JP2005028942A

JP2005028942A - Child seat

Info

Publication number: JP2005028942A
Application number: JP2003194461A
Authority: JP
Inventors: Kazuhiro Kitahara; 和博北原; Komei Yoshida; 孔明吉田
Original assignee: Car Mate Manufacturing Co Ltd
Current assignee: Car Mate Manufacturing Co Ltd
Priority date: 2003-07-09
Filing date: 2003-07-09
Publication date: 2005-02-03

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a child seat easily and surely attachable/detachable to/from a seat for a vehicle. <P>SOLUTION: This child seat is fixed to the seat for the vehicle and is mountable in both directions of front and rear directions in relation to an advancing direction of the vehicle. The child seat is constituted of a first pedestal 14 fixed to the seat for the vehicle, a shell 12 attachable/detachable to/from the first pedestal 14 and a second pedestal 16. The first pedestal 14 is provided with a lock means usable in common, even when the shell 12 and the second pedestal 16 are attached/detached to/from the first pedestal 14 in both the front and rear directions in relation to the advancing direction of the vehicle. The shell 12 and the second pedestal 16 can be attached/detached in both the front and rear directions in relation to the advancing direction of the vehicle. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用シートに取り付けられるチャイルドシートに係り、特に乳児から幼児までにかけて使用可能な、前記車両用シートに対して前後方向に取り付けを可能とするチャイルドシートに関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年では、子供を車両へ乗車させる場合には、チャイルドシートの使用が義務付けられている。このチャイルドシートには種々のタイプがあるが、生後０ヶ月の乳児から４歳位の幼児まで使用することができるタイプが市場には多く見受けられる。
【０００３】
このようなタイプのチャイルドシートでは、生後０ヶ月から１歳未満の乳児を対象とする場合には、前記チャイルドシートのシート本体が、車両の進行方向に対して後ろ向きとなるように設置するようにしている。また、１歳から４歳位までの幼児を対象とする場合には、前記シート本体を車両の進行方向に対して前向きとなるように設置するようにしている。
【０００４】
上記のようなチャイルドシートの例として特許文献１に示される考案がある。
特許文献１に示される考案は、台座とシート本体とからなるチャイルドシートであって、乳児を対象とするチャイルドシートの場合には、前記台座を使用せず、シート本体のみを車両用シートに後ろ向きで設置するようにして、幼児を対象とする場合には、車両用シートに設置した前記台座に備えるようにして車両進行方向に対して前向きに設置するようにするものである。
【０００５】
【特許文献１】実開平６−４１５１３号公報
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような構造のチャイルドシートであれば、乳児から幼児までの期間を使用することができる。しかし、このようなタイプのチャイルドシートでは特許文献１に示されるものを含む一般的なものは、チャイルドシートを乳児用（車両進行方向に対して後ろ向きに設置）の状態から、幼児用（車両進行方向に対して前向きに設置）の状態へ切り替える際等チャイルドシートを車両用シートに対して反転させて取り付ける場合、シートベルトによって固定されている前記台座若しくはチャイルドシートそのものを取外し、新たにシートベルトで固定しなおさなければならない。このようなシートベルトでの固定は、前記シートベルトを通す箇所が目視できなかったり、シートベルトを通す経路が複雑であったりする場合、前記シートベルトが捻じれてしまったり、誤った経路を通して固定してしまったりすることがあると共に、車両への取り付けに時間がかかる。
【０００７】
本発明では、乳児から幼児まで使用可能なチャイルドシートにおいて、乳児用から幼児用に切り替える際等チャイルドシートの取り付けを車両用シートに対して反転させて取り付ける場合に、シートベルトの固定をしなおす必要がなく、簡易かつ確実に脱着可能なチャイルドシートを提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る脱着可能なチャイルドシートは、車両用シートに固定され、かつ車両の進行方向に対して前後どちらの向きにでも取り付け可能なチャイルドシートであって、前記車両用シートに取り付け自在に固定される台座と、前記台座に前後を入れ替えて脱着可能に装着されるシート本体と、前記台座と前記シート本体とのいずれか一方に設けた前記シート本体を前記台座に係止する複数の係合機構と、前記台座に対して前記シート本体を前後どちらの向きに配置した場合にも、前記複数の係合機構の少なくとも１つを介して前記シート本体を前記台座に固定するロック手段とを有することを特徴とする。
【０００９】
また、前記係合機構は前記台座に備えられ、かつ前記車両用シートの座面上に位置する前部と、前記車両用シートの背もたれ面上に位置する上部と、前記前部と前記上部との中間である中間部とに備えるようにすると良い。
【００１０】
さらに、前記ロック手段は前記台座に設けられ、かつ当該台座の前方部分には、前記ロック手段のロックおよび解除を可能とする操作部を備えるようにすると良い。
さらにまた、前記シート本体には、摺動可能な補助部材（第二の台座）を設け、当該補助部材は前記台座との間に介在させるようにすることもできる。
【００１１】
【作用】
車両の進行方向に対して前後どちらの向きにでも取り付け可能なチャイルドシートを、車両用シートに取り付け自在に固定される台座と、前記台座に前後を入れ替えて脱着可能に装着されるシート本体とからなるようにしたことにより、シート本体は、予め車両用シートにシートベルト等によって固定された台座に対して脱着することとなるので、脱着操作を簡易なものとすることができ、シート本体の脱着を短時間で容易に行う事ができる。
【００１２】
また、前記台座と前記シート本体との係合を、前記台座または前記シート本体に設けられた複数の係合部と、複数の係合部材とによって行うようにし、前記係合部のうち少なくとも一つにロック手段を備えるようにすることにより、前記シート本体を前記台座に対して、ズレることなく確実に固定することができ、簡易に取外すことも可能となる。
【００１３】
また、前記台座に備える係合部を前部、中間部、上部の３箇所に備えるようにすることにより、前記シート本体を車両の進行方向に対して前後どちらの向きにでも脱着可能とするために必要かつ十分な配置数とすることができるので、係合機構に無駄が無く、簡易かつ確実に前記シート本体を前記台座に固定することができる。
【００１４】
さらに、前記ロック手段を前記台座に設け、前記ロック手段のロックおよび解除が可能な操作部を備えるようにしたことで、前記シート本体が前記台座に対して前後どちらの向きで固定される場合であっても前記ロック手段の操作をチャイルドシートの前方で行うことができる。このため、前記シート本体が前後どちらの向きで前記台座に固定される場合であっても当該シート本体の脱着が容易となる。
【００１５】
さらにまた、前記シート本体に、摺動可能な補助部材（第二の台座）を設けるようにして、当該補助部材を前記台座との間に介在させるようにすることにより、前記シート本体が車両の進行方向に対して前後どちらの向きで前記台座に固定されている場合であっても、前記シート本体をリクライニング（傾倒）させることが可能となる。
【００１６】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る脱着可能なチャイルドシートの実施の形態を図面を参照しつつ説明する。なお、以下に説明する実施形態は本発明に係る脱着可能なチャイルドシートの一部の実施形態に過ぎず、本発明はこれらに限定されるものではない。図１、図２は本実施形態に係るチャイルドシートを示す斜視図であり、図１は幼児を対象とする場合の使用状態を示す図であり、図２は乳児を対象とする場合の使用状態を示す図である。
【００１７】
本実施形態に係るチャイルドシート１０の基本的構成は、幼児または乳児が着座する部分であるシート本体となるシェル１２と前記シェル１２を設置固定するための台座である第一の台座１４とから構成される。
【００１８】
前記シェル１２は、高剛性かつ軽量な素材で、いわゆるバケットシート状に形成され、当該シェル１２をウレタン等のクッション材で覆うことにより乳児および幼児の保護シートとして用いられる。また、当該シェル１２を傾倒（リクライニング）可能とする場合には、後述する補助部材としての第二の台座１６を備えるようにすると良い。また、前記シェル１２に前記第二の台座１６を備える場合、前記シェル１２の座面裏面には弧状に形成された摺動レール２２を、前記シェル１２の背もたれ面の裏面には後述するガイドピン３０を摺動させる長穴３２を備えたガイドレール２４をそれぞれ備えるようにすると良い。
【００１９】
前記第二の台座１６は、図３及び図４に斜視図を示すように前記シェル１２の裏面に沿って配置されるため、いわゆるくの字状に形成される。前記第二の台座１６の部位は大別すると、前記シェル１２の座面裏面が接することとなる底部１８と、前記シェル１２の背もたれ面裏面が接することとなる背もたれ部２０とに分けることができる。なお、底部１８および背もたれ部２０は、前記第二の台座１６における各部位の名称であり、それぞれを分割可能に構成する必要はない。
【００２０】
前記底部１８は前記シェル１２の座面と同等または前記座面よりも幅広に形成されており、前記シェル１２に備えられる前記レール２２を摺動させるための溝であるガイド溝２６が備えられる。また、当該底部１８には、前記第一の台座１４と前記シェル１２とを係合する際に使用する係合部材であるピン２８Ａ、２８Ｂ、２８Ｃが備えられている。ピン２８Ａは前記底部１８の先端側（背もたれ部２０が無い側の端部近傍）に、ピン２８Ｃは、底部１８の後端側（背もたれ部２０が存在する側の端部近傍）に、ピン２８Ｂは、ピン２８Ａと、ピン２８Ｃとの中間位置にそれぞれ設けられる。なお、本実施形態においては、ピン２８Ａ、２８Ｂ、２８Ｃはそれぞれ底部１８の幅方向端部近傍（側面側端部近傍）に一対づつ設けられる。
【００２１】
背もたれ部２０は、前記シェル１２の背もたれ面裏面に沿った形状に形成され、前記底部１８の後端側からくの字状に延設されている。また、前記背もたれ部２０は、底部１８に到る側と逆側の端部近傍（上部端部近傍）に、前記台座１４と前記シェル１２とを係合する際に使用する係合部材であって、前記シェルを傾倒させる際のガイド部材でもあるガイドピン３０を備える。なお、本実施形態では、前記ガイドピン３０は幅方向端部近傍に一対設けられる。また、前記ガイドピン３０は、上述したガイドレール２４に形成された長穴３２に嵌合して当該長穴３２を摺動可能なようにピン径を設定する。なお、前記ピン２８（２８Ａ、２８Ｂ、２８Ｃ）およびガイドピン３０はそれぞれ端部に一対づつ設けると記載したが、装着対象部材を貫通させるようにして設けても良い。
なお、上記第二の台座１６の全体形状は、様々な形態が考えられるため、上記構成を具備していれば、上記形状に限定するものではない。
【００２２】
前記第二の台座１６と前記シェル１２とは、図４に示すように組み合わされる。つまり、ガイドピン３０を前記ガイドレール２４に形成された長穴３２に挿通させ、前記レール２２を前記ガイド溝２６に嵌入させる。このようにして第二の台座１６とシェル１２とを組み合わせるようにすることで、ガイドピン３０は長穴３２に対して摺動可能であり、レール２２はガイド溝２６に対して摺動可能となる。よって、前記シェル１２は、前記第二の台座１６に対して傾倒可能となる。
【００２３】
前記第一の台座１４は、図５に示すように、車両用シートの座面が当接する部位である前部３４と、車両用シートの背もたれ面が当接する部位である上部３８と、前記前部３４と前記上部３８との中間に位置する部位である中間部３６とから成る。前記前部３４、中間部３６、上部３８にはそれぞれ、前記ピン２８（２８Ａ、２８Ｂ、２８Ｃ）またはガイドピン３０が係合するための係合機構としての係合部が備えられている。また、前記中間部３６と前記前部３４との間には、当該第一の台座１４を車両用シートに固定するためのシートベルト等を通すための、ベルト通し部３９が設けられている。
【００２４】
前記３箇所に設けられた係合部のうち、前記シェル１２を車両の進行方向に対して前向きに固定する場合（幼児用チャイルドシートの使用形態の場合）には上部３８と前部３４とに備えられた係合部を使用する。一方、前記シェル１２を車両の進行方向に対して後向きに固定する場合（乳児用チャイルドシートの使用形態の場合）には、中間部３６と前部３４とに備えられた係合部を使用する。つまり、本実施形態においては、前記シェル１２を車両の進行方向に対して前後どちらの方向で固定する場合であっても、前部３４に備えられた係合部である係合部４０は共通に使用される。
【００２５】
以下、各部位に備えられる係合部について説明する。前記上部３８に設けられる係合部である係合部４４は、シェル１２を車両の進行方向に対して前向きに設置する場合に前記第二の台座１６に備えられた前記ガイドピン３０が係合する。このため前記係合部４４はガイドピン３０の数に合わせて備えられる（本実施形態では一対）。また、前記係合部４４は、上部３８に設けられた板であって、前記ガイドピン３０が係合する際に前記ガイドピン３０を挿入して引掛けるための溝が備えられたフックである。
【００２６】
中間部３６に備えられた係合部である係合部４２には、シェル１２を車両の進行方向に対して後向きに設置する場合に前記第二の台座１６に備えられたピン２８Ａが係合する（図２参照）。このため、前記係合部４２はピン２８Ａの数に合わせて備えられる（本実施形態では一対）。また、前記係合部４２は中間部３６に設けられた板であって、前記ピン２８Ａが係合する際に前記ピン２８Ａを挿入して引掛けるための溝が備えられたフックである。
【００２７】
また、前部３４に備えられた係合部４０には、シェル１２を車両の進行方向に対して前向きに設置する場合にはピン２８Ｂが係合し、シェル１２を車両の進行方向に対して後向きに設置する場合にはピン２８Ｃが係合する。本実施形態の係合部４０は、ピン２８Ｂ若しくはピン２８Ｃの数に合わせて一対備えるようにした。前記係合部４０は前記ピン２８Ｂおよびピン２８Ｃを挿入可能な溝が設けられた部材である。
【００２８】
なお、上述したようにシェル１２が車両の進行方向に対して前後どちらの向きで設置する場合でも共通に使用される係合部４０には係合をロックまたは解除することが可能なロック手段４６が備えられる。
前記ロック手段４６の構成を図６及び図７に示す。前記ロック手段４６は、前記係合部４０に設けられた溝に挿入されたピン２８Ｂ若しくはピン２８Ｃが予期せずに抜けてしまうことを防止する機構である。
【００２９】
本実施形態におけるロック手段４６は、前記係合部４０に設けられた溝４１と異なる方向に開口部を有する溝４８を設けた板状体である。このようなロック手段４６を、溝４１に挿入されたピン２８Ｂ若しくはピン２８Ｃに対して付勢させるようにしている。
【００３０】
上記構成のロック手段４６を備えることにより、溝４１に挿入されたピン２８は溝４１とは異なる方向に開口部を有する溝４８により格子状に挟み込まれることとなるため、溝４１から抜ける虞がなくなる。
【００３１】
また、前記ロック手段４６は通常状態でピン２８を挟持する方向へ図示しないバネ等により付勢するように構成されている。このようなロック手段４６において、当該ロック手段４６を構成する板の辺であって、前記溝４１の開口部に面する上端を、前記溝４８の開口方向に向けて下り坂となるように傾斜させるようにすると良い。このような構成とすることで前記ロック手段４６は、溝４１から挿入されるピン２８により自動的に矢印５２の方向へスライドさせられることとなり、ピン２８が溝４８に嵌入すると再び元の位置にスライドしてロック状態となることとなる。
【００３２】
このような構成のロック手段によれば、ピン２８の挿入は可能とするが、ピン２８を抜く場合にはロック状態を解除する必要があるといういわゆるオートロックとすることができる。
【００３３】
また、前記ロック手段４６は、当該ロック手段の操作部であるレバー５０に接続されている。前記レバー５０は、前部３４の前方部分に備えられており、前記レバー５０を矢印５２の方向へ引くことにより前記ロック手段４６によるロック状態を解除することができる。
【００３４】
上記のように、前記シェル１２および第二の台座１６を第一の台座１４に取り付ける際に車両の進行方向に対して前後どちらの向きに取り付ける場合であっても共通に使用する係合部４０に前記ロック手段４６を備えるようにしたことで、構造を簡易化することができる。さらに、ロック手段４６の操作部であるレバー５０を第一の台座１４の前方部分（前部３４の前方部分）に備えるようにしたことにより、前記シェル１２を第一の台座に対して前後どちらの向きに固定しようとする場合でも、前記レバー５０が目視できなくなることが無いため、当該シェル１２を容易に脱着することが可能となる。
【００３５】
なお、上記各係合部、係合部材およびロック手段４６についての形状は、同様の作用を成すことが可能であれば、特に限定するものではない。
上記構成のチャイルドシート１０について、幼児用チャイルドシート、乳児用チャイルドシートの順でその脱着状態について説明する。まず、図示しない車両用シートに対し、第一の台座１４のベルト通し部３９に車両用シートベルトを通して固定する。この際、前記前部３４は、車両用シートの座面に当接し、前記上部３８は車両用シートの背もたれ面に当接するようにし、ずれ等の無いように確実に固定する。
【００３６】
上記のように車両用シートに固定した第一の台座１４に対して、第二の台座１６を備えたシェル１２を固定する際、幼児用として使用する場合は、前記シェル１２が第一の台座１４に対して前向きとなるように取り付けられる（図６参照）。この際に使用される係合部は、係合部４４とロック手段４６を備える係合部４０との二つである。まず係合部４４に設けられた溝に対してガイドピン３０を挿入して引掛ける。この状態で前記ガイドピン３０を中心にシェル１２および第二の台座１６を回転させるようにして前記係合部４０に設けられた溝にピン２８Ｂを挿入する。このとき、前記ピン２８Ｂはロック状態になるまで確実に前記係合部４０に設けられた溝に挿入する。この状態でシェル１２および第二の台座１６は第一の台座１４に対して固定されたこととなる。
【００３７】
上記のようにして第一の台座１４に固定されたシェル１２および第二の台座１６は、ロック手段４６に接続されたレバー５０を矢印５２の方向に引くことで、前記ピン２８Ｂのロック状態が解除され、シェル１２および第二の台座１６を第一の台座１４から取外すことが可能となる。
【００３８】
また、上記のように車両用シートに固定した第一の台座１４に対して、第二の台座１６を備えたシェル１２を固定する際、乳児用として使用する場合は、前記シェル１２が第一の台座１４に対して後向きとなるように取り付けられる（図２参照）。乳児用として使用する場合に使用される係合部は、係合部４２とロック手段４６を備えた係合部４０との二つである。
【００３９】
まず、係合部４２に設けられた溝にピン２８Ａを挿入して引掛ける。当該ピン２８Ａを基点として前記シェル１２および前記第二の台座１６を回転させてピン２８Ｃを係合部４０に設けられた溝に挿入する。このとき、前記ピン２８Ｃはロック状態になるまで確実に前記係合部４０に設けられた溝に挿入する。この状態でシェル１２および第二の台座１６は、第一の台座１４に対して固定されたこととなる。
【００４０】
上記のようにして第一の台座１４に固定されたシェル１２および第二の台座１６は、幼児用チャイルドシートの時と同様に、ロック手段４６に接続されたレバー５０を矢印５２の方向に引くことで、前記ピン２８Ｂのロック状態が解除され、シェル１２および第二の台座１６を第一の台座１４から取外すことが可能となる。
【００４１】
上記実施形態においては、第一の台座１４にシェル１２を固定する際に、第二の台座１６を介するようにしていたが、シェル１２に特にリクライニング機構を必要としない場合には、前記第二の台座１６を備えなくとも良い。この場合、第一の台座１４に備えられた各係合部へ係合する係合部材（ピン）は、シェル１２の任意の位置に設けるようにすれば良い。
【００４２】
また、実施形態中では、係合部は第一の台座１４に設けるようにしていたが、第二の台座１６に設けるようにしても良いし、前記第二の台座１６を備えない場合には、シェル１２に設けるようにしても良い。
【００４３】
さらに、係合部の数はそれぞれ一対づつ設けるようにしていたが、必要に応じてその数を増減させるようにしても良い。
さらに、係合部は各部材の端部に設けるようにしていたが、中央部に設けるようにしても良いし、端部と中央部とに設けるようにしても良い。
【００４４】
上記のような脱着可能なチャイルドシートにおいて、前記係合部は前記第一の台座１４に備えられ、かつ前記車両用シートの座面上に位置する前部３４と、前記車両用シートの背もたれ面上に位置する上部３８と、前記前部３４と前記上部３８との中間である中間部３６とに備えるようにすることにより、前記シェル１２および第二の台座１６を第一の台座１４に対して前後どちらの向きにでも脱着可能とするために必要かつ十分な配置数となるため、係合機構に無駄が無く、簡易かつ確実に前記シェル１２および第二の台座１６を前記第一の台座１４に固定することができる。
【００４５】
さらに、前記ロック手段４６は前記第一の台座１４に設けられ、かつ当該第一の台座１４の前部３４の前方部分には、前記ロック手段４６のロックおよび解除を可能とする操作部であるレバー５０を備えるようにすることで、前記シェル１２および第二の台座１６が前記第一の台座１４に対して前後どちらの向きで固定される場合であっても前記ロック手段１４の操作をチャイルドシート１０の前方で行うことができる。このため、前記シェル１２および第二の台座１６が前後どちらの向きで前記第一の台座１４に固定される場合であっても当該シェル１２および第二の台座１６の脱着が容易となる。
【００４６】
さらにまた、前記シェル１２には、摺動可能な補助部材（第二の台座１６）を設け、当該第二の台座１６を前記第一の台座１４との間に介在させるようにすることにより、前記シェル１２が車両の進行方向に対して前後どちらの向きで前記第一の台座１４に固定されている場合であっても、前記シェル１２をリクライニング（傾倒）させることが可能となる。
【００４７】
【発明の効果】
本発明に係る脱着可能なチャイルドシートにおいて、上記目的を達成するために、本発明に係る脱着可能なチャイルドシートは、車両用シートに固定され、かつ車両の進行方向に対して前後どちらの向きにでも取り付け可能なチャイルドシートであって、前記車両用シートに取り付け自在に固定される台座と、前記台座に前後を入れ替えて脱着可能に装着されるシート本体と、前記台座と前記シート本体とのいずれか一方に設けた前記シート本体を前記台座に係止する複数の係合機構と、前記台座に対して前記シート本体を前後どちらの向きに配置した場合にも、前記複数の係合機構の少なくとも１つを介して前記シート本体を前記台座に固定するロック手段とを有することを特徴とすることで、シート本体は、予め車両用シートにシートベルト等によって固定された台座に対して脱着することとなるので、脱着機構を簡易なものとすることができ、シート本体の脱着を短時間で容易に行う事ができる。また、前記台座と前記シート本体との係合を、前記台座または前記シート本体に設けられた複数の係合部と、複数の係合部材とによって行うようにし、前記係合部のうち少なくとも一つにロック手段を備えるようにすることにより、前記シート本体を前記台座に対して、ズレることなく確実に固定することができ、簡易に取外すことも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態に係るチャイルドシートの幼児使用形態を示す斜視図である。
【図２】本発明の実施形態に係るチャイルドシートの乳児使用形態を示す斜視図である。
【図３】本発明の実施形態に係るチャイルドシートに備えられる第二の台座を示す斜視図である。
【図４】シェルおよび第二の台座を示す斜視図である。
【図５】第一の台座を示す斜視図である。
【図６】幼児使用形態の係合状態を示す図である。
【図７】本発明の実施形態に係るロック手段の概略を示す図である。
【符号の説明】
１０………チャイルドシート、１２………シェル、１４………第一の台座、１６………第二の台座、２２………レール、２４………ガイドレール、２６………ガイド溝、２８（２８Ａ、２８Ｂ、２８Ｃ）………ピン、３０………ガイドピン、３２………長穴、４０………係合部、４２………係合部、４４………係合部、４６………ロック手段、４８………溝、５０………レバー。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a child seat that is attached to a vehicle seat, and more particularly to a child seat that can be used from infants to infants and that can be attached to the vehicle seat in the front-rear direction.
[0002]
[Prior art]
In recent years, child seats are obliged to be used when a child gets on a vehicle. There are various types of child seats, but there are many types that can be used from 0 months of age to 4 years of age.
[0003]
In the case of this type of child seat, when a child aged 0 months to less than 1 year is targeted, the child seat is disposed so that the seat body of the child seat faces rearward with respect to the traveling direction of the vehicle. . Further, when targeting infants from about 1 year old to about 4 years old, the seat body is installed so as to face forward with respect to the traveling direction of the vehicle.
[0004]
As an example of the child seat as described above, there is a device disclosed in Patent Document 1.
The device disclosed in Patent Document 1 is a child seat composed of a pedestal and a seat body, and in the case of a child seat intended for an infant, the seat body is not installed and only the seat body is installed backwards on a vehicle seat. Thus, when an infant is a target, the pedestal installed on the vehicle seat is provided so as to face forward with respect to the vehicle traveling direction.
[0005]
[Patent Document 1] Japanese Utility Model Publication No. 6-41513
[Problems to be solved by the invention]
If it is a child seat of the above structure, the period from an infant to an infant can be used. However, general types of child seats such as those disclosed in Patent Document 1 include a child seat for infants (installed rearward with respect to the vehicle traveling direction) to an infant (for vehicle traveling direction). When the child seat is reversed and attached to the vehicle seat, for example, when switching to a state of facing forward), the pedestal or child seat itself fixed by the seat belt must be removed and re-fixed with the seat belt. I must. The fixing with the seat belt is not possible to see the location through which the seat belt is passed, or when the route through the seat belt is complicated, the seat belt is twisted or fixed through the wrong route. May take a long time to attach to the vehicle.
[0007]
In the present invention, in a child seat that can be used from infants to infants, it is not necessary to re-fasten the seat belt when attaching the child seat to the vehicle seat in reverse, such as when switching from infant to infant. An object of the present invention is to provide a child seat that can be easily and reliably attached and detached.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a detachable child seat according to the present invention is a child seat that is fixed to a vehicle seat and can be attached in either the front or rear direction with respect to the traveling direction of the vehicle. A pedestal fixed to be attached to a seat, a seat body that is detachably mounted on the pedestal, and a seat body provided on one of the pedestal and the seat body are associated with the pedestal. The seat body is fixed to the pedestal via at least one of the plurality of engagement mechanisms regardless of whether the seat body is disposed in the front-rear direction with respect to the plurality of engagement mechanisms to be stopped. And locking means.
[0009]
The engaging mechanism is provided on the pedestal and is located on a seat surface of the vehicle seat, an upper portion located on a backrest surface of the vehicle seat, the front portion, and the upper portion. It is good to prepare for the middle part which is the middle of.
[0010]
Furthermore, it is preferable that the locking means is provided on the pedestal, and an operation portion that enables locking and unlocking of the locking means is provided in a front portion of the pedestal.
Furthermore, a slidable auxiliary member (second pedestal) may be provided in the seat body, and the auxiliary member may be interposed between the pedestal and the seat main body.
[0011]
[Action]
A child seat that can be attached in either the front or rear direction with respect to the traveling direction of the vehicle is composed of a pedestal that is detachably fixed to the vehicle seat, and a seat body that is detachably attached to the pedestal by changing the front and rear. By doing so, the seat body is detached from the pedestal previously fixed to the vehicle seat by a seat belt or the like, so the detachment operation can be simplified, and the seat body can be detached. It can be done easily in a short time.
[0012]
Further, the pedestal and the seat body are engaged with each other by a plurality of engaging portions provided on the pedestal or the seat body and a plurality of engaging members, and at least one of the engaging portions. By providing the locking means on the one, the seat body can be securely fixed to the pedestal without being displaced, and can be easily removed.
[0013]
Further, by providing the engaging portion provided in the pedestal at the front portion, the middle portion, and the upper portion, the seat body can be attached and detached in either the front or rear direction with respect to the traveling direction of the vehicle. Therefore, the number of arrangements necessary and sufficient can be achieved, so that there is no waste in the engagement mechanism, and the seat body can be fixed to the base easily and reliably.
[0014]
Further, by providing the lock means on the pedestal and including an operation unit capable of locking and releasing the lock means, the seat body is fixed in either the front or back direction with respect to the pedestal. Even if it exists, the operation of the locking means can be performed in front of the child seat. For this reason, even if it is a case where the said sheet | seat main body is fixed to the said pedestal in any direction front and back, the removal | desorption of the said sheet | seat main body becomes easy.
[0015]
Furthermore, the seat body is provided with a slidable auxiliary member (second pedestal), and the auxiliary member is interposed between the pedestal and the seat main body. It is possible to recline (tilt) the seat body regardless of whether it is fixed to the pedestal in either the front or back direction with respect to the traveling direction.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, embodiments of a detachable child seat according to the present invention will be described with reference to the drawings. In addition, embodiment described below is only some embodiment of the detachable child seat which concerns on this invention, and this invention is not limited to these. 1 and 2 are perspective views showing a child seat according to the present embodiment, FIG. 1 is a view showing a use state when an infant is a subject, and FIG. 2 is a use state when an infant is a subject. FIG.
[0017]
The basic configuration of the child seat 10 according to the present embodiment includes a shell 12 that is a seat body that is a portion on which an infant or an infant is seated and a first base 14 that is a base for installing and fixing the shell 12. The
[0018]
The shell 12 is a highly rigid and lightweight material, is formed in a so-called bucket seat shape, and is used as a protective sheet for infants and infants by covering the shell 12 with a cushion material such as urethane. In addition, when the shell 12 can be tilted (reclined), a second pedestal 16 as an auxiliary member to be described later may be provided. When the shell 12 is provided with the second pedestal 16, a slide rail 22 formed in an arc shape is formed on the back surface of the shell 12, and a guide pin to be described later is formed on the back surface of the back surface of the shell 12. Each of the guide rails 24 may be provided with a long hole 32 through which 30 is slid.
[0019]
Since the second pedestal 16 is disposed along the back surface of the shell 12 as shown in perspective views in FIGS. 3 and 4, the second pedestal 16 is formed in a so-called “<” shape. The portion of the second pedestal 16 can be broadly divided into a bottom portion 18 where the back surface of the shell 12 contacts and a backrest portion 20 where the back surface of the shell 12 contacts. . In addition, the bottom part 18 and the backrest part 20 are names of each part in the second pedestal 16, and it is not necessary to configure each of them so that they can be divided.
[0020]
The bottom portion 18 is formed to be equal to or wider than the seating surface of the shell 12, and is provided with a guide groove 26 that is a groove for sliding the rail 22 provided in the shell 12. The bottom portion 18 is provided with pins 28A, 28B, and 28C that are engaging members used when the first pedestal 14 and the shell 12 are engaged. The pin 28A is on the front end side of the bottom portion 18 (near the end portion on the side where the backrest portion 20 is not present), and the pin 28C is on the rear end side of the bottom portion 18 (near the end portion on the side where the backrest portion 20 is present). Are provided at intermediate positions between the pin 28A and the pin 28C, respectively. In the present embodiment, a pair of pins 28A, 28B, and 28C are provided in the vicinity of the end portion in the width direction of the bottom portion 18 (in the vicinity of the end portion on the side surface side).
[0021]
The backrest portion 20 is formed in a shape along the back surface of the backrest surface of the shell 12 and extends in a dogleg shape from the rear end side of the bottom portion 18. The backrest 20 is an engaging member used when engaging the pedestal 14 and the shell 12 in the vicinity of the end opposite to the side reaching the bottom 18 (near the upper end). The guide pin 30 is also provided as a guide member for tilting the shell. In the present embodiment, a pair of the guide pins 30 are provided in the vicinity of the end in the width direction. In addition, the guide pin 30 is fitted to a long hole 32 formed in the guide rail 24 described above, and the pin diameter is set so that the long hole 32 can slide. In addition, although the said pin 28 (28A, 28B, 28C) and the guide pin 30 were described as providing one pair at an edge part, respectively, you may provide so that a mounting object member may be penetrated.
The overall shape of the second pedestal 16 is not limited to the above shape as long as it has the above configuration because various forms are possible.
[0022]
The second pedestal 16 and the shell 12 are combined as shown in FIG. That is, the guide pin 30 is inserted into the elongated hole 32 formed in the guide rail 24, and the rail 22 is inserted into the guide groove 26. By combining the second pedestal 16 and the shell 12 in this way, the guide pin 30 can slide with respect to the long hole 32, and the rail 22 can slide with respect to the guide groove 26. Become. Therefore, the shell 12 can be tilted with respect to the second pedestal 16.
[0023]
As shown in FIG. 5, the first pedestal 14 includes a front portion 34 that is a portion where the seat surface of the vehicle seat abuts, an upper portion 38 that is a portion where the backrest surface of the vehicle seat abuts, and the front The intermediate portion 36 is a portion located between the portion 34 and the upper portion 38. Each of the front part 34, the intermediate part 36, and the upper part 38 is provided with an engaging part as an engaging mechanism for engaging the pin 28 (28A, 28B, 28C) or the guide pin 30. Between the intermediate portion 36 and the front portion 34, a belt passing portion 39 for passing a seat belt or the like for fixing the first base 14 to the vehicle seat is provided.
[0024]
Of the engaging portions provided at the three locations, the upper portion 38 and the front portion 34 are provided when the shell 12 is fixed forward with respect to the traveling direction of the vehicle (in the case of a child child seat usage mode). Use the engaged part. On the other hand, when the shell 12 is fixed rearward with respect to the traveling direction of the vehicle (in the case of using a baby child seat), the engaging portions provided in the intermediate portion 36 and the front portion 34 are used. In other words, in the present embodiment, the engagement portion 40 that is an engagement portion provided in the front portion 34 is common regardless of whether the shell 12 is fixed in the front-rear direction with respect to the traveling direction of the vehicle. Used for.
[0025]
Hereinafter, the engaging portion provided in each part will be described. The engaging portion 44 that is an engaging portion provided in the upper portion 38 is engaged with the guide pin 30 provided on the second base 16 when the shell 12 is installed forward with respect to the traveling direction of the vehicle. To do. For this reason, the said engaging part 44 is provided according to the number of the guide pins 30 (a pair in this embodiment). The engaging portion 44 is a plate provided on the upper portion 38 and a hook provided with a groove for inserting and hooking the guide pin 30 when the guide pin 30 is engaged. .
[0026]
A pin 28A provided on the second pedestal 16 is engaged with the engaging portion 42, which is an engaging portion provided in the intermediate portion 36, when the shell 12 is installed rearward with respect to the traveling direction of the vehicle. (See FIG. 2). For this reason, the said engaging part 42 is provided according to the number of the pins 28A (a pair in this embodiment). The engaging portion 42 is a plate provided in the intermediate portion 36, and is a hook provided with a groove for inserting and hooking the pin 28A when the pin 28A is engaged.
[0027]
Further, when the shell 12 is installed in the forward direction with respect to the traveling direction of the vehicle, the pin 28B is engaged with the engaging portion 40 provided in the front portion 34, and the shell 12 is engaged with the traveling direction of the vehicle. When installed backward, the pin 28C is engaged. A pair of engaging portions 40 according to the present embodiment are provided in accordance with the number of pins 28B or 28C. The engaging portion 40 is a member provided with a groove into which the pin 28B and the pin 28C can be inserted.
[0028]
Note that, as described above, the locking means 46 that can lock or release the engagement with the engaging portion 40 that is used in common regardless of whether the shell 12 is installed in the front-rear direction with respect to the traveling direction of the vehicle. Is provided.
The structure of the locking means 46 is shown in FIGS. The locking means 46 is a mechanism that prevents the pin 28B or the pin 28C inserted in the groove provided in the engaging portion 40 from being unexpectedly pulled out.
[0029]
The locking means 46 in the present embodiment is a plate-like body provided with a groove 48 having an opening in a direction different from the groove 41 provided in the engaging portion 40. Such a locking means 46 is urged against the pin 28B or pin 28C inserted into the groove 41.
[0030]
By providing the lock means 46 having the above-described configuration, the pins 28 inserted into the grooves 41 are sandwiched by the grooves 48 having openings in a direction different from the grooves 41, so that there is a risk of detachment from the grooves 41. Disappear.
[0031]
The locking means 46 is configured to be biased by a spring or the like (not shown) in a direction in which the pin 28 is clamped in a normal state. In such a lock means 46, the side of the plate constituting the lock means 46 and the upper end facing the opening of the groove 41 is inclined so as to be a downward slope toward the opening direction of the groove 48. It is better to let them. With this configuration, the locking means 46 is automatically slid in the direction of the arrow 52 by the pin 28 inserted from the groove 41, and when the pin 28 is fitted in the groove 48, it is returned to its original position. It will slide and become locked.
[0032]
According to the locking means having such a configuration, the pin 28 can be inserted, but when the pin 28 is pulled out, a so-called auto-locking in which the locked state needs to be released can be achieved.
[0033]
Further, the locking means 46 is connected to a lever 50 which is an operation part of the locking means. The lever 50 is provided in the front portion of the front portion 34, and the locked state by the locking means 46 can be released by pulling the lever 50 in the direction of the arrow 52.
[0034]
As described above, when the shell 12 and the second pedestal 16 are attached to the first pedestal 14, the engaging portion 40 that is commonly used regardless of whether the shell 12 and the second pedestal 16 are attached in the front-rear direction with respect to the traveling direction of the vehicle. The structure can be simplified by providing the locking means 46 in the above. Furthermore, the lever 50 which is the operation part of the locking means 46 is provided in the front part of the first base 14 (the front part of the front part 34), so that the shell 12 can be moved back and forth with respect to the first base. Even when trying to fix in this direction, the shell 50 can be easily detached because the lever 50 does not become invisible.
[0035]
In addition, the shape about each said engaging part, an engaging member, and the locking means 46 will not be specifically limited if the same effect | action can be comprised.
About the child seat 10 of the said structure, the attachment / detachment state is demonstrated in order of the child seat for infants, and the child seat for infants. First, a vehicle seat belt is fixed to a belt passage portion 39 of the first base 14 with respect to a vehicle seat (not shown). At this time, the front portion 34 is in contact with the seat surface of the vehicle seat, and the upper portion 38 is in contact with the backrest surface of the vehicle seat, and is securely fixed so as not to be displaced.
[0036]
When the shell 12 having the second pedestal 16 is fixed to the first pedestal 14 fixed to the vehicle seat as described above, when the shell 12 is used for infants, the shell 12 is used as the first pedestal. 14 so as to face forward (see FIG. 6). The two engaging portions used at this time are the engaging portion 44 and the engaging portion 40 including the lock means 46. First, the guide pin 30 is inserted into the groove provided in the engaging portion 44 and hooked. In this state, the pin 28 </ b> B is inserted into the groove provided in the engaging portion 40 so as to rotate the shell 12 and the second pedestal 16 around the guide pin 30. At this time, the pin 28B is securely inserted into the groove provided in the engaging portion 40 until the pin 28B is locked. In this state, the shell 12 and the second pedestal 16 are fixed to the first pedestal 14.
[0037]
The shell 12 and the second pedestal 16 fixed to the first pedestal 14 as described above pull the lever 50 connected to the locking means 46 in the direction of the arrow 52, so that the pin 28B is locked. The shell 12 and the second pedestal 16 can be removed from the first pedestal 14 by being released.
[0038]
Further, when the shell 12 having the second pedestal 16 is fixed to the first pedestal 14 fixed to the vehicle seat as described above, the shell 12 is used when the shell 12 is used for infants. It attaches so that it may face backward with respect to the base 14 (refer FIG. 2). There are two engaging portions used for the infant, that is, the engaging portion 42 and the engaging portion 40 provided with the locking means 46.
[0039]
First, the pin 28A is inserted into the groove provided in the engaging portion 42 and hooked. The shell 12 and the second pedestal 16 are rotated with the pin 28A as a base point, and the pin 28C is inserted into a groove provided in the engaging portion 40. At this time, the pin 28C is surely inserted into the groove provided in the engaging portion 40 until it is locked. In this state, the shell 12 and the second pedestal 16 are fixed to the first pedestal 14.
[0040]
The shell 12 and the second pedestal 16 fixed to the first pedestal 14 as described above pull the lever 50 connected to the locking means 46 in the direction of the arrow 52 in the same manner as in the case of the child seat for infants. Thus, the locked state of the pin 28B is released, and the shell 12 and the second pedestal 16 can be detached from the first pedestal 14.
[0041]
In the above embodiment, when the shell 12 is fixed to the first pedestal 14, the second pedestal 16 is interposed. However, when the shell 12 does not particularly require a reclining mechanism, the second pedestal 14 is used. The pedestal 16 may not be provided. In this case, an engagement member (pin) that engages with each engagement portion provided in the first pedestal 14 may be provided at an arbitrary position of the shell 12.
[0042]
In the embodiment, the engaging portion is provided on the first pedestal 14, but may be provided on the second pedestal 16, or when the second pedestal 16 is not provided. The shell 12 may be provided.
[0043]
Furthermore, although the number of the engaging portions is provided in pairs, the number may be increased or decreased as necessary.
Furthermore, although the engaging part is provided at the end of each member, it may be provided at the center or at the end and the center.
[0044]
In the detachable child seat as described above, the engaging portion is provided on the first pedestal 14 and is positioned on the seat surface of the vehicle seat, and on the backrest surface of the vehicle seat. The shell 12 and the second pedestal 16 with respect to the first pedestal 14, by providing the upper portion 38 located at the intermediate portion 36 and an intermediate portion 36 that is intermediate between the front portion 34 and the upper portion 38. Since the number of arrangements is necessary and sufficient to be detachable in either the front or rear direction, there is no waste in the engagement mechanism, and the shell 12 and the second pedestal 16 can be simply and reliably connected to the first pedestal 14. Can be fixed to.
[0045]
Further, the locking means 46 is provided on the first pedestal 14, and an operation portion that enables the locking means 46 to be locked and released at a front portion of the front portion 34 of the first pedestal 14. By providing the lever 50, the operation of the locking means 14 can be performed even if the shell 12 and the second pedestal 16 are fixed to the first pedestal 14 in either the front or rear direction. Can be done in front of ten. For this reason, even if the shell 12 and the second pedestal 16 are fixed to the first pedestal 14 in either the front-rear direction, the shell 12 and the second pedestal 16 can be easily attached and detached.
[0046]
Furthermore, the shell 12 is provided with a slidable auxiliary member (second pedestal 16), and the second pedestal 16 is interposed between the first pedestal 14; Even when the shell 12 is fixed to the first pedestal 14 in either the front or rear direction with respect to the traveling direction of the vehicle, the shell 12 can be reclined (tilted).
[0047]
【The invention's effect】
In the detachable child seat according to the present invention, in order to achieve the above object, the detachable child seat according to the present invention is fixed to the vehicle seat and is attached in either the front or rear direction with respect to the traveling direction of the vehicle. A child seat that is detachably fixed to the vehicle seat; a seat body that is detachably attached to the pedestal; and a pedestal or the seat body; A plurality of engagement mechanisms for locking the seat body provided to the pedestal, and at least one of the plurality of engagement mechanisms when the seat body is disposed in the front-rear direction with respect to the pedestal. And a locking means for fixing the seat body to the pedestal via the seat body. Since the desorbing relative to the fixed base by preparative like, can be simplified desorption mechanism, the desorption of the seat body can be easily performed that in a short time. Further, the pedestal and the seat body are engaged with each other by a plurality of engaging portions provided on the pedestal or the seat body and a plurality of engaging members, and at least one of the engaging portions. By providing the locking means on the one, the seat body can be securely fixed to the pedestal without being displaced, and can be easily removed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an infant use form of a child seat according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing an infant usage pattern of the child seat according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a perspective view showing a second pedestal provided in the child seat according to the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a perspective view showing a shell and a second pedestal.
FIG. 5 is a perspective view showing a first pedestal.
FIG. 6 is a diagram showing an engaged state of an infant use form.
FIG. 7 is a diagram showing an outline of locking means according to an embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
10 ......... Child seat, 12 ......... Shell, 14 ......... First pedestal, 16 ......... Second pedestal, 22 ......... Rail, 24 ......... Guide rail, 26 ......... Guide groove, 28 (28A, 28B, 28C) ......... Pin, 30 ......... Guide pin, 32 ......... Elongated hole, 40 ......... engagement portion, 42 ......... engagement portion, 44 ......... engagement portion 46 ......... Locking means, 48 ......... Groove, 50 ......... Lever.

Claims

A child seat that is fixed to the vehicle seat and can be attached in either the front or rear direction with respect to the traveling direction of the vehicle, and a pedestal that can be attached to the vehicle seat and fixed to the pedestal, A seat body that is detachably mounted; a plurality of engagement mechanisms that lock the seat body provided on either the pedestal or the seat body to the pedestal; and the seat body with respect to the pedestal. A child seat comprising: locking means for fixing the seat body to the pedestal via at least one of the plurality of engagement mechanisms, when arranged in either the front-rear direction.

The engagement mechanism is provided on the pedestal and is located on the seat surface of the vehicle seat, an upper portion located on a backrest surface of the vehicle seat, and an intermediate between the front portion and the upper portion The child seat according to claim 1, wherein the child seat is provided in an intermediate portion.

The child seat according to claim 1 or 2, wherein the locking means is provided on the pedestal, and an operation portion that enables locking and unlocking of the locking means is provided at a front portion of the pedestal. .