JP2005024754A - フォトマスク、拡散反射板及びその製造方法並びにカラーフィルタ - Google Patents

フォトマスク、拡散反射板及びその製造方法並びにカラーフィルタ Download PDF

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行一 佐藤
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Abstract

【課題】プロキシミティー露光を用いて拡散反射板を製造する際に、フォトレジストの剥離を抑制できるフォトマスク、拡散反射板及びその製造方法並びにカラーフィルタを提供する。
【解決手段】このフォトマスクMは、単位領域A1を二次元状に配置してなるパターン形成用領域PAを備える。単位領域A1は、一列に配列した複数の光透過部Tと、複数の光透過部Tの配列方向に垂直な方向の両側に隣接した凹凸形成用領域PDとを備える。凹凸形成用領域PDは、遮光領域NT及び遮光領域NT内に位置する複数の微小光透過部TDからなる。また、パターン形成用領域PAにおける複数の光透過部T間には細長遮光部SSが形成されている。フォトマスクMを用いてフォトレジストをパターニングすると、細長遮光部SSによって、複数の開口部G間においてフォトレジストに細長平坦表面RSが形成される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フォトマスク、拡散反射板及びその製造方法並びにカラーフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】
2インチから4インチ程度の小型の液晶パネルは携帯電話等の携帯情報端末に広く用いられている。近年では、省エネルギー等の観点から、バックライトに加えて外光をも光源として利用する半透過反射型の液晶パネルが主流となっている。
【0003】
例えば、フルカラー液晶パネルの場合、観測者側にTFD(Thin Film Diode)アレイ基板が配置され、バックライト側にカラーフィルタが配置される。ここで、TFDアレイ基板とカラーフィルタとは対向配置されており、これらの間に液晶材料が充填されている。このカラーフィルタは、凹凸表面及び開口部が形成された拡散反射板を備えており、その上に画素(ピクセル)を構成する赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の着色樹脂領域(サブピクセル)が形成されている。
【0004】
外光を光源として利用する反射型表示の場合、外光はTFDアレイ基板を透過して拡散反射板に入射する。しかる後、拡散反射板の凹凸表面で反射された反射光が着色樹脂領域、TFDアレイ基板を順に透過して観察者側に出射される。また、バックライトを光源として利用する透過型表示の場合、バックライトから出射された光は、拡散反射板の開口部、着色樹脂領域、TFDアレイ基板を順に透過して観察者側に出射される。
【0005】
上述のような半透過反射型の液晶パネルに用いられる拡散反射板として、例えば開口部を各着色樹脂領域の中央部下の位置に設けたものが知られている(特許文献1参照)。この場合、RGBの透過型表示が可能となる。
【0006】
また、カラーフィルタの下にフォトリソグラフィー法によって拡散反射板を製造する場合、通常、生産性の高いプロキシミティー露光が用いられる。具体的には、まず基板上に塗布されたフォトレジストをパターニングすることで、凹凸表面及び開口部が形成される。しかる後、凹凸表面上に反射膜を形成することで拡散反射板を製造する。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−287131号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の拡散反射板を製造する場合、隣接する開口部間においてフォトレジストの剥離が生じ易かったので、ムラの無い高品質の拡散反射板を高い歩留まりで安定的に製造することは困難であった。加えて、近年の液晶パネルの高精細化に伴い画素サイズが縮小され、隣接する開口部間の距離が短くなる傾向にある。この為、前述のようなフォトレジストの剥離の問題が深刻化している。
【0009】
そこで、本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、プロキシミティー露光を用いて拡散反射板を製造する際に、フォトレジストの剥離を抑制できるフォトマスク、拡散反射板及びその製造方法並びにカラーフィルタを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明によるフォトマスクは、単位領域を二次元状に配置してなるパターン形成用領域を備えたフォトマスクにおいて、単位領域は、一列に配列した複数の光透過部と、複数の光透過部の配列方向に垂直な方向の両側に隣接した遮光領域及び遮光領域内に位置する複数の微小光透過部からなる凹凸形成用領域とを有し、パターン形成用領域における複数の光透過部間には細長遮光部が形成されていることを特徴とする。
【0011】
このフォトマスクを用いて、基板上に塗布されたフォトレジストにプロキシミティー露光を行うと、パターン形成用領域を透過した光によってフォトレジスト内に潜像が形成される。しかる後、フォトレジストに現像及び熱処理を施すと、フォトレジストはパターン形成用領域に対応した形状にパターニングされる。
【0012】
ここで、パターン形成用領域は単位領域を二次元状に配置してなるが、その単位領域内には複数の光透過部、凹凸形成用領域及び細長遮光部が設けられている。
【0013】
複数の光透過部に照射された光は、それぞれの光透過部を透過してフォトレジストに到達する。これにより、複数の光透過部に対応する潜像がフォトレジスト内に形成される。これらの潜像は、上記現像及び熱処理後のフォトレジストにおいて複数の開口部を構成する。ゆえに、一列に配列した複数の開口部が得られる。
【0014】
凹凸形成用領域に照射された光は、遮光領域内に位置する複数の微小光透過部を透過して、主として回折光がフォトレジスト表面に到達する。これにより、個々の微小光透過部に対応してフォトレジスト内に潜像が形成される。これらの複数の潜像は、上記現像及び熱処理後のフォトレジストにおいて凹凸表面を構成する。ゆえに、複数の開口部の配列方向に垂直な方向の両側におけるフォトレジストは凹凸表面を有する。
【0015】
細長遮光部に照射された光は、フォトレジストに到達しない。これにより、細長遮光部に対応して、上記現像及び熱処理のフォトレジストにおいて細長平坦表面が形成される。細長遮光部は、一列に配列した複数の光透過部間に形成されているので、細長平坦表面は複数の開口部間に形成される。
【0016】
ここで、複数の開口部間のフォトレジストが凹凸表面有していると、剥離し易い微小なフォトレジストとなる傾向にある。これに対して、本発明のフォトマスクを用いれば、複数の開口部間に剥離し易い微小なフォトレジストは形成されず、フォトレジストの剥離を抑制でき、ムラの無い高品質の拡散反射板を高い歩留まりで製造できる。
【0017】
さらに、本発明による拡散反射板は、単位フォトレジスト部を基板上に二次元状に配置してなるフォトレジストパターンと、フォトレジストパターン上に形成された反射膜とを備えた拡散反射板において、単位フォトレジスト部には、一列に配列した複数の開口部が形成され、複数の開口部の配列方向に垂直な方向の両側に凹凸表面が形成されており、フォトレジストパターンにおける複数の開口部間には細長平坦表面が形成されていることを特徴とする。
【0018】
この拡散反射板を構成するフォトレジストパターンは、複数の開口部間に細長平坦表面を有している。ここで、複数の開口部間に凹凸表面が形成されていると、当該開口部間において剥離し易い微小なフォトレジストが形成される。これに対して、本発明の拡散反射板では複数の開口部間に、フォトレジストからなる細長平坦表面が形成されているので、剥離し易い微小なフォトレジストは形成されない。この為、フォトレジストパターンを形成する際にフォトレジストの剥離を抑制できる。したがって、本発明の拡散反射板はムラが無く高品質であり、さらに、そのような拡散反射板を高い歩留まりで得られる。
【0019】
上述のように、本発明による拡散反射板の製造方法は、本発明のフォトマスクを介して、基板上に塗布されたフォトレジストにプロキシミティー露光を施す工程と、フォトレジストを現像及び熱処理することにより、一列に配列した複数の開口部と、複数の開口部の配列方向に垂直な方向の両側における凹凸表面と、複数の開口部間における細長平坦表面とを有するフォトレジストパターンを形成する工程と、フォトレジストパターン上に反射膜を形成する工程とを備えることを特徴とする。
【0020】
また、本発明によるカラーフィルタは、本発明の拡散反射板と、拡散反射板上に形成された複数の着色樹脂領域とを備えることを特徴とする。
【0021】
本発明のカラーフィルタは上記拡散反射板を備えるので、ムラが無く高品質である。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、実施形態に係るフォトマスク、拡散反射板及びその製造方法並びにカラーフィルタについて説明する。なお、同一要素又は機能を有する要素には同一符号を用いるものとし、重複する説明は省略する。
【0023】
まず、実施形態に係るフォトマスクの構造について説明する。
【0024】
図1は、第1実施形態に係るフォトマスクMを模式的に示す平面図であり、図2は、フォトマスクMの一部を模式的に示す平面図である。フォトマスクMは、中央に矩形状のパターン形成用領域PAを有しており、プロキシミティー露光に用いられる。パターン形成用領域PAは、矩形状の単位領域A1を二次元状に隣接配置してなる。単位領域A1は、図中のX方向及びY方向にマトリクス配置されている。
【0025】
単位領域A1は、X方向に沿って一列に配列した複数の矩形状の光透過部Tと、光透過部TのY方向の両側に隣接する凹凸形成用領域PDとを有する。ここで、X方向は複数の光透過部Tの配列方向であり、Y方向はX方向に垂直な方向である。なお、X方向及びY方向は固定されているものとする。
【0026】
凹凸形成用領域PDは、遮光領域NT及び遮光領域NT内に位置する複数の微小光透過部TDからなる。遮光領域NTは例えば矩形状の形状を有する。微小光透過部TDは、例えば多角形、円形、リング状の形状を有しており、遮光領域NT内において規則的又はランダムに配置される。
【0027】
また、パターン形成用領域PAにおける複数の隣接する光透過部T間には細長遮光部SSが形成されている。細長遮光部SSは、Y方向に沿ってパターン形成用領域PAの一端から他端まで延びる幅SWの帯状(ライン状)を有している。すなわち、細長遮光部SSはパターン形成用領域PA内において、全体としてY方向に沿って延びるストライプを構成する。幅SWは、例えば隣接する光透過部T間の距離dと同一である。なお、隣接する凹凸形成用領域PD間には凹凸形成用領域を設けてもよい。換言すれば、細長遮光部SSは、少なくとも隣接する光透過部T間に設けられていればよい。
【0028】
また、単位領域A1は、後述するカラーフィルタCF(図6参照)の1画素に対応する。単位領域A1は1画素を構成するサブピクセル(R、G、又はB)に対応するサブ単位領域RA,GA,BAからなる。
【0029】
以上説明したように、フォトマスクMは、単位領域A1を二次元状に配置してなるパターン形成用領域PAを備え、単位領域A1は、一列に配列した複数の光透過部Tと、複数の光透過部Tの配列方向に垂直な方向の両側に隣接した遮光領域NT及び遮光領域NT内に位置する複数の微小光透過部TDからなる凹凸形成用領域PDとを有し、パターン形成用領域PAにおける複数の光透過部T間には細長遮光部SSが形成されている。
【0030】
次に、実施形態に係る拡散反射板Rの構造について説明する。
【0031】
図3は、第1実施形態に係る拡散反射板Rの一部を模式的に示す平面図である。拡散反射板Rは、上述のフォトマスクMを用いて製造され、透明基板1(基板)と、上記パターン形成用領域PAに対応して透明基板1上に形成されたフォトレジストパターン2と、フォトレジストパターン2上に形成された反射膜3とを備える。
【0032】
フォトレジストパターン2は、上記単位領域A1に対応する矩形状の単位フォトレジスト部PX1を透明基板1上に二次元状に隣接配置してなる。単位フォトレジスト部PX1は、X方向及びY方向にマトリクス配置されている。
【0033】
単位フォトレジスト部PX1には、X方向に一列に配列した複数の矩形状の開口部Gが形成され、複数の開口部GのY方向の両側に凹凸表面が形成されている。ここで、Y方向は複数の開口部Gの配列方向(X方向)に垂直な方向である。複数の開口部Gは、フォトマスクMの複数の光透過部Tに対応する。凹凸表面は、フォトマスクMの微小光透過部TDに対応してフォトレジストに形成される凹部RDに起因する。なお、単位フォトレジスト部PX1上には、後述の着色樹脂領域4R,4G,4B(図6参照)が各々形成される。
【0034】
また、フォトレジストパターン2における複数の開口部G間には、未露光領域として細長平坦表面RSが形成されている。細長平坦表面RSは、Y方向に沿ってフォトレジストパターン2の一端から他端まで延びる幅RWの帯状(ライン状)を有している。すなわち、細長平坦表面RSは、フォトレジストパターン2内においてY方向に沿って延びるストライプを構成する。細長平坦表面RSは、フォトマスクMの細長遮光部SSに対応する。なお、隣接する凹凸表面間には凹凸表面を設けてもよい。換言すれば、細長平坦表面RSは、少なくとも隣接する開口部G間に設けられていればよい。
【0035】
ここで、複数の開口部G間に凹凸表面が形成されていると、当該開口部G間において剥離し易い微小なフォトレジストが形成される。これに対して、上述の拡散反射板Rでは複数の開口部G間に細長平坦表面RSが形成されているので、剥離し易い微小なフォトレジストは形成されない。この為、フォトレジストパターン2を形成する際にフォトレジストの剥離を抑制できる。したがって、拡散反射板Rはムラが無く高品質であり、さらに、そのような拡散反射板Rを高い歩留まりで得られる。
【0036】
反射膜3は、フォトレジストパターン2の表面に形成され、開口部G上に形成されない。この為、開口部Gには透明基板1が露出した状態となる。
【0037】
以上説明したように、拡散反射板Rは、単位フォトレジスト部PX1を透明基板1上に二次元状に配置してなるフォトレジストパターン2と、フォトレジストパターン2上に形成された反射膜3とを備え、単位フォトレジスト部PX1には、一列に配列した複数の開口部Gが形成され、複数の開口部Gの配列方向に垂直な方向の両側に凹凸表面が形成されており、フォトレジストパターン2における複数の開口部G間には細長平坦表面RSが形成されている。
【0038】
次に、フォトマスクMを用いた拡散反射板Rの製造方法について説明する。
【0039】
図4(A)〜図4(D)(光透過部Tを通りX軸方向に平行な平面で切った断面)及び図5(A)〜図5(D) (遮光領域NTを通りX軸方向に平行な平面で切った断面)は、第1実施形態に係る拡散反射板Rの製造方法を示す工程断面図である。工程(a)〜工程(d)は順次実行される。
【0040】
塗布工程(a)
透明基板1上にポジ型フォトレジストを塗布し、フォトレジスト層20を形成する(図4(A)及び図5(A))。ポジ型フォトレジストは、感光性樹脂などの有機材料からなり、例えば、ノボラック樹脂系、(メタ)アクリル樹脂系ポジ型フォトレジストを用いることができる。さらに好ましくは、カーボンブラックや色素を添加して露光光に対して吸光性を付与したポジ型フォトレジストを用いることができる。このフォトレジストは、露光工程、現像工程後の熱処理工程で硬化する性質を有する。
【0041】
ここで、フォトレジスト層20は、その感光域での透過率が0.01/μm以上0.3/μm以下となるように、吸光性等を設定することが好ましい。フォトレジスト層20の感光域での透過率が0.01/μm未満である場合には、加工性が悪く、凹凸表面を形成するために多くの露光エネルギーを必要とする傾向がある。一方、透過率が0.3/μmを超える場合には、加工深さが露光や現像条件に対して急峻に変化するため、安定した凹凸表面を形成することが難しくなる傾向がある。
【0042】
露光工程(b)
上述のフォトマスクMを介して、透明基板1上に塗布されたポジ型フォトレジストにプロキシミティー露光(一括露光)を施す(図4(B)及び図5(B))。ここで、フォトマスクMのパターン形成用領域PAは、前述のように複数の光透過部Tと、光透過部T間に設けられた細長遮光部SSと、凹凸形成用領域PDとを有する。
【0043】
複数の光透過部Tに照射された光は、当該複数の光透過部Tを透過してフォトレジストに到達する。このとき、複数の光透過部Tの大きさは各々十分大きいので、回折光の影響を考慮する必要はない。これにより、複数の光透過部Tの形状に対応する潜像2bがフォトレジスト内に形成される。細長遮光部SSに照射された光はフォトレジストに到達しないので、フォトレジスト内に潜像は形成されない。
【0044】
一方、凹凸形成用領域PDに照射された光は、複数の微小光透過部TDを透過してフォトレジスト表面に到達する。このとき、微小光透過部TDの大きさは小さいので、主として回折光がフォトレジスト表層部に到達する。これにより、個々の微小光透過部TDに対応してフォトレジスト表層部内に潜像2aが複数形成される。
【0045】
微小光透過部TDの外径寸法Dは3μm以上20μm以下、好ましくは3μm以上15μm以下であることが好適である。外径寸法Dが20μm以上の場合には、光が透過する際に回折が少ないため、連続したエネルギー分布を有する潜像2aをフォトレジスト内に形成することが困難となる傾向がある。一方、外径寸法Dが3μm以下の場合には、プロキシミティー露光で最低限必要とされる露光ギャップでは光が拡散してしまい、フォトレジスト表面に安定した潜像2aを形成し難い傾向がある。
【0046】
なお、外径寸法Dとは、微小光透過部TDが円形又は円環形である場合には、外径の寸法(直径)を意味し、楕円形や多角形である場合には、重心位置から外周までの平均距離の2倍を意味するものとする。
【0047】
現像・熱処理工程(c)
露光されたフォトレジストを現像及び熱処理することにより、透明基板1上にフォトレジストパターン2を形成する(図4(C)及び図5(C))。現像はフォトレジストに適した条件を選定すればよく、ナトリウムやカリウムの水酸化物、炭酸塩、炭酸水素塩といった無機アルカリ、有機アンモニウムなどの有機アルカリの溶液を現像液として使用する。現像は、現像液を20〜40℃での浸漬又はシャワーすることで行われる。
【0048】
現像後の基板は純水で充分に洗浄したのち、熱処理を行う。熱処理工程では、フォトレジストは硬化に先立って溶融軟化し、フォトレジストの表面に平滑な凹凸が形成される。熱処理温度としては好ましくは120〜250℃、より好ましくは150〜230℃の範囲が好ましい。また、熱処理時間としては10〜60分が好ましい。
【0049】
フォトレジストパターン2は、一列に配列した複数の開口部Gと、複数の開口部Gの配列方向に垂直な方向の両側における凹凸表面と、複数の開口部G間における細長平坦表面RSとを有する。凹凸表面は複数の潜像2aにより形成される。開口部Gは潜像2bにより形成される。フォトレジストパターン2の複数の開口部G間には、フォトマスクMの細長遮光部SSに対応して細長平坦表面RSが形成される。この細長平坦表面RSによって複数の開口部G間のフォトレジストは微小とならずに剥離し難くなる。また、かかる細長平坦表面RSを形成すべく、フォトマスクMには予め細長遮光部SSが設けられている。
【0050】
一方、図10は、従来のフォトマスクMdの一部を模式的に示す平面図である。フォトマスクMdは、中央に矩形状のパターン形成用領域PAdを有しており、プロキシミティー露光に用いられる。パターン形成用領域PAdは、矩形状の単位領域A1dを二次元状に隣接配置してなる。単位領域A1dは、X方向及びY方向にマトリクス配置されている。
【0051】
単位領域A1dは、X方向に一列に配列した複数の矩形状の光透過部TWと、残部に形成された凹凸形成用領域PDdからなる。すなわち、複数の光透過部TW間に凹凸形成用領域PDdが形成されている。凹凸形成用領域PDdは遮光領域NTd及び遮光領域NTd内に配置された微小光透過部TDdからなる。
【0052】
このようなフォトマスクMdを用いてフォトレジストをパターニングすると、光透過部TWに対応する開口部がフォトレジストに形成されると共に、複数の開口部間のフォトレジスト表面には微小光透過部TDdに対応して凹凸が形成される。この場合、複数の開口部間のフォトレジストは、凹凸表面有しているため微小なフォトレジストとなり剥離し易い。
【0053】
これに対して、上記フォトマスクMを用いて得られるフォトレジストパターン2には、複数の開口部G間に細長平坦表面RSが形成されるので、剥離し易い微小なフォトレジストは形成されない。
【0054】
反射膜形成工程(d)
金属膜を含む反射膜3をフォトレジストパターン2上に形成する(図4(D)及び図5(D))。この形成には蒸着法やスパッタ法を用いることができる。反射膜3を構成する材料としては純アルミニウム、アルミニウム合金(Al−Nd合金など)や銀合金(Ag−Pd−Cu合金)などがよい。反射膜3の厚みは、0.1〜0.3μmの範囲が好適であり、より好ましくは0.15〜0.25μmの範囲がよい。なお、反射膜3に誘電体多層膜を用いることもできる。
【0055】
また、反射膜3が金属膜を含む場合には高反射率を達成することができる。この金属膜は金属アルミニウム、アルミニウム合金又は銀合金を含むことが好ましいが、もちろん、特性に悪影響を与えない他の元素を含んでいてもよい。反射膜3は、必要に応じてエッチング等により不要部分を除去し、光透過部やマーク類を形成する。
【0056】
上記工程(a)〜工程(d)を経ることで拡散反射板Rが得られる。拡散反射板Rは、前述の通り、その製造の際に剥離し易い微小なフォトレジストが透明基板1上に形成されないので、ムラが無く高品質である。さらに、拡散反射板Rは、簡便な工程で製造され、かつ、高い歩留まりで安定に製造される。また、上述のフォトマスクMを用いれば、フォトレジストの剥離を抑制でき、ムラの無い高品質の拡散反射板Rを高い歩留まりで製造できる。
【0057】
続いて、実施形態に係るカラーフィルタの構造について説明する。
【0058】
図6は、拡散反射板Rを備えた第1実施形態に係るカラーフィルタCFの一部を模式的に示す平面図である。図7(A)及び図7(B)は、それぞれ図6に示すカラーフィルタCFのXI−XI断面図及びXI−XI断面図である。図7(A)では、フォトレジストパターン2の凹凸表面上に反射膜3が形成されているので、反射型表示を行うことができる。図7(B)では、フォトレジストパターン2に開口部Gが形成されているので、透過型表示を行うことができる。
【0059】
このカラーフィルタCFは、上述の拡散反射板R上に形成された着色樹脂領域4R、4G、4Bを備える。着色樹脂領域4R、4G、4Bは、Y方向すなわち細長平坦表面RSの長手方向に沿ってストライプ状に形成される。さらに、着色樹脂領域4R、4G、4B上には必要に応じて透明保護膜6が設けられ、液晶を駆動するための透明電極5が形成される。透明電極5としては、例えばITO(酸化インジウム−酸化スズ)等を用いることができる。これにより、カラーフィルタCFが得られる。
【0060】
なお、着色樹脂領域4R、4G、4Bは、液晶中に表示不良の原因となる不純物を溶出しなければ、いかなる材質のものであってもよい。具体的な材質としては、任意の光のみを透過するように膜厚制御された無機膜や、染色、染料分散あるいは顔料分散された樹脂などがある。
【0061】
この樹脂の種類には、特に制限は無いが、アクリル、ポリビニルアルコール、ポリイミドなどを使用することができる。なお、製造プロセスの簡便さや耐候性などの面から、着色樹脂領域4R、4G、4Bには、顔料分散された樹脂膜を用いることが好ましい。
【0062】
上述のカラーフィルタCFは拡散反射板Rを備えるので、ムラが無く高品質である。
【0063】
また、拡散反射板Rを素子基板として使用する場合には、配線や駆動素子を配置した素子基板上に拡散反射層を形成することもできる。
【0064】
続いて、拡散反射板Rを備えたカラーフィルタCFの製造方法について説明する。
【0065】
このカラーフィルタCFは、上述の工程(a)〜工程(d)を経て得られた拡散反射板Rに対して、さらに以下の工程(e)を実行することで得られる。
【0066】
着色樹脂領域形成工程(e)
必要に応じて、拡散反射板R上に赤色、緑色、青色の着色樹脂領域4R、4G、4Bを形成して、続いて、透明保護膜6及び透明電極5を形成物の上に堆積する。
【0067】
続いて、カラーフィルタCFを備えた液晶表示装置について説明する。
【0068】
図8(A)及び図8(B)は、カラーフィルタCFを備えた液晶表示装置の一部分を示す断面図である。この液晶表示装置は、半透過反射型のフルカラー液晶表示装置である。図8(A)は、反射型表示を行う場合を示しており、図8(B)は、透過型表示を行う場合を示している。
【0069】
この液晶表示装置は、カラーフィルタCFと、カラーフィルタCFに対向配置された透明基板10とを備える。カラーフィルタCFと透明基板10との間には所定の間隙が設けられ、この間隙に液晶材料が充填されている。透明基板10の内側には、カラーフィルタCFの着色樹脂領域4R、4G、4Bに対向する位置にそれぞれ画素電極11が設けられている。また、透明基板10の外側には偏光板12が設けられている。さらに、カラーフィルタCFを構成する透明基板1の外側にも偏光板13が設けられている。
【0070】
したがって、透過型表示を行う場合、バックライトから出射された光は、偏光板13、透明基板1、着色樹脂領域4R、4G、4B、透明電極5、透明基板10、偏光板12を順に透過して観察者側に出射される。また、反射型表示を行う場合、反射膜3に入射した外光は、反射された後、着色樹脂領域4R、4G、4B、透明電極5、透明基板10、偏光板12を順に透過して観察者側に出射される。
【0071】
このような液晶表示装置は、上述の拡散反射板Rを備えるので、ムラの無い高品質の表示を行うことができる。
【0072】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形態様をとることが可能である。
【0073】
図9は、第2実施形態に係るフォトマスクMaの一部を模式的に示す平面図である。フォトマスクMaは、上記フォトマスクMの細長遮光部SS及び凹凸形成用領域PDを、それぞれ細長遮光部SSa及び凹凸形成用領域PDaに置換したものである。細長遮光部SSaの幅SWaは、複数の光透過部T間の距離dよりも狭く、9μm以上であると好ましい。よって、幅SWaを所望の値に設計できる。凹凸形成用領域PDaは、複数の光透過部Tを取り囲むように形成されている。すなわち、凹凸形成用領域PDaは、細長遮光部SSaと複数の光透過部Tとの間にも形成されている。凹凸形成用領域PDaは、遮光領域NTaと遮光領域内NTa内に配置された微小光透過部TDとからなる。
【0074】
このフォトマスクMaを上記フォトマスクMに代えて用いれば、拡散反射板、カラーフィルタ及び液晶表示装置を製造できる。フォトマスクMaを用いて形成されるフォトレジストパターンは複数の開口部を有している。複数の開口部間には、凹凸形成用領域PDaに対応する凹凸表面と、細長遮光部SSaに対応する細長平坦表面とが形成される。この細長平坦表面によって複数の開口部間のフォトレジストは微小とならずに剥離し難くなる。細長平坦表面の幅は9μm以上であるとことが好ましい。
【0075】
なお、このフォトマスクMaを用いて作製された拡散反射板は、単位フォトレジスト部を基板上に二次元状に配置してなるフォトレジストパターンと、フォトレジストパターン上に形成された反射膜とを備えた拡散反射板において、単位フォトレジスト部には、一列に配列した複数の開口部が形成され、複数の開口部の配列方向に垂直な方向の両側に凹凸表面が形成されており、フォトレジストパターンにおける複数の開口部間には細長平坦表面が形成されている。
【0076】
したがって、このフォトマスクMaを用いれば、フォトレジストの剥離を抑制でき、ムラの無い高品質の拡散反射板、カラーフィルタ及び液晶表示装置を高い歩留まりで製造できる。
【0077】
【実施例】
以下、本発明を実施例により説明するが、本発明は以下の実施例のみに限定されるものではない。
【0078】
(実施例1)
まず、ポジ型フォトレジスト(東京応化工業製PR−13)に所定の比率でカーボンブラックを添加し、吸光性を付与したポジ型フォトレジストを調整した。次に、ガラス基板(透明基板1)上に、この吸光性フォトレジストを塗布し、ホットプレートで100℃×90秒間プリベークして、吸光性フォトレジスト層(フォトレジスト層20)を形成した。ここで、プリベーク後における吸光性フォトレジスト層の厚みが1.2μmとなるように、吸光性フォトレジストを塗布した。また、プリベーク後の吸光性フォトレジスト層の主感度波長(405nm)における透過率は0.07/μmであった。
【0079】
次に、図9に示したフォトマスクMaを用意した。ここで、隣接する光透過部T間の距離dを21μmとして、細長遮光部SSaの幅SWaを9μmとした。また、凹凸形成用領域PDaにおいては、直径9μmの円形の微小光透過部TDをランダムに配置した。
【0080】
このフォトマスクMaを介して、吸光性フォトレジスト層に対してプロキシミティー露光を行った。露光にはUV光を用い、露光量は300mJ/cmとした。
【0081】
続いて、露光された吸光性フォトレジスト層を現像した。現像液は0.5%KOH溶液とし、現像時間は80秒間とした。そして、現像後の基板を洗浄・乾燥した。しかる後、現像された吸光性フォトレジスト層を熱処理した。熱処理は、200℃に保持したクリーンオーブン中で20分間行った。これにより、ガラス基板上にフォトレジストパターンが得られた。このフォトレジストパターンを顕微鏡観察した結果、フォトレジストの剥離は確認されなかった。
【0082】
(比較例1)
フォトマスクMaに代えて図10に示したフォトマスクMdを用いたこと以外は実施例1と同様の工程を実行した。
【0083】
フォトマスクMdは、正方形の光透過部TWを複数有している。隣接する光透過部TW間は凹凸形成用領域となっており、直径9μmの円形の微小光透過部TDdが配置されている。この隣接する光透過部TW間の距離dは21μmとした。
【0084】
フォトマスクMdを用いた結果、複数の光透過部TWに対応した複数の開口部を有するフォトレジストパターンが得られた。このフォトレジストパターンを顕微鏡観察した結果、隣接する開口部間においてフォトレジストの剥離が確認された。
【0085】
したがって、設計段階において予め複数の光透過部T間に細長遮光部SSaを設けたフォトマスクを用いれば、剥離し易い微小なフォトレジストは形成されない。
【0086】
【発明の効果】
本発明のフォトマスク、拡散反射板及びその製造方法並びにカラーフィルタによれば、プロキシミティー露光を用いて拡散反射板を製造する際に、フォトレジストの剥離を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るフォトマスクを模式的に示す平面図である。
【図2】フォトマスクの一部を模式的に示す平面図である。
【図3】第1実施形態に係る拡散反射板の一部を模式的に示す平面図である。
【図4】第1実施形態に係る拡散反射板の製造方法を示す工程断面図である。
【図5】第1実施形態に係る拡散反射板の製造方法を示す工程断面図である。
【図6】拡散反射板を備えた第1実施形態に係るカラーフィルタの一部を模式的に示す平面図である。
【図7】図6に示すカラーフィルタのXI−XI断面図及びXI−XI断面図である。
【図8】カラーフィルタを備えた液晶表示装置の一部分を示す断面図である。
【図9】第2実施形態に係るフォトマスクの一部を模式的に示す平面図である。
【図10】従来のフォトマスクの一部を模式的に示す平面図である。
【符号の説明】
1…透明基板(基板)、2…フォトレジストパターン、2a…潜像、2b…潜像、3…反射膜、4R,4G,4B…着色樹脂領域、5…透明電極、6…透明保護膜、10…透明基板、11…画素電極、12…偏光板、13…偏光板、20…フォトレジスト層、A1…単位領域、A1d…単位領域、CF…カラーフィルタ、D…外径寸法、d…距離、G…開口部、M…フォトマスク、Ma…フォトマスク、Md…フォトマスク、NT…遮光領域、NTd…遮光領域、PA…パターン形成用領域、PAd…パターン形成用領域、PD…凹凸形成用領域、PDa…凹凸形成用領域、PDd…凹凸形成用領域、PX1…単位フォトレジスト部、R…拡散反射板、RA,GA,BA…サブ単位領域、RD…凹部、RS…細長平坦表面、RW…幅、SS…細長遮光部、SSa…細長遮光部、SW…幅、SWa…幅、T…光透過部、TD…微小光透過部、TDd…微小光透過部、TW…光透過部。

Claims (4)

  1. 単位領域を二次元状に配置してなるパターン形成用領域を備えたフォトマスクにおいて、
    前記単位領域は、一列に配列した複数の光透過部と、前記複数の光透過部の配列方向に垂直な方向の両側に隣接した遮光領域及び当該遮光領域内に位置する複数の微小光透過部からなる凹凸形成用領域とを有し、
    前記パターン形成用領域における前記複数の光透過部間には細長遮光部が形成されていることを特徴とするフォトマスク。
  2. 単位フォトレジスト部を基板上に二次元状に配置してなるフォトレジストパターンと、前記フォトレジストパターン上に形成された反射膜と、を備えた拡散反射板において、
    前記単位フォトレジスト部には、一列に配列した複数の開口部が形成され、前記複数の開口部の配列方向に垂直な方向の両側に凹凸表面が形成されており、
    前記フォトレジストパターンにおける前記複数の開口部間には細長平坦表面が形成されていることを特徴とする拡散反射板。
  3. 請求項1に記載のフォトマスクを介して、基板上に塗布されたフォトレジストにプロキシミティー露光を施す工程と、
    前記フォトレジストを現像及び熱処理することにより、一列に配列した複数の開口部と、前記複数の開口部の配列方向に垂直な方向の両側における凹凸表面と、前記複数の開口部間における細長平坦表面と、を有するフォトレジストパターンを形成する工程と、
    前記フォトレジストパターン上に反射膜を形成する工程と、を備えることを特徴とする拡散反射板の製造方法。
  4. 請求項2に記載の拡散反射板と、前記拡散反射板上に形成された複数の着色樹脂領域と、を備えることを特徴とするカラーフィルタ。
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