JP2005018239A - レンタル代行サーバおよび商品レンタルの管理方法 - Google Patents

レンタル代行サーバおよび商品レンタルの管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】商品レンタルにおいて、店舗の既存のシステムを利用しつつ、製作者、レンタル業者、ユーザの利便を図る。
【解決手段】サーバ12は、クライアントマシン16からの要求に応じて、選択された商品の貸出場所、貸出期間および貸出金額を特定して、貸出を予約し、貸出場所に商品を発送する。サーバ12は、クライアントマシン16からの商品の取得要求に応じて、貸出金額および請求元を示すバーコードを含む情報を、貸出場所の端末装置に接続されたスキャナにより読み取られたバーコードに基づいて、貸出金額を提示するために、クライアントマシン16に送信する。また、サーバ12は、クライアントマシン16からの商品の返却要求に応じて、返却場所の端末装置に接続されたスキャナにより読み取られたバーコードに基づいて、延滞金額を提示するために、延滞金額および請求元を示すバーコードを含む情報を生成して、クライアントマシン16に送信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CDやDVDなどの物品のレンタルを代行するシステムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
音楽や映像等を記憶させた媒体(たとえば、CD、DVD、ビデオ)は、一定の条件の下で、レンタル業者により、当該業者の店舗から、ユーザにレンタルされるようになっている。一般に、レンタル店舗は、媒体を買い取り、或いは、リース契約にて、製作者から取得し、これを、店舗内に保持管理する必要がある。多数の商品をそろえるためには多数の在庫を抱えるというリスクが生じる。また、多様化するニーズに応えることも容易ではない。
【0003】
製作者の側では、大量の商品を製作し、各レンタル業者に販売或いはリースする必要があるため、個人レーベルやインディーズレーベルの商品での参入が困難であるという問題点もあった。また、商品をレンタル業者に販売してしまう場合には、二次利用などに対する対応が限られてしまうという問題点があった。
【0004】
さらに、ユーザの側では、在庫の豊富な大型レンタル店舗にいかないと、所望の商品を見つけることができず、また、商品の貸出状況は店舗に出向かないと把握できないという問題点もあった。
【0005】
【特許文献1】特開2003−114926号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
たとえば、ユーザが、大型レンタル店舗に出向くことなく、所望の商品の貸し出しを受けることは、特許文献1に開示された技術を、CDやDVDなどの商品に適用することにより実現される。ここでは、ユーザはインターネットを利用して、所望の図書が貸出可能であるかを調べ、貸出可能状態であれば、貸出申込を行なう。貸出される図書は、指定された店舗(代行窓口)に配送され、これにより、ユーザが代行窓口で図書を取得することができる。
【0007】
しかしながら、この技術においては、貸出金の支払のため、或いは、貸出許可期間を超えて延滞が発生していたときに支払う延滞料の支払のため、図書の貸出元である図書館のサーバと、店舗(代行窓口)の端末との間で、貸出費用や延滞金に関する情報の授受が必要となる(特許文献1第(3)頁および図1)。すなわち、店舗(代行窓口)の端末は、サーバと通信するための機能、貸出や返却に関する機能を実現するためのプログラムをインストールしておく必要がある。
【0008】
本発明は、店舗の既存のシステムをそのまま利用しつつ、製作者、レンタル業者およびユーザのそれぞれに利便のあるレンタル代行サーバおよびこれを利用した商品レンタル方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、商品のレンタルを代行するサーバであって、製作者のクライアントマシンからの要求に応じて、商品の情報を商品情報記憶部に登録する商品情報登録手段と、ユーザのクライアントマシンからの貸出予約の要求に応じて、商品情報記憶部に登録された商品中、選択された商品の貸出場所、貸出期間および貸出金額を特定して、当該商品の貸出を予約し、前記貸出場所に商品を発送した後、ユーザのクライアントマシンからの商品の取得要求に応じて、少なくとも、貸出金額および請求元を示すバーコードを含む情報を、貸出場所の端末装置において、当該端末装置に接続されたスキャナにより読み取られたバーコードに基づいて、貸出金額を提示するために、前記クライアントマシンに送信するとともに、クライアントのアクセスにかかる処理日を貸出日として、顧客情報記憶手段に記憶し、かつ、前記レンタル代行サーバにおいて、ユーザのクライアントマシンからの商品の返却要求に応じて、返却場所の端末装置において、当該端末装置に接続されたスキャナにより読み取られたバーコードに基づいて、延滞金額を提示するために、前記貸出日を参照して、延滞金額および請求元を示すバーコードを含む情報を生成して、前記クライアントマシンに送信するように構成された貸出/返却処理手段とを備えたことを特徴とするレンタル代行サーバにより達成される。
【0010】
本発明によれば、貸出にかかる商品の取得およびその返却の際に、貸出場所や返却場所となる店舗のPOS端末やレジスタに接続されたスキャナで読み取られるための、請求元および金額を示すバーコードを含む情報を、ユーザのクライアントマシンに伝達する。このバーコードは、店舗に配置される商品に貼り付けられるものと同様の情報を含む。このため、このバーコードの印刷物や、バーコードが携帯端末の表示装置に表れた画面を提示し、貸出場所や返却場所で読み取れば、貸出金や延滞金の請求が可能となる。また、貸出場所や返却場所たり得る店舗、たとえば、コンビニエンスストアにおいて、POS端末やレジスタに、レンタル代行サーバとの間で通信し、或いは、通信結果に基づいて貸出金額や延滞金額を算出するためのプログラムをインストールする必要もなく、既存の設備をそのまま利用することができる。
【0011】
好ましい実施態様においては、前記貸出/返却処理手段が、前記ユーザのクライアントマシンからの取得要求の後、さらに、クライアントマシンからの取得要求を受理した場合、再度、前記バーコードを含む情報を、前記クライアントマシンに送信するとともに、当該処理日を新たな貸出日として、顧客情報記憶手段に記憶するように構成されている。
【0012】
別の好ましい実施態様においては、前記貸出/返却処理手段が、前記ユーザのクライアントマシンからの返却要求の後、さらに、クライアントマシンからの返却要求を受理した場合、再度、前記バーコードを含む情報を生成して、前記クライアントマシンに送信するように構成されている。
好ましい実施態様においては、前記貸出/返却処理手段が、前記貸出要求の際或いはその後、商品の貸出場所への商品の到着予定日を、前記ユーザのクライアントマシンに通知する。
【0013】
また、本発明の目的は、レンタル代行サーバにおいて、ユーザのクライアントマシンからの貸出要求に応じて、商品情報記憶手段に登録された商品中、選択された商品の貸出場所、貸出期間および貸出金額を特定して、当該商品の貸出を予約するステップと、前記貸出場所に商品を発送した後、ユーザのクライアントマシンからの商品の取得要求に応じて、少なくとも、貸出金額および請求元を示すバーコードを含む情報を、前記クライアントマシンに送信するステップと、前記クライアントのアクセスにかかる処理日を貸出日として、顧客情報記憶手段に記憶するステップと、貸出場所の端末装置において、当該端末装置に接続されたスキャナにより読み取られたバーコードに基づいて、貸出金額を提示するステップと、前記レンタル代行サーバにおいて、ユーザのクライアントマシンからの商品の返却要求に応じて、前記貸出日を参照して、延滞金額および請求元を示すバーコードを含む情報を前記クライアントマシンに送信するステップと、返却場所の端末装置において、当該端末装置に接続されたスキャナにより読み取られたバーコードに基づいて、延滞金額を提示するステップとを備えたことを特徴とするレンタルの管理方法によっても達成される。
【0014】
好ましい実施態様においては、前記ユーザのクライアントマシンからの取得要求の後、さらに、クライアントマシンからの取得要求を受理した場合、再度、前記バーコードを含む情報を、前記クライアントマシンに送信するステップと、当該処理日を新たな貸出日として、顧客情報記憶手段に記憶するステップとを備えている。
【0015】
別の好ましい実施態様においては、前記ユーザのクライアントマシンからの返却要求の後、さらに、クライアントマシンからの返却要求を受理した場合、再度、前記バーコードを含む情報を生成して、前記クライアントマシンに送信するステップを備えている。
【0016】
また、好ましい実施態様においては、さらに、前記貸出要求の際或いはその後、商品の貸出場所への商品の到着予定日を、前記ユーザのクライアントマシンに通知するステップを備えている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態にかかるレンタル代行サーバを含むシステム全体の構成を示すブロックダイヤグラムである。この実施の形態において、レンタル代行サーバは、CDやDVDなどの商品をその製作者(メーカーや個人)から受理して、これを、ユーザに貸与することを代行する。図1に示すように、この実施の形態においては、レンタル代行サーバ12は、ネットワークを介して、製作者のクライアントマシン14−1、14−2、・・・や、ユーザのクライアントマシン16−1、16−2、・・・に接続される。図1において、レンタル代行サーバ12は、製作者のクライアントマシン14およびユーザのクライアントマシン16と別のネットワーク18、20を介して接続されるように示しているが、実際には、双方のネットワークがインターネットであっても良い。また、特定の製作者のクライアントマシン14とは、専用線にて接続されていても良い。
【0018】
図2は、本実施の形態にかかるレンタル代行サーバの構成をより詳細に示すブロックダイヤグラムである。図2に示すように、レンタル代行サーバ12は、製作者のクライアントマシン14からの商品の登録要求を受理して必要な処理を実行する商品登録部22と、ユーザからの要求に応答して、商品を検索する検索エンジン26と、商品の貸出および返却を管理する貸出/返却処理部28と、商品に関する種々の情報を記憶する商品情報記憶部30と、ユーザに関する種々の情報を記憶する顧客情報記憶部32と、キーボードやマウス等の入力装置34と、表示装置36と、入力装置34および表示装置36との間のデータ授受をつかさどるユーザインタフェース(I/F)38と、ネットワーク18、20とのデータ授受をつかさどる通信インタフェース(I/F)40とを備えている。なお、レンタル代行サーバ12においては、製作者からの商品の登録、ユーザへの商品貸出/返却、ユーザへの種々のリストの提示などの処理を実行するためのプログラムが記憶されている。
【0019】
本実施の形態においては、まず、予めレンタル代行サーバ12に、自己の名称などを登録している製作者は、クライアントマシン14を操作して、レンタル代行サーバ12にアクセスして、商品提供者名、提供する商品名および商品の個数などを登録した上で、これをレンタル代行サーバの運用者に関連する所定の場所(本実施の形態では物流センター)に搬送する。図3は、上記製作者による製品登録の際に実行される処理を概略的に示すフローチャートである。
【0020】
図3に示すように、製作者がクライアントマシン14を操作して、アクセス用のIDおよびパスワードを入力して、レンタル代行サーバ12にログインした後(ステップ301)、ユーザは、レンタル代行サーバ12から返送された登録シート(ステップ302)を参照して、クライアントマシン14を操作して、当該登録シートに商品提供者名、商品名、個数、その他のコメントなどを入力し、入力済みの登録シートをレンタル代行サーバ12に送信する(ステップ303)。
【0021】
レンタル代行サーバ12においては、商品登録部22が、商品情報記憶部30中に新たなレコードを生成し、当該レコードに登録シート中のデータを格納する(ステップ304)。また、レンタル代行サーバ12の商品登録部22は、当該レコードの登録ステータスを「仮登録」に設定する(ステップ305)。登録ステータス「仮登録」とは、製作者からの登録はなされたが、商品が流通センターに到着していないため、まだ貸出は不可能な状態を意味する。したがって、後述するユーザのクライアントマシン16からの商品検索によっても、仮登録の商品はリストされず、或いは、リストされてもまだ貸出ができないことが提示される。
【0022】
その後、物流センターに製作者からの商品が到着すると、レンタル代行サーバ12のオペレータが、入力装置34を操作して、商品名などをキーとして、商品情報記憶部30中の対応するレコードを検索し(ステップ311)、当該レコードの登録ステータスを「本登録」に設定する(ステップ312)。これにより、この商品がユーザに貸し出すことが可能な状態となる。物流センターにおいては、作業者により、レンタル用に統一した規格のケースに商品が収容され、また、当該ケースに管理用バーコードが張り付けられる。
【0023】
次に、ユーザに対する商品の貸出についてより詳細に説明する。ユーザもレンタル代行サーバ12に対して、ユーザ名やメールアドレスを予め登録し、ユーザIDなどを与えられているのが望ましい。また、ユーザが操作するクライアントマシン16は、パーソナルコンピュータであっても良いし、インターネットにアクセス可能な携帯電話やPDAであっても良い。
【0024】
ユーザがユーザIDおよびパスワードを利用して、レンタル代行サーバ12にログインした後、図4に示すように、ユーザがクライアントマシン16を操作することにより、クライアントマシン16からレンタル代行サーバ12に商品リストの要求が伝達されると(ステップ401)、検索エンジン26が商品情報記憶部30を検索して、貸出可能な商品のリストを作成し(ステップ402)、これをクライアントマシン16に返送する(ステップ403)。ここで、貸出可能な商品は、そのレコードの登録ステータスが「本登録」で、かつ、後述する貸出ステータスが「貸出可能」に設定されているものとなる。検索に際しては、ユーザが所望のカテゴリを選択し、或いは、キーワードを入力し、検索エンジン26が当該カテゴリに属する商品を抽出し、或いは、キーワードを含む商品名の商品を抽出しても良い。
【0025】
ユーザはリストを参照して、所望の商品を選択する。これにより、商品の選択情報が携帯端末16からレンタル代行サーバ12に伝達される(ステップ404)。選択情報を受理すると、レンタル代行サーバ12は、商品名等の確認、貸出期間、貸出費用、並びに、貸出および返却場所の指定をユーザに求めるための発注確認画面をクライアントマシン16に返す(ステップ405)。発注確認画面においては、貸出場所や返却場所をユーザに指定させるため、貸出/返却場所となりうる店舗(たとえば、コンビニエンスストア)の店舗リストを備え、リストから所望の店を選択させるのが望ましい。
【0026】
ユーザがクライアントマシン16を操作して、貸出期間を選択し、それに対応した貸出費用を参照し、かつ、貸出/返却場所を選択した後に、画面中の「確認」ボタン(図示せず)をオンすると、貸出期間、貸出/返却場所などを示す情報(確認情報)がレンタル代行サーバ12に伝達される(ステップ406)。レンタル代行サーバ12の貸出/返却処理部28は、商品情報記憶部30中、ユーザにより選択された商品のレコードを見出し、その貸出ステータスを「発送中」とする(ステップ407)。
【0027】
また、貸出/返却処理部28は、顧客情報記憶部32中、貸出にかかるユーザのユーザIDにて特定されるレコードに、貸出にかかる商品の商品名、貸出期間、貸出/返却場所、貸出費用などを格納する(ステップ408)。このレコードの貸出ステータスも、同様に「発送中」に設定される。物流センターからは、ユーザにより選択された商品が、指定された貸出場所に配送される。なお、配送される商品には、当該商品を特定するための商品貸出IDなどが印刷されたシールが付されている。
【0028】
レンタル代行サーバ12は、クライアントマシン16に、商品が貸出場所に到着する予定を示す情報を伝達する(ステップ409)。また、ここで、当該ユーザによる貸し出しされた商品を特定するために、商品貸出IDを通知しても良い。
【0029】
レンタル代行サーバ12においては、商品が貸出場所に到着する予定日時が経過したときに、当該商品に関する、商品情報記憶部30中のレコード、および、顧客情報記憶部32中のレコードの貸出ステータスを「到着済」に変更する。なお、物流センターにおいて、商品の到着を把握可能である場合、物流センターにおいて商品の到着が確認されたことに応答して、上記レコードの貸出ステータスを変更しても良い。
【0030】
ユーザは、到着予定日時以降、所望のときに、商品を取得すべく、レンタル代行サーバ12にアクセスして、商品を借りに行くことを知らせる。図5(a)は、商品取得に先立って実行される処理を概略的に示すフローチャートである。ユーザはクライアントマシン16を操作して、サーバにログインした後、貸出場所において取得しようとする商品を指定する(ステップ501)。先に、商品貸出IDがユーザに通知されていた場合には、商品貸出IDを、レンタル代行サーバ12に通知すればよい。或いは、レンタル代行サーバ12が、顧客情報記憶部32を検索して、当該ユーザのユーザIDに関連付けられたレコード中、貸出ステータスが「到着済」であるレコードを見出し、そのレコード中の情報をリスト形式でユーザに提示し、ユーザに選択させても良い。
【0031】
取得しようとする商品が指定されると、レンタル代行サーバ12の貸出/返却処理部28は、顧客情報記憶部32中、指定された商品に関するレコードに基づき、貸出金額を参照して、請求元であるレンタル代行サーバ12の運用者および貸出金額を示すようなバーコードを生成する(ステップ502)。このバーコードは、商品貸出IDなど必要な情報とともに、クライアントマシン16に伝達される(ステップ503)。クライアントマシン16では、この商品貸出IDおよびバーコードを含む画像をプリントアウトする。クライアントマシン16がインターネットに接続可能な携帯電話やPDAである場合には、その画面上に表示された商品貸出IDおよびバーコードをそのまま利用すれば良い。
【0032】
その後、レンタル代行サーバ12の貸出/返却処理部28は、当該商品に関する、商品情報記憶部30中のレコード、および、顧客情報記憶部32中のレコードの貸出ステータスを「貸出済」にするとともに(ステップ504)、顧客情報記憶部32中のレコードにおいては、処理の日を貸出日として記憶する(ステップ505)。
【0033】
図5(b)に示すように、ユーザは、貸出場所として選択した店舗(たとえばコンビニエンスストア)において、プリントアウトされた商品貸出IDおよびバーコード、或いは、携帯端末の画面上に表示された商品貸出IDおよびバーコードを提示する(ステップ510)。図6は、商品貸出IDおよびバーコードの印刷物の例を示す図である。ここには、処理日に対応する日付(符号601参照)、商品貸出ID(符号602参照)およびバーコード(符号603参照)が含まれる。
【0034】
店舗の従業員は、提示された印刷物や携帯端末の画面に表れた商品貸出IDを参照して、貸し出しすべき商品を探し出すことができる。また、従業員は、バーコードを、POS端末やスキャナ付きのレジスタで読み取る(ステップ511)。バーコードには貸出金額を示す情報が含まれるため、ユーザは、対応する金額を店舗に支払うことができる(ステップ512、513)。
【0035】
また、バーコードには請求元の情報も含まれるため、この情報と金額の情報とが関連付けられて、店舗のPOS端末やレジスタ等の記憶装置に記憶される(ステップ514)ことにより、月末など所定のタイミングでの精算が可能である。POS端末が利用される場合には、請求元の情報と金額の情報が、ネットワークを介して、本部のシステムに伝達される。これらPOS端末やレジスタを利用する際の処理手順は、店舗に配置された商品を購入する場合と同様である。つまり、通常の商品を購入するときであっても、従業員はスキャナを用いて、商品に貼り付けられたバーコードを読み込み、バーコードの情報に基づく金額を購入者に請求する。また、購入された商品や請求先の情報は、記憶装置に記憶され、或いは、ネットワークを介して本部のシステムに伝達される。したがって、本実施の形態において、商品の貸し出しの際に、店舗の既存のレジスタやPOS端末をそのまま利用することができる。
【0036】
なお、印刷物や携帯端末中の日付が、実際の貸出日より前になってしまっている場合、つまり、ユーザが、バーコード等を取得した日のうちに、貸出場所に行かなかった場合について説明する。先に説明したように、ユーザが、レンタル代行サーバ12においては、バーコード等を取得した日が貸出日として登録されている。したがって、この場合には、貸出場所である店舗において、既に貸出日から日が経過していることを説明した上で、ユーザに商品を貸し出しても良い。或いは、再度、ユーザが、クライアントマシン16を操作して、新たな日付、商品貸出IDおよびバーコードを含むデータを取得し、これらの印刷物やこれらを含む画面を店舗に提示しても良い。この場合、レンタル代行サーバ12においては、貸出日が変更される。
【0037】
このようにして、ユーザは、貸出場所から商品を借りることが可能となる。次に、返却の際に実行される処理について説明する。商品を返却しようとする際に、ユーザは、レンタル代行サーバ12にアクセスして、商品を返却することを知らせる。図7(a)は、商品返却に先立って実行される処理を概略的に示すフローチャートである。ユーザは、クライアントマシン16を操作して、サーバにログインした後、返却場所において返却しようとする商品を指定する(ステップ701)。ここでも、ステップ501と同様に、商品貸出IDを通知する形態を採用してよい。
【0038】
返却しようとする商品が指定されると、レンタル代行サーバ12の貸出/返却処理部28は、顧客情報記憶部32中、指定された商品に関するレコードに基づき、処理日、貸出期間および貸出日を参照して、請求元であるレンタル代行サーバ12の運用者および延滞金額を示すようなバーコードを生成する(ステップ702)。なお、延滞金が生じていない場合には、金額は「0」円とすれば良い。
【0039】
バーコードは、商品貸出IDなど必要な情報とともに、クライアントマシン16に伝達される(ステップ703)。クライアントマシン16では、この商品貸出IDおよびバーコードを含む画像をプリントアウトする。クライアントマシン16がインターネットに接続可能な携帯電話やPDAである場合には、その画面上に表示された商品貸出IDおよびバーコードをそのまま利用すれば良い。なお、上記プリントアウトされた印刷物や画面は、図6に示すものとほぼ同様である。
【0040】
その後、レンタル代行サーバ12の貸出/返却処理部28は、当該商品に関する、商品情報記憶部30中のレコード、および、顧客情報記憶部32中のレコードの貸出ステータスを「返却済」にするとともに(ステップ704)、顧客情報記憶部32中のレコードにおいては、処理の日を返却日として記憶する(ステップ705)。
【0041】
次いで、図7(b)に示すように、ユーザは、返却場所として選択した店舗(たとえばコンビニエンスストア)において、プリントアウトされた商品貸出IDおよびバーコード、或いは、携帯端末の画面上に表示された商品貸出IDおよびバーコードを提示する(ステップ710)。従業員は、バーコードを、POS端末やスキャナ付きのレジスタで読み取る(ステップ711)。バーコードには延滞金額を示す情報が含まれるため、ユーザは、延滞金が発生している場合には、対応する金額を店舗に支払うことができる(ステップ712、713)。POS端末やレジスタ等においては、請求元の情報と延滞金額の情報とが関連付けられて、記憶装置などに記憶される(ステップ714)。このように返却の際にOS端末やレジスタを利用する処理手順も、一般の商品を購入する場合と同様である。なお、レンタル代行サーバ12にアクセスした日に、返却をすべきであり、異なる日となってしまった場合には、再度、ユーザはレンタル代行サーバ12にアクセスして、バーコード等を取得する必要がある。
【0042】
返却された商品は、店舗から流通センターに発送される。流通センターに商品が到着すると、オペレータが、レンタル代行サーバ12の入力装置34を操作して、商品情報記憶部34中、返却された商品に関するレコードの貸出ステータスを「貸出可能」に変更する。以後、当該商品を再度貸し出しすることが可能な状態となる。
【0043】
ユーザは、レンタル代行サーバ12にアクセスして、いままでユーザが借りた商品のリストや自己の貸出状況のリストを取得することも可能である。貸出状況のリストにおいては、貸出日、貸出期間などが含まれているのが望ましい。
【0044】
本実施の形態によれば、ユーザによる実際の貸出および返却の際に、レンタル代行サーバにアクセスして、請求元および金額を示す情報を含むバーコードをユーザのクライアントマシンに伝達する。ユーザは、このバーコードを店舗に提示することにより、貸出や返却ができ、かつ、貸出金や延滞金を支払うことができる。また、店舗においても、POS端末やレジスタに接続されたスキャナによってバーコードを読み取ることで、従来の商品を扱うのと同様に処理することができる。したがって、POS端末やレジスタと、レンタル代行サーバ12とをネットワークで接続してデータ授受ができるよう、POS端末やレジスタにソフトウェアを導入する必要もない。
【0045】
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
たとえば、前記実施の形態においては、商品としてCDやDVDを使用しているが、これに限定されるものではなく、貸出が可能な他の商品のために本発明を適用しても良い。
【0046】
また、前記実施の形態において、貸出場所と返却場所は同一であっても良いし、異なっていてもよい。この場合にも、貸出場所や返却場所となる店舗は、特に、レンタル代行サーバ12とのデータ通信を行なう必要なく、円滑に貸出や返却にかかる処理(貸出金や延滞金の徴収等)を実現することができる。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、店舗の既存のシステムをそのまま利用しつつ、製作者、レンタル業者およびユーザのそれぞれに利便のあるレンタル代行サーバおよびこれを利用した商品レンタル方法を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態にかかるレンタル代行サーバを含むシステム全体の構成を示すブロックダイヤグラムである。
【図2】図2は、本実施の形態にかかるレンタル代行サーバの構成をより詳細に示すブロックダイヤグラムである。
【図3】図3は、本実施の形態において、製作者による製品登録の際に実行される処理を概略的に示すフローチャートである。
【図4】図4は、本実施の形態において、ユーザが商品の貸出を予約する際に実行される処理を示すフローチャートである。
【図5】図5は、本実施の形態において、ユーザが実際に貸し出される商品を取得する際に実行される処理を示すフローチャートである。
【図6】図6は、本実施の形態における印刷物或いは携帯端末の表示装置の画面の例を示す図である。
【図7】図7は、本実施の形態において、ユーザが商品を返却する際に実行される処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
12 レンタル代行サーバ
14 製作者のクライアントマシン
16 ユーザのクライアントマシン
18、20 ネットワーク
22 商品登録部
26 検索エンジン
28 貸出/返却処理部
30 商品情報記憶部
32 顧客情報記憶部

Claims (8)

  1. 商品のレンタルを代行するサーバであって、
    製作者のクライアントマシンからの要求に応じて、商品の情報を商品情報記憶部に登録する商品情報登録手段と、
    ユーザのクライアントマシンからの貸出予約の要求に応じて、商品情報記憶部に登録された商品中、選択された商品の貸出場所、貸出期間および貸出金額を特定して、当該商品の貸出を予約し、前記貸出場所に商品を発送した後、ユーザのクライアントマシンからの商品の取得要求に応じて、少なくとも、貸出金額および請求元を示すバーコードを含む情報を、貸出場所の端末装置において、当該端末装置に接続されたスキャナにより読み取られたバーコードに基づいて、貸出金額を提示するために、前記クライアントマシンに送信するとともに、クライアントのアクセスにかかる処理日を貸出日として、顧客情報記憶手段に記憶し、かつ、前記レンタル代行サーバにおいて、ユーザのクライアントマシンからの商品の返却要求に応じて、返却場所の端末装置において、当該端末装置に接続されたスキャナにより読み取られたバーコードに基づいて、延滞金額を提示するために、前記貸出日を参照して、延滞金額および請求元を示すバーコードを含む情報を生成して、前記クライアントマシンに送信するように構成された貸出/返却処理手段とを備えたことを特徴とするレンタル代行サーバ。
  2. 前記貸出/返却処理手段が、前記ユーザのクライアントマシンからの取得要求の後、さらに、クライアントマシンからの取得要求を受理した場合、再度、前記バーコードを含む情報を、前記クライアントマシンに送信するとともに、当該処理日を新たな貸出日として、顧客情報記憶手段に記憶するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載のレンタル代行サーバ。
  3. 前記貸出/返却処理手段が、前記ユーザのクライアントマシンからの返却要求の後、さらに、クライアントマシンからの返却要求を受理した場合、再度、前記バーコードを含む情報を生成して、前記クライアントマシンに送信するように構成されたことを特徴とする請求項1または2に記載のレンタル代行サーバ。
  4. 前記貸出/返却処理手段が、前記貸出要求の際或いはその後、商品の貸出場所への商品の到着予定日を、前記ユーザのクライアントマシンに通知することを特徴とする請求項1ないし3の何れか一項に記載のレンタル代行サーバ。
  5. レンタル代行サーバにおいて、ユーザのクライアントマシンからの貸出要求に応じて、商品情報記憶手段に登録された商品中、選択された商品の貸出場所、貸出期間および貸出金額を特定して、当該商品の貸出を予約するステップと、
    前記貸出場所に商品を発送した後、ユーザのクライアントマシンからの商品の取得要求に応じて、少なくとも、貸出金額および請求元を示すバーコードを含む情報を、前記クライアントマシンに送信するステップと、
    前記クライアントのアクセスにかかる処理日を貸出日として、顧客情報記憶手段に記憶するステップと、
    貸出場所の端末装置において、当該端末装置に接続されたスキャナにより読み取られたバーコードに基づいて、貸出金額を提示するステップと、
    前記レンタル代行サーバにおいて、ユーザのクライアントマシンからの商品の返却要求に応じて、前記貸出日を参照して、延滞金額および請求元を示すバーコードを含む情報を前記クライアントマシンに送信するステップと、
    返却場所の端末装置において、当該端末装置に接続されたスキャナにより読み取られたバーコードに基づいて、延滞金額を提示するステップとを備えたことを特徴とするレンタルの管理方法。
  6. 前記ユーザのクライアントマシンからの取得要求の後、さらに、クライアントマシンからの取得要求を受理した場合、再度、前記バーコードを含む情報を、前記クライアントマシンに送信するステップと、
    当該処理日を新たな貸出日として、顧客情報記憶手段に記憶するステップとを備えたことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記ユーザのクライアントマシンからの返却要求の後、さらに、クライアントマシンからの返却要求を受理した場合、再度、前記バーコードを含む情報を生成して、前記クライアントマシンに送信するステップを備えたことを特徴とする請求項5または6に記載の方法。
  8. さらに、前記貸出要求の際或いはその後、商品の貸出場所への商品の到着予定日を、前記ユーザのクライアントマシンに通知するステップを備えたことを特徴とする請求項5ないし7の何れか一項に記載の方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113298612A (zh) * 2021-04-01 2021-08-24 中交二公局第三工程有限公司 一种商贸服务中心管理系统

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