JP2005022451A - Hood fastening device - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オープンカーに開閉自在に設けられた幌を固定する幌固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
カールーフを有しない自動車は、通常、寒冷時や雨天時に車室を覆うための幌を備えている。このような幌は、その基端部を車体の後部に固定しておき、先端部を移動させて開閉するのが一般的であるが、使用しない時にも車体の外部に露出していると、後方の視野を遮って邪魔になるばかりでなく、体裁が悪く、埃が付着して汚れたり、色褪せしやすい。
このため、幌を使用しない場合は車体の後部に収納して、その上方を蓋で被覆しておき、使用する際に蓋を開けて幌を広げることがある。
従って、幌を車体から分離しておき、幌を収納場所から取り出した後、蓋を閉じ、その後、蓋の上に幌を載せて、幌の基端部をロック装置によって車体側へ固定するのが望ましい。
【0003】
ところで、自動車用のロック装置としては、ドア又は車体の一方にストライカを固定すると共に、他方にラッチを装着し、ドアが車体に衝突した時の衝撃でラッチを回動させ、ストライカをラッチでくわえ込んでドアを固定する装置が知られている(特許文献1及び特許文献2参照)。
上記従来のロック装置において、ストライカがラッチに衝突した位置から閉鎖位置まで引き込まれる引き込み長さは、ストライカと係合する切欠がラッチの回動に伴って移動する距離であり、5〜7mm程度であるにすぎなかった。
硬く強固なドアが車体の開口部端縁に当接した状態で固定するドアロック装置では、この程度の引き込み量で十分であるが、伸縮可能な幌を車体側へ固定する際には、このような少ない引き込み量では、走行中に振動すると幌と車体との間に隙間があく心配がある。
【0004】
【特許文献1】
特開平12−27511号公報
【特許文献2】
特開2001−193328号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、モータを作動させてカムを回動させることにより、ラッチと係合したストライカを大きく引き込み、幌を十分に車体側へ引き寄せて固定することができ、幌からラッチに加わる引上げ力が大きくなる引き込みの極限位置に近づいても、モータへの負荷の増大を抑えることが可能な幌固定装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の幌固定装置は、幌に固定されたストライカと、車体側に固定されたベースプレートと、該ベースプレートに対して、前記ストライカの接離方向に沿って摺動可能に装着されたスライドプレートと、該スライドプレートに回動自在に設けられ、その回動に伴って前記ストライカと係脱するラッチと、前記ベースプレートに回動自在に取り付けられたカムと、該カムを回動させるモータとを備え、前記スライドプレートにスライド突起を突設すると共に、前記カムに、前記スライド突起と係合して、カムの回動に伴い該スライド突起をストライカの接離方向に摺動させるカム孔を形成し、前記ストライカが前記ラッチと係合した時、前記モータが作動して、前記スライド突起を前記幌と逆側に引き込む方向へカムが回動し、該カム孔の形状を、前記スライド突起が引き込みの極限位置に近づいた時、次第に引き込み量が少なくなる形状とする。
【0007】
幌を固定する場合は、幌に固定されたストライカがラッチに衝突して、その衝撃でラッチが回動し、ストライカとラッチとが係合すると、モータが作動してカムを回動させ、スライドプレート及びこれに設けられたラッチが幌と逆側に摺動し、これによりラッチに係合したストライカを幌と共に車体側へ大きく引き寄せる。
ストライカ、ラッチ及びスライドプレートが引き込みの極限位置に近づくと、幌がラッチ及びスライドプレートを引き上げようとする力が次第に強くなるが、スライド突起の引き込み量が次第に小さくなるので、小さい力でカムを回動させることができ、カムを逆転させようとする力の増大を相殺して、モータに加わる負荷を抑制できる。
ベースプレートにストライカの接離方向に沿うガイド孔を形成し、該ガイド孔に前記スライド突起を摺動自在に係合し、前記カム孔において、前記スライド突起がガイド孔の幌と逆側端部に近づいたとき係合する部分の形状を、前記ガイド孔との交差角度がカムの回動に伴って次第に直角に近づく形状としても良い。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の幌固定装置Aは、図7の(ア)に示すように、幌aの基端部を車体b側に開閉自在に設けられた蓋cへ固定する装置であって、幌aの基端部に固定されたストライカ1と、蓋cに装着された本体機構2とを備える
幌aを閉じるときは、図7の(イ)に示すように、幌固定装置Aを解除して、幌aの基端部を車体b側から取り外し、その後、図7の(ウ)に示すように、蓋cを開けて幌aを折り畳み、次いで、図7の(エ)に示すように、折り畳んだ幌aを車体bの後部に収納して、蓋cを閉じるようになっている。
【0009】
ストライカ1は、金属の棒材を門形に屈曲して成り、幌aの基端部に車体b側へ突出するよう固定されている(図3及び図4)。
本体機構2は、図1乃至図5に示すように、蓋cに固定されたベースプレート3と、ベースプレート3に摺動可能に取り付けられたスライドプレート4と、スライドプレート4に固定されたカバープレート5と、カバープレート5に回動可能に取り付けられたラッチ6及びディテントレバー7と、ベースプレート3に回動可能に装着されたカム8と、カム8を回動させるモータ9とを有する。
【0010】
ベースプレート3は蓋cの幌固定個所に、ビス止め等により固定される。また、図1及び図2に示すように、ベースプレート3の両側部には、上下方向(ストライカ1の接離方向)に沿う長孔10が穿設され、左右の長孔10の間には、これに平行でやや短いガイド孔11が穿設されている。
スライドプレート4は、図3及び図4に示すように、ベースプレート3の表面に設置され、その両側部には、ベースプレート3に向けて屈曲され、さらに外方へ張り出すフランジ12が形成される。
【0011】
図6に示すように、左右のフランジ12の上下部には、それぞれシャフト13と頭部14とを有するスライダ15が取り付けられる。シャフト13の直径はベースプレート3の長孔10の幅よりやや小さく、頭部14の直径は長孔10の幅より大きく形成され、このシャフト13を長孔10にワッシャ16を介して挿通することにより、スライドプレート4は、ベースプレート3に対して、その長孔10に沿って摺動自在に取り付けられる。
スライドプレート4の中間部裏面には、ベースプレート3のガイド孔11に摺動自在に係合するスライド突起17が突設される(図1及び図2)。
また、左右の長孔10とガイド孔11との間において、ベースプレート3とスライドプレート4との間には、スライドプレート4を上方に向けて(幌に接近する方向に向けて)付勢する第1のバネ18及び第2のバネ19がそれぞれ設置される(図4)。
【0012】
図3及び図4に示すように、カバープレート5は、スライドプレート4の表面(ベースプレート3と逆側の面)に固定され、その上端中間部にはストライカ進入口20が形成される。
そして、カバープレート5のストライカ進入口20を挟んだ一側には、第1の軸21を介してラッチ6が取り付けられ、他側には第2の軸22を介してディテントレバー7が、ラッチ6と隣り合うように取り付けられる。
【0013】
ラッチ6の外周にはストライカ1と係合可能な切欠23が形成され、切欠23の一側先端には当たり面24が形成されている。そして、ストライカ1と係合していない開放状態では、当たり面24がカバープレート5のストライカ進入口20を横切って幌aの方向に向いている。
そして、ストライカ1がストライカ進入口20に進入して、当たり面24に衝突すると、その衝撃でラッチ6が図の右回りに回動し、切欠23が、ストライカ1を呑み込んだまま、ストライカ進入口20をほぼ直角に横切った閉鎖状態となる。この状態では、ストライカ1は切欠23から脱出することができない。
また、当たり面24に連続して、ラッチ6のディテントレバー7に臨む外周面は弧状に形成されている。
【0014】
ディテントレバー7のラッチ6と対向する側縁には係合突起25が形成される。また、ラッチ6とディテントレバー7との間には、第3のバネ26が介在され、この第3のバネ26によって、ディテントレバー7の係合突起25がラッチ6に接近する方向(図の右回り方向)に付勢されている。
なお、第3のバネ26によって、ラッチ6は開放方向(図の左回り方向)に付勢されている。
【0015】
ラッチ6が開放状態にあり、当たり面24がストライカ進入口20を横切っているときは、ディテントレバー7の係合突起25はラッチ6の弧状の外周に当接している。
ストライカ1が当たり面24に衝突した後、右回りに回動を始めると、係合突起25がラッチ6の外周面に沿って移動し、ラッチ6が閉鎖状態になると、係合突起25が当たり面24に係合して、その左回転(開放方向への回転)を規制する。
【0016】
ラッチ6の回動を規制する回動規制位置にあるディテントレバー7を回動操作して、第3のバネ26の付勢に抗して左回りさせると、係合突起25と当たり面24との係合が外れ、第3のバネ26に引っ張られてラッチ6は開放位置まで一気に回転する。
このようなストライカ1、ラッチ6及びディテントレバー7の係脱機構は、従来公知なので、図面による説明は省略する。
なお、カバープレート5のディテントレバー7に臨む位置には、ラッチ6が閉鎖位置に移行し、ディテントレバー7が回動規制位置まで回転したことを感知して、モータ9を作動させると共に、ディテントレバー7が回動規制位置から元の位置に戻り、ラッチ6が開放位置へ回動したことを感知して、モータ9を逆転させる第1のスイッチ27が設置される。
【0017】
カム8は、図1及び図2に示すように、ガイド孔11の下方に設けられた第3の軸28を中心に回動するよう、ベースプレート3の裏面に取り付けられる。
カム8には、第3の軸28からの距離が、一端から他端に向かって徐々に遠くなるよう湾曲したカム孔29が穿設され、このカム孔29にスライドプレート4のスライド突起17が摺動自在に係合される。
また、図5に示すように、カム8はギヤードケーブル30を介してモータ9に接続され、モータ9が正逆に回転すると、左右両方向に回動するようになっている。
【0018】
モータ9が作動してカム8が回転すると、カム孔29に係合したスライド突起17は第3の軸28に対して接離し、ガイド孔11の上端と下端の間を摺動する。この結果、スライドプレート4と、カバープレート5を介してスライドプレート4に取り付けられたラッチ6及びディテントレバー7は、ベースプレート3に対して上下方向に移動する。この時、スライドプレート4は、その両側上下部に設けたスライダ15を長孔10に係合して、4点でベースプレート3に支持されているので、安定した軌道をがたつくことなくスムーズに摺動する。
なお、ガイド孔11の長さ、即ち、スライドプレート4の昇降距離は40mm程度とする。
また、カム8は、図1及び図2に示すように、第4のバネ31によって、スライド突起17が上昇する方向(図の右回り方向)に付勢されている。
【0019】
カム孔29の一端部(第3の軸28に近い端部)は比較的長い距離に亘ってほぼ直線状であり、他端部はこれより短い距離の直線状に形成され、中間部分は略円弧状に湾曲している。そして、スライド突起17がカム孔29の両端部分及びガイド孔11の両端部に係合している時は、カム孔29はガイド孔11に対してほぼ直角に交差する。
従って、スライド突起17がカム孔29の両端部に係合している時、即ち、スライドプレート4が上限位置及び下限位置にある時は、スライド突起17をガイド孔11に沿って摺動させようとする力がカム孔29に対して直角に働くので、ストライカ1がラッチ6を押し下げたり引き上げようとしても、モータ9を作動させない限り、カム8が回転してスライドプレート4が上下動することはない。
【0020】
また、このようにカム孔29の両端部分はガイド孔11に対して略直交するので、スライド突起17は、その上限位置(ストライカ1がラッチ6へ衝突する位置)及び下限位置(引き込みの極限位置)の近傍では、カム8が回動しても大きく上下動せず、モータ9に加わる負荷は小さい。
一方、スライド突起17がカム孔29の中間部分に係合し、スライドプレート4が上下動の途中にある時は、モータ9に大きな負荷が加わり、カム8の回動量に対するスライドプレート4の移動量は大きくなる。
【0021】
さらに、ベースプレート3の裏面には、図2に示すように、カム8が最も左方向へ回動し(以下、下死点と称する)、スライド突起17がカム孔29の一端(第3の軸28に近い端部)に位置して、ガイド孔11の下端に係合した時、カム8の位置を検知してモータ9を停止させる第2のスイッチ32が設けられると共に、図1に示すように、カム8が最も右方向へ回動し(以下、上死点と称する)、スライド突起17がカム孔29の他端(第3の軸28から遠い端部)に位置して、ガイド孔11の上端に係合した時、カム8の位置を検知してモータ9を停止させる第3のスイッチ33が設けられる。
【0022】
次に、この幌固定装置Aの作動順序について説明する。
幌aを車体b側へ固定していない状態では、図1に示すように、カム8が上死点に位置し、スライド突起17がカム孔29の他端に係合して、スライドプレート4は上限位置にある。
この時、スライドプレート4に設けられたラッチ6及びディテントレバー7も上昇しており、図示しないが、ラッチ6は開放状態で、ディテントレバー7の係合突起25がラッチ6の弧状の周面に当接している。
【0023】
幌aを閉じると、ストライカ1がカバープレート5のストライカ進入口20へ進入し、ラッチ6の当たり面24に衝突する。すると、その衝撃でラッチ6が回動し、図3に示すように、ラッチ6の切欠23に係合したストライカ1が5〜7mm程度引き込まれる。
また、ラッチ6の回転に伴って、ディテントレバー7の係合突起25がラッチ6の外周に沿って相対的に移動し、ラッチ6が閉鎖位置に達すると、係合突起25が当たり面24に係合して、ラッチ6の逆転を規制する。そして、ディテントレバー7がこの回動規制位置に達したことを第1のスイッチ27が検知して、モータ9が作動し、カム8が左回りに回動を始める。
【0024】
カム8が左回りに回転すると、カム孔29に係合したスライド突起17が次第に第3の軸28に接近し、ガイド孔11に沿って下降する。この結果、スライドプレート4とこれに連動するラッチ6及びディテントレバー7が下降し、ラッチ6と係合するストライカ1が車体b側へ引き寄せられる。
なお、スライドプレート4及びスライド突起17が上限位置に近い時には、幌aがラッチ6を引き上げようとする力は小さく、カム8の回動量に対するスライド突起17の引き込み量も小さいので、モータ9に加わる負荷は小さくて済む。
【0025】
スライドプレート4及びスライド突起17が下限位置(引き込みの極限位置)に近づくと、幌aによる引き上げ力は次第に大きくなって、カム8を逆転させようとする力も大きくなる。
一方、スライド突起17が下限位置に接近すると、下死点に近づくよう回動するカム8のカム孔29とガイド孔11との交差角度は次第に直角に近づくので、カム8の回動量に対するスライド突起17の引き込み量は次第に小さくなり、カム8は小さい力で回動させることができるようになる。
従って、カム8を逆転させようとする力によって増大するモータ9の負荷を相殺し、効率よくカム8を回動させることができる。
【0026】
図2に示すように、カム8が下死点に達すると、第2のスイッチ32がこれを検知して、モータ9が停止し、図4に示すように、スライドプレート4及びラッチ6は下限位置で停止する。この時、ラッチ6と係合したストライカ1は、ラッチ6が上限位置にある時よりもさらに40mm程度引き込まれる。
また、この状態では、スライド突起17が、ガイド孔11と直交するカム孔29の直線部分に係合しているので、ストライカ1を介してラッチ6を引き上げようとする力が働いても、スライドプレート4が上昇することはない。
【0027】
ディテントレバー7を回動操作して、係合突起25と当たり面24との係合を解除すると、第1のバネによって付勢されているラッチ6は開放位置へ復帰し、ストライカ1は切欠23から脱出して幌aの基端部は蓋cから分離される。
同時に、第1のスイッチ27が作動してモータ9が逆転し、カム8が右回りに回転し、この結果、カム孔29に係合しているスライド突起17が第3の軸28から次第に遠ざかり、ガイド孔11に沿って上昇する。
これに伴って、スライドプレート4、ラッチ6及びディテントレバー7が上昇する。
【0028】
カム8が上死点に達すると、第3のスイッチ33がこれを感知してモータ9が停止する。この時、スライドプレート4は上限位置に復帰しており、ラッチ6も、開放位置に回動した状態で、上限のストライカ1を受け入れる位置に戻る。
なお、ラッチ及びディテントレバーの形状、各バネの構造及び取付位置等は図示のものに限定されない。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、ストライカがラッチと係合すると、ラッチが回動してストライカを引き込む外に、ラッチ自体が幌と逆側に摺動してさらに大きくストライカを引き込むので、幌を車体に密着した状態で固定することができる。
また、スライド突起が引き込み極限位置に接近すると、幌がラッチを引き上げようとする力によってモータの負荷は増大するが、スライド突起の引き込み量が次第に小さくなって、小さい力でカムを回動させることができるようになり、この結果、モータに加わる負荷の増大を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す幌固定装置の常態における背面図。
【図2】本発明の実施形態を示す幌固定装置のストライカ引き込み時の背面図。
【図3】本発明の実施形態を示す幌固定装置の常態における正面図。
【図4】本発明の実施形態を示す幌固定装置のストライカ引き込み時の正面図。
【図5】モータとカムとの関係を示す要部背面図。
【図6】ベースプレート及びスライドプレートの要部断面図。
【図7】幌の収納手順を示す概略図。
【符号の説明】
A 幌固定装置
a 幌
b 車体
c 蓋
1 ストライカ
2 本体機構
3 ベースプレート
4 スライドプレート
5 カバープレート
6 ラッチ
7 ディテントレバー
8 カム
9 モータ
10 長孔
11 ガイド孔
12 フランジ
13 シャフト
14 頭部
15 スライダ
16 ワッシャ
17 スライド突起
18 第1のバネ
19 第2のバネ
20 ストライカ進入口
21 第1の軸
22 第2の軸
23 切欠
24 当たり面
25 係合突起
26 第3のバネ
27 第1のスイッチ
28 第3の軸
29 カム孔
30 ギヤードケーブル
31 第4のバネ
32 第2のスイッチ
33 第3のスイッチ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a hood fixing device for fixing a hood provided in an open car so as to be freely opened and closed.
[0002]
[Prior art]
Automobiles that do not have a car roof usually have a hood to cover the passenger compartment when it is cold or rainy. Such a hood is generally open and closed by fixing the base end of the hood to the rear of the car body and moving the tip, but when it is not used, Not only does it obstruct the field of view behind you, but it also looks bad and gets dusty and dirty or fading.
For this reason, when the hood is not used, it may be stored in the rear part of the vehicle body and covered with a lid, and the hood may be opened by opening the lid when used.
Therefore, after separating the hood from the vehicle body, taking out the hood from the storage location, closing the lid, then placing the hood on the lid, and fixing the base end of the hood to the vehicle body side with a locking device. Is desirable.
[0003]
By the way, as a locking device for an automobile, a striker is fixed to one of the door and the vehicle body, and a latch is attached to the other, and the latch is rotated by an impact when the door collides with the vehicle body, and the striker is held by the latch. A device that locks the door in place is known (see
In the conventional locking device, the pull-in length from the position where the striker collides with the latch to the closed position is the distance that the notch that engages with the striker moves as the latch rotates, and is about 5 to 7 mm. There was only it.
With a door lock device that fixes a hard and strong door in contact with the opening edge of the vehicle body, this amount of pulling is sufficient, but when fixing a telescopic hood to the vehicle body side, With such a small amount of pull-in, there is a concern that there will be a gap between the hood and the car body when it vibrates during travel.
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-12-27511 [Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 2001-193328
[Problems to be solved by the invention]
In this invention, by operating the motor and rotating the cam, the striker engaged with the latch can be drawn in a large amount, and the hood can be sufficiently pulled and fixed to the vehicle body side. It is an object of the present invention to provide a hood fixing device capable of suppressing an increase in load on a motor even when approaching an extreme position of entrainment.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The hood fixing device of the present invention includes a striker fixed to the hood, a base plate fixed to the vehicle body side, and a slide plate attached to the base plate so as to be slidable along the contact / separation direction of the striker. A latch that is rotatably provided on the slide plate, and is engaged with and disengaged from the striker along with the rotation; a cam that is rotatably attached to the base plate; and a motor that rotates the cam. The slide projection is provided on the slide plate, and the cam is engaged with the slide projection to form a cam hole that slides the slide projection in the contact / separation direction of the striker as the cam rotates. When the striker is engaged with the latch, the motor is operated to rotate the cam in a direction in which the slide protrusion is retracted to the opposite side of the hood. , Said when the slide projection is close to the extreme positions of the pull, a shape pull-in amount is reduced gradually.
[0007]
When fixing the hood, the striker fixed to the hood collides with the latch, and the impact rotates the latch. When the striker and the latch are engaged, the motor operates to rotate the cam and slide. The plate and the latch provided on the plate slide to the opposite side of the hood, and thereby the striker engaged with the latch is largely drawn together with the hood toward the vehicle body.
When the striker, latch, and slide plate approach the extreme position of pull-in, the force that the hood tries to pull up the latch and slide plate gradually increases, but the pull-in amount of the slide protrusion gradually decreases, so the cam rotates with a small force. The load applied to the motor can be suppressed by canceling the increase in force to reverse the cam.
A guide hole is formed in the base plate along the contact / separation direction of the striker, and the slide protrusion is slidably engaged with the guide hole. In the cam hole, the slide protrusion is located at the end opposite to the top of the guide hole. The shape of the portion that engages when approaching may be such that the angle of intersection with the guide hole gradually approaches a right angle as the cam rotates.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
As shown in FIG. 7A, the hood fixing device A of the present invention is a device for fixing the base end portion of the hood a to a lid c that can be opened and closed on the vehicle body b side. When closing the hood a including the
[0009]
The
As shown in FIGS. 1 to 5, the
[0010]
The
As shown in FIGS. 3 and 4, the
[0011]
As shown in FIG. 6,
On the rear surface of the intermediate portion of the
In addition, between the left and right
[0012]
As shown in FIGS. 3 and 4, the
A latch 6 is attached to one side of the
[0013]
A
Then, when the
Further, the outer peripheral surface facing the detent lever 7 of the latch 6 is formed in an arc shape continuously to the
[0014]
An engaging
Note that the latch 6 is biased by the
[0015]
When the latch 6 is in the open state and the
When the
[0016]
When the detent lever 7 located at the rotation restricting position for restricting the rotation of the latch 6 is rotated and turned counterclockwise against the urging force of the
Such an engagement / disengagement mechanism for the
Note that the latch 6 is moved to the closed position at the position facing the detent lever 7 of the
[0017]
As shown in FIGS. 1 and 2, the
The
As shown in FIG. 5, the
[0018]
When the motor 9 is actuated to rotate the
The length of the
Further, as shown in FIGS. 1 and 2, the
[0019]
One end of the cam hole 29 (the end close to the third shaft 28) is substantially linear over a relatively long distance, the other end is formed in a straight line with a shorter distance, and the intermediate portion is substantially Curved in an arc. When the
Therefore, when the
[0020]
Further, since both end portions of the
On the other hand, when the
[0021]
Further, on the back surface of the
[0022]
Next, the operation sequence of the hood fixing device A will be described.
In a state where the hood a is not fixed to the vehicle body b side, as shown in FIG. 1, the
At this time, the latch 6 and the detent lever 7 provided on the
[0023]
When the hood a is closed, the
Further, as the latch 6 rotates, the engaging
[0024]
When the
When the
[0025]
When the
On the other hand, when the
Therefore, the load on the motor 9 that increases due to the force to reverse the
[0026]
As shown in FIG. 2, when the
Further, in this state, since the
[0027]
When the detent lever 7 is turned to release the engagement between the
At the same time, the
Along with this, the
[0028]
When the
The shape of the latch and detent lever, the structure and mounting position of each spring are not limited to those shown in the drawing.
[0029]
【The invention's effect】
According to the present invention, when the striker engages with the latch, the latch rotates and pulls in the striker, and the latch itself slides on the opposite side of the hood to pull in the striker further. It can be fixed in the state.
Also, when the slide protrusion approaches the extreme position, the load on the motor increases due to the force of the hood trying to pull up the latch, but the amount of the slide protrusion is gradually reduced, and the cam can be rotated with a small force. As a result, an increase in load applied to the motor can be suppressed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a rear view of a hood fixing device according to an embodiment of the present invention in a normal state.
FIG. 2 is a rear view of the hood fixing device showing the embodiment of the present invention when the striker is retracted.
FIG. 3 is a front view in a normal state of a hood fixing device showing an embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a front view of the hood fixing device showing the embodiment of the present invention when the striker is retracted.
FIG. 5 is a main part rear view showing a relationship between a motor and a cam.
FIG. 6 is a cross-sectional view of main parts of a base plate and a slide plate.
FIG. 7 is a schematic view showing a hood storage procedure.
[Explanation of symbols]
A Cover fixing device a Cover b
Claims (2)
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