JP2005040192A - Embroidery/dyeing system - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、刺繍・染色システムに関し、染色前若しくは染色後のワークに刺繍を施すようにしてなる、刺繍・染色システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
縫製業界においては、ワーク(主として布地)に刺繍を施すことが出来ると共に、このワークに染色をも行えるようにした刺繍・染色システムが渇望されていた。この渇望を満たすべく、特許文献1は、染色装置を備える刺繍機を提供している。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−272046号公報 (第1〜4頁、図1〜10)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
たしかに、染色装置と刺繍機を一体化して、縫製業界の要望に対して技術的に応えた点は高く評価されるべきが、実用上、問題がある。すなわち、刺繍機が作動している間は染色装置を作動させることが出来ず、染色装置が作動している間は刺繍機を作動させることが出来ない。従って、アイドルタイムが惹起され、縫製効率が低下する。
【0005】
それ故に、本発明は、かような不具合が惹起されない刺繍・染色システムを提供することを、その技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、請求項1において講じた技術的手段は、
「制御装置と、前記制御装置の統制下にある刺繍機とを備え、前記制御装置及び前記刺繍機とは別体の染色装置が前記制御装置の統制下に入るべく付加されたとき、前記制御装置は選択された刺繍模様を生成する刺繍データに応じて、前記刺繍機をして、前記染色装置によるワークへの染色の前/後に、前記ワークを刺繍せしめるようにしてなる、刺繍・染色システム」を構成したことがある。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に依拠して、本発明にかかる刺繍・染色システムの実施形態について説明する。
【0008】
[刺繍・染色システムEBSの概要]
図1に示すように、刺繍・染色システムEBSは、制御装置100と、制御装置100と別体をなすも制御装置100の統制下にある刺繍機200と、制御装置100と別体をなすも制御装置100の統制下にある染色装置300とを備える。
【0009】
制御装置100としては、この実施形態では、市販のパソコンを採用している。(パソコンに代えて、専用のマイクロコンピュータを用いても良いことは、勿論である)。
【0010】
図1に示されるように、制御装置100の中枢要素たるCPU122は、表示装置たるディスプレー134を載置するケーシング130内に収容されている。
CPU122にはキーボード132及びマウス133を含む入力手段131が接続されている。ケーシング130の前面には、フレキシブルディスク136から各種データを読み込むためのディスクドライブ129が設けられている。このディスクドライブ129も、CPU122と接続されており、CPU122に読み込まれたデータは、内部メモリに記憶される。
【0011】
図示されない起動スイッチがオンされると、制御装置100が作動状態になる。同時に、ディスプレー134の画面137には、初期画面が現れ、複数の刺繍模様が整列して表示される。しかして、模様は、(A)ワークたる布地Wに刺繍機200で刺繍を施した後、染色装置300で染色を施すことによって得られるものと、(B)ワークたる布地Wに染色装置300で染色を施した後、刺繍機200で刺繍を施すことによって得られるもの、(C)ワークたる布地Wに刺繍機200で刺繍を施すだけで得られるものと、(D)ワークたる布地Wに染色装置300で染色を施すだけで得られるものとに、大別される。
【0012】
ここで、所望の模様を、マウス133を用いてクリックすれば、後述するような次画面が現れるが、その内容は、選択された模様が、上記(A)〜(B)の何れかによって異なる。しかして、いずれかの模様が選択されると、対応する模様データがメモリ228・229・230・231から読み出されて、刺繍機200及び/染色装置300が、後で詳しく述べる態様で作動して、ワークたる布地Wに、選択された模様が形成されるようになっている。
【0013】
この刺繍・染色システムEBSは、制御装置100と刺繍機200とから構成される従前の刺繍・染色システムに、染色装置300を付加し、制御装置100に新たにロードされるソフトをして、刺繍機200及び染色装置300を制御せしめるようにしたものである。
【0014】
尚、図13に示すように、染色装置300を引き出し可能に収容したラック800の天板上に制御装置100と刺繍機200を載せることにより、省スペース化を図っても良い。
【0015】
以下においては、刺繍機200の構成、刺繍機200の動作、染色装置300の構成及び染色装置300の動作を順次、個々的に説明し、その後、刺繍・染色システムEBSの全体動作を説明することにする。
【0016】
[刺繍機200の構成]
図2及び図3に示すように、刺繍機200は、ミシン201と、このミシン201下側に設置されたX−Yテーブル205とを備える。X−Yテーブル205には、Xモータ226A・Yモータ226Bによって作動する刺繍枠駆動部が設けられ、この刺繍枠駆動部には、刺繍枠装置FRが装着されるようになっている。
刺繍枠駆動部によって移動される刺繍枠装置FRの移動量及び方向は刺繍データにより演算される。
【0017】
また、ミシン201の針は、上軸モータ227によって上下動されるようになっている。これにより、刺繍機200は、刺繍枠Fに布Wをセットされた後、模様を選択することにより、模様データに従ったパターンの刺繍を布Wに施す。
【0018】
制御装置200内のCPU122は、刺繍データを時間に換算する刺繍時間演算手段、所要時間演算手段及び残り時間演算手段として作用するように、構成されている。すなわち、CPU122には、上記各演算のプログラムが書き込まれたプログラムメモリと、作業用RAMとを包含するとともに、前記した構成要素以外に、複数の模様データが書き込まれたメモリ228・229・230・232と、上軸モータ227を駆動する駆動手段231と、Xモータ226A・Yモータ226Bの双方を駆動するパルス分配回路224とが接続されている。
【0019】
入力手段131のキーボード132及びマウス133の何れかが操作されることによってメモリ228・229・230・232のいずれかを読出状態とし、指定した模様データを読み出すことができる。模様データは、刺繍枠装置FRに対し平面座標系で針落点を指示する。連続した二つの模様データによる針落点間のX方向長及びY方向長の比は、Xモータ226A・Yモータ226Bのパルス分配割合を指令するようになっている。また、前記X方向長及びY方向長によって決まる直角三角形の斜辺長は、連続した針落点間のピッチ長を決定し、上軸モータ227は、このピッチ長に応じて回転速度が可変されるようになっている。
上軸モータ227にはエンコーダ227aが取付けられており、このエンコーダ227aのパルス出力は、CPU122にフィードバックされてXモータ226A・Yモータ226Bを駆動する基準駆動信号となる。
【0020】
ここで、作業者は、上軸モータ227の最高回転速度を指定することができる。この最高回転速度は、刺繍速度に相当し刺繍精度を設定するものであり、ピッチ長に応じて決定される上軸モータ227の回転速度を調整している。
【0021】
[刺繍機200の動作]
刺繍機30の動作を図4及び図5に従って説明する。図4のフローチャートは、模様データ入力時に刺繍開始から終了までの所要時間の演算を示すものである。本フローチャートに入る前に、まず、作業者により布Wが刺繍枠装置FRにセットされる。布セットの後、ステップS1では、CPU122は、指定された刺繍速度でのピッチ長に対応した刺繍時間tmin を演算する。このとき、刺繍時間の総計レジスタの値を「0」にセットする。
【0022】
次のステップS2では、連続した二つの刺繍データ毎より各ピッチ長を演算し、1針当たりの刺繍時間を求める。これは、ピッチ長から決まる上軸モータ227の回転速度に基づいて求めることができる。そして、ステップS2で得られた1針当たりの刺繍時間tが、ステップS3の判定で刺繍速度で決まる刺繍時間tmin より大きい場合は、tをそのまま総計レジスタに加算し、刺繍時間tminより小さいか等しい場合は、ステップS4でt=tmin としてステップS5に進む。ステップS5では、連続した二つの刺繍データ毎の刺繍時間tを総計する。続くステップS6では、残り刺繍データの有無を判断する。
【0023】
ステップS2〜S6のルーチンは、模様データが無くなるまで行われ、ステップS6の判定が、データ無し(Yes)を示すと、刺繍開始から終了までの所要時間Tが求められることになる。所要時間Tはディスプレー134の画面137に表示される。上記所要時間Tの表示の後、刺繍動作が開始される。この刺繍機では、上記刺繍動作の間でも、割込み処理により、図5に示す残り刺繍時間の表示を行う。図5のフローチャートの演算は、図4と基本的に同じであり、刺繍動作中に読出される連続した二つの刺繍データより、その1針当たりの刺繍時間を求めて、所要時間Tから順次減算するものである。
【0024】
すなわち、ステップS7で所要時間Tが表示されている状態で、刺繍動作が開始されると、刺繍データが順次読出される。CPU122は、この刺繍進行中の連続した二つの刺繍データによる針落点間毎のピッチ長を演算し、ステップS2と同様の演算により、各連続刺繍データ毎の刺繍時間t′を求める。この時間t′は、ステップS9によってtmin ′と比較され、t′>tmin ′の場合は、ステップS11に進み、t′≦tmin ′の場合は、ステップS10によりt′=tmin ′として、ステップS11に進む。ステップS11は、ステップ5に相当し、現在までに刺繍動作に要した合計刺繍時間をT′を演算する。ステップS12では、所要時間Tより前記合計刺繍時間T′を減算する。そして、ステップS13で残り刺繍時間T″を表示する。ステップS13の表示の後、ステップ14で更なる模様データがある場合は、ステップS8に戻る。ステップS8からS14のループは、ステップS14でデータ無となるまで繰り返される。
【0025】
かように、刺繍動作に先立ち、模様データにより一針当たりの刺繍時間を求め、これらの総計した所要時間を演算し表示するようにしたので、刺繍開始から終了までの所要時間が判り、刺繍機からどれくらいの時間離れて他の作業を行い得るかの正確な時間の目安となり、生産能率を向上するとともに、単位時間当たりの生産量を予測することが容易となる。
【0026】
また、刺繍動作中に、刺繍進行中の連続刺繍データ毎の刺繍時間t′を求めて総計し、所要時間Tより減算しているので、刺繍終了までの残り時間T″も表示することができる。更に、刺繍動作中に、刺繍進行中の連続刺繍データ毎の刺繍時間t′を求めて総計しているので、画面137への表示形態として、所要時間を表示したまま、刺繍動作の進行に応じた経過時間を表示することもできる。
【0027】
[染色装置300の構成]
図6〜図7に示すように、染色装置300は、それ自身のMPU(中央処理装置)305を有しており、染色情報は、制御装置100のCPU105から、順次、または一括してインターフェース304及びMPU105を介して、RAM306に取り込まれるようになつている。
【0028】
図6において明瞭に示されるように、染色装置300の機枠307は逆U字状をなし、中央部にはテーブル308が上下動可能に配設されている。また、機枠307の上面には、MPU305に対して、CPU105からの染色情報とは独立して、入力を行う操作パネル329が配設されており、機枠307の端部にはヒーター335a、フアン335bを備え、布Wの上面に向かつて温風を吹き出す温風機335が配設されている。機枠307の両側面にはそれぞれ溝307a(片方のみ図示)が形成されており、この溝307aには溝307aに沿つてY方向に移動するY移動バー309の端部がかけられている。Y移動バー309の側面にも溝309aが形成されており、この溝309aには先端に印刷部311を備えたX移動腕310が、X方向に移動可能に配設されている。MPU305よりXYモータドライブ330(図7)に駆動の指示が入ると、Xモータ310b、Yモータ309bが移動距離に合わせて回転し、X移動腕310及びY移動バー309が移動して印刷部310を平面的に移動させることができるようになっている。
【0029】
布地Wを保持する保持枠装置FRは、円形の枠本体FRa(図9)と、枠本体FRaの内周に係合し枠本体FRaとの間で布地Wを保持する係合枠装置FRbと、枠本体FRaの両端部より機枠307に向かつて延在するよう固着された取付け部FRcより構成されている。機枠307の上面には一対の段部307cが形成されており、保持枠装置FRはその取付け部FRcが段部307cにネジ止めされることによって固定される。図9に示すように、機枠307の上面で一方の取付け部FRcの真下にあたる部分には、センサー314が配設されている。センサー314はMPU305に接続されており、機枠307と取付け部FRcとの間の距離を検知してMPU305に伝えるようになつている。
【0030】
機枠307の内側面にはピニオン315が形成されている。また、テーブル308の両側面にはピニオン315と噛合する一対のラツク316が軸支されており、ラツク316にはベルト317が巻回されている。テーブル308内には、回転軸319が軸着されたステツピングモータ318が配設されており、回転軸319にはベルト317が噛合している。こうして、MPU305よりモータドライブ320を介してステツピングモータモータ318に駆動の指示が入ると、ベルト317及びラツク316を回転させる。このとき、ベルト317は一方のラツク316にねじれて巻回されているため、ステツピングモータ318の回転によつて、ラツク316はそれぞれ相反する方向に回動する。従つて、ステツピングモータ318が図9にて時計方向に回転すればテーブル308は上昇し、反時計方向に回転すれば下降するようになっている
次に、X移動腕310の先端に備えられた染色部311について説明する。図に示すように、印刷部311は、それぞれ青、赤、緑の3原色のインクを蓄えた3本のインクヘツド321を備えている。インクヘツド321はインクヘツド保持部材322に固定されており、MPU305よりヘツドドライブ324(図7)に染色の指示が入ると、指定された色をもつインクヘツド321がインクヘツド保持部材322より下降して、布地W上に染色を行うようになつている。インクヘツド保持部材322には、センサー328が各インクヘツド321に対応して配設されている。センサー328は布地Wとの距離を検知してMPU305に送るようになっている。またインクヘツド保持部材322の両端は、X移動腕310内に配設された一対のガイドバー323に通されている。X移動腕310の内壁には、ガイドバー323に隣接してプーリー325a、325bが上下に並んで配設されており、プーリー325aにはインクヘツドモータ327が配設されている。また、プーリー325a、325bにはベルト326が巻回され、ベルト326にはインクヘツド保持部材322の端部が取付けられている。こうして、インクヘツドモータ327が作動してプーリー325a、325bが回動すると、ベルト326が回転しインクヘツド保持部材322をガイドバー323に沿って上下に駆動させるようになっている。
【0031】
染色装置300が、それ自身のMPU(中央処理装置)305を有しているのは、染色装置300を単体で、つまり制御装置100とは独立させて使用できることを可能とするためである。すなわち、インターフェース304に図示されないスキャナーを接続し、このスキャナーから読み込んだ図形をデジタル情報としてRAM306に記憶させれば、この図形を、他の布に染色することが可能となる。
【0032】
[染色装置300の動作]
初めに、保持枠装置FRを機枠307上に固定するネジ313を緩めた状態で、布地Wを保持枠装置FRにセットする。このとき、テーブル308は最も高い位置まで上昇させてあり、布地Wを保持枠装置FRにセツトすることで布地Wの厚み分△dだけ保持枠装置FRの取付け部FRcは上昇する(図10)。ここで、操作パネル329よりテーブル308の高さ補正の指示をすると、センサー314が機枠307と取付け部312cとの間の距離を測定してMPU305に送る。MPU305はこれを受けて、モータドライブ320に指示してステツピングモータ318を回転させ、△dだけテーブル308を下げる。こうして、機枠307と取付け部FRcはその距離がdとなるよう調整され、同時にインクヘツド321と布地Wとの距離が調整される(図11)。次に、染色スタートの指示が入ると、MPU305はRAM306に入力されている染色情報に基づいて、X移動腕310とY移動バー309を1ラインまたは複ラインごとにスキヤンさせるとともに、3色のインクヘツド321を染色情報に従って上下動させて布地Wに染色を行う。
【0033】
こうして、布地Wとインクヘツド321との間が所望の距離に保たれたまま染色が行われるが、図12に示すように布地31Wにアツプリケ等の部分的な別布332の重ね合わせがあつた場合には、次にようにしてインクヘツド321と別布332との間の高さ調節が行われる。インクヘツド321に隣接して配設されるセンサー328は、インクヘツド321の先端と布地W及び別布332との間の距離を常に検知してMPU305に送っているが、この距離が所定の距離を越えるとMPU305はモータドライブ320に指示してインクヘツドモータ327を駆動させ、インクヘツド保持部材322を上方に移動させる。また、布地W上に段差がなくなれば、再びこれを検知してインクヘツド保持部322を下方に移動させる。
【0034】
また、染色時において、操作パネル329で温風の指示をすれば、MPU105がヒーター335a及びフアン335bに通電を指示し温風機335より布地W上に温風が送風されるようになっており、これによりインクの即乾が図られる。
【0035】
[刺繍・染色システムEBSの全体動作]
まず、図示されない起動スイッチがオンされると、制御装置100が作動状態になる。同時に、ディスプレー103の画面137には、初期画面が現れ、複数の模様が整列して表示される。しかして、模様は、(A)ワークたる布地Wに刺繍機200で刺繍を施した後、染色装置300で染色を施すことによって得られるものと、(B)ワークたる布地Wに染色装置300で染色を施した後、刺繍機200で刺繍を施すことによって得られるもの、(C)ワークたる布地Wに刺繍機200で刺繍を施すだけで得られるものと、(D)ワークたる布地Wに染色装置300で染色を施すだけで得られるものとに、大別される。所望の模様を、マウス133を用いてクリックすれば、次画面において、選択された模様の他、選択された模様に応じた指示が表示される。以下においては、刺繍・染色システムEBSの動作を、選択された模様毎に説明する。
【0036】
(1)選択された模様が(A)の場合(ワークたる布地Wに刺繍機200で刺繍を施した後、染色装置300で染色を施すことによって得られる模様が選択された場合)、画面137には、当該模様の他、「枠番号を入力し、布地をセットした枠を刺繍機に装填しなさい」旨の指示が表示される。この指示に従って、布地Wをセットした枠装置FRの大きさを示す番号を画面137から入力した後、この布地Wをセットした枠装置FRを刺繍機200に装填し、刺繍機200を作動させれば、枠装置FRは、その大きさに応じた刺繍開始点まで移動させられ、布地Wに所定の刺繍が施される。刺繍作業がなされている間、作業完了までの時間が画面137に表示される。刺繍作業が完了すると、ブザーが鳴ると共に、「枠から布地を外さずに染色装置に装填しなさい」旨の表示がなされる。この指示に従って、布地Wをセットした枠装置FRを染色装置300に装填すると、染色装置300を作動させれば、枠装置FRは、その大きさ(画面137に入力された時点で、制御装置100にとっては既知となっている)に応じた染色開始点まで移動させられ、刺繍が施された布地Wの指定された部位に染色が施される。染色作業が完了してインキ乾燥が完了すると、ブザーが鳴ると共に、「枠を外しなさい」旨の表示がなされる。これで、刺繍及びその後に染色が施された布地Wを得ることが出来る。尚、刺繍作業中、染色装置300の使用モードを切り換えておけば、単独に、他の布地に染色を行うことが出来る。
【0037】
(2)選択された模様が(B)の場合(ワークたる布地Wに染色装置300で染色を施した後、刺繍機200で刺繍を施すことによって得られる模様が選択された場合)、画面137には、当該模様の他、「枠番号を入力し、布地をセットした枠を染色装置に装填しなさい」旨の指示が表示される。この指示に従って、布地Wをセットした枠装置FRの大きさを示す番号を画面137から入力した後、この布地Wをセットした枠装置FRを染色装置300に装填し、染色装置300を作動させれば、枠装置FRは、その大きさに応じた染色始点まで移動させられ、布地Wに所定の染色が施される。染色作業が完了してインキ乾燥が完了すると、ブザーが鳴ると共に、「枠から布地を外さずに刺繍機に装填しなさい」旨の表示がなされる。この指示に従って、染色が済んだ布地Wをセットした枠装置FRを刺繍機200に装填し、刺繍機200を作動させれば、枠装置FRは、その大きさ(画面137に入力された時点で、制御装置100にとっては既知となっている)に応じた刺繍開始点まで移動させられ、布地Wに所定の刺繍が施される。刺繍作業がなされている間、作業完了までの時間が画面137に表示される。
刺繍作業が完了すると、ブザーが鳴ると共に、「枠を外しなさい」旨の表示がなされる。これで、染色の後に刺繍が施された布地Wを得ることが出来る。尚、刺繍作業中、染色装置300の使用モードを切り換えておけば、単独に、他の布地に染色を行うことが出来る。
【0038】
(3)選択された模様が(C)の場合(ワークたる布地Wに刺繍機200で刺繍のみを施した模様が選択された場合)、画面137には、当該模様の他、「枠の番号を入力し、布地をセットした枠を刺繍機に装填しなさい」旨の指示が表示される。この指示に従って、布地Wをセットした枠装置FRの大きさを示す番号を画面137から入力した後、この布地Wをセットした枠装置FRを刺繍機200に装填し、刺繍機200を作動させれば、枠装置FRは、その大きさに応じた刺繍開始点まで移動させられ、布地Wに所定の刺繍が施される。刺繍作業がなされている間、作業完了までの時間が画面137に表示される。刺繍作業が完了すると、ブザーが鳴ると共に、「枠を外しなさい」旨の表示がなされる。これで、刺繍のみが施された布地Wを得ることが出来る。尚、刺繍作業中、染色装置300の使用モードを切り換えておけば、単独に、他の布地に染色を行うことが出来る。
【0039】
(4)選択された模様が(D)の場合(ワークたる布地Wに染色装置300で染色を施したのみの模様が選択された場合)、画面137には、当該模様の他、「枠の番号を入力し、布地をセットした枠を染色装置に装填しなさい」旨の指示が表示される。この指示に従って、布地Wをセットした枠装置FRの大きさを示す番号を画面137から入力した後、布地Wをセットした枠装置FRを染色装置300に装填し、染色装置300を作動させれば、布地Wに所定の染色が施される。染色作業が完了してインキ乾燥が完了すると、ブザーが鳴ると共に、「枠を外しなさい」旨の表示がなされる。これで、染色のみが施された布地Wを得ることが出来る。尚、この場合は、染色装置300を単独で作動させても、同じような模様を得ることが出来る。
【0040】
[変形例]
上述した刺繍・染色システムEBSは、一台の刺繍機200及び一台の染色装置300を共通の制御装置100の統制下において、刺繍及び/または染色を、連続/並行して行うようにしたものであるが、本発明は上述した実施の形態に限定される意図はなく、本発明の趣旨に沿った形態の刺繍・染色システムであれば、どのようなものでもよい。例えば、以下の如し。
【0041】
[変形例の具体例1]
複数台の刺繍機200及び1台の染色装置300を共通の制御装置100の統制下におく。かような構成をなすことにより、刺繍・染色作業を、より効率的に行うことが出来る。すなわち、模様によっては、刺繍作業に要する時間が、染色作業(含;インク乾燥)に要する時間の半分以下という場合、染色作業中に、刺繍作業を2回、並行して行うことにより、刺繍機200・染色装置300のアイドル時間を極力減らすことが出来、実用上、多大な効果を奏するものである。
【0042】
[変形例の具体例2]
変形例の具体例1とは逆に、1台の刺繍機200及び複数台の染色装置300を共通の制御装置100の統制下におく。かような構成をなすことにより、刺繍・染色作業を、より効率的に行うことが出来る。すなわち、模様によっては、刺繍作業に要する時間が、染色作業(含;インク乾燥)に要する時間の2倍以上という場合、刺繍作業中に、染色作業を2回、並行して行うことにより、刺繍機200・染色装置300のアイドル時間を極力減らすことが出来、実用上、多大な効果を奏するものである。しかして、図14に示すように、回転テーブル900に載置された染色装置300の周囲に、略等ピッチで複数台の刺繍機200A〜200Dを配置することにより、効率的な作業を行える。すなわち、刺繍機200A(200B、200C、200Dも同じ)での刺繍時間及び染色装置300における染色時間を夫々TE及びTCとし且つTE=4TCすれば、刺繍機の始動時刻を(1/4)Tずらすことにより、各刺繍機での刺繍作業が完了すると同時に染色装置300のアイドルタイムを発生させることなく、染色装置300で布地に染色を行え、全体作業の効率化を図ることが出来る。しかも、特定の刺繍機で刺繍作業が完了したとき、回転テーブル900を回転させて、染色装置300への枠装置FRの装填を容易ならしめることが出来、頗る便利である。
【0043】
[変形例の具体例3]
刺繍機200で刺繍を行う場合と染色装置300で染色を行う場合とで、布地Wを保持する枠装置を異ならしめても良い。この場合は、枠装置の大きさの情報を、個別に制御装置100から、刺繍機200及び染色装置300に事前に、入力しておくことになる(画面137上での指示の仕方も、上述したのもと少し異なる)。これにより、枠装置の大きさに依拠して、枠装置を駆動して、枠装置に装着される布地(ワーク)を所定の刺繍開始位置及び染色開始位置に、精確に移動させることが出来る。
【0044】
【発明の効果】
上に述べたところ明らかなように、本発明は、次のような実用上多大な効果を奏する。
【0045】
既存の刺繍機に染色装置を付加して、刺繍機と染色装置を制御する制御ソフトを準備するだけで、ワークへの刺繍と染色とを、連続して或いは同期して行うことが出来る。その際、刺繍機及び染色装置の台数を適宜増減することにより、刺繍時間と染色時間との間に比較的大きな差異があっても、刺繍機及び染色装置の何れか一方のアイドル時間を低減できる。
【0046】
制御ソフトをして刺繍機及び染色装置の双方に、装填されるべき枠の大きさを知らしめることができるので、枠が共通である場合は勿論、枠が異なっても、刺繍機における刺繍開始点への枠の移動及び染色装置における染色開始点への枠の移動を的確に行え、予期しない部位への刺繍・染色を防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる刺繍・染色システムの構成を示す概観図である。
【図2】図1に示す刺繍・染色システムの構成要素たる刺繍機の外観斜視図である。
【図3】図1に示す刺繍・染色システムにおける刺繍機の制御系を示すブロック図である。
【図4】図2に示す刺繍機における、模様データ入力時の刺繍時間の演算を示すフローチャートである。
【図5】図2に示す刺繍機における、刺繍作動時の刺繍時間の演算を示すフローチャートである。
【図6】図1に示す刺繍・染色システムの構成要素たる染色装置の外観斜視図である。
【図7】図6に示す染色装置の制御系を示すブロック図である。
【図8】図6に示す染色装置のX方向の断面図である。
【図9】図6に示す染色装置の、厚布が保持されたときの断面図である。
【図10】図9の布地の厚みに合わせてテーブルの高さを調整した後の、プリンタの断面図である。
【図11】図6に示す染色装置のインク出力部の断面図である。
【図12】図6に示す染色装置の、別布が保持されたときの断面図である。
【図13】プリンタを収納したラックに制御装置と刺繍機を載置した状態を示す模式図である。
【図14】1台のプリンタと複数台の刺繍機とからなる刺繍・染色システムの最適配置例を示す平面模式図である。
【符号の説明】
100・・・制御装置
200・・・刺繍機
300・・・染色装置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an embroidery / dyeing system, and more particularly to an embroidery / dyeing system in which embroidery is performed on a work before dyeing or after dyeing.
[0002]
[Prior art]
In the sewing industry, there has been a craving for an embroidery / dyeing system capable of embroidering a work (mainly fabric) and dyeing the work. In order to satisfy this craving, Patent Document 1 provides an embroidery machine equipped with a dyeing apparatus.
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-5-272046 (Pages 1 to 4, FIGS. 1 to 10)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Certainly, the point that the dyeing apparatus and the embroidery machine were integrated and technically responded to the demands of the sewing industry should be highly evaluated, but there are practical problems. That is, the dyeing apparatus cannot be operated while the embroidery machine is operating, and the embroidery machine cannot be operated while the dyeing apparatus is operating. Accordingly, idle time is induced and sewing efficiency is lowered.
[0005]
Therefore, it is a technical object of the present invention to provide an embroidery / dyeing system that does not cause such problems.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problem, the technical means taken in claim 1 is:
“A control device and an embroidery machine under the control of the control device, and when the dyeing device separate from the control device and the embroidery machine is added to enter the control of the control device, the control In accordance with embroidery data for generating a selected embroidery pattern, the apparatus causes the embroidery machine to embroider the work before / after dyeing the work by the dyeing apparatus. ”Has been configured.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of an embroidery / dyeing system according to the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
[0008]
[Outline of embroidery / dyeing system EBS]
As shown in FIG. 1, the embroidery / dyeing system EBS includes a
[0009]
As the
[0010]
As shown in FIG. 1, the
Input means 131 including a
[0011]
When a start switch (not shown) is turned on, the
[0012]
Here, if a desired pattern is clicked with the
[0013]
This embroidery / dyeing system EBS adds a
[0014]
As shown in FIG. 13, the
[0015]
In the following, the configuration of the
[0016]
[Configuration of Embroidery Machine 200]
As shown in FIGS. 2 and 3, the
The movement amount and direction of the embroidery frame device FR moved by the embroidery frame driving unit are calculated from the embroidery data.
[0017]
Further, the needle of the
[0018]
The
[0019]
By operating either the
An
[0020]
Here, the operator can specify the maximum rotation speed of the
[0021]
[Operation of Embroidery Machine 200]
The operation of the embroidery machine 30 will be described with reference to FIGS. The flowchart of FIG. 4 shows the calculation of the required time from the start to the end of embroidery when pattern data is input. Before entering the flowchart, first, the operator sets the cloth W on the embroidery frame device FR. After the fabric setting, in step S1, the
[0022]
In the next step S2, each pitch length is calculated from every two consecutive embroidery data, and the embroidery time per stitch is obtained. This can be obtained based on the rotational speed of the
[0023]
The routine of Steps S2 to S6 is performed until there is no pattern data. If the determination in Step S6 indicates no data (Yes), the required time T from the start to the end of embroidery is obtained. The required time T is displayed on the
[0024]
That is, when the embroidery operation is started in the state where the required time T is displayed in step S7, the embroidery data is sequentially read out. The
[0025]
Thus, prior to the embroidery operation, the embroidery time per stitch is obtained from the pattern data, and the total required time is calculated and displayed. It is an accurate measure of the time from which the other work can be performed, thus improving the production efficiency and easily predicting the production amount per unit time.
[0026]
Further, during the embroidery operation, the embroidery time t ′ for each continuous embroidery data in progress of embroidery is obtained and totaled and subtracted from the required time T, so that the remaining time T ″ until the end of embroidery can be displayed. Further, during the embroidery operation, the embroidery time t ′ for each continuous embroidery data in progress of the embroidery is obtained and totaled, so that the embroidery operation proceeds while the required time is displayed as the display form on the
[0027]
[Configuration of Dyeing Device 300]
As shown in FIGS. 6 to 7, the
[0028]
As clearly shown in FIG. 6, the
[0029]
The holding frame device FR that holds the fabric W includes a circular frame main body FRa (FIG. 9), and an engagement frame device FRb that engages with the inner periphery of the frame main body FRa and holds the fabric W between the frame main body FRa. The frame body FRa includes a mounting portion FRc fixed so as to extend from both ends of the frame body FRa toward the
[0030]
A
[0031]
The reason why the
[0032]
[Operation of Dyeing Device 300]
First, the fabric W is set in the holding frame device FR in a state where the
[0033]
In this way, dyeing is performed while the desired distance between the fabric W and the
[0034]
Further, at the time of dyeing, if an instruction for warm air is given on the
[0035]
[Overall operation of embroidery / dyeing system EBS]
First, when a start switch (not shown) is turned on, the
[0036]
(1) When the selected pattern is (A) (when a pattern obtained by dyeing with the
[0037]
(2) When the selected pattern is (B) (when a pattern obtained by performing embroidery with the
When the embroidery work is completed, a buzzer sounds and a message “Remove frame” is displayed. Thus, a fabric W embroidered after dyeing can be obtained. If the use mode of the
[0038]
(3) When the selected pattern is (C) (when a pattern in which only the
[0039]
(4) When the selected pattern is (D) (when a pattern only selected by dyeing the work cloth W with the
[0040]
[Modification]
The above-described embroidery / dyeing system EBS is configured such that one
[0041]
[Specific Example 1 of Modification]
A plurality of
[0042]
[Specific example 2 of modification]
Contrary to the first specific example of the modification, one
[0043]
[Specific Example 3 of Modification]
The frame device that holds the fabric W may be different depending on whether the
[0044]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, the present invention has the following practical effects.
[0045]
By simply adding a dyeing device to an existing embroidery machine and preparing control software for controlling the embroidery machine and the dyeing device, embroidery and dyeing of a workpiece can be performed continuously or synchronously. At that time, by appropriately increasing or decreasing the number of embroidery machines and dyeing devices, the idle time of either the embroidery machine or the dyeing device can be reduced even if there is a relatively large difference between the embroidery time and the dyeing time. .
[0046]
Since the control software can inform both the embroidery machine and the dyeing device of the size of the frame to be loaded, the embroidery machine can start embroidery even if the frame is different, as well as the common frame. The movement of the frame to the point and the movement of the frame to the dyeing start point in the dyeing apparatus can be performed accurately, and embroidery / dying to an unexpected part can be prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overview diagram showing a configuration of an embroidery / dyeing system according to the present invention.
2 is an external perspective view of an embroidery machine that is a component of the embroidery / dyeing system shown in FIG. 1. FIG.
3 is a block diagram showing a control system of the embroidery machine in the embroidery / dyeing system shown in FIG. 1. FIG.
4 is a flowchart showing calculation of an embroidery time when pattern data is input in the embroidery machine shown in FIG.
5 is a flowchart showing calculation of an embroidery time when an embroidery operation is performed in the embroidery machine shown in FIG. 2;
6 is an external perspective view of a dyeing apparatus that is a component of the embroidery / dyeing system shown in FIG. 1. FIG.
7 is a block diagram showing a control system of the staining apparatus shown in FIG. 6. FIG.
8 is a cross-sectional view of the staining apparatus shown in FIG. 6 in the X direction.
FIG. 9 is a cross-sectional view of the dyeing apparatus shown in FIG. 6 when a thick cloth is held.
10 is a cross-sectional view of the printer after adjusting the height of the table according to the thickness of the fabric of FIG.
11 is a cross-sectional view of an ink output unit of the staining apparatus shown in FIG.
12 is a cross-sectional view of the dyeing apparatus shown in FIG. 6 when another fabric is held.
FIG. 13 is a schematic diagram showing a state in which a control device and an embroidery machine are placed on a rack that houses a printer.
FIG. 14 is a schematic plan view showing an optimal arrangement example of an embroidery / dyeing system including one printer and a plurality of embroidery machines.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (13)
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003200567A JP2005040192A (en) | 2003-05-29 | 2003-07-23 | Embroidery/dyeing system |
US10/556,895 US20070022930A1 (en) | 2003-05-29 | 2004-05-27 | Embroidering and dyeing system |
PCT/IB2004/001741 WO2004106611A1 (en) | 2003-05-29 | 2004-05-27 | Embroidering and dyeing system |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003153037 | 2003-05-29 | ||
JP2003200567A JP2005040192A (en) | 2003-05-29 | 2003-07-23 | Embroidery/dyeing system |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005040192A true JP2005040192A (en) | 2005-02-17 |
Family
ID=34277138
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005040192A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013096036A (en) * | 2011-11-02 | 2013-05-20 | Seiko Epson Corp | Inkjet printing apparatus |
-
2003
- 2003-07-23 JP JP2003200567A patent/JP2005040192A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
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