JP2005038261A - プログラマブルコントローラシステムおよびプログラム開発支援装置 - Google Patents

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裕 阿部
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彰男 小野
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Abstract

【課題】 プロテクトがかけられたプログラムを含むユーザプログラムにおける非プロテクト部分のプログラムに対する修正を行うとともに、修正後のプログラムの検証を行うことができるプログラマブルコントローラシステムを提供する。
【解決手段】 プログラム開発支援装置10は、通信回線1を介してPLC20にアクセスし、所定プログラムの読み出し要求を行ない、それを受けてPLCはそのプログラムとそれに関連するプロテクト情報を返信する。プログラム開発支援装置は、記憶部に格納されたユーザプログラムを表示するに際し、プロテクト情報を参照し、プロテクトがされたプログラム部分は非表示にするとともに、プログラムチェック機能とメモリ使用状況の表示機能は、プロテクトの有無にかかわらず、記憶部に格納されたユーザプログラム全体を対象として実行する。これにより、コイル二重使用などを確実に検出することができる。
【選択図】 図4

Description

この発明は、少なくとも一部にプロテクトが設定されたプログラムを含むユーザプログラムに対して所定の処理を行なうプログラマブルコントローラシステムおよびプログラム開発支援装置に関するものである。
生産工場(製造現場)に設置されるFA(ファクトリーオートメーション)システムの制御をつかさどるPLC(プログラマブルロジックコントローラ)は、入力ユニットで入力した信号をCPUユニットのI/Oメモリに取り込み(INリフレッシュ)、予め登録されたラダー言語で組まれたユーザプログラム(ユーザプログラム)に基づき論理演算をし(演算実行)、その演算実行結果をI/Oメモリに書き込んで出力ユニットに送り出し(OUTリフレッシュ)、その後、いわゆる周辺サービス処理を行うことをサイクリックに繰り返し処理するようになる。
そして、係るユーザプログラムは、PLCに接続されたプログラム開発支援装置を介してダウンロードされ、PLC(CPUユニット)のユーザメモリに格納される。また、PLCに格納されているユーザプログラムを修正等する場合には、プログラム開発支援装置をPLCに接続するとともに、PLCに格納されているユーザプログラムをアップロードし、必要な修正をした後、修正後の新ユーザプログラムをPLCに再度ダウンロードすることが行われる。
ところで、上記したユーザプログラムの作成,ダウンロードの際に、ユーザはユーザプログラムのノウハウが流出することを防止するため、ユーザプログラムの全部或いは一部に対して読み出しプロテクトを掛けることができるようになっている。このようにすると、読み出しプロテクトをかけたプログラムをプログラム開発支援装置にて読み出すことができなくなる。
一方、上記のように一旦プロテクトをかけたユーザプログラムをPLCにダウンロードすると、その後当該PLCにプログラム開発支援装置を接続し、ユーザプログラムの読み出し要求を発行しても、プロテクトされたプログラムはPLCから返送されることがないので、ノウハウ保護に適しているものの、プロテクトしたプログラムの修正を行うことができない。
そこで、プロテクトをかけたユーザプログラムの開発者のためのプログラム開発支援装置として、たとえば特許文献1に示すように、プログラム命令中の任意の部分におかれた保護命令と保護終了命令により保護範囲を指定し、プログラムの意図された部分のみの変更を禁止するとともに、正しいパスワードの入力により制限を解除し、当該部分のプログラムに対する編集を行えるようにしたものもある。このようにすると、プログラム中の任意の部分のみの編集を制限し、メーカのトレードシークレットと保護と、実際の運用にあたってのユーザ側でのプログラムの調整とを両立することができる。
特開平10−124308号公報
しかしながら、上記した従来のプログラム開発支援装置では、以下に示す問題があった。すなわち、例えばプログラムの一部にプロテクトをかけた場合、プロテクトをかけていないプログラム部分については、本来追加・修正することが許可されている。そして、プロテクトされていないプログラムは、プログラム開発支援装置を用いてPLCが読み出すことはできる。しかし、そのようにプロテクトがかかっていないプログラムを読み出したとしても、プロテクトされた部分を読み出すことができないので、コイル二重使用のチェックや、メモリアドレスの重複使用のチェック等を行うことができない。そのため、プロテクトがかかっていないプログラムに対して修正などしても、それが正常に動作するかについて事前に検証することができないという問題を有する。また、このことは、後者の特許文献1においても、パスワードを知らない一般のユーザにとっては、同様の問題を生じる。
また、同様の理由から、PLCからプロテクトされたユーザプログラムを読み出すのではなく、一部に読み出しプロテクトをかけたユーザプログラムを、外部ベンダーなどに対してプログラム開発支援装置用のファイルデータとして提供し、提供された側で、プログラムの追加やプロテクトされていないプログラム部分の変更をした後にPLCに転送することができない。
この発明は、少なくとも一部にプロテクトがかけられたプログラムに対し、プログラムを追加したり、プロテクトされていない部分のプログラムに対する修正を行うことができ、しかも、PLCで実際に動作させる前に、正常に動作するか否かの検証を行うことができるプログラマブルコントローラシステムおよびプログラム開発支援装置を提供することを目的とする。
本発明に係るプログラマブルコントローラシステムは、プロテクトがかけられたプログラムを含むユーザプログラムを実行するプログラマブルコントローラと、前記ユーザプログラムに対し追加・修正等のメンテナンスを行なうプログラム開発支援装置からなるプログラマブルコントローラシステムにおいて、前記プログラマブルコントローラは、前記ユーザプログラム中のプロテクトされた部分を特定するプロテクト情報を記憶するプロテクト情報記憶手段を備えた。そして、前記プログラム開発支援装置は、前記プログラマブルコントローラから読み出した前記ユーザプログラムと、前記プロテクト情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に格納されたユーザプログラムを表示するに際し、前記プロテクト情報を参照し、プロテクトがされたプログラム部分は非表示にする機能を有し、さらに、所定のプログラムチェック機能とメモリ使用状況の表示機能の少なくとも一方は、プロテクトの有無にかかわらず、前記記憶手段に格納された前記ユーザプログラムを対象として実行するようにした。
そして、前記プログラムチェック機能は、各種のものがあるが、例えば、コイル二重使用のチェック,TIM命令/CNT命令におけるTIM番号/CNT番号の二重使用のチェック,呼び出し命令中のサブルーチン番号と呼び出されるサブルーチンの整合性のチェックの少なくとも1つを含むようにするとよい。
一方、本発明に係るプログラム開発支援装置は、プロテクトがかけられたプログラムを含むプログラマブルコントローラ用のユーザプログラムを開発するためのプログラム開発支援装置であって、前記ユーザプログラムと、前記プロテクト情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に格納されたユーザプログラムを表示するに際し、前記プロテクト情報を参照し、プロテクトがされたプログラム部分は非表示にする機能を備え、所定のプログラムチェック機能とメモリ使用状況の表示機能の少なくとも一方は、プロテクトの有無にかかわらず、前記記憶手段に格納された前記ユーザプログラムを対象として実行するように構成した。
そして、前記プログラムチェック機能としては、各種のものがあるが、例えば、コイル二重使用のチェック,TIM命令/CNT命令におけるTIM番号/CNT番号の二重使用のチェック,呼び出し命令中のサブルーチン番号と呼び出されるサブルーチンの整合性のチェックの少なくとも1つを含むようにするとよい。
そして、前記プログラム並びに前記プロテクト情報は、プログラマブルコントローラから読み出したものでもよいし、他のプログラム開発支援装置等で生成されたファイルデータを取得し、そのファイルデータに基づくものでも良い。
さらにまた、プログラム開発支援装置は、前記プロテクト情報並びに前記プロテクト情報を、別のプログラム開発支援装置に提供するためのファイルデータとして保存・出力する機能を備えるとよい。
この発明によれば、プロテクトが設定されているか否かにかかわらず、要求されたプログラムをプログラム開発支援装置に提供することができる。そして、そのプログラムと共にプロテクト情報も合わせてプログラム開発支援装置に提供するようにしたため、そのプログラム開発支援装置でプログラムを表示する場合には、プロテクト情報を参照し、プロテクトが設定されているプログラム部分は非表示にする。これにより、ノウハウの流出等を防止できる。
そして、プロテクトが設定されていないプログラム部分に対して追加・編集などのメンテナンスを実行後、そのプログラムに対してプログラムチェック等を行なった場合、そのチェック対象についてはプロテクトの如何に関わらず記憶手段に格納されたユーザプログラムとすることにより、コイル二重使用などのチェックを確実に行える。
なお、本発明におけるメモリ使用状況の表示機能としては、プログラムの命令のオペランドとして使用可能なPLCのメモリアドレスがユーザプログラム内で使用されているか未使用かがわかるものであれば良い。
本発明では、プロテクトがかけられた部分のプログラムも、プロテクト情報とともにプログラム開発支援装置に提供するようにしたため、プログラム開発支援装置では、プロテクトがかかったプログラム部分については非表示にすることでセキュリティの向上を図り、さらに、プロテクトがかかったプログラムをプログラムチェック等の対象にすることにより、少なくとも一部にプロテクトがかけられたプログラムに対し、プログラムを追加したり、プロテクトされていない部分のプログラムに対する追加,修正を行うことができ、しかも、PLCで実際に動作させる前に、正常に動作するか否かの検証を行うことができる。
図1は、本発明の好適な一実施の形態を実現するシステム全体を示している。図1に示すように、専用装置或いはパソコンからなるプログラム開発支援装置10とPLC(CPUユニット)20が、所定の通信回線1を介して接続されている。この通信回線1は、例えば、RS232Cなどのシリアル回線を用いて直接ケーブル接続することにより実現される。もちろん、このように直接接続するものに限ることはなく、他の通信回線を用いネットワーク経由でPLC20とプログラム開発支援装置10とを接続する構成を採っても良い。
PLC20は、複数のユニットから構成される。すなわち、電源供給源の電源ユニット21,PLC全体の制御を統率するCPUユニット22,FAの生産装置や設備装置の適所に取り付けたスイッチやセンサの信号を入力する入力ユニット23,アクチュエータなどに制御出力を出す出力ユニット24,通信ネットワークに接続するための通信ユニット25などの各種のユニットを適宜組み合わせて構成される。そして、本システムにおいてプログラム開発支援装置10からダウンロードされるユーザプログラムは、CPUユニット22に記憶保持され、そこにおいて実行される。そして、通信回線30を通信ユニット25に接続され、プログラム開発支援装置10とCPUユニット22は、通信ユニット25を介して通信したり、CPUユニット21にシリアル回線のインタフェースを内蔵させることによりプログラム開発支援装置10を直接CPUユニット22に連結し、ユーザプログラムのダウンロード等を行うようにしたりできる。
プログラム開発支援装置10は、パソコンから構成され、図2に示すように、ハードウエア構成としてキーボード,ポインティングデバイス等の入力装置11と、ディスプレイ等の表示装置12と、CPU13と、記憶部14を備えている。更に、接続されたPLC20(CPUユニット22)に実装されるユーザプログラムも記憶部14に格納される。
一方、PLC20(CPUユニット22)の内部構造は、図3に示すように構成されている。すなわち、システムプログラムは、システムROM22aに格納されており、そのシステムプロクラムは、MPU22bに呼び出され、そのMPU22bにおいて、ワークメモリとしてのシステムRAM22cを適宜使用しながら、プログラムに従った所定の処理を実行する。また、運転時において、ユーザデータの1つであるユーザプログラムは、ユーザメモリ22dに格納されている。さらに、I/Oデータやパラメータは、IOメモリ22eに格納されている。
そして、本発明との関係で言うと、ユーザプログラムの一部又は全部に対してプロテクトをかけることができるようになっており、プロテクトをかけた部分を特定するプロテクト情報と、そのプロテクトを解除するパスワード情報がIOメモリ22e内に格納されている。なお、本実施の形態では、ユーザプログラムは、機能ごとに分割して形成した複数の部分プロクラム(タスクプログラム)から構成され、上記のプロテクトは、タスクプログラム単位でかけることができるようにしている。よって、プロテクト対象のプログラムの特定は、タスク番号などで行なう。もちろんタスク単位ではなく、ある一連のプログラムの内の一部をプロテクトするようにしても良い。その場合には、例えばプログラムのステップ番号などで特定することになる。
ここで本発明では、プログラム開発支援装置10のCPU13と、PLC20のCPUユニット22のMPU22b間で、以下に示すデータの送受を行なうようにした。すなわち、図4に示すように、プログラム開発支援装置10からPLC20(CPUユニット22)に向けて、「プログラムとプロテクト情報の読み出し要求」を発行する。
この発行要求を受けたPLC20(CPUユニット22)は、読み出し要求を受けたプログラムをユーザメモリ22dから抽出するとともに、IOメモリ22eをサーチし抽出したプログラムのプロテクト情報の有無を判断し、プロテクト情報があればそれも抽出する。そして、上記要求に対するレスポンスとして、指定されたプログラムとプロテクト情報をプログラム開発支援装置に送る。
そして、プログラム開発支援装置10は、取得したプログラム,プロテクト情報を記憶部14内に格納する。このようにプロテクトがかかっているか否かにかかわらず、要求したプログラムの全てを読み出すことができる。
一方、プログラム開発支援装置10が、CPU13の動作により実現される表示機能を用いてデバッグ,修正等のために、記憶部14に格納したプログラムを読み出して、表示装置12に出力表示する場合、プロテクト情報を参照し、表示しようとするプログラムにプロテクトがかかっているか否かを判断し、かかっていない場合にはそのままプログラム(回路:ラダー図)を表示装置12の所定ウインドウに表示する。また、プロテクトがかかっている場合には、プログラム自体は表示しない。なお、「プロテクトがかかっているので表示できません」などのメッセージを出力すると、故障ではないことがわかるので好ましい。
そして、タスクプログラム単位で別ウインドウに表示する表示形態を取る場合には、プロテクトがかかったタスクプログラムのウインドウは、上記のメッセージ等を当該ウインドウに表示することにより対応する。また、1つのウインドウに複数のタスクプログラムを表示したり、或いは、プログラムの一部にプロテクトをかけるようにした場合には、例えば該当するプログラムを表示すべき領域に、四角いマスクを表示し、そのマスク内に上記のようなメッセージを出力するなど、各種の対応ができる。
また、プロテクトがかかっていないで、表示装置に表示されたプログラムについては、修正等通常のメンテナンスを行なうことができる。そして、その実行後、CPU13の動作により実現されるプログラムチェック機能を実行すると、表示されたプロテクトがかかっていないプログラムはもちろんのこと、記憶部14に格納されたプロテクトがかかっているプログラムに対しても所定のチェックを行なうことになる。これにより、ユーザプログラム全体にわたってプログラムの整合性のチェックを行なうことができ、例えばコイルの二重使用などのチェックをプログラム開発支援装置10側で事前に行なうことができる。また、プログラム編集時等において、I/Oメモリの使用状況の表示の対象とすることができ、プロテクトがかかっているプログラムも含めてユーザプログラム全体で未使用のメモリアドレスを知ることができるため、プロテクトがかかっているプログラムの命令のオペランドとして使用されているメモリアドレスを誤って使用することを未然に防止できる。
ここで、誤って使用するとは、例えば、プロテクトがかかっているプログラム内でのみ使用されるべきメモリアドレスを、プロテクトがかかっていないプログラム部分で使用することにより不用意に該当メモリドレスの内容を変更してしまうプログラムを作成してしまうことである。他の例としては、プロテクトがかかっているプログラム内でのみ使用されるべきメモリアドレスの内容を、PLC20が動作中に通信ユニット25を介してプログラム開発支援装置10等の周辺装置から不用意に変更してしまうこともある。
すなわち、本実施の形態では、プロテクトされたプログラムであっても、そのプロテクト情報とともにプログラム開発支援装置10に読み出し可能としたため、表示などはプロテクト情報に基づいて適宜禁止することにより、ノウハウの流出を防止することができるばかりでなく、プログラム自体はプログラム開発支援装置10側に存在しているので、プログラムチェックについてはユーザプログラム全体に対して行なうことができ、PLCにて実際に実行した際にエラーを生じる可能性を可及的に抑制できる。
さらにまた、プロテクトされているプログラム部分も含めてプログラムチェックの対象にしたことにより、上記したコイルの二重使用や、I/Oメモリの使用状況の表示以外にも、以下に示すサブルーチン番号のチェックや、TIM/CNT番号の二重使用チェックもできる。
すなわち、例えばライブラリとしてサブルーチン化された部分を非公開として第三者に利用させる場合、存在しないサブルーチン番号を指定した場合のエラーチェックができる。すなわち、図5に示すように、サブルーチン番号m,nの2つのサブルーチンが用意されており、サブルーチン番号mのプログラムは読み出しプロテクトの対象となり、プロテクトがかかっているとする。
係る場合、サブルーチン番号mを呼び出す命令が含まれている通常のプログラムに対してプログラムチェックを行なうと、従来のサブルーチン番号mのサブルーチンが読み出せない方式では、サブルーチン番号mのプログラムが存在していないので呼び出しエラーとなるが、プロテクトがかかっていて呼び出しエラーとなったのか、プログラム中に存在しないプログラム番号を呼び出そうとして生じたエラーなのかを特定できない。これに対し、本発明では、サブルーチン番号mのプログラムもプログラム開発支援装置10が保有しているので、そのサブルーチン番号mのプログラムもチェック対象にすることにより、上記の場合呼び出しエラーにならない。よって、全プログラム中に存在しないサブルーチン番号を呼び出すようになっている場合のみ呼び出しエラーとなる。
また、TIM命令(タイマ),CNT命令(カウンタ)を使用する場合、タイマ番号やカウンタ番号を付記するようになっている。このとき、例えば、図6に示すようにプロテクトがかかっていないプログラム部分にタイマ番号nのTIM命令やカウンタ番号xのCNT命令が存在している場合に、プロテクト対象となっていてプロテクトがかかっているプログラム部分(この例では、タイマ番号mのTIM命令,カウンタ番号yのCNT命令が存在している)を表示してみることはできないが、プログラムチェックにより同じ番号が重複していないかのチェックをすることができる。図示の例では、重複使用されていないので、エラーと成らないが、仮にプロテクト対象部分TIM命令のタイマ番号がnになっているとすると、重複使用のエラーメッセージが出力される。これにより、変更可能な通常のプログラム部分の番号を変更するといった対策がとれる。
また、上記したようにプロテクト情報とともにプログラムを提供するようにしたため、例えば、PLCから当該プログラム,プロテクト情報を読み出すのではなく、プログラム開発支援装置10用のファイルとして、プロテクト情報とプログラムを対にしたデータを提供することができる。これにより、ノウハウを保護しつつ外部ベンダー等の第三者を利用してプロテクトがかっていない部分のプログラムの追加・修正を依頼することができる。
なお、上記した各例において、プログラム開発支援装置10が正しいパスワードを入力することにより、PLC20側かプロテクトを解除した状態でプログラムの提供を受けることができる。これにより、それまでプロテクトが掛けられていた部分に対する編集処理も行えるようになる。
本発明のシステムの一実施の形態を示す図である。 プログラム開発支援装置の内部構成を示す図である。 PLCの内部構造を示す図である。 本実施の形態の要部を説明する図である。 本実施の形態の作用・効果を説明する図である。 本実施の形態の作用・効果を説明する図である。
符号の説明
1 通信回線
10 プログラム開発支援装置
11 入力装置
12 表示装置
13 CPU
14 記憶部
20 PLC
21 電源ユニット
22 CPUユニット
22a システムROM
22b MPU
22c システムRAM
22d ユーザメモリ
22e IOメモリ
23 入力ユニット
24 出力ユニット
25 通信ユニット

Claims (6)

  1. プロテクトがかけられたプログラムを含むユーザプログラムを実行するプログラマブルコントローラと、前記ユーザプログラムに対し追加・修正等のメンテナンスを行なうプログラム開発支援装置からなるプログラマブルコントローラシステムにおいて、
    前記プログラマブルコントローラは、前記ユーザプログラム中のプロテクトされた部分を特定するプロテクト情報を記憶するプロテクト情報記憶手段を備え、
    前記プログラム開発支援装置は、
    前記プログラマブルコントローラから読み出した前記ユーザプログラムと、前記プロテクト情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に格納されたユーザプログラムを表示するに際し、前記プロテクト情報を参照し、プロテクトがされたプログラム部分は非表示にする機能を有し、
    所定のプログラムチェック機能とメモリ使用状況の表示機能の少なくとも一方は、プロテクトの有無にかかわらず、前記記憶手段に格納された前記ユーザプログラムを対象として実行するようにしたことを特徴とするプログラマブルコントローラシステム。
  2. 前記プログラムチェック機能は、コイル二重使用のチェック,TIM命令/CNT命令におけるTIM番号/CNT番号の二重使用のチェック,呼び出し命令中のサブルーチン番号と呼び出されるサブルーチンの整合性のチェックの少なくとも1つを含むものであることを特徴とする請求項1に記載のプログラマブルコントローラシステム。
  3. プロテクトがかけられたプログラムを含むプログラマブルコントローラ用のユーザプログラムを開発するためのプログラム開発支援装置であって、
    前記ユーザプログラムと、前記プロテクト情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に格納されたユーザプログラムを表示するに際し、前記プロテクト情報を参照し、プロテクトがされたプログラム部分は非表示にする機能を備え、
    所定のプログラムチェック機能とメモリ使用状況の表示機能の少なくとも一方は、プロテクトの有無にかかわらず、前記記憶手段に格納された前記ユーザプログラムを対象として実行するようにしたことを特徴とするプログラム開発支援装置。
  4. 前記プログラムチェック機能は、コイル二重使用のチェック,TIM命令/CNT命令におけるTIM番号/CNT番号の二重使用のチェック,呼び出し命令中のサブルーチン番号と呼び出されるサブルーチンの整合性のチェックの少なくとも1つを含むものであることを特徴とする請求項3に記載のプログラム開発支援装置。
  5. 前記プログラム並びに前記プロテクト情報は、プログラマブルコントローラから読み出したものであることを特徴とする請求項3または4に記載のプログラム開発支援装置。
  6. 前記プロテクト情報並びに前記プロテクト情報を、別のプログラム開発支援装置に提供するためのファイルデータとして保存・出力する機能を備えたことを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載のプログラム開発支援装置。
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US8707423B2 (en) 2007-01-10 2014-04-22 Mitsubishi Electric Corporation Programmable display device, and control system
US11568112B2 (en) 2017-03-30 2023-01-31 Mitsubishi Electric Corporation System design support apparatus and system design support method

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