JP2005029093A - Article storage mechanism - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両用インストルメントパネルに配設される物品収納機構に関し、更に詳しくは、該パネルの開口部を閉成しているドア部材を開放した際に、該ドア部材が車両の乗員スペースの側へ突出することがなく、また該開口部の内側に位置する物品収納ボックスから物品を容易に取出すことができる物品収納機構に関するものである。 The present invention relates to an article storage mechanism disposed in an instrument panel for a vehicle, and more specifically, when a door member that closes an opening of the panel is opened, the door member is a passenger space of the vehicle. The present invention relates to an article storage mechanism that can easily take out articles from an article storage box located inside the opening.
車両用インストルメントパネルには、例えばグローブボックスのように、各種の物品を収納するポケットが一般に配設される。このグローブボックスは、インストルメントパネルの開口部を開閉自在に閉成するドア部材と、該ドア部材の裏側に配設固定される物品収納ボックスとからなり、その開放に伴ない一体的に操作者の手前側に斜め下方へ傾動し、また閉成に伴ない一体的に前記開口部内へ収納されるようになっている。すなわちグローブボックスのドア部材を手前側の斜め下方へ傾動させると、該ドア部材の裏側に設けた物品収納ボックスも同じく傾動し、これにより該ボックスからの物品の取出し等をなし得るものであった。 In the instrument panel for a vehicle, for example, a pocket for storing various articles is generally provided, such as a glove box. This glove box is composed of a door member that opens and closes the opening of the instrument panel and an article storage box that is disposed and fixed on the back side of the door member. It is tilted obliquely downward to the front side of the door, and is housed integrally in the opening as it closes. That is, when the door member of the glove box is tilted obliquely downward on the front side, the article storage box provided on the back side of the door member is also tilted, and thereby the article can be taken out from the box. .
ところで、図10で示すワンボックスカー等のワゴン車では、運転席20と助手席22との間に従来あったセンターコンソール等をなくし、両席の間隔を充分とることで、乗員が前方座席と後方座席の間を自由に往来し得るようにした所謂ウォークスルータイプとしたものが普及している。このウォークスルータイプの車両では、図11に示すように、インストルメントパネル10の略中間に物品収納手段を設けることが多い。一例として、インストルメントパネル10の略中央部分に、水平方向に開放する所要寸法の開口部14を開設し、該開口部14を開閉自在にドア部材16で閉成する物品収納機構が採用されている。このドア部材16の下部両端は、支軸26を介して開口部14の下方に傾動自在に枢支され、該ドア部材16の裏側にポケット状の小物入れ18が一体的に配設されるようになっている。なお、図11のインストルメントパネル10において、符号12は液晶画面等の画面操作系12を示し、また符号24はカップホルダ24を示している。
By the way, in the wagon car such as the one-box car shown in FIG. A so-called walk-through type that allows the user to freely move between the rear seats is widely used. In this walk-through type vehicle, as shown in FIG. 11, article storage means is often provided in the approximate middle of the
前述した従来の小物入れ18は、先に述べた如く支軸26を中心として、ドア部材16と共に、車両の内部空間に向けて斜め下方へ傾動して開放するようになっている。しかし、このような構成に係る物品収納機構では、ドア部材16がインストルメントパネル10の略垂直面から手前側へ突出する形で斜めに開放するため、前記ウォークスルータイプの車両では、乗員が該インストルメントパネル10の近傍を移動する際の支障となる欠点があった。また図12から判明する如く、小物入れ18の上部開口はドア部材16の裏側に開放しているので、該小物入れ18から物品を取出す際に、乗員の手指等がドア部材16の頂部端縁に触れて該物品を取出し難い欠点があった。殊に最近は、飲料水の容器として各種寸法のペットボトルが使用されるが、インストルメントパネル10から水平に引出した前記カップホルダ24に該ボトルを載せると、これが各種スイッチを操作する際の支障となる難点が指摘される。また、前記小物入れ18は、ペットボトルを収納することは初めから予定していないのが現状である。
本発明が解決しようとする課題は、車両のインストルメントパネルにグローブボックス等の物品収納部を配設した際に、該収納部の開口部分に設けたドア部材が開放時に車両内部空間に斜めに突き出て、ウォークスルー時の差し支えになる点と、該ドア部材の後ろ側に設けた小物入れ等のポケットからの物品取出しが難しい点である。 The problem to be solved by the present invention is that when an article storage unit such as a glove box is disposed on an instrument panel of a vehicle, the door member provided in the opening of the storage unit is inclined to the interior space of the vehicle when opened. It is a point that it protrudes and becomes a support at the time of walk-through, and it is difficult to take out an article from a pocket such as an accessory case provided on the rear side of the door member.
前記課題を克服するため本発明に係る物品収納機構は、インストルメントパネルに設けた開口部と、この開口部を常には開閉自在に閉成し、開放時には後退して該開口部の内側へ全面的に退避するドア部材と、前記開口部の内側に傾動自在に配設され、前記ドア部材の開放に伴なう後退動作に連動して手前側下方へ傾動する物品収納ボックスとから構成したことを特徴とする。 In order to overcome the above problems, an article storage mechanism according to the present invention includes an opening provided in an instrument panel, and the opening is always closed so that it can be opened and closed. A door member that retracts automatically, and an article storage box that is tiltably arranged inside the opening and tilts downward toward the front side in conjunction with a retreat operation accompanying the opening of the door member. It is characterized by.
本発明に係る物品収納機構によれば、ドア部材の開放時に該ドア部材はインストルメントパネルの裏側に完全に後退して退避状態となるため、ウォークスルー等に際しても障害となることがなく、また開放時には物品収納ボックスの前方にドア部材が存在しないので、該ボックスに対する各種物品の出し入れを容易になし得る、という有益な効果を奏する。 According to the article storage mechanism of the present invention, when the door member is opened, the door member is completely retracted to the back side of the instrument panel so as to be in a retracted state. Since there is no door member in front of the article storage box when opened, there is a beneficial effect that various articles can be easily put in and out of the box.
次に、本発明に係る物品収納機構につき、最良の実施形態を例示して、添付図面を参照しながら以下説明する。なお図示例のインストルメントパネルは、ウォークスルータイプのワンボックスカーに配設されるものをイメージしているが、これに限定されるものでないことは勿論である。 Next, the article storage mechanism according to the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings by illustrating the best embodiment. In addition, although the instrument panel of the example of illustration has imaged what is arrange | positioned in the walk-through type one box car, of course, it is not limited to this.
図1は、本発明の最良の形態に係る物品収納機構の主要機構を分解状態で示す斜視図で、左右に開放する一対のドア部材は図示を省略してある。図2は、実施例に係る物品収納機構の外観斜視図であって、一対のドア部材は閉成状態で示され、図3は図2のIII−III線概略断面図である。また図4は、物品収納機構における一対のドア部材を開放して、インストルメントパネルの裏側へ完全に後退させた状態を示す斜視図であり、図5は図4のV−V線概略断面図である。更に図6は、図2に対応する一部切欠平面図であり、図7は、図4に対応する一部切欠平面図である。 FIG. 1 is a perspective view showing the main mechanism of the article storage mechanism according to the best mode of the present invention in an exploded state, and a pair of door members that are opened to the left and right are not shown. FIG. 2 is an external perspective view of the article storage mechanism according to the embodiment, in which a pair of door members are shown in a closed state, and FIG. 3 is a schematic cross-sectional view taken along line III-III in FIG. 4 is a perspective view showing a state in which the pair of door members in the article storage mechanism are opened and completely retracted to the back side of the instrument panel, and FIG. 5 is a schematic cross-sectional view taken along the line VV in FIG. It is. 6 is a partially cutaway plan view corresponding to FIG. 2, and FIG. 7 is a partially cutaway plan view corresponding to FIG.
図2および図4に示すように、車両用インストルメントパネル30の適宜の位置に略矩形状の開口部32が開設されて、乗員スペース側へ略水平に指向している。この開口部32には、一対のドア部材34,34が開閉自在に設けられて、常には該開口部32を閉成すると共に、開放時には後退して該開口部32の内側へ全面的に退避するようになっている。また後述する如く、前記開口部32の内側には、ドア部材34,34の開放に伴なう後退操作と連動して、手前側下方へ向けて斜めに傾く物品収納ボックス36が傾動自在に配設されている。
As shown in FIGS. 2 and 4, a substantially
(物品収納機構の概略構成)
図6に示す如く一対のドア部材34,34は、平面において緩やかな円弧状面を有し、夫々のドア部材34の内側に同じく円弧状をなす第1ラック62が設けられている。この第1ラック62には、開口部32の内部に水平に配設した歯車列44(後述)が噛み合うようになっている。そして前記歯車列44を回転駆動することで、第1ラック62が取付けられている各ドア部材34を左右方向へ移動させ、前記開口部32の開放および閉成をなし得るようになっている。また前記開口部32の内側の定位置には、各種物品の収納保管に供される物品収納ボックス36が傾動自在に設けられ、閉成中のドア部材34,34の裏側に近接して臨んでいる。この物品収納ボックス36は、前記歯車列44により水平方向へスライド駆動される押圧部材42(後述)の押圧作用下に、図5に示すように手前側へ傾動可能になっている。
(Schematic configuration of the article storage mechanism)
As shown in FIG. 6, the pair of
(ドア部材の駆動機構)
ドア部材34,34の開閉機構および押圧部材42の押圧機構の詳細を、図1を参照して説明する。インストルメントパネル30に開設した前記開口部32の内側には、矩形状の支持基板38が水平に配設されている。この支持基板38の左右前方には一対のトラニオン48,48が平行に立設され、夫々のトラニオン48には円弧孔50および支持孔52が開設されている。また物品収納ボックス36の下方側面には、支持軸54およびガイドピン56が所要の位置関係をもって水平に突設されている。そして図3に想像線で示すように、物品収納ボックス36の支持軸54およびガイドピン56を、各トラニオン48の支持孔52および円弧孔50へ対応的に挿入することで、該物品収納ボックス36は両トラニオン48,48に支持軸54を中心に所要円弧距離だけ傾動可能に抱持される。すなわち円弧孔50は、図3に示す物品収納ボックス36の直立位置と、図5に示す物品収納ボックス36の傾動位置とを限界付けている。
(Door member drive mechanism)
Details of the opening / closing mechanism of the
図1の支持基板38において、トラニオン48,48の立設位置より後方の中央部分には、所要長の案内長溝58が穿設されると共に、該案内長溝58を挟む両側に所要距離だけ離間して所要長のガイドレール60,60が平行に突設されている。また支持基板38の裏面で、かつ僅か手前側の左右両端近傍には、下方に指向して各一対の突起72,72が突設されている。
In the
図1において符号46は板状のブラケット46を示し、該ブラケット46には相互に噛み合う第1歯車66,第2歯車68,第3歯車70が枢支されて、前記歯車列44を構成している。前記ブラケット46に形成した段部75には一対の通孔74,74が開設され、該通孔74,74に前記支持基板38の突起72,72を対応的に強制嵌入することで、前記ブラケット46は支持基板38の左右に水平に配設される。そして図6に示す組上り状態において、前記ドア部材34の裏側に形成した第1ラック62が前記歯車列44の第1歯車66に噛み合い、また前記押圧部材42に設けた直線状の第2ラック64(後述)が前記歯車列44の第3歯車70に噛み合うようになっている。なお、前記歯車列44における例えば第3歯車70の回転軸は電動モータ(図示せず)に直結され、インストルメントパネル30上での適宜のスイッチ操作により該モータが回転駆動されて、該歯車列44を所要方向に回転させるようになっている。
In FIG. 1,
(押圧部材の駆動機構)
図1において符号40は矩形状板材からなるスライダを示し、該スライダ40の左右両端縁に第2ラック64,64が設けられると共に、該スライダ40の前方側端縁には、開放端にテーパ42aを付した押圧部材42が一体的に設けられている。このスライダ40の裏側後方側の中央位置には、前記案内長溝58へ挿入可能なガイドピン65が突設されると共に、該スライダ40の裏面には、前記ガイドレール60と摺動自在に嵌合する山形溝88,88が平行に凹設されている。そして図6および図7に示すように、前記スライダ40は支持基板38の所要位置に載置される。その正規位置への載置状態において、前記スライダ40の裏側に突設したガイドピン65が、前記支持基板38の案内長溝58に挿入されて、該案内長溝58の長手方向に沿って案内されるようになっている。また、スライダ40の裏面に凹設した山形溝88,88は、対応のガイドレール60,60に嵌合し、該スライダ40を支持基板38に対し所要距離だけ前後方向へ摺動させ得るようになっている。
(Drive mechanism for pressing member)
In FIG. 1,
支持基板38の所定位置にスライダ40を載置した状態において、図6に示すように、該スライダ40の両側に設けた前記第2ラック64の夫々は、前記歯車列44における第3歯車70と噛み合うようになっている。またスライダ40に一体的に設けられて水平に延出している押圧部材42は、待機状態にある図3に示す如く、そのテーパ面42aを物品収納ボックス36の後部下端面に近接的に指向している。
In a state where the
(ドア閉成状態について)
図6は、一対のドア部材34,34を閉成して、物品収納ボックス36からの物品の取出しまたは物品の投入を待機している状態を示し、スライダ40は支持基板38に対し最も大きく後退した位置で停止している。すなわちスライダ40に突設したガイドピン65は、支持基板38に開設した案内長溝58の最奥部に位置して最大後退位置を規定している。またスライダ40の前方に延出する押圧部材42のテーパ面は、図3に示す如く、物品収納ボックス36の下部後端面から僅かに離間して位置している。
(About door closed state)
FIG. 6 shows a state in which the pair of
(ドア開放状態について)
図7は、一対のドア部材34,34を開放した状態を示すものであって、歯車列44と第1ラック62および第2ラック64の噛み合い作用下に、前記スライダ40が支持基板38に対し水平にスライドして前方へ所要距離だけ延出している。すなわちスライダ40のガイドピン65は、支持基板38における案内長溝58の最手前部に位置して最大延出位置を規定している。このとき図5に示す如く、前記スライダ40に設けた押圧部材42のテーパ面42aが、前記物品収納ボックス36の下方後端面に当接して強制的に前方付勢するようになっている。このため物品収納ボックス36は、支持軸54を中心として斜め前方へ傾動される。但し、図示例に係る物品収納機構では、物品収納ボックス36が開口部32より外方へ飛び出さない寸法に設定してあるが、乗員が移動(ウオークスルー)するのに差し支えない程度であれば、僅かに外方へ飛び出てもよいことは勿論である。
(About the door open state)
FIG. 7 shows a state in which the pair of
(ボトルの高さ調節について)
本発明の実施例では、物品収納ボックス36は市販の飲料ボトルを収納し得る仕様になっていて、その頂部に開設した2つの挿入孔78,78の夫々にボトル76を挿入するようになっている。なおボトル76には、例えば容量350mlと500mlのように、同じ直径でありながら高さ寸法の異なるタイプがある。そこで高さ寸法の小さいボトル76であっても、そのキャップ部分が物品収納ボックス36から突出する寸法が、高さ寸法の大きいボトルのそれと大差なくするために、例えば図8に示す構成を採用するのが好ましい。
(About adjusting the height of the bottle)
In the embodiment of the present invention, the
この構成を簡単に説明すると、物品収納ボックス36の手前側中央部分に、受板支持部材82がピン83を中心として回動自在に枢支されている。この受板支持部材82はスリットを有し、該スリットに対しボトル受板80が摺動自在に挿入され得るようになっている。そして図8(a)に示すように、ボトル受板80を水平に物品収納ボックス36の内部へ延出させ、該物品収納ボックス36の所要位置に突設した支持突片84に該ボトル受板80の一端部を係止させることで、高さ寸法の小さいボトル76であっても、そのキャップ部分が上方へ突出する寸法を変えることなく支持可能である。また高さ寸法の大きいボトル76を収納するときは、図8(b)に示す如く、ボトル受板80を受板支持部材82から水平に引出してから垂直に下降させることで、物品収納ボックス36の内部に該ボトル76をそっくり収納することができる。なお前記ピン83を設ける高さは、小さい寸法のボトル76を前記ボトル受板80で支持した際に、該ボトル76のキャップ部分が物品収納ボックス36から適当な距離をおいて突出する程度に設定される。
Briefly describing this configuration, the receiving
前述した実施例1に係る物品収納機構は、一対のドア部材34,34の開放動作に連動してスライダ40を車両空間側へ前進させ、前記押圧部材42により物品収納ボックス36の後部下端面を押圧することで、該物品収納ボックス36を傾動させるものであった。しかしこの構成に変えて、ドア部材34,34の開放動作に伴ない引張り動作を行なわせることで、物品収納ボックス36を傾動させるようにしてもよいことは勿論である。図9は、実施例2に係る物品収納機構を概略的に示すものであって、例えば前記歯車列44を構成している複数の歯車の数を1個減らすか、または1個加えることによって、前記スライダ40をドア部材34,34の開放動作に伴ない後退移動させることができる。また前記スライダ40には、前記押圧部材42に代わる部材として引張部材43が一体的に成形され、該引張部材43は物品収納ボックス36の後端部にリンクバー45を介して連接されている。
In the article storage mechanism according to the first embodiment described above, the
従って図9の(a)に示す待機位置では、一対のドア部材34,34は閉成状態にあって、物品収納ボックス36は直立状態になっている。また引張部材43は、前記スライダ40と共に最も手前側の位置へ前進している。しかるに前述したモータ(図示せず)を駆動して歯車列44を所要方向へ回転させると、前記スライダ40は引張部材43と共に最も奥まった後方位置へ水平に後退する。これにより物品収納ボックス36の後端部に連接したリンクバー45は、図9の(b)に示す如く引張部材43により矢印方向へ引張られ、該物品収納ボックス36を斜め前方へ傾動させることができる。この場合に、物品収納ボックス36を枢支する支持軸54の配設位置は、該物品収納ボックス36の略中間高さに設定される。
Accordingly, at the standby position shown in FIG. 9A, the pair of
(実施例の動作)
次に、実施例1に係る物品収納機構の動作について説明する。一対のドア部材34,34は、常には図2および図6に示すように、開口部32を閉成した状態となっている。従って図3に示す如く、前記押圧部材42の開放端をなすテーパ面42aは、物品収納ボックス36の後部下端面に対し僅かに離間した状態で水平に待機している。
(Operation of the embodiment)
Next, the operation of the article storage mechanism according to the first embodiment will be described. The pair of
この状態において、例えば操作者がインストルメントパネル30上のスイッチ(図示せず)を操作すると、前記モータが回転駆動して歯車列44を図7に示す方向へ回転させる。この歯車列44を構成する第1歯車66は、各ドア部材34の裏側に設けた第1ラック62に噛み合っており、また該歯車列44を構成する第3歯車70はスライダ40の側部に設けた第2ラック64に噛み合っている。従って歯車列44と第1ラック62の噛合作用下に、一対のドア部材34,34は左右に移動させられて、前記開口部32の内部へ完全に後退するに至る。また同時に、歯車列44と第2ラック64の噛合作用下に、前記スライダ40は支持基板38に対し前方へ所要距離だけスライドするに至る。
In this state, for example, when an operator operates a switch (not shown) on the
前記スライダ40の前方へのスライドに伴ない、該スライダ40に一体的に設けた前記押圧部材42も前方へ移動し、図5に示す如く、そのテーパ面42aを物品収納ボックス36の後部下端面へ当接させる。押圧部材42の更なる前進により物品収納ボックス36は、支持軸54を中心として時計方向へ傾動する。このとき前記ドア部材34,34は、インストルメントパネル30の裏側へ完全に退避して開口部32を全開しているので、乗員は物品収納ボックス36に収納した例えばボトル76を簡単に取出したり、また該ボトル76を挿入したりすることができる。またドア部材34,34は、インストルメントパネル30の内側に取込まれていて車両空間側へは出張らないので、乗員が車両内で移動(ウォークスルー)する際の障害となることもない。
As the
次に、スイッチを操作して前記モータおよび歯車列44を反転させると、一対のドア部材34,34は相互に近接する方向へ移動して前記開口部32を閉成する。またスライダ40および押圧部材42も後退するので、該押圧部材42のテーパ面42aは物品収納ボックス36の後部下端面から離脱する。これにより物品収納ボックス36は、その自重により支持軸54を中心として反時計方向へ傾動して直立状態に復帰する。
Next, when the motor and the
このように実施例に係る物品収納機構によれば、ドア部材34,34の開放時に各ドア部材34はインストルメントパネル30の裏側に完全に後退して退避状態となるため、ウォークスルー等に際しても障害となることがない。また開口部32の開放時には、物品収納ボックス36の前方にドア部材34,34が存在しないので、該物品収納ボックス36に対するボトル等の各種物品の出し入れを容易になし得る利点がある。なお、前述した実施例では、電動モータを駆動源としてドア部材34,34の開閉および物品収納ボックス36の傾動を行なわせるようになっているが、電動駆動方式を採用することは本発明の要件ではない。例えば、乗員の手動操作によりドア部材の開閉を行ない、この開閉動作に連動して物品収納ボックスを傾動させたり、スプリングに圧縮弾力を蓄積させておき、該スプリングの弾力解放によって該ドア部材や物品収納ボックスを作動させるようにしてもよい。
As described above, according to the article storage mechanism according to the embodiment, when the
30 インストルメントパネル
32 開口部
34 ドア部材
36 物品収納ボックス
42 押圧部材
43 引張部材
44 歯車列
54 支持軸
62 第1ラック
64 第2ラック
DESCRIPTION OF
Claims (6)
この開口部(32)を常には開閉自在に閉成し、開放時には後退して該開口部(32)の内側へ全面的に退避するドア部材(34)と、
前記開口部(32)の内側に傾動自在に配設され、前記ドア部材(34)の開放に伴なう後退動作に連動して手前側下方へ傾動する物品収納ボックス(36)とから構成した
ことを特徴とする物品収納機構。 An opening (32) provided in the instrument panel (30);
A door member (34) that always closes the opening (32) so as to be freely opened and closed, retracts when opened and retreats entirely to the inside of the opening (32),
The article storage box (36) is disposed inside the opening (32) so as to be tiltable, and tilts downward in front of the door member (34) when the door member (34) opens. An article storage mechanism characterized by the above.
A first rack (62) is formed on the door member (34), and a second rack (64) is formed on the tension member (43), whereby the first rack (62) and the second rack (64) are formed. ) Are connected via a gear train (44).
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