JP2005025282A - 画像処理装置、画像処理方法、その記録媒体およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、その記録媒体およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】円形のラベルに対して同心円状に画像を配置するときに、選択した画像の枚数によって、画像のサイズ、配置間隔、中心からの距離、角度、を自動調整して円形に収まるように自動的に配置することができる画像処理装置、画像処理方法、その記録媒体およびプログラムを提供する。
【解決手段】二次記憶103は、複数の画像データを記憶する。CPU101および一次記憶102に格納されるプログラムにより実現する画像選択処理は、二次記憶103より複数の画像データを選択する処理である。CPU101および一次記憶102に格納されるプログラムにより実現する画像配置処理は、画像選択処理で選択した複数の画像データによる複数の画像を同心円状に等間隔に配置した配置後画像データを生成する処理である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のデジタル画像をレイアウトして表示・印刷する画像処理装置、画像処理方法、その記録媒体およびプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタルカメラの普及とともに、容易にデジタル写真を撮影できるようになった。また、CD−R(Compact Disc−Recordable)に代表される大容量のリムーバブルメディアも広く普及し、撮影したデジタル写真をCD−Rに保存することも行われてきた。
しかしながら、大量のデジタル写真ををリムーバブルメディアに保存する際に、内部にどのような写真が記録されているか、読み込まないとまったくわからなかった。したがって、利用者は、CD−Rのラベルに文字を書いて識別できるようにしたり、CD−Rのラベルに印刷可能なプリンタを使って文字や画像を印刷したりしていた。
【0003】
しかし、CD−Rに貼付するラベルのような円形に対して、長方形のデジタル写真の画像を複数枚配置する場合には、利用者が手動でレイアウトしていたが、バランスよく配置することは非常に困難であった。更に、配置する画像の枚数が増減する度にレイアウトをやりなおさなければ成らず、非常に煩雑な作業であった。画像を同心円状に配置する技術として、例えば[View−Master(登録商標)]という同心円状に画像を並べた製品に関する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−13276号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来技術では利用者が任意の枚数を自分で選択して配置するようなものではなく、あらかじめ決められた固定枚数を固定のレイアウトでのみ配置できるものであった。また、各画像はフィルムのために画像同士を重ね合わせることができないものであった。以上より、利用者が選択した画像を自動で同心円状に配置することができる技術が望まれていた。
また、非常に多数の画像を配置する場合は、一枚一枚の画像が非常に小さくなってしまうという問題があった。
【0006】
本発明は、上述した問題を鑑みてなされたものであり、円形のラベルに対して画像を配置するときに、選択した画像の枚数に応じて、画像のサイズ、配置間隔、角度、を自動調整して自動的に配置することができる画像処理装置、画像処理方法、その記録媒体およびプログラムを提供することを目的とする。
また、本発明は、好ましくは円形のラベルに対して同心円状に画像を配置するときに、選択した画像の枚数によって、画像のサイズ、配置間隔、中心からの距離、角度、を自動調整して円形に収まるように自動的に配置することができる画像処理装置、画像処理方法、その記録媒体およびプログラムを提供することを目的とする。
【0007】
また、本発明は、好ましくは円形のラベルに対して同心円状に画像を配置するときに、画像を重ね合わせて配置することができる画像処理装置、画像処理方法、その記録媒体およびプログラムを提供することを目的とする。
【0008】
また、本発明は、好ましくは円形のラベルに対して同心円状に画像を配置するときに、選択した画像の枚数によって、何重の同心円にするかを決定し、画像のサイズ、配置間隔、中心からの距離、角度、を自動調整して円形に収まるように自動的に配置することができる画像処理装置、画像処理方法、その記録媒体およびプログラムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上述した課題を解決すべくなされたもので、本発明による画像処理装置においては、複数の画像データを記憶する記憶手段と、記憶手段より複数の画像データを選択する画像選択手段と、画像選択手段が選択した複数の画像データによる複数の画像を配置パターンに応じた形に変形して、変形後の画像である変形画像を配置パターンに応じて配置した配置後画像データを生成する画像配置手段とを具備することを特徴とする。
【0010】
また、本発明による画像処理方法においては、複数の画像データを記憶する記憶手段を具備する画像処理装置を用いた画像処理方法であって、記憶手段より複数の画像データを選択する第1のステップと、第1のステップで選択した複数の画像データによる複数の画像を配置パターンに応じた形に変形して、変形後の画像である変形画像を配置パターンに応じて配置した配置後画像データを生成する第2のステップとを有することを特徴とする。
【0011】
また、本発明による記録媒体においては、複数の画像データを記憶する記憶手段を具備する画像処理装置用のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、記憶手段より複数の画像データを選択する第1のステップと、第1のステップで選択した複数の画像データによる複数の画像を配置パターンに応じた形に変形して、変形後の画像である変形画像を配置パターンに応じて配置した配置後画像データを生成する第2のステップとを画像処理装置に実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0012】
また、本発明によるプログラムにおいては、複数の画像データを記憶する記憶手段を具備する画像処理装置用のプログラムであって、記憶手段より複数の画像データを選択する第1のステップと、第1のステップで選択した複数の画像データによる複数の画像を配置パターンに応じた形に変形して、変形後の画像である変形画像を配置パターンに応じて配置した配置後画像データを生成する第2のステップとを画像処理装置に実行させるためのプログラムである。
【0013】
これにより、本発明の画像処理装置、画像処理方法、その記録媒体およびプログラムにおいては、複数の画像データを選択して、選択した複数の画像データによる複数の画像を配置パターンに応じた形に変形して、変形後の画像である変形画像を配置パターンに応じて配置した配置後画像データを生成するので、例えば、円形のラベルに対して同心円状に画像を配置するときに、選択した画像の枚数によって、画像のサイズ、配置間隔などを自動調整して円形に収まるように配置することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。
[第1の実施形態]
まず、本発明の第1の実施形態として、一重の同心円状に画像を配置する画像処理装置について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態における画像処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。CPU(中央演算装置)101は、システム全体の動作をコントロールし、一次記憶102に格納されたプログラムの実行などを行う。一次記憶102は、主にメモリであり、例えば、RAM(Random Access Memory)などである。一次記憶102は、二次記憶103に記憶されたプログラムなどを読み込んで格納する。
【0015】
二次記憶103は、不揮発性のメモリであり、例えばハードディスクなどがこれに該当する。二次記憶103は、画像処理装置が実行する種々のプログラムの他に、処理対象となる画像データを記憶する。尚、本実施形態における画像データは、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式の画像データである。
【0016】
一般に、一次記憶102の容量は二次記憶103の容量より小さく、一次記憶102に格納しきれないプログラムやデータなどは二次記憶103に格納される。また、長時間記憶しなくてはならないデータなども二次記憶103に格納される。本実施形態では、種々のプログラムを二次記憶103に格納し、プログラム実行時に実行するプログラムを一次記憶102に読み込んでCPU101が実行処理を行う。
【0017】
また、入力デバイス104は、例えば、マウスやキーボードなどの入力装置である。この入力デバイス104は、プログラムなどに割り込み信号を送ったりするために用いる。出力デバイス105は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)や液晶ディスプレイ等である表示装置や印刷を行うプリンタなどである。本実施形態における画像処理装置では、CD−Rのラベルへ印刷する印刷装置としての機能が必須のため、出力デバイス105は、少なくともプリンタを必須の構成要素とする。また、出力デバイス105は、画像の出力装置としてプリンタ以外の装置を備えても構わない。また、上述した画像処理装置の構成は他にも様々な形態が考えられ、上述した構成に限定されるものではない。
【0018】
まず、本実施形態における画像処理装置の概要について述べる。本実施形態で説明する画像処理装置は、表示装置にGUI(Graphical User Interface)を表示することにより印刷対象画像、印刷対象メディア、レイアウトの指定を利用者に促すことができる。さらに、本実施形態による画像処理装置は、印刷対象画像を簡易編集する編集機能を有する。
【0019】
以下、図面を用いて画像処理装置の有する上記4つの機能について説明する。図2は、本実施形態による画像処理装置の利用者による操作手順の基本的な流れを示すフロー図である。まず、ステップS201で、利用者は、印刷対象となる画像とその枚数を選択する。次に、ステップS202で、利用者は、出力先の出力デバイス105と印刷用紙の選択を行う。例えば、CD−Rなどに印刷する場合には、利用者は、ここでCD−Rのラベルを選択する。最後に、ステップS203で、利用者は、ラベルに印刷するレイアウトを決定して、決定したレイアウトに応じて印刷を行うよう指示する。また、簡易編集の機能は、ステップS203で表示される印刷画面に用意されたボタンを押下することで編集画面に移動して行う機能である。編集後はステップS203で表示される印刷画面に復帰する。以下、図面を用いて各ステップにおける操作の詳細について説明する。
【0020】
図3は、本実施形態における画像処理装置が表示する印刷対象画像指定画面例を示す図である。この図3の印刷対象画像指定画面は、図2のステップS201において表示される画面である。フォルダツリーウィンドウ309には、画像処理装置が備える二次記憶102内に構築されたディレクトリ構成を示すツリーを表示する。利用者は、このフォルダツリーウィンドウ309のツリーを辿ることで、必要な画像データが格納されているディレクトリを選択することができる。利用者により選択されたディレクトリに複数の画像ファイルが格納されている場合、画像処理装置は、そのサムネイル画像(縮小画像)をサムネイル表示ウィンドウ310に表示する。
【0021】
サムネイル表示ウィンドウ310上で画像を選択した状態で利用者が拡大表示ボタン305を押下した場合、拡大表示ウィンドウを表示する。拡大表示ウィンドウにより、選択対象となる画像を詳細に確認することができる。
【0022】
本実施形態では、各画像の枚数選択を、図3に示すように各サムネイル下部に付与されている枚数選択ボタン302で行う。この枚数選択ボタン302は、シーソースイッチになっており、枚数選択ボタン302の右側を利用者が押下した場合、枚数選択ボタン302中央に表示された印刷指定枚数を+1する。また、枚数選択ボタン302の左を利用者が押下した場合には、印刷指定枚数を−1する。また、枚数選択ボタン302中央に表示された印刷指定枚数が0になった場合、枚数選択ボタン302の左側を押下しても無効にする。これによりマイナスの枚数となることを防ぐ。また、印刷指定枚数が99になった場合、枚数選択ボタン302の右を無効にする。
【0023】
全選択ボタン307が押下された場合、フォルダツリーウィンドウ309で選択されているディレクトリに格納された全ての画像を1枚ずつ印刷指定した状態にすることができる。また、全解除ボタン308が押下された場合、全ての画像の印刷指定を解除する。また、選択画像決定ボタン306が押下された場合、画像処理装置は、図4に示す印刷対象メディア指定画面を表示する。
【0024】
次に、上述した印刷対象メディア指定画面について説明する。
図4は、画像処理装置が表示する印刷対象メディア指定画面例を示す図である。この図4の印刷対象メディア指定画面は、図2のステップS202において表示される画面である。プリンタ選択メニュー406は、出力先となるプリンタを選択するメニューである。図4に示すように、本実施形態におけるプリンタ選択メニュー406はプルダウンメニューであり、画像処理装置に接続されているプリンタを一覧表示する。また、プリンタ選択メニュー406の右にある「VIVIDフォト」と書かれたチェックボックスは、プリンタドライバで用意された特殊処理を適用するかどうかを指定するチェックボックスである。プリンタ選択メニュー406で選択されたプリンタで「VIVIDフォト」機能が有効である場合のみ、このチェックボックスが有効になる。本実施形態ではプリンタドライバで提供される特殊処理の一例としてVIVIDフォト機能を挙げたが、他の処理であっても問題無いことは言うまでもない。
【0025】
また、プリンタ選択メニュー406で選択されている出力先プリンタの機種に応じて、画像処理装置は、印刷サイズ選択ウィンドウ408、用紙種類選択ウィンドウ407に表示する選択肢を適切なものに制限する。このように表示する選択肢を制限することで、利用者はプリンタとその対応用紙などを意識することなく印刷指定を行うことができる。さらに、印刷サイズ選択ウィンドウ408において選択された用紙サイズに応じて、画像処理装置は、用紙種類選択ウィンドウ407に表示する用紙の選択肢を制限する。したがって、出力先プリンタが変更されるたび、印刷サイズ選択ウィンドウ408、用紙種類選択ウィンドウ407の状態を更新する。また、用紙サイズが変更されるたび、用紙種類選択ウィンドウ407の状態を更新する。
【0026】
印刷対象メディア決定ボタン404もしくは印刷タブ403用紙選択タブ402が押下された場合には、画像処理装置は、後述する図5に示すレイアウト指定画面へ画面遷移する。また、画像再選択ボタン405もしくは画像選択タブが押下された場合には、画像処理装置は、図3に示した印刷対象画像指定画面へ画面遷移する。
【0027】
また、画像処理装置の初回使用時にはリストの一番先頭の選択肢が予め選択され、2回目以降の起動においては最後に利用者が選択した選択肢を予め選択した状態にする。本実施形態では、ここで用紙のサイズから「CD−Rトレイ」を選択することによって、画像処理装置は、CD−Rラベル面への画像のレイアウトが可能な、図5に示すレイアウト指定画面へ画面遷移させる。
【0028】
次に、レイアウト指定画面について説明する。図5は、画像処理装置が表示するレイアウト選択画面例を示す図である。この図5のレイアウト選択画面は、図2のステップS203において表示される画面である。レイアウト選択ウィンドウ504は、出力するためのレイアウトA・504a〜D・504dのいずれかを選択可能なウィンドウである。例えば、レイアウトA・504aは、CD−Rのような円形に、1枚、4枚、16枚、50枚といった決まった枚数のレイアウトであり、レイアウトB・504bは、同心円状に画像を変形せずに配置するレイアウトである。本実施形態では、同心円状に画像を変形しない(長方形のまま)レイアウトB・504bを選択する。
【0029】
レイアウト選択ウィンドウ504で同心円状に画像を変形しないで配置するレイアウトを選択すると、パラメータ調整ウィンドウ505と印刷プレビューウィンドウ506が表示され、レイアウトに応じたプレビュー507が印刷プレビューウィンドウ506に表示される。
【0030】
また、パラメータ調整ウィンドウ505を用いて、CD−Rのレイアウトに応じたパラメータを調整することが可能である。調整できるパラメータとしては、画像の配置順序(右回り、左回り、内側から、外側から)などである。また、利用者がCD−R設定ボタン503を押下すると、画像処理装置は、図6のCD−R設定ダイアログ601を表示する。図6は、画像処理装置が表示するCD−R設定ダイアログ画面例を示す図である。このCD−R設定ダイアログ601においては、CD−Rの内径を設定する内径設定欄602やCD−Rの外径を設定する外径設定欄603などがあり、さらにCD−Rの印刷位置の調整などを行う入力欄もある。
【0031】
以上のようにして、CD−R設定ダイアログ601においてCD−Rの内径や外径を調整することができる。また、プレビュー507で全体的なレイアウトを確認した後に印刷ボタン502を押下すると印刷が開始される。
【0032】
次に、上述した図3〜図6の画面遷移の中で利用者が設定した設定値に応じて、CD−Rのラベル上で隣合う画像同士が重ならないよう等間隔で並べてあって、さらにCD−Rのラベル内(円形内)に収まるように自動でレイアウトする方法について説明する。図7は、画像処理装置における設定に応じた自動レイアウト処理の動作を示すフロー図である。尚、図7に示すステップS701は、図2に示したステップS201に対応する処理であり、ステップS702〜S704の自動レイアウト処理は、図2に示したステップS203における処理の一部に対応する。
【0033】
図7に示すように、まず、ステップS701において、画像処理装置は、図3で利用者が選択した印刷対象の画像ファイルを二次記憶103より読み出して選択する。次に、ステップS702において、画像処理装置は、ステップS701で選択した画像ファイルの総枚数をkとすると、kが2以下の場合(ステップS702のYes)には、ステップS703に進み、以下に示す式1および式2を計算する。また、kが2より大きい場合(ステップS702のNo)には、画像処理装置は、ステップS704に進み、式4、式5を計算する。これは枚数が2以下の場合では画像を配置する際に隣接する画像が重なってしまうことがないので、この条件で分けている。
【0034】
まず、kが2以下の場合に進むステップS703における、式1、式2の計算処理について説明する。
ここで、図8に示すように、CD−Rの半径をR、配置する画像の幅をw、配置する画像のアスペクト(高さ/幅)をaとし、CD−Rの中心を原点とすると、以下の式が成り立つ。
=w+(aw/2)
したがって、配置する画像の幅wは以下の式1で表される。
w=2R/√(4+a) …式1
【0035】
また、配置するt番目の画像の中心Icの座標(x,y)は以下の式2で表される。
x=w cos(2tπ/k)/2
y=w sin(2tπ/k)/2 …式2
t=0,1,…,k−1
すなわち、中心Icが座標(x,y)の位置にあり、2tπ/k回転させた画像を配置する。
以上の式1、式2にしたがって、画像を配置することにより、画像処理装置は、画像が重ならず、CD−Rの円形内に収めることが可能になる。
【0036】
次に、ステップS702においてkが2より大きい場合に進むステップS704における式3、式4の計算処理について説明する。
ここで、図9に示すように、CD−Rの半径をR、配置する画像の幅をw、配置する画像のアスペクト(高さ/幅)をaとし、CD−Rの中心を原点とすると、以下の式3が成り立つ。
=(aw/2)+(w+(aw/2tan(π/k))) …式3
したがって、配置する画像の幅wは以下の式4で表される。
w=R/√{a/4+(1+a/2tan(π/k))} …式4
【0037】
また、配置するt番目の画像の中心Icの座標(x,y)は、以下の式5で表される。
x=(w/2+aw/2tan(π/k))*cos(2tπ/k)
y=(w/2+aw/2tan(π/k))*sin(2tπ/k) …式5
t=0,1,…,k−1
この位置に2tπ/k回転させた画像を配置する。
【0038】
以上の式3、4を満たすように、画像の座標の中心座標Icと、幅wを決めればCD−Rのラベルの円形内に画像を重ねずに並べることが可能になる。以上に示したように、本実施形態における画像処理装置は、円形のラベルに対して同心円状に画像を配置するときに、選択した画像の枚数によって、画像のサイズ、配置間隔、中心からの距離、角度、を自動調整して各画像が重ならずに円形に収まるように自動的に配置した画像データ(配置後画像データ)を生成することができる。
【0039】
[第2の実施形態](重ねなし、外周フチなし、一重円)
上述した第1の実施形態における画像処理装置では、CD−R内の画像同士が重ならずになおかつ円形内に等間隔に配置する例について記述したが、第2の実施形態における画像処理装置では、画像の少なくとも1辺がはみ出す配置方法について説明する。ここで、はみ出す1辺とは、CD−Rの外周部分であり、CD−Rの外周部分をはみ出してレイアウトすることにより、CD−Rの外周部分に余分な余白を出さずに画像を配置することが可能になる。
【0040】
尚、第2の実施形態における画像処理装置のハードウェア構成は、図1に示した第1の実施形態における画像処理装置のハードウェアの構成と同じであるので、説明を省略する。また、第2の実施形態における画像処理装置のラベル印刷の工程および各工程で表示されるGUIは、図2に示した第1の実施形態における画像処理装置のラベル印刷の工程および図3〜図6に示したGUIと同じであるので、説明を省略する。
【0041】
以下に、CD−Rのラベル上に画像同士が重ならずに等間隔で配置され、さらにCD−Rの外周から1辺だけがはみ出すようにレイアウトする本実施形態のレイアウト方法について説明する。図10は、第2の実施形態の画像処理装置における設定に応じた自動レイアウトの動作を示すフロー図である。尚、図10に示すステップS1001の処理は、図2に示すステップS201の処理と対応し、図10に示すステップS1002〜S1004の自動レイアウト処理は、図2に示したステップS203における処理の一部に対応する。
【0042】
図10に示すように、まず、ステップS1001において、画像処理装置は、図3で利用者が選択した印刷対象の画像ファイルを二次記憶103より読み出して選択する。次に、ステップS1002において、画像処理装置は、選択した総枚数をkとすると、kが2以下の場合(ステップS1002のYes)はステップS1003に進み、以下に示す式6および式7を計算する。また、kが2より大きい場合(ステップS1002のNo)には、画像処理装置は、ステップS1004に進み、以下に示す式9、式10を計算する。これは枚数が2以下の場合では画像を配置する際に隣接する画像が重なってしまうことがないので、この条件で分けている。
【0043】
まず、kが2以下の場合に進むステップS1003における、式6、式7の計算処理について説明する。
ここで、図16に示すように、CD−Rの半径をR、配置する画像の幅をw、配置する画像のアスペクト(高さ/幅)をaとし、CD−Rの中心を原点とすると、以下の式6が成り立つ。
w=R …式6
また、配置するt番目の画像の中心Icの座標(x,y)は以下の式7で表される。
x=w cos(2tπ/k)/2
y=w sin(2tπ/k)/2) …式7
t=0,1,…,k−1
すなわち、中心Icが座標(x,y)の位置にあり、2tπ/k回転させた画像を配置する。
【0044】
次に、ステップS1002においてkが2より大きい場合に進むステップS1004における式9、式10の計算処理について説明する。
ここで、図11に示すように、CD−Rの半径をR、配置する画像の幅をw、配置する画像のアスペクト(高さ/幅)をaとし、CD−Rの中心を原点とすると、以下の式8が成り立つ。
R=w+aw/(2*tan(π/k)) …式8
すなわち
w=R/{1+a/(2tan(π/k))} …式9
したがって、t番目の画像の中心Icの座標(x,y)は以下の式10で表される。
x=(R−w/2)*cos(2tπ/k)
y=(R−w/2)*sin(2tπ/k) …式10
t=0,1,…,k−1
この位置に2×t×π/k回転させた画像を配置する。
【0045】
以上の方法を用いることによって、画像処理処置は、円形の外周より画像の1辺がはみ出るように同心円状にレイアウトすることが可能である。以上に示したように、本実施形態における画像処理装置は、円形のラベルに対して同心円状に画像を配置するときに、選択した画像の枚数によって、画像のサイズ、配置間隔、中心からの距離、角度、を自動調整して各画像が重なる状態で画像の一部が円形よりはみ出るように自動的に配置した画像データ(配置後画像データ)を生成することができる。
【0046】
[第3の実施形態](重ねあり、一重円)
第1、第2の実施形態では、画像同士は重なり合わないのが前提であったが、第3の実施形態では、画像の一辺以外は、画像同士が重なりあっても良いレイアウトとする。すなわち、画像の特定の一辺の周辺部分が見えるように、他辺の周辺部分を重ねて配置している。
【0047】
尚、第3の実施形態における画像処理装置のハードウェア構成は、図1に示した第1の実施形態における画像処理装置のハードウェアの構成と同じであるので、説明を省略する。また、第3の実施形態における画像処理装置のラベル印刷の工程および各工程で表示されるGUIは、図2に示した第1の実施形態における画像処理装置のラベル印刷の工程および図3〜図6に示したGUIと同じであるので、説明を省略する。
【0048】
以下に、CD−Rのラベル上に同心円状に画像を重なり合わせて配置する本実施形態のレイアウト方法について説明する。図12は、第3の実施形態の画像処理装置における自動レイアウトの動作を示すフロー図である。尚、図12に示すステップS1201の処理は、図2に示したステップS201の処理に対応し、図12に示すステップS1202〜S1204の自動レイアウト処理は、図2に示したステップS203における処理の一部に対応する。
【0049】
図12に示すように、まず、ステップS1201において、画像処理装置は、図3で利用者が選択した印刷対象の画像ファイルを二次記憶103より読み出して選択する。次に、ステップS1202において、画像処理装置は、選択した総枚数をkとすると、kが2以下あるいは以下の式11の条件を満たす場合(ステップS1202のYes)はステップS1203に進み、以下に示す式12、式13を計算する。
2/√(4+a)>=cos(π/k) …式11
また、kが2より大きいあるいは上記の式11の条件を満たさない場合(ステップS1202のNo)には、画像処理装置は、ステップS1204に進み、以下に示す式14、式15を計算する。
【0050】
まず、ステップS1202のYesの場合に進むステップS1203における、式12、式13の計算処理について説明する。
ここで、図8に示したように、CD−Rの半径をR、配置する画像の幅をw、配置する画像のアスペクト(高さ/幅)をaとし、CD−Rの中心を原点とすると、以下の式が成り立つ。
= w+(aw/2)
したがって、配置する画像の幅wは以下の式12で表される。
w=2R/√(4+a) …式12
【0051】
また、配置するt番目の画像の中心Icの座標(x,y)は以下の式13で表される。
x=w cos(2tπ/k)/2
y=w sin(2tπ/k)/2 …式13
t=0,1,…,k−1
すなわち、中心Icが座標(x,y)の位置にあり、2tπ/k回転させた画像を配置する。
【0052】
次に、ステップS1202のNoの場合に進むステップS1204における式14、式15の計算処理について説明する。
ここで、図13に示すように、CD−Rの半径をR、配置する画像の幅をw、配置する画像のアスペクト(高さ/幅)をaとし、CD−Rの中心を原点とすると、以下の式が成り立つ。
R sin(π/k)=aw/2
であるので、
w=2*R*sin(π/k)/a …式14
【0053】
したがって、t番目の画像の中心Icの座標(x,y)は以下の式15で表される。
x=(Rcos(π/k)−Rsin(π/k)/a)cos(2tπ/k)
y=(Rcos(π/k)−Rsin(π/k)/a)sin(2tπ/k)
t=0,1,…,k−1 …式15
この位置に2tπ/k回転させた画像を配置する。
以上の方法を用いることによって、画像処理処置は、CD−Rのラベル上の円形内に重ね合わせて画像をレイアウトすることが可能である。
【0054】
[第4の実施形態](重ねあり、外周フチなし、一重円)
上述した第3の実施形態では、画像の一辺以外は、画像同士が重なりあっても良いレイアウトであったがCD−Rの円形内であった、第4の実施形態では画像の一辺は円形の外に配置し、その他の辺は重なりあっても良いとする。
【0055】
尚、第4の実施形態における画像処理装置のハードウェア構成は、図1に示した第1の実施形態における画像処理装置のハードウェアの構成と同じであるので、説明を省略する。また、第4の実施形態における画像処理装置のラベル印刷の工程および各工程で表示されるGUIは、図2に示した第1の実施形態における画像処理装置のラベル印刷の工程および図3〜図6に示したGUIと同じであるので、説明を省略する。
【0056】
以下に、同心円状に画像を重なり合わせて配置する本実施形態のレイアウト方法について説明する。図14は、第4の実施形態の画像処理装置における自動レイアウトの動作を示すフロー図である。尚、図14に示すステップS1401の処理は図2に示したステップS201の処理に対応し、図14に示すステップS1402〜S1404の自動レイアウト処理は、図2に示したステップS203における処理の一部に対応する。
【0057】
図14に示すように、まず、ステップS1401において、画像処理装置は、図3で利用者が選択した印刷対象の画像ファイルを二次記憶103より読み出して選択する。ステップS1402において、画像処理装置は、選択した総枚数をkとすると、kが2以下あるいは以下の式15.5の条件を満たす場合(ステップS1402のYes)はステップS1403に進み、以下に示す式16、式17を計算する。
2sin(π/k)>=a …式15.5
また、kが2より大きいあるいは上述したの式11の条件を満たさない場合(ステップS1402のNo)には、画像処理装置は、ステップS1404に進み、以下に示す式18、式19を計算する。
【0058】
まず、ステップS1402のYesの場合に進むステップS1403における、式16、式17の計算処理について説明する。
ここで、図16に示したように、CD−Rの半径をR、配置する画像の幅をw、配置する画像のアスペクト(高さ/幅)をaとし、CD−Rの中心を原点とすると、配置する画像の幅wは以下の式16で表される。
w=R …式16
【0059】
また、配置するt番目の画像の中心Icの座標(x,y)は以下の式17で表される。
x=w cos(2tπ/k)/2
y=w sin(2tπ/k)/2 …式17
t=0,1,…,k−1
すなわち、中心Icが座標(x,y)の位置にあり、2tπ/k回転させた画像を配置する。
【0060】
次に、ステップS1402のNoの場合に進むステップS1404における式18、式19の計算処理について説明する。
ここで、図15に示すように、CD−Rの半径をR、配置する画像の幅をw、配置する画像のアスペクト(高さ/幅)をaとし、CD−Rの中心を原点とすると、以下の式が成り立つ。
R sin(π/k)=aw/2
であるので、
w=Rsin(π/k)/a …式18
【0061】
したがって、t番目の画像の中心Icの座標(x,y)は以下の式19表される。
x=(R−w/2)*cos(2tπ/k)
y=(R−w/2)*sin(2tπ/k) …式19
t=0,1,…,k−1
となり、この位置に2tπ/k回転させた画像を配置する。
以上の方法を用いることによって、画像処理処置は、円形の外周より画像の1辺がはみ出るように同心円状に重ね合わせて画像をレイアウトすることが可能である。
【0062】
以上の第1の実施形態〜第4の実施形態に示した画像の配列例を図17の(a)〜(d)に示す。また、利用者が好みに応じて第1の実施形態〜第4の実施形態のいずれかの配列を選択することができるようにしてもよい。
【0063】
[第5の実施形態](重なりあり、円形外、多重円)
上述した第1〜第4の実施形態では、画像が一重の円となるレイアウトであったが、第5の実施形態では多重の円を形成して、CD−Rに画像同士が重なり等間隔で、CD−Rのラベルにおける円周の外側にはみ出すようなレイアウトとする。
【0064】
尚、第5の実施形態における画像処理装置のハードウェア構成は、図1に示した第1の実施形態における画像処理装置のハードウェアの構成と同じであるので、説明を省略する。また、第5の実施形態における画像処理装置のラベル印刷の工程および各工程で表示されるGUIは、図2に示した第1の実施形態における画像処理装置のラベル印刷の工程および図3〜図6に示したGUIと同じであるので、説明を省略する。
【0065】
以下に、多重の円を形成して、CD−Rに画像同士が重なる間隔でかつ、CD−Rのラベルの円形の外側にはみ出すように配置する本実施形態のレイアウト方法について説明する。図18は、第5の実施形態の画像処理装置における自動レイアウトの動作を示すフロー図である。尚、図18に示すステップS1701の処理は、図2に示したステップS201の処理に対応し、図18に示すステップS1702〜S1706の自動レイアウト処理は、図2に示したステップS203における処理の一部に対応する。
【0066】
まず、ステップS1701において、画像処理装置は、図3に示す印刷対象画像指定画面で利用者が選択した印刷対象の画像を選択する。次に、ステップS1702において、選択した総枚数をkとすると、kが2以下あるいは以下の式1Aの条件を満たす場合(ステップS1702のYes)には、画像処理装置は、ステップS1703に進み、後述する式20および式21の計算を行う。
2sin(π/k)>=a …式1A
また、kが2より大きく、上記の式の条件を満たさない場合(ステップS1702のNo)には、画像処理装置は、ステップS1704に進む。
【0067】
まず、ステップS1703に進む場合の画像処理装置の処理について説明する。
ここで、図19に示すように、CD−Rの半径をR、配置する画像の幅をw、配置する画像のアスペクト(高さ/幅)をaとし、CD−Rの中心を原点とすると、配置する画像の幅wは以下の式20で表される。
w=R …式20
また、配置するt番目の画像の中心Icの座標(x,y)は以下の式21で表される。
x=w cos(2tπ/k)/2
y=w sin(2tπ/k)/2)
t=0,1,…,k−1…式21
すなわち、中心Icが座標(x,y)の位置にあり、2tπ/k回転させた画像を配置する。
【0068】
また、ステップS1704に進む場合でなおかつ、枚数kが32以下の場合(ステップS1704のYes)には、ステップS1705にすすむ。また、枚数kが32より大きい場合(ステップS1704のNo)には、ステップS1706に進む。
【0069】
まず、ステップS1705における計算について説明する。
ここで、図20に示すように、CD−Rの半径をR、配置する画像の幅をw、配置する画像のアスペクト(高さ/幅)をaとし、CD−Rの中心を原点とすると、以下の式が成り立つ。
Rsin(π/k)=aw/2
であるので、配置する画像の幅wは以下の式22で表される。
w=Rsin(π/k)/a …式22
したがって、t番目の画像の中心Icの座標(x,y)は以下の式23で表される。
x=(R−w/2)*cos(2tπ/k)
y=(R−w/2)*sin(2tπ/k) …式23
t=0,1,…,24
【0070】
次に、ステップS1706における計算について説明する。この場合、二重同心円となる。
ここで、図21に示すように、CD−Rの半径をR、外側に配置する画像の幅をw0、配置する画像のアスペクト(高さ/幅)をaとし、CD−Rの中心を原点とする。更に、各同心円の個数はほぼ等しい方が良いので、外側の円形に配置する画像の枚数をk0、内側の円形に配置する画像の枚数をk1とすると、k0とk1は以下のようになる。
k0=(k+1)/2
k1=k−k0
【0071】
したがって、外側の円形に配置する画像の大きさw0と配置する画像の中心位置Ic0の座標(x0,y0)は以下の式24および式25で表される。
w0=2Rsin(π/k0)/a …式24
x0=(R−R*sin(π/k0)/a)sin(2tπ/k0)
y0=(R−R*sin(π/k0)/a)cos(2tπ/k0)
t=0,1,2,…k0−1 …式25
となり、この位置に2tπ/k0回転させた画像を配置する。
【0072】
ここで、
r0=R−2*R*sin(π/k0)/a
とすると、
内側の円形に配置する画像の大きさw1と配置する画像の中心位置Ic1の座標(x1,y1)は以下の式26および式27で表される。
w1=2*R0*sin(π/k0)/a …式26
x1=(r0−r0*sin(π/k0)/a)sin(2tπ/k1)
y1=(r0−r0*sin(π/k0)/a)cos(2tπ/k1)
t=0,1,2,…k1−1 …式27
となり、この位置に2tπ/k1回転させた画像を配置する。
以上の方法を用いることによって、図22に示すような2重の同心円に画像を配置することが可能になる。
【0073】
また、3重の同心円にする場合には、
k0=(k+2)/2
k1=(k+2)/2
k2=k−k0−k1
とすると、
一重目の同心円内の画像の幅w0と中心位置Ic0の座標(x0,y0)は以下の式28および式29のようになる。
w0=2Rsin(π/k0)/a …式28
x0=(R−R*sin(π/k0)/a)sin(2tπ/k0)
y0=(R−R*sin(π/k0)/a)cos(2tπ/k0)
t=0,1,2,…k0−1 …式29
この位置に2tπ/k0回転させた画像を配置する。
【0074】
次に、外側から二重目の画像の大きさと位置について説明する。
r0=R−2*R*Sin(π/k0)/a
として、二重目の同心円内の画像の幅w1と中心位置Ic1の座標(x1,y1)は以下の式30および式31より計算される。
w1=2*r0*sin(π/k0)/a …式30
x1=(r0−r0*sin(π/k0)/a)sin(2tπ/k1)
y1=(r0−r0*sin(π/k0)/a)cos(2tπ/k1)
t=0,1,2,…k1−1 …式31
となり、この位置に2tπ/k1回転させた画像を配置する。
【0075】
次に、外側から三重目の画像の大きさと位置について説明する。
r1=r0−2*r0*sin(π/k0)/a
として、三重目の同心円内の画像の幅w2と中心位置Ic2の座標(x2,y2)は以下の式32および式33より計算される。
w2=2*r1*sin(π/k0)/a …式32
x2=(r1−r1*sin(π/k0)/a)sin(2tπ/k2)
y2=(r1−r1*sin(π/k0)/a)cos(2tπ/k2)
t=0,1,2,…k2−1 …式33
となり、この位置に2tπ/k2回転させた画像を配置する。
【0076】
以上に示すように図18に示す処理を行うことで、本実施形態における画像処理装置は、選択した画像の枚数によって、何重の同心円にするかを決定し、画像のサイズ、配置間隔、中心からの距離、角度、を自動調整して円形に収まるように自動的に配置した画像データ(配置後画像データ)を生成することができる。
【0077】
[第6の実施形態](重なりなし、円形内、多重円)
第5の実施形態では、多重の円であって画像が重なりなおかつ、画像の一辺がCD−Rのラベルにおける円周の外側にはみ出すレイアウトであったが、第6の実施形態では画像全体が必ずCD−Rのラベルの円周内に入りかつ、各画像の重なりがないレイアウトとする。
【0078】
尚、第6の実施形態における画像処理装置のハードウェア構成は、図1に示した第1の実施形態における画像処理装置のハードウェアの構成と同じであるので、説明を省略する。また、第6の実施形態における画像処理装置のラベル印刷の工程および各工程で表示されるGUIは、図2に示した第1の実施形態における画像処理装置のラベル印刷の工程および図3〜図6に示したGUIと同じであるので、説明を省略する。
【0079】
以下に、多重の円を形成して、CD−Rに画像同士が重なりのない間隔でかつ、CD−Rのラベルの円形の外側にはみ出さないように配置する本実施形態のレイアウト方法について説明する。図23は、第6の実施形態の画像処理装置における自動レイアウトの動作を示すフロー図である。尚、図23に示す自動レイアウト処理は、図2に示したステップS203における処理の一部である。
【0080】
まず、ステップS2201において、画像処理装置は、図3で利用者が選択した印刷対象の画像を選択する。次に、ステップS2202において、選択した総枚数をkとすると、kが2以下の場合(ステップS2202のYes)には、画像処理装置は、ステップS2203に進み、後述する式36および式37の計算を行う。また、kが2より大きい場合(ステップS2202のNo)には、画像処理装置は、ステップS2204に進む。
【0081】
まず、ステップS2203に進む場合の画像処理装置の処理について説明する。
ここで、図8に示すように、CD−Rの半径をR、配置する画像の幅をw、配置する画像のアスペクト(高さ/幅)をaとし、CD−Rの中心を原点とすると、以下の式が成り立つ。
=w+(aw/2)
したがって、配置する画像の幅wは以下の式36で表される。
w=2R/√(4+a) …式36
また、配置する画像の中心Icの座標(x,y)は以下の式37で表される。
x=w cos(2tπ/k)/2
y=w sin(2tπ/k)/2 …式37
t=0,1,…,k−1
となり、この位置に2tπ/k回転させた画像を配置する。
【0082】
ステップS2204において、選択枚数kが32以下の場合(ステップS2204のYes)には、ステップS2205にすすみ、kが32より大きい場合(ステップS2204のNo)には、ステップS2206にすすむ。
【0083】
まず、ステップS2205における計算について説明する。ステップS2205においては、画像の幅wは以下の式38により表される。
w=R/√(a/4+(1+a/2tan(π/k))) …式38
また、配置する画像の中心Icの座標(x,y)は、以下の式39により表される。
x=(w/2+aw/2tan(π/k))*cos(2tπ/k)
y=(w/2+aw/2tan(π/k))*sin(2tπ/k)
t=0,1,…,k−1 …式39
となり、この位置に2tπ/k回転させた画像を配置する。
【0084】
次に、ステップS2206における計算について説明する。選択枚数kが32より大きい場合には、
k0=(k+1)/2
k1=k−k0
として、一重目の同心円内の画像の幅w0と位置Ic0は以下の式40により表される。
w0=r/√{a/4+(1+a/2tan(π/k))} …式40
また、配置する画像の中心Icの座標(x0,y0)は、以下の式41により表される。
x0=(w0/2+aw0/2tan(π/k0))cos(2tπ/k0)
y0=(w0/2+aw0/2tan(π/k0))sin(2tπ/k0)
t=0,1,2,3,4,…,k0−1 …式41
となり、この位置に2tπ/k0回転させた画像を配置する。
【0085】
次に、外側から二重目の画像の大きさと位置について説明する。
r0=R−R/√{a/4+(1+a/2tan(π/k))
とすると、二重目の同心円内の画像の幅w1と位置Ic1(x1,y1)は以下の式42および式43により表される。
w1=r0/√{a/4+(1+a/2tan(π/k))} …式42
x1=(w1/2+aw1/2tan(π/k0))cos(2tπ/k1)
y1=(w1/2+aw1/2tan(π/k0))sin(2tπ/k1)
t=0,1,2,3,4,…,k1−1 …式43
となり、この位置に2tπ/k1回転させた画像を配置する。
【0086】
以上のようにして、画像処理装置は、図24に示すように、三重の同心円状に重ならずにCD−Rのラベルの円周内に入るように画像を配置させることが可能である。また、本実施形態における画像処理装置は、何重の円に関しても、第5の実施形態と同様に拡張することが可能である。すなわち、本実施形態における画像処理装置は、選択した画像の枚数によって、何重の同心円にするかを決定し、画像のサイズ、配置間隔、中心からの距離、角度、を自動調整して円形に収まるように自動的に配置した画像データ(配置後画像データ)を生成することができる。
【0087】
尚、上述した実施形態では配置する画像の枚数によって、何重の同心円にするかを決めていたが、この限りではなく、例えば、現在配置されている画像の幅によって、何重の同心円にするかを決定してもかまわない。
【0088】
[第7の実施形態](重なりあり、円形内、螺旋)
上述した第1〜第6の実施形態では、画像が同心円状に配置されるレイアウトであったが、第7の実施形態では螺旋状に画像同士を等角度で配置するレイアウトとする。
【0089】
尚、第7の実施形態における画像処理装置のハードウェア構成は、図1に示した第1の実施形態における画像処理装置のハードウェアの構成と同じであるので、説明を省略する。また、第7の実施形態における画像処理装置のラベル印刷の工程および各工程で表示されるGUIは、図2に示した第1の実施形態における画像処理装置のラベル印刷の工程および図3〜図6に示したGUIと同じであるので、説明を省略する。
【0090】
以下に、螺旋を形成して、CD−Rのラベル内に配置する本実施形態のレイアウト方法について説明する。図25は、第7の実施形態の画像処理装置における自動レイアウト処理の動作を示すフロー図である。尚、図25のステップS2501に示す処理は、図2に示すステップS201の処理に対応し、図25に示すステップS2502〜S2503の自動レイアウト処理は、図2に示したステップS203における処理の一部に対応する。
【0091】
まずステップS2501において、画像処理装置は、図3に示す印刷対象画像指定画面で利用者が選択した印刷対象の画像をk枚選択する。次に、ステップS2502において、画像処理装置は、CD−Rの内径・外径・巻き数を決定する。尚、これらの値については、あらかじめ決められていた値を用いる場合にはこのステップS2502は必要ない。
【0092】
次に、ステップS2503において、画像処理装置は、画像を螺旋状に配置する処理を行う。ここで、螺旋状に配置する配置位置の算出方法についての詳細を以下に説明する。一般に螺旋の式は、極座標系(r,θ)で以下のように表すことができる。
r=aθ
但し、上述した式において、aは、正の定数であり、rは原点からの距離、θは偏角を示す。
【0093】
本実施形態では、CD−Rの内部に画像を配置することを目的とするため、CD−Rの内径、外径と何回螺旋を巻くかを示す巻き数とを計算に用いる。図26は、内径r0、外径r1、螺旋の巻き数Rolls=2の場合の螺旋例を示す図である。ここで、内径r0、外径r1、螺旋の巻き数Rollsを定数として、螺旋の式は極座標系(r,θ)で以下のように表すことができる。
r=r1−a*θ
ここで、θ=2π*Rollsの場合は以下の式がなりたつ。
r0=r1−a*2*π*Rolls
【0094】
すなわち、定数aは以下のように表すことができる。
a=(r1−r0)/(2*π*Rolls)
したがって、螺旋状にk枚配置する際の各画像の座標は、以下に示す式により求まる。
r(t) = r1−((r1−r0)/(2*π*Rolls))θ(t)
θ(t)=(2*π*Rolls*t)/k
ただし、t=1,2,…,k
【0095】
上記の位置に画像をθ(t)回転させて配置することで、螺旋状に画像を配置することが可能になる。しかしながら、画像の大きさを一定のまま配置した場合は、円の中心に近いほど画像が重なって見にくくなってしまうという問題がある。また、画像の枚数が多ければ多いほど画像が重なって見にくくなってしまうという問題もある。よって、各画像の大きさは配置する画像の中心からの距離に比例して大きくなるように変更する。更に、配置する画像の枚数に依存して、画像の大きさを小さくしてもよい。
以上の結果、螺旋状に配置された画像は図27のようになる。
【0096】
尚、上述した実施形態においては、内径・外径・巻き数については定数として扱ったが、この限りではなく、利用者がそれぞれの値を自由に変更できるようにしてもよい。また、内径・外径・巻き数の変更があった場合には、ただちに全ての画像の配置を計算しなおして、新たな配置を行う。また、内径は螺旋の配置に限ったことではなく、前述の実施形態1〜6における同心円に画像を配置するときも同様に内径も考慮して、内径以内に画像が配置されないようにする。また、画像を内径附近まで配置する方法は上述した螺旋状の配置に限らず、同心円状の配置であっても配置済みの各画像に内接する円形・楕円形で切り抜くことにより、より多くの画像を表示させることが可能になる。
【0097】
[第8の実施形態]
第8の実施形態では画像をCD内にランダムな配置にレイアウトする方法について説明する。尚、第8の実施形態における画像処理装置のハードウェア構成は、図1に示した第1の実施形態における画像処理装置のハードウェアの構成と同じであるので、説明を省略する。また、第8の実施形態における画像処理装置のラベル印刷の工程および各工程で表示されるGUIは、図2に示した第1の実施形態における画像処理装置のラベル印刷の工程および図3〜図6に示したGUIと同じとしてもよい。
【0098】
図28は、第8の実施形態の画像処理装置における自動レイアウトの動作を示すフロー図である。尚、図28のステップS2801に示す処理は、図2に示すステップS201の処理に対応し、図85に示すステップS2802の自動レイアウト処理は、図2に示したステップS203における処理の一部に対応する。
【0099】
まず、ステップS2801において、画像処理装置は、印刷対象の画像をk枚選択する。次に、ステップS2802において、画像処理装置は、選択されたk枚の画像をランダムに配置する。ここで、ランダムに配置する方法について詳細に説明を行う。ランダムに配置する方法には、CDに外接する四角形の内部にランダムに配置する方法があるが、その場合はCDの外側や中心部分にも画像が配置され、非常に効率が悪かった。したがって、本実施形態では、以下に示す式にしたがって、極座標系でランダムに配置する。更に、円形の場合は外側ほど面積が広いので、そことを考慮してより外側に多く画像が配置されるようにする。
【0100】
すなわちt番目の画像の位置は内径をr0、外径をr1とすると、以下の式で表される。
r(t)=√(r0+(r1−r0)*Rand())
θ(t)=R(t)+2*π*Rand()/(k/2)+Rand_PI()
但し、上述した式においてRand()は0以上1未満の乱数値を返す関数である。またRand_PI()は0〜2πまでの乱数値を返す関数である。また、R(t)は0、2π/k、2π*2/k、2π*3/k、…、2π*(k−1)/kまでの数字をランダム順に出力する関数である。
【0101】
これによって、画像は極座標系でランダムに配置される。さらに、r(t)、およびθ(t)の関数により、内径と外径の間にはさまれたドーナツ型の中に満遍なく画像がランダムに配置される。また、配置された画像は、それぞれRand_PI()関数によって指定されたランダムな角度で回転されて配置される。
【0102】
また、画像のサイズは選択する画像の枚数が多ければ多いほど、画像のサイズを小さくする。画像のサイズは以下の式にしたがって決定される。
w=(π/(aspect*k))1/ α
ここで、aspectは画像の高さをh、幅をwとするとh/wで表される。また、αの値について説明する。例えばα=2の場合には、画像の重なりがなければ、円周内を画像で埋めることができるが、ランダムに配置する場合には画像も重なるためα=2よりも大きい値の方がより多くの画像を適切に表示することが可能になる。
【0103】
以上の式により、多くの画像を選択しても画像のサイズを小さくすることにより、配置することができる。例えば、図29(a)は、15枚の画像をランダムに配置した画像配置例を示す図である。また、図29(b)は、50枚の画像をランダムに配置した画像配置例を示す図である。図29(a)と図29(b)を比べても分かるように、画像処理装置は、配置する画像の総数に応じて画像の大きさを適切なものにしている。
【0104】
以上の方法により、CD−Rの内径と外径の間に画像をランダムに配置することが可能になる。また、「振りなおし」などを行うことにより、Rand関数を再度選びなおして、別のランダムなレイアウトを生成することも可能である。また、各画像に内接する円形・楕円形で切り抜くことにより、より多くの画像を表示させることが可能になる。
【0105】
[第9の実施形態]
第9の実施形態では、画像のレイアウトと印刷の解像度に応じて適切な解像度(=画像サイズ)の画像を用いることにより処理の負荷を軽減する方法について説明する。尚、第9の実施形態における画像処理装置のハードウェア構成は、図1に示した第1の実施形態における画像処理装置のハードウェアの構成と同じであるので、説明を省略する。尚、第9の実施形態における画像処理装置のラベル印刷の工程は、図2に示した第1の実施形態における画像処理装置のラベル印刷の工程と同じであるので、説明を省略する。
【0106】
上述した実施形態1〜8では、画像データは単にJPEG形式の画像であったが、本実施形態では近年普及してきたデジタルカメラのフォーマットである標準的なDCF(Design rule for Camera File system)フォーマットの画像を用いる。すなわち、本実施形態の画像処理装置の二次記憶103には、DCFフォーマットの画像データが記録されている。
【0107】
ここで、DCFフォーマットの画像データとは、JPEG画像本体に加えてデータ内にサムネイル画像を格納している画像データである。典型的には、JPEG画像本体(主画像)が1600x1200画素乃至それ以上の解像度(画像サイズ)を有し、サムネイル画像が160x120画素の解像度(画像サイズ)を有する。本実施形態の画像処理装置は、ラベル画像作成の処理においてレンダリングに必要な解像度(画像サイズ)を算出し、サムネイル画像の解像度(画像サイズ)で十分な場合に、主画像のデコードを行わないでサムネイル画像で代用することにより、処理の高速化と所要メモリ量の削減を実現する。
【0108】
尚、本実施形態の画像処理装置が作成するラベル画像として、図22や図24に示すように変形後の画像の大きさが一定でないものを主な対象とする。すなわち、図22や図24に示すように、円形の内側に配置する画像のサイズが小さい場合に、主画像ではなくサムネイル画像を代用することが有効となる。
【0109】
次に、第9の実施形態の画像処理装置における画像の自動レイアウト処理について説明する。
図30は、第9の実施形態における画像処理装置における画像の自動レイアウト処理を示すフロー図である。まず、ステップS1001において、変数tを値0で初期化する。次に、ステップS1002において、画像処理装置は、印刷の解像度を基に第t番目の画像における変形後の大きさ(変形後画像サイズ)を算出する。この値はレイアウト毎に異なるが、具体的な変形後画像サイズ(w0やw1など)の算出方法は上述した第5の実施形態において説明したのでここでは省略する。
【0110】
次に、ステップS1003において、画像処理装置は、上記変形後画像サイズに応じてレンダリングに主画像を用いるかサムネイル画像を用いるかを決定する。具体的には、変形後画像の上辺>160画素の場合(ステップS1003のYes)には、ステップS1004に進む。また、変形後画像の上辺>160画素でない場合(ステップS1003のNo)には、ステップS1005に進む。尚、本実施形態においては、図22や図24に示すように、変形後画像の上辺が比較対照となったが、この限りでは無く、画像の長辺であればよい。
【0111】
更に、具体例として、記録メディアとして典型的な直径12cmのCDラベルを作成する場合であって、出力デバイス105が600dpiの解像度で印刷を行う例について説明する。まず、CDラベルの半径に含まれる画素数Rを求めると
R=12/2/2.54*600≒1417画素
である。サムネイル画像の幅は160画素であるので、だいたいCD半径の1/9程度を目安に、それより小さく描画する画像についてはレンダリングを行う際にサムネイル画像を用いる。これにより、レンダリング処理(ラベル画像の作成処理)の効率を高めることができる。
【0112】
次に、ステップS1004に進んだ場合には、画像処理装置は、t番目の画像について主画像のデコードを行う。また、ステップS1005に進んだ場合には、画像処理装置は、t番目の画像についてサムネイル画像のデコードを行う。次に、ステップS1006において、画像処理装置は、デコードした主画像乃至サムネイル画像を用いて画像のレンダリング処理を行う。レンダリング処理(変形処理)の具体的なアルゴリズムは上述した第5の実施形態で説明したとおりである。
【0113】
次に、ステップS1007において、画像処理装置は、変数tが描画画像数Imagesと一致したか否かの判断を行う。ここで、一致した場合(ステップS1007のYes)には、ラベル画像の作成処理を終了する。また、一致しない場合(ステップS1007のNo)には、ステップS1008に進み、画像処理装置は、tを値1だけインクリメントしてからステップS1002に戻る。
【0114】
尚、上述した第9の実施形態では図22に示すように描画される画像の大きさがひとつひとつ異なる場合を説明したが、この限りではなく、図17に示すような、全ての画像が同じ大きさで描画される場合に用いても同等の効果を得ることができる。ただし同じ大きさで描画されるレイアウトであれば、画像ひとつひとつについて主画像を使うかサムネイル画像を使うかの判断を行う必要はなく、最初に一度だけ判断を行えばよい。
【0115】
また、上述した第9の実施形態ではDCFフォーマットの画像データのように2種類の解像度(画像サイズ)の画像データを含む場合を示したが、この限りではない。例えば周知のFlashpixフォーマットやJPEG2000フォーマットなどの画像データのように、階層的に複数解像度でデコードすることのできる画像フォーマットを用いても好適である。また、複数解像度(3つ以上)の画像データをデコード可能なフォーマットの画像データを用いることにより、よりきめ細かく描画に用いる画像の解像度を決定することができる。これにより、必要最低限の解像度を有する画像のデコードを行うことにより、一層の処理の高速化が可能である。
【0116】
また、上述した第9の実施形態では必要に応じてサムネイル画像か主画像を切り替えてデコードするようにしたが、この限りではなく、サムネイル画像は事前に一括してデコードを行ってキャッシュしておき、主画像のほうだけ必要に応じてデコードするようにしてもよい。例えば、サムネイル画像は、印刷に用いる画像を複数の画像中から利用者が選択するために画面に提示するために用いるなど、別の用途に用いることも多いためキャッシュすることで全体としての処理効率が良くなる場合もある。また、キャッシュすることによりサムネイル画像の処理速度は向上するが、メモリ使用量は増大するので、ラベル画像の作成処理としてはトレードオフが存在する。以上を踏まえて、実施形態に応じた適切なサムネイル画像の処理方法を選択すればよい。
【0117】
また、上述した第9の実施形態では、画像描画の大きさだけに基づいてサムネイル画像と主画像を切り替えたが、この限りではなく、サムネイル画像は単に解像度が低いだけでなく画質も低い場合がある。すなはち、画質的に印刷に適していない場合がある。具体的には、サムネイル画像を圧縮する際に主画像より高い圧縮率で圧縮したり、サムネイル画像を作成する時点で主画像から解像度変換を行う際に、簡易的なNearest−Neighbour法を用いたりすることがあるためである。従って、画面のプレビュー表示やドラフト印刷を行うときには、上述したようにサムネイル画像と主画像を切り替えてラベル画像の作成を行い、実際の印刷のときには全て主画像を用いたラベル画像の作成を行うようにしてもよい。
【0118】
尚、上述した実施形態においては、作成したラベル画像は民生用プリンタを用いてプリンタブルCD−Rメディアに印刷するとしたが、これに限るものではなく、プレス製造するCD−ROMの印刷等に適用しても良い。すなわち、CD−Rに限るものでもなく、DVD−Rなど一般に円形のディスクメディアであれば同等に適用できる。
【0119】
また、図1に示した画像処理装置(コンピュータ)は、図7や図10、図12、図14、図18、図23、図25、図28および図30に示した処理フローの機能をCPU101がプログラムを実行することで実現する。例えば、CPU101および一次記憶102に格納されるプログラムにより画像選択機能を実現して、二次記憶103より複数の画像データを選択する処理を行う。また、CPU101および一次記憶102に格納されるプログラムにより画像配置機能を実現し、上記画像選択処理で選択した複数の画像データによる複数の画像を同心円状に等間隔に配置した配置後画像データを生成する処理を行う。
【0120】
また、図1に示した画像処理装置(コンピュータ)は、図7や図10、図12、図14、図18図23、図25、図28および図30に示した処理フローの一部の機能を有する専用のハードウェアを具備してもよい。また、図1の画像処理装置が備える一次記憶102および二次記憶103は、例えば、ハードディスク装置や光磁気ディスク装置等の不揮発性のメモリや、CD−ROM等の読み出しのみが可能な記録媒体、あるいはこれらの組み合わせによるコンピュータ読み取り、書き込み可能な記録媒体より構成されるものとしてもよい。
【0121】
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムコードが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムコードを保持しているものも含むものとする。
【0122】
また、上記プログラムコードは、このプログラムコードを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムコードは、前述した機能の一部を実現する為のものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムコードとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0123】
また、上記のプログラムコードを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等のプログラムプロダクトも本発明の実施形態として適用することができる。上記のプログラムコード、記録媒体、伝送媒体およびプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【0124】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の画像処理装置、画像処理方法、その記録媒体およびプログラムにおいては、複数の画像データを選択して、選択した複数の画像データによる複数の画像を配置パターンに応じた形に変形して、変形後の画像である変形画像を配置パターンに応じて配置した配置後画像データを生成するので、例えば、円形のラベルに対して同心円状に画像を配置するときに、選択した画像の枚数によって、画像のサイズ、配置間隔などを自動調整して円形に収まるように配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における画像処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態による画像処理装置の利用者による操作手順の基本的な流れを示すフロー図である。
【図3】本実施形態における画像処理装置が表示する印刷対象画像指定画面例を示す図である。
【図4】画像処理装置が表示する印刷対象メディア指定画面例を示す図である。
【図5】画像処理装置が表示するレイアウト選択画面例を示す図である。
【図6】画像処理装置が表示するCD−R設定ダイアログ画面例を示す図である。
【図7】画像処理装置における設定に応じた自動レイアウトの動作を示すフロー図である。
【図8】重ねずに円形内に画像を配置する場合のCD−Rの半径R、配置する画像の幅w、配置する画像のアスペクトを示す図である。
【図9】重ねずに円形内に画像を配置する場合のCD−Rの半径R、配置する画像の幅w、配置する画像のアスペクトおよび角度を示す図である。
【図10】第2の実施形態の画像処理装置における設定に応じた自動レイアウトの動作を示すフロー図である。
【図11】重ねずに円形よりはみ出すように画像を配置する場合のCD−Rの半径R、配置する画像の幅w、配置する画像のアスペクトおよび角度を示す図である。
【図12】第3の実施形態の画像処理装置における自動レイアウトの動作を示すフロー図である。
【図13】重ねて円形内に画像を配置する場合のCD−Rの半径R、配置する画像の幅w、配置する画像のアスペクトおよび角度を示す図である。
【図14】第4の実施形態の画像処理装置における自動レイアウトの動作を示すフロー図である。
【図15】重ねて円形からはみ出るように画像を配置する場合のCD−Rの半径R、配置する画像の幅w、配置する画像のアスペクトおよび角度を示す図である。
【図16】円形外にはみ出るように画像を配置する場合のCD−Rの半径R、配置する画像の幅w、配置する画像のアスペクトを示す図である。
【図17】第1の実施形態〜第4の実施形態に応じた画像の配置例を示す図である。
【図18】第5の実施形態の画像処理装置における自動レイアウトの動作を示すフロー図である。
【図19】円形外にはみ出るように画像を配置する場合のCD−Rの半径R、配置する画像の幅w、配置する画像のアスペクトを示す図である。
【図20】重ねて円形からはみ出るように画像を配置する場合のCD−Rの半径R、配置する画像の幅w、配置する画像のアスペクトおよび角度を示す図である。
【図21】多重の同心円状に画像を配置する場合のCD−Rの半径R、配置する画像の幅w、配置する画像のアスペクトおよび角度を示す図である。
【図22】第5の実施形態に応じた画像の配置例を示す図である。
【図23】第6の実施形態の画像処理装置における自動レイアウトの動作を示すフロー図である。
【図24】第6の実施形態に応じた画像の配置例を示す図である。
【図25】第7の実施形態の画像処理装置における自動レイアウト処理の動作を示すフロー図である。
【図26】内径r0、外径r1、螺旋の巻き数Rolls=2の場合の螺旋例を示す図である。
【図27】第7の実施形態に応じた螺旋状の画像の配置例を示す図である。
【図28】第8の実施形態の画像処理装置における自動レイアウト処理の動作を示すフロー図である。
【図29】15枚および50枚の画像をランダムに配置した画像配置例を示す図である。
【図30】第9の実施形態における画像処理装置における画像の自動レイアウト処理を示すフロー図である。
【符号の説明】
101 CPU
102 一次記憶
103 二次記憶
104 入力デバイス
105 出力デバイス

Claims (23)

  1. 複数の画像データを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段より複数の前記画像データを選択する画像選択手段と、
    前記画像選択手段が選択した複数の前記画像データによる複数の画像を配置パターンに応じた形に変形して、変形後の画像である変形画像を前記配置パターンに応じて配置した配置後画像データを生成する画像配置手段と
    を具備することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像配置手段は、前記配置パターンとして所定の円形内に同心円状または螺旋状に複数の前記変形画像を等間隔に配置することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像配置手段は、前記画像の大きさを少なくとも前記配置パターンに応じて変形して、変形後の画像である変形画像を前記配置パターンに応じて配置した配置後画像データを生成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記画像配置手段は、前記配置パターンとして同心円状に多重円となるよう複数の前記変形画像を等間隔に配置した前記配置後画像データを生成することを特徴とする請求項1または請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記画像配置手段は、前記配置パターンとして所定の円形内に同心円状の複数の前記変形画像が収まり、かつ、複数の前記変形画像が重ならないよう配置した前記配置後画像データを生成することを特徴とする請求項1または請求項3に記載の画像処理装置。
  6. 前記画像が四辺を有する方形である場合に、前記画像配置手段は、前記配置パターンとして所定の円形外に同心円状の複数の前記変形画像の一辺を配置し、かつ、複数の前記変形画像が重ならないよう配置した前記配置後画像データを生成することを特徴とする請求項1または請求項3に記載の画像処理装置。
  7. 前記画像が四辺を有する方形である場合に、前記画像配置手段は、前記配置パターンとして所定の円形内に同心円状の複数の前記変形画像が収まり、かつ、複数の前記変形画像の特定の一辺の周辺部分が見えるように他辺の周辺部分を重ねて配置した前記配置後画像データを生成することを特徴とする請求項1または請求項3に記載の画像処理装置。
  8. 前記画像が四辺を有する方形である場合に、前記画像配置手段は、前記配置パターンとして所定の円形外に同心円状の複数の前記変形画像の一辺を配置し、かつ、複数の前記変形画像の特定の一辺の周辺部分が見えるように他辺の周辺部分を重ねて配置した前記配置後画像データを生成することを特徴とする請求項1または請求項3に記載の画像処理装置。
  9. 前記画像配置手段は、前記画像選択手段が選択した前記画像データの数に応じて、何重の多重円にするかを決定することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 前記画像配置手段は、前記多重円における各同心円に含まれる前記変形画像の数が、各前記同心円において同じまたはほぼ同じとなるよう配置することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像処理装置。
  11. 前記画像配置手段は、前記多重円における各同心円に含まれる前記変形画像の数が、各前記同心円において同じまたはほぼ同じとなるよう配置する際に、最も内側の前記同心円が最も画像数が少なくなるよう配置することを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
  12. 利用者に前記画像の選択を促す画像選択画面を表示装置に表示する画像選択画面表示手段を更に具備し、
    前記画像選択手段は、前記画像選択画面にて前記利用者が選択した画像の前記画像データを前記記憶手段より選択すること
    を特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  13. 前記画像配置手段は、前記配置パターンとして所定の内径と外径に囲まれたドーナツ形内に複数の前記変形画像を同心円状または螺旋状に配置した前記配置後画像データを生成することを特徴とする請求項1または請求項3に記載の画像処理装置。
  14. 前記画像配置手段は、前記配置パターンとして所定の円形内に複数の前記変形画像をランダムに配置した前記配置後画像データを生成することを特徴とする請求項1または請求項3に記載の画像処理装置。
  15. 前記画像配置手段は、前記配置パターンとして所定の内径と外径に囲まれたドーナツ形内に複数の前記変形画像をランダムに配置した前記配置後画像データを生成することを特徴とする請求項1または請求項3に記載の画像処理装置。
  16. 前記画像配置手段は、前記配置パターンとして前記円形内または前記ドーナツ形内において中心からの距離が遠いほどより多くの前記変形画像をランダムに配置した前記配置後画像データを生成することを特徴とする請求項14または請求項15に記載の画像処理装置。
  17. 前記画像データが複数種類の解像度を有する場合に、前記画像配置手段が配置する前記変形画像の解像度を特定する解像度特定手段を更に具備し、
    前記画像配置手段は、前記解像度特定手段が特定した前記解像度を有する画像データを前記記憶手段より読み出して、前記配置パターンに応じた形に変形した前記変形画像を前記配置パターンに応じて配置した配置後画像データを生成することを特徴とする請求項1から請求項16のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  18. 複数の画像データを記憶する記憶手段を具備する画像処理装置を用いた画像処理方法であって、
    前記記憶手段より複数の前記画像データを選択する第1のステップと、
    前記第1のステップで選択した複数の前記画像データによる複数の画像を配置パターンに応じた形に変形して、変形後の画像である変形画像を前記配置パターンに応じて配置した配置後画像データを生成する第2のステップと
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  19. 前記第2のステップは、前記配置パターンとして所定の円形内に同心円状または螺旋状に複数の前記変形画像を等間隔に配置することを特徴とする請求項18に記載の画像処理方法。
  20. 複数の画像データを記憶する記憶手段を具備する画像処理装置用のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記記憶手段より複数の前記画像データを選択する第1のステップと、
    前記第1のステップで選択した複数の前記画像データによる複数の画像を配置パターンに応じた形に変形して、変形後の画像である変形画像を前記配置パターンに応じて配置した配置後画像データを生成する第2のステップと
    を前記画像処理装置に実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  21. 前記第2のステップは、前記配置パターンとして所定の円形内に同心円状または螺旋状に複数の前記変形画像を等間隔に配置することを特徴とする請求項20に記載の記録媒体。
  22. 複数の画像データを記憶する記憶手段を具備する画像処理装置用のプログラムであって、
    前記記憶手段より複数の前記画像データを選択する第1のステップと、
    前記第1のステップで選択した複数の前記画像データによる複数の画像を配置パターンに応じた形に変形して、変形後の画像である変形画像を前記配置パターンに応じて配置した配置後画像データを生成する第2のステップと
    を前記画像処理装置に実行させるためのプログラム。
  23. 前記第2のステップは、前記配置パターンとして所定の円形内に同心円状または螺旋状に複数の前記変形画像を等間隔に配置することを特徴とする請求項22に記載のプログラム。
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