JP2005039846A - 記録再生装置、受信装置及び情報出力方法 - Google Patents

記録再生装置、受信装置及び情報出力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
放送受信装置と記録再生装置の操作を一体化する。
【解決手段】
放送受信装置と記録再生装置がお互いに相手の状態を設定したり取得したりできる通信を行い、自機の状態をユーザーに報告したり設定させる画面と同じ形態の画面で、他機の情報もユーザーに報告したり設定させる。
放送受信装置と記録再生装置の操作形態が一体化するので、ユーザーの操作が簡単になる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、映像を記録及び再生する映像記録及び再生装置の応用に関するものであり、特に、映像記録及び再生装置の操作方法に関するものである。
現在、家庭用の映像及び音声信号の記録再生機器としては、磁気テープを用いたアナログ方式のビデオテープレコーダ(以下、VTR)が実用化されている。
一方、次世代のテレビ放送としてデジタルテレビ放送が実用化され始めており、例えば、アナログ映像及び音声信号をMPEG(Moving Picture Experts Group)方式を用いて高能率デジタル圧縮符号化し、衛星や同軸ケーブルを通して放送するシステムが知られている。また、デジタル衛星放送を受信してアナログ映像及び音声信号を出力するデジタル衛星放送受信器(以下、IRD)も実用化され初めている。
なお、これらのデジタル放送システムに関しては、例えば、特許文献1に詳しく述べられている。
テレビジョン学会誌、第47巻、第4号(1993年)、第486頁〜第503頁、「5.放送サービスイメージ」
従来のVTRでは、このようなデジタル放送を記録することは考えられておらず、内蔵したアナログ放送受信用のチューナが供給する映像及び音声信号を記録することを前提としており、デジタル放送を記録するときには、IRDが出力する映像及び音声信号をVTRの外部入力端子から入力して記録することになる。
しかし、VTRとIRDは全く独立した装置であり、例えば、デジタル放送の番組を予約録画するためには、IRDとVTRの双方に予約の設定をする必要があり、両装置の操作方法を正確に覚えなくてはならない。
本発明は、このような問題を解決するために、VTRとIRDの操作手法を統一する手段を提供することを目的とする。
VTRとIRDがお互いの動作状態や設定内容を設定したり取得したりできる通信を行い、IRDが、自機の状態をユーザーに報告する画面と同じ形態の画面を用いてVTRの情報をユーザーに報告したり、自機の状態をユーザーに設定させる画面と同じ形態の画面を用いてVTRの状態をユーザーに設定させたり、また、同様に、VTRが、自機の状態をユーザーに報告する画面と同じ形態の画面を用いてIRDの情報をユーザーに報告したり、VTRが自機の状態をユーザーに設定させる画面と同じ形態の画面を用いてIRDの状態をユーザーに設定させたりすることで、VTRとIRDの操作が一体化されユーザーの操作が簡単になる。
以上で説明したように、本発明によれば、VTRとIRDがお互いの動作状態や設定内容を設定したり取得したりできる通信を行い、IRDが、自機の状態をユーザーに報告する画面と同じ形態の画面を用いてVTRの情報をユーザーに報告したり、自機の状態をユーザーに設定させる画面と同じ形態の画面を用いてVTRの状態をユーザーに設定させたり、
また、同様に、VTRが、自機の状態をユーザーに報告する画面と同じ形態の画面を用いてIRDの情報をユーザーに報告したり、VTRが自機の状態をユーザーに設定させる画面と同じ形態の画面を用いてIRDの状態をユーザーに設定させたりすることで、VTRとIRDの操作が一体化されユーザーの操作が簡単になる。
図1は本発明による磁気記録再生装置の一実施例を示す回路図である。この装置は、1/2インチ酸化物テープにアナログ映像及び音声を磁気記録再生する記録再生装置の一例を示している。
ここで、100はVTR、200はIRD、250はモニタテレビ(以下、TV)である。また、矢印が付けられた一本線は映像及び音声の流れを示し、点線は制御の流れを示している。
まず、VTR100の構成要素を説明する。
10はIRD200から供給されるデジタル放送の映像及び音声を入力することを前提とした外部入力端子である。11はアナログ放送信号を入力する入力端子、12はアナログ放送信号を受信して復調するアナログ放送受信チューナである。13は入力ソースを切り替える入力切替スイッチで、13Vは映像信号を切り替える映像入力切替スイッチ、13Aは音声信号を切り替える音声入力切替スイッチである。14は映像及び音声の信号処理回路で、14Vは映像信号の処理を行う映像信号処理回路、14Aは音声信号の処理を行う音声信号処理回路であり、記録時には記録処理した信号を磁気ヘッドに供給して記録し、再生時には磁気ヘッドが再生した信号を再生処理して出力するように動作する。15は入力した映像信号または内部で生成する映像信号を背景に情報を多重するアナログ・オン・スクリーン・ディスプレイ回路(以下、アナログOSD回路)である。ここで、入力した映像信号を背景に情報を表示することをスーパーインポーズ表示、内部で生成する映像信号を背景に情報を表示することをブルーバック表示として、以下これらの用語を使用する。本実施例では、アナログOSD回路15は、VTR100とIRD200の動作状態をスーパーインポーズ表示するために用いられる。16はVTR100から映像及び音声を出力する出力端子である。20はVTR100の動作全体の制御を行うVTRシステム制御回路であり、上記で説明したVTR100の全ての構成要素の制御を行う。260はVTR100とIRD200の操作を行う釦群からなるリモコンであり、261はその受信部で、リモコンからのユーザーの操作要求をVTRシステム制御回路20に送信する。
図2は本実施例で用いるリモコン260の一例を示したものである。ここで、300はVTR100の電源をオン/オフさせる電源釦、301は数字を入力するための数字釦、302及び303はVTR100のチャンネルをアップ/ダウンさせるチャンネルアップ/ダウン釦、304及び305はTV250の音量をアップ/ダウン
させる音量アップ/ダウン釦、306は番組ガイド画面を表示させるための番組ガイド釦、307は設定画面を表示させるための設定画面釦、308は予約確認画面を表示するための予約確認釦、309はVTR100とIRD200の現在の動作状態をスーパーインポーズ表示させるための状態表示釦、310は設定画面や番組ガイド画面でカーソルを上下左右に移動させるカーソル釦、311はカーソルが示す項目を決定する決定釦、312はテープを巻き戻す巻き戻し釦、313はテープを再生する再生釦、314はテープを早送りする早送り釦、315は記録を開始する記録釦、316はテープの走行を停止する停止釦である。
再び図1の説明に戻ると、図示はしないが、VTR100内部には、信号を記録する媒体である磁気テープ、磁気テープに信号を記録する磁気ヘッド、磁気ヘッドを取り付けた回転ドラム、磁気テープを走行させるキャプスタンなどのメカニズムがある。
次に、IRD200とTV250の構成要素を説明する。
201はデジタル放送信号を入力する入力端子、202は入力したデジタル放送信号を復調するデジタル放送受信チューナである。203はデジタル放送受信チューナ202が受信したデジタル信号をアナログ映像及び音声信号に変換して出力するデコーダである。また、デコーダ203は、出力する映像信号をスーパーインポーズ表示やブルーバック表示にして情報を表示する機能も備えている。本実施例では、デコーダ203の情報を表示する機能は、設定画面や予約確認画面をブルーバック表示するために用いられる。204は変換されたアナログ映像及び音声信号を出力する出力端子であり、ここから出力された映像及び音声信号はVTR100の入力端子10に供給される。220はIRD200の動作全体の制御を行うIRDシステム制御回路であり、上記で説明したIRD200の全ての構成要素の制御を行う。また、IRDシステム制御回路220は、デジタル放送受信チューナ202が受信したデジタル情報信号を入力し、この中から番組配列情報と呼ばれる、放送番組の番組名、放送日時、内容などを含む情報を抽出して、近日中に放送される番組の内容を一覧にした番組ガイド画面を作成し、デコーダ203により映像信号の画面として出力することができる。262はリモコンの受信部で、リモコンからのユーザーの操作要求をIRDシステム制御回路220に送信する。
なお、図3はデコーダ内部の構成を示すブロック図であり、圧縮されたデジタル信号を伸張する伸張回路2031、デジタル信号の映像部分に情報をデジタル的に多重するデジタル・オン・スクリーン・ディスプレイ回路(以下、デジタルOSD回路)2032、デジタル信号をアナログ映像及び音声信号に変換するエンコーダ2033からなり、スーパーインポーズ表示やブルーバック表示の実際の表示はデジタルOSD回路2032にて行われる。
再び図1の説明に戻ると、251はTV250用の映像及び音声を入力する入力端子であり、VTR100の出力端子16から供給される映像及び音声信号を入力する。252は入力した映像信号を表示するモニタ画面である。
VTR100とIRD200は通信線270で結ばれており、271と272は通信線270の接続端子である。
本実施例で用いる通信の内容を、主語:動詞:主格目的語:目的補語に分けると、主語は送信元の機器を示し、目的語は受信先の特定の動作状態や設定内容などを示し、動詞は目的語で示したデータに対し値の設定または取得を指示し、目的補語は動詞が設定の時に設定する内容を示す。
例えば、IRD200がVTR100を記録状態にするには、主語=IRD、動詞=設定、主格目的語=VTRの走行状態、目的補語=記録となる。このような相手の状態を設定する機能により、VTR100がIRD200の電源オン/オフ切り替えやチャンネルの変更などの操作を行うことや、IRD200がVTR100の走行状態を記録、停止、再生などに切り替えることができるので、VTR100とIRD200の電源を連動してオンにすることなどが可能になる。
また、VTR100がIRD200に受信中のチャンネル番号を聞くときは、主語=VTR、動詞=取得、主格目的語=IRDのチューナのチャンネル番号となる。このような相手の状態を取得する機能により、VTR100がIRD200の動作状態を監視してその変化を検出することができるので、動作状態が変化したときにはアナログOSD回路15でIRD200の最新の状態を文字や図にして表示することが可能になる。本実施例では、スーパーインポーズ表示でユーザーに情報知らせる状態表示画面ような画面は、IRD200の動作状態も含めて、VTRシステム制御回路20が制御するアナログOSD回路15にて表示を行う。
さらに、本プロトコルでは相手の機器が持っている主格目的語の種類とその名称、またその主格目的語に設定できる目的補語の種類とその名称を知るための手段を持っている。この機能により、IRD200がVTR100の設定項目の種類とその名称、また設定項目に対する選択肢の種類とその名称を取得して、デジタルOSD回路2032でVTR100用の設定画面を表示することが可能になる。本実施例では、ブルーバック表示でユーザーに情報を知らせる設定画面や予約画面などの画面は、VTR100の情報も含めて、IRDシステム制御回路220が制御するデジタルOSD回路2032にて表示を行う。
情報の表示の分担をこのようにするのは、以下の理由による。
デジタルOSD回路2032はデジタル放送の番組ガイド用の画面を表示する機能を持つので、アナログOSD回路15に比べて、画面の解像度が高い、色数が多い、第一水準以上の漢字の表示ができる、などの利点があるが、アナログ放送受信チューナ12が出力する映像や磁気ヘッドで再生した映像を背景にして文字を表示することはできない。そのため、本実施例では、スーパーインポーズ表示はアナログOSD回路15、ブルーバック表示はデジタルOSD回路2032が表示するような分担としている。
なお、VTR100とIRD200の間の実際の通信は、VTRシステム制御回路20とIRDシステム制御回路220の間で行われる。また、VTR100とIRD200が正常に通信できているときには、リモコン260から発信されるユーザーの操作要求は全てVTRシステム制御回路20が受信し、IRDシステム制御回路220は受信動作を中断する。
この記録再生装置の動作を、リモコン260の各種の釦が押されたときの動作を説明する。
リモコン260の電源釦300が押されると、VTRシステム制御回路20はVTR100の電源をオンの状態にすると共に、電源オンの要求をIRD200に送信し、IRDシステム制御回路220はこれを受信してIRD200の電源をオンの状態にする。これにより、VTR100とIRD200の電源状態は連動してオン/オフする。
このときに、入力切替スイッチ13の接点がA側に接続していれば、入力端子11からVTR100に入力したアナログ放送信号はアナログ放送受信チューナ12で映像及び音声に変換され、入力切替スイッチ13、信号処理回路14、アナログOSD回路14(映像信号のみ)を介して出力端子16から出力され、アナログ放送受信チューナで受信した番組がTV250で視聴できる。また、入力切替スイッチ13の接点がD側に接続していれば、入力端子201からIRD200に入力したデジタル放送信号はデジタル放送受信チューナ202でデジタル情報信号に変換され、デコーダ203でアナログの映像及び音声信号に変換され、出力端子204から出力される。さらに、これらの信号は入力端子10からVTR100に入力され、入力切替スイッチ13、信号処理回路14、アナログOSD回路15(映像信号のみ)を介して出力端子16から出力され、デジタル放送の番組がTV250で視聴できる。
リモコン260の状態表示釦309が押されると、VTRシステム制御回路20は入力切替スイッチ13の接続先に応じて、以下の処理を行う。
入力切替スイッチ13の接点がA側に接続しているときは、VTRシステム制御回路20は、「停止、記録、再生」などのVTR100の動作モードとアナログ放送受信チューナ12の受信チャンネルの情報をアナログOSD回路15に送信し、これらの情報を映像信号に多重するようにアナログOSD回路15へ指示する。
次に、入力切替スイッチ13の接点がD側に接続しているときは、VTRシステム制御回路20は、IRD200からデジタル放送受信チューナ202が受信しているチャンネル番号を取得し、上記VTRの動作モードと取得したデジタル放送の受信チャンネルの情報をアナログOSD回路15により表示する。
リモコン260のチャンネルアップ釦302が押されると、VTRシステム制御回路20は入力切替スイッチ13の接続先に応じて、以下の処理を行う。
入力切替スイッチ13の接点がA側に接続しているときは、VTRシステム制御回路20は、次に選局するアナログ放送のチャンネル番号を検索して、検索したチャンネルにアナログ放送受信チューナ12をチューニング制御すると共に、アナログOSD回路15にチャンネル番号の表示要求を出し、モニタ画面252上には選局したアナログ放送の映像とそのチャンネル番号が映し出される。このときのVTR100の動作は、従来のVTRの動作と同じである。
次に、入力切替スイッチ13の接点がD側に接続しているときは、VTRシステム制御回路20はIRD200にチャンネルアップの要求を送信する。IRDシステム制御回路210はそれを受信して、次に選局するデジタル放送のチャンネル番号を検索して、検索したチャンネルにデジタル放送受信チューナ202をチューニング制御する。VTRシステム制御回路20はIRD200の受信チャンネルが変更されたことを検出して、アナログOSD回路13にそのチャンネル番号の表示要求を出し、モニタ画面252上には選局したデジタル放送の映像とそのチャンネル番号が表示される。
なお、上記の動作は、入力切替スイッチ13により放送信号の種類を選択してからチャンネルアップ釦やチャンネルダウン釦により所定のチャンネルに選局するという選局の方法の一例であり、例えば、チャンネルアップ釦によりアナログ放送とデジタル放送を含んだループで巡回させたり、数字釦によりダイレクトに所定の放送の所定のチャンネルに選局することも考えられるが、このときのVTR100及びIRD200の間で行われる通信と制御の内容については容易に推測できるので特に説明しない。
リモコン260の設定画面釦307が押されると、設定画面の表示はIRD200のデコーダ203で行うので、 VTRシステム制御回路20はIRD200に設定画面表示の要求を送信する。IRDシステム制御回路220はこれを受信して設定画面用のデータを作成してデコーダ203に表示要求を出す。また、VTRシステム制御回路20はIRD200が設定画面を表示したことを検出して、映像入力切替スイッチ13Vを接点D側に接続する。これにより、IRD200から出力される設定画面は、入力端子10VからVTR100に入力され、映像入力切替スイッチ13V、映像信号処理回路14V、アナログOSD回路15、出力端子16Vを介してTV250の入力端子に供給され、モニタ画面252上に設定画面が表示される。
図4はIRD200が表示する設定画面の一例を示したものである。画面400は各種設定画面を選択する選択画面の一例である。ここで、401の斜線部は現在のカーソル位置を示している。
IRD200が設定画面を表示しているときは、VTRシステム制御回路20は設定画面で使用される釦の要求を受け付けると、その内容をIRD200に無条件に送信し、IRDシステム制御回路220は受信した内容に従い設定画面を切り替えたり、設定項目の内容の変更を行う。ここで、設定画面で使用される釦は、設定画面内の設定項目を選択するためのカーソル釦310、選択肢を決定する決定釦311、数字を入力する数字釦300である。
画面400で、「ビデオモード設定」上にカーソルがあるときに決定釦311が押されると、IRDシステム制御回路220はVTR100が保持する設定項目の種類とその名称、またその選択肢とその名称、さらに現在の設定内容をVTR100から取得し、VTR用の設定画面を作成し、デコーダ203にビデオモード設定画面を表示させる。
画面410はIRD200が表示するビデオモード設定画面の一例を示したものである。ここで、411は現在のカーソル位置を示し、412、413、414は現在選択されている項目を示している。ユーザーは設定を変更する項目の選択肢にカーソルを移動させて決定釦311を押して設定内容を変更するが、画面410で決定釦311が押されると「再生CMスキップ」モードが「入」から「切」に切り替わる。
設定項目の内容が変更されたときには、IRDシステム制御回路220は変更された項目の内容をVTR100に送信し、VTRシステム制御回路20はこれを受信して、内部の状態データを書き換える。
設定画面上の「設定終了」上にカーソルがあるときに決定釦311が押されると、IRDシステム制御回路220はこれを検出して設定画面の表示を終了させる。
VTRシステム制御回路20は設定画面の表示が終了したことを検出して、リモコン260の操作要求の処理を通常動作に戻し、映像入力切替スイッチ13Vをメニュー画面の表示前の状態に戻す。
ここで、VTRシステム制御回路20はIRD200が設定画面を表示しているときには、リモコン260からの状態表示要求を無視する。また、状態表示中に設定画面が表示されたときは、状態表示を終了させる。これはIRD200がブルーバック表示する設定画面とVTR100がスーパーインポーズ表示する状態表示画面が重ならないようにするためである。
また、VTRシステム制御回路20は、記録中はリモコン260からの設定画面表示の要求を無視する。これは記録する映像信号が設定画面にならないようにするためである。
リモコン260の番組ガイド釦306が押されると、VTRシステム制御回路20はIRD200に番組ガイド表示を要求し、IRDシステム制御回路220はそれを受信して、デジタル放送受信チューナ202が受信したデジタル情報信号に含まれる番組配列情報から、放送番組の番組名、放送日時、内容などの情報を抽出して、近日中に放送される番組の内容を一覧にした番組ガイドを画面を作成する。さらに、IRDシステム制御回路220はVTR100に登録されているチャンネル番号を取得して、アナログ放送のチャンネルを番組ガイド画面に含んだ形に変換する。
図5は本実施例で表示する番組ガイド画面の一例を示す図である。チャンネル番号が100以上のものがデジタル放送の番組であり、番組配列情報から取得した番組のタイトルと放送時間が示されている。チャンネル番号が100未満のものがアナログ放送の番組であり、チャンネル毎に15分単位で区切ったブロックで構成している。
デジタル放送の番組を予約するときには、カーソルを希望する番組に持っていき決定釦311で決定する。希望する番組を決定すると、IRDシステム制御回路220は指定された番組のチャンネル番号、開始時刻、終了時刻を予約情報として抜き出してVTR200へ送信する。VTRシステム制御回路20はそれを受信して、予約情報として保存する。
アナログ放送の番組を予約するときには、希望するチャンネル毎の15分単位のブロックを幾つか選んで開始時刻と終了時刻を15分単位で決定する。まず、希望するチャンネルの開始時刻に相当するブロックを選択して決定し、次に同じチャンネルの終了時刻に相当するブロックを選択して決定することで、両者のブロックの間に含まれる全てのブロックが選択される。画面500は、27日木曜日の17:15〜18:15にアナログ放送の8チャンネルが予約された場合の画面を示している。IRDシステム制御回路220は選択された複数のブロックから
、チャンネル番号、開始時刻、終了時刻を予約情報として抜き出してVTR100へ送信する。VTRシステム制御回路20はそれを受信して、予約情報として保存する。
リモコン260の予約確認釦308が押されると、VTR100とIRD200では上記で説明した設定画面表示のときと同様な通信と動作を行う。ただし、予約確認画面を生成するために、IRDシステム制御回路220はVTR100が保存している予約の内容を取得するための要求をVTR100に送信し、その返信を受けて、予約確認画面を作成するという動作が追加される。
予約確認画面にて予約内容が削除されたときには、IRDシステム制御回路220は削除された特定の予約の削除要求をVTR100に送信し、VTRシステム制御回路20はこれを受信して保存している予約内容から対応する予約情報を削除する。
なお、本実施例では予約の内容をVTR100が保持するような例としているが、これを、例えば、アナログ放送の予約内容はVTR100が保持し、デジタル放送の予約内容はIRD200が保持するような例としたり、全ての予約内容をIRD200が保持するようにしてもよい。
このときは、予約設定が完了したときの予約情報の送受信、予約確認画面の表示を行うときの予約情報の取得要求の送受信、予約の削除が行われたときの削除要求の送受信などの動作は上記で説明したものとは異なるものになるが、これらは容易に考えられるので特に説明しない。
リモコン260の再生釦313が押されると、VTRシステム制御回路20は信号処理回路14と回転ドラムやキャプスタンなどのメカニズムを再生モードに設定して、VTR100の動作を再生状態にする。同時に、アナログOSD回路15に「再生」文字の表示要求を指示する。
磁気ヘッドで再生された信号は映像及び音声信号処理回路14で再生処理され、アナログOSD回路15(映像信号のみ)、出力端子16から出力され、TV250で再生中の映像及び音声が視聴できる。
なお、再生中にメニュー画面や予約画面を表示させるときの動作は、上記で示した停止時の動作と同じである。
リモコン260の記録釦315が押されると、VTRシステム制御回路20は信号処理回路14と回転ドラムやキャプスタンなどのメカニズムを記録モードに設定して、VTR100の動作を記録状態にする。同時に、アナログOSD回路15に「記録」文字や記録中のチャンネル番号などの表示要求を出す。
入力切替スイッチ13で選択された信号は映像及び音声信号処理回路で記録処理され、磁気ヘッドにて磁気テープ上に記録されると共に、アナログOSD回路15(映像信号のみ)、出力端子16から出力され、TV250で記録中の映像及び音声が視聴できる。
なお、上記でも説明したが、VTRシステム制御回路20は、記録中はリモコン260からの設定画面の表示要求や予約確認画面の表示要求を受け付けない。これは記録する映像信号が設定画面や予約確認画面にならないようにするためである。
最後に、予約による記録について説明する。本実施例では、VTR100が予約の情報を保持しているので、予約の実行もVTR100が行う例を示している。
まず、アナログ放送の予約の実行について説明する。
予約の開始時刻になったら、 VTRシステム制御回路20は、VTR100の電源をオンにし、入力切替スイッチ13を接点A側に接続し、アナログ放送受信チューナ12を予約したチャンネルへチューニングしてから、記録を開始する。これにより、予約したアナログ放送の番組が記録される。また、予約の終了時刻になったら、記録を終了し、VTR100の電源をオフにする。
次に、デジタル放送の予約の実行について説明する。
予約の開始時刻になったら、VTRシステム制御回路220は、VTR100とIRD200の電源をオンにし、入力切替スイッチ13を接点D側に接続し、IRD200を予約したチャンネルへチューニングしてから、記録を開始する。これにより、予約したデジタル放送の番組が記録される。また、予約の終了時刻になったら、記録を停止し、VTR100とIRD200の電源をオフにする。
なお、本実施例ではVTR100が全ての予約内容を保持するようにしているので、VTR100が予約の実行を行っているが、逆に、全ての予約内容をIRD200が保持して、IRD200が予約の実行を行うということも考えられる。このときは、VTR100とIRD200の電源立ちあげ、入力切替スイッチ11の切替制御、アナログ放送またはデジタル放送受信チューナのチューニング、VTR100の記録の開始という一連の動作をIRD200が行うことも考えられ、同じような動作を行うには多種多様な方法があるが、これらは容易に考えられるので特に説明しない。
なお、VTR100がIRD200と通信できなくなった場合には、VTRシステム制御回路20はIRD200が通信線270つながっていないものと判断して、VTRの動作を従来の動作に戻し、設定画面や予約画面などの表示をアナログOSD回路15にて行う。同様に、IRD200がVTR100と通信できなくなった場合には、IRDシステム制御回路220はVTR100が通信線270つながっていないものと判断して、IRDの動作を従来の動作に戻し、現在の受信チャンネル番号などの状態表示をデコーダ203にて行う。
このときのVTR100とIRD200の操作は、それぞれの専用のリモコンを用いて行う。
図6と図7は、VTR100とIRD200の通信ができないときに、IRD200とVTR100が表示する各々の設定画面を示したものであり、デジタル放送の副音声を3倍の速度で記録するときの操作を、図6と図7を用いて説明する。
まず、IRD専用リモコンを用いて、IRDの音声を副音声に選択する方法を説明する。
最初に、設定画面釦を押して設定画面の選択画面600を表示する。IRD200が表示する画面では、カーソル釦にてカーソルを変更したい項目に移動させて決定釦を押すことで、その内容に関連する項目の設定画面が表示される。ここで、601の斜線部はカーソルの位置を示している。
今回は音声信号を選択するために、カーソルを「映像・音声・データ選択」の所に持っていき決定釦を押して映像・音声・データ設定画面610を表示させる。ここで611の斜線部は現在のカーソル位置を示し、612、613、614の斜線部は現在の設定されている項目を示している。設定画面610では、音声は「主」音声が設定されているので、カーソルを「副」音声の所に持っていき決定ボタンを押して「副」音声に設定を変更する。最後に、カーソルを画面右下の「設定終了」へ持っていき決定ボタンを押して音声の設定を終了する。
次に、VTR専用リモコンを用いて、VTRの記録テープ速度を3倍に設定する方法を説明する。
最初に設定画面釦を押して設定画面の選択画面700を表示させる。VTR100が表示する画面では、変更したい設定内容に相当する数字釦を押すと、その内容に関連する項目の設定画面が表示される。ここでは、数字釦の「2」を押して、ビデオモード設定画面710を表示させる。ここで、711のように斜線を施してい
る部分は現在の設定内容を示している。現在、記録テープ速度は「標準」が設定されているので、数字釦「5」を押して記録テープ速度を「3倍」に設定する。なお、もう一度数字釦「5」を押すと記録テープ速度は「標準」に戻る。最後に、設定画面釦を押して設定を終了する。
最後に、記録ボタンを押してVTR100を記録状態にすることで、デジタル放送の番組を「副音声、3倍モード」で記録することができる。
図8と図9は、VTR100とIRD200の通信ができないときに、IRD200が表示する番組ガイド画面とVTR100が表示する予約設定画面を示したものであり、デジタル放送の予約録画を行うときの操作を、図8と図9を用いて説明する。
まず、IRD専用リモコンを用いて、IRDで希望する番組を予約する方法を説明する。
最初に、番組ガイド釦を押して番組ガイド画面800を表示させる。番組ガイド画面には近日中に放送される番組の放送日時とタイトルが一覧表示されている。番組ガイド画面では、カーソル釦にて希望する番組にカーソルを持っていき、決定ボタンを押すとその番組が予約される。ここで、801の斜線部は現在のカーソルの位置を示している。画面800では、27日木曜日の17:00から18:30に171チャンネルで放送されるニュースを予約しようとしており、ここで決定釦を押すとニュースが予約され、所定の時刻になると171チャンネルの受信が始まる。
次に、VTR専用リモコンを用いて、VTRの予約を設定する方法を説明する。
最初に、予約設定釦を押して予約設定画面900を表示させる。予約設定画面では、チャンネル、記録日、開始時刻、終了時刻を数字釦で入力して予約を設定する。なお、チャンネルに「00」を入力したときはVTRの外部入力端子から入力している信号を選択する。画面910は数字釦を「002717001830」の順に押したときの画面を示しており、予約の内容は「27日の17:00〜18:30に外部入力の信号を記録する」という内容である。全ての項目を入力して予約設定釦を押すと、設定した予約が保存され予約画面を終了する。
このように、デジタル放送の番組を予約録画するためには、IRDとVTRの双方に予約を設定する必要があり、さらにユーザーはIRDで予約した番組の放送日時、開始時刻、終了時刻をメモして、VTRにそれらの情報を入力する必要がある。
このように、VTR100とIRD200が通信できない場合には、ユーザーの操作は非常にわずらわしいものとなるが、デジタル放送の番組を所定のモードで記録したり予約記録することは可能である。
図10は本発明による記録再生装置の第二の実施例を示すブロック図である。
本実施例は、リモコン260からの操作要求をIRD200が受信してIRD200とVTR100の操作を行うという例である。図において、262はリモコンの受信部で、リモコン260からのユーザーの操作要求をIRDシステム制御回路220に送信する。
図10の装置における動作をリモコン260の設定画面釦307が押されたときの動作を説明する。
リモコン30の設定画面釦307が押されるとIRDシステム制御回路220はこれを検出して設定画面を作成してデコーダ203に表示要求を出す。VTRシステム制御回路20はIRD200が設定画面の表示をしたことを検出して映像入力切換スイッチ13Vを接点D側に接続する。これにより設定画面がモニタ画面252上に表示される。
もし、VTR100が記録中の場合には、記録中の映像信号が設定画面にならないように、VTRシステム制御回路20は設定画面の終了の要求をIRD200に送信し、映像入力切替スイッチ13Vの状態をそのままにしておく。
ただし、この方法ではデジタル放送の番組を記録しているときには、IRD200がVTR100からの設定画面の終了要求を受け取るまで設定画面が磁気テープ上に記録されてしまうことになる。そのため、IRD200が設定画面の表示を開始する前に、VTR100が出力する映像をデジタル放送の映像にするように要求して、VTR100に拒否されたら表示をキャンセルしたり、IRDシステム制御回路220がVTR100の走行状態を監視して、VTR100が記録中の時には設定画面の表示要求をキャンセルするように動作することも考えられる。
なお、VTR100の専用リモコンとIRD200用の専用リモコンの両方を用いて操作する場合も考えられるが、このときのVTR100とIRD200の通信及び動作の内容は容易に推測できるので特に説明をしない。
図11は本発明による記録再生装置の第三の実施例を示すブロック図である。
この例では、アナログOSD回路15の直前にVTR100で記録再生している映像信号とIRD200から供給される映像信号を選択して出力する映像出力切替スイッチ40Vを設けている例を示している。
この場合は、映像出力切換スイッチ40Vを接点D側にすることでIRD200が表示する設定画面をVTR100から出力することが可能になるので、アナログ放送の番組を記録しながらIRD200による情報の表示が可能になる。
図12は本発明による記録再生装置の第四の実施れを示すブロック図である。
この例では、図1で用いているデコーダ203の代わりに、デジタルOSD回路2032により情報を表示する映像信号に加えて、デジタル放送の映像を常に映す記録用の映像信号を出力する機能を持つデコーダ213を用いている例を示している。
図13はデコーダ213の内部の構成要素を示すブロック図である。図13のデコーダ213は図3のデコーダ203にエンコーダ小2032を一つ追加し、伸張回路2031から出力されるデジタル信号を追加したエンコーダ2033に直接に供給している。これによりデジタルOSD回路2032を介さない映像信号には設定画面などの情報表示が行われないので記録用として用いることができる。
また、VTR100にはIRD200が出力する2種類の映像信号を入力する端子を設け、入力切換スイッチ13につながっている映像入力端子10Vには前記の記録用の映像信号を供給し、新たに設けた映像入力端子50には設定画面などの情報が表示される映像信号を供給する。
この場合は、映像出力切換スイッチ40Vを接点D側にすることで、アナログ放送の記録中に加えてデジタル放送の記録中もIRD200が表示する設定画面などの情報の表示が可能になる。
図14は本発明による記録再生装置の第五の実施例を示すブロック図である。
この例では、VTR100はアナログ映像及び音声信号とデジタル情報信号の一方を選択して記録し、再生する記録再生装置としている。
デジタル情報信号の記録時は、VTRシステム制御回路20は入力切替スイッチ13を接点D側に、デジタル信号入力切換スイッチ230を接点R側に接続する。
そして、デジタル放送受信チューナ202で受信したデジタル情報信号は、デジタル信号出力端子231から出力され、デジタル入力端子50よりVTR100に入力され、デジタル信号処理回路51で記録処理されて磁気ヘッドで磁気テープ上に記録される。同時に、デジタル情報信号はデコーダ203でアナログ映像及び音声信号に変換されて出力端子204から出力される。このデジタル放送の映像及び音声信号は入力端子10からVTRに入力され、入力切替スイッチ13、信号処理回路14、アナログOSD回路15(映像信号のみ)を介して出力端子16から出力されTV300に供給される。これにより、TV300でデジタル記録している番組の映像及び音声が視聴できる。
このときに、IRD200がデジタル出力端子231から出力するデジタル情報信号はデジタルOSD回路2032により情報信号を加える前の信号なので、デジタルOSD回路2032にて情報を表示してもデジタル記録しているデジタル情報信号には何ら影響を及ぼさない。そのため、前記第三と第四の実施例のように映像出力スイッチを設けなくてもデジタル記録中にはIRD200により情報の表示が可能になる。
なお、デジタル情報信号の再生時には、VTRシステム制御回路20は入力切替スイッチ13を接点D側に、デジタル信号入力切換スイッチ230を接点P側に接続する。
そして、磁気ヘッドで再生したデジタル情報信号はデジタル信号処理回路51で再生処理されてデジタル出力端子52から出力され、デジタル入力端子232からIRD200に入力され、デジタル信号入力信号切換スイッチ230、デコーダ203を介して出力端子204からアナログ映像及び音声信号として出力される。これらの信号は再びVTR100に入力され、デジタル記録時と同じ経路を通ってTV300に供給される。これにより、デジタル再生中している映像及び音声が視聴できる。
なお、アナログ信号を記録または再生するときの動作は、図1の装置の動作と同じである。
図15は本発明による記録再生装置の第六の実施例を示すブロック図である。
この例では、VTR100とIRD200を分離した形ではなく、一体化した記録再生装置としている。この場合は、VTR100とIRD200の間を行き来する各信号のための入出力端子は不要となる。
また、IRD200はVTR100が保持する設定項目の種類とその名称、その選択肢とその名称などはあらかじめ分かっているので、それらの設定項目の現在の状態だけを取得すればVTR用の設定画面を作成できる。
なお、図1、図10、図11、図12、図14、図15の実施例では、VTR100とIRD200の操作をリモコンを用いて行ったが、これをVTR100やIRD200の本体に配置した操作釦を用いて行うことも可能である。また、VTR100とIRD200の状態を情報として出力する手段をOSD回路を用いた画面によるものにしているが、これを音声による情報の出力とすることも考えられる。
本発明による記録再生装置の一実施例を示すブロック図。 本発明で用いる操作用リモコンの外観を示す図。 本発明で用いるデコーダの構成例を示すブロック図。 本発明でIRDが表示する設定画面の一例を示す図。 本発明でIRDが表示する番組ガイド画面の一例を示す図 従来のIRDが表示する設定画面の一例を示す図。 従来のVTRが表示する設定画面の一例を示す図。 従来のIRDが表示する番組ガイド画面の一例を示す図。 従来のVTRが表示する予約設定画面の一例を示す図。 本発明による他の構成例を示すブロック図。 本発明による他の構成例を示すブロック図。 本発明による他の構成例を示すブロック図。 図12の実施例で用いるデコーダの構成例を示すブロック図。 本発明による他の構成例を示すブロック図。 本発明による他の構成例を示すブロック図。
符号の説明
100・・・VTR、
10・・・入力端子、11・・・アナログ放送入力端子、12・・・アナログ放送受信チ
ューナ、13・・・入力切替スイッチ、14・・・信号処理回路、15・・・アナログO
SD回路、16・・・出力端子、20・・・VTRシステム制御回路、30・・・VTR
操作リモコン、31・・・リモコン受信回路、40・・・出力切替スイッチ、
50・・・デジタル信号入力端子、51・・・デジタル信号処理回路、52・・・デジタ
ル信号出力端子、
200・・・IRD、
201・・・デジタル放送入力端子、202・・・デジタル放送受信チューナ、
203・・・デコーダ、204・・・出力端子、220・・・IRDシステム制御回路、
230・・・デジタル信号入力切換スイッチ、231・・・デジタル信号出力端子、
232・・・デジタル信号入力端子、
250・・・TV、
251・・・入力端子、252・・・モニタ画面、
260・・・リモコン、
270・・・通信線。

Claims (28)

  1. 受信した信号を記録可能な形式の映像信号に変換して出力する受信手段と、
    前記受信手段から供給される映像信号を記録する記録手段と、
    を備えた映像記録装置において、
    前記受信手段は、
    自身と前記記録手段の状態を情報として出力する情報出力回路を備え、
    前記記録手段の状態を取得し、
    前記情報出力回路を用いて、自身の状態を情報として出力する形態とほぼ同一の形態で前記記録手段の情報を出力することを特徴とする映像記録装置。
  2. 受信した信号を記録可能な形式の映像信号に変換して出力する受信手段と、
    前記受信手段から供給される映像信号を記録する記録手段と、
    を備えた映像記録装置において、
    前記受信手段は、
    自身と前記記録手段の状態を情報として出力する情報出力回路と、
    前記情報出力回路が出力する情報を設定させる入力回路を備え、
    前記記録手段の状態を取得し、
    前記情報出力回路を用いて、自身の状態を出力する形態とほぼ同一の形態で前記記録手段の状態を出力し、自身の状態を設定させる形態とほぼ同一の形態で前記記録手段の状態を設定させて、その設定内容を前記記録手段に出力することを特徴とする映像記録装置。
  3. 受信した信号を特定な形式の映像信号に変換して出力する受信手段と、
    上記受信手段が出力する映像信号と同じ形式の映像信号を再生する再生手段と、
    を備えた映像再生装置において、
    前記受信手段は、
    自身と前記再生手段の状態を情報として出力する情報出力回路を備え、
    前記再生手段と他の受信手段の状態を取得し、
    前記情報出力回路を用いて、自身の状態を情報として出力する形態とほぼ同一の形態で前記再生手段の情報を出力することを特徴とする映像再生装置。
  4. 受信した信号を特定な形式の映像信号に変換して出力する受信手段と、
    上記受信手段が出力する映像信号と同じ形式の映像信号を再生する再生手段と、
    を備えた映像記録装置において、
    前記受信手段は、
    自身と前記再生手段の状態を情報として出力する情報出力回路と、
    前記情報出力回路が出力する情報を設定させる入力回路を備え、
    前記記録手段と他の受信手段の状態を取得し、
    前記情報入力回路を用いて、自身の状態を出力する形態とほぼ同一の形態で前記再生手段の状態を出力し、自身の状態を設定させる形態とほぼ同一の形態で前記再生手段の状態を設定させて、その設定内容を前記再生手段に出力することを特徴とする映像再生装置。
  5. 受信した信号を記録可能な形式の映像信号に変換して出力する受信手段と、
    前記受信手段から供給される映像信号を記録する記録手段と、
    を備えた映像記録装置において、
    前記記録手段は、
    自身と前記受信手段の状態を情報として出力する情報出力回路を備え、
    前記受信手段の状態を取得し、
    前記情報出力回路を用いて、自身の状態を情報として出力する形態とほぼ同一の形態で前記受信手段の情報を出力することを特徴とする映像記録装置。
  6. 受信した信号を記録可能な形式の映像信号に変換して出力する受信手段と、
    前記受信手段から供給される映像信号を記録する記録手段と、
    を備えた映像記録装置において、
    前記記録手段は、
    自身と前記受信手段の状態を情報として出力する情報出力回路と、
    前記情報出力回路が出力する情報を設定させる入力回路を備え、
    受信手段の状態を取得し、
    前記情報入力回路を用いて、自身の状態を出力する形態とほぼ同一の形態で前記受信手段の状態を出力し、自身の状態を設定させる形態とほぼ同一の形態で前記受信手段の状態を設定させて、その設定内容を前記受信手段に報告することを特徴とする映像記録装置。
  7. 受信した信号を特定な形式の映像信号に変換して出力する受信手段と、
    上記受信手段が出力する映像信号と同じ形式の映像信号を再生する再生手段と、
    を備えた映像再生装置において、
    前記再生手段は、
    自身と前記受信手段の状態を情報として出力する情報出力回路を備え、
    前記受信手段の状態を取得し、
    前記情報出力回路を用いて、自身の状態を情報として出力する形態とほぼ同一の形態で前記前記受信手段の情報を出力することを特徴とする映像再生装置。
  8. 受信した信号を特定な形式の映像信号に変換して出力する受信手段と、
    上記受信手段が出力する映像信号と同じ形式の映像信号を再生する再生手段と、
    を備えた映像再生装置において、
    前記再生手段は、
    自身と前記受信手段の状態を情報として出力する情報出力回路と、
    前記情報出力回路が出力する情報を設定させる入力回路を備え、
    受信手段の状態を取得し、
    前記情報入力回路を用いて、自身の状態を出力する形態とほぼ同一の形態で前記受信手段の状態を出力し、自身の状態を設定させる形態とほぼ同一の形態で前記受信手段の状態を設定させて、その設定内容を前記受信手段に報告することを特徴とする映像再生装置。
  9. 受信した信号を記録可能な形式の映像信号に変換して出力する複数の受信手段と、
    前記複数受信手段から供給される映像信号から一つを選択して記録する記録手段と、
    を備えた映像記録装置において、
    前記受信手段の少なくとも一つは、
    自身と前記記録手段と他の受信手段の状態を情報として出力する情報出力回路を備え、
    前記記録手段と前記他の受信手段の状態を取得し、
    前記情報出力回路を用いて、自身の状態を情報として出力する形態とほぼ同一の形態で前記記録手段と前記他の受信手段の情報を出力することを特徴とする映像記録装置。
  10. 受信した信号を記録可能な形式の映像信号に変換して出力する複数の受信手段と、
    前記複数の受信手段から供給される映像信号から一つを選択して記録する記録手段と、
    を備えた映像記録装置において、
    前記受信手段の少なくとも一つは、
    自身と前記記録手段と他の受信手段の状態を情報として出力する情報出力回路と、
    前記情報出力回路が出力する情報を設定させる入力回路を備え、
    前記記録手段と前記他の受信手段の状態を取得し、
    前記情報出力回路を用いて、自身の状態を出力する形態とほぼ同一の形態で前記記録手段と他の受信手段の状態を出力し、自身の状態を設定させる形態とほぼ同一の形態で前記記録手段と前記他の受信手段の状態を設定させて、その設定内容を前記記録手段と前記他の受信手段に出力することを特徴とする映像記録装置。
  11. 受信した信号を特定な形式の映像信号に変換して出力する複数の受信手段と、
    上記受信手段が出力する映像信号と同じ形式の映像信号を再生する再生手段と、
    を備えた映像再生装置において、
    前記受信手段の少なくとも一つは、
    自身と前記再生手段と他の受信手段の状態を情報として出力する情報出力回路を備え、
    前記再生手段と前記他の受信手段の状態を取得し、
    前記情報出力回路を用いて、自身の状態を情報として出力する形態とほぼ同一の形態で前記再生手段と前記他の受信手段の情報を出力することを特徴とする映像再生装置。
  12. 受信した信号を特定な形式の映像信号に変換して出力する複数の受信手段と、
    上記受信手段が出力する映像信号と同じ形式の映像信号を再生する再生手段と、
    を備えた映像記録装置において、
    前記受信手段の少なくとも一つは、
    自身と前記再生手段と他の受信手段の状態を情報として出力する情報出力回路と、
    前記情報出力回路が出力する情報を設定させる入力回路を備え、
    前記記録手段と前記他の受信手段の状態を取得し、
    前記情報入力回路を用いて、自身の状態を出力する形態とほぼ同一の形態で前記再生手段と他の受信手段の状態を出力し、自身の状態を設定させる形態とほぼ同一の形態で前記再生手段と他の受信手段の状態を設定させて、その設定内容を前記再生手段と他の受信手段に出力することを特徴とする映像再生装置。
  13. 受信した信号を記録可能な形式の映像信号に変換して出力する複数の受信手段と、
    前記複数の受信手段から供給される映像信号から一つを選択して記録する記録手段と、
    を備えた映像記録装置において、
    前記記録手段は、
    自身と前記受信手段の状態を情報として出力する情報出力回路を備え、
    少なくとも一つ以上の前記受信手段の状態を取得し、
    前記情報出力回路を用いて、自身の状態を情報として出力する形態とほぼ同一の形態で前記少なくとも一つ以上の受信手段の情報を出力することを特徴とする映像記録装置。
  14. 受信した信号を記録可能な形式の映像信号に変換して出力する複数の受信手段と、
    前記複数の受信手段から供給される映像信号から一つを選択して記録する記録手段と、
    を備えた映像記録装置において、
    前記記録手段は、
    自身と前記受信手段の状態を情報として出力する情報出力回路と、
    前記情報出力回路が出力する情報を設定させる入力回路を備え、
    少なくとも一つ以上の受信手段の状態を取得し、
    前記情報入力回路を用いて、自身の状態を出力する形態とほぼ同一の形態で前記少なくとも一つ以上の受信手段の状態を出力し、自身の状態を設定させる形態とほぼ同一の形態で前記少なくとも一つ以上の受信手段の状態を設定させて、その設定内容を前記少なくとも一つ以上の受信手段に報告することを特徴とする映像記録装置。
  15. 受信した信号を特定な形式の映像信号に変換して出力する複数の受信手段と、
    上記受信手段が出力する映像信号と同じ形式の映像信号を再生する再生手段と、
    を備えた映像再生装置において、
    前記再生手段は、
    自身と前記受信手段の状態を情報として出力する情報出力回路を備え、
    少なくとも一つの前記受信手段の状態を取得し、
    前記情報出力回路を用いて、自身の状態を情報として出力する形態とほぼ同一の形態で前記少なくとも一つの前記受信手段の情報を出力することを特徴とする映像再生装置。
  16. 受信した信号を特定な形式の映像信号に変換して出力する複数の受信手段と、
    上記受信手段が出力する映像信号と同じ形式の映像信号を再生する再生手段と、
    を備えた映像再生装置において、
    前記再生手段は、
    自身と前記受信手段の状態を情報として出力する情報出力回路と、
    前記情報出力回路が出力する情報を設定させる入力回路を備え、
    少なくとも一つの受信手段の状態を取得し、
    前記情報入力回路を用いて、自身の状態を出力する形態とほぼ同一の形態で前記少なくとも一つの受信手段の状態を出力し、自身の状態を設定させる形態とほぼ同一の形態で前記少なくとも一つの受信手段の状態を設定させて、その設定内容を前記少なくとも一つの受信手段に報告することを特徴とする映像再生装置。
  17. 請求項1、2、3、4、9、10、11又は12において、
    前記情報出力回路により情報を出力する受信手段は、
    デジタル放送信号を受信して前記映像信号を出力することを特徴とする映像記録及び再生装置。
  18. 請求項5、6、7、8、13、14、15又は16において、
    受信手段の少なくとも一つは、
    デジタル放送信号を受信して前記映像信号を出力することを特徴とする映像記録及び再生装置。
  19. 請求項1、2、3、4、9、10、11又は12において、
    前記情報出力回路は、
    映像信号を入力して、情報を表示する映像信号を入力した映像信号に多重または上書きして出力することにより、情報を出力することを特徴とする映像記録装置。
  20. 請求項5、6、7、8、13、14、15又は16において、
    前記情報出力回路は、
    映像信号を入力して、情報を表示する映像信号を入力した映像信号に多重または上書きして出力することにより、情報を出力することを特徴とする映像再生装置。
  21. 請求項1、2、3、4、9、10、11又は12において、
    前記情報出力回路により情報を出力する受信手段は、
    デジタル放送信号を復調して圧縮デジタル映像信号を出力するデジタル放送受信回路と、
    前記圧縮デジタル映像信号を伸張してデジタル映像信号を出力する伸張回路と、
    前記デジタル映像信号をアナログ映像信号に変換するデジタル-アナログ変換回路と、
    を備え、
    前記情報出力回路は、
    前記デジタル映像信号を入力して、情報を表示するデジタル映像信号を入力した前記デジタル映像信号に多重または上書きして出力することにより、情報を出力することを特徴とする映像再生装置。
  22. 請求項9又は10において、
    情報を出力する受信手段が有する前記情報出力回路は、
    映像信号を入力して、情報を表示する映像信号を入力した映像信号に多重または上書きして出力することにより、情報を出力する回路であり、
    前記情報を出力する受信手段は、
    少なくとも前記情報出力回路により情報を多重または上書きされた後の第一の映像信号を出力し、
    前記記録手段は、
    複数の映像信号から一つを選択して第二の映像信号を出力する第一の切り替え回路と、
    供給された映像信号を記録する記録回路と、
    を備え、
    少なくとも前記第一の映像信号を前記第一の切り替え回路に供給し、
    前記第二の映像信号を前記記録回路に供給し、
    前記第二の映像信号を出力し、
    前記第一の切り替え回路は、
    前記情報出力回路が情報を表示しているときには、前記第二の映像信号を選択して出力することを特徴とする映像記録装置。
  23. 請求項22において、
    前記記録回路が記録中のときは、
    前記情報出力回路は情報の表示をしないことを特徴とする映像記録装置。
  24. 請求項9又は10において、
    情報を出力する受信手段が有する前記情報出力回路は、
    映像信号を入力して、情報を表示する映像信号を入力した映像信号に多重または上書きして出力することにより、情報を出力する回路であり、
    前記情報を出力する受信手段は、
    少なくとも前記情報出力回路により情報を多重または上書きされた後の第一の映像信号を出力し、
    前記記録手段は、
    複数の映像信号から一つを選択して第二の映像信号を出力する第一の切り替え回路と、
    二つの映像信号から一つを選択して第三の映像信号を出力する第二の切り替え回路と、
    供給された映像信号を記録する記録回路と、
    を備え、
    少なくとも前記第一の映像信号を前記第一の切り替え回路に供給し、
    前記第二の映像信号を前記記録回路に供給し、
    前記第一と第二の映像信号を前記第二の切り替え回路に供給し、
    前記第三の映像信号を出力し、
    前記第二の切り替え回路は、
    前記情報出力回路が情報を表示しているときには、前記第一の映像信号を選択して出力することを特徴とする映像記録装置。
  25. 請求項24において、
    前記記録回路が記録中で、
    前記第一の切り替え回路が前記第一の映像信号を選択しているときには、
    前記情報出力回路は情報の表示をしないことを特徴とする映像記録装置。
  26. 請求項24において、
    情報を出力する受信手段が有する前記情報出力回路は、
    映像信号を入力して、情報を表示する映像信号を入力した映像信号に多重または上書きして出力することにより、情報を出力する回路であり、
    前記情報を出力する受信手段は、
    少なくとも、
    前記情報出力回路により情報を多重または上書きされた後の第一の映像信号と
    前記情報出力回路により情報を多重または上書きされる前の第二の映像信号を出力し、 前記記録手段は、
    少なくとも前記第二の映像信号を前記第一の切り替え回路に供給することを特徴とする映像記録装置。
  27. 請求項9又は10において、
    情報を出力する受信手段は、
    デジタル放送信号を復調して圧縮デジタル映像信号を出力するデジタル放送受信回路と、
    前記圧縮デジタル映像信号を伸張してデジタル映像信号を出力する伸張回路と、
    前記デジタル映像信号を第一のアナログ映像信号に変換するデジタル-アナログ変換回路と、
    を備え、
    前記情報を出力する受信手段が有する前記情報出力回路は、
    前記デジタル映像信号を入力して、情報を表示するデジタル映像信号を入力した前記デジタル映像信号に多重または上書きして出力することにより、情報を出力する回路であり、
    少なくとも、
    前記情報出力回路に入力する前のデジタル映像信号と前記第一のアナログ映像信号を出力し、
    前記記録手段は、
    複数の映像信号から一つを選択して第二のアナログ映像信号を出力する第一の切り替え回路と、
    供給されたデジタル映像信号とアナログ映像信号の一方を選択して記録する記録回路と、
    を備え、
    少なくとも前記第一のアナログ映像信号を前記第一の切り替え回路に供給し、
    前記受信手段から出力されるデジタル映像信号と前記第二のアナログ映像信号を記録回路に供給し、
    前記第一と第二のアナログ映像信号を前記第二の切り替え回路に供給し、
    前記第二のアナログ映像信号を出力し、
    前記第一の切り替え回路は、
    前記情報出力回路が情報を表示しているときには、前記第一のアナログ映像信号を選択して出力し、
    前記情報出力回路は、
    前記記録回路がアナログ映像信号を記録中のときは、情報の表示をしないことを特徴とする映像記録装置。
  28. 請求項9又は10において、
    情報を出力する受信手段は、
    デジタル放送信号を復調して圧縮デジタル映像信号を出力するデジタル放送受信回路と、
    前記圧縮デジタル映像信号を伸張してデジタル映像信号を出力する伸張回路と

    前記デジタル映像信号を第一のアナログ映像信号に変換するデジタル-アナログ変換回路と、
    を備え、
    前記情報を出力する受信手段が有する前記情報出力回路は、
    前記デジタル映像信号を入力して、情報を表示するデジタル映像信号を入力した前記デジタル映像信号に多重または上書きして出力することにより、情報を出力する回路であり、
    少なくとも、
    前記情報出力回路に入力する前のデジタル映像信号と前記第一のアナログ映像信号を出力し、
    前記記録手段は、
    複数の映像信号から一つを選択して第二のアナログ映像信号を出力する第一の切り替え回路と、
    供給されたデジタル映像信号とアナログ映像信号の一方を選択して記録する記録回路と、
    を備え、
    少なくとも前記第一のアナログ映像信号を前記第一の切り替え回路に供給し、
    前記受信手段から出力されるデジタル映像信号と前記第二のアナログ映像信号を記録回路に供給し、
    前記第一と第二のアナログ映像信号を前記第二の切り替え回路に供給し、
    前記第二のアナログ映像信号を出力し、
    前記第二の切り替え回路は、
    前記情報出力回路が情報を表示しているときには、前記第一のアナログ映像信号を選択して出力し、
    前記情報出力回路は、
    前記記録回路がアナログ映像信号を記録中で、
    前記第一の切り替え回路が前記第一の映像信号を選択して出力しているときには、
    情報の表示をしないことを特徴とする映像記録装置。
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