JP2005034176A - Extension pipe and vacuum cleaner - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、含塵気流を掃除機本体に導く伸縮可能な延長管、及びこの延長管を備えた電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気掃除機は、掃除機本体に接続された吸塵ホース先端部の把手部と吸込み口体の接続管との間に、これらに着脱可能な延長管を接続して使用される場合が多い。
【0003】
従来、延長管として、外管とこれに移動可能に挿入された内管とを備える伸縮可能な延長管が知られている(例えば特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−17365号公報(段落0023−0061、図1−図6)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1には、その延長管の外管及び内管の材質について言及されていないが、これらが合成樹脂製であることは周知である。
【0006】
掃除の際に吸込み口体を被掃除面に押付けるために、延長管には斜め前下向きの力が把手部から加えられる。したがって、こうした力に耐えるだけの強度を延長管は必要としている。既述のように内管及び外管の双方が共に合成樹脂製である構成では、両管の肉厚を夫々厚くすることによって前記強度を得ている。
【0007】
このため、延長管の管内通路の最小断面積を規定する内管の太さを優先して延長管を作る場合には、延長管が太くならざるを得ず、意匠上ごつい感じを与えてしまい好ましくないとともに、使用者の手が小さいと握りがたくなり延長管の伸縮操作等をする上で好ましくない場合も考えられる。又、この逆に、外管が太くならないようにその太さを優先して延長管を作る場合には、内管が細くなってしまうので、管内通路に充分な大きさの最小断面積を確保することに支障をきたし易い。
【0008】
本発明が解決しようとする課題は、太くなることを抑制しつつ、必要充分な大きさの管内通路を確保できる延長管及びこれを備えた電気掃除機を得ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明は、外管に対して伸縮可能に組合わされた内管を、外管に移動可能に挿入される金属製内管本体と、この内管本体の一端に接続されて外管の一端から突出される合成樹脂製内管端部材とを備えた構成としている。
【0010】
本発明では、延長管の管内通路の最小断面積を規定する内管の金属製内管本体の強度が、合成樹脂製の内管に比較して大きいため、外管に移動可能に挿入される内管本体に必要な強度を保証しつつ、この内管本体の肉厚を薄くできる。このため、内管の太さを優先する場合には外管の太さを細くすることが可能であり、この逆に、外管の太さを優先する場合には、内管を大径化して管内通路の最小断面積を増やすことが可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図6を参照して本発明の一実施形態を説明する。
【0012】
図1に符号1で示す電気掃除機は、掃除機本体2と、吸塵ホース20と、延長管30と、吸込み口体70とを備えている。
【0013】
掃除機本体2は、上部ケース11と下部ケース12とを連結してなる本体ケース10に、例えば集塵部をなす集塵室(図示しない)を設けるとともに、電動送風機16及びコードリール装置(図示しない)等を内蔵して構成されている。
【0014】
本体ケース10の例えば前部には集塵室に連通する吸込口13が形成されている。本体ケース10には集塵室の上方に形成された開口を開閉する開閉蓋14が設けられ、前記開口を通して集塵室に紙袋製等のフィルター17が出し入れ可能に収容されている。図1中符号15は走行車輪を示す、これと下部ケース12の前部下面に取付けた図示しない旋回輪とを介して掃除機本体2を床面に沿って動かすことができるようになっている。
【0015】
吸塵ホース20は、蛇腹状に形成された可撓性のホース本体21、このホース本体21の一端に接続された接続具22、及びホース本体21の他端に接続された把手部23とを有している。この吸塵ホース20は、接続具22を吸込口13に着脱可能に嵌合することができ、この嵌合によって本体ケース10に接続される。
【0016】
把手部23にはハンドル24が一体に設けられている。このハンドル24には電動送風機16を制御する複数の制御スイッチ25が配設されている。これら制御スイッチ25からの制御信号は、ホース本体21内に配線された図示しない電線、及びこの電線が接続された接続具22の図示しない接続ピンを介して本体ケース10内の制御装置(図示しない)に入力されるようになっている。
【0017】
把手部23の先端部には延長管30が着脱可能に接続される嵌合部26が形成されている。この嵌合部26の例えば上部には、延長管30の後述する接続ピン47aと電気的に接触する雌コネクター(図示しない)が設けられている。このコネクターが有する接続片はホース本体21内に配線された電線に接続されていて、前記コードリール装置を介して電源と電気的に接続されるようになっている。
【0018】
把手部23の先端部には、例えば嵌合部26の上側に位置して接続保持手段27が設けられている。この接続保持手段27は、嵌合部26に接続された延長管30を接続状態に保持する図示しない係合爪、及びこの接続状態を解除するための操作釦27a等を有している。
【0019】
吸塵ホース20の嵌合部26に着脱可能に接続して使用される延長管30について、図2〜図6を参照して説明する。この延長管30は、外管40と内管50とを備えて伸縮可能に構成されている。
【0020】
図2、図3、図5及び図6に示したように外管40は、外管本体41、この外管本体41の上面側に一体に取付けられたカバー42とを備えている。外管本体41及びカバー42はいずれも硬質合成樹脂製である。外管本体41の非接続端部(使用状態で吸込み口体70寄りに配置される端部)41Aには、電線カバー通孔48dを形成して支持台48が一体に設けられている。電線カバー通孔48dは、外管本体41の軸方向に延びて、軸方向両端が夫々開放されている。
【0021】
外管本体41の非接続端部41Aには、図2、図3に示すように端面から所定の深さに亘って、これ以外の外管本体41の他の部分より内径を大きくした嵌合穴41aが形成されている。この嵌合穴41aの奥部には第1のガイドリング43が収容され、開口端側には鍔部44を有する第2のガイドリング45が収容されている。更に、嵌合穴41aには、いずれも合成樹脂製のガイドリング43とガイドリング45とに挟まれてシールリング46が収容されている。鍔部44には電線カバー通孔48dに対向しこの電線カバー通孔48dを通して後述の格納部31に連通する電線カバー通孔44aが形成されている。
【0022】
両ガイドリング43、45は後述する内管本体52が外管本体41内を軸方向に移動する際に、内管本体52をガイドする。シールリング46は外管本体41の内周面と内管本体52の外周面との間から外部の空気が流入することを防止するように機能する。
【0023】
外管本体41の図2において上部には、外管本体41内に開放して軸方向に延びるガイド溝41bが形成されている。ガイド溝41bには内管本体52の挿入端部51Bの外面に設けたストッパー57が摺動可能に嵌合されている。このストッパー57によって、内管本体52が外管40に対して周方向に回り止めされている。更に、ストッパー57は、ガイド溝41bと嵌合穴41aとの境をなしている外管本体41の仕切り部分41beに当接可能で、この当接によって内管50を外管本体41から抜止めするようになっている。
【0024】
図5に示すねじ81及び係止体82によって外管本体41の上側にはカバー42が取付けられている。カバー42の内面と外管本体41の外周面とによって密閉された格納部31(図2、図3、図6参照)が、外管本体41の軸方向に延びて形成されている。この格納部31は、外管本体41の内空部、つまり掃除の際に含塵気流が通る管内通路から隔離されている。格納部31に面した外管本体41の外周面には、導電性材料からなる薄板で形成された二本の導電レール47が図6に示すように所定の間隔離間させて軸方向に平行にしてねじ80(図5参照)によって固定されている。
【0025】
外管40の非接続端部41Aとは反対側の端部、つまり、嵌合部26に差込み接続される接続側端部41Bには、第1端子として導電性材料からなる一対の接続ピン47aが格納部31から突出して設けられている。これらの接続ピン47aは格納部31において導電レール47に電気的に接続されている。接続側端部41Bが嵌合部26に差込まれるに伴って接続ピン47aは把手部23の前記雌コネクターに差込み接続されるようになっている。
【0026】
図5に示されるように外管本体41の支持台48には、上面に開放する係止体通孔48aが形成されているとともに、前記上面に突出するばね受突起48bが形成されている。更に、支持台48には、係止体通孔48aとばね受突起48bとの間に位置して、支持台48の幅方向に相対向する軸受部48cが夫々形成されている。
【0027】
図5に示すように外管本体41の非接続端部41Aの幅(径)方向両側には、支持台48の下方に位置して夫々二個の係止孔41f(図5では片方側のみ図示)が形成されている。これらの係止孔41fには前記係止体82の板状の係止爪82a又は鉤状の係止爪82bが係合するようになっている。
【0028】
外管本体41の接続側端部41B側にはねじ穴41iが形成されたボス41kが形成されて、また、前記接続ピン47aを取付ける一対の係合溝41gが形成されている。接続側端部41Bには環状溝41hが形成されており、この環状溝41hには前記シールリング46aが嵌合して取付けられている。シールリング46aは、把手部23の嵌合部26に外管40の接続側端部41Bを嵌合した際に、嵌合部26内への外部からの空気の流入を防止するように機能するものである。
【0029】
図5に示すように外管本体41の上面には互いに対向するとともに軸方向に延びる一対の嵌合リブ41cが形成され、これらの嵌合リブ41c間に導電レール47がねじ止めされている。前記カバー42は、嵌合リブ41cに外側から嵌合する側壁42aを有していて、図4に示すようにその幅方向の断面が略コ字状に形成されている。このカバー42の支持台48を被った上面には後述する固定手段60の操作つまみ64を露出させるための方形状の開口42bが形成されている。
【0030】
開口42bが形成されたカバー42の一端部の両側壁42aには、前記係止体82が嵌合する嵌合孔42cが形成されている。カバー42の他端部には前記ねじ81が通る孔42dが形成されている。この孔42dにねじ81を挿通して前記ボス41kのねじ穴41iに螺合し、かつ、係止体82を嵌合孔42cに嵌合して係止爪82a及び係止爪82bを係止孔41fに係合させることにより、図6に示すようにカバー42が外管本体41に取付けられている。
【0031】
図示しないがカバー42の他端部には外管本体41に形成した一対の係合溝41gと対応する係合溝が形成されている。カバー42を外管本体41に連結することによって、この図示しない係合溝と係合溝41gとは、接続ピン47aを挟持するように合わさるものである。
【0032】
図2、図3、図5、及び図6等に内管50は、内管端部材51と、内管本体52と、電線カバー53とを備えて構成されている。
【0033】
内管本体52は、金属製、好ましくは軽金属、具体的にはアルミニューム又はその合金により外管本体41より短い円筒状に成形されている。内管本体52は外管本体41にこの外管本体41の軸方向に沿って移動可能に挿入されている。内管端部材51とは反対側に位置された内管本体52の挿入端部51Bには、凹部51hが設けられているとともに、この凹部51hに位置決めされて前記ストッパー57が取付けられている。このストッパー57は、外管本体41にその軸方向に延びて形成したガイド溝41b内を移動可能である。
【0034】
内管端部材51は、外管本体41と同種の合成樹脂により成形されていて、内管本体52の一端部に接続されている。内管端部材51の内周面と外管本体41の内周面とは段差を設けることなく面一に連続している。図3に示すように内管端部材51は、内管本体52が最も深く外管本体41に挿入された状態でも、外管本体41の外部にこの外管本体41の一端部から突出するように配置されるものである。なお、図3中符号52Fは内管本体52の一端部に形成され内管端部材51に埋め込まれたフランジで、このフランジ52Fによって内管端部材51が外れ止めされている。
【0035】
内管端部材51の上面(使用中に上側となる面)はつまみ配置部51Eが設けられている。つまみ配置部51Eには、その幅方向両側に位置して互いに対向するU字溝状の軸受51aを有するリブ51bが設けられているとともに、これらリブ51b間に位置して位置決めリブ51cが形成されている。リブ51bと位置決めリブ51cとの間には、金属のばね板からなる導電性の接続片54aが挟持されて配置されるようになっている。この接続片54aはコネクターを構成する。つまみ配置部51Eには、U字状リブ51dが形成され、このU字状リブ51dの内側には係合爪通孔51eが形成されている。
【0036】
つまみ配置部51Eが有するフランジ状の前面壁51gには貫通孔51fが形成されている。この貫通孔51fには、吸込み口体70の後述する接続管72に設けた一対の接続ピン(図示しない)が挿入される。貫通孔51fに挿入された金属製の接続ピンは接続片54aに接触する。
【0037】
電線カバー53は、内管50の軸方向に延びるカバー本体58とカバー裏蓋59とを備えている。これらカバー本体58及びカバー裏蓋59は合成樹脂製である。
【0038】
カバー本体58は、その長手方向一端部につまみカバー部58aを有しているとともに、これから外れた部分に複数の係合部例えば係合孔58bが長手方向に沿って所定間隔毎に形成されている。これらの係合部は孔に代えて凹部で作ることもできる。つまみカバー部58aはつまみ配置部51Eを被って、この配置部51Eに爪係合により連結されている。この連結によりカバー本体58は、内管50に内管本体52に沿って片持状態に取付けられている。つまみカバー部58aには開口58cが形成されている。
【0039】
カバー本体58のつまみカバー部58aから外れた部分の裏面には、カバー裏蓋59が爪係合により取付けられていて、これら両者間に配線通路53aが形成されている。この配線通路53aは、内管50の内空部、つまり掃除の際に含塵気流が通る管内通路から隔離されている。配線通路53a内には、給電及び信号授受のための電線54が複数本通されている。電線54には絶縁被覆が用いられている。
【0040】
カバー本体58の他端部には絶縁材からなる取付台55がねじ84によって取付けられている。この取付台55には第2端子として一対の摺接片56が取付けられている。これら摺接片56は、導電性の金属板ばねからなり、前記一対の導電レール47に個別に弾性的に接しつつこれら導電レール47に沿って移動可能である。摺接片56には電線54の一端が接続されている。電線54の他端はそれぞれ前記接続片54aに接続されている。
【0041】
前記つまみ配置部51Eとこれを被ったつまみカバー部58aとの間には、吸込み口体70の接続管72を接続状態に保持する固定手段90が有する操作つまみ92が配置されている。詳しくは、操作つまみ92の両側に突設された軸93は、リブ51bの軸受51aによって下側から軸支され、軸受51aに対向してつまみカバー部58aに形成された図示しない軸受によって上側から軸支されている。こうした軸支によって内管本体52に取付けられた操作つまみ92は、係合爪94を有しているとともに、付勢ばね95によって付勢されている。この係合爪94は、付勢ばね95で操作つまみ92が付勢されることによって、係合爪94は前記係合爪通孔51eを貫通して内管本体52内に突出するようになっている。
【0042】
前記構成の内管50は、その内管本体52をストッパー57が取付けられた挿入端部51Bを先頭にして外管40の外管本体41に挿入されるとともに、電線カバー53を摺接片56が取付けられた端部を先頭にして前記格納部31内に挿入されて、外管40に対して伸縮可能に組合わされる。格納部31内への電線カバー53の挿入は、第1ガイドリング43の電線カバー通孔44a及び支持台48の内部に形成された電線カバー通孔48dを貫通してなされる。なお、実際には、この貫通後に外管本体41に対してカバー42が取付けられて格納部31が作られる。内管50の外管40への取付けに伴って格納部31内に収容された摺接片56は、導電レール47に圧接され、内管50が外管40に対して軸方向に移動された場合、摺接片56は導電レール47への圧接状態を保持したまま移動する。
【0043】
格納部31には内管50を外管40に対して位置決めする固定手段60が設けられている。すなわち、図3〜図5に示すように、固定手段60は、電線カバー53の係合孔58bに係脱する係止体61、この係止体61を係合孔58bから離脱させる方向に移動させるアーム66、係止体61を係合孔58bに係合させるように押圧する押圧突起65bを有する操作つまみ64、係止体61を係合孔58bに係合させる方向に付勢するように操作つまみ64を付勢する付勢ばね69とから構成されている。
【0044】
係止体61は、円柱体状に形成されるとともに、その軸方向上端側に環状の鍔部62を有し、下方部先端部は係合孔58bに挿脱される入係合部となっている。操作つまみ64は、天井壁65aを有して下方を開放した有底箱状に形成されたつまみ部65と、このつまみ部65に一体に取付けられるとともに互いに離間した一対のアーム66が形成されたアーム板67とを備えている。つまみ部65の両側壁には軸68が形成されている。この軸68を、その下側から前記軸受部48cに軸支するとともに、上側からカバー42に軸受部48cと対向して形成した図示しない軸受部に軸支することによって、操作つまみ64が支持台48上に回動可能に取付けられている。
【0045】
アーム板67は、つまみ部65の両側壁に接着などによりつまみ部65と一体化されている。両アーム66の先端部は断面曲面状とした当接部としての当接突起66aが形成されている。この当接突起66aは、係止体61の鍔部62の下面に当接している。このため、操作つまみ60が軸68を支点として図2及び図3において時計方向に回動することに伴って、係止体61が上方に移動されるので、この係止体61の先端部からなる係合部を係合孔58bから離脱させることができる。
【0046】
図3に示すようにつまみ部65の天井壁65a内面には、軸68を間に置いて押圧突起65bと、ばね受突起65cとが夫々形成されている。ばね受突起65cと支持台48のばね受突起48bとの間には、操作つまみ60が図3中反時計方向に回動させるように付勢するコイル状の付勢ばね69が挟まれている。
【0047】
このため、押圧突起65bは、この付勢ばね69によって操作つまみ60が図3中反時計方向に回動させられたとき、係止体61の上端面を押圧して係止体61の係合部を係合孔58bに係合させるように機能する。また、操作部64aが付勢ばね69の付勢力に抗して指先によって押圧されて、操作つまみ60がその時計方向に回動させられた時には、係止体61を上方から押える力が見掛け上消失するので、その鍔部62の下面に当接しているアーム66ばね力によって、係止体61が上方に移動して係合孔58bから離脱する。この離脱した状態では、手で内管50を外管40に対して軸方向に移動させることができる。このことによって延長管30を伸縮させて所望の長さに調節できる。
【0048】
この長さ調節により所望位置の係合孔58bに係止体61が係合しているので、掃除中に内管50を外管40に押し込む強い力が加わったとしても、延長管30は所望の長さに確実に保持される縮んで短くなるようなことはないから、掃除中における吸込み口体70の操作性が損なわれることがない。
【0049】
既述のように前記構成の延長管30は、その内管50が有する内管本体52を金属製としてあるので、この内管本体52の強度を、内管全体を合成樹脂製としたものに比較して大きく、これにより、この内管本体52の肉厚を薄くして、掃除中に延長管30に加わる操作力に耐えるのに必要な強度を保証できる。
【0050】
このため、掃除の際に含塵空気が通過する延長管30の中で最小の通路断面積を規定する内管本体52の太さを、所定の通路断面積を確保できるように設定した場合、この内管本体52が移動可能に挿入される外管40の太さを、内管本体52を肉薄にした分だけ細くできる。こうした細径化によって、延長管30がごつい感じを与えることを抑制でき、意匠上好ましくすることが可能である。更に、使用者の手の大きさが小さい場合でも、延長管30の伸縮操作等をする上で握り易い太さの延長管30とすることが可能となる。勿論、この細径化によって、外管40を作る材料の使用量を削減でき、軽量化及びコストダウンが可能である。
【0051】
この逆に、外管40の太さを優先する場合には、外管本体41に挿入される内管本体52の肉薄化により、延長管30の中で最小の通路断面積を規定する内管本体52の内径を大きくできる。つまり、前記最小通路断面積を増やすことが可能となり、含塵気流を通し易い延長管30を提供可能である。
【0052】
本実施形態の場合、内管本体52をアルミニューム系金属製としたので、内管50を軽くできる。これにより、把手部23からみて吸込み口体70側が軽くなるので、把手部23を持って延長管30を介して吸込み口体70を動かす操作が容易になる。
【0053】
図1に示した吸込み口体70は、内管50の先端部をなす内管端部材51に着脱可能に嵌合して接続される。この吸込み口体70は、吸込み口体本体71と、接続管72とを備えている。吸込み口体本体71は下面に吸込開口を有している。この吸込み口体本体71には、吸込開口から一部を突出される回転自在な回転清掃体73が内蔵されているとともに、電気部品例えば回転清掃体73を駆動する電動機74及び図示しないモータ制御回路等が内蔵されている。
【0054】
接続管72は、吸込み口体本体71の後部でかつ幅方向中央部に位置して図示しない継手構造を介して回動可能に取付けられている。内管端部材51に嵌合される接続管72の端部の両側には、電動機74及びモータ制御回路に電気的に接続された一対の接続ピン(図示しない)が突設されている。これらの接続ピンは前記前面壁51gの貫通孔51fに挿通されて接続片54aに電気的に接続されるようになっている。
【0055】
接続管72の先端部には、図3に示すように操作つまみ92の係合爪94が係脱する係合凹部72aが形成されている。このため、接続管72を内管端部材51に嵌合して係合爪94を係合凹部72aに入り込ませて係合させることによって、吸込み口体70を延長管30に接続することができる。吸込み口体70を延長管30から取外すときは、指先によって操作つまみ92をばね95の付勢力に抗して押して、係合爪94を係合凹部72aから離脱させ、この状態で接続管72を内管50から引き抜くことによってなされる。
【0056】
既述のように延長管30の内管50は合成樹脂製の内管端部材51を有していて、この内管端部材51に対する接続管72の嵌合状態を固定手段90により保持している。このため、掃除の際に床面に向けて斜め下向きに把手部23から加えられる力に無関係に嵌合状態が強くならないように一定に保持できるとともに、接続管72の接続ピンと内管端部材51の接続片54aとの電気的接続の信頼性を保証し易い。なお、これに対して、内管端部材51と接続管72とをテーパ嵌合により接続する場合には、前記斜め下向きの力で嵌合が強められて、内管端部材51から接続管72を外し難くなり易いとともに、接続管72の接続ピンと内管端部材51の接続片54aとの接続にストレスが掛かり易いので、長期にわたり使用にわたり安定した電気的接続を保証できない恐れがある。そして、内管端部材51が合成樹脂製であることにより、そこに固定手段90を容易に設けることができるとともに、接続管72の接続ピンと内管端部材51の接続片54aとの電気的接続に対する電気的絶縁も容易かつ確実にできる。
【0057】
又、延長管30は、その伸縮に伴う外管40と内管50との電気的接続を、外管40の含塵空気が通る管内通路から隔離して形成された格納部31内で、導電レール47とこれを摺動する摺接片56とを介して行っているから、この摺動部に掃除時における塵埃を含んだ空気流に触れることがない。このため、空気流に含まれる塵埃に起因する導通不良を確実に防止できる。しかも、摺接片56が接続された電線54は、内管50の合成樹脂製電線カバー53に被われているとともに、格納部31も合成樹脂材料で囲まれているので、外管40と内管50とにわたる導電経路に対する電気的な絶縁性能が優れている。
【0058】
本発明は前記一実施形態には制約されない。例えば、外管本体41及びカバー42は金属製とすることも可能である。又、本発明は、2段伸縮式の延長管を備える電気掃除機であれば、キャニスタ以外の電気掃除機にも適用でいきる。
【0059】
【発明の効果】
本発明によれば、太くなることを抑制しつつ、必要充分な大きさの管内通路を確保できる延長管及びこれを備えた電気掃除機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るキャニスタ型の電気掃除機の斜視図。
【図2】図1の電気掃除機が備える延長管を一部省略して示す断面図。
【図3】縮めた状態での図2の延長管と吸込み口体の接続管との接続関係を示す断面図。
【図4】図3中A−A線に沿う延長管の断面図。
【図5】図2の延長管を分解して示す斜視図。
【図6】図2の延長管をその内管と外管とを分離した状態で示す斜視図。
【符号の説明】
1…電気掃除機、2…掃除機本体、16…電動送風機、17…集塵部のフィルター、20…吸塵ホース、30…延長管、31…格納部、40…外管、41…外管本体、42…カバー、47…導電レール、47a…接続ピン(第1端子)、51…内管端部材、52…内管本体、53…電線カバー、54…電線、56…摺接片(第2端子)、58…カバー本体、59…カバー裏蓋、71…吸込み口体本体、72…接続管、73…回転清掃体、74…電動機[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a telescopic extension pipe that guides a dust-containing airflow to a vacuum cleaner body, and a vacuum cleaner including the extension pipe.
[0002]
[Prior art]
In many cases, the vacuum cleaner is used by connecting a detachable extension pipe between a handle portion at the tip of the dust suction hose connected to the vacuum cleaner body and a connection pipe of the suction port body.
[0003]
Conventionally, as an extension tube, an extendable extension tube including an outer tube and an inner tube movably inserted in the outer tube is known (see, for example, Patent Document 1).
[0004]
[Patent Document 1]
JP 2001-17365 A (paragraphs 0023-0061, FIGS. 1-6)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
[0006]
In order to press the suction port against the surface to be cleaned during cleaning, a diagonally downward force is applied to the extension pipe from the handle. Therefore, the extension tube needs to be strong enough to withstand such a force. As described above, in the configuration in which both the inner tube and the outer tube are made of synthetic resin, the strength is obtained by increasing the thickness of both tubes.
[0007]
For this reason, when making an extension pipe giving priority to the thickness of the inner pipe that defines the minimum cross-sectional area of the pipe passage of the extension pipe, the extension pipe must be made thicker, giving the design a harsh feeling. In addition, it is not preferable, and if the user's hand is small, it may be difficult to grasp and it is not preferable in terms of extending / contracting the extension tube. On the other hand, when the extension pipe is made with priority given to its thickness so that the outer pipe does not become thick, the inner pipe becomes thin, so a sufficiently small minimum cross-sectional area is secured in the pipe passage. It is easy to disturb.
[0008]
The problem to be solved by the present invention is to obtain an extension pipe capable of ensuring a necessary and sufficient size of the pipe passage while suppressing an increase in thickness and a vacuum cleaner including the extension pipe.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, the present invention provides a metal inner tube body that is movably inserted into an outer tube and a metal inner tube body that is movably inserted into the outer tube, and one end of the inner tube body. A synthetic resin inner tube end member connected and protruding from one end of the outer tube is provided.
[0010]
In the present invention, since the strength of the metal inner tube main body of the inner tube that defines the minimum cross-sectional area of the tube passage of the extension tube is larger than that of the inner tube made of synthetic resin, it is movably inserted into the outer tube. The wall thickness of the inner pipe body can be reduced while ensuring the strength required for the inner pipe body. For this reason, when giving priority to the thickness of the inner tube, it is possible to reduce the thickness of the outer tube. Conversely, when giving priority to the thickness of the outer tube, the diameter of the inner tube is increased. It is possible to increase the minimum cross-sectional area of the pipe passage.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0012]
The vacuum cleaner denoted by
[0013]
The vacuum cleaner body 2 is provided with, for example, a dust collection chamber (not shown) forming a dust collection unit in a
[0014]
For example, a
[0015]
The
[0016]
A
[0017]
A
[0018]
A
[0019]
The
[0020]
As shown in FIGS. 2, 3, 5, and 6, the
[0021]
As shown in FIGS. 2 and 3, the
[0022]
Both guide rings 43 and 45 guide the inner tube
[0023]
In the upper part of the outer tube
[0024]
A
[0025]
A pair of
[0026]
As shown in FIG. 5, the
[0027]
As shown in FIG. 5, two locking
[0028]
A
[0029]
As shown in FIG. 5, a pair of fitting ribs 41c facing each other and extending in the axial direction are formed on the upper surface of the outer tube
[0030]
A
[0031]
Although not shown, an engagement groove corresponding to a pair of engagement grooves 41 g formed in the outer tube
[0032]
2, 3, 5, 6, and the like, the
[0033]
The inner tube
[0034]
The inner
[0035]
A
[0036]
A through
[0037]
The
[0038]
The cover
[0039]
A
[0040]
A mounting
[0041]
Between the
[0042]
The
[0043]
The
[0044]
The locking
[0045]
The
[0046]
As shown in FIG. 3, a
[0047]
For this reason, when the
[0048]
Since the locking
[0049]
As described above, the
[0050]
For this reason, when the thickness of the inner pipe
[0051]
Conversely, when priority is given to the thickness of the
[0052]
In the case of this embodiment, since the
[0053]
The
[0054]
The connecting
[0055]
As shown in FIG. 3, an
[0056]
As described above, the
[0057]
In addition, the
[0058]
The present invention is not limited to the one embodiment. For example, the outer tube
[0059]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to provide an extension pipe capable of ensuring a necessary and sufficient size of the pipe passage while suppressing an increase in thickness, and a vacuum cleaner including the extension pipe.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a canister-type vacuum cleaner according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing a part of the extension pipe provided in the vacuum cleaner of FIG.
3 is a cross-sectional view showing a connection relationship between the extension pipe of FIG. 2 and the connection pipe of the suction port body in a contracted state. FIG.
4 is a cross-sectional view of the extension tube along the line AA in FIG. 3;
5 is an exploded perspective view showing the extension tube of FIG. 2; FIG.
6 is a perspective view showing the extension tube of FIG. 2 in a state where the inner tube and the outer tube are separated from each other. FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記外管がこの外管の軸方向に延びる格納部を有し、前記外管の他端部に第1端子が設けられ、この第1端子に電気的に接続されて前記外管の軸方向に延びる導電レールが前記格納部に設けられ、
前記内管端部材に連結され前記内管の軸方向に延びて前記格納部に移動可能に挿入される電線カバーを前記内管が有し、この電線カバーに前記導電レールに弾性的に接する摺接片が取付けられているとともに、前記内管端部材に第2端子が設けられ、この第2端子と前記摺接片とに両端が電気的に接続された電線が、前記電線カバーに内蔵されている。The extension pipe according to claim 1,
The outer tube has a storage portion extending in the axial direction of the outer tube, and a first terminal is provided at the other end portion of the outer tube, and is electrically connected to the first terminal to be axially connected to the outer tube. A conductive rail extending to the storage portion is provided,
The inner pipe has an electric wire cover that is connected to the inner pipe end member and extends in the axial direction of the inner pipe and is movably inserted into the storage portion, and the electric pipe cover is slidably contacted with the conductive rail. A contact piece is attached, a second terminal is provided on the inner tube end member, and an electric wire having both ends electrically connected to the second terminal and the sliding contact piece is incorporated in the wire cover. ing.
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