JP2005026557A - Shield wiring member and its shielding method - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ノート型パソコンの液晶表示装置のような可動部を有する各種電子機器の配線等に用いられる配線部材に関し、特に電磁シールドされた配線部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
情報通信の発達により、多くの分野で各種の情報機器や電子機器が使用されている。これらの機器から放射される不要輻射は、他の機器に悪影響を与え、また、これらの機器に外部から侵入する電磁波による誤動作が生じる等の問題があるる。一般に、これらについては、古くよりノイズに対する問題として種々の規制と対策が講じられてきているが、近年の情報のデジタル化、電子機器の小型化、軽量化等の加速で、より一層の信頼性が求められている。
【0003】
電子機器に関しての誤動作、機能障害、性能劣化につながるノイズ対策として、電子機器の筐体部の壁面等に金属物を用い、機器全体をシールドする方法がある。この方法は、機器の使用部材量を増やして価格を高め、また、重量が増加するため、小形、軽量化を損ない商品価値を低下させる。さらに、形状、寸法によってはアンテナ作用を呈したり、確実な接地接続が行なうことができない等の問題がある。
【0004】
また、機器内配線の回路構成に応じて、編組シールドを施した電線やアルミテープを巻付けたシールド電線等を用いることにより、ノイズ耐性を確保することも行なわれている。この方法は、シールド電線の外径が太くなり、設計変更に対するシールド電線を、その都度設計する必要があるため価格も高くなり、変更も容易ではない。
【0005】
また、機器内配線では、複数本の信号線、電源線を束ねて配線パターンにしたがって屈曲すると共に所定の長さとし、その端部に電気コネクタ等の電気接続部材を予め接続した配線部材(ワイヤハーネスとも言われている)を用いて行なうことがある。このワイヤハーネスは、ノート型パソコンのように可動部を有する配線部分には、可撓性の基板を用いたフレキシブルプリント回路板で構成することもあり、多数本の電線を平行に並べてテープ等で一体化し、可撓性のあるフラットケーブルのような機能を持たせた構成とすることもある。
【0006】
このようなワイヤハーネスにシールド機能を持たせる場合、プリント回路導体や絶縁電線を、導電性シートで覆ってシールドすることが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、この導電性シートとして種々の構成のものが知られているが、例えば、ナイロン、ポリエステル等の合成樹脂繊維の表面に銀、銅等の導電性を有する金属で被覆された繊維を、ネット状、ハニカム状、織物状、不織布等のシート状で形成することも知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−167642号公報
【特許文献2】
特開2000−233463号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図4は、従来の複数本の信号線及び電源線等からなるワイヤハーネスを導電性シートでシールドした例を示す図である。図4(A),(B)は横断面図、図4(C)は端部の斜視図で、図中、1は導電性シート(又は導電性テープ)、1aは接着又は粘着剤層、2aは単心線、2bはツイスト線、3は閉じ部、3a,3bは縁部、3cは貼り合わせ部、4は電気コネクタを示す。
【0009】
ワイヤハーネスHのシールド形状は、図4に示すように、通常、複数本の単心線2a及びツイスト線2bを平行の並べ、心線の両面をテープ状にされた2枚の導電性テープで覆うか、又は、導電性シート1を折り重ねて覆う形状となる。導電性シート1又はテープは、銅又はアルミ等の良導電性の金属箔と絶縁フィルムの積層シートに接着又は粘着剤層を設けたもの、あるいは上記特許文献1,2に示されるような織布、不織布に導電性を付与し接着剤又は粘着剤を塗布したものが用いられる。導電性シート1あるいは導電性テープの閉じ部3は、導電性シート1の内面全体あるいは縁部3a,3bに接着剤又は粘着剤を塗布し、加圧又は加熱を加えて接着又は粘着一体化している。なお、複数本の単心線2a及びツイスト線2bの単部には、電気コネクタ4等の電気接続部材が適宜接続される。
【0010】
閉じ部3は、通常、接着又は粘着剤層1aが付与されている接着又は粘着面を互いに貼り合せた構造が用いられている。この場合、導電性シート1の貼り合わせ部3cの凹凸で電気的な導通を生じさせているが、貼り合わせ部3cに接着又は粘着剤層1aが介在することで、貼り合わせの状態によっては電気的導通が不完全で、外部に規定値以上のノイズを発生させることがある。接着剤又は粘着剤に導電性のものを用いる例もあるが、この導電性の接着剤又は粘着剤の使用は、塗布、乾燥等の管理面での手間がかかり、作業性が悪く、コスト高となる。
【0011】
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたもので、導電性シートの閉じ部の形状を改善することにより、電磁放射を低減し、導電性の接着剤又は粘着剤を用いることなく導電性を確保し、ノイズ発生を抑制したシールド配線部材及びそのシールド方法を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明によるシールド配線部材は、複数本の被覆電線を導電性シートで覆ってフラット状にされたシールド配線部材であって、導電性シート接合部の一方の縁部を、他方の縁部で巻き込んで折り重ねて接着又は粘着固定する。
また、本発明による他のシールド配線部材は、複数本の被覆電線を導電性シートで覆ってフラット状にされたシールド配線部材であって、導電性シート接合部を鋭利な突起によりミシン目状に連続的に突き刺して接着又は粘着固定する。
【0013】
【発明の実施の形態】
図により本発明の実施の形態を説明する。図1は導電性シートの閉じ部の接着又は粘着形状を説明する図、図2は閉じ部の接着又は粘着方法を説明する図、図3はワイヤハーネスの一例を説明する図である。図中、1は導電性シート(又は導電性テープ)、1aは接着又は粘着剤層、2aは単心線、2bはツイスト線、3は閉じ部、3a,3bは縁部、3cは貼り合わせ部、4は電気コネクタ、5は折り重ね接着又は粘着部、6は突刺し接触部、7は圧接ローラ、7aは圧接面、8は突刺しローラ、8aは突刺し片を示す。
【0014】
本発明によるシールド配線部材は、従来と同様に絶縁被覆が施された複数本の単心線2a、ツイスト線2bを平行に並べ、その外面を導電性シート1で覆って形成される。シールド配線部材としては、単に複数本の信号線や電源線を覆って、フラットケーブルとして構成されたものであってもよく、後述するワイヤハーネスとして構成されたものであってもよい。また、導電性シート1は、適用対象に応じた長尺のテープ状であったり、適当な形状に切り抜かれたシート状にして用いられる。
【0015】
導電性シート1は、種々の構成のものを用いることができるが、特許文献1,2で開示されているような織布、不織布に導電性を付与したものが好ましい。具体的には、ナイロン、テトロン等の合成樹脂繊維の表面に銅と錫又はニッケル等の金属を2層にメッキして、各種の形態で布状に織ったものが望ましい。この導電シート1の一方の面側には、全面又は少なくとも閉じ部3となる部分に接着剤又は粘着剤が塗布又は含浸されているものとする。接着剤又は粘着剤は、圧力により接着又は粘着性を示す感圧性のもの、或いは、加熱と圧力で接着又は粘着するものが望ましい。
【0016】
導電性シート1は、図1(A)に示すように1枚のシートを折って、平行に並べた単心線2a、ツイスト線2bを挟んで、一つの閉じ部3で閉じるか、又は、図1(B)に示すように2枚のシートで単心線2a、ツイスト線2bを挟んで2つの閉じ部3で閉じるかにして、使用することができる。図1(A)及び(B)のいずれの閉じ部3も、一方の縁部3aを他方の縁部3bで巻き込んで接着又は粘着面同士の貼り合わせ部3cを閉じ、縁部3bを縁部3aの外面に折り重ねて折り重ね接着又は粘着部5を形成し、部分的に3層に重なるようにして接着又は粘着一体化する。縁部3aと縁部3bの折り重ね接着又は粘着部5の幅は、少なくとも0.5mm以上とするのが好ましい。
【0017】
閉じ部3の形状を、上述のようにすることにより、一方の縁部3aを他方の縁部3bで巻き込むことで囲い、貼り合わせ部3cが接着又は粘着剤層によってオープン状態になるのを防ぐことができる。これにより、この貼り合わせ部3cからの外部への電磁放射がしにくくなり、シールド機能を高めているものと考えられる。
【0018】
図1(C)の例は、閉じ部3は一方の縁部3aと他方の縁部3bとを、従来と同様にその接着又は粘着面同士を互いに接着又は粘着するように貼り合わせるが、この貼り合わせ部3cに外部から針状の突刺し片8aを突き刺し、これによる突起で突き刺し接触部6を形成する。突き刺しのピッチは、大よそ1mm〜5mm程度で、ミシン目のような形状で形成するのがよい。突き刺し片8aを所定のピッチで突刺すことにより、縁部3aと縁部3bが互いに圧接され接着又は粘着一体化されるが、別途、圧接力を与えて接着又は粘着一体化を強化させてもよい。
【0019】
閉じ部3の形状を、上述のようにすることにより、図1(C)の部分拡大図に示すように、突き刺し片8aにより突き刺された一方のシートの縁部3bが穿孔される。この穿孔で生じる突起が、貼り合わせ部3cの接着又は粘着剤層を突き破って他方のシートの縁部3aに電気的に接触することで、突き刺し接触部6が形成され、貼り合わせ部3cの導電性を高めているものと考えられる。突き刺しのピッチは、小さいほどシールド機能は高められるが、あまり小さいと切断される恐れがあり、大きすぎるとシールド効果が低減する。
【0020】
図1(D)の例は、図1(A)と図1(C)の構成を合わせたものである。この場合の閉じ部3は、一方の縁部3aを他方の縁部3bで巻き込んで折り重ね接着又は粘着部5を形成して貼り合わせると共に、この貼り合わせ部分に外部から針状の突刺し片8aを突刺し、これによる突起で突刺し接触部6を形成している。この構成により、貼り合わせ部3cが接着又は粘着剤層によってオープン状態になるのを防ぎ、この貼り合わせ部3cからの外部への電磁放射を抑制すると共に、貼り合わせ部3cの導電性を確保して、シールド効果をより高めることができる。
【0021】
図2(A)は、図1(A)、(B)に示した形状のシールド配線部材を作製する一例である。導電性シート1の閉じ部3は、一方の縁部3aを他方の縁部3bで巻き込んで、接着又は粘着面同士の貼り合わせ部3cを閉じ、縁部3bを縁部3aの外面に折り重ねて、折り重ね接着又は粘着部5を形成する。最外側の縁部3bの外側から閉じ部3に沿って、例えば、図のような圧接ローラ7を当てて、圧接面7aで圧接することにより、閉じ部3を接着又は粘着一体化する。また、接着又は粘着に加熱を加えて押圧する必要がある場合は、加熱ローラを用いればよい。
【0022】
図2(B)は、図1(C)に示した形状のシールド配線部材を作製する一例である。導電性シート1の閉じ部3は、一方の縁部3aと他方の縁部3bの接着又は粘着面同士を貼り合わせる。この後、閉じ部3に沿って、外周に所定のピッチで多数の鋭利な突刺し片8aを設けた突刺しローラ8を当てて、突刺し片8aで、ミシン目をあけることにより、貼り合わせ部3cに突刺し接触部6を形成すると共に閉じ部3を接着又は粘着一体化する。この他、通常の裁縫用ミシンを用いて、ミシン目を形成する方法を用いることもできる。なお、別途、図2(A)の圧接ローラ7で接着又は粘着を強化させてもよい。
【0023】
図3に示すワイヤハーネスは、形状自体は従来のものと同じで、複数本の単心線2a、ツイスト線2bを平行に並べてフラット状とし、所定の長さに切断して、その端部に電気コネクタ4等の電気接続部材を接続して構成される。単心線2a、ツイスト線2bは、例えば、0.1mmφの銅、アルミ線を7本撚りした被覆外径が0.6mm前後の可撓性に優れた絶縁電線が用いられる。また、ワイヤハーネスは、その一部に部分的に分岐路を設けたり、可動部分に収納配置するために、円筒状に丸められた導電性シート1’で心線を部分的に覆うように構成することができる。そして、導電性シート1の閉じ部3は、図1に示した巻き込み折り重ね構造、又は、ミシン目による接触構造を用いて接着又は粘着一体化することにより、バラツキのない安定したシールド機能を備えたワイヤハーネスとする。
【0024】
【発明の効果】
上述したように、本発明によれば、導電性シートの閉じ部を、一方の縁部を巻き込んで折り重ねるだけの簡単な形状により電磁放射を低減し、また、単にミシン目を入れるだけで導電性の接着剤又は粘着剤を用いることなく導電性を確保して、ノイズ発生を効果的に低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明する図である。
【図2】本発明によるシールド配線部材の作製方法の一例を説明する図である。
【図3】本発明によるシールド配線部材(ワイヤハーネス)の一例を説明する図である。
【図4】従来の技術を説明する図である。
【符号の説明】
1,1’…導電性シート(又は導電性テープ)、1a…接着又は粘着剤層、2a…単心線、2b…ツイスト線、3…閉じ部、3a,3b…縁部、3c…貼り合わせ部、4…電気コネクタ、5…折り重ね接着又は粘着部、6…突刺し接触部、7…圧接ローラ、7a…圧接面、8…突刺しローラ、8a…突刺し片。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a wiring member used for wiring of various electronic devices having a movable part such as a liquid crystal display device of a notebook personal computer, and more particularly to a wiring member that is electromagnetically shielded.
[0002]
[Prior art]
With the development of information communication, various information devices and electronic devices are used in many fields. Unwanted radiation radiated from these devices adversely affects other devices, and there are problems such as malfunctions caused by electromagnetic waves entering these devices from the outside. In general, various regulations and countermeasures have been taken for noise as a problem for a long time, but with the recent acceleration of digitization of information, downsizing of electronic equipment, weight reduction, etc., further reliability Is required.
[0003]
As a countermeasure against noise that leads to malfunctions, functional failures, and performance degradation of electronic devices, there is a method of shielding the entire device by using a metal object on the wall surface of the casing of the electronic device. This method increases the amount of components used in the equipment to increase the price and increases the weight, thereby reducing the size and weight and reducing the commercial value. Furthermore, depending on the shape and dimensions, there are problems such as exhibiting an antenna action and failing to make a reliable ground connection.
[0004]
In addition, noise resistance is also ensured by using a braided shielded electric wire, a shielded electric wire wound with aluminum tape, or the like according to the circuit configuration of the in-device wiring. In this method, the outer diameter of the shielded electric wire is increased, and it is necessary to design the shielded electric wire for the design change each time. Therefore, the price is increased and the change is not easy.
[0005]
In addition, in the in-device wiring, a plurality of signal lines and power lines are bundled and bent according to a wiring pattern and have a predetermined length, and an electric connection member such as an electric connector is connected to an end of the wiring member (wire harness). It is also said that) This wire harness may be composed of a flexible printed circuit board using a flexible substrate for the wiring part having a movable part like a notebook personal computer. It may be configured to be integrated and to have a function like a flexible flat cable.
[0006]
In the case where such a wire harness is provided with a shielding function, it is known to shield a printed circuit conductor or an insulated wire by covering with a conductive sheet (see, for example, Patent Document 1). In addition, various types of conductive sheets are known as the conductive sheet. For example, the surface of a synthetic resin fiber such as nylon or polyester is coated with a fiber coated with a conductive metal such as silver or copper. It is also known to form in a sheet shape such as a shape, a honeycomb shape, a fabric shape, and a non-woven fabric (for example, see Patent Document 2).
[0007]
[Patent Document 1]
JP 2001-167642 A [Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 2000-233463
[Problems to be solved by the invention]
FIG. 4 is a diagram showing an example in which a conventional wire harness composed of a plurality of signal lines and power supply lines is shielded with a conductive sheet. 4 (A) and 4 (B) are cross-sectional views, FIG. 4 (C) is a perspective view of the end portion, in which 1 is a conductive sheet (or conductive tape), 1a is an adhesive or pressure-sensitive adhesive layer, 2a is a single core wire, 2b is a twisted wire, 3 is a closed portion, 3a and 3b are edge portions, 3c is a bonding portion, and 4 is an electrical connector.
[0009]
As shown in FIG. 4, the shield shape of the wire harness H is usually two conductive tapes in which a plurality of
[0010]
The
[0011]
The present invention has been made in view of the above-described circumstances, and by improving the shape of the closed portion of the conductive sheet, electromagnetic radiation is reduced, and conductivity can be achieved without using a conductive adhesive or pressure-sensitive adhesive. It is an object of the present invention to provide a shield wiring member that secures and suppresses noise generation and a shielding method thereof.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
The shield wiring member according to the present invention is a shield wiring member formed by covering a plurality of covered electric wires with a conductive sheet and flattened, and one edge of the conductive sheet joining portion is wound around the other edge. Fold it up and fix it with adhesive or adhesive.
Further, another shield wiring member according to the present invention is a shield wiring member in which a plurality of covered electric wires are covered with a conductive sheet and made flat, and the conductive sheet joint portion is perforated by sharp protrusions. Stick continuously or stick or fix.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a diagram for explaining the adhesion or adhesion shape of the closed portion of the conductive sheet, FIG. 2 is a diagram for explaining the adhesion or adhesion method of the closure portion, and FIG. 3 is a diagram for explaining an example of a wire harness. In the figure, 1 is a conductive sheet (or conductive tape), 1a is an adhesive or adhesive layer, 2a is a single core wire, 2b is a twisted wire, 3 is a closed portion, 3a and 3b are edges, and 3c is bonded together , 4 is an electrical connector, 5 is a fold adhesion or adhesive part, 6 is a piercing contact part, 7 is a pressing roller, 7a is a pressing surface, 8 is a piercing roller, and 8a is a piercing piece.
[0014]
The shield wiring member according to the present invention is formed by arranging a plurality of single-
[0015]
As the
[0016]
As shown in FIG. 1 (A), the
[0017]
By making the shape of the closing
[0018]
In the example of FIG. 1 (C), the
[0019]
By making the shape of the closing
[0020]
The example of FIG. 1D is a combination of the configurations of FIG. 1A and FIG. In this case, the closing
[0021]
FIG. 2A is an example of producing a shield wiring member having the shape shown in FIGS. The
[0022]
FIG. 2B is an example of manufacturing a shield wiring member having the shape shown in FIG. The closing
[0023]
The wire harness shown in FIG. 3 has the same shape as the conventional one, and a plurality of
[0024]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the electromagnetic radiation can be reduced by a simple shape in which the closed portion of the conductive sheet is folded and wrapped around one edge, and the conductive sheet can be conductive by simply perforating. The generation of noise can be effectively reduced by ensuring the conductivity without using an adhesive or pressure sensitive adhesive.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram illustrating an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram illustrating an example of a method for producing a shield wiring member according to the present invention.
FIG. 3 is a view for explaining an example of a shield wiring member (wire harness) according to the present invention.
FIG. 4 is a diagram illustrating a conventional technique.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (7)
Priority Applications (1)
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