JP2005025419A - インターネット資源へのアクセスシステム - Google Patents
インターネット資源へのアクセスシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005025419A JP2005025419A JP2003189041A JP2003189041A JP2005025419A JP 2005025419 A JP2005025419 A JP 2005025419A JP 2003189041 A JP2003189041 A JP 2003189041A JP 2003189041 A JP2003189041 A JP 2003189041A JP 2005025419 A JP2005025419 A JP 2005025419A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording medium
- url
- portable recording
- writer
- reader
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Information Transfer Between Computers (AREA)
Abstract
【解決手段】リーダ/ライタ(2)が接続されたコンピュータ(1)と、リーダ/ライタを介して記憶情報がコンピュータに取り込まれるとともに、コンピュータから記憶情報の更新が可能な可搬記録媒体(3)とを備え、前記コンピュータには、可搬記録媒体のリーダ/ライタへの装着が検知されたとき、可搬記録媒体に格納されているURLを読み出し、読み出したURLのWebページを視覚的に表示する手段(12)を立ち上げる常駐制御手段(11)が格納されているものである。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ICカード等の可搬記録媒体を用いてインターネット資源へ自動的にアクセスできるシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ICカードにID番号、パスワード、認証キー等を格納しておき、パーソナルコンピュータに接続してブラウザを立ち上げ、インターネットを経由して所望の商取引会社のホームページにアクセスし、ID番号やパスワードを送信して閲覧、予約、注文等を行うシステムがいろいろ提案されている。しかし、所定のホームページにアクセスする場合、ブラウザの立ち上げからパスワードや認証キーの送信までの一連の操作を順次行う操作が煩雑であるとともに、誤入力も起こる問題がある。そこで、ICカードに認証処理や暗号データの復号処理等の機能、通信回線に接続するためのアプリケーションソフトの立ち上げから認証までの一連の操作を自動的に行わせようとするシステムが提案されている(特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】特開2001−155075号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1の提案においてはICカードに認証処理や暗号データの復号処理等の機能、通信回線に接続するためのアプリケーションソフトの立ち上げから認証までの一連の操作を行わせる機能をICカードにもたせるため、ICカードの負担が大きいとともに、ICカードからプログラム、データを読みだす必要があるため立ち上げまでに時間を要するという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決しようとするもので、ICカード等の可搬記録媒体をリーダ/ライタに装着するだけで、所望のWebページが表示され、可搬記録媒体を抜き取るだけで処理が終了するようにして、可搬記録媒体の負担をなくすとともに、簡単な操作で短時間に所望のサイトへのアクセス、処理の終了を可能にすることを目的とする。
そのために本発明は、リーダ/ライタが接続されたコンピュータと、リーダ/ライタを介して記憶情報がコンピュータに取り込まれるとともに、コンピュータから記憶情報の更新が可能な可搬記録媒体とを備え、前記コンピュータには、可搬記録媒体のリーダ/ライタへの装着が検知されたとき、可搬記録媒体に格納されているURLを読み出し、読み出したURLのWebページを視覚的に表示する手段を立ち上げる常駐制御手段が格納されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記常駐制御手段が、リーダ/ライタからの可搬記録媒体の抜き取りが検知されたとき、前記Webページに関するデータを消去するとともに、前記表示する手段を終了させることを特徴とする。
また、本発明は、前記常駐制御手段が、Webページ上の条件に基づいてURLが変更されたとき、可搬記録媒体のURLを変更されたURLに更新することを特徴とする。
また、本発明は、前記可搬記録媒体には複数のURLが格納され、所定の条件に応じたURLが常駐制御手段に読み込まれることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下ではICカードを例にとって説明するが、本発明はICカードに限定されるものではなく、ディスク、CD−ROM、各種半導体メモリ等の可搬記録媒体にも適用可能である。
【0007】
図1は本実施形態のシステム構成を説明する図である。
パーソナルコンピュータ(以下、パソコン)1にはICカード3のリーダ/ライタ2が接続され、リーダ/ライタを通してICカードのデータの読み出し、データの書き込みが可能である。パソコン1はインターネットリソースのアドレスを示すURL(Uniform Resource Locator)を入力すると、インターネット網4に接続された該当するサーバー5に接続され、ブラウザが起動してサーバー5の所定のWebページを視覚的に表示する。このような処理は既存のプログラムにより行われる。
【0008】
本実施形態では、ICカード3に所望のURLが格納されており、リーダ/ライタ2にICカードが装着されたことを示す検知信号が加えられると、あらかじめパソコン1にインストールされている常駐の制御プログラム11がICカード3に格納されているURLを読み出し、ブラウザ12を起動させて読みだしたURLで該当するWebページを視覚的に表示させるように構成されている。なお、制御プログラムが読みだしたURLに該当するサーバーへの接続、該当するサーバーから所定のWebページを取得する処理自体は、制御プログラム11から既存のプログラムへ制御が渡されて行われる。
【0009】
図2はICカードに格納されているデータの内容を示す図である。
ICカードには、URL、ID番号、パスワード、秘密キー、商取引に応じて加算されるポイント、使用履歴等のデータが格納されている。このICカードをリーダ/ライタ2に装着すると、前述の制御プログラムがURLを読み出すととともにブラウザを起動し、取得されたWebページが視覚的に表示される。なお、ICカードで商取引を行う場合には、ID番号、パスワード、秘密キー、ポイント等も制御プログラムに読み出されて認証処理等が自動で行われる。そして、例えば、商取引に応じて加算されるポイントが多くなると、より有利な条件での取引が可能なサイトのURLに変更されるようなWebページ上の条件の場合、制御プログラム11はICカード3のURLを変更されたURLに更新する。したがって、次回にはこのURLが読み出されて該当するWebページが表示される。なお、URLは1つだけではなく、例えば、複数の異なる相手と商取引を行うような場合には、複数のURLを格納できる。どのURLを使用するかは、使用時に選択可能にするか、或いは朝、昼、夜等の時間帯に応じて使い分ける等適宜の方法で決めることがが可能である。また、ICカードにブックマーク(お気に入りという場合もある)を記憶することもでき、URLとともにブックマークを呼び出すことで、表示するブラウザで使えるようにすることができる。
【0010】
図3はICカード装着時の処理フローを説明する図である。
ICカードが装着されているか否かチェックし(ステップS1)、装着されると制御プログラムがICカードからURLを読み出し(ステップS2)、ブラウザが起動して読み出したURLのWebページを表示する(ステップS3)。
【0011】
図4はICカード抜き取り時の処理フローを説明する図である。
ICカードが装着されているか否かチェックし(ステップS11)、ICカードが抜き取られているとアクセスした履歴(日時、URL、ブックマーク)などのブラウザのキャッシュメモリをクリアしてサーバーから読み出したデータを消去する(ステップS12)。さらに、セキュリティデータとして利用者が入力したデータ(クレジット番号、氏名、住所、メールアドレス、パスワードなど)を消去することもできる。この処理によりユーザの秘密保持が保たれる。次いで、ブラウザを立ち下げて終了する(ステップS13)。
【0012】
図5はURLの更新処理フローを説明する図である。
ここでは、商取引を行うとサーバー側ではポイントを加算し、Webページ上の条件として、例えばポイントが一定値nを超えるとより有利な取引が可能なサイトのURLに更新する例について説明する。
ブラウザによりICカードに格納されているURLのWebページが表示されている(ステップS21)。この画面で、例えば商品購入の手続きをすると(ステップS22)、サーバー側ではポイントを加算し(ステップS23)、ポイントが一定値nを超えたか否かチェックし(ステップS24)、超えた場合URLを変更し(ステップS25)、変更したURLのWebページに遷移し、画面ではそのWebページが表示される(ステップS26)。制御プログラムでは変更されたURLにICカードのURLを更新する(ステップS27)。
【0013】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ICカード等の可搬記録媒体をリーダ/ライタに装着するだけで、所望のWebページが表示され、可搬記録媒体を抜き取るだけで処理を終了することができ、可搬記録媒体の負担をなくすとともに、簡単な操作で短時間に所望のサイトへのアクセス、処理の終了を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のシステム構成を説明する図である。
【図2】ICカードに格納されているデータの内容を示す図である。
【図3】ICカード装着時の処理フローを説明する図である。
【図4】ICカード抜き取り時の処理フローを説明する図である。
【図5】URLの更新処理フローを説明する図である。
【符号の説明】
1…パソコン、2…リーダ/ライタ、3…ICカード、4…インターネット網、5…サーバー。
Claims (7)
- リーダ/ライタが接続されたコンピュータと、
リーダ/ライタを介して記憶情報がコンピュータに取り込まれるとともに、コンピュータから記憶情報の更新が可能な可搬記録媒体とを備え、
前記コンピュータには、可搬記録媒体のリーダ/ライタへの装着が検知されたとき、可搬記録媒体に格納されているURLを読み出し、読み出したURLのWebページを視覚的に表示する手段を立ち上げる常駐制御手段が格納されていることを特徴とするインターネット資源へのアクセスシステム。 - 可搬記録媒体のリーダ/ライタへの装着が検知されたとき、可搬記録媒体に格納されているID番号、及びブックマークをさらに読みだすことを特徴とする請求項1記載のアクセスシステム。
- 前記常駐制御手段は、リーダ/ライタからの可搬記録媒体の抜き取りが検知されたとき、前記表示する手段を終了させることを特徴とする請求項1記載のアクセスシステム。
- 前記常駐制御手段は、さらに、前記Webページに関するデータ及び/又はセキュリティデータを消去することを特徴とする請求項3記載のアクセスシステム。
- 前記常駐制御手段は、Webページ上の条件に基づいてURLが変更されたとき、可搬記録媒体のURLを変更されたURLに更新することを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載のアクセスシステム。
- 前記可搬記録媒体には複数のURLが格納され、所定の条件に応じたURLが常駐制御手段に読み込まれることを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載のアクセスシステム。
- 前記Webページは、商取引に関するページであって、前記常駐制御手段は、利用者の取引状況が所定条件を満たす場合に、前記可搬記録媒体の起動時のURLを、より有利な条件で取引が可能なサイトのURLに更新することを特徴とする請求項5または6記載のアクセスシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003189041A JP2005025419A (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | インターネット資源へのアクセスシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003189041A JP2005025419A (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | インターネット資源へのアクセスシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005025419A true JP2005025419A (ja) | 2005-01-27 |
Family
ID=34187373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003189041A Pending JP2005025419A (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | インターネット資源へのアクセスシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005025419A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008102718A (ja) * | 2006-10-18 | 2008-05-01 | Sony Corp | データ処理システム及びデータ処理方法 |
US8996586B2 (en) | 2006-02-16 | 2015-03-31 | Callplex, Inc. | Virtual storage of portable media files |
US10303783B2 (en) | 2006-02-16 | 2019-05-28 | Callplex, Inc. | Distributed virtual storage of portable media files |
-
2003
- 2003-06-30 JP JP2003189041A patent/JP2005025419A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8996586B2 (en) | 2006-02-16 | 2015-03-31 | Callplex, Inc. | Virtual storage of portable media files |
US10303783B2 (en) | 2006-02-16 | 2019-05-28 | Callplex, Inc. | Distributed virtual storage of portable media files |
JP2008102718A (ja) * | 2006-10-18 | 2008-05-01 | Sony Corp | データ処理システム及びデータ処理方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6986030B2 (en) | Portable memory device includes software program for interacting with host computing device to provide a customized configuration for the program | |
US7606733B2 (en) | Account portability for computing | |
US20020162009A1 (en) | Privacy assurance for portable computing | |
US20020143637A1 (en) | Shopping cart portability for computing | |
EP1197873A1 (en) | Information processor, method of controlling information processor, and recording medium | |
CN101739412A (zh) | 用于智能卡的网页安全评估装置和方法 | |
KR100336912B1 (ko) | 이메일을 이용한 정보기기의 보안 장치 및 그 방법 | |
US7222184B2 (en) | Method of downloading web content to a network kiosk in advance | |
JP5177734B2 (ja) | 決済用アクセス端末、決済用アクセス端末によるアクセス方法及びアクセスプログラム | |
US7930466B2 (en) | Storage terminal, information processing apparatus, and information processing system | |
JP2005025419A (ja) | インターネット資源へのアクセスシステム | |
US6757683B2 (en) | Method of downloading web content to a network kiosk in advance | |
US20120072492A1 (en) | Browsing information gathering system, browsing information gathering method, server, and recording medium | |
JP4452068B2 (ja) | Rfid情報退避復元システム及びrfid情報退避復元方法 | |
JP4577776B2 (ja) | 非接触icチップおよび携帯端末 | |
JP2007310575A (ja) | サービス提供端末装置、セキュリティシステム | |
WO2007013176A1 (ja) | 情報処理装置及びパターンマッチング処理方法 | |
JPH0934799A (ja) | データプロテクト方法 | |
JP2000194342A (ja) | 表示装置 | |
JP2002215623A (ja) | 画面表示方法およびシステム、サーバ、記録媒体とプログラム | |
JP2001022669A (ja) | ネットワークアクセスシステム | |
JP2011253416A (ja) | 電子書籍提供システム、記録媒体、サーバ、および電子書籍提供方法 | |
JP4368718B2 (ja) | 図書貸出履歴管理方法、プログラム、記憶媒体 | |
EP1202189A2 (en) | Access inducing method and apparatus and storage medium | |
JP2002259339A (ja) | ネット上資源アクセス制限処理プログラム及びネット上資源アクセス制限処理方法並びに装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060602 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080605 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080613 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080807 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081024 |