JP2005046388A - Oral cavity illuminating device and oral cavity illuminating adapter - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、口腔内照明装置および口腔内照明アダプタに関するもので、歯科の診察や治療のために、咽喉の診察や治療のために、あるいは口腔内の画像を撮影するために用いられるものである。 The present invention relates to an intraoral lighting device and an intraoral lighting adapter, and is used for dental examination and treatment, for throat examination and treatment, or for photographing an intraoral image. .
口腔内の画像を一般的なカメラで撮影するには、近接撮影可能なカメラであることが必要である。しかし、近接撮影可能なカメラであったとしても、照明の問題があるために、一般的なカメラで口腔内の画像を撮影することは困難であった。照明の問題とは、仮にストロボ発光器付のカメラであったとしても、撮影レンズ位置とストロボ発光器の位置とが離れているため、撮影レンズで口腔内を狙った状態ではストロボ発光器の照明光を口腔内に照射することができないという問題である。 In order to capture an intraoral image with a general camera, the camera must be capable of close-up photography. However, even if the camera is capable of close-up photography, it is difficult to take an intraoral image with a general camera due to lighting problems. The problem with lighting is that even if it is a camera with a strobe light emitter, the position of the shooting lens is far from the position of the strobe light emitter. It is a problem that light cannot be irradiated into the oral cavity.
上記の問題を解決するには、撮影レンズの外周側にリング状の発光器を配置し、あるいは撮影レンズの脇に近接させてストロボ発光器を配置し、撮影レンズで口腔内を狙った状態で発光器からの照明光を口腔内に照射することが考えられる。
しかし、ストロボ発光器の照明光を上記の手段で口腔内に照射できたとしても、対象物である口腔に極めて近接した距離から照射することになるため、照明光が強すぎて露光過度になるという問題がある。また、顔の直近で発光するため、照明光が被験者の目に入り被験者に不快感を与えるという問題もある。
To solve the above problems, place a ring-shaped light emitter on the outer periphery of the photographic lens, or place a strobe light emitter close to the side of the photographic lens, and aim at the oral cavity with the photographic lens. It is conceivable to irradiate the oral cavity with illumination light from a light emitter.
However, even if the illumination light of the strobe light emitter can be irradiated into the oral cavity by the above-mentioned means, it is irradiated from a distance very close to the oral cavity that is the object, so the illumination light is too strong and overexposed. There is a problem. Moreover, since it emits light in the immediate vicinity of the face, there is a problem that the illumination light enters the eyes of the subject and makes the subject uncomfortable.
このように、一般的なカメラで口腔内を撮影することは様々な問題があるため、口腔内の観察または撮影のための専用の装置が提案されている。例えば、口腔内に挿入することができるヘッド部に対物レンズと、この対物レンズによって結ばれる像を電気信号に変換する撮像素子、例えばCCDを配置し、CCDによる撮像信号はリード線を通して画像表示装置に伝達するようにし、口腔内の照明は、ライトガイドの光放出端から放射される光によって行われるようにした、口腔内観察カメラはその一つである(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1記載の発明によれば、口腔内を良好な照明条件のもとで観察または撮影することができる。しかし、専用の装置として構成されるため、コストの高いものなるとともに、用途が口腔内の撮影に限定されてしまう。 According to the invention described in Patent Literature 1, the inside of the oral cavity can be observed or photographed under favorable illumination conditions. However, since it is configured as a dedicated device, the cost is high and the use is limited to intraoral imaging.
そこで、本願発明が解決しようとする問題点は、一般的なカメラを用いながら、照明手段を工夫することによって、口腔内の撮影を可能にすることである。 Therefore, the problem to be solved by the present invention is to enable photographing in the oral cavity by devising the illumination means while using a general camera.
本発明は、撮影レンズの周囲に配置され被写体である口腔内に向けて照明光を発する発光素子と、一端からストロボ発光器の照明光を取り込んで伝送し他端からストロボ発光器の照明光を射出する光ファイバからなるライトガイドとを有してなり、上記ライトガイドの他端部は、上記発光素子とともに被写体である口腔内に向けて照明光を射出するように、上記発光素子を外側から囲んで配置したことを最も主要な特徴とする。 The present invention is a light-emitting element that is arranged around a photographing lens and emits illumination light toward the oral cavity that is a subject, and captures and transmits the illumination light of the strobe light emitter from one end and transmits the illumination light of the strobe light emitter from the other end. A light guide made of an optical fiber to be emitted, and the other end portion of the light guide emits illumination light toward the oral cavity as a subject together with the light emitting element from the outside. The most important feature is that it is enclosed.
本発明の口腔内照明装置および口腔内照明アダプタは、一般的なカメラを用いながら、したがって低コストで口腔内を撮影することができるという利点がある。
発光素子からの照明光がモデリングランプとして機能し、すなわち撮影時の照明光源位置とほぼ同じ位置からの照明になり、撮影前に被写体の影を含む照明具合をファインダーで確認することができる。
また、本発明によれば、ストロボ発光器の照明光をライトガイドの一端から取り込み、ライトガイドの他端から口腔内に向けて照明光を射出することにより、近接撮影に適した照明光量が得られるという利点もある。
The intraoral illumination device and intraoral illumination adapter of the present invention have an advantage that the intraoral image can be taken at a low cost while using a general camera.
Illumination light from the light emitting element functions as a modeling lamp, that is, illumination from a position substantially the same as the illumination light source position at the time of photographing, and the illumination condition including the shadow of the subject can be confirmed with a viewfinder before photographing.
In addition, according to the present invention, the illumination light quantity suitable for close-up photography can be obtained by taking the illumination light of the strobe light emitter from one end of the light guide and emitting the illumination light from the other end of the light guide into the oral cavity. There is also an advantage of being able to.
以下、本発明にかかる口腔内照明装置および口腔内照明アダプタの実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1において、符号10は、市販されている一般的なカメラを示している。カメラ10は、撮影レンズ12、発光器14を有している。カメラ10は、その他にもシャッタボタン、レンズバリア開閉ボタン等の各種操作部材を有しているが、本発明とは直接的に関係がないので、描写は省略されている。上記発光器14は例えばストロボ発光器からなる。
Hereinafter, embodiments of an intraoral lighting device and an intraoral lighting adapter according to the present invention will be described with reference to the drawings.
In FIG. 1, the code |
上記カメラ10に口腔内照明装置が装着されている。口腔内照明装置の構成は次のとおりである。口腔内照明装置は、遮光板16、ライトガイド20、照明光取り込み部21、照明光射出部22を有してなる。上記遮光板16は、カメラ10の発光器14の前面を覆って、発光器14からの照明光が外部に漏れないように遮光するものである。
An intraoral lighting device is attached to the
上記ライトガイド20は、例えば多数の光ファイバーの束からなる。ライトガイド20は、その一端からストロボ発光器14の照明光を取り込んで伝送し他端からストロボ発光器14の照明光を射出するように、以下のように構成されている。ライトガイド20の一端部21は、ストロボ発光器14の発光面を覆って遮光する遮光板16により、端面をストロボ発光器14側に露呈させて保持されている。したがって、ストロボ発光器14から発せられる照明光は、遮光板16によって遮蔽され、カメラ10の外部に漏れることが防止されるとともに、照明光の一部はライトガイド20にその一端から取り込まれるようになっている。
The
図示の実施形態では、ライトガイド20が4本使用されていて、各ライトガイド20の一端部21が上記のように遮光板16によって保持されている。各ライトガイド20の他端部22はカメラ10の撮影レンズ12の周囲に周方向に等間隔をなして配置されている。各ライトガイド20の一端面から取り込まれたストロボ発光器14の照明光は、各ライトガイド20内を伝送されて他端から射出される。この射出光の方向が撮影レンズ12の光軸と略平行な方向をなすように、各ライトガイド20の他端部22が位置決めされている。
In the illustrated embodiment, four
各ライトガイド20の他端部22の構成を図2に示す。各ライトガイド20の他端部22は、各ライトガイド20を構成する複数の光ファイバーが円筒をなすように配置され、接着剤などによって相互に固化されている。このようにして円筒形をなす各ライトガイド20の他端部22の内方には発光素子24が配置されている。発光素子24は白色光を発光する素子、例えば白色発光ダイオード(LED)からなり、発光素子24から射出される照明光がライトガイド20の他端部22から射出される照明光と略同じ方向になるように、発光素子24が配置されている。発光素子24は、図示されないスイッチをオンすることによって点灯するようになっている。
The configuration of the
次に、以上説明した実施の形態の使用方法および動作を説明する。被験者の口を開けてもらい、撮影レンズ12を被験者の口に近づけて口腔内に狙いをつける。このとき、発光素子24は点灯した状態にしておく。撮影レンズ12の外径よりも大きく口が開いていれば、発光素子24からの照明光により口腔内が照明される。デジタルカメラの場合は、撮影レンズ12を通して撮像素子に結像された口腔内の画像が、ディスプレイに表示され、撮影すべきアングル、場所、構図などを確認することができる。一眼レフ式カメラの場合も同様に、ファインダを介して口腔内の画像を確認することができる。また、発光素子からの照明光がモデリングランプとして機能し、すなわち撮影時の照明光源位置とほぼ同じ位置からの照明になり、撮影前に被写体の影を含む照明具合をファインダーで確認することができる。
Next, the usage method and operation of the embodiment described above will be described. The subject's mouth is opened, and the photographing
次にカメラのシャッタボタンを押すと、シャッタが開閉して撮影動作が行われ、撮影動作に同期してストロボ発光器14が発光する。ストロボ発光器14から射出される照明光の一部はライトガイド20を介してその他端から射出され、撮影動作に同期して口腔内が照明される。この照明光が口腔面で反射されて撮影レンズに入射し、口腔内の画像が撮像素子面または感光フイルム面に結像し撮影される。
Next, when the shutter button of the camera is pressed, the shutter opens and closes to perform a photographing operation, and the
このようにして、撮影レンズ12が被写体としての口腔に極めて接近した状態で撮影される。カメラのストロボ発光器14が被写体としての口腔にこれほど接近した状態で発光すると、通常は光量が過多となる。また、一般的なカメラの場合は、前述のようにストロボ発光器14の照明光を口腔内に照射することはできない。その点、これまで説明してきた本発明にかかる口腔内照明装置を使用すれば、ストロボ発光器14の照明光を、ライトガイド20によって撮影レンズに近接した位置から口腔に向けて照射するようにしたので、被験者の口を、撮影レンズの外径よりも大きい程度に開けてもらえば、口腔内を撮影することが可能になる。また、上記口腔内照明装置は、既存の一般的なカメラに装着することができるので、口腔内撮影のための専用の撮影装置は不要であり、低コストで口腔内を撮影することができる。
In this way, photographing is performed in a state where the photographing
以上、口腔内照明装置として最も望ましい実施の形態について説明したが、かかる実施の形態と同様の構成でなくても、以下のように構成することによって本発明の目的を達成することができる。 As mentioned above, although the most desirable embodiment as an intraoral lighting apparatus was described, even if it is not the structure similar to this embodiment, the objective of this invention can be achieved by comprising as follows.
発光素子24の光量を十分に確保することができれば、発光器14の照明光を口腔内に導くライトガイド20は不要である。発光素子24の光量を十分に確保する手段の一つは、発光素子24の数を増やすことである。別の手段は、発光素子24に印加する電圧を高くすることである。ただし、これらの手段によれば電力の消費量が多くなり、電源電池の消耗が早くなるので、次のような工夫をするとよい。すなわち、発光素子24への電力供給回路に、カメラのシャッタ開閉動作に同期して作動し発光素子24に瞬間的に大電流を流すスイッチ素子を設けるのである。図3はこの発光素子24への電力供給回路を示す。発光素子24と直列に抵抗26を接続し、常時は電源Vから抵抗26を介して発光素子24に電源を供給するようにして電力の消費をセーブする。上記抵抗26には、カメラのシャッタの同期して瞬間的に閉じるスイッチ28、例えばカメラのシンクロスイッチを並列に接続する。こうしておけば、シャッタが動作して撮影が行われる瞬間に、抵抗26がスイッチ28で短絡されて発光素子24に瞬間的に大電流が流れ、撮影の瞬間だけ十分な照明光が得られ、適正露光による良好な口腔内の画像を得ることができる。発光素子24に流す瞬間的な大電流は、発光素子24を破壊しない範囲とする。
If the light quantity of the
口腔内照明装置は、例えば、カメラにワンタッチで装着することができる口腔内照明アダプタとして構成してもよい。アダプタとして構成する場合は、図1に示すようなライトガイド20、遮光板16、発光素子24など、口腔内照明装置を構成する各部材をベース部材に一体に組み込み、このベース部材をカメラに装着することにより、上記各構成部材がカメラに対し所定の相対位置を保って位置決めされるようにする。
The intraoral lighting device may be configured as an intraoral lighting adapter that can be attached to the camera with one touch, for example. When configured as an adapter, each member constituting the intraoral lighting device such as the
ライトガイドの他端から射出される照明光の中心軸の向きは、必ずしも撮影レンズ光軸と略平行である必要はない。複数のライトガイドを用いる場合は、各ライトガイドからし射出される照明光の向きが互いに交差する向き、したがって、撮影レンズ光軸に対して交差する向きであってもよい。 The direction of the central axis of the illumination light emitted from the other end of the light guide does not necessarily need to be substantially parallel to the optical axis of the photographing lens. When a plurality of light guides are used, the directions of illumination light emitted from the light guides may intersect with each other, and therefore may intersect with the photographing lens optical axis.
近年のデジタルカメラに見られるように、カメラ自体の小型化とともに撮影レンズの小径化が進むことによって、本発明の照明光射出部も狭い範囲にまとめることができ、被験者の口をそれほど大きく開けなくても口腔内を撮影することができる。
本発明において「カメラ」とは、カメラの機能を有するあらゆる機器、例えば、カメラ付きの携帯電話なども含む。また、スチルカメラはもとより、動画を撮影するビデオカメラも含む。
As seen in recent digital cameras, as the camera itself becomes smaller and the diameter of the photographic lens advances, the illumination light emitting part of the present invention can also be gathered in a narrow range, and the mouth of the subject cannot be opened so much. Even in the oral cavity can be taken.
In the present invention, the “camera” includes any device having a camera function, such as a mobile phone with a camera. In addition to a still camera, a video camera that captures a moving image is included.
本発明は、例えば、歯科医師による被験者の歯の各種診断、予防、治療などのために、あるいは、耳鼻咽喉科の各種診断、予防、治療などのために有用なものである。 The present invention is useful, for example, for various diagnosis, prevention, treatment, etc. of a subject's teeth by a dentist, or for various diagnosis, prevention, treatment, etc. of otolaryngology.
10 カメラ
12 撮影レンズ
14 ストロボ発光器
16 遮光板
20 ライトガイド
24 発光素子
DESCRIPTION OF
Claims (6)
被写体である口腔内に向けて照明光を発する発光素子が撮影レンズの周囲に複数配置されていることを特徴とする口腔内照明装置。 A device for illuminating the oral cavity to image the oral cavity,
An intraoral illumination device, wherein a plurality of light emitting elements that emit illumination light toward the inside of an oral cavity, which is a subject, are arranged around a photographing lens.
撮影レンズの周囲に配置され被写体である口腔内に向けて照明光を発する発光素子と、
一端からストロボ発光器の照明光を取り込んで伝送し他端からストロボ発光器の照明光を射出する光ファイバからなるライトガイドとを有してなり、
上記ライトガイドの他端部は上記発光素子とともに被写体である口腔内に向けて照明光を射出するように配置されていることを特徴とする口腔内照明装置。 A device for illuminating the oral cavity to image the oral cavity,
A light emitting element that is arranged around the photographing lens and emits illumination light toward the subject's mouth,
It has a light guide made of an optical fiber that takes in and transmits the illumination light of the strobe light emitter from one end and emits the illumination light of the strobe light emitter from the other end,
The other end part of the said light guide is arrange | positioned so that an illumination light may be inject | emitted toward the intraoral area which is a to-be-photographed object with the said light emitting element.
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Cited By (5)
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---|---|---|---|---|
US7490967B2 (en) | 2005-06-15 | 2009-02-17 | Philip Syribeys | Solid state light source including cooling system |
JP2009157072A (en) * | 2007-12-26 | 2009-07-16 | Stanley Electric Co Ltd | Strobe device |
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KR101138013B1 (en) * | 2009-08-07 | 2012-04-20 | 라성호 | Device for guiding camera flash light |
-
2003
- 2003-07-29 JP JP2003282193A patent/JP2005046388A/en active Pending
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