JP2005045710A - 電子透かし埋め込み装置,電子透かし検証装置,電子透かし埋め込み方法,および電子透かし検証方法 - Google Patents
電子透かし埋め込み装置,電子透かし検証装置,電子透かし埋め込み方法,および電子透かし検証方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005045710A JP2005045710A JP2003279855A JP2003279855A JP2005045710A JP 2005045710 A JP2005045710 A JP 2005045710A JP 2003279855 A JP2003279855 A JP 2003279855A JP 2003279855 A JP2003279855 A JP 2003279855A JP 2005045710 A JP2005045710 A JP 2005045710A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- important area
- signature
- message
- digital watermark
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Television Systems (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
- Image Processing (AREA)
Abstract
【解決手段】 入力された画像データを分割した各ブロックが,重要領域に属するか非重要領域に属するかに関する重要領域情報が入力される重要領域情報入力端子2と,ブロック化された単位で,署名データを生成する署名生成部101と,重要領域情報に従って,画像データに署名データを埋め込む署名埋め込み部102を備え,署名埋め込み部102は,重要領域の署名データを重要領域に埋め込まず,重要領域の署名データを周囲の非重要領域に埋め込み,非重要領域には,非重要領域の署名データに加えて,重要領域の署名データを埋め込む。
【選択図】 図8
Description
(a)重要領域に対して,ロスレスのまま,改ざん検証を行える。
また,重要領域の署名データを周囲の非重要領域に埋め込み,さらに,非重要領域には,非重要領域の署名データに加えて,重要領域の署名データを埋め込むことにより,
(b)重要領域情報が削除された場合も,全面改ざんとならずに,重要領域を改ざん領域として検出できる他,他の改ざんブロックの位置を特定できる。
(c)重要領域情報が付与された場合も,全面改ざんとならずに,重要領域となった部分を改ざん領域として検出できる他,他の改ざんブロックの位置を特定できる。
(d)重要領域情報の有無にかかわらず,非重要領域に埋め込んだメッセージを正しく抽出できる。
(e)重要領域情報の有無にかかわらず,全メッセージを正しく抽出できる。
(f)重要領域情報の追加/削除にかかわらず,全メッセージを正しく抽出できる。
(g)重要領域情報が改ざんされ,非重要領域から重要領域へ変更された場合に,改ざんとしてでなく,領域情報の変更として,変更された領域を検出できる。
(h)重要領域情報の追加にかかわらず,全メッセージを正しく抽出できる確率が高くなる。
(i)重要領域情報が改ざんされ,重要領域から非重要領域へ変更された場合に,改ざんとしてでなく,領域情報の変更として,変更された領域を検出できる。
(j)重要領域情報が不要となる。
(a)重要領域に対して,ロスレスのまま,改ざん検証を行える。
また,重要領域の署名データを周囲の非重要領域に埋め込み,さらに,非重要領域には,非重要領域の署名データに加えて,重要領域の署名データを埋め込むことにより,
(b)重要領域情報が削除された場合も,全面改ざんとならずに,重要領域を改ざん領域として検出できる他,他の改ざんブロックの位置を特定できる。
(c)重要領域情報が付与された場合も,全面改ざんとならずに,重要領域となった部分を改ざん領域として検出できる他,他の改ざんブロックの位置を特定できる。
(d)重要領域情報の有無にかかわらず,非重要領域に埋め込んだメッセージを正しく抽出できる。
(e)重要領域情報の有無にかかわらず,全メッセージを正しく抽出できる。
(f)重要領域情報の追加/削除にかかわらず,全メッセージを正しく抽出できる。
(g)重要領域情報が改ざんされ,非重要領域から重要領域へ変更された場合に,改ざんとしてでなく,領域情報の変更として,変更された領域を検出できる。
(h)重要領域情報の追加にかかわらず,全メッセージを正しく抽出できる確率が高くなる。
(i)重要領域情報が改ざんされ,重要領域から非重要領域へ変更された場合に,改ざんとしてでなく,領域情報の変更として,変更された領域を検出できる。
(j)重要領域情報が不要となる。
本実施の形態にかかる電子透かし埋め込み装置,電子透かし検証装置,電子透かし埋め込み方法,および電子透かし検証方法について説明する。まず,電子透かし埋め込み装置の構成について説明する。
図1は,第1の実施の形態にかかる電子透かし埋め込み装置の構成を示す説明図である。図2は,図1の電子透かし埋め込み装置を,JPEG2000圧縮器へ適用した場合を示す説明図である。
図3は,本実施の形態にかかる電子透かし検証装置の構成を示す説明図である。図4は,図3の電子透かし検証装置を,JPEG2000伸張器へ適用した場合を示す説明図である。
電子透かしを埋め込むターゲット画像の画像データを画像入力端子1へ入力する。ピクセルデータへ直接電子透かしを埋め込む場合は,入力データはピクセルデータとなる。また,周波数空間上での電子透かしの場合は,ウェーブレット係数やDCT係数となる。
署名データは,図6に示したように,複数ブロックをまとめてハッシュ値を求めてブロック数分分割してもよく,また,複数ブロック分のハッシュ値を連結したものでもよい。また,異なる方式や,異なる領域単位で生成した値を結合したものでもよい。
ブロック内の埋め込み位置は,図7に示したように,疑似ランダムシーケンスや,置換テーブルでスクランブルできる。
画像データ内で重要領域として設定する座標情報を,重要領域情報入力端子2へ入力する。重要領域と,重要領域用署名データを埋め込む非重要領域に対する署名埋め込み部102の動作は,図8に示したように,以下のようになる。
(1)重要領域の署名データは,重要領域に埋め込まれない。
(2)重要領域の署名データは,周囲の非重要領域に埋め込まれる。
(3)非重要領域には,非重要領域の署名データに加えて,重要領域の署名データを埋め込む。
非重要領域への署名データ埋め込み時,埋め込み順序は,図11に示したようになる。図11(a)は,重要領域用署名データを埋め込まない場合,図11(b)は,重要領域用署名データを埋め込む場合を示している。非重要領域用の署名データは,重要領域の有無にかかわらず,位置が変化しないように埋め込まれる。このため,重要領域情報の有無は,非重要領域ブロックの有無に影響しない。なお,埋め込み位置は,図7に示したように,スクランブルされてもよい。
切り替え部20は,図13に示したように,重要領域用署名データを埋め込むための非重要領域ブロック署名を生成する場合は接点Bへ,それ以外の場合は接点Aへ切り替える。重要領域用署名データを埋め込むための非重要領域ブロック署名を生成する場合は,以下のような処理の流れとなる。
(1)切り替え部20を接点Aへ接続する。
(2)署名生成部101により,重要領域用の署名データを生成する。
(3)署名埋め込み部102により,重要領域用の署名データを,非重要領域ブロックに埋め込む。
(4)切り替え部20を接点Bへ接続する。
(5)署名埋め込み部102により,重要領域用署名データを埋め込まれた非重要領域ブロックを,署名生成部101へ渡す。
(6)署名生成部101では,非重要領域ブロック用署名を生成する。
(7)重要領域用署名データの埋め込まれたブロックに,図12に示したように,非重要領域ブロック用署名データを埋め込む。
次いで,電子透かし検証装置の動作について説明する。
非重要領域ブロックの署名の抽出は,重要領域の設定にかかわらず同じである。従って,重要領域の有無にかかわらず改ざん検出可能となる。
重要領域ブロックとして電子透かし埋め込み処理が行われたブロックの署名データは,非重要領域ブロックへ埋め込まれているが,重要領域情報がないため,重要領域ブロック自身から,署名データの抽出を試みる。しかし,得られる署名データはでたらめな値となるため,重要領域ブロックは,改ざんブロックとして検出される。
非重要領域ブロックの署名の抽出は,重要領域の設定にかかわらず同じである。従って,重要領域の有無にかかわらず改ざん検出可能となる。
重要領域ブロックと設定されたブロックの署名データは,元々非重要領域ブロックとして,ブロック自身に埋め込まれている。しかし,重要領域ブロックとして設定されたため,周囲の非重要領域から署名データの抽出を試みる。しかし,得られる署名データはでたらめな値となるため,重要領域と設定した部分は改ざんブロックとして検出される。
以上説明したように,本実施の形態によれば,以下の効果が得られる。
(a)重要領域に対して,ロスレスのまま,改ざん検証を行える。
(b)重要領域情報が削除された場合も,全面改ざんとならずに,重要領域を改ざん領域として検出できる他,他の改ざんブロックの位置を特定できる。
(c)重要領域情報が付与された場合も,全面改ざんとならずに,重要領域となった部分を改ざん領域として検出できる他,他の改ざんブロックの位置を特定できる。
図14は,第2の実施の形態にかかる電子透かし埋め込み装置の構成を示す説明図である。図13に示した上記第1の実施の形態にかかる電子透かし埋め込み装置に対し,メッセージ入力端子5をさらに備えたことを特徴とする。
メッセージの埋め込み位置は,例えば図16に示したように,埋め込むメッセージサイズを埋め込む。これにより,メッセージの後に続く重要領域用署名データを取得できるようになる。また,例えば図17に示したように,メッセージ開始位置のフラグやオフセットを埋め込む方法もある。この場合,非重要領域ブロックが改ざんされ,メッセージのサイズが正しく抽出できなくなった場合でも,重要領域用署名データを正しく抽出することができ,重要領域の改ざん誤検出を低減できる。
次いで,電子透かし検証装置の動作について説明する。
その他の動作は,上記第1の実施の形態の動作と実質的に同様であるため,重複説明を省略する。
図16に示したメッセージの埋め込み位置の場合,重要領域の有無にかかわらず,非重要領域のメッセージは正しく抽出できる。重要領域の部分については,メッセージが埋め込まれていないが,でたらめなメッセージが抽出できる場合がある。これは,エラー訂正符号化や,メッセージ自体に電子署名やハッシュ値を持たせることで,破棄できる。
重要領域の部分については,何も埋め込まれていないが,でたらめなメッセージが抽出できる場合がある。これは,エラー訂正符号化や,メッセージ自体に電子署名やハッシュ値を持たせることで,破棄できる。
図16,図17に示したメッセージの埋め込み位置の場合,重要領域の有無にかかわらず,非重要領域のメッセージは正しく抽出できる。新たに設定された重要領域の部分については,検証時に重要領域からメッセージを抽出しないため,メッセージは抽出されない。
以上説明したように,本実施の形態によれば,以下の効果が得られる。
(d)重要領域情報の有無にかかわらず,非重要領域に埋め込んだメッセージを正しく抽出できる。
図18は,第3の実施の形態にかかる電子透かし埋め込み装置の構成を示す説明図である。図14に示した上記第2の実施の形態にかかる電子透かし埋め込み装置に対し,メッセージ分割部110をさらに備えたことを特徴とする。
図20に示したように,各分割したメッセージの先頭には,ヘッダ情報が付与される。ヘッダ情報には,メッセージの位置を示すアドレス情報を保存する。また,この他,巡回冗長検査(Cyclic Redundancy Check:CRC)などの誤り検出符号などを保存してもよい。CRCは,数バイト単位等細かい単位で付与してもよい。また,元のメッセージ自体に,エラー訂正符号化や,繰り返しなどを用いたエラー耐性を持たせてもよい。
次いで,本実施の形態にかかる電子透かし検証装置の動作について説明する。
メッセージ結合部210は,図21に示したように,抽出したメッセージのヘッダ情報を読み取り,元のメッセージ全体で,どの位置にあるかを決定する。ヘッダに,CRC等のエラー検出符号が含まれている場合は,エラーを検出したメッセージを破棄する。
その他の動作は,上記第2の実施の形態の動作と実質的に同様であるため,重複説明を省略する。
重要領域の有無にかかわらず,非重要領域ブロックのメッセージは正しく抽出できる。元重要領域ブロックについては,メッセージが埋め込まれていないが,でたらめなメッセージが抽出できる場合がある。これは,図22に示したように,ヘッダにCRCを入れることで破棄したり,メッセージ全体をエラー訂正符号化や,データの繰り返しと多数決処理を行うことで,元のデータを復元できる。
重要領域の有無にかかわらず,非重要領域ブロックのメッセージは正しく抽出できる。
以上説明したように,本実施の形態によれば,以下の効果が得られる。
(e)重要領域情報の有無にかかわらず,全メッセージを正しく抽出できる。
(f)重要領域情報の追加/削除にかかわらず,全メッセージを正しく抽出できる。
図23,図24は,第4の実施の形態にかかる電子透かし検証装置の構成を示す説明図である。図23に示した電子透かし検証装置は,図3に示した上記第1の実施の形態にかかる電子透かし検証装置に対し,署名比較部203の比較結果出力を,署名抽出部201へ入力する構成としたことを特徴とする。図24に示した電子透かし検証装置は,図15に示した上記第2の実施の形態にかかる電子透かし検証装置に対し,署名比較部203の比較結果出力を,署名抽出部201へ入力する構成としたことを特徴とする。
以上説明したように,本実施の形態によれば,以下の効果が得られる。
(g)重要領域情報が改ざんされ,非重要領域から重要領域へ変更された場合に,改ざんとしてでなく,領域情報の変更として,変更された領域を検出できる。
(h)重要領域情報の追加にかかわらず,全メッセージを正しく抽出できる確率が高くなる。
本実施の形態にかかる電子透かし検証装置の構成は,図23に示した上記第4の実施の形態にかかる電子透かし検証装置と実質的に同様である。
以上説明したように,本実施の形態によれば,以下の効果が得られる。
(i)重要領域情報が改ざんされ,重要領域から非重要領域へ変更された場合に,改ざんとしてでなく,領域情報の変更として,変更された領域を検出できる。
図27,図28は,第6の実施の形態にかかる電子透かし検証装置の構成を示す説明図である。本実施の形態にかかる電子透かし検証装置は,図23,図24に示した上記第4の実施の形態にかかる電子透かし検証装置に対し,重要領域情報入力端子11を削除したことを特徴とする。
署名抽出部201は,重要領域/非重要領域にかかわらず,すべて,非重要領域の方法を用いて署名データの抽出を行う。
署名抽出部201では,図29に示したように,改ざんとならなかったブロックに埋め込まれた重要領域署名フラグ(図26参照)を抽出し,重要領域を推定する。例えば,改ざんブロックが,重要領域署名フラグで重要領域用署名を持っていると示されている領域ブロックに囲まれている場合,その内部に閉じこめられた改ざんブロックを重要領域とみなしてもよい。また,実際は,改ざんなどがあるため,重要領域署名フラグで重要領域用署名を持っていると示されている領域ブロックが,環状に閉じていない場合がある。この場合,想定できるパターンで改ざんブロックと重要領域用署名データを比較し,もっともよく適合するパターンを結果として出力してもよい。
以上説明したように,本実施の形態によれば,以下の効果が得られる。
(j)検出側で,重要領域情報が不要となる。
2 重要領域情報入力端子
3 埋め込み後画像データ出力端子
5 メッセージ入力端子
12 比較結果出力端子
13 メッセージ出力端子
20 切り替え部
50 カラー変換部
51 ウェーブレット変換部
52 量子化部
53 符号化部
100 ブロック化部
101 署名生成部
110 メッセージ分割部
102 署名埋め込み部
202 署名生成部
203 署名比較部
Claims (20)
- 電子透かし埋め込み装置において,
電子透かしを埋め込むターゲット画像の画像データが入力される画像入力端子と,
前記入力された画像データを,所定サイズのブロックに分割するブロック化部と,
前記各ブロックが,重要領域に属するか非重要領域に属するかに関する重要領域情報が入力される重要領域情報入力端子と,
前記ブロック化された単位で,署名データを生成する署名生成部と,
前記重要領域情報に従って,前記画像データに前記署名データを埋め込む署名埋め込み部と,
前記署名データ埋め込み後の画像データを出力する画像出力端子と,
を備え,
前記署名埋め込み部は,
重要領域の署名データを重要領域に埋め込まず,重要領域の署名データを周囲の非重要領域に埋め込み,非重要領域には,非重要領域の署名データに加えて,重要領域の署名データを埋め込むことを特徴とする,電子透かし埋め込み装置。 - 前記非重要領域に埋め込まれる任意のメッセージが入力されるメッセージ入力端子をさらに備えたことを特徴とする,請求項1に記載の電子透かし埋め込み装置。
- 前記メッセージを分割し,各分割後のメッセージに,各分割後のメッセージが元のメッセージのどの部分のメッセージであったかを示すヘッダ情報を付加するメッセージ分割部をさらに備えたことを特徴とする,請求項2に記載の電子透かし埋め込み装置。
- 電子透かし検証装置において,
電子透かしを検証するターゲット画像の画像データが入力される画像入力端子と,
前記入力された画像データを,所定サイズのブロックに分割するブロック化部と,
前記各ブロックが,重要領域に属するか非重要領域に属するかに関する重要領域情報が入力される重要領域情報入力端子と,
前記ブロック化された単位で,前記重要領域情報に従って,重要領域からは署名データの抽出を行わず,周囲の非重要領域から,前記署名データを抽出する署名抽出部と,
前記ブロック化された単位で,署名データを生成する署名生成部と,
前記署名抽出部が抽出した署名データと,前記署名生成部が生成した署名データとを比較する署名比較部と,
前記署名比較部による比較結果を出力する比較結果出力端子と,
を備えたことを特徴とする,電子透かし検証装置。 - 前記入力された画像データに埋め込まれたメッセージを出力するメッセージ出力端子をさらに備えたことを特徴とする,請求項4に記載の電子透かし検証装置。
- 前記メッセージに付加されたヘッダ情報を読み取り,前記各メッセージが元のメッセージのどの部分のメッセージであるかを決定し,元のメッセージを結合するメッセージ結合部をさらに備えたことを特徴とする,請求項5に記載の電子透かし検証装置。
- 前記署名比較部の比較結果出力が,前記署名抽出部へ入力されることを特徴とする,請求項4〜6のいずれかに記載の電子透かし検証装置。
- 前記署名抽出部は,前記署名比較部によって改ざんと判定された重要領域ブロックを,非重要領域ブロックとみなすことを特徴とする,請求項7に記載の電子透かし検証装置。
- 前記署名抽出部は,前記署名比較部によって改ざんと判定された非重要領域ブロックを,重要領域ブロックとみなすことを特徴とする,請求項7に記載の電子透かし検証装置。
- 前記署名抽出部は,非重要領域に埋め込まれた重要領域署名フラグから,重要領域情報を推定することを特徴とする,請求項4〜9のいずれかに記載の電子透かし検証装置。
- 電子透かし埋め込み方法であって,
電子透かしを埋め込むターゲット画像の画像データが入力される画像入力工程と,
前記入力された画像データを,所定サイズのブロックに分割するブロック化工程と,
前記各ブロックが,重要領域に属するか非重要領域に属するかに関する重要領域情報が入力される重要領域情報入力工程と,
前記ブロック化された単位で,署名データを生成する署名生成工程と,
前記重要領域情報に従って,前記画像データに前記署名データを埋め込む署名埋め込み工程と,
前記署名データ埋め込み後の画像データを出力する画像出力工程と,
を含み,
前記署名埋め込み工程において,
重要領域の署名データを重要領域に埋め込まず,重要領域の署名データを周囲の非重要領域に埋め込み,非重要領域には,非重要領域の署名データに加えて,重要領域の署名データを埋め込むことを特徴とする,電子透かし埋め込み方法。 - 前記非重要領域に埋め込まれる任意のメッセージが入力されるメッセージ入力工程をさらに含むことを特徴とする,請求項11に記載の電子透かし埋め込み方法。
- 前記メッセージを分割し,各分割後のメッセージに,各分割後のメッセージが元のメッセージのどの部分のメッセージであったかを示すヘッダ情報を付加するメッセージ分割工程をさらに含むことを特徴とする,請求項12に記載の電子透かし埋め込み方法。
- 電子透かし検証方法であって,
電子透かしを検証するターゲット画像の画像データが入力される画像入力工程と,
前記入力された画像データを,所定サイズのブロックに分割するブロック化工程と,
前記各ブロックが,重要領域に属するか非重要領域に属するかに関する重要領域情報が入力される重要領域情報入力工程と,
前記ブロック化された単位で,前記重要領域情報に従って,重要領域からは署名データの抽出を行わず,周囲の非重要領域から,前記署名データを抽出する署名抽出工程と,
前記ブロック化された単位で,署名データを生成する署名生成工程と,
前記署名抽出工程において抽出した署名データと,前記署名生成工程において生成した署名データとを比較する署名比較工程と,
前記署名比較工程による比較結果を出力する比較結果出力工程と,
を含むことを特徴とする,電子透かし検証方法。 - 前記入力された画像データに埋め込まれたメッセージを出力するメッセージ出力工程をさらに含むことを特徴とする,請求項14に記載の電子透かし検証方法。
- 前記メッセージに付加されたヘッダ情報を読み取り,前記各メッセージが元のメッセージのどの部分のメッセージであるかを決定し,元のメッセージを結合するメッセージ結合工程をさらに含むことを特徴とする,請求項15に記載の電子透かし検証方法。
- 前記署名比較工程の比較結果出力を用いて,前記署名抽出工程を再度行うことを特徴とする,請求項14〜16のいずれかに記載の電子透かし検証方法。
- 前記署名抽出工程において,前記署名比較工程において改ざんと判定された重要領域ブロックを,非重要領域ブロックとみなすことを特徴とする,請求項17に記載の電子透かし検証方法。
- 前記署名抽出工程において,前記署名比較工程において改ざんと判定された非重要領域ブロックを,重要領域ブロックとみなすことを特徴とする,請求項17に記載の電子透かし検証方法。
- 前記署名抽出工程において,非重要領域に埋め込まれた重要領域署名フラグから,重要領域情報を推定することを特徴とする,請求項14〜19のいずれかに記載の電子透かし検証方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003279855A JP4144469B2 (ja) | 2003-07-25 | 2003-07-25 | 電子透かし検証装置および電子透かし検証方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003279855A JP4144469B2 (ja) | 2003-07-25 | 2003-07-25 | 電子透かし検証装置および電子透かし検証方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005045710A true JP2005045710A (ja) | 2005-02-17 |
JP4144469B2 JP4144469B2 (ja) | 2008-09-03 |
Family
ID=34265847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003279855A Expired - Fee Related JP4144469B2 (ja) | 2003-07-25 | 2003-07-25 | 電子透かし検証装置および電子透かし検証方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4144469B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007066230A (ja) * | 2005-09-02 | 2007-03-15 | Fujitsu Ltd | 機能ユニット |
JP2010109486A (ja) * | 2008-10-28 | 2010-05-13 | Seiko Instruments Inc | 画像処理装置、及び画像処理プログラム |
JP2012527682A (ja) * | 2009-05-22 | 2012-11-08 | デジタルゾーン カンパニー、 リミテッド. | 偽変造検証用イメージファイル生成方法及びイメージファイルの偽変造検証方法 |
CN112102908A (zh) * | 2020-09-22 | 2020-12-18 | 合肥易康达医疗卫生信息科技有限公司 | 一种电子病历可信云签名方法 |
-
2003
- 2003-07-25 JP JP2003279855A patent/JP4144469B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007066230A (ja) * | 2005-09-02 | 2007-03-15 | Fujitsu Ltd | 機能ユニット |
JP2010109486A (ja) * | 2008-10-28 | 2010-05-13 | Seiko Instruments Inc | 画像処理装置、及び画像処理プログラム |
JP2012527682A (ja) * | 2009-05-22 | 2012-11-08 | デジタルゾーン カンパニー、 リミテッド. | 偽変造検証用イメージファイル生成方法及びイメージファイルの偽変造検証方法 |
CN112102908A (zh) * | 2020-09-22 | 2020-12-18 | 合肥易康达医疗卫生信息科技有限公司 | 一种电子病历可信云签名方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4144469B2 (ja) | 2008-09-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7360093B2 (en) | System and method for authentication of JPEG image data | |
Yang et al. | A contrast-sensitive reversible visible image watermarking technique | |
JP4155956B2 (ja) | 電子透かし埋め込み装置と方法ならびに電子透かし抽出装置と方法 | |
US6834344B1 (en) | Semi-fragile watermarks | |
Mobasseri et al. | Data embedding in JPEG bitstream by code mapping | |
JP2004282677A (ja) | 画像処理方法 | |
US20020146123A1 (en) | Content authentication and recovery using digital watermarks | |
US7313696B2 (en) | Method for authentication of JPEG image data | |
JP4024153B2 (ja) | 電子透かし埋め込み方法およびその方法を利用可能な符号化装置と復号装置 | |
US20070253592A1 (en) | Method and System for Protecting and Authenticating a Digital Image | |
US9319752B2 (en) | Robust watermark | |
US7493489B2 (en) | System and method for authentication of JPEG image data | |
JP4218539B2 (ja) | 電子透かし埋め込み装置,電子透かし検出装置,電子透かし埋め込み方法,および電子透かし検出方法 | |
JP4144469B2 (ja) | 電子透かし検証装置および電子透かし検証方法 | |
US7627761B2 (en) | System for authentication of JPEG image data | |
JP5086951B2 (ja) | 画像生成装置、画像生成方法、コンピュータが実行可能なプログラム、およびコンピュータが読み取り可能な記録媒体 | |
WO2007085632A1 (en) | Method of watermarking digital data | |
Zhu et al. | Multimedia authentication and watermarking | |
JP3805141B2 (ja) | 画像処理方法及び装置と記憶媒体 | |
JP2007060280A (ja) | デジタルコンテンツ作成装置およびデジタルコンテンツ改変検出装置およびデジタルコンテンツ改変鑑定システム | |
D’Angelo et al. | Watermark-based authentication | |
Sun et al. | A crypto signature scheme for image authentication over wireless channel | |
JP3949029B2 (ja) | 電子透かし検出装置、及びプログラム | |
EP1452012A2 (en) | Method and apparatus for watermarking and authenticating data | |
Hassan et al. | Variable block-size image authentication with localization and self-recovery |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060626 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080201 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080304 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080507 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080527 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080609 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627 Year of fee payment: 3 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120627 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130627 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |