JP2005033304A

JP2005033304A - Digital broadcast receiver

Info

Publication number: JP2005033304A
Application number: JP2003193456A
Authority: JP
Inventors: Hideo Kitamura; 日出夫北村
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 2003-07-08
Filing date: 2003-07-08
Publication date: 2005-02-03

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a digital broadcast receiver capable of reducing the power consumption attended with electrification control. <P>SOLUTION: The date and time of receiving a separate information by the electrification control is calculated and reserved to a timer 119 so that the opportunity of receiving the separate information is increased when power is ON such as when trial viewing a program and the date and time of receiving the separate information by the electrification control comes later in an electrification control period. When the reception of the separate information is not finished until the reserved date and time, a sub CPU 118 notified by the timer 119 uses a power supply circuit 120 to turn on the main power supply and informs the main CPU 112 about the start of electrification control reservation. The main CPU 112 utilizes a second tuner path 122 for receiving the reception TS (transport stream) for a power supply holding time according to electrification control reservation information stored in a nonvolatile area of a memory 113 and writes the separate information separated from a second DEMUX circuit 109 to an IC card 115 to receive the separate information. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、有料放送事業体が送信する個別情報を受信するチューナを備えるデジタル放送受信機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
近年、ＢＳデジタル放送のサービスが開始されており、有料放送のサービスも行われている。一般に有料放送では、契約者（ユーザー）以外が視聴できないように放送信号にスクランブルを施して送信し、契約者（ユーザー）はスクランブルを解除する「鍵」を使用することにより、有料放送を視聴することができる。その「鍵」の一種として、Ｂ−ＣＡＳカードと呼ばれるＩＣカードがあり、このＩＣカードをデジタル放送受信機に挿入しておくことで、契約者にのみ、有料放送に施されているスクランブルを解除して正常に視聴できるようになっている。
【０００３】
各有料放送事業体は自局の放送番組に多重して、ユーザーの契約情報やスクランブルを解除するための鍵データから成るＥＭＭ（ＥｎｔｉｔｌｅｍｅｎｔＭａｎａｇｅｍｅｎｔＭｅｓｓａｇｅ）と呼ばれるユーザー別の個別情報を送信している。デジタル放送受信機ではＩＣカードに記録されているカード番号を読み出し、カード番号に該当するユーザーのＥＭＭを取り出し、ＩＣカードに書き込むことにより契約内容を更新することが行われる。
【０００４】
ＩＣカードによる契約には期限があり、各有料放送事業体は契約の継続を希望したユーザーに対して契約内容を更新してもらうように、契約が満了する数日から数週間前より契約更新のためのＥＭＭを自局の放送番組に多重して送出する。
【０００５】
ＥＭＭを受信するには、その有料放送事業体の番組を視聴することが必要である。それにより、番組を視聴している間に契約更新のためのＥＭＭを受信して、ＩＣカードへの書き込みが行われ、契約更新が自然に済んでしまうことがある。
【０００６】
ところが、ユーザーがほとんど視聴を行うことがない場合や、視聴している時間が契約更新を行うのに必要な時間に満たない場合に、この方法では契約更新を行うことはできない。このような問題に対して、デジタル放送受信機では通電制御と呼ばれる機能が備えられている。
【０００７】
すなわち、ユーザーが番組の視聴を終了するために、リモコンまたはデジタル放送受信機本体の電源ボタンにより電源オフ操作を行うと、ＥＭＭ受信とＩＣカードの読み書きに最低限必要なハードウェアの電源を保持しておく。次に、ＩＣカードに記録されている通電制御情報をもとに契約更新のためのＥＭＭを受信して、ＩＣカードへ書き込むことにより、契約している有料放送事業体の契約更新を漏れなく行うものである。
【０００８】
表１にＩＣカードから読み出した通電制御情報の例を示す。ユーザーは３つの有料放送事業体と契約している。有料放送事業体が契約者（ユーザー）に向けて、ＥＭＭのような個別情報を送出している期間のことを通電制御期間と呼ぶ。また、個別情報の受信に要する時間として有料放送事業体ごとに指定された時間を電源保持時間と呼ぶ。通電制御期間の開始は開始日の０：００、終了は終了日の２４：００とする。各有料放送事業体では通電制御期間内にこのＩＣカードを所有しているユーザーの契約更新のためのＥＭＭを送出する。例えば、表１の▲１▼は、有料放送事業体１００の通電制御期間が１月１０日の０：００から１月２４日の２４：００までであり、電源保持時間は２時間を必要とすることを表している。
【０００９】
デジタル放送受信機では、ユーザーによって番組の視聴を終了するために電源オフの操作が行われると、現在の日時と有料放送事業体の通電制御期間を比較して、現在の日時が通電制御期間に含まれていれば電源保持時間だけチューナを受信ＴＳ（トランスポートストリーム）に合わせて、その間に受信したＥＭＭをＩＣカードに書き込むことにより契約更新を行う。この処理を３つの有料放送事業体全てに対して行ったあとに、電源の状態をスタンバイモードにする。スタンバイモードとは番組の視聴に必要な電源だけでなく、前記通電制御に必要な電源も供給を停止している状態のことである。
【００１０】
なお、より広い意味での通電制御とは、スタンバイモードなどの視聴を行っていない電源オフ時であるにもかかわらず、個別情報の受信の為に最低限必要なハードウェアの電源を保持し、通電制御情報に従って各有料放送事業体の個別情報を受信する処理と定義できる。
【００１１】
ＩＣカードに記録されている各有料放送事業体の通電制御情報は、契約更新が完了すれば次回のものに随時更新される。例えば、表１の▲１▼のみ完了した時点で記録されている通電制御情報は表２のように更新される。有料放送事業体１００について契約更新が完了し、次回の通電制御期間は７月１０日から７月２４日までであることが記録されている。
【００１２】
【表１】

【００１３】
【表２】

【００１４】
また、デジタル放送受信機に備えられているチューナが１個のみであれば、番組の視聴または通電制御のいずれかにチューナが占有される。通電制御中に番組の視聴を行うために電源がオンされた場合には、通電制御による個別情報の受信を中断せざるを得ず、次回の電源オフ時に再開することになる。
【００１５】
一方、特許文献１では複数のチューナを有するデジタル放送受信機において、通電制御を効率的に短時間で行う方法が開示されている。これは、番組を視聴している時にも空いているチューナを用いて通電制御期間内の有料放送事業体の個別情報を受信しようというものである。さらに、番組視聴中や電源オフ時に関係なく、通電制御期間内で個別情報の受信が可能である有料放送事業体が複数ある場合には、空いている複数のチューナを用いて同時に実行しようというものである。
【００１６】
【特許文献１】
特開２００２−３２５２４０号公報（公開日：平成１４年１１月８日）
【００１７】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術によると、ユーザーが番組の視聴を終了したために電源オフになった時点で、通電制御期間内にあって個別情報の受信が未処理であれば、将来、電源オンになってから実行できる可能性のあるものまで無条件に通電制御を行い個別情報の受信処理を行っている。そのために余分に電力を消費してしまうという問題が生ずる。
【００１８】
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、その目的は通電制御に伴う電力消費を削減することができるデジタル放送受信機を提供することにある。
【００１９】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るデジタル放送受信機は、上記の課題を解決するために、通電制御による個別情報の受信を、任意の有料放送事業体が当該受信機宛の個別情報を送信している通電制御期間の一部を選択して行うことを特徴としている。
【００２０】
上記の構成により、番組を視聴していない間などの電源オフ中に、必要な電源を保持する通電制御による個別情報の受信を、個別情報が送信されている通電制御期間の一部を選択して行う。
【００２１】
それにより、番組を視聴している間（電源オン中）に個別情報を受信できる機会が増える。電源オン中に個別情報の受信が完了すると、番組を視聴していない電源オフ中にもかかわらず、通電制御の為に電源を保持する機会が通電制御期間の一部に限られるので、消費電力の削減が可能である。
【００２２】
また、本発明に係るデジタル放送受信機は、上記の課題を解決するために、通電制御によって個別情報の受信を開始する日時が、任意の有料放送事業体が当該受信機宛の個別情報を送信している通電制御期間の開始日時より、少なくとも個別情報の受信に要する電源保持時間だけ後ろの日時であることを特徴としている。
【００２３】
上記の構成により、番組を視聴していない間などの電源オフ中に、必要な電源を保持する通電制御による個別情報の受信を、個別情報が送信されている通電制御期間の開始日時より、少なくとも個別情報の受信に要する電源保持時間だけ遅く開始する。
【００２４】
それにより、番組を視聴している間（電源オン中）に個別情報を受信できる機会が増える。電源オン中に個別情報の受信が完了すると、番組を視聴していない電源オフ中にもかかわらず、通電制御の為に電源を保持する機会が減るので、消費電力の削減が可能である。
【００２５】
また、本発明に係るデジタル放送受信機は、上記の課題を解決するために、前記通電制御期間と前記電源保持時間とに基づいて、個別情報を受信する日時を算出してタイマー予約する通電制御予約を行い、視聴中に該有料放送事業体の個別情報の受信が完了した場合を除いては、通電制御予約によって個別情報の受信を行うことを特徴としている。
【００２６】
上記の構成により、通電制御により個別情報を受信する日時を、与えられた通電制御期間と電源保持時間に基づいて算出して予約し、番組を視聴している間（電源オン中）に個別情報の受信が行えなかった有料放送事業体については、予約した日時に通電制御を行い個別情報の受信を行う。
【００２７】
それにより、電源オフ中に行う通電制御を予約した日時だけに行わせることができ、通電制御の為に電源を保持する機会が減るので、消費電力の削減が可能である。
【００２８】
また、本発明に係るデジタル放送受信機は、上記の課題を解決するために、前記通電制御予約では、チューナを使用するイベントの予約によってチューナが使用できなくなる時間帯を除いて、個別情報の受信予約をスケジューリングすることを特徴としている。
【００２９】
上記の構成により、通電制御予約による個別情報の受信予約を、例えば番組予約など他にチューナを使用するイベントが設定されていれば、それを避けてスケジューリングする。
【００３０】
それにより、通電制御予約によってより確実に個別情報の受信を行うことが可能である。
【００３１】
また、本発明に係るデジタル放送受信機は、上記の課題を解決するために、前記通電制御予約では、前記通電制御期間内に少なくとも一度は個別情報の受信予約を再設定できるだけの時間を後ろに確保してスケジューリングし、個別情報の受信に失敗したら受信予約を再設定することを特徴としている。
【００３２】
上記の構成により、他にチューナを使用するイベントが発生した為に個別情報の受信が失敗した場合でも、再び通電制御によって個別情報の受信が行えるように受信予約のスケジューリングを行う。
【００３３】
それにより、通電制御予約によってより確実に個別情報の受信を行うことが可能である。
【００３４】
また、本発明に係るデジタル放送受信機は、上記の課題を解決するために、前記通電制御予約による個別情報の受信を開始すると、受信が完了するまで使用中のチューナを占有することを特徴としている。
【００３５】
上記の構成により、他にチューナを使用するイベントが発生しても個別情報の受信を中断してチューナを他のイベントに占有させずに、一旦、個別情報の受信を開始すると受信処理が完了するまでチューナを占有する。
【００３６】
それにより、個別情報の受信が完了するまでチューナを占有すれば個別情報の受信に失敗することがなくなる。個別情報の受信が失敗した為に、再度通電制御による個別情報の受信を行う必要が無くなるので、消費電力の削減が可能である。
【００３７】
また、本発明に係るデジタル放送受信機は、上記の課題を解決するために、前記通電制御予約による受信予約の再設定ができない最終の個別情報の受信を開始すると、受信が完了するまで使用中のチューナを占有することを特徴としている。
【００３８】
上記の構成により、通電制御期間の終了が近いなどの理由のために受信予約の再設定用の時間を確保しなかった個別情報の受信中に、例えば他にチューナを使用するイベントが発生しても、個別情報の受信を中断してチューナを他のイベントに占有させずに、受信処理が完了するまでチューナを占有する。
【００３９】
それにより、通電制御予約によってより確実に個別情報の受信を行うことが可能である。
【００４０】
また、本発明に係るデジタル放送受信機は、上記の課題を解決するために、複数のチューナを有し、前記通電制御予約による個別情報の受信には視聴に供する１つのチューナを除いた残りのチューナを用いることを特徴としている。
【００４１】
上記の構成により、通電制御予約による個別情報の受信中に、別の有料放送事業体の番組視聴を行う為に個別情報の受信を中断する必要がない。
【００４２】
それにより、通電制御予約によってより確実に個別情報の受信を行うことが可能である。
【００４３】
また、本発明に係るデジタル放送受信機は、上記の課題を解決するために、通電制御によって個別情報を受信する場合に、前記通電制御予約を用いるか、用いないか、を選択可能なことを特徴としている。
【００４４】
上記の構成により、ユーザーは通電制御による個別情報の受信を、前記通電制御予約によって通電制御期間の一部を選択して行うか、電源オフになると直ちに行うか、を選択することができる。
【００４５】
それにより、ユーザーの嗜好に応じて通電制御の方法を選択することができる。
【００４６】
また、本発明に係るデジタル放送受信機は、上記の課題を解決するために、視聴を終了するための電源オフ指示に応答して、前期電源保持時間だけ電源を保持する通電制御による個別情報の受信を、前期通電制御期間の代わりに少なくとも開始日時を遅らせて短縮した変形通電制御期間内に行うことを特徴としている。
【００４７】
上記の構成により、番組を視聴している間（電源オン中）に個別情報を受信できる機会が更に増える。その為に番組を視聴していない間などの電源オフ中に、通電制御によって行われる個別情報の受信を開始する日時を更に遅らせることができる。
【００４８】
それにより、番組を視聴している間（電源オン中）に個別情報の受信が完了すると、番組を視聴していない電源オフ中にもかかわらず、通電制御の為に電源を保持する機会が減るので、消費電力の削減が可能である。
【００４９】
また、本発明に係るデジタル放送受信機は、上記の課題を解決するために、前記変形通電制御期間は、チューナの数に反比例して前記通電制御期間を短縮して算出されることを特徴としている。
【００５０】
上記の構成により、複数のチューナを有していると、同時に異なる有料放送事業体の個別情報を受信することができるので、チューナが１つの場合と比較して個別情報の受信を行っている時間を短くすることができる。従って、変形通電制御期間は、デジタル放送受信機が有するチューナの数が多いほど、元の通電制御期間を短縮するようにして算出される。
【００５１】
それにより、チューナの数だけ同時に、番組を視聴している間（電源オン中）に個別情報を受信できる機会が増え、番組を視聴していない電源オフ中にもかかわらず、通電制御の為に電源を保持する機会が減るので、消費電力の削減が可能である。
【００５２】
また、本発明に係るデジタル放送受信機は、上記の課題を解決するために、複数のチューナを有し、前記変形通電制御期間と前記電源保持時間とに基づく通電制御によって、複数のチューナを用いて同時に異なる有料放送事業体の個別情報の受信を行うことを特徴としている。
【００５３】
上記の構成により、元の通電制御期間から短縮された変形通電制御期間内に複数のチューナを用いて同時に個別情報の受信を行う。
【００５４】
それにより、通電制御による個別情報の受信が複数の有料放送事業体について同時に並行して行われ、通電制御の為に電源を保持する時間が短縮できるので、消費電力の削減が可能である。
【００５５】
また、本発明に係るデジタル放送受信機は、上記の課題を解決するために、視聴を終了するための電源オフ指示に応答して、前期電源保持時間だけ電源を保持する通電制御による個別情報の受信を行う場合に、前記変形通電制御期間と前記電源保持時間とに基づく通電制御を行うか、または、前記変形しない通電制御期間と前記電源保持時間とに基づく通電制御を行うか、を選択可能なことを特徴としている。
【００５６】
上記の構成により、ユーザーは視聴を終了するために電源オフ操作を行った後も電源を保持して行う通電制御による個別情報の受信を、前記変形通電制御期間内において通電制御期間のできるだけ後の方に行うか、または、有料放送事業体より与えられた、変形しない通電制御期間内において電源オフになると直ちに行うか、を選択することができる。
【００５７】
それにより、ユーザーの嗜好に応じて通電制御の方法を選択することができる。
【００５８】
また、本発明に係るデジタル放送受信機は、上記の課題を解決するために、複数のチューナを有し、視聴中は現在日時と前記通電制御期間との比較を定期的に行い、前期通電制御期間内で個別情報の受信が完了していない有料放送事業体が存在し、チューナが確保できる場合に、該有料放送事業体の個別情報の受信を行うことを特徴としている。
【００５９】
上記の構成により、番組を視聴していない間などの電源オフ中に、通電制御の為に電源を保持して個別情報の受信を行う必要がない。番組を視聴している間（電源オン中）に、個別情報の受信が完了していない有料放送事業体が存在し、現在日時がその有料放送事業体の個別情報を送信している通電制御期間内であって、チューナが確保できると、直ちに個別情報の受信を行う。
【００６０】
それにより、番組を視聴している間（電源オン中）に個別情報を受信できる機会が増え、番組を視聴していない電源オフ中にもかかわらず、通電制御の為に電源を保持する機会が減るので、消費電力の削減が可能である。
【００６１】
【発明の実施の形態】
〔第１の実施の形態〕
本発明のデジタル放送受信機における実施の一形態について、図１ないし図５に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【００６２】
図１は裏番組の録画や２画面表示に対応して２つのチューナを備えたデジタル放送受信機の代表的な構成を示すブロック図である。
【００６３】
デジタル放送受信機１００は、デジタル放送受信回路１１６およびその他（リモコン受光器１１７、サブＣＰＵ１１８、タイマー１１９、電源回路１２０）から成る。さらにデジタル放送受信回路１１６は、第１チューナ経路１２１、第２チューナ経路１２２、ＡＶ出力回路１１１、メインＣＰＵ１１２、メモリ１１３、モデム１１４、ＩＣカード１１５、を備えている。
【００６４】
さらに、第１チューナ経路１２１は、第１チューナ１０３、第１デスクランブラー１０４、第１ＤＥＭＵＸ回路１０５、第１ＭＰＥＧ＿ＡＶデコーダ１０６、を備えている。また、第２チューナ経路１２２も第１チューナ経路１２１と同様に、第２チューナ１０７、第２デスクランブラー１０８、第２ＤＥＭＵＸ回路１０９、第２ＭＰＥＧ＿ＡＶデコーダ１１０、を備えている。
【００６５】
メインＣＰＵ１１２はデジタル放送受信機１００の動作全般を制御し、メモリ１１３はそのためのプログラムや制御データを記憶するものである。アンテナ１０１で受信した信号は所定の周波数に変換されてデジタル放送受信機１００に入力される。第１チューナ１０３では、ユーザーの選局した周波数に同調させた後、８ＰＳＫなどのデジタル復調や誤り訂正処理を行って、ＭＰＥＧ２トランスポートストリームを出力する。
【００６６】
第１デスクランブラー１０４では、放送事業者によってＭＰＥＧ２トランスポートストリームに暗号化が施されている場合、ＩＣカード１１５から読み出されたデスクランブル鍵情報を用いて暗号解除して出力する。
【００６７】
第１ＤＥＭＵＸ回路１０５では、ＭＰＥＧ２トランスポートストリームに多重されている各種データを分離し、第１ＭＰＥＧ＿ＡＶデコーダ１０６では第１ＤＥＭＵＸ回路１０５で分離されたＭＰＥＧ映像・音声データを復号する。
【００６８】
第２チューナ１０７から第２デスクランブラー１０８、第２ＤＥＭＵＸ回路１０９、第２ＭＰＥＧ＿ＡＶデコーダ１１０に至る第２チューナ経路１２２も同様な動作を行う。
【００６９】
ＡＶ出力回路１１１では通常の番組視聴時には第１チューナ経路１２１を用いて復号した映像・音声データをテレビ信号に変換して出力する（ＡＶ出力信号１）。ユーザーから裏番組録画の指示があった場合には、第２チューナ経路１２２を該当するチャンネルに合わせて裏番組録画用のテレビ信号として出力する（ＡＶ出力信号２）。２画面表示指示があった場合には、２画面表示用に両者の映像データを合成したテレビ信号をＡＶ出力信号１に出力する。
【００７０】
モデム１１４はセンターとの通信に用いられる。センターは番組情報の提供や参加型番組等でユーザーから送信されたデータを受信する。
【００７１】
ユーザーがリモコン１０２の電源ボタンを押すと、リモコン受光器１１７で受光してサブＣＰＵ１１８に伝えられる。サブＣＰＵ１１８ではリモコン信号を解析し、電源オンの場合には電源回路１２０のメイン電源を投入してデジタル放送受信回路１１６に電源を供給する。逆に電源オフの場合にはメイン電源は切断して、スタンバイ電源のみを供給してスタンバイモードにする。
【００７２】
さらに、スタンバイモードからの起動について番組予約を例にして説明する。ユーザーが番組予約の操作をすると、メインＣＰＵ１１２からサブＣＰＵ１１８経由で予約開始時刻がタイマー１１９にセットされ、タイマー１１９は時間計測を開始する。時間計測はユーザーの電源ボタンによる電源オフ操作によって、スタンバイモードになっても継続して実行し、予約開始時刻になったらサブＣＰＵ１１８に通知する。
【００７３】
通知を受けてサブＣＰＵ１１８が電源回路１２０からメイン電源を供給することにより、メインＣＰＵ１１２がメモリ１１３の不揮発メモリ領域に記憶している番組予約情報に従って第２チューナ経路１２２を用いて予約番組を受信する。また、タイマー１１９によって終了時刻の計測を開始し、終了時刻になったら電源回路１２０のメイン電源を切断する。
【００７４】
なお、アンテナ１０１に替えてケーブル入力とし、第１チューナ１０３や第２チューナ１０７のデジタル復調にＱＡＭを用いても良い。
【００７５】
これまで述べてきたように、チューナ経路が２つあるので、第１チューナ経路１２１による番組視聴中であっても、第２チューナ経路１２２を利用して、視聴している番組とは異なる有料放送事業体の個別情報（ＥＭＭ）を受信することができる。すなわち、第２ＤＥＭＵＸ回路１０９で該当する個別情報（ＥＭＭ）を分離して、メインＣＰＵ１１２の制御によりＩＣカード１１５に個別情報（ＥＭＭ）を書き込む。
【００７６】
ところが、個別情報の受信を行うのを番組視聴中のみに限定してしまうと、通電制御期間の終了が迫ってもユーザーが視聴のために電源オンしない場合や、視聴時間が極端に短い場合などは個別情報の受信が行えないまま通電制御期間が終了してしまうことがある。
【００７７】
本実施の形態では、上記の問題を解決するために、通電制御期間の一部を選択して個別情報の受信を行う日時を予約する通電制御予約を行うことを特徴としている。
【００７８】
メインＣＰＵ１１２は、ＩＣカード１１５に記憶されている通電制御情報を読み出し、通電制御予約情報をメモリ１１３の不揮発領域に記憶させる。通電制御予約情報とは、表１に示されるような通電制御情報で与えられる通電制御期間と電源保持時間とに基づき、通電制御予約によって個別情報を受信する日時（通電制御予約日時）を、個別情報を受信しようとする有料放送事業体ごとに定めたものである。また、有料放送事業体ごとに通電制御予約日時をタイマー１１９に予約し、タイマー１１９による予約起動によって個別情報を受信する。
【００７９】
タイマー１１９は予約時間がきたらサブＣＰＵ１１８に通知し、サブＣＰＵ１１８はデジタル放送受信機１００がスタンバイモードであるならば電源回路１２０よりメイン電源を投入する。次にサブＣＰＵ１１８はメインＣＰＵ１１２に通電制御予約の開始を通知し、メインＣＰＵ１１２はメモリ１１３の不揮発領域に記憶されている通電制御予約情報に従って第２チューナ経路１２２を電源保持時間だけ受信ＴＳ（トランスポートストリーム）に合わせて、第２ＤＥＭＵＸ回路１０９から分離した個別情報（ＥＭＭ）をＩＣカード１１５に書き込むことにより個別情報の受信を行う。個別情報の受信が終了すると、スタンバイモードから予約起動された場合には、メインＣＰＵ１１２からサブＣＰＵ１１８に通知を行い、サブＣＰＵ１１８は電源回路１２０より供給されるメイン電源を切断する。
【００８０】
通電制御予約日時は通電制御期間の開始からできるだけ遅い方が好ましい。なぜなら、通電制御期間の開始から通電制御予約日時までの時間が長いと、その間にユーザーが番組視聴の為に電源オンしている間に、個別情報の受信が行える可能性が高くなるからである。視聴中に個別情報の受信が完了した通電制御予約は取り消しておくと、通電制御予約日時に重ねて個別情報の受信を行うことがない。
【００８１】
本実施の形態では、上記の問題を解決するために通電制御予約日時のスケジューリングを行うことを特徴としている。すなわち、図２に示されるように各有料放送事業体の通電制御予約が重複しないように、かつ、通電制御期間の終了日時にできるだけ近くなるように通電制御予約日時の設定を行う。図２の▲１▼ないし▲３▼は表１の▲１▼ないし▲３▼にそれぞれ対応している。例えば、表１の▲１▼に示される有料放送事業体１００であれば、その通電制御予約日時は通電制御期間の終了直前である１月２４日の２２：００から２４：００に設定される。
【００８２】
通電制御予約日時の算出および登録について図１ないし図３、および表１を参照しながら説明すると以下の通りである。
【００８３】
メインＣＰＵ１１２は、ＩＣカード１１５に記憶されている通電制御情報を読み出し、通電制御情報で与えられる通電制御期間と電源保持時間とに基づき、個別情報を受信しようとする有料放送事業体ごとに通電制御予約日時を算出する。次に、算出された通電制御予約日時を、通電制御予約情報としてメモリ１１３の不揮発領域に記憶する。また、算出された通電制御予約日時をタイマー１１９に予約する。
【００８４】
通電制御予約日時の算出および登録について、図３を用いてさらに説明すると以下の通りである。
【００８５】
まず一旦、全ての有料放送事業体の通電制御予約を未登録にする（Ｓ３００）。次に表１に示される通電制御情報を参照して、そこに登録されている有料放送事業体を通電制御期間の終了が遅い順にソートする（Ｓ３０１）。終了日時が同一のものは通電制御情報が記憶されている順に扱うものとすれば、表１に示される通電制御情報では▲１▼、▲３▼、▲２▼の順になる。
【００８６】
Ｓ３０１にてソートされた順にまず▲１▼を選択して（Ｓ３０２）、暫定通電制御予約日時ｄ’を算出する（Ｓ３０３）。ここで、ｄ’の開始日時は通電制御期間の終了日時から電源保持時間だけ前の時刻で、ｄ’の終了日時は通電制御期間の終了日時で与えられる。▲１▼の場合、ｄ’は１月２４日の２２：００から１月２４日の２４：００までとなる。
【００８７】
次にｄ’の開始日時が現在の時刻と比較して既に過ぎていないかを調べ、もし、過ぎていたら個別情報の受信は行えないのでスキップする（Ｓ３０４）。過ぎていなければｄ’が登録済みの通電制御予約日時と重複していないかを引き続き調べる（Ｓ３０５）。この時点では登録されているものがないので重複しておらず、▲１▼の通電制御予約日時としてｄ’を正式登録する（Ｓ３０６）。
【００８８】
そして、通電制御情報にある全ての有料放送事業体について予約処理が完了したかどうかを調べ（Ｓ３０７）、完了していれば終了する。全て完了していなければＳ３０２に戻って、Ｓ３０１にてソートされた順に次の▲３▼を選択する。
【００８９】
同様に▲３▼についてｄ’を算出すると１月２４日の２３：００から１月２４日の２４：００となり（Ｓ３０３）、この場合は登録済みの▲１▼の予約時間（１月２４日の２２：００から１月２４日の２４：００まで）と重複してしまう（Ｓ３０５）。そこで重複している中で、通電制御予約開始日時が一番早いものより前にｄ’をシフトさせてｄ”を算出する（Ｓ３０８）。▲３▼のｄ”は▲１▼の予約開始日時（１月２４日の２２：００）より前にシフトさせることにより、１月２４日の２１：００から１月２４日の２２：００となる（Ｓ３０８）。
【００９０】
そしてｄ”が現在の時刻と比較して過ぎていないかを調べ（Ｓ３０９）、過ぎていなければ▲３▼の通電制御予約日時としてｄ”（１月２４日の２１：００から１月２４日の２２：００）を正式登録する（Ｓ３１０）。
【００９１】
同様に残りの▲２▼についても、ｄ’を算出すると１月１４日の２２：００から１月１４日の２４：００になり、▲１▼および▲３▼の予約日時と重なっていないのでそのまま登録する。これで全ての通電制御予約の処理が完了したので処理を終了して、タイマー１１９による予約動作が開始することになる。
【００９２】
通電制御予約日時のスケジューリングは、番組予約が既にセットされているために空いたチューナが無い時間帯を避けるようにしても良い。図４では番組予約として第２チューナ経路１２２を使用するイベントが１月２４日の２０：００から１月２４日の２２：００まで予約されており、その時間帯を避けてスケジューリングされている。すなわち、▲３▼の予約日時が１月２４日の１９：００から１月２４日の２０：００までにシフトしてスケジューリングされている。
【００９３】
また、通電制御予約日時のスケジューリングは、図５に示されるように通電制御予約による個別情報の受信を少なくとも一度はやり直せるようにしても良い。このようにすると、通電制御予約を実行中にユーザーからの２画面表示指示など第２チューナ経路１２２を使用するイベントが発生して個別情報の受信に失敗しても、通電制御予約を再登録してやり直すことが可能である。
【００９４】
また、通電制御予約日時のスケジューリングは、番組の視聴に用いる１つのチューナを除いた残りのチューナを用いて行っても良い。
【００９５】
なお、通電制御予約の実行中は個別情報の受信が完了するまで第２チューナ経路１２２を占有させて、ユーザーからの２画面表示指示は警告メッセージを発して受け付けないようにしても良い。さらに、ユーザーが新たな番組予約を追加することによって、通電制御予約による個別情報の受信が行えなくなってしまう場合にも、やはり警告メッセージを発して受け付けないようにしても良い。このようにすると、より確実に個別情報の受信が行えることになる。
【００９６】
また、通電制御予約日時のスケジューリングの考え方として、深夜時間帯のようにユーザーの就寝中や番組の放送を休止していることが多い時間帯のみに通電制御予約日時を設定するようにしても良い。このようにすると、２画面表示指示や番組予約など第２チューナ経路１２２を使用するイベントが発生することが少なくなるので、ユーザーに不都合を与えることなく、より確実に個別情報の受信が行えることになる。
【００９７】
以上の方法に従えば、通電制御予約日時が到来するまでは、ユーザーが番組の視聴を終了するために電源オフ操作を行っても、個別情報の受信に必要な電源を保持して通電制御期間内にあるものを無条件に通電制御処理を実行してしまうことがない。従って、番組を視聴している電源オン中に個別情報の受信を行える機会が増える。通電制御予約日時が到来すると、電源オン中に個別情報の受信を行えなかった場合にのみ、個別情報の受信に必要な電源を保持して個別情報の受信を行う。そのため、番組を視聴していない電源オフ中にもかかわらず、通電制御の為に電源を保持する機会が減るので、個別情報の受信に要する消費電力を削減することができる。
【００９８】
また、個別情報を受信する場合において、通電制御予約を用いて、番組を視聴している電源オン中に個別情報の受信が行えなかった場合にのみ通電制御によって個別情報の受信を行うか、または、通電制御予約を用いずに、電源オフ操作指示後も引き続き電源を保持する従来の通電制御によって個別情報の受信を行うか、をユーザーが選択できるようにしてもよい。
【００９９】
それにより、番組を視聴している電源オン中にできるだけ個別情報の受信を完了させて、なおも個別情報の受信が行えなかった場合にのみ通電制御によって個別情報の受信を行うか、または、電源オフ操作指示後、直ちに個別情報の受信を行わせてしまいたいか、というユーザーの嗜好に応じて通電制御の方法を選択することができる。
【０１００】
〔第２の実施の形態〕
本発明のデジタル放送受信機における別の実施の一形態について図１、図６、表１および表３に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【０１０１】
本実施の形態では、複数のチューナを備えるデジタル放送受信機１００において、番組の視聴を終了するための電源オフ指示に応答して、引き続き必要な電源を保持して行われる通電制御による個別情報の受信を実行する場合に、変形通電制御期間を用いることを特徴としている。
【０１０２】
変形通電制御期間は、有料放送事業体より与えられた通電制御情報に指定されている通電制御期間の少なくとも開始日時を遅らせて、与えられた通電制御期間を短縮したものである。
【０１０３】
ユーザーが番組の視聴を終了し、電源オフ操作指示後も電源を保持して個別情報の受信を行う場合に、複数のチューナがあれば複数の有料放送事業体について同時に実行することができる。すなわち、同時に実行することにより、有料放送事業体の数が同じであればチューナが１つの場合と比較して、個別情報の受信を行っている時間をチューナの数に応じて短くすることができる。
【０１０４】
変形通電制御期間の算出および登録について図１を参照しながら説明すると以下の通りである。
【０１０５】
メインＣＰＵ１１２は、ＩＣカード１１５に記憶されている通電制御情報を読み出し、通電制御情報で与えられる変形前の通電制御期間と電源保持時間に基づき、個別情報を受信しようとする有料放送事業体ごとに変形通電制御期間を算出する。次に、算出された変形通電制御期間と、変形前の通電制御期間とを、メモリ１１３の不揮発領域に記憶する。本実施の形態におけるデジタル放送受信機は、メモリ１１３の不揮発領域に記憶されている変形通電制御期間と、変形前の通電制御期間とを参照する。
【０１０６】
表１に示される通電制御情報で指定される通電制御期間を例にとると、チューナの数が２つの場合、通電制御期間を半分に短縮するとすれば表３のように短縮された変形通電制御期間が決定される。
【０１０７】
【表３】

【０１０８】
本実施の形態における個別情報受信処理の状態遷移について、図６を用いてさらに説明すれば以下の通りである。
【０１０９】
ユーザーが第１チューナ経路１２１のみを用いて番組を視聴している時には、表１に示される変形前の通電制御期間にある有料放送事業体が存在すれば、空いている第２チューナ経路１２２を用いて個別情報を受信する（Ｓ６００）。
【０１１０】
ユーザーから番組視聴を終了するために電源オフ指示があると、表３の変形通電制御期間を参照してその期間内にある有料放送事業体が存在すれば個別情報を受信するために通電制御を実行する（Ｓ６０１）。変形通電制御期間内にある有料放送事業体が存在しなければ、そのままスタンバイモード（Ｓ６０２）にする。このとき、変形通電制御期間内にある有料放送事業体が複数存在すれば、第１チューナ経路１２１と第２チューナ経路１２２を用いて同時に通電制御による個別情報の受信を行い、全て完了すればスタンバイモード（Ｓ６０２）にする。
【０１１１】
なお、通電制御による個別情報の受信中（Ｓ６０１）やスタンバイモード（Ｓ６０２）で番組を視聴するために電源オン指示があった場合、必要に応じてメイン電源を投入し、第１チューナ経路１２１は視聴状態（Ｓ６００）に戻し、第２チューナ経路１２２で個別情報の受信を行う（Ｓ６００）。
【０１１２】
これにより、▲１▼および▲３▼は１月１０日から１月１７日まで、▲２▼は１月１日から１月１７日までは番組視聴中のみに限定して個別情報の受信を行うようになる。そして、これらの期間内に番組視聴中の個別情報の受信が行えず、期間内に終わらない恐れが出てきた場合のみ、変形通電制御期間を用いた電源オフ時の通電制御によって個別情報の受信を行う。
【０１１３】
なお、番組視聴中の個別情報の受信に関しては、定期的に現在の時刻と通電制御期間を比較し、通電制御期間内にある有料放送事業体が存在して、空いているチューナのある場合には、それを使用して直ちに個別情報の受信を行う。
【０１１４】
このようにすると、視聴中にできるだけ多くの有料放送事業体について個別情報の受信が行われるので、電源オフ後に個別情報を受信するために行われる通電制御の機会を減らすことができる。また同様に、通電制御予約によって、個別情報を受信するためにスタンバイモードからの予約起動を行う機会を減らすことができる。
【０１１５】
以上の方法に従えば、複数のチューナを用いることによって視聴中に個別情報を受信できる機会が増える。従って、番組を視聴していない電源オフ中にもかかわらず、通電制御の為に電源を保持する機会が減るので、消費電力を削減することができる。
【０１１６】
また、個別情報を受信する場合において、変形通電制御期間を用いて、番組を視聴している電源オン中に個別情報の受信が行える機会をさらに増やし、電源オン中に個別情報の受信が行えなかった場合にのみ、変形通電制御期間内に通電制御によって個別情報の受信を行うか、または、変形しない通電制御期間に基づいて、電源オフ操作指示後も引き続き電源を保持する従来の通電制御によって個別情報の受信を行うか、をユーザーが選択できるようにしてもよい。
【０１１７】
それにより、番組を視聴している電源オン中にできるだけ個別情報の受信を完了させて、なおも個別情報の受信が行えなかった場合にのみ変形通電制御期間に基づく通電制御によって、通電制御期間のできるだけ後の方に行いたいか、または、電源オフ操作指示後、直ちに個別情報の受信を行わせてしまいたいか、というユーザーの嗜好に応じて通電制御の方法を選択することができる。
【０１１８】
【発明の効果】
本発明のデジタル放送受信機は、以上のように、通電制御による個別情報の受信を、任意の有料放送事業体が当該受信機宛の個別情報を送信している通電制御期間の一部を選択して行うことを特徴とする構成である。
【０１１９】
それゆえ、番組を視聴していない電源オフ中にもかかわらず、通電制御の為に電源を保持する機会が通電制御期間の一部に限られるので、消費電力の削減が可能であるという効果を奏する。
【０１２０】
本発明のデジタル放送受信機は、以上のように、通電制御によって個別情報の受信を開始する日時が、任意の有料放送事業体が当該受信機宛の個別情報を送信している通電制御期間の開始日時より、少なくとも個別情報の受信に要する電源保持時間だけ後ろの日時であることを特徴とする構成である。
【０１２１】
それゆえ、番組を視聴している間（電源オン中）に個別情報の受信が完了した場合には、番組を視聴していない電源オフ中にもかかわらず通電制御の為に電源を保持する機会が減るので、消費電力の削減が可能であるという効果を奏する。
【０１２２】
本発明のデジタル放送受信機は、以上のように、前記通電制御期間と前記電源保持時間とに基づいて、個別情報を受信する日時を算出してタイマー予約する通電制御予約を行い、視聴中に該有料放送事業体の個別情報の受信が完了した場合を除いては、通電制御予約によって個別情報の受信を行うことを特徴とする構成である。
【０１２３】
それゆえ、電源オフ中に行う通電制御を予約した日時だけに行わせることができ、通電制御の為に電源を保持する機会が減るので、消費電力の削減が可能であるという効果を奏する。
【０１２４】
本発明のデジタル放送受信機は、以上のように、前記通電制御予約では、チューナを使用するイベントの予約によってチューナが使用できなくなる時間帯を除いて、個別情報の受信予約をスケジューリングすることを特徴とする構成である。
【０１２５】
それゆえ、個別情報の受信予約をチューナが使用できなくなる時間帯を除いてスケジューリングするので、通電制御予約によってより確実に個別情報の受信ができるという効果を奏する。
【０１２６】
本発明のデジタル放送受信機は、以上のように、前記通電制御予約では、前記通電制御期間内に少なくとも一度は個別情報の受信予約を再設定できるだけの時間を後ろに確保してスケジューリングし、個別情報の受信に失敗したら受信予約を再設定することを特徴とする構成である。
【０１２７】
それゆえ、個別情報の受信予約に失敗しても再度行えるようにスケジューリングするので、通電制御予約によってより確実に個別情報の受信ができるという効果を奏する。
【０１２８】
本発明のデジタル放送受信機は、以上のように、前記通電制御予約による個別情報の受信を開始すると、受信が完了するまで使用中のチューナを占有することを特徴とする構成である。
【０１２９】
それゆえ、個別情報に失敗した為に再度通電制御による個別情報の受信を行う必要が無くなるので、消費電力の削減が可能であるという効果を奏する。
【０１３０】
本発明のデジタル放送受信機は、以上のように、前記通電制御予約による受信予約の再設定ができない最終の個別情報の受信を開始すると、受信が完了するまで使用中のチューナを占有することを特徴とする構成である。
【０１３１】
それゆえ、他にチューナを使用するイベントが発生しても中断せずに個別情報の受信を完了させるので、通電制御予約によってより確実に個別情報の受信ができるという効果を奏する。
【０１３２】
本発明のデジタル放送受信機は、以上のように、複数のチューナを有し、前記通電制御予約による個別情報の受信には視聴に供する１つのチューナを除いた残りのチューナを用いることを特徴とする構成である。
【０１３３】
それゆえ、通電制御予約による個別情報の受信中に、別の番組視聴を行う為に個別情報の受信を中断する必要がないので、通電制御予約によってより確実に個別情報の受信ができるという効果を奏する。
【０１３４】
本発明のデジタル放送受信機は、以上のように、通電制御によって個別情報を受信する場合に、前記通電制御予約を用いるか、用いないか、を選択可能なことを特徴とする構成である。
【０１３５】
それゆえ、通電制御による個別情報の受信を、通電制御予約を用いて通電制御期間の後ろの方に行うか、電源オフになると直ちに行うかを選択できるので、ユーザーの嗜好に応じて通電制御の方法を選択することができるという効果を奏する。
【０１３６】
本発明のデジタル放送受信機は、以上のように、視聴を終了するための電源オフ指示に応答して、前期電源保持時間だけ電源を保持する通電制御による個別情報の受信を、前期通電制御期間の代わりに少なくとも開始日時を遅らせて短縮した変形通電制御期間内に行うことを特徴とする構成である。
【０１３７】
それゆえ、番組を視聴している間（電源オン中）に個別情報の受信を行う機会が更に増えると、番組を視聴していない電源オフ中にもかかわらず通電制御の為に電源を保持する機会が減るので、消費電力の削減が可能であるという効果を奏する。
【０１３８】
本発明のデジタル放送受信機は、以上のように、前記変形通電制御期間は、チューナの数に反比例して前記通電制御期間を短縮して算出されることを特徴とする構成である。
【０１３９】
それゆえ、チューナの数だけ同時に、番組を視聴している間（電源オン中）に同時に個別情報を受信できる機会が増え、番組を視聴していない電源オフ中にもかかわらず通電制御の為に電源を保持する機会が減るので、消費電力の削減が可能であるという効果を奏する。
【０１４０】
本発明のデジタル放送受信機は、以上のように、複数のチューナを有し、前記変形通電制御期間と前記電源保持時間とに基づく通電制御によって、複数のチューナを用いて同時に異なる有料放送事業体の個別情報の受信を行うことを特徴とする構成である。
【０１４１】
それゆえ、通電制御による個別情報の受信が複数の有料放送事業体について同時に並行して行われ、通電制御の為に電源を保持する時間が短縮できるので、消費電力の削減が可能であるという効果を奏する。
【０１４２】
本発明のデジタル放送受信機は、以上のように、視聴を終了するための電源オフ指示に応答して、前期電源保持時間だけ電源を保持する通電制御による個別情報の受信を行う場合に、前記変形通電制御期間と前記電源保持時間とに基づく通電制御を行うか、または、前記変形しない通電制御期間と前記電源保持時間とに基づく通電制御を行うか、を選択可能なことを特徴とする構成である。
【０１４３】
それゆえ、視聴を終了した後も電源を保持して行う通電制御による個別情報の受信を、変形通電制御期間を用いて通電制御期間の後ろの方に行うか、有料放送事業体より与えられた、変形しない通電制御期間内において電源オフになると直ちに行うかを選択できるので、ユーザーの嗜好に応じて通電制御の方法を選択することができるという効果を奏する。
【０１４４】
本発明のデジタル放送受信機は、以上のように、複数のチューナを有し、視聴中は現在日時と前記通電制御期間との比較を定期的に行い、前期通電制御期間内で個別情報の受信が完了していない有料放送事業体が存在し、チューナが確保できる場合に、該有料放送事業体の個別情報の受信を行うことを特徴とする構成である。
【０１４５】
それゆえ、番組を視聴している間（電源オン中）に個別情報を受信できる機会が増え、番組を視聴していない電源オフ中にもかかわらず通電制御の為に電源を保持する時間が短縮できるので、消費電力の削減が可能であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のデジタル放送受信機のブロック構成図である。
【図２】本発明の、第１の実施の形態における通電制御予約のスケジューリング例を示した図である。
【図３】本発明の、第１の実施の形態における通電制御予約日時を算出するフロー図である。
【図４】本発明の、第１の実施の形態における通電制御予約のスケジューリング例を示した図である。
【図５】本発明の、第１の実施の形態における通電制御予約のスケジューリング例を示した図である。
【図６】本発明の、第２の実施の形態における、個別情報を受信する処理の状態遷移図である。
【符号の説明】
１００デジタル放送受信機
１０３第１チューナ（チューナ）
１０４第１デスクランブラー
１０５第１ＤＥＭＵＸ回路
１０６第１ＭＰＥＧ＿ＡＶデコーダ
１０７第２チューナ（チューナ）
１０８第２デスクランブラー
１０９第２ＤＥＭＵＸ回路
１１０第２ＭＰＥＧ＿ＡＶデコーダ
１１２メインＣＰＵ
１１３メモリ
１１５ＩＣカード
１１６デジタル放送受信回路
１１８サブＣＰＵ
１１９タイマー
１２０電源回路
１２１第１チューナ経路
１２２第２チューナ経路[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a digital broadcast receiver including a tuner that receives individual information transmitted by a pay broadcast entity.
[0002]
[Prior art]
In recent years, BS digital broadcasting services have been started, and pay broadcasting services have also been provided. Generally, in pay broadcasting, the broadcast signal is scrambled and transmitted so that only the subscriber (user) can view it, and the subscriber (user) views the pay broadcast by using a “key” that releases the scramble. be able to. One type of “key” is an IC card called a B-CAS card. By inserting this IC card into a digital broadcast receiver, only subscribers can scramble the pay broadcast. And can be viewed normally.
[0003]
Each pay broadcasting business entity multiplexes it with its own broadcast program and transmits individual information for each user called EMM (Entitlement Management Message), which consists of user contract information and key data for releasing scramble. The digital broadcast receiver reads the card number recorded on the IC card, takes out the user's EMM corresponding to the card number, and writes it to the IC card to update the contract contents.
[0004]
There is a time limit for contracts with IC cards, and each pay broadcaster can renew the contract several days to several weeks before the contract expires so that users who wish to continue the contract will renew the contract. The EMM for this purpose is multiplexed with the broadcast program of the local station and transmitted.
[0005]
In order to receive an EMM, it is necessary to view the program of the pay broadcaster. As a result, the EMM for contract renewal is received while the program is being viewed and written to the IC card, and the contract renewal may be completed naturally.
[0006]
However, when the user rarely views or when the viewing time is less than the time necessary for renewing the contract, the contract cannot be renewed by this method. In response to such a problem, a digital broadcast receiver has a function called energization control.
[0007]
In other words, when the user turns off the power with the power button on the remote control or the digital broadcast receiver to end the viewing of the program, the hardware power necessary for EMM reception and reading / writing of the IC card is maintained. Keep it. Next, by receiving the EMM for contract renewal based on the energization control information recorded on the IC card and writing it to the IC card, the contract renewal of the contracted pay broadcasting entity is performed without omission. Is.
[0008]
Table 1 shows an example of the energization control information read from the IC card. The user has contracts with three pay broadcast entities. The period in which the pay broadcaster is sending individual information such as EMM to the contractor (user) is called the energization control period. In addition, the time specified for each pay broadcaster as the time required to receive the individual information is called a power holding time. The start of the energization control period is 0:00 on the start date, and the end is 24:00 on the end date. Each pay broadcasting entity transmits an EMM for renewing the contract of the user who owns this IC card within the energization control period. For example, (1) in Table 1 indicates that the electrification control period of the pay broadcaster 100 is from 0:00 on January 10 to 24:00 on January 24, and the power holding time needs 2 hours. Represents what to do.
[0009]
In a digital broadcast receiver, when the user performs a power-off operation to end the viewing of a program, the current date and time are compared with the energization control period of the pay broadcast entity, If it is included, the tuner is adjusted to the received TS (transport stream) for the power holding time, and the contract is renewed by writing the EMM received during that time on the IC card. After this process is performed for all three pay broadcast entities, the power supply state is set to the standby mode. The standby mode is a state in which supply of not only power necessary for viewing a program but also power necessary for the energization control is stopped.
[0010]
In a broader sense, energization control means that the hardware power required for receiving individual information is kept at a minimum, even when the standby mode is not being viewed. It can be defined as a process of receiving individual information of each pay broadcast entity according to the energization control information.
[0011]
The energization control information of each pay broadcast entity recorded on the IC card is updated as needed when the contract update is completed. For example, the energization control information recorded at the time when only (1) in Table 1 is completed is updated as shown in Table 2. The contract renewal is completed for the pay broadcasting entity 100, and it is recorded that the next energization control period is from July 10 to July 24.
[0012]
[Table 1]

[0013]
[Table 2]

[0014]
Further, if the digital broadcast receiver has only one tuner, the tuner is occupied for either viewing of the program or energization control. When the power is turned on to view a program during the energization control, reception of the individual information by the energization control must be interrupted, and it is resumed when the power is turned off next time.
[0015]
On the other hand, Patent Document 1 discloses a method of performing energization control efficiently and in a short time in a digital broadcast receiver having a plurality of tuners. This is an attempt to receive individual information of a pay broadcaster within the energization control period using a vacant tuner when watching a program. In addition, if there are multiple pay broadcast entities that can receive individual information within the energization control period, regardless of whether the program is being viewed or when the power is turned off, it will be executed simultaneously using multiple available tuners. It is.
[0016]
[Patent Document 1]
JP 2002-325240 A (publication date: November 8, 2002)
[0017]
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the conventional technology, when the user turns off the power because the user has finished viewing the program, if the individual information is not received yet within the energization control period, the power is turned on in the future. The process of receiving individual information is performed unconditionally with energization control up to what can be executed. Therefore, there arises a problem that extra power is consumed.
[0018]
The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a digital broadcast receiver capable of reducing power consumption accompanying energization control.
[0019]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the digital broadcast receiver according to the present invention receives individual information by energization control, and an energization control period in which any pay broadcast entity transmits individual information addressed to the receiver. It is characterized by selecting a part of this.
[0020]
With the above configuration, when turning off the power, such as when not watching a program, receive individual information by energization control that holds the necessary power, and select a part of the energization control period during which the individual information is transmitted. Do it.
[0021]
This increases the opportunity to receive the individual information while watching the program (while the power is on). When the reception of individual information is completed while the power is on, the opportunity to hold the power for energization control is limited to a part of the energization control period even though the program is not being watched. Can be reduced.
[0022]
In addition, in order to solve the above-described problem, the digital broadcast receiver according to the present invention transmits the individual information addressed to the receiver by an arbitrary pay broadcasting entity with the date and time when reception of the individual information starts by energization control. It is characterized in that it is a date and time that is at least a power holding time required for receiving the individual information from the start date and time of the energization control period.
[0023]
With the above configuration, when the power is off such as when not watching a program, the reception of the individual information by the energization control that holds the necessary power is at least from the start date and time of the energization control period in which the individual information is transmitted. Start later than the power holding time required for receiving individual information.
[0024]
This increases the opportunity to receive the individual information while watching the program (while the power is on). When the reception of the individual information is completed while the power is on, the opportunity for holding the power source for energization control is reduced even though the program is not being viewed and the power is off, so that power consumption can be reduced.
[0025]
Further, in order to solve the above-described problem, the digital broadcast receiver according to the present invention calculates the date and time for receiving the individual information based on the energization control period and the power holding time and reserves the timer. It is characterized in that the individual information is received by the energization control reservation except for the case where the reservation is made and the reception of the individual information of the pay broadcasting entity is completed during viewing.
[0026]
With the above configuration, the date and time for receiving the individual information by the energization control is calculated and reserved based on the given energization control period and the power holding time, and the individual information is viewed while the program is being watched (power is on). For the pay broadcasting business entity that could not be received, the energization control is performed at the reserved date and time to receive the individual information.
[0027]
As a result, the energization control performed while the power is off can be performed only at the reserved date and time, and the opportunity to hold the power source for the energization control is reduced, so that the power consumption can be reduced.
[0028]
In order to solve the above-described problem, the digital broadcast receiver according to the present invention receives individual information in the energization control reservation except for a time period in which the tuner cannot be used due to reservation of an event using the tuner. It is characterized by scheduling reservations.
[0029]
With the above-described configuration, scheduling for receiving individual information based on energization control reservation is performed avoiding, for example, an event that uses a tuner other than program reservation.
[0030]
Thereby, it is possible to receive individual information more reliably by energization control reservation.
[0031]
In order to solve the above-described problem, the digital broadcast receiver according to the present invention is configured so that, in the energization control reservation, at least once within the energization control period, the reception time for the individual information can be reset. It is characterized by securing and scheduling, and resetting a reception reservation when reception of individual information fails.
[0032]
With the above configuration, even if reception of individual information fails due to another event using the tuner, scheduling of reception reservation is performed so that the individual information can be received again by energization control.
[0033]
Thereby, it is possible to receive individual information more reliably by energization control reservation.
[0034]
In order to solve the above-described problem, the digital broadcast receiver according to the present invention occupies a tuner in use until reception is completed when reception of individual information by the energization control reservation is started. Yes.
[0035]
With the above configuration, even if another event using the tuner occurs, the reception process is completed once reception of the individual information is started without interrupting reception of the individual information and occupying the tuner with other events. Occupy the tuner until.
[0036]
Thus, if the tuner is occupied until the reception of the individual information is completed, the reception of the individual information will not fail. Since the reception of the individual information has failed, it is not necessary to receive the individual information again by energization control, so that power consumption can be reduced.
[0037]
In addition, in order to solve the above-described problem, the digital broadcast receiver according to the present invention is in use until reception is completed when reception of final individual information that cannot be reset by the energization control reservation is started. It is characterized by occupying the tuner.
[0038]
With the above configuration, for example, another event that uses a tuner occurs during reception of individual information for which the time for resetting the reception reservation has not been secured because the energization control period is almost over. However, the tuner is occupied until the reception process is completed without interrupting reception of the individual information and occupying the tuner with other events.
[0039]
Thereby, it is possible to receive individual information more reliably by energization control reservation.
[0040]
The digital broadcast receiver according to the present invention has a plurality of tuners in order to solve the above-described problems, and the remaining information except for one tuner used for viewing is received for receiving individual information by the energization control reservation. It is characterized by using a tuner.
[0041]
With the above configuration, it is not necessary to interrupt the reception of the individual information in order to view the program of another pay broadcasting entity while receiving the individual information by the energization control reservation.
[0042]
Thereby, it is possible to receive individual information more reliably by energization control reservation.
[0043]
Further, in order to solve the above problems, the digital broadcast receiver according to the present invention can select whether to use the energization control reservation when receiving individual information by energization control. It is a feature.
[0044]
With the above configuration, the user can select whether to receive the individual information by the energization control by selecting a part of the energization control period by the energization control reservation or immediately after the power is turned off.
[0045]
Thereby, the method of energization control can be selected according to the user's preference.
[0046]
Further, in order to solve the above-described problem, the digital broadcast receiver according to the present invention responds to the power-off instruction for ending the viewing and receives the individual information by the energization control that holds the power for the previous power-holding time. The reception is performed at least within the modified energization control period shortened by delaying the start date and time instead of the previous energization control period.
[0047]
With the configuration described above, the opportunity to receive individual information while watching a program (while the power is on) further increases. Therefore, it is possible to further delay the date and time for starting the reception of individual information performed by energization control while the power is off, such as while not viewing a program.
[0048]
As a result, when the reception of individual information is completed while the program is being viewed (while the power is on), the opportunity to hold the power supply for power supply control is reduced even though the program is not being viewed and the power is off. Therefore, power consumption can be reduced.
[0049]
Further, in order to solve the above problem, the digital broadcast receiver according to the present invention is characterized in that the modified energization control period is calculated by reducing the energization control period in inverse proportion to the number of tuners. Yes.
[0050]
With the above configuration, if a plurality of tuners are provided, it is possible to receive individual information of different pay broadcast entities at the same time, so the time during which individual information is received as compared to the case where there is one tuner. Can be shortened. Therefore, the modified energization control period is calculated so as to shorten the original energization control period as the number of tuners included in the digital broadcast receiver increases.
[0051]
As a result, the same number of tuners can be received at the same time as individual programs can be received while the program is being viewed (while the power is on). Since the opportunity to hold the power source is reduced, power consumption can be reduced.
[0052]
In order to solve the above problems, the digital broadcast receiver according to the present invention has a plurality of tuners, and uses a plurality of tuners by energization control based on the deformation energization control period and the power holding time. It is characterized by receiving individual information of different pay broadcasting entities at the same time.
[0053]
With the above configuration, individual information is simultaneously received using a plurality of tuners within a modified energization control period shortened from the original energization control period.
[0054]
Accordingly, the reception of individual information by energization control is performed simultaneously for a plurality of pay broadcast entities, and the time for holding the power source for energization control can be shortened, so that power consumption can be reduced.
[0055]
Further, in order to solve the above-described problem, the digital broadcast receiver according to the present invention responds to the power-off instruction for ending the viewing and receives the individual information by the energization control that holds the power for the previous power-holding time. When receiving, it is possible to select whether to perform energization control based on the modified energization control period and the power holding time, or to perform energization control based on the non-deformation energization control period and the power holding time. It is characterized by that.
[0056]
With the above-described configuration, the user can receive individual information by energization control while holding the power supply even after performing a power-off operation to end viewing, within the modified energization control period as much as possible after the energization control period. It is possible to select whether to perform the operation immediately after the power is turned off within the energization control period that is not deformed.
[0057]
Thereby, the method of energization control can be selected according to the user's preference.
[0058]
In order to solve the above-described problem, the digital broadcast receiver according to the present invention includes a plurality of tuners, and periodically compares the current date and time with the energization control period during viewing to control the previous energization control. When there is a pay broadcasting entity that has not received individual information within a period and a tuner can be secured, the individual information of the pay broadcasting entity is received.
[0059]
With the above configuration, there is no need to hold the power supply and receive individual information for energization control while the power is off, such as while not viewing a program. While the program is being watched (while the power is on), there is a pay broadcast entity that has not yet received individual information, and the current date and time is transmitting the individual information of the pay broadcast entity. If the tuner can be secured, individual information is immediately received.
[0060]
As a result, the opportunity to receive individual information increases while viewing the program (while the power is on), and there is an opportunity to hold the power supply for energization control even when the power is off while not viewing the program. Therefore, power consumption can be reduced.
[0061]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[First Embodiment]
An embodiment of the digital broadcast receiver according to the present invention will be described below with reference to FIGS.
[0062]
FIG. 1 is a block diagram showing a typical configuration of a digital broadcast receiver provided with two tuners corresponding to recording of a back program and two-screen display.
[0063]
The digital broadcast receiver 100 includes a digital broadcast receiver circuit 116 and others (remote control light receiver 117, sub CPU 118, timer 119, and power supply circuit 120). Further, the digital broadcast receiving circuit 116 includes a first tuner path 121, a second tuner path 122, an AV output circuit 111, a main CPU 112, a memory 113, a modem 114, and an IC card 115.
[0064]
Further, the first tuner path 121 includes a first tuner 103, a first descrambler 104, a first DEMUX circuit 105, and a first MPEG_AV decoder 106. Similarly to the first tuner path 121, the second tuner path 122 includes a second tuner 107, a second descrambler 108, a second DEMUX circuit 109, and a second MPEG_AV decoder 110.
[0065]
The main CPU 112 controls the overall operation of the digital broadcast receiver 100, and the memory 113 stores programs and control data for that purpose. A signal received by the antenna 101 is converted to a predetermined frequency and input to the digital broadcast receiver 100. The first tuner 103 tunes to the frequency selected by the user, performs digital demodulation such as 8PSK and error correction processing, and outputs an MPEG2 transport stream.
[0066]
In the first descrambler 104, when the MPEG2 transport stream is encrypted by the broadcaster, the descrambler 104 uses the descramble key information read from the IC card 115 to output the decrypted data.
[0067]
The first DEMUX circuit 105 separates various data multiplexed in the MPEG2 transport stream, and the first MPEG_AV decoder 106 decodes the MPEG video / audio data separated by the first DEMUX circuit 105.
[0068]
The second tuner path 122 from the second tuner 107 to the second descrambler 108, the second DEMUX circuit 109, and the second MPEG_AV decoder 110 performs the same operation.
[0069]
The AV output circuit 111 converts the video / audio data decoded using the first tuner path 121 into a television signal and outputs it when the normal program is viewed (AV output signal 1). When the user gives an instruction to record the back program, the second tuner path 122 is output as a TV signal for recording the back program in accordance with the corresponding channel (AV output signal 2). When there is a two-screen display instruction, a TV signal obtained by combining both video data for two-screen display is output to the AV output signal 1.
[0070]
The modem 114 is used for communication with the center. The center receives data transmitted from users in providing program information or participating programs.
[0071]
When the user presses the power button on the remote controller 102, the remote controller light receiver 117 receives the light and transmits it to the sub CPU 118. The sub CPU 118 analyzes the remote control signal. When the power is on, the main power of the power circuit 120 is turned on to supply power to the digital broadcast receiving circuit 116. Conversely, when the power is off, the main power is cut off and only the standby power is supplied to enter the standby mode.
[0072]
Further, activation from the standby mode will be described by taking a program reservation as an example. When the user performs a program reservation operation, the reservation start time is set in the timer 119 from the main CPU 112 via the sub CPU 118, and the timer 119 starts measuring time. The time measurement is continuously executed even when the standby mode is set by the user's power-off operation using the power button, and the sub CPU 118 is notified when the reservation start time is reached.
[0073]
Upon receiving the notification, the sub CPU 118 supplies main power from the power supply circuit 120, so that the main CPU 112 receives the reserved program using the second tuner path 122 according to the program reservation information stored in the nonvolatile memory area of the memory 113. . The timer 119 starts measuring the end time. When the end time is reached, the main power supply of the power supply circuit 120 is turned off.
[0074]
Note that a cable input may be used instead of the antenna 101, and QAM may be used for digital demodulation of the first tuner 103 and the second tuner 107.
[0075]
As described above, since there are two tuner routes, even if a program is being viewed through the first tuner route 121, the pay broadcast is different from the program being viewed using the second tuner route 122. Individual information (EMM) of an entity can be received. That is, the corresponding individual information (EMM) is separated by the second DEMUX circuit 109 and the individual information (EMM) is written to the IC card 115 under the control of the main CPU 112.
[0076]
However, if individual information is received only during program viewing, the user may not turn on the power for viewing even when the energization control period is approaching, or the viewing time is extremely short, etc. May end the energization control period without receiving individual information.
[0077]
In the present embodiment, in order to solve the above-described problem, a part of the energization control period is selected, and energization control reservation for reserving the date and time for receiving the individual information is performed.
[0078]
The main CPU 112 reads the energization control information stored in the IC card 115 and stores the energization control reservation information in the nonvolatile area of the memory 113. The energization control reservation information refers to the date and time (energization control reservation date and time) for receiving individual information by energization control reservation based on the energization control period and the power holding time given by the energization control information as shown in Table 1. This is determined for each pay broadcaster that wants to receive information. In addition, the energization control reservation date and time is reserved in the timer 119 for each pay broadcast entity, and individual information is received by the reservation activation by the timer 119.
[0079]
The timer 119 notifies the sub CPU 118 when the reservation time comes, and the sub CPU 118 turns on the main power from the power circuit 120 if the digital broadcast receiver 100 is in the standby mode. Next, the sub CPU 118 notifies the main CPU 112 of the start of the energization control reservation, and the main CPU 112 receives the second tuner path 122 for the power holding time according to the energization control reservation information stored in the nonvolatile area of the memory 113. The individual information is received by writing the individual information (EMM) separated from the second DEMUX circuit 109 to the IC card 115 in accordance with the stream. When the reception of the individual information is completed, when the reservation is activated from the standby mode, the main CPU 112 notifies the sub CPU 118, and the sub CPU 118 cuts off the main power supplied from the power supply circuit 120.
[0080]
The energization control reservation date and time is preferably as late as possible from the start of the energization control period. This is because if the time from the start of the energization control period to the energization control reservation date and time is long, the possibility that individual information can be received while the user is turning on the power to view the program during that time increases. . If the energization control reservation for which the reception of the individual information is completed during viewing is canceled, the individual information is not received over the energization control reservation date and time.
[0081]
In the present embodiment, in order to solve the above-mentioned problem, the scheduling of the energization control reservation date and time is performed. That is, as shown in FIG. 2, the energization control reservation date and time is set so that the energization control reservation of each pay broadcast entity does not overlap and is as close as possible to the end date and time of the energization control period. 2 correspond to {circle around (1)} to {circle around (3)} in Table 1, respectively. For example, in the case of the pay broadcasting entity 100 shown in (1) of Table 1, the energization control reservation date and time is set from 22:00 to 24:00 on January 24, which is immediately before the end of the energization control period. .
[0082]
The calculation and registration of the energization control reservation date and time will be described below with reference to FIGS. 1 to 3 and Table 1.
[0083]
The main CPU 112 reads the energization control information stored in the IC card 115, and controls the energization for each pay broadcast entity that intends to receive the individual information based on the energization control period and the power holding time given by the energization control information. Reservation date is calculated. Next, the calculated energization control reservation date and time is stored in the non-volatile area of the memory 113 as energization control reservation information. The calculated energization control reservation date and time is reserved in the timer 119.
[0084]
The calculation and registration of the energization control reservation date and time will be further described with reference to FIG.
[0085]
First, the energization control reservations of all pay broadcasting entities are unregistered (S300). Next, referring to the energization control information shown in Table 1, the pay broadcast entities registered therein are sorted in the order of late end of the energization control period (S301). If the same end date and time are handled in the order in which the energization control information is stored, the energization control information shown in Table 1 is in the order of (1), (3), and (2).
[0086]
First, (1) is selected in the order sorted in S301 (S302), and provisional energization control reservation date and time d 'is calculated (S303). Here, the start date and time of d ′ is given as the time before the end time of the energization control period by the power holding time, and the end date and time of d ′ is given as the end date and time of the energization control period. In the case of {circle around (1)}, d ′ is from 22:00 on January 24 to 24:00 on January 24.
[0087]
Next, it is checked whether the start date and time of d ′ has already passed compared with the current time, and if it has passed, the individual information cannot be received and is skipped (S304). If not, it is continuously checked whether d ′ overlaps with the registered energization control reservation date (S305). Since there is nothing registered at this time, there is no duplication, and d ′ is formally registered as the energization control reservation date and time of (1) (S306).
[0088]
Then, it is checked whether or not the reservation process has been completed for all pay broadcast entities in the energization control information (S307), and if completed, the process ends. If all of them are not completed, the process returns to S302, and the next item (3) is selected in the order sorted in S301.
[0089]
Similarly, if d ′ is calculated for {circle over (3)}, it will change from 23:00 on January 24 to 24:00 on January 24 (S303). In this case, the reserved time of {1} already registered (January 24 22:00 to 24:00 on January 24) (S305). Therefore, among the overlap, d ′ is calculated by shifting d ′ before the earliest energization control reservation start date and time (S308). D ″ in (3) is the reservation start date and time of (1). By shifting before (22:00 on January 24), the time is changed from 21:00 on January 24 to 22:00 on January 24 (S308).
[0090]
Then, it is checked whether or not d ″ has been compared with the current time (S309). If not, d ″ (from 21:00 on January 24 to January 24) 22:00) is officially registered (S310).
[0091]
Similarly, for the remaining (2), when d 'is calculated, it changes from 22:00 on January 14 to 24:00 on January 14, and does not overlap with the reservation date and time of (1) and (3). Register as is. Since all the energization control reservation processes are completed, the process ends and the reservation operation by the timer 119 starts.
[0092]
The scheduling of the energization control reservation date and time may be performed so as to avoid a time zone in which there is no empty tuner because the program reservation has already been set. In FIG. 4, an event using the second tuner path 122 as a program reservation is reserved from 20:00 on January 24 to 22:00 on January 24, and is scheduled to avoid that time slot. That is, the reservation date and time of (3) is scheduled by shifting from 19:00 on January 24 to 20:00 on January 24.
[0093]
Further, the scheduling of the energization control reservation date and time may be such that the reception of the individual information by the energization control reservation can be performed at least once as shown in FIG. In this way, even if an event using the second tuner path 122 such as a two-screen display instruction from the user occurs during execution of the energization control reservation and reception of the individual information fails, the energization control reservation is re-registered. It is possible to start over.
[0094]
The scheduling of the energization control reservation date and time may be performed using the remaining tuners except for one tuner used for viewing a program.
[0095]
During execution of the energization control reservation, the second tuner path 122 may be occupied until the reception of the individual information is completed, and a two-screen display instruction from the user may not be accepted by issuing a warning message. Further, even when the user adds a new program reservation and cannot receive the individual information by the energization control reservation, the warning message may be issued and not accepted. In this way, individual information can be received more reliably.
[0096]
In addition, as a way of scheduling the energization control reservation date and time, the energization control reservation date and time may be set only during a time period in which a user is often sleeping or a program broadcast is often stopped, such as at midnight. . This reduces the occurrence of events that use the second tuner path 122 such as a two-screen display instruction and program reservation, so that individual information can be received more reliably without inconvenience to the user. Become.
[0097]
According to the above method, until the energization control reservation date and time is reached, even if the user performs a power-off operation to end the viewing of the program, the energization control period is maintained with the power necessary for receiving the individual information. There is no unconditional execution of the energization control process. Therefore, the opportunity to receive the individual information while the power is turned on while watching the program is increased. When the energization control reservation date and time arrives, the individual information is received while holding the power source necessary for receiving the individual information only when the individual information cannot be received while the power is on. For this reason, since the opportunity to hold the power source for energization control is reduced even when the power source is not viewed and the program is not being viewed, the power consumption required for receiving the individual information can be reduced.
[0098]
In the case of receiving individual information, using the energization control reservation, the individual information is received by energization control only when the individual information cannot be received during power-on while watching the program, or Instead of using the energization control reservation, the user may be able to select whether to receive the individual information by the conventional energization control that continues to hold the power after the power-off operation instruction.
[0099]
As a result, reception of individual information is completed as much as possible during power-on while watching the program, and individual information is received by energization control only when individual information is still not received, The energization control method can be selected according to the user's preference whether the individual information should be received immediately after the off operation instruction.
[0100]
[Second Embodiment]
Another embodiment of the digital broadcast receiver according to the present invention will be described below with reference to FIG. 1, FIG. 6, Table 1 and Table 3.
[0101]
In the present embodiment, in the digital broadcast receiver 100 having a plurality of tuners, in response to the power-off instruction for ending the viewing of the program, the individual information by the energization control that is continuously performed while holding the necessary power is performed. When receiving is performed, a modified energization control period is used.
[0102]
The modified energization control period is obtained by shortening the given energization control period by delaying at least the start date and time of the energization control period specified in the energization control information given by the pay broadcast entity.
[0103]
When a user finishes viewing a program and receives individual information while holding the power supply even after a power-off operation instruction, if there are a plurality of tuners, a plurality of pay broadcast entities can be executed simultaneously. That is, by executing simultaneously, it is possible to shorten the time for receiving the individual information according to the number of tuners as compared with the case of one tuner if the number of pay broadcasting entities is the same. .
[0104]
The calculation and registration of the deformation energization control period will be described with reference to FIG.
[0105]
The main CPU 112 reads the energization control information stored in the IC card 115, and for each pay broadcast entity that intends to receive individual information based on the energization control period and the power holding time before deformation given by the energization control information. The deformation energization control period is calculated. Next, the calculated deformation energization control period and the energization control period before deformation are stored in the nonvolatile area of the memory 113. The digital broadcast receiver in the present embodiment refers to the modified energization control period stored in the nonvolatile area of the memory 113 and the energization control period before deformation.
[0106]
Taking the energization control period specified by the energization control information shown in Table 1 as an example, if the number of tuners is two and the energization control period is shortened to half, the modified energization control shortened as shown in Table 3 The period is determined.
[0107]
[Table 3]

[0108]
The state transition of the individual information reception process in the present embodiment will be further described with reference to FIG.
[0109]
When a user is watching a program using only the first tuner path 121, if there is a pay broadcasting entity in the energization control period before deformation shown in Table 1, the vacant second tuner path 122 is displayed. The individual information is received (S600).
[0110]
When the user gives a power-off instruction to end program viewing, the power-on control is performed to receive the individual information if there is a pay broadcasting entity within the period with reference to the modified power-on control period in Table 3. Execute (S601). If there is no pay broadcasting entity within the modified energization control period, the standby mode (S602) is set as it is. At this time, if there are a plurality of pay broadcast entities within the modified energization control period, individual information is received by energization control simultaneously using the first tuner path 121 and the second tuner path 122, and if all are completed, the standby is performed. The mode is set (S602).
[0111]
In addition, when there is a power-on instruction for viewing a program in the reception of individual information by energization control (S601) or in the standby mode (S602), the main power is turned on as necessary, and the first tuner path 121 is Returning to the viewing state (S600), the individual information is received through the second tuner path 122 (S600).
[0112]
As a result, (1) and (3) receive individual information only during program viewing from January 10 to January 17, and (2) from January 1 to January 17. To do. Only when the individual information during program viewing cannot be received within these periods and there is a fear that the individual information will not end within the period, the individual information is received by the energization control at the time of power-off using the modified energization control period. I do.
[0113]
Regarding the reception of individual information during program viewing, the current time is regularly compared with the energization control period, and there is a pay broadcasting entity within the energization control period and there is an empty tuner. Uses it to receive individual information immediately.
[0114]
In this way, since individual information is received for as many pay broadcast entities as possible during viewing, opportunities for energization control performed to receive the individual information after the power is turned off can be reduced. Similarly, the energization control reservation can reduce the chance of performing the reservation activation from the standby mode in order to receive the individual information.
[0115]
According to the above method, the use of a plurality of tuners increases the chances of receiving individual information during viewing. Therefore, the opportunity to hold the power supply for energization control is reduced even when the power is off while not watching the program, so that power consumption can be reduced.
[0116]
In addition, when receiving individual information, using the modified energization control period, the number of opportunities for receiving the individual information during power-on while watching the program is further increased, and individual information cannot be received during power-on. Only when the individual information is received by the energization control within the modified energization control period, or by the conventional energization control that continues to hold the power after the power-off operation instruction based on the energization control period that is not deformed. The user may be allowed to select whether to receive information.
[0117]
As a result, the reception of the individual information is completed as much as possible during power-on while watching the program, and the energization control based on the modified energization control period is performed only when the individual information is still not received. A method of energization control can be selected according to the user's preference whether it is desired to be performed later as much as possible, or to receive individual information immediately after a power-off operation instruction.
[0118]
【The invention's effect】
As described above, the digital broadcast receiver of the present invention receives individual information by energization control, and selects a part of the energization control period in which any pay broadcast entity transmits individual information addressed to the receiver. It is the structure characterized by carrying out.
[0119]
Therefore, since the opportunity to hold the power supply for energization control is limited to a part of the energization control period even when the power is off while not watching the program, the power consumption can be reduced. Play.
[0120]
As described above, the digital broadcast receiver of the present invention has a date and time when reception of individual information is started by energization control during an energization control period in which an arbitrary pay broadcast entity transmits individual information addressed to the receiver. The configuration is characterized in that the date and time is at least a power retention time required for receiving the individual information from the start date and time.
[0121]
Therefore, when reception of individual information is completed while viewing a program (while the power is on), the opportunity to hold the power source for energization control even when the power is off while not viewing the program As a result, the power consumption can be reduced.
[0122]
As described above, the digital broadcast receiver according to the present invention performs the energization control reservation for calculating the date and time for receiving the individual information and making a timer reservation based on the energization control period and the power holding time, during viewing. Except for the case where the reception of the individual information of the pay broadcasting entity is completed, the individual information is received by energization control reservation.
[0123]
Therefore, the energization control performed while the power is turned off can be performed only at the reserved date and time, and the opportunity to hold the power supply for the energization control is reduced, so that the power consumption can be reduced.
[0124]
As described above, the digital broadcast receiver according to the present invention schedules the reception reservation of individual information in the energization control reservation except for the time period when the tuner cannot be used due to the reservation of the event using the tuner. The configuration is as follows.
[0125]
Therefore, since the reservation for receiving individual information is scheduled excluding the time period during which the tuner cannot be used, the individual information can be more reliably received by the energization control reservation.
[0126]
As described above, the digital broadcast receiver according to the present invention schedules the energization control reservation by securing a time sufficient for resetting the reception reservation of the individual information at least once within the energization control period. If reception of information fails, the reception reservation is reset.
[0127]
Therefore, scheduling is performed so that the individual information can be received again even if the individual information reception reservation fails, so that the individual information can be more reliably received by the energization control reservation.
[0128]
As described above, the digital broadcast receiver of the present invention is configured to occupy the tuner in use until reception is completed when reception of individual information by the energization control reservation is started.
[0129]
Therefore, it is not necessary to receive the individual information again by the energization control because the individual information has failed, so that it is possible to reduce power consumption.
[0130]
As described above, the digital broadcast receiver according to the present invention occupies the tuner in use until reception is completed when reception of the final individual information that cannot be reset by the energization control reservation is started. This is a characteristic configuration.
[0131]
Therefore, the reception of the individual information is completed without interruption even if another event that uses the tuner occurs, so that the individual information can be received more reliably by the energization control reservation.
[0132]
As described above, the digital broadcast receiver of the present invention has a plurality of tuners, and uses the remaining tuners except for one tuner for viewing when receiving individual information based on the energization control reservation. It is the structure to do.
[0133]
Therefore, it is not necessary to interrupt the reception of the individual information to receive another program while receiving the individual information by the energization control reservation, so that the individual information can be received more reliably by the energization control reservation. Play.
[0134]
As described above, the digital broadcast receiver of the present invention is configured to be able to select whether or not to use the energization control reservation when receiving individual information by energization control.
[0135]
Therefore, it is possible to select whether to receive the individual information by energization control later in the energization control period using the energization control reservation or immediately after the power is turned off. There is an effect that a method can be selected.
[0136]
As described above, the digital broadcast receiver of the present invention receives individual information by energization control that holds power for the previous power supply holding time in response to the power-off instruction for ending the viewing, as described above. Instead of the above, at least the start date and time is delayed and the deformation energization control period is shortened, and the configuration is characterized in that it is performed.
[0137]
Therefore, if the opportunity to receive individual information further increases while viewing the program (while the power is on), the power is held for energization control even when the program is not viewed and the power is off. Since the opportunity is reduced, the power consumption can be reduced.
[0138]
As described above, the digital broadcast receiver according to the present invention is characterized in that the modified energization control period is calculated by reducing the energization control period in inverse proportion to the number of tuners.
[0139]
Therefore, the number of tuners can be received simultaneously while watching the program (while the power is turned on), and the opportunity to receive individual information at the same time increases. Since the opportunity to hold the power supply is reduced, the power consumption can be reduced.
[0140]
As described above, the digital broadcast receiver according to the present invention has a plurality of tuners, and different pay broadcast entities simultaneously using a plurality of tuners by energization control based on the modified energization control period and the power holding time. The individual information is received.
[0141]
Therefore, the reception of individual information by energization control is performed simultaneously for a plurality of pay broadcast entities, and the time for holding the power source for energization control can be shortened, so that the power consumption can be reduced. Play.
[0142]
The digital broadcast receiver of the present invention, as described above, in response to the power-off instruction for ending viewing, when receiving individual information by energization control that holds the power supply for the previous power supply holding time, It is possible to select whether to perform energization control based on a modified energization control period and the power holding time, or to perform energization control based on the non-deformation energization control period and the power holding time. It is.
[0143]
Therefore, after the viewing is finished, individual information is received by the energization control while holding the power supply, using the modified energization control period, or after the energization control period, or given by the pay broadcasting entity. In addition, since it is possible to select whether or not to perform immediately after the power is turned off within the energization control period that is not deformed, it is possible to select an energization control method according to the user's preference.
[0144]
As described above, the digital broadcast receiver of the present invention has a plurality of tuners, periodically compares the current date and time with the energization control period during viewing, and receives individual information within the previous energization control period. If there is a pay broadcasting entity that has not been completed and the tuner can be secured, individual information of the pay broadcasting entity is received.
[0145]
Therefore, the opportunity to receive individual information increases while watching the program (while the power is on), and the time for holding the power supply for energization control is shortened even when the power is off while not watching the program. As a result, the power consumption can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of a digital broadcast receiver according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing a scheduling example of energization control reservation in the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a flowchart for calculating an energization control reservation date and time in the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a diagram showing a scheduling example of energization control reservation according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a diagram showing a scheduling example of energization control reservation in the first embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a state transition diagram of a process for receiving individual information according to the second embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
100 digital broadcast receiver
103 First tuner (tuner)
104 First descrambler
105 First DEMUX circuit
106 First MPEG_AV decoder
107 Second tuner (tuner)
108 Second descrambler
109 Second DEMUX circuit
110 Second MPEG_AV decoder
112 Main CPU
113 memory
115 IC card
116 Digital broadcast receiving circuit
118 Sub CPU
119 timer
120 Power supply circuit
121 First tuner path
122 Second tuner path

Claims

In a digital broadcast receiver equipped with a tuner that receives individual information transmitted by a pay broadcast entity,
A digital broadcast receiver characterized in that reception of individual information by energization control is performed by selecting a part of an energization control period in which an arbitrary pay broadcasting entity transmits individual information addressed to the receiver.

The date and time at which the reception of individual information is started by energization control is at least the power holding time required to receive the individual information from the start date and time of the energization control period in which any pay broadcast entity transmits individual information addressed to the receiver The digital broadcast receiver according to claim 1, wherein the date and time is only behind.

Based on the energization control period and the power supply holding time, when performing the energization control reservation to calculate the date and time for receiving the individual information and make a timer reservation, and the reception of the individual information of the pay broadcast entity is completed during viewing 3. The digital broadcast receiver according to claim 1, wherein the individual information is received by energization control reservation.

4. The digital power receiving reservation according to claim 1, wherein in the energization control reservation, the reception reservation of the individual information is scheduled except for a time period in which the tuner cannot be used due to reservation of an event using the tuner. Broadcast receiver.

In the energization control reservation, at least once within the energization control period, scheduling is performed by securing a time sufficient to reset the individual information reception reservation later, and if the reception of the individual information fails, the reception reservation is reset. The digital broadcast receiver according to claim 1, wherein the digital broadcast receiver is a digital broadcast receiver.

6. The digital broadcast receiver according to claim 1, wherein when reception of the individual information based on the energization control reservation is started, the tuner in use is occupied until the reception is completed.

6. The digital broadcast receiver according to claim 5, wherein when reception of the final individual information that cannot be reset by the energization control reservation is started, the tuner in use is occupied until reception is completed.

8. The digital broadcasting according to claim 1, wherein a plurality of tuners are used, and the remaining tuners except for one tuner used for viewing are used for receiving the individual information by the energization control reservation. Receiving machine.

9. The digital broadcast receiver according to claim 1, wherein when receiving individual information by energization control, it is possible to select whether to use the energization control reservation.

In response to a power-off instruction for ending viewing, modified energization control that shortens at least the start date and time instead of the previous energization control period to receive individual information by energization control that retains power for the previous power retention time The digital broadcast receiver according to claim 1, wherein the digital broadcast receiver is performed within a period.

The digital broadcast receiver according to claim 10, wherein the deformation energization control period is calculated by reducing the energization control period in inverse proportion to the number of tuners.

A plurality of tuners are provided, and individual information of different pay broadcast entities is simultaneously received using a plurality of tuners by energization control based on the modified energization control period and the power holding time. The digital broadcast receiver according to 10 or 11.

Energization control based on the deformation energization control period and the power retention time when receiving individual information by energization control that retains the power for the previous power retention time in response to a power-off instruction to end viewing 13. The digital broadcast receiver according to claim 10, wherein it is possible to select whether to perform energization control based on the energization control period not deformed and the power holding time. .

There are a plurality of tuners, and during the viewing, the current date and time and the energization control period are periodically compared, and there is a pay broadcasting entity that has not received individual information within the previous energization control period. The digital broadcast receiver according to any one of claims 1 to 13, wherein the individual information of the pay broadcasting business entity is received when the information can be secured.