JP2005034587A - 容器付き皮剥き器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 皮を剥いた際に、皮を簡単に収納でき、又、取り出しも簡単にでき、更に構造をコンパクトにして掃除がし易い、容器付き皮剥き器を提供する。
【解決手段】
上記課題を解決するために、本発明は少なくとも刃部と、刃部から少しの間隙を有して形成された抑え部と、そして容器とで構成された皮剥き器において、該容器の上又は/及び横方向に、刃部から或る距離を有して、開口部が形成されており、更に刃部方向に対して、容器の長さを伸縮させる手段を有しており、更に刃部の上側に、刃の面に対して湾曲又は屈曲して角度を成す、板状又は棒状部材よりなる皮案内部が形成されていることを特徴とする容器付き皮剥き器を提供する。
【選択図】 図2
【解決手段】
上記課題を解決するために、本発明は少なくとも刃部と、刃部から少しの間隙を有して形成された抑え部と、そして容器とで構成された皮剥き器において、該容器の上又は/及び横方向に、刃部から或る距離を有して、開口部が形成されており、更に刃部方向に対して、容器の長さを伸縮させる手段を有しており、更に刃部の上側に、刃の面に対して湾曲又は屈曲して角度を成す、板状又は棒状部材よりなる皮案内部が形成されていることを特徴とする容器付き皮剥き器を提供する。
【選択図】 図2
Description
本発明は野菜などの皮を剥く調理用具の皮剥き器に関する。
従来の皮剥き器で野菜や果物の皮を剥くと、切られた皮は刃を通過した後そのまま下に落ちて散乱してしまうので、調理台の上などで使用すると掃除をするのが大変であった。そのため、別の容器を用意してその上で作業をしなくてはならないと云った煩雑さが生じていた。これを解決するために、刃の外側に網状の袋を取り付けて、剥いた皮がその中に入るようにし、入った皮を袋の底に設けた孔から取り出す考えが提供されているが、これは袋が刃に被せて取り付けてあるために刃を上にして使う場合(通常は刃を上にして使う)、切った皮が袋に邪魔されて中に入りにくく、又剥いた皮を取り出すのに袋の底の孔のカバーを開ける必要があり、このため皮の取り出しに手間が掛かり、又掃除にも手間が掛かるため使用上問題があった。
本発明は上記の問題を解決するもので、剥いた皮を簡単に容器に収納し、又簡単に出すことができ、掃除も簡単にでき、又構造も簡単にすることを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の各態様の容器付き皮剥き器を提供する。
1.少なくとも刃部と、刃部から少しの間隙を有して形成された抑え部と、そして容器とで構成された皮剥き器において、該容器の上又は/及び横方向に、刃部から或る距離を有して、開口部が形成されており、更に刃部方向に対して、容器の長さを伸縮させる手段を有しており、更に刃部の上側に、刃の面に対して湾曲又は屈曲して角度を成す、板状又は棒状部材よりなる皮案内部が形成されていることを特徴とする容器付き皮剥き器。
2.容器を二つに分け、該容器の其々に刃部方向に伸長する凹形の溝又は凸形の突起を形成し、其々を嵌合させて連結する構造とした上記第1項に記載の容器付き皮剥き器。
1.少なくとも刃部と、刃部から少しの間隙を有して形成された抑え部と、そして容器とで構成された皮剥き器において、該容器の上又は/及び横方向に、刃部から或る距離を有して、開口部が形成されており、更に刃部方向に対して、容器の長さを伸縮させる手段を有しており、更に刃部の上側に、刃の面に対して湾曲又は屈曲して角度を成す、板状又は棒状部材よりなる皮案内部が形成されていることを特徴とする容器付き皮剥き器。
2.容器を二つに分け、該容器の其々に刃部方向に伸長する凹形の溝又は凸形の突起を形成し、其々を嵌合させて連結する構造とした上記第1項に記載の容器付き皮剥き器。
以下、図面を参照しながら本発明の各種態様に係る容器つき皮剥き器に関して説明する。以下の説明は、本発明の技術思想を具現化する幾つかの具体例を説明するものであり、本発明は以下の説明に限定されるものではない。
図1は、従来の皮剥き器の構造を示す斜視図aと断面図bである。図1に示す皮剥き器は、刃部1と抑え部2と把持部3とで構成される。刃部1の刃先5と抑え部2は数ミリの間隙6を有して、更に抑え部2の底部と角度7を成して、通常は接合し一体化して形成されており、更にこの部分がこの部分が把持部3に対して軸を有し、回転自在な構造となっている。
図2は、本発明の一態様に係る容器付き皮剥き器の構造を示す斜視図である。図2aに示す容器付き皮剥き器は刃部1と抑え部2と容器4とから構成されている。本発明では容器4の側面を把持部と見なすことができる。通常使用する際は容器の側面を持つからである。又逆の意味では、容器4は把持部に底板を取り付けたものと見なすこともできる。然しながら、本発明では刃部1と抑え部2の取り付け部を含んで容器4と表現するものとする。又、本図では容器4の上方向に開口部が形成されている。ここで云う容器4の上方向とは、刃部から皮の出る方向側を示し、且つ刃先5と抑え部2の低部を結ぶ線より上側の方向を示す。これは通常、皮剥き器を使用する際には皮の出る側を上にして使用するからである。又、図2bで示すように開口部8を刃の面に対向させて横方向に形成しても良い。実施上、開口部8は図2aで示すような上方向から図2bで示すような横方向の概ね90度の範囲のいずれかで形成されることが好ましい。容器4の構造に就いて云えば、筒状、皿状、箱状、球状、又は半球状のいずれでも構わない。剥いた皮を容れ留めて置くことができれば全て容器と見なすことができる。容器4は孔を有していても皮が出なければ構わない。又、開口部8に蓋を有していても開口部と見なすことができる。
又、本発明において、容器4は刃部1の方向に対して、長さを伸縮させる手段を有する。その点について図3に示す。図3では容器を二つに分けて、其々に刃部方向に伸長する凹形の溝9と凸形の突起10が形成されている。其々を嵌合させ、スライドさせることにより、伸縮が可能な構造となっている。このようにすると、使用する際、皮の長さに必要な容器の長さを設定することができ、短い皮に限らず長い皮も収納できる。又、収納する際には縮めることにより場所を取らないと云うメリットが生ずる。又、要件に刃部の方向とあるが、刃の面に対して直交する方向である必要はない。又、嵌合の方法に就いては溝9と突起10の組み合わせ以外でも構わない。溝と溝又は突起と突起の組み合わせでも嵌合できれば良い。
又、刃部1の上側には、刃部1の面に対し湾曲又は屈曲して角度7を成した、板状又は棒状部材よりなる皮案内部11が形成されている。皮は切られた後、この湾曲又は屈曲し角度7を有する皮案内部11によって容器4に案内収納される。皮案内部11は刃部1と一体化させて角度7を形成しても良いし、板状又は棒状部材を離して取り付け、角度7を形成しても良い。実施上の寸法に就いて云えば、長さは刃部1の長さと同程度で、幅は10〜20mm程度、湾曲部又は屈曲部の曲率半径は3〜10mm程度で湾曲面にする場合は概半円形を形成する程度が好ましい。屈曲面の場合は120度程度の屈曲面を複数個並べて90度以下に形成することで湾曲面と同じ効果を生じさせることができる。又、本発明の要件として、開口部8が刃部1から或る距離を有して形成されている、としていることを説明すれば、従来の考案で袋の入り口を刃部に被せるように形成したものが提供されていたが、これでは使用後、刃部及び袋の入り口内側に手が届かず、そのため掃除をする際は袋を外す必要があった。本発明では容器4を把持できるようにすることでコンパクト化を図り、且つ刃部1と開口部8との間を広げることにより、刃部1と開口部8の掃除を簡単にできるようにしたものである。距離を有しても皮が容器に収納されるように、皮案内部10は湾曲面又は屈曲面を有するように形成されている。このようにすれば曲率半径を変えることにより、刃部1と開口部8との距離を必要に応じて任意に変えることができることとなる。
上記において、本発明の容器付き皮剥き器の各部分の好ましい寸法に就いて言及したが、上記の説明に限定されることなく、形状、寸法、角度等は適宜経験的に決定することができる。又材質に就いても同様、プラスチック、セラミック、金属等、適宜経験的に決定できる。
本発明に係る容器付き皮剥き器によれば、剥いた皮をそのまま容器に収納できるため、従来行っていたように別の容器を用意する必要がなく、どこででも作業ができることとなる。又、皮の飛散が無くなるので、調理場を清潔に保つ事ができるようになる。又、従来の袋をつけた皮剥き器に比べ、部品数が少なく、且つコンパクトなため、収納に就いても場所を取らず、皮の出し入れが簡単であり、又、掃除も極めて簡単にすることができるようになる。
1 刃部
2 抑え部
3 把持部
4 容器
5 刃先
6 間隙
7 角度
8 開口部
9 溝
10 突起
11 皮案内部
2 抑え部
3 把持部
4 容器
5 刃先
6 間隙
7 角度
8 開口部
9 溝
10 突起
11 皮案内部
Claims (2)
- 少なくとも刃部と、刃部から少しの間隙を有して形成された抑え部と、そして容器とで構成された皮剥き器において、該容器の上又は/及び横方向に、刃部から或る距離を有して、開口部が形成されており、更に刃部方向に対して、容器の長さを伸縮させる手段を有しており、更に刃部の上側に、刃の面に対して湾曲又は屈曲して角度を成す、板状又は棒状部材よりなる皮案内部が形成されていることを特徴とする容器付き皮剥き器。
- 容器を二つに分け、該容器の其々に刃部方向に伸長する凹形の溝又は凸形の突起を形成し、其々を嵌合させて連結する構造とした請求項1に記載の容器付き皮剥き器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003302081A JP2005034587A (ja) | 2003-07-18 | 2003-07-18 | 容器付き皮剥き器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003302081A JP2005034587A (ja) | 2003-07-18 | 2003-07-18 | 容器付き皮剥き器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005034587A true JP2005034587A (ja) | 2005-02-10 |
Family
ID=34213942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003302081A Pending JP2005034587A (ja) | 2003-07-18 | 2003-07-18 | 容器付き皮剥き器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005034587A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101529400B1 (ko) * | 2013-12-30 | 2015-06-16 | 청주대학교 산학협력단 | 과일류 및 채소류 박피용 칼 |
CN110123114A (zh) * | 2019-04-23 | 2019-08-16 | 杭州一飞冲天科技有限公司 | 一种便于收集果皮的去皮器 |
-
2003
- 2003-07-18 JP JP2003302081A patent/JP2005034587A/ja active Pending
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KR101529400B1 (ko) * | 2013-12-30 | 2015-06-16 | 청주대학교 산학협력단 | 과일류 및 채소류 박피용 칼 |
CN110123114A (zh) * | 2019-04-23 | 2019-08-16 | 杭州一飞冲天科技有限公司 | 一种便于收集果皮的去皮器 |
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