JP2005019180A

JP2005019180A - ホログラム照明具

Info

Publication number: JP2005019180A
Application number: JP2003181948A
Authority: JP
Inventors: Keiji Tomita; 圭二冨田
Original assignee: Tomita Sangyo KK
Current assignee: Tomita Sangyo KK
Priority date: 2003-06-26
Filing date: 2003-06-26
Publication date: 2005-01-20

Abstract

【課題】ホログラムを利用した周囲に彩色鮮やかで幻想的な雰囲気をかもし出す照明具を提供すること。
【解決手段】水容器２０と、この容器のほぼ中央に直立固定されるよう支持された外表面がホログラムフィルム又はシートで表装されたホログラム柱体２２と、水面上に支持された火炎又は他の光源２６とを具有する。なお、水容器２０の内側底面２０ｂもホログラムフィルム又はシートで表装されていることが好ましい。
【選択図】図１

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主にフロアスタンド式のホログラム照明具に関し、詳しくはホログラムを利用したホログラム照明具に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来例のものは、ローソク、電灯、蛍光灯など光源とこれを支持して囲う外装カバーとからなり、明かりはこのような光源のみに依存していた。従って、他の色彩、例えばほんのりした緑のただよう雰囲気をかもしだすためには、例えば葬儀式場に見られるように、外装カバーに適当な素材を選んでそのようなカラーデザインを施している。
【０００３】
ホログラムを利用したもので、照明具ではなく、観賞用水槽が知られている（例えば、特許文献１参照。）。これは、図３に示すように、水槽容器１０と、この水槽容器１０内に配された光を拡散するホログラム１とホログラム１の両面側に積層されてホログラム１を保護する透明板１８，１８とからなるスクリーン８と、水槽容器の近傍に備えられていてホログラム１に向けて光を照射する光源９とからなっている。
【０００４】
【特許文献１】
特開平８−２６６１８６号公報（図１）
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、周囲に彩色鮮やかで幻想的な雰囲気をかもし出すホログラム照明具を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
前記した目的は、水容器と、この容器のほぼ中央に直立固定されるよう支持された外表面がホログラムフィルム又はシートで表装されたホログラム柱体と、水面上に支持された火炎又は他の光源とを具有することにより、達成される。その際、水容器の内側底面がホログラムフィルム又はシートで表装されていることが好ましい。
【０００７】
【作用】
本発明では、水容器にホログラム柱体上端近くまで水を注ぎ、例えばローソクを灯せば、その光が不規則にゆらめき水平な水面又は波立つ水面を透過してホログラム柱体又は／及び容器底面のホログラムに照射されて、容器外からホログラム柱体が赤、緑などの雲を発散ただよわしているようにみられ、周囲に彩色豊かで幻想的な雰囲気ないし癒しをかもし出す。また、水が詰められるので適当な重さとなって安定し、地面、床、テーブルなどに安置され、フロアスタンド式のインテリアを構成する。
【０００８】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な実施例は、図面に基づいて説明される。
図１はその１実施例を正面斜視図である。
２０は上部が開口した透明の水容器であり、この容器のほぼ中央に外表面がホログラムフィルム又はシートで表装されたホログラム柱体２２が直立固定されるよう支持されている。この容器２０に水がホログラム柱体２２の上端近くまで注がれる。そこで、ローソクなど光源２６を水面上に支持されるようにして灯される。
【０００９】
このローソクの光が不規則にゆらぎ水平な水面又は波立つ水面を透過してホログラム柱体２２に照射されて、容器外からホログラム柱体２２が赤、緑などの雲を発散ただよわしているようにみられ、周囲に彩色豊かで幻想的な雰囲気ないし癒しをかもし出す。なお、容器２０の内側底面２０ｂにもホログラムフィルム又はシートで表装されることが好ましい。これにより、ローソクの光が水平な水面又は波立つ水面を透過してこの底面２０ｂにも照射して一層の彩色鮮やかな輝きを増す。
【００１０】
ホログラム柱体２２を直立固定させるために、容器２０自体に案内支持体２４を一体に又は別体にして底部より突起形成しておけばよい。この案内支持体２４を内側にしてホログラム柱体２２をはめ込む。この案内支持体２４又はホログラム柱体２２の上部に支持台２６ｓを設けてローソクなど光源２６を水面上で灯せるよう支持する。光源はローソクなど火炎が好ましいが、これに限らず、固形又は液体燃料、ペンライトなどでもよく、それに合わせて支持台２６ｓをうまく設計すればよい。光源２６の支持部は容器２０の上部側面を利用してもよい。
【００１１】
容器２０内に注ぐ水は、ホログラム柱体２２の上端近くまででよいので、それ以上に水が注がれた場合に、これを排出させるために余剰水の抜き孔２０ｈを設けておくのが好ましい。
【００１２】
水容器２０は、図示例では透明な円筒体であるが、直方体でもよく、半透明体でもよい。ホログラム柱体２２も同様で図示例の形状に限らない。また、図面では水容器２０の上方が空いているが、これに限らず郵便ポストのように上部側面に開口があってもよい。容器２０、柱体２２及び案内支持体２４はプラスチックにより成形するのがコスト安と考えられるが、他の材料でもよい。
【００１３】
【発明の効果】
本発明にり、周囲に彩色鮮やかで幻想的な雰囲気をかもし出すホログラム照明具が得られる。また、この照明具は水が詰められるので適当な重さとなって安定し、地面、床、テーブルなどに安置され、フロアスタンド式のインテリアを構成し、寺院、ホテル、レストランなどで重宝に使用される。
【００１４】
【図面の簡単な説明】
【図１】１実施例を示した正面斜視図。
【図２】ホログラム柱体を外した場合の同様図。
【図３】先行例による観賞用水槽の正面図。
【符号の説明】
２０水容器２２ホログラム柱体
２４案内支持体２６ローソク
２６ｓ光源支持部２０ｂホログラム底部
２０ｈ余剰水の抜き孔

Claims

水容器と、この容器のほぼ中央に直立固定されるよう支持された外表面がホログラムフィルム又はシートで表装されたホログラム柱体と、水面上に支持された火炎とからなることを特徴とする、ホログラム照明具。
水容器の内側底面がホログラムフィルム又はシートで表装されていることを特徴とする、請求項１に記載のホログラム照明具。
水容器の上部側面に余剰水の抜き孔が設けられていることを特徴とする、請求項１又は請求項２に記載のホログラム照明具。
火炎に代えて他の光源を用いることを特徴とする、請求項１、請求項２又は請求項３に記載のホログラム照明具。