JP2005016058A - Shutter device - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅など建物の開口部に設けられる自動開閉式のシャッター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のシャッター装置として、開口部の左右に互いに離間して立設している一対のガイドレールに沿って昇降するシャッターカーテンと、モータから回転力が伝達されることでシャッターカーテンの巻き上げ、巻き戻しを行う巻き取り部材とを備えた自動開閉式のシャッター装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
シャッターカーテンは、複数のスラットを上下に連設してなる部材であり、昇降を繰り返しているうちにスラット同士の連結部分でスラットが横ずれを起こすことがある。そこで、このスラットの横ずれを防止するため、ガイドレール内に位置するスラットの端部に横ずれ防止部材を一体に設ける構造(例えば、特許文献2参照)や、スラット同士の連結部分にずれ止め部材を組み込む構造(例えば、特許文献3参照)が採用することが提案されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平06−257359号公報
【特許文献2】
特開平08−158765号公報
【特許文献3】
特開平09−228762号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したスラットの横ずれを防止する構造を採用していても、巻き取り部材の変形や、スラットの撓み、反りなどの経時的変化が生じることによって、スラットの横ずれやシャッターカーテン全体の横ずれが必ず発生してしまう。このような状態を知らずにシャッターの昇降動作を行うと、ガイドレールの上端部にスラットの端部が引っ掛かかったり、損傷したり、さらには、モータに過負荷が加わってしまい、シャッター装置の寿命が低下する虞がある。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みて為されたもので、スラットの横ずれやシャッターカーテン全体の横ずれを初期の段階で検出することで、シャッターカーテンの耐久性を維持して長期使用を可能とするシャッター装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のシャッター装置は、複数のスラットが上下に連設されてなるシャッターカーテンと、このシャッターカーテンの左右に立設され、該シャッターカーテンが昇降移動する際に該シャッターカーテンの左右端部を案内する一対のガイドレールと、この一対のガイドレールの上部に設けられ、前記シャッターカーテンを巻き取る巻き取り部材と、この巻き取り部材を回転駆動する駆動装置と、前記巻き取り部材に巻き取られた前記シャッターカーテンの左右端部に近接する位置に設けられ、前記スラットの横ずれや前記シャッターカーテン全体の横ずれが発生しているのを検出する横ずれ検出手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
本発明においては、横ずれ検出手段がスラットの横ずれやシャッターカーテン全体の横ずれが発生していることを初期の段階で検出することができることから、スラットを正しい位置に矯正したり、シャッターカーテンが正常な状態となるように早期にメンテナンスを行うことができ、シャッターカーテンの耐久性を維持して長期使用が可能となる。
【0009】
ここで、前記横ずれ検出手段を、スラットが横ずれしている位置や、前記シャッターカーテン全体の横ずれが発生している位置に接触することで所定方向に移動する可動アームと、この可動アームが移動したことを検出することで横ずれを判断する変位センサとを備えていることが好ましい。このようにすると、簡便な構造で横ずれ検出手段を構成することができる。
【0010】
また、前記変位センサを、可動アームの移動をメカニカルに検出するマイクロスイッチで構成することが好ましい。このようにすると、横ずれ検出手段の簡便化がさらに図られる。
【0011】
さらに、前記スラットの横ずれしている位置や、前記シャッターカーテン全体の横ずれが発生している位置に接触する可動アームの接触部分を、ローラとすることが好ましい。このようにすると、巻き取り部材に巻き取られているシャッターカーテンの端部の接触による損傷が防止される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態のシャッター装置は、建築物の開口部を開閉するシャッターカーテン2と、このシャッターカーテン2の左右に立設されており、シャッターカーテン2の昇降移動を案内する一対のガイドレール4,4と、一対のガイドレール4,4の上部に配置したケース6内に設けられ、シャッターカーテン2を巻き取る巻き取りシャフト8と、この巻き取りシャフト8を回転駆動する駆動装置10と、ケース6内の巻き取りシャフト8に巻き取られたシャッターカーテン2(後述する巻き取りカーテン部RC)の左右端部に近接する位置に設けた一対の横ずれ検出センサ12a,12bと、駆動装置10の操作を行うスイッチ盤SWと、横ずれ検出センサ12a,12bの検出情報に基づいてブザー等の警報を発するアラーム装置ALとを備えている。
【0013】
シャッターカーテン2は、複数の細長いスラット14が上下に互いに連結されて構成されている。このシャッターカーテン2の上端部が、ケース6内の巻き取りシャフト8に固定されている。また、シャッターカーテン2の下端部には、座板16が設けられている。
【0014】
一対のガイドレール4,4は、それぞれ断面形状が略コ字状に形成されており、互いのガイドレールの各開口部が互いに対向されて配置されている。両ガイドレール4,4の内部空間が形成するガイド溝に、シャッターカーテン2の両側端部が挿入されており、ガイド溝にシャッターカーテン2の両側端部が案内されて昇降移動するようになっている。
【0015】
ケース6内の巻き取りシャフト8は、左右両側の軸受ブラケット18a,18bに回転自在に支持されている。この巻き取りシャフト8の右端部側に駆動装置10が配置されている。
【0016】
駆動装置10は、図2に示すように、左側の軸受ブラケット18bにモータブラケット20aを介して固定されている正逆回転式の電動モータ20と、巻き取りシャフト8の右側端部に同軸に固定されている巻き取りスプロケット22と、この巻き取りスプロケット22および電動モータ20の出力軸スプロケット20b間に掛け渡されているローラ式のチェーン24とを備えている。
【0017】
そして、スイッチ盤SWの巻き取りスイッチを操作すると、電動モータ20が正方向に回転駆動することで、出力軸スプロケット20bの正方向の回転がチェーン24を介して巻き取りスプロケット22に伝達され、シャッターカーテン2が巻き取りシャフト8の外周に巻き取られていく。また、スイッチ盤SWの巻き戻しスイッチを操作すると、電動モータ20の逆方向の回転駆動により出力軸スプロケット20bの逆方向の回転がチェーン24を介して巻き取りスプロケット22に伝達され、シャッターカーテン2が巻き取りシャフト8の外周から巻き戻されていく。ここで、巻き取りシャフト8の外周に巻き取られているシャッターカーテン2を、巻き取りカーテン部RCと称する。
【0018】
一対の横ずれ検出センサ12a,12bは、図1に示すように、左右の軸受ブケラット18a,18bの巻き取りカーテン部RCの左右端部に対面する側にそれぞれ固定されている。これら横ずれ検出センサ12a,12bは、図3および図4に示すように、左右の軸受ブラケット18a,18bに固定されるセンサベース30と、このセンサベース30に回転軸32を介して連結されている可動アーム34と、可動アーム34が回転軸32回りに回転するのを規制するねじりコイルバネ36と、可動アーム34が回転軸32回りに回転したことを検出する変位センサ38とを備えている。
【0019】
可動アーム34は、外観が略直方体形状の板部材からなる部材であり、幅方向の一方側で回転軸32が貫通しているとともに、幅方向の他方側に略ヘ字状に折れ曲がった折曲部34aが形成されている。
【0020】
ねじりコイルバネ36は、図5(a)に示すように、コイル部36aと、コイル部36aの両端から伸びている一対のバネ端部36b,36cとで構成されており、コイル部36aが回転軸32に巻き付き、一対のバネ端部36b,36cが可動アーム34およびこの可動アーム34に対向しているセンサベース30の支持板30aに係合することで、可動アーム34の回転がバネ力で規制されている。そして、図5(b)に示すように、可動アーム34の折曲部34aに対して矢印方向の押力が作用すると、ねじりコイルバネ36のバネ力に抗して可動アーム34が回転軸32回りに回転する。
【0021】
変位センサ38は、図6に示すように、レバー38aと、レバー38aの変位に応じてON、OFF動作を行うピン押しボタン38bと、ピン押しボタン38bの動作を電気的信号に変換するセンサ本体38cとで構成されたマイクロスイッチであり、センサ本体38cがセンサベース30に固定されている。そして、図5(b)で示した可動アーム34が回転軸32回りに回転する状態となると、図6では、破線の矢印方向に可動アーム34が移動する状態となるが、この状態では、可動アーム34に設けた接触部34bがレバー38aに接触して変位を与え(図6の破線で示したレバー38aの状態)、レバー38aの変位によりピン押しボタン38bがON動作となる。ピン押しボタン38bがON動作となると、センサ本体38cからアラーム装置ALに電気信号が送られ、アラーム装置ALがブザー等の警報を発するようになっている。
【0022】
また、図5(a)で示したように、ねじりコイルばね36のばね力の復元力によって可動アーム34が元の状態に戻ると、レバー38aが戻ることでピン押しボタン38bがOFF動作となり、センサ本体38cからアラーム装置ALへ電気信号が送られず、アラーム装置ALの警報が停止するようになっている。
【0023】
図7は、右側の軸受ブラケット18bに固定した横ずれ検出センサ12bを示すものであり、この横ずれ検出センサ12bは、可動アーム34の折曲部34aの頂点が、巻き取りカーテン部RCの右側の端部に近接するように配置されている。
【0024】
図7においては、巻き取りカーテン部RCの一部のスラット14Aが、他のスラット14B,14C、14Dより右側に移動して横ずれを発生している。この横ずれを発生しているスラット14Aの端部に、横ずれ検出センサ12bの可動アーム34が接触して回転軸32回りに回転する。この可動アーム34の回転によってレバー38aが変位し、ピン押しボタン38bのON動作によってセンサ本体38cからアラーム装置ALに電気信号が送られていき、アラーム装置ALがブザー等の警報を発する。アラーム装置ALが警報を発すると、シャッターカーテン2が正常に巻き取りシャフト8に巻き取られていないことが判断できる。
【0025】
また、詳細には図示しないが、左側の軸受ブラケット18aに固定した横ずれ検出センサ12aも、可動アーム34の折曲部34aの頂点が、巻き取りカーテン部RCの左側の端部に近接するように配置されている。これにより、巻き取りカーテン部RCの一部のスラットが、他のスラットより左側に移動して横ずれを発生している場合にも、この横ずれを発生しているスラットの端部に、横ずれ検出センサ12aの可動アーム34が接触して回転軸32回りに回転する。この可動アーム34の回転によってレバー38aが変位し、ピン押しボタン38bのON動作によってセンサ本体38cからアラーム装置ALに電気信号が送られていき、アラーム装置ALがブザー等の警報を発する。アラーム装置ALが警報を発すると、シャッターカーテン2が正常に巻き取りシャフト8に巻き取られていないことが判断できる。
【0026】
また、シャッターカーテン2が、竹の子状に巻き取りシャフト8に巻き取られている場合にも、竹の子状のシャッターカーテン2の端部に横ずれ検出センサ12a,12bの可動アーム34が接触して回転軸32回りに回転するので、同様に、アラーム装置ALが警報を発し、シャッターカーテン2が正常に巻き取りシャフト8に巻き取られていないことが判断できる。
したがって、巻き取りカーテン部RCの一部のスラット14に横ずれが発生したり、巻き取りシャフト8に巻き取られているシャッターカーテン2の全体が竹の子状に横ずれが発生すると、その横ずれ状態を、横ずれ検出センサ12a、12bが初期の段階で検出してアラーム装置ALがブザー等の警報を発するので、スラット14を正しい位置に矯正したり、シャッターカーテン2が正常な状態となるように早期にメンテナンス作業を行うことができる。
【0027】
また、スラット14の横ずれ等が発生しているのを知らずにシャッターカーテン2の昇降動作をし続けるということが殆ど無くなり、ガイドレール4の上端部にスラット14の端部が引っ掛かかったり、損傷したり、さらには、電動モータ20に過負荷が加わるということが解消されるので、シャッター装置の耐久性を維持し、長期使用を可能とすることができる。
【0028】
さらに、横ずれ検出センサ12a,12bを、センサベース30と、このセンサベース30に回転自在に連結されている可動アーム34と、可動アーム34が回転したことを検出する変位センサ38等からなる簡便な構造で構成することができる。
【0029】
次に、図8から図12に示すものは、図3から図7で示した横ずれ検出センサ12a,12bと異なる構成の横ずれ検出センサ40を示すものである。なお、図3から図7で示した横ずれ検出センサ12a,12bの構成と同一構成部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
【0030】
本実施形態の横ずれ検出センサ40は、図1で示した左右の軸受ブケラット18a,18bの巻き取りカーテン部RCの左右端部に対面する側にそれぞれ固定される。
この横ずれ検出センサ40は、図8、図9および図10(a)に示すように、左右の軸受ブラケット18a,18bに固定されるセンサベース42と、このセンサベース42に回転軸44を介して連結されている可動アーム46と、可動アーム46が回転軸44回りに回転するのを規制するねじりコイルバネ36と、可動アーム46の初期位置を調節する調整部48と、可動アーム46が回転軸44回りに回転したことを検出する変位センサ38とを備えている。
【0031】
可動アーム46は、長手方向端部を直角に折り曲げた板状部材からなるアーム本体46aと、このアーム本体46aに固定した支持軸46bに回転自在に支持されている可動ローラ46cとで構成されている。
ねじりコイルバネ36は、コイル部36aが回転軸44に巻き付き、一対のバネ端部36b,36cがアーム本体46aおよびこのアーム本体46aに対向しているセンサベース42の支持板42aに係合することで、可動アーム46の回転がバネ力で規制されている。また、調整部48は、アーム本体46aを貫通して支持板42aの当接板42bに先端が当接しているネジ(以下、調整ねじ48と称する。)であり、この調整ねじ48のねじ込み量を調節することで、可動アーム46の初期位置が調節されている。
そして、図10(b)に示すように、可動アーム46の可動ローラ46cに対して矢印方向の押力が作用すると、ねじりコイルバネ36のバネ力に抗して可動アーム46が回転軸44回りに回転する。
【0032】
マイクロスイッチで構成されている変位センサ38は、センサ本体38cがセンサベース42に固定されている。そして、図10(b)で示した可動アーム46が回転軸44回りに回転する状態となると、図11では、破線の矢印方向に可動アーム34が移動する状態となり、この状態では、可動アーム46に設けた接触部46dがレバー38aに接触して変位を与え(図11の破線で示したレバー38aの状態)、レバー38aの変位によりピン押しボタン38bがON動作となる。ピン押しボタン38bがON動作となると、センサ本体38cからアラーム装置ALに電気信号が送られ、アラーム装置ALがブザー等の警報を発するようになっている。
【0033】
また、図10(a)で示したように、ねじりコイルばね36のばね力の復元力によって可動アーム34が元の状態に戻ると、レバー38aが戻ることでピン押しボタン38bがOFF動作となり、センサ本体38cからアラーム装置ALへ電気信号が送られず、アラーム装置ALの警報が停止するようになっている。
【0034】
図12は、右側の軸受ブラケット18bに固定した横ずれ検出センサ40を示すものであり、この横ずれ検出センサ40は、可動アーム46の可動ローラ46cが、巻き取りカーテン部RCの右側の端部に近接するように配置されている。
【0035】
図12においては、巻き取りカーテン部RCの一部のスラット14Aが、他のスラット14B,14C、14Dより右側に移動して横ずれを発生している。この横ずれを発生しているスラット14Aの端部に、可動ローラ46cが回転しながら接触することで可動アーム46が回転軸44回りに回転する。この可動アーム46の回転によってレバー38aが変位し、ピン押しボタン38bのON動作によってセンサ本体38cからアラーム装置ALに電気信号が送られていき、アラーム装置ALがブザー等の警報を発する。アラーム装置ALが警報を発すると、シャッターカーテン2が正常に巻き取りシャフト8に巻き取られていないことが判断できる。
【0036】
また、左側の軸受ブラケット18aにも、可動ローラ46cが巻き取りカーテン部RCの左側の端部に近接するように横ずれ検出センサ40が配置されている。これにより、巻き取りカーテン部RCの一部のスラットが、他のスラットより左側に移動して横ずれを発生している場合にも、この横ずれを発生しているスラットの端部に、横ずれ検出センサ40の可動ローラ46cが、回転しながら接触することで、可動アーム46が回転軸44回りに回転する。この可動アーム46の回転によってレバー38aが変位し、ピン押しボタン38bのON動作によってセンサ本体38cからアラーム装置ALに電気信号が送られていき、アラーム装置ALがブザー等の警報を発する。アラーム装置ALが警報を発すると、シャッターカーテン2が正常に巻き取りシャフト8に巻き取られていないことが判断できる。
【0037】
また、シャッターカーテン2が、竹の子状に巻き取りシャフト8に巻き取られている場合にも、竹の子状のシャッターカーテン2の端部に横ずれ検出センサ40の可動ローラ46cが回転しながら接触し、可動アーム46が回転軸32回りに回転するので、同様に、アラーム装置ALが警報を発し、シャッターカーテン2が正常に巻き取りシャフト8に巻き取られていないことが判断できる。
したがって、本実施形態も、巻き取りカーテン部RCの一部のスラット14に横ずれが発生したり、巻き取りシャフト8に巻き取られているシャッターカーテン2の全体が竹の子状に横ずれが発生していても、スラット14を正しい位置に矯正したり、シャッターカーテン2が正常な状態とするメンテナンス作業を早期に行うことができる。
【0038】
また、スラット14の横ずれ等が発生しているのを知らずにシャッターカーテン2の昇降動作をし続けるということが殆ど無くなるので、シャッター装置の耐久性を維持し、長期使用を可能とすることができる。
また、横ずれ検出センサ40を、センサベース42と、このセンサベース42に回転自在に連結されている可動アーム46と、可動アーム46が回転したことを検出する変位センサ38等からなる簡便な構造で構成することができる。
さらに、本実施形態では、巻き取りシャフト8に巻き取られているシャッターカーテン2の横ずれを発生している端部に、横ずれ検出センサ40の可動ローラ46cが回転しながら接触することで、シャッターカーテン2の端部の接触による損傷を防止することができる。
【0039】
なお、上述の実施の形態では、
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のシャッター装置によれば、横ずれ検出手段がスラットの横ずれやシャッターカーテン全体の横ずれが発生していることを初期の段階で検出することができるので、スラットを正しい位置に矯正したり、シャッターカーテンが正常な状態となるように早期にメンテナンスを行うことができ、シャッターカーテンの耐久性を維持して長期使用を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシャッター装置を示す概略図である。
【図2】図1のII−II線矢視図である。
【図3】本発明の構成部材である横ずれ検出手段の具体的な構造を示す図である。
【図4】図3のIV−IV線矢視図である。
【図5】図3のV−V線矢視図である。
【図6】本発明に係る横ずれ検出手段を構成している変位センサが可動アームの移動を検出している状態を示す図である。
【図7】本発明に係る横ずれ検出手段がスラットの横ずれを検出している状態を示す図である。
【図8】図3と異なる構造の横ずれ検出手段の具体的な構造を示す図である。
【図9】図8のIX−IX線矢視図である。
【図10】図8のX−X線矢視図である。
【図11】図8で示した横ずれ検出手段を構成している変位センサが可動アームの移動を検出している状態を示す図である。
【図12】図8で示した横ずれ検出手段がスラットの横ずれを検出している状態を示す図である。
【符号の説明】
2 シャッターカーテン
4 ガイドレール
8 巻き取りシャフト(巻き取り部材)
10 駆動装置
12a,12b 横ずれ検出センサ(横ずれ検出手段)
14,14A,14B,14C スラット
40 横ずれ検出センサ(横ずれ検出手段)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an automatic opening / closing shutter device provided in an opening of a building such as a house.
[0002]
[Prior art]
As a conventional shutter device, a shutter curtain that moves up and down along a pair of guide rails that are erected apart from each other on the left and right sides of the opening, and winding up and rewinding the shutter curtain by transmitting rotational force from the
[0003]
The shutter curtain is a member formed by connecting a plurality of slats in the vertical direction, and the slats may cause a lateral shift at a connecting portion between the slats while repeatedly moving up and down. Therefore, in order to prevent the lateral displacement of the slat, a structure in which a lateral displacement prevention member is integrally provided at the end portion of the slat located in the guide rail (for example, refer to Patent Document 2), or a displacement prevention member is provided at a connection portion between the slats. It has been proposed to adopt a structure to be incorporated (for example, see Patent Document 3).
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 06-257359 [Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 08-158765 [Patent Document 3]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 09-228762
[Problems to be solved by the invention]
However, even if the structure that prevents the lateral displacement of the slats described above is adopted, the lateral displacement of the slats or the lateral displacement of the entire shutter curtain may occur due to changes in the winding member, slat bending, warpage, etc. It always occurs. If you raise and lower the shutter without knowing such a state, the end of the slat will be caught or damaged by the upper end of the guide rail, and the motor will be overloaded, which will Life may be reduced.
[0006]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and by detecting the lateral displacement of the slats and the lateral displacement of the entire shutter curtain at an early stage, the shutter that maintains the durability of the shutter curtain and enables long-term use. An object is to provide an apparatus.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a shutter device according to the present invention includes a shutter curtain in which a plurality of slats are vertically connected, and is provided on the left and right sides of the shutter curtain, and when the shutter curtain moves up and down, A pair of guide rails for guiding left and right ends of the shutter curtain, a winding member provided on the upper part of the pair of guide rails, for winding the shutter curtain, a driving device for rotating the winding member, and A lateral deviation detecting means provided at a position close to the left and right end portions of the shutter curtain wound around the winding member, and detecting the lateral deviation of the slats or the lateral deviation of the entire shutter curtain; It is characterized by that.
[0008]
In the present invention, the lateral deviation detecting means can detect the lateral deviation of the slats or the lateral deviation of the entire shutter curtain at an initial stage, so that the slats can be corrected to the correct position or the shutter curtain is normal. Maintenance can be performed at an early stage so as to be in a state, and the durability of the shutter curtain can be maintained and long-term use is possible.
[0009]
Here, the lateral displacement detecting means is moved to a position where the slat is laterally displaced or a position where the lateral displacement of the entire shutter curtain is in contact with the movable arm, and the movable arm is moved. It is preferable to include a displacement sensor that detects lateral shift by detecting this. In this way, the lateral deviation detecting means can be configured with a simple structure.
[0010]
Moreover, it is preferable that the displacement sensor is constituted by a micro switch that mechanically detects the movement of the movable arm. This further simplifies the lateral deviation detection means.
[0011]
Furthermore, it is preferable that a contact portion of the movable arm that contacts a position where the slat is laterally displaced or a position where the entire lateral displacement of the shutter curtain occurs is a roller. If it does in this way, the damage by the contact of the edge part of the shutter curtain currently wound up by the winding-up member will be prevented.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
As shown in FIG. 1, the shutter device of the present embodiment is provided with a
[0013]
The
[0014]
Each of the pair of guide rails 4 and 4 has a substantially U-shaped cross section, and the openings of the guide rails are arranged to face each other. Both end portions of the
[0015]
The winding
[0016]
As shown in FIG. 2, the
[0017]
When the winding switch of the switch panel SW is operated, the
[0018]
As shown in FIG. 1, the pair of lateral
[0019]
The
[0020]
As shown in FIG. 5A, the
[0021]
As shown in FIG. 6, the
[0022]
Further, as shown in FIG. 5A, when the
[0023]
FIG. 7 shows a lateral
[0024]
In FIG. 7, some
[0025]
Although not shown in detail, the lateral
[0026]
Even when the
Therefore, when a lateral displacement occurs in some slats 14 of the winding curtain portion RC, or when the
[0027]
Further, it is almost impossible to keep the
[0028]
Further, the lateral
[0029]
Next, what is shown in FIG. 8 to FIG. 12 shows a lateral
[0030]
The lateral
As shown in FIGS. 8, 9 and 10A, the lateral
[0031]
The
In the
As shown in FIG. 10B, when a pressing force in the direction of the arrow acts on the
[0032]
As for the
[0033]
Further, as shown in FIG. 10A, when the
[0034]
FIG. 12 shows a lateral
[0035]
In FIG. 12, some
[0036]
Further, the lateral
[0037]
Further, even when the
Therefore, also in this embodiment, a lateral displacement occurs in a part of the slats 14 of the winding curtain portion RC, or the
[0038]
In addition, since it is almost impossible to keep the
Further, the lateral
Furthermore, in this embodiment, the
[0039]
In the above-described embodiment,
[0040]
【The invention's effect】
As described above, according to the shutter device of the present invention, the lateral deviation detecting means can detect the lateral deviation of the slat or the lateral deviation of the entire shutter curtain at the initial stage, so that the slat can be correctly positioned. The maintenance can be performed at an early stage so that the shutter curtain is in a normal state, and the durability of the shutter curtain can be maintained and long-term use is possible.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic view showing a shutter device according to the present invention.
FIG. 2 is a view taken along the line II-II in FIG.
FIG. 3 is a diagram showing a specific structure of a lateral deviation detecting means which is a constituent member of the present invention.
4 is a view taken along the line IV-IV in FIG. 3;
FIG. 5 is a view taken along the line VV in FIG. 3;
FIG. 6 is a diagram showing a state in which a displacement sensor constituting a lateral deviation detecting unit according to the present invention detects the movement of a movable arm.
FIG. 7 is a diagram showing a state in which a lateral deviation detecting unit according to the present invention detects lateral deviation of a slat.
FIG. 8 is a diagram showing a specific structure of a lateral deviation detecting unit having a structure different from that in FIG. 3;
9 is a view taken along line IX-IX in FIG.
10 is a view taken along the line XX of FIG.
11 is a view showing a state in which a displacement sensor constituting the lateral deviation detecting means shown in FIG. 8 detects the movement of the movable arm.
12 is a diagram showing a state in which the lateral deviation detecting means shown in FIG. 8 detects a lateral deviation of a slat. FIG.
[Explanation of symbols]
2 Shutter curtain 4
10
14, 14A, 14B,
Claims (1)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003179286A JP2005016058A (en) | 2003-06-24 | 2003-06-24 | Shutter device |
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---|---|---|---|
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ID=34180652
Family Applications (1)
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012241343A (en) * | 2011-05-16 | 2012-12-10 | Bunka Shutter Co Ltd | Opening/closing device |
JP2012241342A (en) * | 2011-05-16 | 2012-12-10 | Bunka Shutter Co Ltd | Opening/closing device |
JP2015183502A (en) * | 2014-03-26 | 2015-10-22 | 株式会社Lixil鈴木シャッター | Shutter apparatus |
JP2017031596A (en) * | 2015-07-30 | 2017-02-09 | 三和シヤッター工業株式会社 | Displacement detector for slat of architectural shutter device |
-
2003
- 2003-06-24 JP JP2003179286A patent/JP2005016058A/en active Pending
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