JP2005032217A - 言語自動翻訳システム - Google Patents

言語自動翻訳システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005032217A
JP2005032217A JP2004046031A JP2004046031A JP2005032217A JP 2005032217 A JP2005032217 A JP 2005032217A JP 2004046031 A JP2004046031 A JP 2004046031A JP 2004046031 A JP2004046031 A JP 2004046031A JP 2005032217 A JP2005032217 A JP 2005032217A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
translation
language
automatic
information
sentence
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004046031A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3858901B2 (ja
Inventor
Toshio Furuta
利夫 古田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2004046031A priority Critical patent/JP3858901B2/ja
Publication of JP2005032217A publication Critical patent/JP2005032217A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3858901B2 publication Critical patent/JP3858901B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Machine Translation (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

【課題】
インターネット上の原語文発信サーバから得た原語文を自動翻訳するシステムを構築する場合に、従来の手法に比較し、より容易にシステム構築を可能にした言語自動翻訳システムを提供する。
【解決手段】
利用者は、利用者端末10を介して原語文情報発信サーバ40から入手した原語文情報を、言語自動翻訳手段(言語自動翻訳サーバ)20に自動翻訳させる。利用者は、この翻訳文を自身で評価し、該翻訳文の翻訳レベルが低いと判断した場合には、翻訳家端末30を介して翻訳家に同一原語文情報を再度翻訳させ、この再度の翻訳結果を、言語自動翻訳手段に備えた自動翻訳辞書手段に登録し、次回の翻訳には、該自動翻訳辞書手段に登録した再度翻訳後の翻訳文を反映させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、言語自動翻訳システムに関し、特にインターネット上の原語文発信サーバから得た原語文を自動翻訳するシステムを構築する場合に、従来の手法に比較し、より容易にシステム構築を可能にした言語自動翻訳システムに関する。
近年、インターネット等の通信ネットワークの利用が普及し、該通信ネットワーク上には母国語以外の各種の原語文の情報が、原語文発信サーバから提供されている。この母国語以外の原語文情報の翻訳には、言語自動翻訳装置が使用される場合がある。従来の言語自動翻訳装置は、写真等を多用する、カタログ等の原語文情報の量が少ないコンテンツに対しては、自動翻訳した内容で意味が十分に通じ、実用に供することができる。しかし、従来の言語自動翻訳装置は、原語文情報量の多い解説記事,論説,批評,意見等に代表されるコンテンツを自動翻訳した場合に、該自動翻訳文を利用者が読んでも意味が通じなかったり、自動翻訳文に違和感を持つことがある。即ち、利用者の期待する自動翻訳レベルと従来システムによる自動翻訳レベルとの差異(ギャップ)が大きく、言語自動翻訳装置の普及困難な主因となっている。
特に、英語を使う人々は全世界で約8億人と推定され、その数は増加する一方である。国際的取引や知的職務に携わる人々の大多数が英語を必要としており、インターネットの普及が英語の必要性を後押ししている。英語を自然な日本語に近いレベルに自動翻訳することが可能になれば、日本語に翻訳された英語を職務上使う人々にとっては、その恩恵は計り知れない。かかる自然語に近い自動翻訳レベルを実現すべく、各種の研究機関等が日夜努力を重ねている。
「機械翻訳システムの応用」人工知能学会誌,Vol.13,No.2,p.197−p.204(1998.03.01) 「研究室レベルから抜け出せた機械翻訳システムの実力と可能性」ASCII,Vol.10,No.2,p.122−p.125(February 1986) 発明協会公開技報公技番号96−7750号
しかしながら、従来の研究機関等は自然語に近い自動翻訳レベルを実現するために、一般的に全てを自動翻訳装置のソフトウェア及びハードウエアで解決しようとする手法(正攻法)を採っているため、自然語に近い自動翻訳レベルの自動翻訳装置の実用化・商品化が遅れているのが実情である。一方、言語自動翻訳装置はインターネット上に無料あるいは有料で開設されており、様々な分野の専門家・翻訳専門家が前記言語自動翻訳装置を利用している。
そこで本発明の課題は、インターネット上の原語文発信サーバから得た原語文を自動翻訳するシステムを構築する場合に、従来の手法に比較し、より容易にシステム構築を可能にした言語自動翻訳システムを提供することにある。
前記課題を解決するために本発明は、通信ネットワークを介して入手した原語文情報を、原語文自動翻訳装置に自動翻訳させ、該自動翻訳した自動翻訳文を人間が修正し、該人間が修正後の修正後翻訳文を、前記原語文自動翻訳装置に反映させることを特徴とする。また、本発明は、前記人間は、前記原語文情報の属する分野の専門家であることを特徴とする。
本発明にかかる第1の言語自動翻訳システムは、原語文情報を通信ネットワーク上に発信する原語情報発信サーバと、前記原語情報発信サーバが発信した前記原語文情報を、指定された言語に自動翻訳する言語自動翻訳サーバと、前記言語自動翻訳サーバに対し、利用者が選択した前記原語文情報について、指定言語への翻訳を指示する利用者端末と、前記利用者端末が指示して自動翻訳させた前記原語文情報の自動翻訳文を翻訳家が修正した修正翻訳文を前記通信ネットワーク上に発信する翻訳家端末と、前記原語情報発信サーバと前記言語自動翻訳サーバと前記利用者端末と前記翻訳家端末とを相互に接続する前記通信ネットワークとを備えてなり、前記利用者端末は、前記自動翻訳文の自動翻訳レベル情報及びアクセス日時を含む翻訳アクセス情報を前記言語自動翻訳サーバに送信し、前記言語自動翻訳サーバは、前記翻訳アクセス情報を統計処理した翻訳アクセス統計情報を前記翻訳者端末に送信し、前記翻訳者端末は、前記翻訳アクセス統計情報に含まれる自動翻訳レベル及びアクセス頻度を表示することを特徴とする。
本発明にかかる第2の言語自動翻訳システムは、前記アクセス頻度が第1の閾値を上回る第1の条件と前記翻訳文レベルの評価結果が第2の閾値を下回る第2の条件を検出し、当該第1の条件と当該第2の条件のいずれか一方又は両方を満足する場合に、前記翻訳アクセス統計情報を前記翻訳者端末に送信する前記言語自動翻訳サーバを有することを特徴とする。
本発明にかかる第3の言語自動翻訳システムは、複数からなる前記翻訳家端末毎に前記第1の閾値及び前記第2の閾値を保持する前記言語自動翻訳サーバを有することを特徴とする。
本発明にかかる第4の言語自動翻訳システムは、前記原語文情報の属する専門分野に応じて複数からなる前記翻訳家端末の一を、前記翻訳アクセス統計情報の送信先として選択する前記言語自動翻訳サーバを有することを特徴とする。
このようにすれば、自動翻訳した翻訳文を、例えばその原語文の属する分野の翻訳専門家に修正させて自然語に近い修正翻訳文にした後に、該修正翻訳文を言語自動翻訳装置に反映させるので、言語自動翻訳装置の翻訳レベルアップのためにソフトウェア及びハードウエアの改良のみで対処する手法(従来手法,正攻法)に比較し、より容易に言語自動翻訳装置の翻訳レベルの向上を実現することができる。
以上説明したように本発明によれば、通信ネットワーク(インターネット)上の原語文情報を言語自動翻訳装置により自動翻訳する場合に、利用者が翻訳文の翻訳レベルを評価し、評価の低いレベルの翻訳文に対しては、原語文情報の分野に詳しい翻訳専門家が修正し、修正後の翻訳結果を前記言語自動翻訳装置に反映させるので、次回の原語文情報の翻訳には、自然語に近いレベルの翻訳文を入手することが可能となる。また、翻訳専門家の知識を、ネットワークを介して言語自動翻訳装置に反映させることができるので、従来の言語自動翻訳装置の翻訳能力のアップ手法に比較し、容易に翻訳能力を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施の形態の言語自動翻訳システムTJのシステム構成図、図2は同言語自動翻訳システムTJを構成する言語自動翻訳サーバ20のブロック図である。図1に示すように、言語自動翻訳システムTJは、複数の利用者端末10(10a〜10n)と、複数種類の言語の翻訳が可能な「原語文自動翻訳手段」である言語自動翻訳サーバ20と、複数の「専門家端末」である翻訳家端末30(30a〜30n)と、「原語文情報発信サーバ」である原語情報発信サーバ40と、それらを相互に接続するインターネット等の通信ネットワークNWとから構成されている。
図2に示すように、言語自動翻訳サーバ20は、原語文(例えば、英語文)を利用者が指定した言語文(例えば、日本語文)に自動翻訳する自動翻訳手段21と、単語,フレーズ(慣用句),原語の構文(例えば、英語の構文)に対応した翻訳語の構文(例えば、日本語の構文)を格納した翻訳辞書手段22と、次にそれぞれ説明する、翻訳アクセス情報記録手段23と、統計集計手段24と、自然語パターン認識手段25と、自動送信手段26とを備えている。ここに、自動翻訳手段21の翻訳手法としては、トランスファー(構文変換)方式,PIVOT(中間言語)方式,トランスメモリ(事例データベース)方式等の一般的な自動翻訳手法がある。
翻訳アクセス情報記録手段23は、各利用者端末10a〜10nが言語自動翻訳サーバ20の同一の原語文情報へのアクセス頻度(例えば、英語の記事A,記事B…に夫々何回アクセスしたか)と、翻訳する原語文の原語情報発信サーバ40における位置情報(ページ指定またはURL指定)、アクセス日時、および利用者自身が自動翻訳の結果(自動翻訳文)のレベルを評価した自動翻訳評価レベルとを、登録する機能を有する。レベル評価には、例えば3段階法を用いる。
統計集計手段24は、24時間おきに翻訳アクセス情報記録手段23に登録された記録を統計的に処理し、原語文情報へのアクセス頻度が高く、自動翻訳の評価レベルの低い順番に配列処理し、さらにその原語文の前記位置情報を付加した二次情報を生成する機能を有する。
自然語パターン認識手段25は、翻訳家の専門性を生かした自然言語に近い翻訳レベルに修正した結果を、翻訳辞書手段22に反映させるために、自然語のパターンを認識する機能を有する(後述)。
自動送信手段26は、予め一定の資格試験等を行い所定のレベルに達していると判定した翻訳能力を持つ登録済みの翻訳家がそれぞれ持つ翻訳家端末30a〜30nに、翻訳アクセス情報記録手段23に蓄積された前記二次情報(統計集計情報)を、自動的に送信する機能を有する。
翻訳家端末30a〜30nを所有する各翻訳家は、24時間毎に自動送信される統計集計情報を利用して、翻訳家自身が得意な分野の自動翻訳文を選択し、アクセス頻度が高く、自動翻訳レベルの低い原語文から順に、自動翻訳文を自然語に近い文に修正する。この場合、翻訳家は送信された原語文の位置情報に基づき、言語自動翻訳サーバ20から原語文をダウンロードし、原語文と自動翻訳文の双方を参照しながら修正するのが望ましい。そして、修正後の修正翻訳文を言語自動翻訳サーバ20へ送信すると、自然語パターン認識手段25が修正後の翻訳文を認識し、翻訳辞書手段22に格納して反映させる。このようにすれば、次回の自動翻訳のアクセスがあった場合には、この修正後翻訳文を反映した自動翻訳を行うことができ、自然語に近いレベルの自動翻訳文を作成することができる。
翻訳家端末30は、例えば電気,通信の分野であれば、強電分野,弱電(通信)分野,ソフトウェア分野というように、翻訳の得意な分野をそれぞれ持った翻訳専門家が、使用する。なお、例えば弱電分野であれば、放送機器分野,磁気記録分野,デジタル回路分野,アナログ回路分野等のように、更に専門性を持った翻訳専門家が翻訳家端末を持つようにするのが好ましい。原語情報発信サーバ40は、言語情報量の多い解説記事,論説,批評,意見等を、それぞれの国の母国語で原語文情報としてネットワークNW上に提供しているサーバである。
ここで、原語文を自動翻訳する際の例を、図3(A),(B)、図4に基づいて説明する。図3(A)は英語の原語文、図3(B)は該英語の原語文を従来の自動翻訳装置で翻訳した日本語文(一次翻訳文)、図4は本実施の形態の自動翻訳装置(言語自動翻訳システム)に適用する専門家が翻訳した修正翻訳文(二次翻訳文)である。図3(A)の英語の原語文は、1995年のオクラホマシティー事件(連邦ビル爆破事件=テロ行為により168名の死者と数百名の負傷者を出した事件)の犯人(McVeigh)が、刑の執行の延期を求めたという、Associated Pressの記者(CATHERINE TSAI)の署名入りの記事である。
例えば、図3(A)の符号 で示した記事のタイトル「McVeigh Seeks Delay of Execution」を、従来の自動翻訳装置は図3(B)に符号 ’で示すように、「McVeighは実行の遅延を求めます」と自動翻訳(一次翻訳文)している。この一次翻訳文は、記事全体の主旨を無視すれば、文法的に正しい翻訳の一例と言える。しかし、新聞等の記事の場合には、記事全体の主旨から判断して、記事のタイトルとしては違和感のある日本語であり、自然な日本語とは言えない。そこで、翻訳専門家が前記符号 と ’の文章を比較し、図4の ’’に示す「McVeighが刑執行延期を求める」という、記事のタイトルに相応しい日本語に修正する(二次翻訳文,修正翻訳文)。
具体的には、翻訳専門家が原語文の全体に亘って、原語文と一次翻訳文を参照し、日本語記事として適切な・違和感のないものに修正して、図4に示した日本語文を作成する(二次翻訳文)。そして、言語自動翻訳サーバ20の自然語パターン認識手段25は、「記事のタイトル」という条件の下に、「McVeigh Seeks Delay of Execution」の自然な日本語は「McVeighが刑執行延期を求める」であるという二次翻訳文を、自然語パターン認識手段25によりパターン認識し、修正した自然な日本語として翻訳辞書手段22に登録する。ここに、パターン認識の具体的手段としては、パターンマッチング(表層)方式,変換ツール(ツリー変換)方式等の一般的な慣用句処理手法がある。
このような翻訳専門家による翻訳文の修正と修正後の文(構文)のパターン認識とを、英語の原語文(図3(A))の全文に亘って実施し、修正後の構文を翻訳辞書手段22に登録する。そして、次回の日本語への翻訳アクセスがあった場合には、「記事タイトル」の条件が一致すれば、「McVeigh Seeks Delay of Execution」の自然な日本語の翻訳文として「McVeighが刑執行延期を求める」を採用する。このように、原語の構文(McVeigh Seeks Delay of Execution)に対応させて日本語の翻訳構文(McVeighが刑執行延期を求める)を多数、翻訳辞書手段に登録させておけば、自然な日本語の構文を組み合わせて、自然な日本語の文章を自動的に作成することが可能となる。
次に本実施の形態の動作を説明する。図5は、本実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。以下の処理(ステップ)の内、人間が行う処理(例えば、ステップS19の翻訳家による翻訳文の修正作業)を除き、その他の処理はプログラムにより実行する。図5に示すように、利用者が利用者端末10を介して原語情報発信サーバ40にアクセスし、原語情報発信サーバ40から取り寄せたい原語文を指定すると(ステップS1)、原語情報発信サーバ40は指定の原語文を利用者端末10へ送信する(ステップS2)。
利用者端末10は原語文を読み込んで所望の原語文情報であることを確認し(ステップS3)、利用者が利用者端末10を介して言語自動翻訳サーバ20にアクセスすると(ステップS4)、言語自動翻訳サーバ20は自己が翻訳可能な原語の種類(例えば、英語,独逸語、ロシア語等)を利用者端末10へ送信する(ステップS5)。すると、利用者端末10の表示部に、言語自動翻訳サーバ20が翻訳可能な原語の種類が表示される(ステップS6)。利用者は利用者端末10の表示部に対し、原語文情報が存在する原語情報発信サーバ40の位置情報(ページ指定またはURL指定)と、自動翻訳したい言語の種類(例えば、英語)を選択して書き込み(ステップS7)、言語自動翻訳サーバ20に、前記位置情報と言語の種類を送信する(ステップS8)。
言語自動翻訳サーバ20は受信した前記位置情報(ページ指定またはURL指定)に基づいて、原語情報発信サーバ40に対し原語文情報の送信要求を行うと(ステップS9)、原語情報発信サーバ40は要求された原語文情報を言語自動翻訳サーバ20に送信する(ステップS10)。言語自動翻訳サーバ20はこの原語文情報を取得し(ステップS11)、利用者の指定言語への自動翻訳を行い(ステップS12)、その翻訳結果を、利用者端末10に送信する(ステップS13)。
利用者は利用者端末10に表示された翻訳文(一次翻訳文)を読み、自動翻訳結果に対し利用者自身が自動翻訳のレベルを例えば3段階法で評価し(ステップS14)、評価した自動翻訳レベルの情報と、原語文情報が存在する原語情報発信サーバ40の位置情報(ページ指定またはURL指定)と、アクセス日時等の情報を、言語自動翻訳サーバ20に送信する(ステップS15)と共に、利用者端末10にこれら自動翻訳レベル情報,位置情報,アクセス日時情報等を記録する(ステップS16)。翻訳アクセス情報記録手段21は前記自動翻訳レベル情報,位置情報,アクセス日時情報等を書き込むと共に、統計集計手段24により翻訳に伴う情報(自動翻訳レベル情報,位置情報,アクセス日時情報等)を統計的に処理し(統計処理した結果を翻訳アクセス統計情報と呼ぶ)(ステップS17)、24時間おきに、統計処理結果を翻訳家端末30に自動送信する(ステップS18)。
翻訳家は、翻訳家端末30で受信した前記翻訳アクセス統計情報の結果を見ながら、翻訳家自身の専門分野において、アクセス頻度が高く、自動翻訳レベルが低いと利用者が評価した情報に基づき、翻訳すべき原語文情報を選択する。そして、翻訳家自身が前記位置情報に基づいて言語自動翻訳サーバ20から原語文情報を取り寄せ、翻訳家端末30に表示させた後、その取り寄せた原語文情報を自然語レベルの翻訳文に修正する(ステップS19)。翻訳家による修正翻訳文の確定後(ステップS20)、翻訳家端末30は修正翻訳文を言語自動翻訳サーバ20に送信する(ステップS21)。
言語自動翻訳サーバ20は、翻訳家が修正した翻訳結果(修正翻訳文)を、自然語パターン認識手段25を使い、構文毎にパターン認識を行って自然語パターンを生成し(ステップS22)、翻訳辞書手段22に追加登録する(ステップS23)。このような操作を原語文情報の全文(図3(A))に亘って繰り返す。このような繰り返しにより、言語自動翻訳サーバ20は修正済みの翻訳辞書手段22を持つことになる。従って、修正後の言語自動翻訳サーバ20にアクセスして原語文情報を自動翻訳させた利用者は、自然語に近いレベルの自動翻訳文を入手することが可能となる。
なお、前記ステップS19では、翻訳家が、自身の専門分野において、アクセス頻度が高く、自動翻訳レベルが低いと利用者が評価した情報に基づき、翻訳すべき原語文情報を選択していた。これに対し、翻訳家に修正させる原語文情報を言語自動翻訳サーバ20に選択させることも可能である。即ち、翻訳家の専門分野を予め言語自動翻訳サーバ20に登録しておくと共に、原語文情報のアクセス頻度については、例えば5回、自動翻訳レベルについては、「優れている、普通、劣る」の3段階法であれば、例えば「劣る」という値を、全翻訳家に共通の閾値として予め定めておく。一方、統計集計手段24は、原語文情報へのアクセス頻度、自動翻訳の評価レベルを統計処理した情報(翻訳アクセス統計情報)を記録している。
この統計集計手段24の翻訳アクセス統計情報に基づき、或る原語文情報が前記閾値を越えた場合には、その原語文情報の分野が専門分野として登録された翻訳家に前記翻訳アクセス統計情報を送信し、該翻訳家に翻訳させるようにすることも可能である。また、前述の如く全翻訳家に共通の閾値を定めるのではなく、ある翻訳家については、前述のような閾値を、別の翻訳家については、例えばアクセス頻度が3回以上、自動翻訳レベルは「普通または劣る」といった別の閾値を定めておくようにしてもよい。
また、前記実施例では原語文情報発信サーバから入手した原語文を翻訳する場合を説明したが、音声の自動翻訳装置にも、本発明を適用可能であるのは勿論である。更に、前記実施例では原語文(例えば、英語)を日本語に翻訳する場合を説明したが、日本語を別の言語(例えば、英語)に翻訳する場合にも、本発明を適用可能であるのは勿論である。
本発明の実施の形態のシステム構成図である。 同実施の形態における言語自動翻訳サーバのブロック図である。 (A)は原語文情報の一例、(B)は従来の言語自動翻訳装置による翻訳文(一次翻訳文)の一例である。 本発明の実施の形態に適用する、専門家が翻訳した修正翻訳文(二次翻訳文)の一例である。 同実施の形態のフローチャートである。
符号の説明
NW 通信ネットワーク
TJ 言語自動翻訳システム
10(10a〜10n) 利用者端末
20 言語自動翻訳サーバ
30(30a〜30n) 翻訳家端末
40 原語情報発信サーバ

Claims (4)

  1. 原語文情報を通信ネットワーク上に発信する原語情報発信サーバと、
    前記原語情報発信サーバが発信した前記原語文情報を、指定された言語に自動翻訳する言語自動翻訳サーバと、
    前記言語自動翻訳サーバに対し、利用者が選択した前記原語文情報について、指定言語への翻訳を指示する利用者端末と、
    前記利用者端末が指示して自動翻訳させた前記原語文情報の自動翻訳文を翻訳家が修正した修正翻訳文を前記通信ネットワーク上に発信する翻訳家端末と、
    前記原語情報発信サーバと前記言語自動翻訳サーバと前記利用者端末と前記翻訳家端末とを相互に接続する前記通信ネットワークとを備えてなり、
    前記利用者端末は、前記自動翻訳文の自動翻訳レベル情報及びアクセス日時を含む翻訳アクセス情報を前記言語自動翻訳サーバに送信し、
    前記言語自動翻訳サーバは、前記翻訳アクセス情報を統計処理した翻訳アクセス統計情報を前記翻訳者端末に送信し、
    前記翻訳者端末は、前記翻訳アクセス統計情報に含まれる自動翻訳レベル及びアクセス頻度を表示することを特徴とする言語自動翻訳システム。
  2. 前記言語自動翻訳サーバは、前記アクセス頻度が第1の閾値を上回る第1の条件と前記翻訳文レベルの評価結果が第2の閾値を下回る第2の条件を検出し、当該第1の条件と当該第2の条件の両方を満足する場合に、前記翻訳アクセス統計情報を前記翻訳者端末に送信することを特徴とする請求項1記載の言語自動翻訳システム。
  3. 前記言語自動翻訳サーバは、複数からなる前記翻訳家端末毎に前記第1の閾値及び前記第2の閾値を保持することを特徴とする請求項2記載の言語自動翻訳システム。
  4. 前記言語自動翻訳サーバは、前記原語文情報の属する専門分野に応じて複数からなる前記翻訳家端末の一を、前記翻訳アクセス統計情報の送信先として選択することを特徴とする請求項2或いは3記載の言語自動翻訳システム。

JP2004046031A 2004-02-23 2004-02-23 言語自動翻訳システム Expired - Fee Related JP3858901B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004046031A JP3858901B2 (ja) 2004-02-23 2004-02-23 言語自動翻訳システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004046031A JP3858901B2 (ja) 2004-02-23 2004-02-23 言語自動翻訳システム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001205640A Division JP2003022265A (ja) 2001-07-06 2001-07-06 言語自動翻訳システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005032217A true JP2005032217A (ja) 2005-02-03
JP3858901B2 JP3858901B2 (ja) 2006-12-20

Family

ID=34214307

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004046031A Expired - Fee Related JP3858901B2 (ja) 2004-02-23 2004-02-23 言語自動翻訳システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3858901B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2017163284A1 (ja) * 2016-03-25 2018-03-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 翻訳装置
CN114341867A (zh) * 2019-10-15 2022-04-12 深圳市欢太科技有限公司 翻译方法、装置、客户端、服务器和存储介质

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2017163284A1 (ja) * 2016-03-25 2018-03-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 翻訳装置
CN114341867A (zh) * 2019-10-15 2022-04-12 深圳市欢太科技有限公司 翻译方法、装置、客户端、服务器和存储介质
CN114341867B (zh) * 2019-10-15 2023-06-09 深圳市欢太科技有限公司 翻译方法、装置、客户端、服务器和存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP3858901B2 (ja) 2006-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003022265A (ja) 言語自動翻訳システム
CN101194253B (zh) 来源于单语和可用双语语料库的搭配翻译
US9317501B2 (en) Data security system for natural language translation
US7031911B2 (en) System and method for automatic detection of collocation mistakes in documents
CN116127020B (zh) 生成式大语言模型训练方法以及基于模型的搜索方法
Wu et al. Research on business English translation framework based on speech recognition and wireless communication
KR20040111188A (ko) 적응형 기계 번역
TW499671B (en) Method and system for providing texts for voice requests
JP2009510639A (ja) 医療用語の曖昧性を判定するシステム、方法およびソフトウェア
Vichyaloetsiri et al. Web service framework to translate text into sign language
CN105955967A (zh) 数据处理方法及装置
JP2001175683A (ja) 翻訳サーバシステム
JP2007052731A (ja) 検索装置及び検索プログラム
JP3858901B2 (ja) 言語自動翻訳システム
JP6095487B2 (ja) 質問応答装置、及び質問応答方法
JP4377096B2 (ja) 普遍言語による表現を生成するシステム
Ali et al. Unl based bangla natural text conversion-predicate preserving parser approach
US20200097552A1 (en) Synonym determination device and synonym determination method
WO2017187549A1 (ja) メッセージ処理装置、メッセージ処理方法、プログラム、及び、非一時的なコンピュータ読取可能な情報記録媒体
JP7539094B1 (ja) プログラム、方法、情報処理装置、システム
CN117891927B (zh) 基于大语言模型的问答方法、装置、电子设备及存储介质
Guillory Beyond Word-for-Word Interpreting: When seeking language-translation services, consider what you’re truly seeking (literal translation may not be most effective) and think local.
US20220171939A1 (en) Systems and methods for converting an input content item based on contexts
JP5856905B2 (ja) 主題抽出装置およびそのプログラム
CN101944092B (zh) 单词发音系统及其方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060418

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060607

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060627

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060829

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060911

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees