JP2005037375A - ナビゲーション装置およびナビゲーション表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 走行中には運転席用モニタへのナビゲーション情報以外の情報の表示を最小限に抑えつつ、その他の席用モニタへの各種情報の表示および入力操作を有効に利用することができるナビゲーション装置およびナビゲーション表示方法を提供する。
【解決手段】 ナビゲーション装置100は、設定された目的地の情報を情報記憶部111より読み出し、規則データ記憶部112の記憶する詳細度および走行検出部110が検出した車両が走行中か停車中かに基づいて前席表示部101および後席表示部102への表示情報を決定する情報決定部107と、ナビゲーション部106および情報決定部107より入力された情報を制御して、前席表示部101および後席表示部102への表示を行う表示制御部105とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば目的地への経路案内等の情報を出力するナビゲーション装置に関し、特に運転席用とその他の席用との複数のモニタを備えたナビゲーション装置に関する。
近年、地図や目的地への経路等のナビゲーション情報やDVD(デジタル多用途ディスク)等を再生した映像等を表示するナビゲーション装置では、例えば1BOXカーのような車両に前席用と後席用(ドライバ用と同乗者用)というように複数のモニタが搭載されるようになってきている。前席用モニタには目的地への経路等のナビゲーション用の情報を表示し、後席用モニタにはナビゲーション用の情報以外の例えばテレビ番組やDVDの再生等の情報を表示するような用いられ方が一般的である。
このようなナビゲーション装置では、観光案内など運転の妨げとなるような情報を前席用モニタへ表示することを禁止し、後席用モニタではこのような制限を設けないで情報を表示する車両用情報表示装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、例えば前席における通常の経路案内を阻害しないために、後部座席での入力操作を前席へ反映しないようにする車両用情報表示装置が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
また、後部座席で入力された仮の目的地を前部座席で確認した上で目的地として確定させることで、後部座席からの目的地の勝手な変更を防止する車両用表示装置が提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
また、ナビゲーション装置で毎回目的地を設定するのは面倒であるため、毎回目的地を設定する必要がないように、エンジン起動時に目的地と所要時間を予測し、前席モニタ画面に表示する車載情報装置が提案されている(例えば、特許文献4参照。)。
特開平9−153195号公報 特開平10−287188号公報 特開2002−243483号公報 特開平11−149596号公報
しかしながら、例えば上記特許文献1に示されるような車両用情報表示装置では、単に、ドライバに情報表示を禁止する、または後席用モニタに比較して簡易に表示するのみであり、真にドライバの必要に応じた情報を表示することができない。例えば、運転中のドライバであっても、地図や目的地への経路以外の目的地情報を把握する必要もあり、また、それら情報をすべて表示するのではなく、現在の表示を妨げないように制御する必要が生じる。
ところで、目的地を設定して走行を開始した後であっても、目的地を変更したい場合が生じる。このような場合、走行中は前席での表示や入力操作は制限されているため、逆に後席での入力操作を積極的に利用することは有用である。しかしながら、例えば上記特許文献2に示されるような車両用情報表示装置では、後部座席での入力操作を前席へ反映しないようにしているために、前席での表示や入力操作の制限が解除されるまで、目的地の変更操作を行うことはできない。
また、例えば上記特許文献3に示されるような車載情報装置では、後部座席で入力された仮の目的地を前部座席で確認した上で目的地として確定させなければならないので、操作が煩雑になる。よって、前席および後席で行われる入力操作を、各々のユーザのニーズに応じて、より反映させる必要が生じる。
また、例えば上記特許文献4に示されるような車載情報装置では、目的地の予測は常に高い確率で成功するとは限らない。このため、予測された目的地への確信度が低い場合には、むしろ候補地に関する詳細な情報を積極的に提示して、ユーザに選択を促すことが必要になる。走行中は前席には詳細な情報を表示できないが、後席にはそのような制限はないのでさらに所要時間だけでなく、さらに詳細な情報を表示することができる。しかしながら、例えば後部座席での入力操作が前席へ反映されなければ、前席での表示や入力操作の制限が解除されるまで、目的地の変更操作を行うことはできない。
そこで、本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、走行中には運転席用モニタへのナビゲーション情報以外の情報の表示を最小限に抑えつつ、その他の席用モニタへの各種情報の表示を有効に利用し、各々のユーザによる情報把握がより容易となるように表示することができるナビゲーション装置およびナビゲーション表示方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るナビゲーション装置は、運転席用の第1出力手段と、少なくとも1つのその他の席用の第2出力手段とを備えるナビゲーション装置であって、同一の事象に関する情報を前記第1出力手段および前記第2出力手段それぞれに対して共有情報として出力させる出力制御手段と、前記第1出力手段および前記第2出力手段それぞれに対する出力態様を示す詳細度に基づいて、前記第1出力手段および前記第2出力手段に対して前記共有情報として出力する情報をそれぞれ決定する情報決定手段とを備え、前記詳細度は、前記第1出力手段に対する出力態様が前記第2出力手段に対する出力態様より簡素化されることを示し、前記出力制御手段は、前記情報決定手段により決定された情報を前記共有情報として出力することを特徴とする。
これによって、例えばナビゲーション情報以外の共有情報の出力態様、すなわち表示する情報量の多少、表示領域の大小、表示または音声出力(表示より簡素化されているとみなす)であるか、テキスト表示または画像表示か、文字の大きさや表示内容等の表示形態等、を運転席用の第1出力手段およびその他の席用の第2出力手段それぞれに対して変えて出力することができる。
また、前記ナビゲーション装置は、さらに、目的地とその予測の確からしさを示す確信度とを予測する目的地予測手段を備え、前記情報決定手段は、予測された前記目的地および前記確信度に基づいて前記共有情報として出力する情報を決定してもよい。
これによって、第1出力手段および第2出力手段それぞれに、予測された確信度に応じてニーズに合致した必要な情報を表示することができ、ドライバ、同乗者の各々が、容易に必要な情報を把握することが可能となる。
また、前記ナビゲーション装置は、さらに、目的地を予測する目的地予測手段を備え、前記情報決定手段は、予測された前記目的地、および現在位置から前記目的地までの距離に基づいて前記共有情報として出力する情報を決定してもよい。
これによって、第1出力手段および第2出力手段それぞれに、目的地までの距離に応じてニーズに合致した必要な情報を表示することができ、ドライバ、同乗者の各々が、容易に必要な情報を把握することが可能となる。
また、前記ナビゲーション装置は、さらに、前記第1出力手段および前記第2出力手段それぞれに対応する第1入力手段および第2入力手段と、前記第1入力手段および第2入力手段から行われる入力操作の履歴を操作履歴としてそれぞれ蓄積する第1操作履歴蓄積手段および第2操作履歴蓄積手段とを備え、前記情報決定手段は、前記第1操作履歴蓄積手段および前記第2操作履歴蓄積手段にそれぞれ蓄積された前記操作履歴に基づいて前記共有情報として出力する情報を決定してもよい。
これによって、第1出力手段および第2出力手段それぞれに、それぞれの操作履歴に応じてニーズに合致した必要な情報を表示することができ、ドライバ、同乗者の各々が、容易に必要な情報を把握することが可能となる。
なお、本発明は、このようなナビゲーション装置として実現することができるだけでなく、このようなナビゲーション装置が備える特徴的な手段をステップとするナビゲーション表示方法として実現したり、それらのステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したりすることもできる。そして、そのようなプログラムは、CD−ROM等の記録媒体やインターネット等の伝送媒体を介して配信することができるのは言うまでもない。
以上の説明から明らかなように、本発明に係るナビゲーション装置およびナビゲーション表示方法によれば、例えばナビゲーション情報以外の共有情報の出力態様、すなわち表示または音声出力であるか、テキスト表示または画像表示か、文字の大きさや表示内容等の表示形態等、を運転席用の第1出力手段およびその他の席用の第2出力手段それぞれに対して変えて出力することができる。よって、ナビゲーション装置を使用する際の安全性を考慮した上で、各種情報の表示や入力操作等の利便性を向上させることができ、ナビゲーション装置が普及している今日における実用的価値は極めて高い。
以下、本発明の各実施の形態について、それぞれ図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
ナビゲーション装置100は、地図や目的地への経路等のナビゲーション情報、DVD等を再生した映像、および目的地に関する情報等を表示するための装置であり、前席表示部101、後席表示部102、前席入力部103、後席入力部104、表示制御部105、ナビゲーション部106、情報決定部107、データ解析部108、優先度決定部109、走行検出部110、情報記憶部111、規則データ記憶部112、および地図情報記憶部113を備えている。
前席表示部101および後席表示部102は、例えばスピーカを有する液晶表示装置等のモニタであり、図2に示すようにナビゲーション装置100を搭載している車両(以下、単に車両という)の前席と後席とにそれぞれ備えられる。前席入力部103および後席入力部104は、それぞれ前席表示部101および後席表示部102の画面上に設置されるタッチパネルであり、ユーザが入力操作を行うために用いられる。なお、前席入力部103および後席入力部104はタッチパネルでなく、それぞれ前席表示部101および後席表示部102の画面周辺に設置されるボタン等であってもよいし、リモコンを用いるのでも構わない。
ナビゲーション部106は、GPS(Global Positioning System)等を利用して車両の位置を特定し、地図上への現在位置の表示、設定された目的地への経路案内等を行う。
走行検出部110は、例えば車速を検出する車速センサ、加速度を検出する加速度センサ、パーキングブレーキの動作状態を検出するブレーキセンサ等であり、車両が走行中か停車中かを検出する。
表示制御部105は、ナビゲーション部106および情報決定部107より入力された情報を制御して、前席表示部101および後席表示部102への表示を行う。
優先度決定部109は、前席入力部103および後席入力部104から行われる入力操作について、車両の走行中または停車中に応じて前席入力部103と後席入力部104のどちらの入力操作を優先させるかを決定する。ここでは、車両の走行中は前席入力部103から行われる入力操作については受け付けず、後席入力部104から行われる入力操作だけを受け付け、停車中は前席入力部103から行われる入力操作を、後席入力部104から行われる入力操作より優先するものとする。
情報決定部107は、共有情報となる設定された目的地の情報を情報記憶部111より読み出し、規則データ記憶部112の記憶する詳細度および走行検出部110が検出した車両が走行中か停車中かに基づいて前席表示部101および後席表示部102への表示情報を決定する。データ解析部108は、前席入力部103または後席入力部104から行われる入力操作を解析し、目的地の設定、目的地の変更等を行う。
情報記憶部111は、一定地域内(例えば、国内)の各種施設の情報を記憶しており、例えば図3に示すように施設の「名称」、「電話番号」、駐車場の有無を示す「駐車場」、「インデックス」、「詳細情報」等の情報を記憶している。規則データ記憶部112は、車両の走行中または停車中に応じて、前席表示部101および後席表示部102に対して表示する情報の表示形態を示す詳細度を記憶しており、例えば図4に示すように情報記憶部111が記憶している情報である「名称」、「電話番号」、「駐車場」、「インデックス」、「詳細情報」について表示を行うか否かを示す詳細度を記憶している。地図情報記憶部113は、一定地域内の地図情報を記憶している。なお、ここでは詳細度は各情報の表示を行うか否かを示しているが、これに限られるものではなく、例えば各情報を表示する際の文字の大きさや各情報を表示する際の優先順位、表示位置等を示していても構わない。具体的には、前席には走行に必要となる情報である、目的地の所在情報を優先的に表示し、後席には目的地でのアトラクションやメニュー情報などを表示するといったようなことや、前席の文字は見やすいように大きく表示し、後席には文字を小さくして多くの情報を表示できるようにするということが考えられる。さらには、前席表示部101において、画面の運転席に近いほうに図形情報、助手席に近いほうに文字情報を表示することも考えられる。運転者は、運転中に文字を読むのは負荷がかかるため、文字情報を簡易表現にした図形を提示し、助手席のユーザは文字を読む余裕があるため、詳しい内容を伝達できるように文字情報を表示するようにしてもよい。
次に、上記のように構成されたナビゲーション装置100の動作について説明する。
図5は目的地が設定された場合の表示情報を決定する際の動作の流れを示すフローチャートであり、図6は前席表示部101および後席表示部102への画面表示の一例を示す模式図である。
ユーザは、前席入力部103または後席入力部104から目的地の設定の操作を行う(ステップS101)。この目的地の設定は、例えばあいうえお検索や、各種のジャンル(レストラン情報、公園情報等)から順次候補を選択していくジャンル検索等を用いて設定すればよい。目的地が前席入力部103または後席入力部104から入力されると、優先度決定部109は、走行検出部110の検出結果により走行中か停車中かを判断する(ステップS102)。このとき、走行中と判断すれば(ステップS102でYes)、優先度決定部109は、前席入力部103から行われる入力操作については受け付けず、後席入力部104から行われる入力操作についてだけ受け付ける(ステップS103)。一方、停車中と判断すれば(ステップS102でNo)、優先度決定部109は、前席入力部103から行われる入力操作を、後席入力部104から行われる入力操作より優先する(ステップS104)。
データ解析部108は、前席入力部103または後席入力部104から行われた入力操作を解析し、入力操作された目的地を情報決定部107へ通知する(ステップS105)。目的地を通知された情報決定部107は、目的地をナビゲーション部106へ通知するとともに、目的地の情報を情報記憶部111より読み出す(ステップS106)。情報決定部107は、走行検出部110の検出結果、および規則データ記憶部112の記憶する詳細度に基づいて、読み出した目的地の情報の中から前席表示部101および後席表示部102へ表示する情報をそれぞれ決定し、表示制御部105へ出力する(ステップS107)。すなわち、情報決定部107は、車両が停車中であれば、図4に示すように前席表示部101および後席表示部102の両方ともに、目的地の情報の中から「名称」、「電話番号」、「駐車場」、「インデックス」、「詳細情報」のすべての情報を表示することを決定する。一方、車両が走行中であれば、情報決定部107は、前席表示部101には目的地の情報の中から「名称」および「インデックス」の情報を、後席表示部102には、目的地の情報の中から「名称」、「電話番号」、「駐車場」、「インデックス」、「詳細情報」のすべての情報を表示することを決定する。
また、目的地を通知されたナビゲーション部106は、GPS等により車両の位置情報を取得し、この位置情報、目的地、および地図情報記憶部113に記憶されている地図情報に基づいて、目的地までの経路、到着予想時間(または予想所要時間)等を算出し、ナビゲーション情報を表示制御部105へ出力する(ステップS108)。
表示制御部105は、ナビゲーション部106から入力されたナビゲーション情報と情報決定部107から入力された目的地の情報(共有情報)とを前席表示部101および後席表示部102へ状況に応じて出力する(ステップS109)。すなわち、走行中であれば、表示制御部105は、ナビゲーション部106から入力されたナビゲーション情報と情報決定部107から入力された目的地の情報とを前席表示部101へ出力し、例えば図6(c)に示すように画面中央にナビゲーション情報の画面(以下、ナビ画面という)を、画面の上方にこのナビ画面の表示領域より小さい表示領域で重ねて目的地の情報の画面(共有画面)を表示する。なお、図6(c)に示す例では、目的地の情報の画面にナビゲーション部106で算出された到着予想時間を表示している。
また、表示制御部105は、後席表示部102へは情報決定部107から入力された目的地の情報を出力し、例えば図6(d)に示すように画面下方に「OK」および「目的地変更」ボタンを、画面中央に目的地の情報の画面(共有画面)を表示する。よって、走行中の場合、後席表示部102における共有画面は、前席表示部101における共有画面とは表示領域の大きさが相違し、より大きい表示領域に表示されることになる。一方、停車中であれば、表示制御部105は、情報決定部107から入力された目的地の情報を前席表示部101および後席表示部102へ出力し、例えば図6(a)(b)に示すように画面下方に「OK」および「目的地変更」ボタンを、画面中央に目的地の情報の画面を表示する。
次に、設定された目的地を変更する際の動作の流れについて説明する。
図7は設定された目的地を変更する際の動作の流れを示すフローチャートであり、図9は目的地を変更しようとする際の前席表示部101および後席表示部102への画面表示の一例を示す模式図である。なお、ここでは走行中に目的地を変更するものとするが、車両の走行中には優先度決定部109は前席入力部103から行われる入力操作については受け付けないので、後席入力部104から例えば図6(d)に示すような画面上の「目的地変更」ボタンが押下されるものとする。
データ解析部108は、後席入力部104から行われた「目的地変更」ボタンの入力操作を解析し、目的地が変更されることを情報決定部107へ通知する(ステップS201)。情報決定部107は、目的地を変更するための情報を情報記憶部111より読み出す(ステップS202)。目的地を変更するための情報とは、目的地を新たに設定するための候補地であり、例えば現在の目的地のジャンルと同じジャンル内の施設の情報等である。次に、情報決定部107は、走行検出部110の検出結果、および規則データ記憶部112の記憶する図8に示すような詳細度に基づいて、読み出した候補地の情報の中から前席表示部101および後席表示部102へ表示する情報をそれぞれ決定し、表示制御部105へ出力する(ステップS203)。ここでは車両が走行中であるので、情報決定部107は、例えば図8に示すように前席表示部101には候補地の情報の中から「ジャンル」および「名称」の情報を、後席表示部102には、候補地の情報の中から「ジャンル」、「名称」、「インデックス」、「詳細情報」の情報を表示することを決定する。
表示制御部105は、ナビゲーション部106から入力されたナビゲーション情報と情報決定部107から入力された候補地の情報とを前席表示部101へ出力し、例えば図9(a)に示すように画面右側(運転席側)にナビ画面を、画面左側に候補地の情報の画面を表示する。また、表示制御部105は、後席表示部102へは情報決定部107から入力された候補地の情報を出力し、例えば図9(b)に示すように画面下方に「OK」および「キャンセル」ボタンを、画面中央に候補地の情報の画面を表示する(ステップS204)。
次に、情報決定部107は、画面表示が行われた候補地の中からいずれかが選択されたかキャンセルが選択されたかを判定する(ステップS205)。すなわち、データ解析部108は、後席入力部104から候補地の中からいずれかが選択されて「OK」ボタンが押下されたか、「キャンセル」ボタンが押下されたかの入力操作を解析し、どの候補地が選択されたかまたはキャンセルが選択されたかを情報決定部201へ通知する。ここで、候補地が選択される(ステップS205でYes)と、情報決定部201は、選択された候補地を目的地に設定し、設定した目的地をナビゲーション部106へ通知する(ステップS206)。目的地を通知されたナビゲーション部106は、上記同様に目的地への案内を開始する(ステップS207)。一方、キャンセルが選択される(ステップS205でNo)と、情報決定部201は、「目的地変更」ボタンの入力操作が行われる前の状態の情報を表示制御部105へ出力する(ステップS208)。そして、表示制御部105は、「目的地変更」ボタンの入力操作が行われる前の状態の例えば図6(c)、(d)に示すような画面を表示する(ステップS209)。
以上のように、前席表示部101および後席表示部102に対して表示する共有情報を、規則データ記憶部112の記憶する詳細度に基づいて前席表示部101および後席表示部102それぞれについて表示情報を決定することによって、そのときの状況や前席表示部101および後席表示部102それぞれのニーズ等に応じた表示情報を提供することができる。また、前席入力部103から入力操作ができない走行中のようなに場合に、後席入力部104から入力操作を行うことができ、その入力操作を反映することができる。よって、走行中であっても、後席入力部104から入力操作を行うことによって、安全性を確保しながら、例えば目的地選択等の操作の幅を広げることができる。
なお、本実施の形態では、走行中に後席入力部104より目的地を変更する場合について説明したが、停車中に前席入力部103より目的地を変更することも可能であり、上記の場合と同様に動作する。
また、本実施の形態では、規則データ記憶部112は、前席表示部101および後席表示部102に対する詳細度を車両の走行中または停車中に応じて記憶しているが、これに限られるものではない。例えば、走行検出部110が検出する車速により、図10に示すように走行中を「10km未満」、「10km以上40km未満」、「40km以上」というように細分化してそれぞれに応じて詳細度を記憶していても構わない。また、規則データ記憶部112は、例えば図10に示すように「晴天用」、「雨天用」というようにテーブルを複数記憶し、天候に応じてテーブルを変更して用いても構わない。このとき、雨天であるか否かの判断は、例えばワイパーが作動しているか否か、または雨滴センサを設ける等により行うことができる。
さらに、規則データ記憶部112は、例えば昼夜や、目的地までの距離等の車両の走行位置に応じてテーブルを複数記憶し、状況に応じてテーブルを変更して用いても構わない。このとき、昼夜であるか否かの判断は、例えばライトが点灯しているか否か、または照度センサを設ける等により行うことができる。また、目的地までの距離等の車両の走行位置については、ナビゲーション部106により検出を行えばよく、例えば目的地までの距離に応じて前席表示部101におけるナビ画面と共有画面との大きさの比率についての詳細度が異なるテーブルを記憶しておくことも可能である。
また、本実施の形態では、前席表示部101および後席表示部102へ情報を出力する際には画面に表示するものとして説明しているが、これに限られるものではない。例えば、表示制御部105は、情報決定部107から入力された目的地の情報を出力形態の相違する音声として出力するように制御してもよく、前席表示部101に対しては情報を音声として出力し、後席表示部102に対しては情報をテキストや画像として出力しても構わない。
また、本実施の形態では、優先度決定部109は、車両の走行中には、前席入力部103から行われる入力操作については受け付けないものとしているが、これに限られるものではない。例えば、前席入力部103を音声による入力を受け付ける構成とし、優先度決定部109が車両の走行中であっても停車中であっても前席入力部103の入力操作を優先させるように動作しても構わない。
また、本実施の形態では、前席表示部101および後席表示部102へ表示される共有情報は、いずれも目的地に関する情報として説明しているが、これに限られるものではない。例えば、前席表示部101に対しては経路に関する情報を出力し、後席表示部102に対しては目的地に関する情報を出力しても構わない。ここで、経路に関する情報としては、設定された目的地までの経路として、例えば高速を通るルート、一般道を通るルート、一般道の中でも街中、田舎道を通るルートなど幾通りかの経路パターン等がある。これによって、運転者に対しては主に経路に関する情報を表示し、後部座席の人に対しては目的地に関する情報を表示するという役割分担を行うことができる。
また、本実施の形態において、表示制御部105は、前席表示部101および後席表示部102へ表示する共有情報を、必ずしも同時に出力する必要はなく、多少の時間差をもって出力しても構わない。例えば、後席表示部102でDVDを再生していたり、TVを閲覧したりしている場合には、その行為を突然遮り共有情報を出力するのではなく、シーンチェンジを検出して、シーンの区切りがよい箇所で情報を出力するようにしてもよい。シーンチェンジは、動画に挿入されているタグ情報を参照したり、画像変化の差分が大きな箇所を検出したりすることで判定可能である。
また、本実施の形態において、情報決定部107は、走行検出部110が検出する車速に基づいて、例えば車速が所定速度以下の状態が所定時間続いた場合等に渋滞と判断し、それにより目的地変更を促すようなメッセージを前席表示部101および後席表示部102へ表示しても構わない。
また、本実施の形態において、情報決定部107は、前席表示部101へ表示する共有情報を、必ずしもすべて表示する必要はない。例えば目的地変更を行った場合、情報決定部107は、前席表示部101に対しては目的地を変更するための途中経過は表示せずに最終的に変更された目的地の情報だけを表示するように決定しても構わない。
また、ナビゲーション装置100は、ネットワークへの接続機能を有していても構わない。この場合、例えば後席表示部102へ表示する目的地の情報の中にネットワーク上のアドレス情報を表示し、このアドレス情報を選択することでネットワーク上からより詳しい目的地の情報を取得して後席表示部102へ表示するように構成することが可能である。
(実施の形態2)
実施の形態1ではユーザが目的地の設定を行う場合について説明したが、本実施の形態では、走行履歴に基づいて目的地を予測する場合について説明する。
図11は、本発明の実施の形態2に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
このナビゲーション装置200は、実施の形態1の構成に加えて予測確信度判定部202、目的地予測部203、および走行履歴蓄積部204を備えており、その他の構成は第1の実施の形態と同様である。なお、実施の形態1と同様の部分については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
走行履歴蓄積部204は、ナビゲーション装置200を搭載した車両が移動した位置に関する情報を蓄積している。目的地予測部203は、ナビゲーション部106により特定された車両の現在位置、および走行履歴蓄積部204に蓄積されている過去に車両が移動した位置に関する情報に基づいて、目的地とその予測の確からしさを示す確信度とを予測する。予測確信度判定部202は、予測された目的地の確信度があらかじめ設定された閾値以上であるか否かの判定を行う。情報決定部201は、予測確信度判定部202の判定結果、および規則データ記憶部112の記憶する詳細度に基づいて、前席表示部101および後席表示部102への表示情報を決定する。
次に、上記のように構成されたナビゲーション装置200の動作について説明する。
図12はエンジン起動等のイベントが開始された際の動作の流れを示すフローチャートであり、図13は予測された目的地の候補および確信度の一例を示す模式図であり、図15は確信度が閾値以下の場合の前席表示部101および後席表示部102への画面表示の一例を示す模式図である。
目的地予測部203は、エンジン起動や、ユーザから目的地予測の入力が行われるなどのイベントを検出する(ステップS301)と、ナビゲーション部106により特定された車両の現在位置、および走行履歴蓄積部204に蓄積されている過去に車両が移動した位置に関する情報に基づいて、目的地の候補とその予測の確からしさを示す確信度とを予測する(ステップS302)。この予測では、例えば図13(a)、(b)に示すように目的地の候補とその予測の確からしさを示す確信度とを予測する。
次に、予測確信度判定部202は、予測された目的地の候補の中で、確信度があらかじめ設定された閾値以上である目的地があるか否かの判定を行い、情報決定部201へ通知する(ステップS303)。ここで、閾値を80%であるとすると、図13(a)に示す例では候補地の「職場」が確信度85%であるので、閾値以上である目的地があることになる。このように確信度が閾値以上である目的地がある場合(ステップS303でYes)には、情報決定部201は、閾値以上である確信度を有する候補地(図13(a)に示す例では「職場」)を目的地に設定し、設定した目的地をナビゲーション部106へ通知する(ステップS308)。目的地を通知されたナビゲーション部106は、GPS等により車両の位置情報を取得し、この位置情報、目的地、および地図情報記憶部113に記憶されている地図情報に基づいて、目的地までの経路を算出し、目的地への案内を開始する(ステップS309)。なお、このときの前席表示部101および後席表示部102への画面表示等については、例えば実施の形態1と同様に行えばよい。
一方、図13(b)に示す例では候補地の中に確信度が80%以上である候補地はないので、閾値以上である目的地がないことになる。このように確信度が閾値以上である目的地がない場合(ステップS303でNo)には、情報決定部201は、予測された目的地の候補に関する情報を情報記憶部111より読み出す(ステップS304)。次に、情報決定部201は、規則データ記憶部112の記憶する図14に示すような詳細度に基づいて、目的地の候補に関する情報の中から前席表示部101および後席表示部102へ表示する情報をそれぞれ決定し、表示制御部105へ出力する(ステップS305)。ここでは車両が走行中であるので、例えば図14に示すように前席表示部101には目的地の候補に関する情報の中から「名称」の情報を、後席表示部102には、目的地の候補に関する情報の中から「名称」、「インデックス」、「詳細情報」の情報を表示することを決定する。
表示制御部105は、表示制御部105は、ナビゲーション部106から入力されたナビゲーション情報と情報決定部201から入力された目的地の候補に関する情報とを前席表示部101へ出力し、例えば図15(a)に示すように画面右側(運転席側)にナビ画面を、画面左側に目的地の候補に関する情報の画面を表示する。なお、このとき前席表示部101へ表示されるナビゲーション情報は、目的地への経路案内ではなく、例えば現在位置を示す地図情報等である。また、表示制御部105は、後席表示部102へは情報決定部201から入力された目的地の候補に関する情報を出力し、例えば図15(b)に示すように画面中央に目的地の候補に関する情報の画面を表示し、この目的地の候補の「名称」の右側に「目的地設定」ボタンを表示する(ステップS306)。
次に、情報決定部201は、画面表示が行われた目的地の候補の中からいずれかが選択されたか否かを判定する(ステップS307)。すなわち、データ解析部108は、後席入力部104から行われた「目的地設定」ボタンの入力操作を解析し、どの目的地の候補が選択されたかを情報決定部201へ通知する。このように目的地の候補が選択される(ステップS307でYes)と、情報決定部201は、選択された候補地を目的地に設定し、設定した目的地をナビゲーション部106へ通知する(ステップS308)。目的地を通知されたナビゲーション部106は、上記同様に目的地への案内を開始する(ステップS309)。
以上のように、予測された確信度があらかじめ設定された閾値以上となる目的地の候補がない場合に、前席表示部101および後席表示部102に対して目的地の候補の中からいずれかを選択するための共有情報を表示することによって、目的地を的確に設定することができる。
なお、本実施の形態では、予測確信度判定部202は、あらかじめ設定された1つの閾値によって確信度を判定しているが、これに限られるものではない。例えば、予測確信度判定部202は、あらかじめ設定された複数の閾値によって確信度を判定し、情報決定部201は、この判定結果に応じて前席表示部101および後席表示部102へ表示する目的地の候補の数や共有情報の詳細度等を変更しても構わない。
また、上記各実施の形態では、ナビゲーション装置は前席表示部101および後席表示部102の2つの表示部を備える構成としているが、これに限られるものではなく、例えば運転席、助手席、後部座席というように3つ以上の表示部を備える構成であってもよい。この場合、各表示部それぞれに対して、規則データ記憶部112の記憶する詳細度を変えることが可能である。
また、上記各実施の形態において、ナビゲーション装置は、搭載される車両に据え置かれるタイプだけでなく、例えば持ち運びできるタイプや、携帯情報端末、携帯電話機等であっても構わない。
上記のように、本発明に係るナビゲーション装置は、さらに、前記第1出力手段および前記第2出力手段それぞれに対する前記詳細度を示す規則データを記憶する規則データ記憶手段を備え、前記情報決定手段は、前記規則データを参照することにより前記共有情報として出力する情報を決定してもよい。
また、前記ナビゲーション装置は、さらに、当該ナビゲーション装置を搭載する車両の状況を検出する状況検出手段を備え、前記規則データ記憶手段は、複数組の前記規則データを記憶し、前記情報決定手段は、前記状況に応じて前記規則データを選択し、選択した前記規則データを参照することにより前記共有情報として出力する情報を決定してもよい。
これによって、車両の状況に応じて詳細度を変更することができるので、第1出力手段および第2出力手段それぞれに対して状況に応じた適切な出力を行うことができる。
また、前記状況検出手段は、前記車両の走行状態を検出する走行状態検出部を備え、
前記情報決定手段は、前記走行状態に応じて前記規則データを選択してもよい。
また、前記状況検出手段は、天候を検出する天候検出部を備え、前記情報決定手段は、前記天候に応じて前記規則データを選択してもよい。
また、前記状況検出手段は、昼夜を検出する昼夜検出部を備え、前記情報決定手段は、前記昼夜に応じて前記規則データを選択してもよい。
また、前記状況検出手段は、前記車両の走行位置を検出する走行位置検出部を備え、前記情報決定手段は、前記走行位置に応じて前記規則データを選択してもよい。
また、前記ナビゲーション装置は、さらに、前記第1出力手段および前記第2出力手段それぞれに対応する第1入力手段および第2入力手段と、前記第1入力手段および第2入力手段から行われる入力操作に対して、どちらの入力操作を優先して受け付けるかを前記走行状態に応じて決定する優先度決定手段とを備えてもよい。
また、前記ナビゲーション装置は、さらに、目的地を設定する目的地設定手段を備え、前記情報決定手段は、前記目的地に基づいて前記共有情報として出力する情報を決定してもよい。
また、前記ナビゲーション装置は、さらに、目的地とその予測の確からしさを示す確信度とを予測する目的地予測手段と、前記確信度があらかじめ設定される閾値以上であるか否かを判定する予測確信度判定手段とを備え、前記情報決定手段は、前記予測確信度判定手段の判定結果に基づいて前記共有情報として出力する情報を決定してもよい。
これによって、予測された確信度があらかじめ設定された閾値以上となる目的地の候補がない場合に、第1出力手段および第2出力手段に対して目的地の候補の中からいずれかを選択するための共有情報を表示することができ、目的地を的確に設定することができる。
また、前記共有情報は複数の項目別情報より構成され、前記詳細度は、前記共有情報として所定の項目別情報を表示するか否かで示され、前記第1出力手段に前記共有情報として表示する項目別情報の数が、前記第2出力手段に前記共有情報として表示する項目別情報の数より少なくてもよい。
また、前記共有情報は複数の項目別情報より構成され、前記詳細度は、前記共有情報として前記項目別情報を表示する際の表示順で示してもよい。
また、前記共有情報は複数の項目別情報より構成され、前記詳細度は、前記共有情報として前記項目別情報を表示する際の文字の大きさで示してもよい。
また、前記詳細度は、前記共有情報を表示する表示領域の大きさの相違で示してもよい。
また、前記詳細度は、前記共有情報を表示する、または音声として出力する出力形態の相違で示してもよい。
(実施の形態3)
本実施の形態では、目的地を予測した際の確信度の順位によって詳細度を替えて表示する場合について説明する。
図16は、本発明の実施の形態3に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。なお、実施の形態2と同様の部分については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
ナビゲーション装置300は、地図や目的地への経路等のナビゲーション情報、DVD等を再生した映像、および目的地に関する情報等を表示するための装置であり、前席表示部101、後席表示部102、前席入力部103、後席入力部104、表示制御部105、ナビゲーション部106、情報決定部301、データ解析部108、情報記憶部111、規則データ記憶部112、地図情報記憶部113、目的地予測部203、および走行履歴蓄積部204を備えている。
情報決定部301は、目的地予測部203により予測された目的地およびその確信度と、規則データ記憶部112の記憶する詳細度とに基づいて、前席表示部101および後席表示部102への表示情報を決定する。
ユーザは移動するにあたり、目的地の情報を把握しておく必要がある。一方、これら目的地の情報を前席表示部101および後席表示部102に、同様に全部表示すると、情報過多になる恐れがあり、情報の把握が複雑となり、さらに運転中の場合は好ましくない。また、これらの情報を基に設定、検索等の操作を促す場合も、操作が煩雑となる恐れがある。よって、規則データ記憶部112は、前席表示部101および後席表示部102の利用目的と、情報の内容を考慮した詳細度を記憶しておく。
一般的に、ドライバ用の前席表示部101には、現在位置や地図情報等、運転に関わる情報が必要とされる。また、現在走行の状態を妨げては運転上好ましくないため、画面領域の制限を考慮する必要もある。また、前席表示部101には、後席表示部102への表示内容を考慮し、よりドライバのニーズに合った情報を表示する。一方、後席表示部102には、前席表示部101への表示内容を考慮し、より同乗者のニーズに適した情報を表示する。そこで、本実施の形態では、同じ移動先情報でも、運転に関わる情報、例えば経路情報のみを前席表示部101に表示し、一方、同乗者用の後席表示部102には、移動先に関する施設情報や商用情報等の目的地に関する情報を表示する。
図17は予測された確信度が高い順の目的地の候補およびその目的地の情報の一例を示す模式図である。移動先情報は、移動先に関わる経路情報、目的地の商用情報等の情報である。例えば、図17に示す例では、確信度が1位の「すし屋」の移動先情報には、渋滞情報や到着時刻などの経路情報、おすすめメニューなどの商用情報などが示されている。
図18は図17に示すように目的地が予測された場合の画面表示の一例を示す模式図であり、(a)前席表示部101、(b)後席表示部102の画面表示の一例を示す模式図である。
前席表示部101には、例えば図18(a)に示すように確信度が1位である目的地「すし屋」の移動先情報として、渋滞情報(渋滞1km)や到着時刻(到着時刻11:30)が大きく、確信度が2位である目的地「レストラン△△」の移動先情報として、渋滞情報(渋滞2km)や到着時刻(到着時刻10:20)が、確信度が3位である目的地「コンビニ○○」の移動先情報として、到着時刻(到着時刻11:00)が表示されている。一方、後席表示部102には、例えば図18(b)に示すように確信度が1位である目的地「すし屋」の移動先情報として、おすすめメニューなどの「商用情報」が詳細に、確信度が2位である目的地「レストラン△△」の移動先情報として、おすすめメニューなどの「商用情報」が簡単に、確信度が3位である目的地「コンビニ○○」の移動先情報として、目的地の名称のみが表示されている。
以上のように、ドライバ用の前席表示部101には、現在の表示画面を配慮しつつ、経路情報を主に表示し、一方、同乗者用の後席表示部102には、移動先情報を詳しく表示し、また経路情報より商用情報を優先して表示するというように、必要な情報をすべて同一に、あるいはどちらか一方に表示するのではなく、各々に必要な情報を表示することで、ドライバ、同乗者の各々が、容易に情報を把握することが可能となる。
よって、ドライバは、情報過多になる恐れや情報の把握が複雑となる可能性が少なく、さらに情報の把握に伴って運転タスクへの注意が妨げられる可能性も少なくなる。また、これら情報を基づく操作をユーザに促す場合も、操作が煩雑となることもない。
次に、上記の表示形態とは別の表示形態について説明する。
ユーザは移動するにあたり、移動先情報を把握しておく必要がある。このとき、ドライバにとっては、運転タスクを妨げるような過度の情報提供は好ましくない場合がある。つまり、前席表示部101に表示する情報は最小限に抑える必要が生じる。そこで、例えば、その移動先への到達が確実である移動先情報のみを前席表示部101に表示し、一方、複数移動先候補を表示しても安全性に問題がなく、かつ同乗者により変更が容易にできる後席表示部102には複数移動先情報を表示する。
図19は、規則データ記憶部112が記憶している前席表示部101および後席表示部102それぞれに対する詳細度の一例を示す図である。
ここでは、規則データ記憶部112は、前席表示部101および後席表示部102に対して表示する情報の表示形態を示す詳細度を記憶しており、例えば図19に示すように目的地予測部203により予測された目的地の確信度に応じて「目的地」、「経路情報」、「商用情報」について表示を行うか否かを示す詳細度1901を記憶している。なお、図19では、表示する場合は「○」、表示しない場合は「×」として表している。
すなわち、この詳細度1901には、確信度が1位の「目的地」、「経路情報」および「商用情報」を前席表示部101に表示することが示されている。一方、後席表示部102には、確信度が1位の移動先情報として「目的地」と「商用情報」のみを表示し、確信度が2位、3位の移動先情報として「目的地」、「経路情報」および「商用情報」を表示することが示されている。
図20は図17に示すように目的地が予測されて詳細度1901に従って表示した場合の画面表示の一例を示す模式図であり、(a)前席表示部101、(b)後席表示部102の画面表示の一例を示す模式図である。
前席表示部101には、例えば図20(a)に示すように確信度が1位である目的地「すし屋」の移動先情報として、渋滞情報(渋滞1km)や到着時刻(到着時刻11:30)などの「経路情報」、およびおすすめメニューなどの「商用情報」が詳細に表示されている。一方、後席表示部102には、例えば図20(b)に示すように確信度が1位である目的地「すし屋」の移動先情報として、おすすめメニューなどの「商用情報」のみが、確信度が2位である目的地「レストラン△△」および確信度が3位である目的地「コンビニ○○」の移動先情報として、渋滞情報や到着時刻などの「経路情報」、およびおすすめメニューなどの「商用情報」が表示されている。
このように、確信度に基づいて表示する制御することで、各々のユーザのニーズに適した情報を、画面の制限を考慮しつつ表示することが可能となる。つまり、その目的地に行くことが確実な移動先情報(本実施の形態では確信度が1位の移動先情報)を前席表示部101に表示し、表示情報を制限することで、走行に必要な情報のドライバへの表示を妨げることがない。よって、ドライバは安全に走行し、かつ移動先情報を把握することが可能となる。
一方、後席表示部102には、ドライバに表示した情報について同様に表示する必要はなく、例えば必要な情報のみ(本実施の形態では確信度が1位の移動先情報は商用情報のみ)を表示し、一方で、前席表示部101には表示しなかった複数の移動先情報(本実施の形態では確信度が2位、3位の移動先情報)を表示することで、行き先を変更するなど、操作を促すことにもつながる。
図21は図20に示すように表示された後、同乗者により目的地が変更された場合の画面表示の一例を示す模式図であり、(a)前席表示部101、(b)後席表示部102の画面表示の一例を示す模式図である。
同乗者は、確信度が1位である「すし屋」だけでなく、確信度が2位である「レストラン△△」および確信度が3位である「コンビニ○○」の移動先情報を事前に把握することできる。そこで、同乗者によって確信度が1位である「すし屋」から、確信度2位の「レストラン△△」に目的地が変更されると、それをドライバに知らせるために、前席表示部101には図21(a)に示すように目的地が「レストラン△△」に変更させたことが表示される。
以上のように、前席表示部101には、確信度が1位の候補のみ、または上位の移動先情報を表示し、一方、後席表示部102には、複数移動先情報を詳しく表示するというように各々に必要な情報を表示しているので、ドライバ、同乗者の各々が、容易に情報を把握することが可能となる。
なお、上記において、前席表示部101には、確信度が1位である目的地の「経路情報」および「商用情報」だけを表示し、一方、後席表示部102には、確信度が1位である目的地の「商用情報」のみと、確信度が2位および3位である目的地の「経路情報」および「商用情報」とを表示するとしたが、これに限られるものではない。
例えば閾値を設け、確信度が80%以上の目的地の候補は、前席表示部101に表示することとしてもよい。これにより、より確実に移動先へ向かうだろうと予測されるとき(つまり80%という高い確率の場合)にドライバに表示することとなり、よりニーズに適した表示をすることが可能となる。一方、2位、3位の移動先であっても、確信度が低い場合(例えば閾値を設けて30%以下とする)は、後席表示部102においても制限して表示する、あるいは表示しないなどとしてもよい。これにより、より各々のユーザのニーズに適した情報を表示することが可能となる。
または、閾値ではなく、確信度の差に基づいて前席表示部101および後席表示部102に表示する情報を制御することとしてもよい。例えば、目的地の候補として1位である「すし屋」への確信度は50%、2位である「レストラン」が40%であるとする。このとき、図19に示す詳細度1901に従えば、1位である「すし屋」の移動先情報は前席表示部101に、2位の「レストラン」の移動先情報は後席表示部102に表示されることになるが、1位と2位の差が10%と大差がないため、この場合は後席表示部102にのみ表示することとしてもよい。このように、確信度に比較的差がない場合は、例えば到達確率が1位であっても、確実とは言い切れず、表示領域に制限ある前席表示部101に表示するのは好ましくない場合がある。そこで、後席表示部102にのみ表示し、目的地決定などの操作を仰ぐこととしてもよい。
なお、同じ経路情報でも、渋滞情報を考慮した目的地までの到着時刻等は同乗者も把握しておきたいという場合もあり、経路情報でも同乗者に必要な情報は表示することとしてもよい。一方、商用情報などでも、メニューなどはドライバも把握しておきたいという場合もあり、商用情報でもドライバに必要な情報は表示することとしてもよい。
図22は、規則データ記憶部112が記憶している前席表示部101および後席表示部102それぞれに対する詳細度の一例を示す図である。
ここでは、規則データ記憶部112は、例えば図22に示すように「経路情報」および「商用情報」等に含まれる各情報が重要度に応じたレイヤーに分かれ、この重要度に応じて表示を行うか否かを示す詳細度2201を記憶している。情報決定部301は、前席表示部101および後席表示部102それぞれに優先的に表示する情報以外でも、重要度の高いものは前席表示部101および後席表示部102に表示するように制御する。また、重要度の低いものや、情報量の多い詳細な情報は一方に表示することとなる。例えば、ここでは重要度は5段階とし、閾値などを設けて、重要度「5」の情報は前席表示部101および後席表示部102の両方に表示することとする。
例えば、詳細度2201では、まず経路情報は前席表示部101に、商用情報は後席表示部102へ表示されることとなる。さらに、経路情報の中でも、重要度の高い「到着時刻情報」は後席表示部102にも表示されることとなる。または、商用情報の中でも「おすすめメニュー一覧」は前席表示部101にも表示されることとなる。
図23は図17に示すように目的地が予測されて詳細度2201に従って表示した場合の画面表示の一例を示す模式図であり、(a)前席表示部101、(b)後席表示部102の画面表示の一例を示す模式図である。
前席表示部101には、例えば図23(a)に示すように確信度が1位である目的地「すし屋」の移動先情報として、「経路情報」と、重要度が「5」であるおすすめメニュー一覧が表示されている。一方、後席表示部102には、例えば図23(b)に示すように確信度が1位である目的地「すし屋」の移動先情報として、「商用情報」と、「経路情報」のうちの到着時刻情報11:30が表示されている。
このように両者に必要な情報は、前席表示部101および後席表示部102に表示、詳細情報は各々の目的に応じて表示することで、より各々が、必要な情報を容易に把握することが可能となる。
さらに、単に、カテゴリ、レイヤーで、前席表示部101および後席表示部102に選択的に表示するのみならず、移動先情報の情報量に応じて表示することとしてもよい。
例えば、前席表示部101は、経路情報を優先的に表示することとしていても、経路情報量が少なく、他の情報も表示できる許容量がある場合は、重要度を考慮しつつ、商用情報等を表示することとしてもよい。
図24は、規則データ記憶部112が記憶している前席表示部101および後席表示部102それぞれに対する詳細度の一例を示す図である。
ここでは、規則データ記憶部112は、例えば図24に示すように図22の項目に加えて各情報の情報量の項目を有する詳細度2401を記憶している。例えば、確信度が1位である目的地「すし屋」の移動先情報において、経路情報のひとつである到着時刻情報は重要度が「5」で情報量は「50」バイトであることを示している。ここで、自車位置等現在の走行情報を表示する必要のある前席表示部101は、後席表示部102と比較して、表示できる情報量は少なく、例えば200バイトであるとする。一方、後席表示部102の情報許容量は512バイトであるとする。
情報決定部301は、この前席表示部101および後席表示部102における情報許容量を考慮しつつ、重要度の高い情報から表示するように決定する。
図25は詳細度2401に従って表示した場合の画面表示の一例を示す模式図であり、(a)前席表示部101、(b)後席表示部102の画面表示の一例を示す模式図である。
例えば、前席表示部101には、まず経路情報を優先的に表示することとし、ここでは、すし屋の経路情報のひとつである「到着時刻情報」と「渋滞情報」、およびレストランの「到着時刻情報」が表示される。ここで、これら経路情報のトータルの情報量は150バイトであり、情報許容量200バイトには達していないため、次に商用情報で重要度の高い情報を表示する。この場合、商用情報のひとつである「おすすめメニュー一覧」が表示される。トータルの情報量が200バイトとなり、これ以上は情報許容量を超えてしまうため、表示できないこととなる。
一方、後席表示部102は、例えば、まず商用情報を優先的に表示する。後席表示部102の情報許容量は512バイトと多いため、メニュー詳細情報(200バイト)や、確信度が2位であるレストランの「おすすめメニュー一覧」(50バイト)も表示することができる。さらに、経路情報など、情報許容量512バイトを越えない限り情報を表示することができる。なお、考慮する情報量は、トータルの文字数などとしてもよい。
また、前席表示部101と後席表示部102の画面の大きさや、解像度等を考慮して、移動先情報の表示制御を行うものとしてもよい。
図26は、この場合のナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。なお、図16に示す構成と同様の部分については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
ナビゲーション装置400は、図16に示す構成に加えて比較判定部402を備えている。比較判定部402は、前席表示部101および後席表示部102の画面の大きさや、解像度等のスペックを比較判定する。
例えば、前席表示部101は、一般的に前席の限られたスペースに備え付けるため、表示領域にも限りがあるのに対し、後席表示部102は、後席で、前席表示部101と比較して大きく、解像度が高い場合等もある。この場合、後席表示部10は、より情報を表示できることができるため、比較判定部402で得られた情報をもとに、情報決定部401において情報許容量を増加させ、より移動先情報を表示する制御を行うものとしてもよい。または、逆に、後席表示部10が、着脱可能な携帯端末等の場合、表示スペックは低いため、情報許容量を減少させ、表示する移動先情報を最小限に抑える等、制御を行うものとしてもよい。
また、情報許容量は、前席表示部101および後席表示部102それぞれの使用状況や、走行位置に応じて制御することとしてもよい。例えば、前席表示部101は、ユーザの頻繁に通るエリアにおいては、情報許容量を多く、一方、普段あまり通らない圏内においては、情報許容量を少なくすることとしてもよい。
よく通るエリアにおいて、一般的にドライバは、既にそのエリアを把握していることが多いため、現在位置情報や地図情報より、移動先情報を把握したいニーズが高く、情報許容量を増加させることで、これら移動先情報をより表示することが可能となる。一方、普段あまり通らないエリアにおいては、現在情報を妨げないよう、情報許容量を減少させ、表示される移動先情報を最小限に抑えることが可能となる。
また、後席表示部102において、例えばテレビやDVD等を見ている場合は、情報許容量を減少させ、表示される移動先情報を最小限に抑えることとしてもよい。例えば、前席表示部101および後席表示部102における操作履歴を蓄積しておき、チャンネル変更操作が少ない場合、あるは所定の時間チャンネル変更がされて無い場合、ユーザはテレビに集中しているとみなし、表示される移動先情報を最小限に抑えるため、この情報許容量を減少させることとしてもよい。または、この操作履歴より、よくユーザが移動先情報を利用する場合は、情報許容量を増加させ、あまり利用しない場合は減少させることとしてもよい(この操作履歴を用いた移動先情報の表示制御についての詳細は下記に示す)。
また、重要度は、ここではドライバや同乗者各々に対する重要性を示す意味であったが、操作を促す必要がある情報は、運転中に表示すると、運転タスクを妨げてしまう可能性も生じ、運転上好ましくないことから、操作の必要のない情報に高い値を付与することとしてもよい。これにより、操作の必要な情報は、主に後席表示部102に表示されることとなり、ドライバの運転を妨げるおそれが減少する。
また、「検索」等の操作により、ネットから取得するものは後席表示部102に表示することとしてもよい。
(実施の形態4)
本実施の形態では、目的地までの距離によって詳細度を替えて表示する場合について説明する。なお、本発明の実施の形態4に係るナビゲーション装置の構成は、図16に示す実施の形態3の構成と同様であるので、同じ符号を用い、詳細な説明を省略する。
例えば、移動先が複数予測され、あるいは目的地と経由地点等、複数設定されたとする。このときこれら移動先情報を表示する場合、ユーザはこれら移動先情報を把握しておく必要があるが、一方、これら移動先情報を、前席表示部101および後席表示部102に、同様に表示すると、情報過多になる恐れがあり、情報の把握が複雑となり、さらに運転上好ましくない場合も生じる。また、これら情報を基に操作をユーザに促す場合も、操作が煩雑となる恐れが生じる。
そこで目的地までの距離が遠い場合、前席表示部101には現在の表示画面を配慮しつつ、経路情報を主に表示し、一方、後席表示部102には移動先情報を詳しく表示し、また経路情報より商用情報表示することとしてもよい。または、複数移動先がある場合、前席表示部101への表示は、目的地までの距離が近い移動先のみ、あるいは比較的近い移動先のみを表示し、一方、後席表示部102への表示は複数移動先情報を詳しく表示することとしてもよい。
ユーザは移動するにあたり、目的地の情報を把握しておく必要がある。このとき、ドライバにとっては、運転タスクを妨げるような過度の情報提供は好ましくない場合がある。つまり前席表示部101に表示する情報は最小限に抑える必要が生じる。そこで、例えば、その目的地までの距離が近い移動先情報のみをドライバに表示し、一方、複数移動先候補を表示することができ、かつ変更が容易にできる同乗者にはこれら複数移動先情報を表示することとしてもよい。
図27は、規則データ記憶部112が記憶している前席表示部101および後席表示部102それぞれに対する詳細度の一例を示す図である。
ここでは、規則データ記憶部112は、前席表示部101および後席表示部102に対して表示する情報の表示形態を示す詳細度を記憶しており、例えば図27に示すように目的地予測部203により予測された目的地までの距離に応じて「目的地」、「経路情報」、「商用情報」について表示を行うか否かを示す詳細度2701を記憶している。なお、図24では、表示する場合は「○」、表示しない場合は「×」として表している。
すなわち、この詳細度2701には、目的地までの距離が「2km未満」と比較的近い移動先情報として「目的地」、「経路情報」および「商用情報」を前席表示部101に表示することが示されている。一方、後席表示部102には、目的地までの距離が「2kmまで」の移動先情報として「目的地」と「商用情報」のみを表示し、目的地までの距離が「2km以上10km未満」と、「10km以上」の比較的距離が遠い移動先情報として「目的地」、「経路情報」および「商用情報」を表示することが示されている。
図28は図17に示すように目的地が予測され、詳細度2701に従って表示した場合の画面表示の一例を示す模式図であり、(a)前席表示部101、(b)後席表示部102の画面表示の一例を示す模式図である。
前席表示部101には、例えば図25(a)に示すように目的地までの距離が2km未満である目的地「すし屋」の移動先情報として、渋滞情報(渋滞1km)や到着時刻(到着時刻11:30)などの「経路情報」、およびおすすめメニューなどの「商用情報」が詳細に表示されている。一方、後席表示部102には、例えば図25(b)に示すように目的地までの距離が2km未満である目的地「すし屋」の移動先情報として、おすすめメニューなどの「商用情報」のみが、目的地までの距離が2km以上である目的地「レストラン△△」および目的地「コンビニ○○」の移動先情報として、渋滞情報や到着時刻などの「経路情報」、およびおすすめメニューなどの「商用情報」が表示されている。
このように、目的地までの距離に基づいて表示する制御することで、各々のユーザのニーズに適した情報を、画面の制限を考慮しつつ表示することが可能となる。つまり、目的地までの距離が近く、その目的地に関する移動先情報のニーズは急であり、タイミングが遅れてしまうと、その情報は必要となくなってしまうこともある。一方、目的地までの距離が遠い移動先情報は、表示するタイミングに比較的余裕があるため、前者に比較してニーズは急でない場合が多い。
そこで、表示領域に限りがあり、また運転上現在の情報を妨げることが好ましくない前席表示部101には、図25(a)に示すように目的地までの距離が近い移動先情報を表示し、目的地までの距離が比較的遠い移動先情報は制限することとしてもよい。これにより、ドライバには走行中の情報を妨げることなく、より安全に走行し、かつ移動先情報を把握することが可能となる。
一方、後席表示部102には、ドライバに表示した情報について同様に表示する必要はなく、例えば必要な情報のみ(目的地までの距離が近い移動先情報は商用情報のみ)を表示し、一方で、前席表示部101には表示しなかった複数の移動先情報(本実施の形態では目的地までの距離が遠い移動先情報)を表示することで、行き先を変更するなど、操作を促すことにもつながる。
図29は図28に示すように表示された後、同乗者により目的地が変更された場合の画面表示の一例を示す模式図であり、(a)前席表示部101、(b)後席表示部102の画面表示の一例を示す模式図である。
同乗者は、目的地までの距離が2km未満である目的地「すし屋」だけでなく、目的地までの距離が2km以上である目的地「レストラン△△」および「コンビニ○○」の移動先情報を事前に把握することできる。そこで、同乗者によって目的地までの距離が2km未満である目的地「すし屋」から、目的地までの距離が2km以上である目的地「レストラン△△」に目的地が変更されると、それをドライバに知らせるために、前席表示部101には図29(a)に示すように目的地が「レストラン△△」に変更させたことが表示される。
以上のように、前席表示部101には、目的地までの距離が2km未満である目的地のみを表示し、一方、後席表示部102には、複数の目的地で、かつ目的地までの距離が遠い移動先情報を表示しているので、同乗者は、事前に複数の目的地の移動先情報を把握することが可能となり、また目的地変更等の操作を促すことが可能となる。
(実施の形態5)
本実施の形態では、操作履歴に基づいて操作されうる操作候補および詳細度を替えて表示する場合について説明する。
図30は、本発明の実施の形態5に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。なお、実施の形態3と同様の部分については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
ナビゲーション装置500は、実施の形態3の構成に加えて前席履歴蓄積部502、および後席履歴蓄積部503を備えている。
前席履歴蓄積部502は、前席入力部103で行われた操作の履歴を蓄積する。後席履歴蓄積部503は、後席入力部104で行われた操作の履歴を蓄積する。ここでは、操作履歴として、例えば移動先(目的地や目的地までの経路)とその移動先で行われた操作のインデックスの組が、頻度とともに蓄積されている。例えば、前席履歴蓄積部502には、図31(a)に示すように目的地がファミレスの場合、パーキングサーチを20回、迂回経路検索が10回等、移動先で行われた操作と頻度が操作履歴3101として蓄積されている。一方、後席履歴蓄積部503には、図31(b)に示すように目的地がファミレスの場合、おすすめメニューが30回等、移動先で行われた操作と頻度が操作履歴3102として蓄積されている。
情報決定部501は、前席履歴蓄積部502および後席履歴蓄積部503に蓄積された操作履歴に基づいて、移動先情報(前記移動先に関する情報とそこで行われる操作候補等)を表示する。情報決定部501での制御は、例えば閾値を設けるなどして、各移動先でよく行われる操作を優先的に表示するものとする。
図32は操作履歴に基づいて移動先情報を表示した場合の画面表示の一例を示す模式図であり、(a)前席表示部101、(b)後席表示部102の画面表示の一例を示す模式図である。ここでは、目的地予測部203において、目的地としてファミレスが予測されたものとする。
前席表示部101には、例えば図32(a)に示すように移動先情報としてファミレスの情報と、そこで行われると予想される操作候補として、「パーキングサーチ」および「迂回経路検索」が表示されている。一方、後席表示部102には、例えば図32(b)に示すように移動先情報としてファミレスの情報と、そこで行われると予想される操作候補として、「おすすめメニュー」および「メニュー詳細」が表示されている。
以上のように、前席入力部103および後席入力部104で行われた操作の履歴を蓄積し、この操作履歴を反映させて移動先情報を表示しているので、煩雑な操作をすることなく、よりユーザの操作を容易にすることが可能となる。
例えば、同じ目的地「わくわく遊園地」などの娯楽施設でも前席表示部101にはパーキングサーチなどの経路に関する情報が、一方、後席表示部102には、アトラクション等の遊戯一覧情報などが、情報決定部501により反映されることとなり、煩雑な操作をすることなく、より容易に操作をすることが可能となる。
なお、頻度のみならず、前述した、操作をユーザに促す必要のある操作インデックスには重みをつけ、後席表示部102に表示されやすいようにすることとしてもよい。
また、蓄積する操作履歴はこれに限ったものではない。例えば、移動先に関わらず、行われた操作を日付情報とともに蓄積することとしてもよい。さらにこの操作履歴を表示制御に用いることとしてもよい。
この場合、前席履歴蓄積部502および後席履歴蓄積部503には、操作履歴として、例えば行われた操作が日付情報とともに蓄積されている。さらに、前席履歴蓄積部502および後席履歴蓄積部503は、例えば「休日昼」というように所定の時間帯単位で、操作履歴を操作のカテゴリで分類した、操作特徴を抽出する。
例えば、後席履歴蓄積部503には、図33(a)に示すように「日曜日11:00にレストラン検索」など、行われた操作が日付情報とともに操作履歴3301として蓄積されている。また、前述の「日曜日11:00にレストラン検索」をした履歴は、「休日昼」に「検索」というカテゴリに分類される。このように分類された履歴は、図33(b)に示すように所定の時間帯単位ごとに操作特徴3302として蓄積される。なお、この特徴の抽出ルールは、予め設定されたものでもよいし、ユーザにより変更されたものでもよい。
例えば、図33(b)に示すように「休日昼」は「検索」の頻度が多いので、ユーザはこの時間帯に情報を欲していると判断する。同じ移動先情報でも、ユーザが情報をより欲しているか否かを示す指標として情報欲求度を定義する。情報欲求度が高い場合はより詳細な情報を表示することで、煩雑な操作をすることなく、容易に情報を把握することが可能となる。一方、この情報欲求度が低い場合は、同じ移動先情報でも最小限に抑えるなどをし、他の表示された情報(例えば前席表示部101においては地図情報等、後席表示部102においてはテレビやDVD視聴中等)を妨げてしまうことを防ぐ効果を生じる。
情報決定部501は、この情報欲求度に基づいて移動先情報の表示を制御する。
図34は情報欲求度に基づいて移動先情報を表示した場合の後席表示部102の画面表示の一例を示す模式図であり、(a)休日昼画面、(b)休日夜画面の一例を示す模式図である。ここでは、目的地予測部203において、目的地としてレストランが予測されたものとする。
休日昼であれば、後席表示部102には、例えば図34(a)に示すように予測されたレストランの移動先情報として渋滞情報や到着時刻などの「経路情報」、およびおすすめメニューなどの「商用情報」が表示されている。一方、休日夜であれば、後席表示部102には、テレビ放送が表示中であると予想され、例えば図34(b)に示すように予測されたレストランの移動先情報として「目的地名称」と「到着時刻」だけが表示されている。
以上のように、前席入力部103および後席入力部104で行われた操作の履歴を蓄積し、情報欲求度を反映させて移動先情報を表示しているので、煩雑な操作をすることなく、よりユーザの操作を容易にすることが可能となる。
なお、上記各実施の形態においては、ナビゲーション装置は情報記憶部111を備えているが、これに限られるものではない。例えば、ナビゲーション装置は、情報記憶部111を備えずに、ネットワーク等を介して情報提供サーバなどより各種施設の情報を取得するものとしても構わない。
以上のように本発明に係るナビゲーション装置は、移動先情報をユーザに適したタイミングで適した形式で表示することができ、例えばカーナビゲーション装置や移動体端末等として有用である。
本発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 上記ナビゲーション装置が搭載された車両を示す概略図である。 情報記憶部が記憶している各種施設の情報の一例を示す図である。 規則データ記憶部が記憶している前席表示部および後席表示部それぞれに対する詳細度の一例を示す図である。 目的地が設定された場合の表示情報を決定する際の動作の流れを示すフローチャートである。 前席表示部および後席表示部への画面表示の一例を示す模式図である。 設定された目的地を変更する際の動作の流れを示すフローチャートである。 規則データ記憶部が記憶している前席表示部および後席表示部それぞれに対する詳細度の他の例を示す図である。 目的地を変更しようとする際の前席表示部および後席表示部への画面表示の一例を示す模式図である。 規則データ記憶部が記憶している前席表示部および後席表示部それぞれに対する詳細度の他の例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 エンジン起動等のイベント開始された際の動作の流れを示すフローチャートである。 予測された目的地の候補および確信度の一例を示す模式図である。 規則データ記憶部が記憶している前席表示部および後席表示部それぞれに対する詳細度の他の例を示す図である。 確信度が閾値以下の場合の前席表示部および後席表示部への画面表示の一例を示す模式図である。 本発明の実施の形態3に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 予測された確信度が高い順の目的地の候補およびその目的地の情報の一例を示す模式図である。 画面表示の一例を示す模式図であり、(a)前席表示部、(b)後席表示部の画面表示の一例を示す模式図である。 規則データ記憶部が記憶している前席表示部および後席表示部それぞれに対する詳細度の一例を示す図である。 画面表示の一例を示す模式図であり、(a)前席表示部、(b)後席表示部の画面表示の一例を示す模式図である。 画面表示の一例を示す模式図であり、(a)前席表示部、(b)後席表示部の画面表示の一例を示す模式図である。 規則データ記憶部が記憶している前席表示部および後席表示部それぞれに対する詳細度の一例を示す図である。 画面表示の一例を示す模式図であり、(a)前席表示部、(b)後席表示部の画面表示の一例を示す模式図である。 規則データ記憶部が記憶している前席表示部および後席表示部それぞれに対する詳細度の一例を示す図である。 画面表示の一例を示す模式図であり、(a)前席表示部、(b)後席表示部の画面表示の一例を示す模式図である。 本発明の実施の形態3に係るナビゲーション装置の他の構成を示すブロック図である。 規則データ記憶部が記憶している前席表示部および後席表示部それぞれに対する詳細度の一例を示す図である。 画面表示の一例を示す模式図であり、(a)前席表示部、(b)後席表示部の画面表示の一例を示す模式図である。 画面表示の一例を示す模式図であり、(a)前席表示部、(b)後席表示部の画面表示の一例を示す模式図である。 本発明の実施の形態5に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 蓄積されている操作履歴の一例を示す模式図であり、(a)前席履歴蓄積部、(b)後席履歴蓄積部に蓄積されている操作履歴の一例を示す模式図である。 画面表示の一例を示す模式図であり、(a)前席表示部、(b)後席表示部の画面表示の一例を示す模式図である。 後席履歴蓄積部に蓄積されている操作履歴の一例を示す模式図であり、(a)操作履歴、(b)操作特徴の一例を示す模式図である。 後席表示部の画面表示の一例を示す模式図であり、(a)休日昼画面、(b)休日夜画面の一例を示す模式図である。
符号の説明
100、200、300、400、500 ナビゲーション装置
101 前席表示部
102 後席表示部
103 前席入力部
104 後席入力部
105 表示制御部
106 ナビゲーション部
107、201、301、401、501 情報決定部
108 データ解析部
109 優先度決定部
110 走行検出部
111 情報記憶部
112 規則データ記憶部
113 地図情報記憶部
202 予測確信度判定部
203 目的地予測部
204 走行履歴蓄積部
402 比較判定部
502 前席履歴蓄積部
503 後席履歴蓄積部

Claims (7)

  1. 運転席用の第1出力手段と、少なくとも1つのその他の席用の第2出力手段とを備えるナビゲーション装置であって、
    同一の事象に関する情報を前記第1出力手段および前記第2出力手段それぞれに対して共有情報として出力させる出力制御手段と、
    前記第1出力手段および前記第2出力手段それぞれに対する出力態様を示す詳細度に基づいて、前記第1出力手段および前記第2出力手段に対して前記共有情報として出力する情報をそれぞれ決定する情報決定手段とを備え、
    前記詳細度は、前記第1出力手段に対する出力態様が前記第2出力手段に対する出力態様より簡素化されることを示し、
    前記出力制御手段は、前記情報決定手段により決定された情報を前記共有情報として出力する
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記ナビゲーション装置は、さらに、
    目的地とその予測の確からしさを示す確信度とを予測する目的地予測手段を備え、
    前記情報決定手段は、予測された前記目的地および前記確信度に基づいて前記共有情報として出力する情報を決定する
    ことを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  3. 前記ナビゲーション装置は、さらに、
    目的地を予測する目的地予測手段を備え、
    前記情報決定手段は、予測された前記目的地、および現在位置から前記目的地までの距離に基づいて前記共有情報として出力する情報を決定する
    ことを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  4. 前記ナビゲーション装置は、さらに、
    前記第1出力手段および前記第2出力手段それぞれに対応する第1入力手段および第2入力手段と、
    前記第1入力手段および第2入力手段から行われる入力操作の履歴を操作履歴としてそれぞれ蓄積する第1操作履歴蓄積手段および第2操作履歴蓄積手段とを備え、
    前記情報決定手段は、前記第1操作履歴蓄積手段および前記第2操作履歴蓄積手段にそれぞれ蓄積された前記操作履歴に基づいて前記共有情報として出力する情報を決定する
    ことを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  5. 前記ナビゲーション装置は、さらに、
    目的地を予測する目的地予測手段を備え、
    前記第1操作履歴蓄積手段および第2操作履歴蓄積手段は、前記目的地単位に前記操作履歴をそれぞれ蓄積し、
    前記情報決定手段は、予測された前記目的地に対応する前記操作履歴に基づいて前記共有情報として出力する情報を決定する
    ことを特徴とする請求項4記載のナビゲーション装置。
  6. 前記情報決定手段は、所定の時間単位に、前記共有情報の欲求度合いを示す情報欲求度を前記操作履歴に基づいて算出し、前記情報欲求度に基づいて前記共有情報として出力する情報を決定する
    ことを特徴とする請求項4記載のナビゲーション装置。
  7. 運転席用の第1出力手段と、少なくとも1つのその他の席用の第2出力手段とを備えるナビゲーション装置におけるナビゲーション表示方法であって、
    同一の事象に関する情報を前記第1出力手段および前記第2出力手段それぞれに対して共有情報として出力させる出力制御ステップと、
    前記第1出力手段および前記第2出力手段それぞれに対する出力態様を示す詳細度に基づいて、前記第1出力手段および前記第2出力手段に対して前記共有情報として出力する情報をそれぞれ決定する情報決定ステップとを含み、
    前記詳細度は、前記第1出力手段に対する出力態様が前記第2出力手段に対する出力態様より簡素化されることを示し、
    前記出力制御ステップでは、前記情報決定ステップにより決定された情報を前記共有情報として出力する
    ことを特徴とするナビゲーション表示方法。
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