側開口縁にカール部を成形した後に、ねじ部が形成される。このため、ねじ形成時において、既に形成されたカール部が歪むおそれがある。このため、形成されたボトル缶の口金部に、キャップが被着されたとしても、キャップのライナとカール部との密接が十分でない部分が生じ、ボトル缶の密封性を確保することができないという問題があった。
また、上記特許文献２に記載されたボトル缶の製造方法においては、口金部にねじ部を形成した後に、カール部を形成する。このため、カール部の形成によって、既に形成されたねじ部が歪むおそれがある。したがって、形成されたボトル缶の口金部にキャップが被着されたとしても、キャップの開栓、閉栓が困難となり、開栓性、閉栓性に問題があった。
さらに、カール形成時において、金属材材料が破断するおそれもあった。
【０００７】
この発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、ボトル缶とキャップとの密封性を確保しつつ、キャップの開栓性、閉栓性を確保することのでき、良好なカール部を形成することができるボトル缶の製造方法を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明は以下の手段を提案している。請求項１に係る発明は、口金部にねじ部が形成されるとともに該口金部の開口端部にカール部が形成されたボトル缶の製造方法において、前記口金部の前記開口端部を外側に湾曲して、プレカール部を形成し、その後に、前記ねじ部を形成し、更に前記開口端部のプレカール部を加工してカール部を形成することを特徴とする。
【０００９】
この発明に係るボトル缶の製造方法によれば、プレカール部を予め形成することから、カール部を形成する際に、口金部に加えられる応力が軽減され、ねじ部がひずみ難くなる。さらに、ねじ部を形成した後に、カール部を形成することから、ねじ部を形成する際のカール部への影響をなくすことができる。
【００１０】
請求項２に係る発明は、請求項１に記載のボトル缶の製造方法において、前記プレカール部が、その曲率中心を廻る範囲が９０°以上１８０°以下となるように形成されていることを特徴とする。
【００１１】
この発明に係るボトル缶の製造方法によれば、カール部を形成する際に加えられる応力が確実に軽減されることから、ねじ部が歪み難くなる。即ち、プレカール部の曲率中心を廻る範囲を９０°より小さく形成すると、カール部を形成する際に、口金部に加えられる応力が過大なものになり、既に形成されたねじ部が歪むおそれがあり、また、１８０°より大きく形成すると、カール部を形成する際に加えられる応力が小さいものとなり、ねじ部の形成の際に生じる開口端部の歪みを是正することができないことになる。したがって、プレカール部が曲率中心を廻る範囲を上記範囲とすることにより、良好なカール部とねじ部とを形成することができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、この発明の第１の実施形態について説明する。
この実施形態によるボトル缶の製造方法を説明する前に、この製造方法で製造するボトル缶について説明する。この製造方法により製造するボトル缶は、内部に炭酸飲料、果汁飲料の内容物を入れるためのものであり、キャップにより密封されるものである。
【００１３】
図１において、ボトル缶１は、アルミニウムまたは、アルミニウム合金等の金属材料から形成されている。このボトル缶１は、有底円筒状の胴部２と、先端側に行くに従い縮径されたテーパ部３と、テーパ部３の先端側に形成された口金部４とを主な構成要素としている。口金部４は、径方向に膨出したかぶら部５と、かぶら部５の先端側に形成されたねじ部６と、口金部４の開口端部９に形成されたカール部７とを主な構成要素としている。
【００１４】
次に、上述のボトル缶１の製造方法について説明する。まず、アルミニウムまたはアルミニウム合金製の一枚の金属板に、絞り加工及びしごき加工をからなる処理を行うことによって、有底円筒状体を形成する。そして、トリミング処理を施すことにより、有底円筒状体の先端部を切断して高さを調整する。ついで、有底円筒状体をウォッシャーで洗浄して、耐腐食向上のためにクロムやジルコニウム等により化成処理を行う。
【００１５】
また、有底円筒状体の外面には、ベースコート層と、印刷インキ層と、オーバーコート層とからなる塗膜層を形成する。次に、有底円筒状体の内面には、内面塗料をスプレーによって塗装し、塗料をインサイドオーブンにより、焼き付け硬化する。
その後、ネックイン加工を施し、有底円筒状体の開口端側を漸次縮径して、図２（ａ）に示すように、開口端側に向けて漸次縮径されたテーパ部３と、このテーパ部３に連設した口金部４を形成する。
【００１６】
ここで、図２（ｂ）に示すように、口金部４をボトル缶１の径方向に拡径させる。そして、図２（ｃ）に示すように、拡径した口金部４の中央部付近から、開口端側に向け漸次縮径して、ねじ形成壁部８を形成する。その後、図３（ａ）に示されるように、成形装置４１により口金部４の開口端部９にプレカール部１１を形成する。
ここで、図４に示されるように、成形装置４１は、中心軸４３を中心として回転する回転ヘッド４２と、中心軸４３の下端部に形成された保持部４６と、回転ヘッド４２の外周縁部に形成された支持部４４とを主な構成要素としている。
また、支持体４４の垂直壁部には、水平方向に軸線を位置させられた軸体４８が回転自在に支持されている。この軸体４８の先端部には内方に突出する先端部が形成されており、この先端部にはスピニングローラ４５が設けられている。スピニングローラ４５にはプレカール部１１を形成する周溝４５ｂが形成されている。また、スピニングローラ４５は、支持体４４の垂直壁部に複数設けられている。また、保持部４６の外径は、口金部４の内径と略同径に形成されている。
【００１７】
口金部４の開口端部９にプレカール部１１を形成するに際して、まず、ボトル缶１の口金部４の中心軸線と、成形装置４１の軸線とが一致するようにバキュームチャックでボトル缶１を保持した後に、（図示されない）駆動機構により中心軸４３を回転させながら（６５０〜８５０ｒｐｄ）支持部４２を下降させる。この下降に伴って、まず保持部４６が口金部４の内面側に挿入され、下降しながら口金部４を内面から保持する。
次に、スピニングローラ４５の周溝４５ｂを、口金部４の開口端部９に当接させる。そして、このスピニングローラ４５を軸体４８の軸線を中心として自転させるとともに、中心軸線４３を中心として公転させることにより口金部４の開口端部９にプレカール部１１を形成する。
この場合、図５に示されるように、プレカール部１１の湾曲される範囲は、曲率中心Ｏを中心として９０°以上１８０°以下の範囲とされる。
スピン方式の成形装置４１によれば、口金部４の開口端部９に加えられる応力を軽減することができ、プレカール部１１に割れが生じるのを防止することができる。
【００１８】
そして、図３（ｂ）に示すように、開口端部９にプレカール部１１を形成した後に、ねじ形成壁部８にねじ部６を形成し、その下端部にかぶら部５を形成する。
次いで、図３（ｃ）、図６に示すように、ボトル缶１のプレカール部１１を、スピンフランジ１００で加工してカール部７を形成する。
図６において、スピンフランジ１００は、支持部１０１を有し、この支持部１０１には軸受け１０２を介して軸１０３が回転自在に支持されており、軸１０３の先端には成形ローラ１０４が固定されている。この場合、軸１０３は、水平方向に位置している。
また、スピンフランジ１００は、支持部１０１を有し、この支持部１０５に軸受け１０６を介して軸１０７が回転自在に支持されており、軸１０７の先端には形成ローラ１０８が固定されている。この場合、軸１０７は、鉛直方向より傾斜した方向に位置している。
形成ローラ１０４と形成ローラ１０８とには、それぞれカール成形部１１１、１１０が形成されている。
【００１９】
そして、スピンフランジ１００には、鉛直方向下方向に伸びる軸体１１２が設けられており、軸体１１２の下端には固定コマ１０９が設けられている。
この構成のもとに、固定コマ１０９が口金部４の内部に挿入され、固定コマ１０９が口金部４の先端部の内面側を受けて、そして、固定コマ１０９とカール形成部１１０、１１１と間に口金部４を狭持して、形成ローラ１０８、１０４が転動することによって、カール部７を形成する。
この場合カール部７は、図７に示すように、曲率中心Ｏを中心として２７０°廻る範囲に形成する。
更に、カール部７の外周をスロット加工することで平坦面をなす平坦部を形成し、ボトル缶１を形成する。
【００２０】
このように、本実施形態においては、開口端部９にプレカール部１１を形成した後に、カール部７を形成することから、カール形成時において、スピンフランジ１５から口金部４に加えられる応力が軽減される。このため、口金部４が歪み難くなり、既に形成されたねじ部６が歪み難くなる。
したがって、良好なねじ部６を形成することができる。
また、本実施形態においては、ねじ部６を形成した後に、カール部７を形成する。このため、カール部７を形成した後にねじ部６を形成する場合と異なり、ねじ形成によりカール部７が歪むおそれがない。
したがって、良好なカール部７を形成することができる。
【００２１】
これに伴い、口金部４にキャップが被着されると、キャップに形成されたライナとボトル缶１のカール部７とが良好に密着することになり、ボトル缶１内の密封性を確保することができる。
また、ねじ部６に歪みが生じ難いことから、キャップが被着されたときにおいても、良好に開栓、閉栓することができ、開栓性と閉栓性を確保することができる。
さらに、本実施形態において、カール部７を形成する際には、既に、プレカール部１１が形成されていることから、カール形成により変形される口金部４の変形量は抑えられることになる。
このため、ボトル缶１ｂを構成する金属材料に欠陥が存在する場合においても、金属材料が破断することなくカール部７を形成することができる。
【００２２】
ここで、図８を用いて本発明の第２の実施形態について、説明する。
なお、図８において、図１から図７に示された構成と同一の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
【００２３】
そして、本実施形態においては、ダイフランジを用いて口金部４の開口端部９にプレカール部１１を形成する。
図８に示すように、ダイフランジ１０は、大径部１２と大径部１２の下面に形成された小径部１３とから形成されたものであり、大径部１２と小径部１３との間には、曲率中心Ｏを中心として湾曲させられた環状のカール形成部１４が設けられている。
そして、口金部４の開口端部９内に、ダイフランジ１０の小径部１３を挿入し、このダイフランジ１０をボトル缶１の缶底方向に押圧する。これによって、口金部４の先端部がカール形成部１４に沿って、湾曲形状に形成される。この場合、プレカール部１１の湾曲される範囲は、曲率中心Ｏを中心として９０°以上１８０°以下の範囲とされる。
この実施の形態においても、ねじ部６の形成の前工程においてプレカール部１１を形成することから、第１の実施形態と同様の作用・効果を得ることができる。
【００２４】
【発明の効果】
以上に説明したように、この発明によれば、カール部を形成する際に加えられる応力が軽減されることから、カール形成によりねじ部が歪み難く、良好なねじ部を形成することができ、また、ねじ部を形成した後にカール部を形成することから、ねじ部を形成することにより、カール部が歪むおそれがなく、良好なカール部を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態に係るボトル缶の正面図である。
【図２】ボトル缶の製造工程のうち前半の工程を示す図である。
【図３】ボトル缶の製造工程のうち後半の工程を示す図である。
【図４】ボトル缶の開口端部に、スピン方式の成形装置によりプレカール部を形成する過程を示す図である。
【図５】プレカール部が形成された口金部周辺の拡大図である。
【図６】ボトル缶にカール部に、スピンフランジを用いてカール部を形成する過程を示す図である。
【図７】スピニングローラの先端部の拡大図を示したものである。
【図８】ボトル缶の口金部に、ダイフランジを用いてプレカール部を形成する工程を示す図である。
【符号の説明】
Ｏ曲率中心
１ボトル缶
４口金部
７カール部
９開口端部
１１プレカール部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method of manufacturing a bottle can in which a screw portion for attaching a cap to a cap portion of the bottle can is formed.
[0002]
[Prior art]
In general, a bottle can widely used as a beverage can is formed by drawing a metal plate made of aluminum or an alloy thereof and then ironing it.
[0003]
Such a bottle can is generally formed from a trunk portion, a tapered portion that is gradually reduced in diameter toward the distal end side, and a base portion that is formed on the distal end side of the tapered portion. The base part is configured by a bulge bulge in the radial direction, a screw part formed on the tip side of the cradle part, and a curl part formed at the opening end part. And the liner is provided in the inner surface of the cap attached to the nozzle | cap | die part of the above bottle cans. When the beverage is loaded into the bottle can and the cap is attached to the cap portion of the bottle can, the liner and the curled portion are brought into close contact with each other, and the beverage is sealed in the bottle can.
In forming such bottle cans, there are bottle can manufacturing methods described in Patent Document 1 and Patent Document 2 below.
[0004]
In patent document 1, after forming a screw part in a nozzle | cap | die part, it is the method of forming a curl part in an opening edge part.
Patent Document 2 discloses a method in which a curled portion is formed at the opening end of a cap portion of a bottle can, and then a screw portion is formed in the cap portion.
[0005]
[Patent Document 1]
JP 2000-191006 A [Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 2002-137032 [0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the method for manufacturing a bottle can proposed in Patent Document 1, the threaded portion is formed after the curled portion is formed on the opening edge on the upper end side of the base portion. For this reason, at the time of screw formation, the already formed curl portion may be distorted. For this reason, even if a cap is attached to the cap portion of the formed bottle can, a portion where the liner of the cap and the curled portion are not sufficiently close is generated, and the sealability of the bottle can cannot be ensured. There was a problem.
Moreover, in the manufacturing method of the bottle can described in the said patent document 2, after forming a screw part in a nozzle | cap | die part, a curl part is formed. For this reason, there exists a possibility that the thread part already formed may be distorted by formation of a curl part. Therefore, even if the cap is attached to the cap portion of the formed bottle can, it is difficult to open and close the cap, and there is a problem in the opening and closing properties.
Further, the metal material may be broken during curl formation.
[0007]
The present invention has been made in view of the above-mentioned problems, and can secure the sealing performance between the bottle can and the cap while ensuring the cap opening and closing performance of the cap, thereby forming a good curled portion. It is in providing the manufacturing method of the bottle can which can do.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention proposes the following means. The invention according to claim 1 is a method of manufacturing a bottle can in which a screw part is formed in a base part and a curled part is formed in an opening end part of the base part, and the opening end part of the base part is outward. A curl portion is formed by bending to form a precurled portion, then the thread portion is formed, and the precurled portion at the opening end is further processed to form a curled portion.
[0009]
According to the method for manufacturing a bottle can according to the present invention, since the precurl portion is formed in advance, when the curl portion is formed, the stress applied to the base portion is reduced, and the screw portion is hardly distorted. Furthermore, since the curled part is formed after the threaded part is formed, the influence on the curled part when the threaded part is formed can be eliminated.
[0010]
The invention according to claim 2 is the bottle can manufacturing method according to claim 1, wherein the precurl portion is formed such that a range around the center of curvature is 90 ° or more and 180 ° or less. And
[0011]
According to the method for manufacturing a bottle can according to the present invention, since the stress applied when forming the curled portion is reliably reduced, the screw portion is hardly distorted. That is, if the range around the center of curvature of the precurl portion is formed to be smaller than 90 °, the stress applied to the base portion becomes excessive when the curl portion is formed, and the already formed screw portion may be distorted. In addition, if it is formed to be larger than 180 °, the stress applied when forming the curled portion becomes small, and the distortion of the opening end portion that occurs during the formation of the screw portion cannot be corrected. Therefore, by setting the range in which the precurl portion goes around the center of curvature as the above range, it is possible to form a good curl portion and screw portion.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
Before describing the manufacturing method of the bottle can according to this embodiment, the bottle can manufactured by this manufacturing method will be described. The bottle can manufactured by this manufacturing method is for putting the contents of carbonated drinks and fruit juice drinks inside, and is sealed with a cap.
[0013]
In FIG. 1, a bottle can 1 is formed of a metal material such as aluminum or an aluminum alloy. This bottle can 1 has a bottomed cylindrical body portion 2, a tapered portion 3 that is reduced in diameter toward the distal end side, and a base portion 4 that is formed on the distal end side of the tapered portion 3 as main components. Yes. The base part 4 mainly includes a hull part 5 bulging in the radial direction, a screw part 6 formed on the tip side of the fog part 5, and a curl part 7 formed on the open end part 9 of the base part 4. As a component.
[0014]
Next, a method for manufacturing the bottle can 1 will be described. First, a bottomed cylindrical body is formed by performing a process including drawing and ironing on a single metal plate made of aluminum or an aluminum alloy. And by performing a trimming process, the front-end | tip part of a bottomed cylindrical body is cut | disconnected and height is adjusted. Next, the bottomed cylindrical body is washed with a washer and subjected to chemical conversion treatment with chromium, zirconium or the like in order to improve corrosion resistance.
[0015]
A coating layer composed of a base coat layer, a printing ink layer, and an overcoat layer is formed on the outer surface of the bottomed cylindrical body. Next, an inner surface coating material is applied to the inner surface of the bottomed cylindrical body by spraying, and the coating material is baked and cured by an inside oven.
Thereafter, neck-in processing is performed, the diameter of the opening end side of the bottomed cylindrical body is gradually reduced, and as shown in FIG. 2 (a), the tapered portion 3 gradually reduced in diameter toward the opening end side; A base part 4 connected to the taper part 3 is formed.
[0016]
Here, as shown in FIG. 2 (b), the cap portion 4 is expanded in the radial direction of the bottle can 1. Then, as shown in FIG. 2 (c), the diameter is gradually reduced from the vicinity of the center portion of the enlarged base portion 4 toward the opening end side to form the screw forming wall portion 8. Thereafter, as shown in FIG. 3A, the precurl portion 11 is formed on the opening end portion 9 of the base portion 4 by the molding device 41.
Here, as shown in FIG. 4, the molding apparatus 41 includes a rotary head 42 that rotates around the central axis 43, a holding part 46 formed at the lower end of the central axis 43, and an outer peripheral edge of the rotary head 42. The main part is a support part 44 formed in the part.
In addition, a shaft body 48 whose axis is positioned in the horizontal direction is rotatably supported on the vertical wall portion of the support body 44. A tip portion protruding inward is formed at the tip portion of the shaft body 48, and a spinning roller 45 is provided at the tip portion. The spinning roller 45 is formed with a circumferential groove 45 b that forms the precurl portion 11. A plurality of spinning rollers 45 are provided on the vertical wall portion of the support 44. The outer diameter of the holding portion 46 is formed to be approximately the same as the inner diameter of the base portion 4.
[0017]
When forming the precurl part 11 at the opening end 9 of the base part 4, first, the bottle can 1 is held by a vacuum chuck so that the central axis of the base part 4 of the bottle can 1 and the axis of the molding device 41 coincide with each other. After that, the support portion 42 is lowered while rotating the center shaft 43 (650 to 850 rpd) by a drive mechanism (not shown). Along with this lowering, first, the holding portion 46 is inserted into the inner surface side of the base portion 4 and holds the base portion 4 from the inner surface while descending.
Next, the circumferential groove 45 b of the spinning roller 45 is brought into contact with the opening end portion 9 of the base portion 4. Then, the spinning roller 45 rotates around the axis of the shaft body 48 and revolves around the center axis 43 to form the precurled portion 11 at the opening end 9 of the base portion 4.
In this case, as shown in FIG. 5, the range in which the precurl portion 11 is bent is a range of 90 ° or more and 180 ° or less around the center of curvature O.
According to the spin-type molding device 41, the stress applied to the opening end 9 of the base part 4 can be reduced, and the precurl part 11 can be prevented from cracking.
[0018]
Then, as shown in FIG. 3B, after the precurl portion 11 is formed at the opening end portion 9, the screw portion 6 is formed at the screw forming wall portion 8, and the fogging portion 5 is formed at the lower end portion thereof.
Next, as shown in FIGS. 3C and 6, the precurl portion 11 of the bottle can 1 is processed by the spin flange 100 to form the curl portion 7.
In FIG. 6, the spin flange 100 has a support portion 101, and a shaft 103 is rotatably supported by the support portion 101 via a bearing 102, and a forming roller 104 is fixed to the tip of the shaft 103. ing. In this case, the shaft 103 is positioned in the horizontal direction.
The spin flange 100 has a support portion 101, and a shaft 107 is rotatably supported by the support portion 105 via a bearing 106, and a forming roller 108 is fixed to the tip of the shaft 107. In this case, the shaft 107 is located in a direction inclined from the vertical direction.
On the forming roller 104 and the forming roller 108, curl forming portions 111 and 110 are formed, respectively.
[0019]
The spin flange 100 is provided with a shaft body 112 extending downward in the vertical direction, and a fixed piece 109 is provided at the lower end of the shaft body 112.
Under this configuration, the fixed piece 109 is inserted into the base portion 4, the fixed piece 109 receives the inner surface side of the tip portion of the base portion 4, and the fixed piece 109 and the curl forming portions 110 and 111 The curling part 7 is formed by nipping the base part 4 between them and the forming rollers 108 and 104 rolling.
In this case, as shown in FIG. 7, the curled portion 7 is formed in a range of 270 ° around the center of curvature O.
Furthermore, the flat part which makes a flat surface is formed by slot-processing the outer periphery of the curl part 7, and the bottle can 1 is formed.
[0020]
Thus, in this embodiment, since the curled portion 7 is formed after the precurled portion 11 is formed at the opening end 9, the stress applied from the spin flange 15 to the base portion 4 is reduced during the curling. Is done. For this reason, the nozzle | cap | die part 4 becomes difficult to distort and the already formed screw part 6 becomes difficult to distort.
Therefore, the favorable thread part 6 can be formed.
In the present embodiment, the curled portion 7 is formed after the screw portion 6 is formed. For this reason, unlike the case where the screw part 6 is formed after the curl part 7 is formed, there is no possibility that the curl part 7 is distorted by the screw formation.
Therefore, a good curled portion 7 can be formed.
[0021]
Along with this, when the cap is attached to the cap part 4, the liner formed on the cap and the curled part 7 of the bottle can 1 are satisfactorily adhered to each other, and the sealing performance in the bottle can 1 is ensured. be able to.
Moreover, since it is hard to produce distortion in the thread part 6, even when a cap is attached, it can be opened and closed satisfactorily, and the opening and closing properties can be ensured.
Furthermore, in the present embodiment, when the curled portion 7 is formed, the precurled portion 11 has already been formed, so that the amount of deformation of the base portion 4 that is deformed by curling can be suppressed.
For this reason, even when a defect exists in the metal material constituting the bottle can 1b, the curled portion 7 can be formed without breaking the metal material.
[0022]
Here, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
In FIG. 8, the same components as those shown in FIGS. 1 to 7 are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
[0023]
And in this embodiment, the pre curl part 11 is formed in the opening end part 9 of the nozzle | cap | die part 4 using a die flange.
As shown in FIG. 8, the die flange 10 is formed of a large diameter portion 12 and a small diameter portion 13 formed on the lower surface of the large diameter portion 12, and between the large diameter portion 12 and the small diameter portion 13. Is provided with an annular curl forming portion 14 that is curved around the center of curvature O.
Then, the small-diameter portion 13 of the die flange 10 is inserted into the opening end portion 9 of the base portion 4, and the die flange 10 is pressed toward the bottom of the bottle can 1. As a result, the distal end portion of the base portion 4 is formed in a curved shape along the curl forming portion 14. In this case, the range where the precurl portion 11 is bent is a range of 90 ° or more and 180 ° or less around the center of curvature O.
Also in this embodiment, since the precurl portion 11 is formed in the pre-process of forming the screw portion 6, the same actions and effects as those in the first embodiment can be obtained.
[0024]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, since the stress applied when forming the curled portion is reduced, the screw portion is hardly distorted by the curl formation, and a good screw portion can be formed. In addition, since the curled portion is formed after the threaded portion is formed, the curled portion is not likely to be distorted by forming the threaded portion, and a good curled portion can be formed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a bottle can according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing the first half of the bottle can manufacturing process.
FIG. 3 is a diagram showing a second half of the bottle can manufacturing process.
FIG. 4 is a diagram showing a process of forming a precurl portion at an opening end portion of a bottle can by using a spin type molding apparatus.
FIG. 5 is an enlarged view of a periphery of a base portion where a precurl portion is formed.
FIG. 6 is a diagram showing a process of forming a curled portion on a curled portion of a bottle can by using a spin flange.
FIG. 7 is an enlarged view of the tip end portion of the spinning roller.
FIG. 8 is a diagram showing a process of forming a precurl portion on the base portion of the bottle can by using a die flange.
[Explanation of symbols]
O Curvature center 1 Bottle can 4 Cap part 7 Curled part 9 Open end 11 Precurled part

Claims

In the manufacturing method of the bottle can in which the screw part is formed in the base part and the curled part is formed in the opening end part of the base part,
The opening end portion of the base portion is curved outward to form a precurl portion, then the screw portion is formed, and the curl portion is further formed by processing the precurl portion of the opening end portion. To make bottle cans.

In the manufacturing method of the bottle can of Claim 1,
The pre-curl portion is formed such that a range around the center of curvature is 90 ° or more and 180 ° or less.