JP2005028230A - 殺菌フィルター及びこれを用いたマスク - Google Patents
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Abstract
【課題】空気中や水中の細菌類、真菌類、ウィルスなどを長期間にわたって殺減でき、ヨウ素の利用効率と殺菌能力の高いフィルター、及びこれを用いたマスクを提供する。
【解決手段】ヨウ素を化合、吸着させた陰イオン交換繊維と、場合により更にイオン交換基を有さない繊維との、布からなる殺菌フィルター、及びこれを殺菌有効材料として用いたマスクである。陰イオン交換繊維としては、陰イオン交換樹脂を紡糸して得られるものが好ましい。
【選択図】 なし
【解決手段】ヨウ素を化合、吸着させた陰イオン交換繊維と、場合により更にイオン交換基を有さない繊維との、布からなる殺菌フィルター、及びこれを殺菌有効材料として用いたマスクである。陰イオン交換繊維としては、陰イオン交換樹脂を紡糸して得られるものが好ましい。
【選択図】 なし
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気中や水中に存在する細菌類、真菌類、ウィルスなどを長期間にわたって殺減することができるフィルター、及びこれを用いたマスクに関する。
【0002】
【従来の技術】
ヨウ素が殺菌作用を有することは古くから広く知られている。
このようなヨウ素の殺菌能力を利用した原糸や、それを利用した織物、編み物は既に知られており(特許文献1参照。)、また、それらが抗菌フィルター、殺菌包帯、おむつ及び尿とりパッドなどとして利用されることも知られている(特許文献2、3及び4参照。)。
これらはいずれも陰イオン交換樹脂にヨウ素を化合、吸着させた樹脂を糸や布(繊布、不繊布)などに固着させたものである。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−64579号公報
【特許文献2】
特開平11−276823号公報
【特許文献3】
特開2000−288006号公報
【特許文献4】
特開2002−165827号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これら従来公知の利用分野においては、ヨウ素を化合、吸着させた陰イオン交換樹脂の粉末を接着剤により糸や織布、不織布に固着させて使用しているため、固化した接着剤に包まれてヨウ素の放散(蒸発)が阻害されて、殺菌効率が悪い(すなわちヨウ素の利用効率が低い)という問題がある。
【0005】
本発明は、空気中や水中の細菌類、真菌類、ウィルスなどを長期間にわたって殺減でき、ヨウ素の利用効率と殺菌能力の高いフィルター、及びこれを用いたマスクを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明は、ヨウ素を化合、吸着させた陰イオン交換繊維の布からなること、を特徴とする殺菌フィルターである。
【0007】
本発明は、ヨウ素を化合、吸着させた陰イオン交換繊維とイオン交換基を有さない繊維との布からなること、を特徴とする殺菌フィルターである。
【0008】
本発明は、前記陰イオン交換繊維が、陰イオン交換樹脂を紡糸して得られる陰イオン交換繊維である、前記の各殺菌フィルターである。
【0009】
本発明は、前記陰イオン交換繊維が、アルキル基の置換した第四級アンモニウム塩基を有する樹脂を紡糸して得られる陰イオン交換繊維である、前記の各殺菌フィルターである。
【0010】
また本発明は、鼻口部を覆うようにマスク本体を顔表面に接触保持するマスクであって、前記マスク本体が、表面布と裏面布との間に少なくとも前記の各殺菌フィルターを設けてなること、を特徴とする前記マスクである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳しく説明する。
本発明における殺菌フィルター及びこれを用いたマスクは、繊維マトリックスにアミノ基、イミノ基、アンモニウム基などの塩基性基又はその塩(基)といった陰イオン交換可能な基が結合した陰イオン交換繊維にヨウ素を化合、吸着させた布(織布、不織布)、主としてイオン結合させた布を殺菌有効材料とするものである。このうち、ヨウ素を強くイオン的に結合し得るように、アルキル基の置換した第四級アンモニウム塩基の結合した陰イオン交換繊維が好ましい。
【0012】
本発明における布としては、重合性モノマーの1種又は2種以上とこれに重合或いは反応しうる官能基と陰イオン交換基を有するモノマーの1種又は2種以上とを重合、反応させて陰イオン交換樹脂を製造し、この樹脂を紡糸して得られる陰イオン交換繊維から布(織布、不織布)を製造し、次いでこの布にヨウ素を化合、吸着させて得られるものを好適に例示することができる。更に、前記陰イオン交換繊維に他の繊維(例えば、ポリエステル繊維、ポリエチレン繊維、ナイロン繊維、綿)を併用して布を製造し、次いでこの布にヨウ素を化合、吸着させて得られるものも好適に例示することができる。これらの布は、殺菌フィルター又はマスクとして使用するため、その目的に応じて、適度な通気性や通水性を有している。
【0013】
大腸菌などの生物の細胞は、内部に大量の核酸を含み、表面近くには酸性アミノ酸を含んでいるため、細胞膜はマイナスに帯電している。ヨウ素を化合(イオン結合)、吸着した陰イオン交換繊維に細菌が接近すると、結合しているI3 −が細胞のマイナスイオンと入れ替わろうとして陰イオン交換繊維から離脱する(デマンド・リリース機能)。離脱したI3 −はI−とI2とになり、I2が細菌の細胞膜を酸化し、破壊して、殺菌される。
このように本発明においては、ヨウ素を化合(イオン結合)させた陰イオン交換繊維の布が使用されるが、大きな殺菌能力が要望される場合には、初期の段階でその効果を大ならしめるため、陰イオン交換繊維又はその布にヨウ素を化合(イオン結合)させ、更に吸着させて、ヨウ素を多量に含有させたものが好ましい。
そのため、本発明において、例えば、特公昭39−3102号、特公昭39−11454号、特公昭39−11455号、特公昭39−11456号、特公昭54−2625号の各方法における工程中で製造されるヨウ素をイオン結合した陰イオン交換繊維の布が、工業的かつ経済的に有利である。すなわち、ヨウ素をハロゲン化アルカリ水溶液に溶解した三ヨウ化アルカリを用いて、クロルアニオンを対イオンとする(第四級アンモニウム塩基含有)陰イオン交換繊維又はその布をイオン交換した、ヨウ素を化合(イオン結合)、吸着させた陰イオン交換繊維の布が最も好ましい。
本発明においては、ヨウ素を化合(イオン結合)、吸着させた陰イオン交換繊維の布は、ヨウ素濃度が5〜50重量%、特に30〜50重量%のものが好ましい。
【0014】
本発明のマスクにおける表面布と裏面布は、その間に本発明の殺菌フィルターを挟持して、(微)粒子などを透過させることなく通気性、通水性を有するシートであり、ガーゼを好適に例示することができる。表面布と裏面布との間には、本発明の殺菌フィルターの他に、通気性、通水性を有するシートを1枚以上、特に殺菌フィルターの上下に2枚積層するのが好ましい。
【0015】
【実施例】
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明する。なお、特にことわりのない限り、実施例中の「%」は「質量%」を意味する。
製造例1
下記式で示す化学構造を繊維マトリックスとする陰イオン交換繊維(イオ交換容量2.0meq/g、株式会社ニチビ社製IEF−SA(Cl))の織布(50g/m2)50gを、ポビドンヨード液中に常温で浸し、常温で15時間振盪して、ヨウ素濃度約30%のヨウ素含有陰イオン交換繊維の織布(シート)を製造した。
【0016】
【化1】
【0017】
実施例1
ファンの送気側に配置したダクト内に、製造例1で得たヨウ素約30%含有陰イオン交換繊維シート(織布)を必ず通気するように設けた。このシートに、大腸菌を3.5×105CFU/ml含む溶液のミストを1時間あたり50mlの割合で通気させ、1時間、4時間、20時間、80時間後それぞれのサンプルを37℃で24時間培養した後、各サンプルシートに発生したコロニーを計数した。
いずれのサンプルシートにもコロニーの発生は全く認められなかった。
【0018】
実施例2
両端にマスク本体を顔表面に保持するストラップを有し、マスク本体が表面ガーゼと裏面ガーゼとの間にガーゼと製造例1で得たヨウ素約30%含有陰イオン交換繊維シート(織布)とガーゼをこの順で狭持した構造のマスクを調製した。
このヨウ素約30%含有イオン交換繊維シート(織布)自体の殺菌特性を次の表1に示す。
なお、試験は、JIS L1902:2002 9.定性試験(ハロー法)に従って行った。
【0019】
【表1】
【0020】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明により初めて、空気中や水中の細菌類、真菌類、ウィルスなどを長期間にわたって殺減でき、ヨウ素の利用効率と殺菌能力の高いフィルター、及びこれを用いたマスクの提供が可能となった。本発明のマスクはその殺菌有効材料(殺菌フィルター)の殺菌力が強いため、急性重症呼吸器症候群などの予防にも特に優れた効果を発揮する。
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気中や水中に存在する細菌類、真菌類、ウィルスなどを長期間にわたって殺減することができるフィルター、及びこれを用いたマスクに関する。
【0002】
【従来の技術】
ヨウ素が殺菌作用を有することは古くから広く知られている。
このようなヨウ素の殺菌能力を利用した原糸や、それを利用した織物、編み物は既に知られており(特許文献1参照。)、また、それらが抗菌フィルター、殺菌包帯、おむつ及び尿とりパッドなどとして利用されることも知られている(特許文献2、3及び4参照。)。
これらはいずれも陰イオン交換樹脂にヨウ素を化合、吸着させた樹脂を糸や布(繊布、不繊布)などに固着させたものである。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−64579号公報
【特許文献2】
特開平11−276823号公報
【特許文献3】
特開2000−288006号公報
【特許文献4】
特開2002−165827号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これら従来公知の利用分野においては、ヨウ素を化合、吸着させた陰イオン交換樹脂の粉末を接着剤により糸や織布、不織布に固着させて使用しているため、固化した接着剤に包まれてヨウ素の放散(蒸発)が阻害されて、殺菌効率が悪い(すなわちヨウ素の利用効率が低い)という問題がある。
【0005】
本発明は、空気中や水中の細菌類、真菌類、ウィルスなどを長期間にわたって殺減でき、ヨウ素の利用効率と殺菌能力の高いフィルター、及びこれを用いたマスクを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明は、ヨウ素を化合、吸着させた陰イオン交換繊維の布からなること、を特徴とする殺菌フィルターである。
【0007】
本発明は、ヨウ素を化合、吸着させた陰イオン交換繊維とイオン交換基を有さない繊維との布からなること、を特徴とする殺菌フィルターである。
【0008】
本発明は、前記陰イオン交換繊維が、陰イオン交換樹脂を紡糸して得られる陰イオン交換繊維である、前記の各殺菌フィルターである。
【0009】
本発明は、前記陰イオン交換繊維が、アルキル基の置換した第四級アンモニウム塩基を有する樹脂を紡糸して得られる陰イオン交換繊維である、前記の各殺菌フィルターである。
【0010】
また本発明は、鼻口部を覆うようにマスク本体を顔表面に接触保持するマスクであって、前記マスク本体が、表面布と裏面布との間に少なくとも前記の各殺菌フィルターを設けてなること、を特徴とする前記マスクである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳しく説明する。
本発明における殺菌フィルター及びこれを用いたマスクは、繊維マトリックスにアミノ基、イミノ基、アンモニウム基などの塩基性基又はその塩(基)といった陰イオン交換可能な基が結合した陰イオン交換繊維にヨウ素を化合、吸着させた布(織布、不織布)、主としてイオン結合させた布を殺菌有効材料とするものである。このうち、ヨウ素を強くイオン的に結合し得るように、アルキル基の置換した第四級アンモニウム塩基の結合した陰イオン交換繊維が好ましい。
【0012】
本発明における布としては、重合性モノマーの1種又は2種以上とこれに重合或いは反応しうる官能基と陰イオン交換基を有するモノマーの1種又は2種以上とを重合、反応させて陰イオン交換樹脂を製造し、この樹脂を紡糸して得られる陰イオン交換繊維から布(織布、不織布)を製造し、次いでこの布にヨウ素を化合、吸着させて得られるものを好適に例示することができる。更に、前記陰イオン交換繊維に他の繊維(例えば、ポリエステル繊維、ポリエチレン繊維、ナイロン繊維、綿)を併用して布を製造し、次いでこの布にヨウ素を化合、吸着させて得られるものも好適に例示することができる。これらの布は、殺菌フィルター又はマスクとして使用するため、その目的に応じて、適度な通気性や通水性を有している。
【0013】
大腸菌などの生物の細胞は、内部に大量の核酸を含み、表面近くには酸性アミノ酸を含んでいるため、細胞膜はマイナスに帯電している。ヨウ素を化合(イオン結合)、吸着した陰イオン交換繊維に細菌が接近すると、結合しているI3 −が細胞のマイナスイオンと入れ替わろうとして陰イオン交換繊維から離脱する(デマンド・リリース機能)。離脱したI3 −はI−とI2とになり、I2が細菌の細胞膜を酸化し、破壊して、殺菌される。
このように本発明においては、ヨウ素を化合(イオン結合)させた陰イオン交換繊維の布が使用されるが、大きな殺菌能力が要望される場合には、初期の段階でその効果を大ならしめるため、陰イオン交換繊維又はその布にヨウ素を化合(イオン結合)させ、更に吸着させて、ヨウ素を多量に含有させたものが好ましい。
そのため、本発明において、例えば、特公昭39−3102号、特公昭39−11454号、特公昭39−11455号、特公昭39−11456号、特公昭54−2625号の各方法における工程中で製造されるヨウ素をイオン結合した陰イオン交換繊維の布が、工業的かつ経済的に有利である。すなわち、ヨウ素をハロゲン化アルカリ水溶液に溶解した三ヨウ化アルカリを用いて、クロルアニオンを対イオンとする(第四級アンモニウム塩基含有)陰イオン交換繊維又はその布をイオン交換した、ヨウ素を化合(イオン結合)、吸着させた陰イオン交換繊維の布が最も好ましい。
本発明においては、ヨウ素を化合(イオン結合)、吸着させた陰イオン交換繊維の布は、ヨウ素濃度が5〜50重量%、特に30〜50重量%のものが好ましい。
【0014】
本発明のマスクにおける表面布と裏面布は、その間に本発明の殺菌フィルターを挟持して、(微)粒子などを透過させることなく通気性、通水性を有するシートであり、ガーゼを好適に例示することができる。表面布と裏面布との間には、本発明の殺菌フィルターの他に、通気性、通水性を有するシートを1枚以上、特に殺菌フィルターの上下に2枚積層するのが好ましい。
【0015】
【実施例】
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明する。なお、特にことわりのない限り、実施例中の「%」は「質量%」を意味する。
製造例1
下記式で示す化学構造を繊維マトリックスとする陰イオン交換繊維(イオ交換容量2.0meq/g、株式会社ニチビ社製IEF−SA(Cl))の織布(50g/m2)50gを、ポビドンヨード液中に常温で浸し、常温で15時間振盪して、ヨウ素濃度約30%のヨウ素含有陰イオン交換繊維の織布(シート)を製造した。
【0016】
【化1】
【0017】
実施例1
ファンの送気側に配置したダクト内に、製造例1で得たヨウ素約30%含有陰イオン交換繊維シート(織布)を必ず通気するように設けた。このシートに、大腸菌を3.5×105CFU/ml含む溶液のミストを1時間あたり50mlの割合で通気させ、1時間、4時間、20時間、80時間後それぞれのサンプルを37℃で24時間培養した後、各サンプルシートに発生したコロニーを計数した。
いずれのサンプルシートにもコロニーの発生は全く認められなかった。
【0018】
実施例2
両端にマスク本体を顔表面に保持するストラップを有し、マスク本体が表面ガーゼと裏面ガーゼとの間にガーゼと製造例1で得たヨウ素約30%含有陰イオン交換繊維シート(織布)とガーゼをこの順で狭持した構造のマスクを調製した。
このヨウ素約30%含有イオン交換繊維シート(織布)自体の殺菌特性を次の表1に示す。
なお、試験は、JIS L1902:2002 9.定性試験(ハロー法)に従って行った。
【0019】
【表1】
【0020】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明により初めて、空気中や水中の細菌類、真菌類、ウィルスなどを長期間にわたって殺減でき、ヨウ素の利用効率と殺菌能力の高いフィルター、及びこれを用いたマスクの提供が可能となった。本発明のマスクはその殺菌有効材料(殺菌フィルター)の殺菌力が強いため、急性重症呼吸器症候群などの予防にも特に優れた効果を発揮する。
Claims (5)
- ヨウ素を化合、吸着させた陰イオン交換繊維の布からなること、を特徴とする殺菌フィルター。
- ヨウ素を化合、吸着させた陰イオン交換繊維とイオン交換基を有さない繊維との布からなること、を特徴とする殺菌フィルター。
- 前記陰イオン交換繊維が、陰イオン交換樹脂を紡糸して得られる陰イオン交換繊維である、請求項1又は2に記載の殺菌フィルター。
- 前記陰イオン交換繊維が、アルキル基の置換した第四級アンモニウム塩基を有する樹脂を紡糸して得られる陰イオン交換繊維である、請求項1又は2に記載の殺菌フィルター。
- 鼻口部を覆うようにマスク本体を顔表面に接触保持するマスクであって、
前記マスク本体が、表面布と裏面布との間に少なくとも請求項1〜4のいずれか一項に記載の殺菌フィルターを設けてなること、を特徴とする前記マスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003194077A JP2005028230A (ja) | 2003-07-09 | 2003-07-09 | 殺菌フィルター及びこれを用いたマスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003194077A JP2005028230A (ja) | 2003-07-09 | 2003-07-09 | 殺菌フィルター及びこれを用いたマスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005028230A true JP2005028230A (ja) | 2005-02-03 |
Family
ID=34205333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003194077A Pending JP2005028230A (ja) | 2003-07-09 | 2003-07-09 | 殺菌フィルター及びこれを用いたマスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005028230A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008544838A (ja) * | 2005-06-30 | 2008-12-11 | ノヴェコ インコーポレイテッド | 殺菌性の空気フィルタ |
WO2011040035A1 (ja) | 2009-09-30 | 2011-04-07 | 株式会社Nbcメッシュテック | マスク |
KR102144869B1 (ko) | 2020-06-05 | 2020-08-14 | 주식회사 에프앤지아이 | 항균, 탈취, 음이온 및 원적외선 방출 효과를 가진 수차사용이 가능한 기능성 마스크의 제조방법 |
-
2003
- 2003-07-09 JP JP2003194077A patent/JP2005028230A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008544838A (ja) * | 2005-06-30 | 2008-12-11 | ノヴェコ インコーポレイテッド | 殺菌性の空気フィルタ |
WO2011040035A1 (ja) | 2009-09-30 | 2011-04-07 | 株式会社Nbcメッシュテック | マスク |
US10744351B2 (en) | 2009-09-30 | 2020-08-18 | Nbc Meshtec, Inc. | Mask |
KR102144869B1 (ko) | 2020-06-05 | 2020-08-14 | 주식회사 에프앤지아이 | 항균, 탈취, 음이온 및 원적외선 방출 효과를 가진 수차사용이 가능한 기능성 마스크의 제조방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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