JP2005046361A - Device and system for internal treatment of object - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、対象物内部の対象部位の切除等を行う対象物内部処置装置及び対象物内部処置システムに関し、とくに患者体内の病変部を治療するための装置及びシステムに関する。 The present invention relates to an object internal treatment apparatus and an object internal treatment system that perform excision of a target site inside the object, and more particularly to an apparatus and system for treating a lesion in a patient.
従来、患者体内の病変部の外科的治療は、切開した部分から患者体内へ導入した処置具を術者が直接操作して行っていた。また、近年では、切開部分から患者体内へ導入された処置具に術者が直接触れずに患者外部から遠隔操作する方法も考案されている。
上述の患者体内の病変部の外科的治療においては、複数の処置具を切開部分に同時に導入しなければならない場合が少なくなく、この場合は同時に導入される処置具の数に応じて切開の長さを大きくとる必要がある。 In the above-described surgical treatment of a lesion in a patient, it is often necessary to simultaneously introduce a plurality of treatment tools into the incised portion. In this case, the length of the incision depends on the number of treatment tools introduced at the same time. It is necessary to increase the size.
また、体表から離れた患者体内の深部の病変部を治療する場合は、切開の長さが小さいと視野の確保が難しいため、切開の長さを大きくとる必要がある。 Further, when treating a deep lesion in the patient body away from the body surface, it is necessary to increase the length of the incision because it is difficult to secure a visual field if the length of the incision is small.
上記問題点を解決するために、本発明の対象物内部処置装置においては、対象物内部に導入される可撓性を有する管状の本体部が、本体部の端面中央において、対象部位を観察する内視鏡を挿入する円形断面の中央孔部と、中央孔部の周りに等間隔に本体部に設けられ、対象部位を処置する処置具を挿入する複数の周辺孔部と、を備えることを特徴としている。 In order to solve the above problems, in the object internal treatment device of the present invention, the flexible tubular main body introduced into the object observes the target site at the center of the end surface of the main body. A central hole portion having a circular cross section for inserting an endoscope, and a plurality of peripheral hole portions that are provided in the main body portion at equal intervals around the central hole portion and into which a treatment tool for treating a target site is inserted. It is a feature.
また、本発明の対象物内部処置システムは、対象物内部に導入される可撓性を有する管状の本体部であって、本体部の端面中央において、対象部位を観察する内視鏡を挿入する円形断面の中央孔部、および、中央孔部の周りに等間隔に本体部に設けられ、対象部位を処置する処置具を挿入する複数の周辺孔部、を備える本体部と、対象物の外部において本体部を操作する本体部操作手段と、対象物の外部において内視鏡を操作する内視鏡操作手段と、対象物の外部において処置具を操作する処置具操作手段と、を備えることを特徴としている。 The object internal treatment system of the present invention is a flexible tubular main body introduced into the object, and an endoscope for observing the target site is inserted at the center of the end surface of the main body. A main body portion having a central hole portion having a circular cross section, and a plurality of peripheral hole portions provided in the main body portion at equal intervals around the central hole portion for inserting a treatment instrument for treating the target site, and the outside of the target object A main body part operating means for operating the main body part, an endoscope operating means for operating the endoscope outside the object, and a treatment tool operating means for operating the treatment tool outside the object. It is a feature.
内視鏡は、対象部位を立体的に観察することができる立体視内視鏡であることが好ましい。 The endoscope is preferably a stereoscopic endoscope capable of observing a target portion in three dimensions.
処置具は、処置具の先端付近を観察可能な観察手段、処置具の先端付近を照明可能な照明手段、観察手段の先端を洗浄可能な送気送水手段を備えることが好ましい。 It is preferable that the treatment instrument includes observation means that can observe the vicinity of the distal end of the treatment instrument, illumination means that can illuminate the vicinity of the distal end of the treatment instrument, and air / water supply means that can clean the distal end of the observation means.
本体部は湾曲自在な湾曲部を有することが好ましく、本体部に設けられる周辺孔部に挿入される処置具も湾曲自在な湾曲部を有することが好ましい。 The main body part preferably has a bendable bending part, and the treatment instrument inserted into the peripheral hole provided in the main body part also preferably has a bendable bending part.
本発明の対象物内部処置システムは、内視鏡による画像を表示するための画像表示手段、観察手段による画像を表示するための画像表示手段を備えることが好ましい。 The object internal treatment system of the present invention preferably includes an image display means for displaying an image by an endoscope and an image display means for displaying an image by an observation means.
本発明によると、対象部位を観察する内視鏡の周囲に処置具を等角度間隔に配置することができるため、患者体内の病変部の外科的治療において、複数の処置具を切開部分に同時に導入する場合であっても、切開の長さを大きくとらずに済む。また、患者体内の深部の病変部を治療する場合であっても、切開の長さを大きくすることなく視野を確保することができる。さらに、病変部を観察する内視鏡を囲むように処置具を配置することにより、処置具が互いに邪魔にならず、視野を遮ることが少なくなり、スムーズに作業できる。 According to the present invention, since a treatment tool can be arranged at equiangular intervals around an endoscope for observing a target site, a plurality of treatment tools can be simultaneously attached to an incision portion in surgical treatment of a lesion in a patient. Even when it is introduced, it is not necessary to increase the length of the incision. Further, even when treating a deep lesion in a patient, a visual field can be secured without increasing the length of the incision. Furthermore, by arranging the treatment tool so as to surround the endoscope for observing the lesioned part, the treatment tools do not interfere with each other, and the visual field is less likely to be obstructed so that the work can be performed smoothly.
以下、本発明にかかる実施形態を図1〜4を参照しつつ詳しく説明する。本実施形態にかかる対象物内部処置装置200、対象物内部処置システム300は、対象物としての患者の体内の病変部(対象部位)の治療を行うためのものであって、中央孔部20及び周辺孔部30を備える本体部10を有し、対象物内部処置システム300はさらに本体部操作手段60、内視鏡操作手段70、及び、処置具操作手段81〜85を有する。本実施形態では、周辺孔部30が5つの孔部からなる場合について説明するが、周辺孔部30を構成する孔部の数は任意に設定することができる。
Hereinafter, embodiments according to the present invention will be described in detail with reference to FIGS. The object
本体部10は、患者(対象物)の体内に導入される可撓性を有する管状部材であり、例えば外径5cmで形成することができる。この本体部10は、図2に示すように、先端に行くほど外径が小さくなる円形断面を備える先端部11と、先端部11の後端面11aに固定された湾曲自在な湾曲部12とを備えている。本体部10は先端部11の先端から患者体内に導入され、病変部の位置に応じて体内の深部まで導入することができる。本体部10は、その後端部において接続された本体部操作手段60により、本体部10の患者体内への導入および導出のほか、湾曲部12の湾曲具合の調整を行うことができる。本体部操作手段60としては、例えば術者による手動操作、自動送出、巻取装置があり、これにより、本体部10は本体部操作手段60により外部から操作可能となる。
The
本体部10には、その断面中央を貫通して設けられ、病変部(対象部位)を観察する内視鏡を挿入する円形断面の中央孔部20と、中央孔部20の中心20aに関して等角度間隔(72度間隔)に本体部10を貫通するように設けられ、病変部を処置する処置具を挿入する5つの孔部31、32、33、34、35からなる周辺孔部30とが設けられている。例えば、本体部10の外径が5cmであるとき、孔部31、32、33、34、35それぞれの内径を1.2cmとすることができる。また、先端部11及び中央孔部20は断面が円形でなくてもよい。この場合は、5つの孔部31、32、33、34、35は、中央孔部20を囲むようにして配置することができ、隣り合う孔部との間隔が同一であることが好ましい。なお、中央孔部20および周辺孔部30は先端部11のみを貫通し、湾曲部12は中空としてもよい。
The
中央孔部20には、立体視内視鏡21が抜き差し可能に挿入、貫通されている。この立体視内視鏡21は、湾曲可能な円筒状の本体部21aに、病変部を立体的に観察するための二つの観察光学系21b、21cと、病変部を照らすための照明光学系21d、21eと、観察光学系21b、21cの表面の曇りの除去、洗浄のための送水、および、患者体内への送気を行うための送気送水系21f、21gと、が挿通固定されている。このように、立体視内視鏡21を採用したことにより病変部およびその周辺を立体的に観察することができるため、治療を的確かつスムーズに行うことができる。また、この立体視内視鏡21は、その後端部において本体部21aの導入、導出、観察光学系21b、21cの焦点、視野、ズーミングの調節、照明光学系21d、21eの明るさ、方向、角度の調整、観察光学系21b、21cの表面の曇りの除去、洗浄のための送水、ならびに、患者体内への送気などの操作を行うための内視鏡操作手段70に接続されており、立体視内視鏡21は内視鏡操作手段70により外部から操作可能となる。観察光学系21b、21cは、立体視内視鏡21の後端部においてこれらによる病変部およびその周辺の画像を立体的に表示可能な画像表示手段87に接続されている。なお、治療の内容等によっては、観察光学系は一つとすることもできる。
A
孔部31、32、33、34、35には、それぞれ、可撓性の長尺形状からなる処置具41、42、43、44、45が抜き差し可能に挿入、貫通されている。この処置具41、42、43、44、45は、湾曲自在な湾曲部を有し、それぞれの後端部において、これらの操作を行うための処置具操作手段81、82、83、84、85に接続されている。なお、処置具41、42、43,44、45は、治療順序、病変部の形状等に応じて孔部31、32、33、34、35のいずれに挿入してもよい。また、処置具41、42、43,44、45以外の処置具も孔部31、32、33、34、35に挿入可能である。ここで、例えば、孔部31、32、33、34、35それぞれの内径を1.2cmとしたとき、処置具41、42、43,44、45それぞれの外径を1cmとすることができる。
In the
処置具41は、例えば病変部の周辺を把持して処置具42や処置具45による切開の用に供するためのものであって、この処置具41は、湾曲可能な円筒状の本体部41aに、物体を把持可能な把持鉗子41b、把持鉗子41b先端付近を観察するための観察光学系(観察手段)41cと、把持鉗子41b先端付近を照らすための照明光学系(照明手段)41d、41eと、観察光学系41cの表面の曇りの除去、洗浄のための送水、および、患者体内への送気を行うための送気送水系(送気送水手段)41f、41gと、が挿通固定されている。処置具41は、その後端において、本体部41aの導入、導出、湾曲、把持鉗子41bによる把持動作の制御、観察光学系41cの焦点、視野、ズーミングの調節、照明光学系41d、41eの明るさ、方向、角度の調整、観察光学系41cの表面の曇りの除去、洗浄のための送水、ならびに、患者体内への送気などの操作を行うための処置具操作手段81に接続され、この処置具操作手段81により外部から操作可能である。観察光学系41cは、処置具41の後端部において、観察光学系41cによる把持鉗子41b先端付近の画像を表示可能な画像表示手段91に接続されている。なお、観察光学系を二つにして把持鉗子41b先端付近を立体的に観察できるようにすることもできる。あるいは、赤外光観察、蛍光観察、ズーム観察、超音波観察、共焦点観察、オプティカル・コヒーレント・トモグラフィ観察(OCT)などを行うようにすることもできる。
The
処置具42は、例えば処置具41により周辺を把持された病変部を切除するためのものであって、この処置具42は、湾曲可能な円筒状の本体部42aに、物体を切除可能な鋏鉗子42b、鋏鉗子42b先端付近を観察するための観察光学系(観察手段)42cと、鋏鉗子42b先端付近を照らすための照明光学系(照明手段)42d、42eと、観察光学系42cの表面の曇りの除去、洗浄のための送水、および、患者体内への送気を行うための送気送水系(送気送水手段)42f、42gと、が挿通固定されている。処置具42は、その後端において、本体部42aの導入、導出、湾曲、鋏鉗子42bによる切除動作の制御、観察光学系42cの焦点、視野、ズーミングの調節、照明光学系42d、42eの明るさ、方向、角度の調整、観察光学系42cの表面の曇りの除去、洗浄のための送水、ならびに、患者体内への送気などの操作を行うための処置具操作手段82に接続され、この処置具操作手段82により外部から操作可能である。観察光学系42cは、処置具42の後端部において、観察光学系42cによる鋏鉗子42b先端付近の画像を表示可能な画像表示手段92に接続されている。なお、観察光学系を二つにして鋏鉗子42b先端付近を立体的に観察できるようにすることもできる。あるいは、赤外光観察、蛍光観察、ズーム観察、超音波観察、共焦点観察、オプティカル・コヒーレント・トモグラフィ観察(OCT)などを行うようにすることもできる。
The
処置具43は、病変部およびその周辺を洗浄するための送水、および、病変部およびその周辺の血液、洗浄水などの液体の吸引を行うためのものであって、この処置具43は、湾曲可能な円筒状の本体部43aに、病変部およびその周辺を洗浄するときには水を送水し、病変部およびその周辺の血液、洗浄水などの液体を吸引するときには外部から吸引するための洗浄水送入吸引チューブ43b、吸引チューブ43b先端付近を観察するための観察光学系(観察手段)43cと、吸引チューブ43b先端付近を照らすための照明光学系(照明手段)43d、43eと、観察光学系43cの表面の曇りの除去、洗浄のための送水、および、患者体内への送気を行うための送気送水系(送気送水手段)43f、43gと、が挿通固定されている。処置具43は、その後端において、本体部43aの導入、導出、湾曲、吸引チューブ43bによる送水、吸引動作の制御、観察光学系43cの焦点、視野、ズーミングの調節、照明光学系43d、43eの明るさ、方向、角度の調整、観察光学系43cの表面の曇りの除去、洗浄のための送水、ならびに、患者体内への送気などの操作を行うための処置具操作手段83に接続され、この処置具操作手段83により外部から操作可能である。観察光学系43cは、処置具43の後端部において、観察光学系43cによる吸引チューブ43b先端付近の画像を表示可能な画像表示手段93に接続されている。なお、観察光学系を二つにして吸引チューブ43b先端付近を立体的に観察できるようにすることもできる。あるいは、赤外光観察、蛍光観察、ズーム観察、超音波観察、共焦点観察、オプティカル・コヒーレント・トモグラフィ観察(OCT)などを行うようにすることもできる。
The
処置具44は、所望の箇所を局所的に止血するためのものであって、この処置具44は、湾曲可能な円筒状の本体部44aに、所望の箇所に局所的に高周波をかけて発熱により止血を行うための高周波止血鉗子44b、高周波止血鉗子44b先端付近を観察するための観察光学系(観察手段)44cと、高周波止血鉗子44b先端付近を照らすための照明光学系(照明手段)44d、44eと、観察光学系44cの表面の曇りの除去、洗浄のための送水、および、患者体内への送気を行うための送気送水系(送気送水手段)44f、44gと、が挿通固定されている。処置具44は、その後端において、本体部44aの導入、導出、湾曲、高周波止血鉗子44bによる止血動作の制御、観察光学系44cの焦点、視野、ズーミングの調節、照明光学系44d、44eの明るさ、方向、角度の調整、観察光学系44cの表面の曇りの除去、洗浄のための送水、ならびに、患者体内への送気などの操作を行うための処置具操作手段84に接続され、この処置具操作手段84により外部から操作可能である。観察光学系44cは、処置具44の後端部において、観察光学系44cによる高周波止血鉗子44b先端付近の画像を表示可能な画像表示手段94に接続されている。なお、観察光学系を二つにして高周波止血鉗子44b先端付近を立体的に観察できるようにすることもできる。あるいは、赤外光観察、蛍光観察、ズーム観察、超音波観察、共焦点観察、オプティカル・コヒーレント・トモグラフィ観察(OCT)などを行うようにすることもできる。
The
処置具45は、所望の箇所を切開するためのものであって、この処置具45は、湾曲可能な円筒状の本体部45aに、高周波で振動する先端部を所望の位置に押し当てることによって切開を行うための切開用高周波メス45b、切開用高周波メス45b先端付近を観察するための観察光学系(観察手段)45cと、切開用高周波メス45b先端付近を照らすための照明光学系(照明手段)45d、45eと、観察光学系45cの表面の曇りの除去、洗浄のための送水、および、患者体内への送気を行うための送気送水系(送気送水手段)45f、45gと、が挿通固定されている。処置具45は、その後端において、本体部45aの導入、導出、湾曲、切開用高周波メス45bによる切開動作の制御、観察光学系45cの焦点、視野、ズーミングの調節、照明光学系45d、45eの明るさ、方向、角度の調整、観察光学系45cの表面の曇りの除去、洗浄のための送水、ならびに、患者体内への送気などの操作を行うための処置具操作手段85に接続され、この処置具操作手段85により外部から操作可能である。観察光学系45cは、処置具45の後端部において、観察光学系45cによる切開用高周波メス45b先端付近の画像を表示可能な画像表示手段95に接続されている。なお、観察光学系を二つにして切開用高周波メス45b先端付近を立体的に観察できるようにすることもできる。あるいは、赤外光観察、蛍光観察、ズーム観察、超音波観察、共焦点観察、オプティカル・コヒーレント・トモグラフィ観察(OCT)などを行うようにすることもできる。
The
つづいて、以上の構成の対象物内部処置装置200、対象物内部処置システム300を用いた病変部の外科的治療の手順について説明する。
まず、患者体内の病変部を治療するために適切な箇所を切開する。複数の処置具を必要とする治療であっても対象物内部処置装置200を用いる場合は対象物内部処置装置200を患者体内に導入するのに必要な分だけ(例えば、本体部10の外径が5cmであれば約5cm)切開をすれば済むため患者にかかる負担が少なくて済む。
Next, a procedure for surgical treatment of a lesion using the object
First, an incision is made at an appropriate location for treating a lesion in a patient. Even when a treatment that requires a plurality of treatment tools is used, when the object
次に、あらかじめ本体部操作手段60、内視鏡操作手段70、処置具操作手段81〜85、画像表示手段87、画像表示手段91〜95が、図3に示すように本体部10、立体視内視鏡21、処置具41〜45に接続された対象物内部処置装置200を切開部から患者体内100へ導入する。立体視内視鏡21の視野範囲22が、図4に示すような病変部110およびその周辺、ならびに、処置具41、42、43、44、45それぞれの先端部分が観察可能となる位置で導入を止めて治療を開始する。
Next, the main body unit operating means 60, the endoscope operating means 70, the treatment instrument operating means 81 to 85, the image display means 87, and the image display means 91 to 95 are preliminarily arranged as shown in FIG. The object
対象物内部処置装置200は、立体視内視鏡21を囲むようにして処置具41〜45を配置してあり、治療中は立体視内視鏡21の視野範囲の全周囲に処置具41〜45が配置されることとなる。このため、術者は病変部110、処置具41〜45を認識しやすくなり、これにより操作が行いやすくなる。また、処置具を自在に入れ替えることができるため、例えば図4に示すように2つの把持鉗子41b、41bで左右から病変部110を持ち上げて、その下側から切開用メス45bで切除し、出血したら高周波止血鉗子44bで止血し、上方からは洗浄用チューブ43bで洗浄水をかけることで、容易に手術を行うことができる。さらに、病変部110が患者体内の深部にあっても、対象物内部処置装置200を患者体内の深部へ導入することによって、図4のような視野範囲とすることができるため治療を安全かつスムーズに行うことができる。
In the object
以下に変形例について説明する。
図5に示すように、本体部41a、42a、43a、44a、45aに代えて、それぞれ、内視鏡の挿入部141a、142a、143a、144a、145aを用いることもできる。このとき、把持鉗子41b、鋏鉗子42b、吸引チューブ43b、高周波止血鉗子44b、切開用高周波メス45bは、挿入部141a、142a、143a、144a、145aに設けられた鉗子チャンネル141h、142h、143h、144h、145hに挿通されている。挿入部141a、142a、143a、144a、145aには、処置具41、42、43、44、45と同様に、観察光学系、照明光学系、送気送水系、湾曲部が設けられている。このように構成すると、既存の内視鏡を利用できるため製造コストを削減することができる。
A modification will be described below.
As shown in FIG. 5, instead of the
図6に示すように、本体部操作手段60、内視鏡操作手段70、処置具操作手段81〜85に代えて、本体部10、立体視内視鏡21、処置具41〜45を一括してまたは選択的に操作することができる操作手段160を設けてもよい。さらに、画像表示手段87、画像表示手段91〜95に代えて、立体視内視鏡21、処置具41〜45の観察光学系21b、21c、観察光学系41c、42c、43c、44c、45cからの画像を一括して、または、選択的に表示可能な画像表示装置190を設けてもよい。このように構成することによって、省スペース化可能でコンパクトなシステムとなり、より少ない人数の術者によって効率的に治療を行うことができる。
As shown in FIG. 6, the
本発明について上記実施形態を参照しつつ説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、改良の目的または本発明の思想の範囲内において改良または変更が可能である。 Although the present invention has been described with reference to the above embodiment, the present invention is not limited to the above embodiment, and can be improved or changed within the scope of the purpose of the improvement or the idea of the present invention.
10 本体部
20 中央孔部
21 立体視内視鏡(内視鏡)
30 周辺孔部
41 処置具
42 処置具
43 処置具
44 処置具
45 処置具
60 本体部操作手段
70 内視鏡操作手段
81 処置具操作手段
82 処置具操作手段
83 処置具操作手段
84 処置具操作手段
85 処置具操作手段
100 患者(対象物)体内
110 病変部(対象部位)
200 対象物内部処置システム
300 対象物内部処置装置
DESCRIPTION OF
30
200 Object Internal Treatment System 300 Object Internal Treatment Device
Claims (16)
前記本体部の端面中央において、対象部位を観察する内視鏡を挿入する円形断面の中央孔部と、
前記中央孔部の周りに等間隔に前記本体部に設けられ、前記対象部位を処置する処置具を挿入する複数の周辺孔部と、
を備えることを特徴とする対象物内部処置装置。 A flexible tubular main body introduced into the inside of the object,
At the center of the end face of the main body, a central hole with a circular cross section for inserting an endoscope for observing the target site;
A plurality of peripheral hole portions that are provided in the main body portion at equal intervals around the central hole portion and into which a treatment tool for treating the target site is inserted, and
An object internal treatment device comprising:
前記本体部の端面中央において、対象部位を観察する内視鏡を挿入する円形断面の中央孔部、および
前記中央孔部の周りに等間隔に前記本体部に設けられ、前記対象部位を処置する処置具を挿入する複数の周辺孔部、を備える本体部と、
前記対象物の外部において前記本体部を操作する本体部操作手段と、
前記対象物の外部において前記内視鏡を操作する内視鏡操作手段と、
前記対象物の外部において前記処置具を操作する処置具操作手段と、
を備えることを特徴とする対象物内部処置システム。 A tubular main body having flexibility to be introduced into an object,
At the center of the end surface of the main body, a central hole portion having a circular cross section for inserting an endoscope for observing the target portion, and provided in the main body portion at equal intervals around the central hole portion, treats the target portion. A main body comprising a plurality of peripheral holes for inserting the treatment tool;
A body portion operating means for operating the body portion outside the object;
Endoscope operating means for operating the endoscope outside the object;
A treatment instrument operating means for operating the treatment instrument outside the object;
An object internal treatment system comprising:
The target object internal treatment system according to claim 2, wherein the treatment instrument has a bendable bending portion.
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