JP2005026092A

JP2005026092A - High frequency heating device

Info

Publication number: JP2005026092A
Application number: JP2003190764A
Authority: JP
Inventors: Shigeyuki Nagata; 滋之永田; Masashi Osada; 正史長田; Kenichi Ito; 賢一伊藤; Katsuten Sekine; 加津典関根; Kazuhiro Kameoka; 和裕亀岡
Original assignee: Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd; Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd; Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 2003-07-03
Filing date: 2003-07-03
Publication date: 2005-01-27
Anticipated expiration: 2023-07-03
Also published as: JP4064881B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a user-friendly high frequency heating device, having a simple structure, maintaining shield property to high frequency, and enabling a view of the inside of a heating chamber. <P>SOLUTION: The high frequency heating device comprises a heating chamber 6 for housing a material to be heated, a high frequency oscillator 7 for irradiating high frequency to the heating chamber 6, and a punching metal part 3 for shielding the high frequency from the high frequency oscillator 7. In a part of the punching metal part 3, a view window 4 for viewing inside the heating chamber 6 is provided, and the view window 4 has a transparent conductor 5. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被加熱物を高周波により加熱する高周波加熱装置に関するものであり、特に加熱室内を視認するための視認窓に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の高周波加熱装置は、パンチングメタルを扉の全面に設置し、パンチングメタルに透明導電体を併設させて、パンチングメタルの開口率を向上させる構成となっている（特許文献１参照）。
【０００３】
【特許文献１】
特許第２９５３０７８号公報（第２、３頁、第１図）
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、扉にパンチングメタルと透明導電体を２重に設置する従来の構成においては、パンチングメタルと透明導電体を２重に設置するための固定具等が別途必要となり、扉の構造が複雑化し、さらにはコストアップへとつながるという課題があった。
【０００５】
本発明は上述のような課題を解決するためになされたもので、簡単な構成で、高周波の遮蔽性能を持ちつつ、加熱室内の視認性を向上させる高周波加熱装置を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る高周波加熱装置においては、被加熱物を収納する加熱室と、前記加熱室に高周波を照射する高周波発振器と、前記高周波を遮蔽するパンチングメタル部とを備え、前記パンチングメタル部の一部に前記加熱室内を視認可能な視認窓を設け、前記視認窓には透明な導電体を設けたものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】
実施の形態１．
図１は本発明の実施の形態１を示す高周波加熱装置の扉部の断面図、図２は図１に示すパンチングメタル部の正面図、図３は本発明の実施の形態１を示す高周波加熱装置の加熱室の斜視図、図４は本発明の実施の形態１を示す高周波加熱装置の外観斜視図、図５はパンチングメタル部の開口の状態を示す図である。図１及び図２において、扉部１は、２枚のガラス板２ａ、２ｂを有し、庫外側のガラス板２ａと庫内側のガラス板２ｂの間には多数の開口を有するパンチングメタル部３が配置されている。そして、パンチングメタル部３の一部には所定の開口面積を有し、庫内を視認するための視認窓４が形成されており、視認窓４の庫外側にはその開口を覆うように透明導電体５が設けられている。この構成により、パンチングメタル部３は、電磁波を遮蔽するだけでなく、庫内の視認を可能としている。
【０００８】
透明導電体５は、表面抵抗が小さいほど電磁波の遮蔽性能が高いため、実施の形態１に用いる場合に望ましい。透明導電体５は、例えば透明基板上に金属酸化物の薄膜を蒸着したものや、微細な金属のメッシュを樹脂層内に配置したもの等であり、いずれも表面抵抗が小さく透明性を確保できる構成である。
【０００９】
なお、透明導電体５をパンチングメタル部３へ取り付ける方法は、視認窓４周辺において、透明導電体５を固定するものであればよく、特に限定されるものではない。例えば接着剤による接着、金属メッシュ部を突出させ溶接、ねじ止めによる固定、嵌合による固定等を用いればよい。
【００１０】
また、透明導電体５を視認窓４に接着により取り付けた場合、またはねじ止めや嵌合により取り付けた場合は、故障や劣化または汚れ等の原因でパンチングメタル部３から透明導電体５を交換する場合等の作業が簡単になる。
【００１１】
図２に示すように、透明導電体５をパンチングメタル部３の一部に設ける構成にすることで、組立時における煩雑さが防止できる。
【００１２】
次に、高周波加熱装置の全体構成について説明する。
図３において、加熱室６には、高周波発振器７から発振された高周波が導波管８を介して照射される。被加熱物９は、モータ１０を駆動源とするターンテーブル１１に載置され、高周波により加熱される。
【００１３】
また、実施の形態１では、加熱室６の背面にヒータ１２を設け、ヒータ１２により被加熱物９を加熱することもできる。ヒータ１２により加熱された空気は、背面モータ（図示せず）を駆動源とするコンベクションファン１３によって熱風となり、加熱室６の背面に設けた給排気口１４を介して加熱室６内を循環する。
【００１４】
図４において、扉部１には、加熱室６を開閉するためのハンドル１５が設けられている。また、扉部１には操作部１６が隣設されており、操作部１６には例えば調理時間の設定部、調理温度の設定部、表示部、オートメニューキー等が設けられている。
【００１５】
なお、図において、パンチングメタル部３に形成されたパンチング穴１７は一部のみ記入し、あとは省略してある。
【００１６】
ところで、電磁波の遮蔽性能は、パンチングメタル部３に多数開口されている穴の大きさ、形状、ピッチおよび板厚によって異なる。例えばパンチングメタル部３に、図５に示すような円形のパンチング穴１７を形成したとすると、電磁波の減衰量Ｓと開口率Ａは以下に示すような式（１）（２）でそれぞれ表せる。
【００１７】
Ｓ＝２０ｌｏｇ_１０（３ＰＱλ／２πＤ^３）＋（３２．０Ｔ／Ｄ）［ｄＢ］（１）
【００１８】
Ａ＝１００πＤ^２／４ＰＱ［％］・・・（２）
【００１９】
式中、Ｄは穴径（ｍｍ）、Ｐは穴の水平方向ピッチ（ｍｍ）、Ｑは穴の垂直方向ピッチ（ｍｍ）、Ｔは板厚（ｍｍ）、λは電磁波の波長（ｍｍ）である。
【００２０】
上述した式によれば、穴径Ｄが小さければ小さいほど、ピッチが小さければ小さいほど、電磁波の遮蔽性能（減衰量Ｓ）は高まるが、開口率Ａは小さくなることがわかる。例えば４０ｄＢ程度の遮蔽性能を得るパンチング穴１７の寸法を一例として、Ｐ＝４ｍｍ、Ｑ＝３．４６ｍｍ、λ＝１２２ｍｍ、Ｄ＝２．５ｍｍ、Ｔ＝０．５ｍｍとすると、その開口率Ａは、式（２）に当てはめると、３５％程度であり、視認性はあまりよくない。
【００２１】
また、板厚に関しては、特に数式では示していないが、板厚が厚くなれば厚くなるほど、加熱室内を視認するための視野角が狭まることは明らかである。
【００２２】
実施の形態１によれば、パンチングメタル部３の一部を切り抜いて視認窓４を形成したので、電磁波の遮蔽性能を持ちつつ、外部から直接加熱室６内および加熱室６内に設置された被加熱物９を視認でき、視認性能が向上する。また、高価な透明導電体を一部分のみに用いることで、一面に透明導電体を用いる場合よりも比較的安価に構成することができる。
【００２３】
実施の形態２．
図６は本発明の実施の形態２を示す加熱室の斜視図、図７は本発明の実施の形態２を示す高周波加熱装置の外観斜視図、図８は使用者による視認の状態を示す図である。なお、実施の形態１と同一の構成には同じ符合を付し、説明は省略する。実施の形態２では、被加熱物を載置する調理皿を加熱室内に複数設けた例を示している。
【００２４】
複数の被加熱物９を同時に調理する場合は、加熱室６に複数の調理皿１８を設け、それぞれの調理皿１８に被加熱物９を載置する。しかしながら、調理皿１８を加熱室６内の上下方向に複数設けた場合は、扉部１の中央に１箇所設けた視認窓からだけでは複数の被加熱物９を視認し難い。したがって、実施の形態２では、図７に示すように、パンチングメタル部３の視認窓４ａ、４ｂを多段調理に応じた位置に設けるようにする。なお、図７では、調理皿１８を上下方向に２段設けた場合を示している。また、視認窓４ａ、４ｂにはそれぞれ透明導電体５ａ、５ｂが設けられている。高周波加熱装置は、通常、使用者が直立した場合の目の位置よりも下方へ設置される場合が多いため、視認窓４ａ、４ｂは被加熱物９に対して水平より上方へ設けることが望ましい。
【００２５】
実施の形態２によれば、視認窓４ａ、４ｂを被加熱物９に対応した位置に設けることにより、複数の被加熱物９を同時に視認することができる。
【００２６】
実施の形態３．
図９は本発明の実施の形態３を示す高周波加熱装置における扉表面の表面電流の状態を示す電気分布図である。なお、上述した各実施の形態と同じ構成には同一の符合を付し、説明を省略する。扉部１表面では高周波によって引き起こされる電位差によって表面電流１９が励起される。図９は、表面電流１９をシミュレーションソフトにより計算した結果であり、矢印は電流ベクトルを示し、矢印の大きさは電流の大きさを示している。
【００２７】
透明導電体は表面抵抗が小さいので、表面電流１９が大きい部分に設けると故障してしまう可能性がある。また、表面電流１９が大きい部分ではスパークが発生しやすいので、大電流が流れる部分を避けて透明導電体を配置した方がよい。したがって、パンチングメタル部の視認窓を高周波による電位差が比較的小さい部分、例えば図９に示す表面電流１９の低電流部２０に設ければ、視認窓に取り付けられる透明導電体のスパーク等による故障を防止することができる。
【００２８】
なお、表面電流１９は加熱室内に高周波により励起されるモードにより変化する。具体的には発振周波数や加熱室寸法、給電口の位置等により異なるモードが励起される。このことから、例えば、発振周波数や加熱室寸法、給電口の位置等が決定した段階で、予想される表面電流を算出し、低電流部を算出してから視認窓の位置を決定するようにしてもよい。
【００２９】
実施の形態３によれば、視認窓を高周波による電位差が比較的小さい部分に設置することにより、スパーク発生の危険性を極めて小さくすることができる。
【００３０】
実施の形態４．
図１０は本発明の実施の形態４を示す高周波加熱装置における視認窓の形状と表面電流の関係を示す図である。なお、図中、矢印は表面電流を示している。図１０（ａ）に示すように、視認窓４は高周波により発生する表面電流１９を大きく横切らないように設置した方がよい。図１０（ｂ）に示すように、表面電流１９を横切るように視認窓４を設置すると、視認窓４の切り抜き部分からの漏洩量が図１０（ａ）の場合よりも大きくなってしまうからである。したがって、視認窓４は、表面電流１９の方向と視認窓４の長辺が平行となるような長方形もしくは楕円形状に形成することで、より高い電磁波遮蔽効果を得ることができる。
【００３１】
【発明の効果】
本発明は以上説明したように、パンチングメタル部の一部に加熱室内を視認可能な視認窓を設け、視認窓には透明導電体を設けたので、高周波の遮蔽性能を持ちつつ、使用者により、加熱室内の被加熱物を確認する際の視認性を向上させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態１を示す高周波加熱装置の扉部の断面図である。
【図２】図１に示すパンチングメタル部の正面図である。
【図３】本発明の実施の形態１を示す高周波加熱装置の加熱室の斜視図である。
【図４】本発明の実施の形態１を示す高周波加熱装置の外観斜視図である。
【図５】パンチングメタル部の開口の状態を示す図である。
【図６】本発明の実施の形態２を示す加熱室の斜視図である。
【図７】本発明の実施の形態２を示す高周波加熱装置の外観斜視図である。
【図８】本発明の実施の形態２を示す使用者による視認の状態を示す図である。
【図９】本発明の実施の形態３を示す高周波加熱装置における扉表面の表面電流の状態を示す電気分布図である。
【図１０】本発明の実施の形態４を示す視認窓と表面電流の関係を示す図である。
【符号の説明】
１扉部、２ａガラス、２ｂガラス、３パンチングメタル部、４視認窓、４ａ視認窓、４ｂ視認窓、５透明導電体、５ａ透明導電体、５ｂ透明導電体、６加熱室、７高周波発振器、８導波管、９被加熱物、１０モータ、１１ターンテーブル、１２ヒータ、１３コンベクションファン、１４給排気口、１５ハンドル、１６操作部、１７パンチング穴、１８調理皿、１９表面電流、２０低電流部。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a high-frequency heating apparatus that heats an object to be heated with high frequency, and more particularly to a viewing window for visually recognizing a heating chamber.
[0002]
[Prior art]
A conventional high-frequency heating device has a configuration in which a punching metal is installed on the entire surface of a door, and a transparent conductor is provided along with the punching metal to improve an opening ratio of the punching metal (see Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent No. 2953078 (pages 2, 3 and 1)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional configuration in which the punching metal and the transparent conductor are installed in a double manner on the door, a fixture for installing the punching metal and the transparent conductor in a duplicate is necessary, which complicates the structure of the door. In addition, there was a problem that led to cost increase.
[0005]
The present invention has been made to solve the above-described problems, and provides a high-frequency heating device that improves the visibility in a heating chamber while having a high-frequency shielding performance with a simple configuration.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The high-frequency heating device according to the present invention includes a heating chamber that houses an object to be heated, a high-frequency oscillator that irradiates the heating chamber with a high frequency, and a punching metal portion that shields the high frequency. A viewing window capable of visually recognizing the heating chamber is provided in the section, and a transparent conductor is provided in the viewing window.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiment 1 FIG.
1 is a sectional view of a door portion of a high-frequency heating device showing Embodiment 1 of the present invention, FIG. 2 is a front view of a punching metal portion shown in FIG. 1, and FIG. 3 is high-frequency heating showing Embodiment 1 of the present invention. FIG. 4 is an external perspective view of the high-frequency heating device showing Embodiment 1 of the present invention, and FIG. 5 is a view showing an opening state of the punching metal portion. In FIG.1 and FIG.2, the door part 1 has the two glass plates 2a and 2b, and the punching metal part 3 which has many opening between the glass plate 2a of a warehouse outer side, and the glass plate 2b of a warehouse inner side. Is arranged. A part of the punching metal portion 3 has a predetermined opening area, and a viewing window 4 for visually recognizing the inside of the warehouse is formed. The outside of the viewing window 4 is transparent so as to cover the opening. A conductor 5 is provided. With this configuration, the punching metal part 3 not only shields electromagnetic waves, but also enables visual recognition inside the warehouse.
[0008]
The transparent conductor 5 is desirable when used in the first embodiment because the electromagnetic wave shielding performance is higher as the surface resistance is smaller. The transparent conductor 5 is, for example, a metal oxide thin film deposited on a transparent substrate, or a fine metal mesh disposed in a resin layer, etc., both of which have low surface resistance and ensure transparency. It is a configuration.
[0009]
The method for attaching the transparent conductor 5 to the punching metal portion 3 is not particularly limited as long as the transparent conductor 5 is fixed around the viewing window 4. For example, adhesion by an adhesive, metal mesh portion protruding, welding, fixing by screwing, fixing by fitting, etc. may be used.
[0010]
Further, when the transparent conductor 5 is attached to the visual window 4 by adhesion, or when attached by screwing or fitting, the transparent conductor 5 is replaced from the punching metal portion 3 due to failure, deterioration, dirt, or the like. This makes work easier.
[0011]
As shown in FIG. 2, by providing the transparent conductor 5 in a part of the punching metal portion 3, it is possible to prevent complication during assembly.
[0012]
Next, the overall configuration of the high-frequency heating device will be described.
In FIG. 3, the heating chamber 6 is irradiated with a high frequency oscillated from a high frequency oscillator 7 through a waveguide 8. The article 9 to be heated is placed on a turntable 11 having a motor 10 as a drive source, and is heated by high frequency.
[0013]
In the first embodiment, the heater 12 is provided on the back surface of the heating chamber 6, and the article 9 to be heated can be heated by the heater 12. The air heated by the heater 12 becomes hot air by a convection fan 13 having a back motor (not shown) as a drive source, and circulates in the heating chamber 6 through a supply / exhaust port 14 provided on the back surface of the heating chamber 6. .
[0014]
In FIG. 4, the door part 1 is provided with a handle 15 for opening and closing the heating chamber 6. An operation unit 16 is provided adjacent to the door 1, and the operation unit 16 is provided with a cooking time setting unit, a cooking temperature setting unit, a display unit, an auto menu key, and the like.
[0015]
In the figure, only a part of the punching hole 17 formed in the punching metal portion 3 is shown and the rest is omitted.
[0016]
By the way, the shielding performance of electromagnetic waves varies depending on the size, shape, pitch, and plate thickness of the holes opened in the punching metal portion 3. For example, if a circular punching hole 17 as shown in FIG. 5 is formed in the punching metal portion 3, the electromagnetic wave attenuation S and the aperture ratio A can be expressed by the following equations (1) and (2), respectively.
[0017]
S = 20 log ₁₀ (3PQλ / 2πD ³ ) + (32.0 T / D) [dB] (1)
[0018]
A = 100πD ² / 4PQ [%] (2)
[0019]
Where D is the hole diameter (mm), P is the horizontal pitch of the hole (mm), Q is the vertical pitch of the hole (mm), T is the plate thickness (mm), and λ is the wavelength of the electromagnetic wave (mm). is there.
[0020]
According to the above-described equation, it can be seen that the smaller the hole diameter D and the smaller the pitch, the higher the electromagnetic wave shielding performance (attenuation amount S), but the smaller the aperture ratio A. For example, when the dimension of the punching hole 17 that obtains a shielding performance of about 40 dB is taken as an example, and P = 4 mm, Q = 3.46 mm, λ = 122 mm, D = 2.5 mm, and T = 0.5 mm, the aperture ratio A is When applied to the formula (2), it is about 35%, and the visibility is not so good.
[0021]
Further, the thickness of the plate is not particularly shown by a mathematical formula, but it is clear that the viewing angle for visually recognizing the heating chamber becomes narrower as the plate becomes thicker.
[0022]
According to the first embodiment, since the viewing window 4 is formed by cutting out a part of the punching metal portion 3, it is installed directly in the heating chamber 6 and in the heating chamber 6 from the outside while having an electromagnetic wave shielding performance. The to-be-heated object 9 can be visually recognized, and visual recognition performance improves. Further, by using an expensive transparent conductor only for a part, it can be configured at a relatively low cost compared to the case of using a transparent conductor on one side.
[0023]
Embodiment 2. FIG.
6 is a perspective view of a heating chamber showing Embodiment 2 of the present invention, FIG. 7 is an external perspective view of a high-frequency heating device showing Embodiment 2 of the present invention, and FIG. 8 is a view showing a state visually recognized by a user. It is. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the structure same as Embodiment 1, and description is abbreviate | omitted. Embodiment 2 shows an example in which a plurality of cooking dishes on which an object to be heated is placed are provided in the heating chamber.
[0024]
When cooking a plurality of heated objects 9 simultaneously, a plurality of cooking dishes 18 are provided in the heating chamber 6, and the heated objects 9 are placed on the respective cooking dishes 18. However, when a plurality of cooking dishes 18 are provided in the vertical direction in the heating chamber 6, it is difficult to visually recognize the plurality of objects to be heated 9 only from the viewing window provided at one place in the center of the door portion 1. Therefore, in Embodiment 2, as shown in FIG. 7, the visual recognition windows 4a and 4b of the punching metal portion 3 are provided at positions corresponding to multi-stage cooking. In addition, in FIG. 7, the case where the cooking pan 18 is provided in two steps in the up-down direction is shown. In addition, transparent conductors 5a and 5b are provided in the viewing windows 4a and 4b, respectively. Since the high-frequency heating device is usually installed below the eye position when the user stands upright, the viewing windows 4a and 4b are preferably provided above the horizontal with respect to the object 9 to be heated. .
[0025]
According to the second embodiment, by providing the viewing windows 4a and 4b at positions corresponding to the heated object 9, a plurality of heated objects 9 can be visually recognized simultaneously.
[0026]
Embodiment 3 FIG.
FIG. 9 is an electrical distribution diagram showing the state of the surface current on the door surface in the high-frequency heating device showing Embodiment 3 of the present invention. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the same structure as each embodiment mentioned above, and description is abbreviate | omitted. A surface current 19 is excited on the surface of the door 1 by a potential difference caused by a high frequency. FIG. 9 shows the result of calculation of the surface current 19 by simulation software. The arrow indicates a current vector, and the size of the arrow indicates the magnitude of the current.
[0027]
Since the transparent conductor has a small surface resistance, there is a possibility of failure if it is provided in a portion where the surface current 19 is large. Further, since a spark is likely to occur at a portion where the surface current 19 is large, it is better to dispose a transparent conductor avoiding a portion where a large current flows. Therefore, if the viewing window of the punching metal portion is provided in a portion where the potential difference due to high frequency is relatively small, for example, the low current portion 20 of the surface current 19 shown in FIG. 9, failure due to sparks of the transparent conductor attached to the viewing window is prevented. Can be prevented.
[0028]
The surface current 19 varies depending on the mode excited by high frequency in the heating chamber. Specifically, different modes are excited depending on the oscillation frequency, the heating chamber dimensions, the position of the power supply port, and the like. For this reason, for example, when the oscillation frequency, the heating chamber size, the position of the power supply port, etc. are determined, the expected surface current is calculated, the low current portion is calculated, and then the position of the viewing window is determined. May be.
[0029]
According to the third embodiment, by installing the visual recognition window in a portion where the potential difference due to high frequency is relatively small, the risk of occurrence of sparks can be extremely reduced.
[0030]
Embodiment 4 FIG.
FIG. 10 is a diagram showing the relationship between the shape of the viewing window and the surface current in the high-frequency heating device showing Embodiment 4 of the present invention. In the figure, the arrow indicates the surface current. As shown in FIG. 10A, the viewing window 4 is preferably installed so as not to greatly cross the surface current 19 generated by the high frequency. As shown in FIG. 10 (b), if the viewing window 4 is installed so as to cross the surface current 19, the amount of leakage from the cutout portion of the viewing window 4 becomes larger than in the case of FIG. 10 (a). is there. Therefore, by forming the viewing window 4 in a rectangular or elliptical shape in which the direction of the surface current 19 and the long side of the viewing window 4 are parallel, a higher electromagnetic shielding effect can be obtained.
[0031]
【The invention's effect】
In the present invention, as described above, a viewing window that can visually recognize the heating chamber is provided in a part of the punching metal portion, and the viewing window is provided with a transparent conductor. There is an effect that it is possible to improve the visibility when the object to be heated in the heating chamber is confirmed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a door portion of a high-frequency heating device showing Embodiment 1 of the present invention.
FIG. 2 is a front view of a punching metal portion shown in FIG.
FIG. 3 is a perspective view of a heating chamber of the high-frequency heating device showing Embodiment 1 of the present invention.
4 is an external perspective view of a high-frequency heating device showing Embodiment 1 of the present invention. FIG.
FIG. 5 is a diagram showing an opening state of a punching metal portion.
FIG. 6 is a perspective view of a heating chamber showing a second embodiment of the present invention.
FIG. 7 is an external perspective view of a high-frequency heating device showing a second embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a diagram showing a state visually recognized by a user according to Embodiment 2 of the present invention.
FIG. 9 is an electrical distribution diagram showing the state of surface current on the door surface in the high-frequency heating device showing Embodiment 3 of the present invention.
FIG. 10 is a diagram showing the relationship between the viewing window and the surface current according to the fourth embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 door part, 2a glass, 2b glass, 3 punching metal part, 4 viewing window, 4a viewing window, 4b viewing window, 5 transparent conductor, 5a transparent conductor, 5b transparent conductor, 6 heating chamber, 7 high frequency oscillator, 8 Waveguide, 9 Object to be heated, 10 Motor, 11 Turntable, 12 Heater, 13 Convection fan, 14 Air supply / exhaust port, 15 Handle, 16 Operation part, 17 Punching hole, 18 Cooking dish, 19 Surface current, 20 Low Current section.

Claims

A heating chamber that accommodates an object to be heated, a high-frequency oscillator that irradiates the heating chamber with a high frequency, and a punching metal portion that shields the high frequency, and a visual recognition that allows the heating chamber to be visually recognized in part of the punching metal portion A high-frequency heating apparatus, characterized in that a window is provided and a transparent conductor is provided in the viewing window.

2. The high frequency heating apparatus according to claim 1, wherein a cooking dish for placing an object to be heated is provided in a heating chamber, and the visual recognition window is provided at a position higher than a horizontal plane of the cooking dish.

The high-frequency heating device according to claim 1, wherein the viewing window is arranged at a minimum point of a surface current generated by a high frequency.

The high-frequency heating device according to claim 1, wherein the viewing window is provided so that a direction of a surface current generated by a high frequency is parallel to a long side of the viewing window.