【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はグリップ(2)の外周に突起(5〜11)数個、設けた硬式テニスラケットに関するものである、またスポーツ用具の軟式テニスラケット、バトミントンラケット、卓球ラケット、野球バット、スキーストック、和・洋弓の弓、ゴルフクラブ、釣具、棒高跳びのバー、槍投げの各グリップ、更に安全性をもとめられる杖類、浴室、階段、病院、乗物、の手すり等のグリップ及び作業工具のハンドドリル、エアーハンマーにも利用できる。
【0002】
【従来の技術】
(イ) テニスラケットのフレーム(1)の材質及び形状、大きさ、質量、ガット(3)の種類、張り強さ、グリップ(2)のサイズは変更改良され、種類も多くなりましたが、グリップ(2)の断面八角形図14は変化なく、その外周にグリップレザー(21)及び指サイズ(a〜e)に合わせる目的で調整用にグリップテープ(20)を各人がラケット購入後に巻きつけて使用している。
(ロ) 登録実用新案公報、考案の名称、ラケットのグリップの構造、実用新案登録番号3029239、登録日平成8年(1996)7月10日、出願日平成8年(1996)2月8日、実用新案権者593207868、株式会社エディ、東京都世田谷区下馬1丁目32番10号、考案者伊良原永三郎。
課題としてテニスラケット等のラケットのグリップにおいて、グリップを握る際に滑りを発生し難くして握り力(グリップ力)を高めつつ、握り易くする。
解決手段として、ラケットのグリップ形成端部の外皮を形成するテープを利用してグリップ外周面に凸部と凹部が交互に夫々螺旋状をなして形成されるようにした。
考案の成果として、グリップを握る際に滑りが発生し難くなり、握る力(グリップ力)がアップし、しかも凸部と凹部間の段差を適度に設定できるから、グリップが握り易くなるという利点がある。
従来より、グリップ(2)について多くの提案がなされましたが、しかし、大量生産方式により、各人が満足する経済的なものは今だ使用されていません。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来品は次のような欠点がありました。
(イ) グリップ(2)を握ったとき、各指(12〜16)と手のひらの内側のみで接触するため、打球の際ラケットの保持力が弱く、スピードのある返球ができず、ラケットのぐらつきを生じたり、またグリップ(2)でのすべりもあり満足した返球が困難でした。
(ロ) 発汗の激しい場合は、体力の消耗と重なりラケットが手から外れることがある。
(ハ) 手の大きさ、グリップ力は個人差が大きく、全ての人が満足できるラケットの製作は困難ですが、非力な人でも今より少しでも上達したい、プロの人においても更なる球速のスピードアップ、安定した返球が望まれている。
本発明はこれらの欠点を解決するためのものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
グリップシャフト(4)に合成樹脂で作った突起(5〜11)数個を各指(12〜16)のサイズ(a〜e)に合わせて固定し、その外周にグリップテープ(20)を巻きつけたものである。突起数個の製法、固定わ特許請求項2〜6による。
【0005】
【発明実施の形態】
各指(12〜16)のサイズ(a〜e)に合わせて、7個設けた突起(5〜11)をもつグリップ(2)を握ると、手のひらと各指(12〜16)5本との接触面積が約40%広くなりその増加分、抵抗と振動の吸収が単位面積当たり小さくなる。
その請求項と実施例を各図について以下説明する。
(イ) 図1はグリップシャフト(4)に突起(5〜11)数個を、請求項1によりその接触面積が広くなり、保持力が増すことを特徴とする突起のあるグリップを持つテニスラケット(18)の正面全体図である。
図2は突起(5〜11)のあるグリップ(2)を握った際の指(12〜16)、との接接触面積が広いことが明らかになり、グリップ(2)の保持力が増すことを特徴とする突起のあるグリップを持つ正面一部断面図である。
図3は指(12〜16)のサイズ(a〜e)を測る要領図で、現在と同じくラケットの種類、グリップサイズ(X・Y・Z)、ガットの種類及び張り強さを決める際に各人の指(12〜16)のサイズ(a〜e)も測り、完成後に各人に、渡す。
本構造では各人の指のサイズに合わすことを特徴とする突起のあるグリップの製法となる右手の寸法測定要領図である。
図4は図2のグリップシャフト(4)、突起(5〜11)、指(12〜16)のサイズ(a〜e)、グリップテープ(20)の関係を示す請求項2の突起のあるグリップの正面一部断面図である。
更に大量生産方式として突起(5〜11)、指(12〜16)のサイズ(a〜e)、グリップサイズ(X・Y・Z)を合わせ、数種類に分けて標準化してその中から各人が選ぶことを特徴とする突起のあるグリップの製法である。
図5はグリップシャフト(4)の断面八角形に設けた突起(5〜9)と(1011)、グリップテープ(20)、グリップサイズ(X・Y・Z)の関係を示す突起のあるグリップ製法を理解しやすくする為の断面図である。
(ロ) 図6はグリップシャフト(4)に突起(5〜11)の組付けを簡単にする為にグリップシャフト(4)に挿入する(フレーム)側の筒状(17)を数個先、に組付け、次に突起(5〜11)1〜2個と筒状(17)の一部とを形成する部分とを一体成型したものを数個作り、指(12〜16)のサイズ(a〜e)及びグリップサイズ(X・Y・Z)に合わせ、グリップシャフト(4)に順次組み付けその外周にグリップテープ(20)を巻き付けた、指のサイズ及びグリップサイズを各人に合わせることを特徴とする請求項3の突起のあるグリップの製法を示す正面一部断面図である。
大量生産方式として突起(5〜11)、指(12〜16)のサイズ(a〜e)、グリップサイズ(X・Y・Z)を合わせ、数種類に分けて標準化してその中から各Kが選べることを特徴とする突起のあるグリップの製法を示す正面一部断面図である。
図7はグリップシャフト(4)の断面八角形に設けた突起(5〜9)と(10、11)及び筒状(17)、グリップテープ(20)、グリップサイズ(X・Y・Z)の関係を示す突起のあるグリップの製法を理解しやすくする為の断面図である。
(ハ) 図8は図4、6図より更に部品点数を少なくする目的の大量生産方式として突起(5〜11)数個を指(12〜16)のサイズ(a〜e)、筒状(17)、グリップサイズ(X・Y・Z)を合せ、数種類に分けて標準化して一体成型した袋状(18)を作り、その中から各人が選べることを特徴とする請求項4の突起のあるグリップの製法を示す正面一部断面図である。
本構造は一体成型品をグリップシャフト(4)に組付けは簡単な製法とんなる。
図9はグリップシャフト(4)の断面八角形に設けた突起(5〜11)数個、グリップサイズ(X・Y・Z)、筒状(17)、グリップテープ(20)の関係を示す突起のあるグリップの製法の断面図である。
(ニ) 図10は大量生産方式による部品点数を少なくする目的でグリップシャフト(4)の材料に突起(5〜11)数個、指(12〜16)のサイズ(a〜e)、グリップサイズ(X・Y・Z)に合せ、数種類に分けて標準化したものを一体成型した請求項5による突起のあるグリップの中から各人が選べることを特徴とする製法を示す正面一部断面図である。
(ホ) 図11はグリップシャフト(4)の断面八角形と突起(5〜11)数個、を一体成型したグリップサイズ(X・Y・Z)、グリップテープ(20)、指(12〜16)のサイズ(a〜e)の関係を示す突起のあるグリップの製法の断面図である。
本構造は一体成型品をグリップシャフト(4)に組付けは簡単になる。
(ヘ) 図12は従来品の正面全体図である。
図13は従来品のグリップ(2)を右手にて握った場合の正面一部断面図である。
図14は従来品のグリップシャフト(4)及びグリップレザー(21)の関係を示す断面図である。
(ト) 図15は本考案の突起(5〜11)7個を設けることにより、従来品と約40%その接触面積が広くなることを証明する為に右手のひら及び指(12〜16)の両側に黒色インクを塗布して、本考案のグリップ(2)を握るとグリップテープ(20)に付着した黒色インクの斜線部5箇所を示した正面図である。
図16は図15の平面図である。
図17は図15の背面図である。
(チ) 図18は図15〜17の要領で黒色インクの付着したグリップテープ(20)を巻きほどいた全長約1050mmを約3分割した斜線部がその接触面積を表したものである。
図19は図15〜17と同要領で従来品の接触面積を表したものである。
その接触面積が約40%広くなった本発明のグリップ(2)にグリップテープ(20)を巻きつけた状態で、右手のひら及び各指(12〜16)の内、側面に黒色インクを塗布した後、グリップ(2)を握り黒色インクのついたグリップテープ(20)を巻きほどいて、その面積を作図により比較、算出し、その接触面積が広いことを証明しました。
(リ) 図20は実用新案登録請求のラケットのグリップ形成端部1外周面に直接若しくはクッション材を介して螺旋状に巻回して貼着される所定の厚みと幅と長さを有する細長いテープ2の長手方向の両側端部のうち一方のみの内面を略テーパ状をなす面2aに形成し、テープ2の巻回状態でテープ2の隣り合う側端部同士が重なり合うようにし、テープ2の巻回状態において、テープ2表面の重合部に相当する部位に凸部4が、非重合部に相当。する部位に凹部5が交互に夫々螺旋状をなして形成されるようにした。
従来より、グリップ(2)について多くの提案がなされましたが、しかし大量生産方式により、各人が満足する経済的なものは今だ使用されれてません。
【0006】
【実施例】
従来品のラケットのグリップレザー(21)を巻きほどいて、自作の突起(5〜11)7個を合成樹脂で約60分の時間で作り、グリップシャフト(4)に指(12〜16)のサイズ(a〜e)に合わせて固定し、市販のグリップテープ費約300円、を巻き付けて目作出来たことより製作技術も簡単で、安価なことを特徴とする突起のあるグリップの請求項6に準じた製法である。
【0007】
【発明の効果】
(イ) 本発明のテニスラケットを握ると、手のひら、指との接触面積が約40%広くなり、従来通りに握ってもその分グリップ力がアップしラケットの保持力が増加するため打球のスピードが速く安定度も良くなる。その結果、強力な返球ができるようになり、攻撃的テニスを生み出すことができる。
(ロ) 発汗の激しいプレー中に手の中でラケットがすべったり、ひどい時には保持している手のひらからはずれるということを防止できる。
以上の効果を更に増すためにグリップテープ(20)、グリップレザー(21)の材質を更にやわらかくし、伸縮性や汗の吸収性に富んだ長寿命品及び突起(5〜11)と手のひら、各指(12〜16)に適合する開発品が望まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のグリップ(2)を設けたテニスラケットの正面図である。
【図2】本発明のグリップ(2)を設けたテニスラケットを握った正面一部断面図である。
【図3】本発明のグリップ(2)に設けた突起(5〜11)7個の指(12〜16)のサイズ(a〜e)の測定位置を示す。
【図4】本発明のグリップ(2)に突起(5〜11)を7個、指(12〜16)のサイズ(a〜e)に合わせて固定し、その外周にグリップテープ(20)を巻きつけた図2の正面一部断面図である。
【図5】本発明の図2のグリップ(2)の断面図である。
【図6】本発明の突起(5〜11)と筒状(17)を一体成型したものを数個作り、グリップシャフト(4)に挿入し、その外周にグリップテープ(20)を巻き付けた請求項2の正面一部断面図である。
【図7】本発明の図6のグリップ(2)の断面図である。
【図8】グリップシャフト(4)に突起(5〜11)数個と筒状(17)とを一体成型した袋状のものをグリップシャフト(4)に挿入し、グリップテープ(20)を巻きつけた請求項4の正面一部断面図である。
【図9】本発明の図8のグリップ(2)の断面図である。
【図10】グリップシャフト(4)の材料に突起(5〜11)数個を指(12〜16)のサイズ(a〜e)、グリップサイズ(X・Y・Z)に合わせ、一体成型し、数種類に分けて標準化してその中から各人が選ぶことを特徴とする突起のあるグリップの製法を示す正面一部断面図である。
【図11】本発明の図10のグリップ(2)の断面図である。
【図12】従来品の正面図である。
【図13】従来品のテニスラケットを握った正面一部断面図である。
【図14】従来品の図12のグリップ(2)の断面図である。
【図15】手のひら及び各指に黒色インクを塗布して、本発明のグリップ(2)を握っ正面の着色部である。
【図16】本発明の図15の平面の着色部である。
【図17】本発明の図15の背面の着色部である。
【図18】本発明のグリップ(2)を握った時の接触面積
【図19】従来品のグリップ(2)を握った時の接触面積
【図20】実用新案登録請求のラケットのグリップ形成端部(A)は側面図、(B)は断面図である。
【符号の説明】
1.フレーム 8.突起
2.グリップ 9.突起
3.ガット 10.突起
4.グリップシャフト 11.突起
5.突起 12.人差し指
6.突起 13.中指
7.突起 14.薬指
15.小指 a.親指サイズ
16.親指 b.人差し指サイズ
17.筒状 c.中指サイズ
18 テニスラケット d.薬指サイズ
20.グリップテープ e.小指サイズ
21.グリップレザー X.グリップシャフト縦寸法
Y.グリップシャフト横寸法
Z.グリップ(2)の外周長さ
22登録実用新案公報の符号の説明
2a 略テーパ状をなす面 G グリップ
2b 略直角な面 1 グリップ形成端部
3 両面テープ 2 テープ
4 凸部 2A 外被材
5 凹部 2B クッション材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a hard tennis racket provided with several protrusions (5 to 11) on the outer periphery of the grip (2), and also a soft tennis racket for sports equipment, a badminton racket, a table tennis racket, a baseball bat, a ski stock, a sum・ Early bows, golf clubs, fishing gear, pole vaulting bars, rod throwing grips, canes for further safety, grips for handrails in bathrooms, stairs, hospitals, vehicles, hand drills for work tools, air hammers Can also be used.
[0002]
[Prior art]
(I) The material and shape, size, mass, type of gut (3), tension strength and size of grip (2) of the tennis racket frame (1) have been changed and improved. The octagonal cross section of the grip (2) is not changed. The grip tape (20) is wound around the outer periphery of the grip (2) and the grip tape (20) for adjustment in order to match the grip leather (21) and finger size (ae). I am using it.
(B) Registered utility model publication, device name, racket grip structure, utility model registration number 3029239, date of registration July 10, 1996 (1996) February 8, 1996, Utility model owner 59383868, Eddie Co., Ltd., 1-32-10, Shimouma, Setagaya-ku, Tokyo, Eisaburo Irahara.
As a problem, in the grip of a racket such as a tennis racket, it is difficult to generate a slip when gripping the grip, and the grip strength (grip strength) is increased while making it easy to grip.
As a means for solving the problem, a tape that forms the outer skin of the grip-forming end of the racket is used so that the convex and concave portions are alternately formed in a spiral shape on the outer peripheral surface of the grip.
As a result of the invention, slipping is less likely to occur when gripping the grip, the gripping force (grip force) is increased, and the step between the convex part and the concave part can be set appropriately, so that the grip is easy to grip is there.
Conventionally, many proposals have been made for grip (2), but due to the mass production method, economical ones that satisfy everyone are still not used.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Conventional products had the following disadvantages.
(A) When gripping the grip (2), the fingers (12 to 16) are in contact with the inside of the palm only, so the holding power of the racket is weak when hitting, and the ball cannot be returned with speed, and the racket wobbles. It was difficult to return the ball because of the slipping and grip (2).
(B) When sweating is intense, the racket may come off the hand due to exhaustion of physical strength.
(C) The size of the hand and grip strength vary greatly from person to person. It is difficult to make a racket that everyone can be satisfied with, but even a weak person wants to improve even a little more than now, even for professionals, with a higher ball speed. Speed-up and stable return are desired.
The present invention is to solve these drawbacks.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
A number of protrusions (5-11) made of synthetic resin are fixed to the grip shaft (4) according to the size (ae) of each finger (12-16), and the grip tape (20) is wound around the outer periphery. It is attached. According to the manufacturing method of several protrusions and the fixed wire claims 2-6.
[0005]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
According to the size (ae) of each finger (12-16), when gripping the grip (2) having seven projections (5-11), the palm and five fingers (12-16) The contact area is increased by about 40%, and the increase in resistance and vibration absorption are reduced per unit area.
The claims and examples will now be described with reference to the figures.
(A) FIG. 1 shows a tennis racket having a grip with a protrusion, characterized in that several protrusions (5 to 11) are provided on the grip shaft (4), and the contact area is increased according to claim 1 to increase the holding force. It is a front whole figure of (18).
FIG. 2 shows that the contact contact area with the fingers (12 to 16) when gripping the grip (2) having the protrusions (5 to 11) is wide, and the holding force of the grip (2) is increased. It is a front fragmentary sectional view with the grip with a protrusion characterized by these.
Fig. 3 is a schematic diagram for measuring the size (a to e) of fingers (12 to 16). When determining the type of racket, grip size (X, Y, Z), type of gut, and tension The size (ae) of each person's finger (12-16) is also measured and handed to each person after completion.
In this structure, it is a diagram for measuring the dimensions of the right hand, which is a method of manufacturing a grip with a protrusion, which is characterized by being adapted to the size of each person's finger.
FIG. 4 shows the relationship between the grip shaft (4), protrusions (5-11), fingers (12-16) size (ae) and grip tape (20) of FIG. FIG.
Furthermore, as a mass production method, the projections (5-11), finger (12-16) sizes (ae), and grip sizes (X, Y, Z) are combined and standardized by dividing into several types. Is a method of manufacturing a grip with a protrusion, characterized by selecting.
FIG. 5 shows a process for producing a grip with protrusions showing the relationship between the protrusions (5-9) and (1011), the grip tape (20), and the grip size (X, Y, Z) provided on the octagonal section of the grip shaft (4). It is sectional drawing for making it easy to understand.
(B) FIG. 6 shows several (17) cylinders (17) on the (frame) side to be inserted into the grip shaft (4) in order to simplify the assembly of the protrusions (5 to 11) on the grip shaft (4). Next, several pieces are formed by integrally molding one or two projections (5 to 11) and a part forming a cylindrical shape (17), and the size of fingers (12 to 16) ( a to e) and the grip size (X, Y, Z), the grip shaft (4) is sequentially assembled, and the grip tape (20) is wound around the outer periphery to match the finger size and grip size to each person. It is a front fragmentary sectional view which shows the manufacturing method of the grip with a protrusion of Claim 3 characterized by the above-mentioned.
As a mass production method, the projections (5-11), finger (12-16) sizes (ae), and grip sizes (X, Y, Z) are combined and standardized by dividing into several types. It is a front fragmentary sectional view which shows the manufacturing method of the grip with a processus | protrusion characterized by selecting.
FIG. 7 shows protrusions (5-9) and (10, 11) and a cylindrical shape (17), grip tape (20), grip size (X, Y, Z) provided on the octagonal cross section of the grip shaft (4). It is sectional drawing for making it easy to understand the manufacturing method of the grip with the protrusion which shows a relationship.
(C) FIG. 8 is a mass production system for further reducing the number of parts compared to FIGS. 4 and 6, and several projections (5 to 11) with fingers (12 to 16) in size (ae) and cylindrical ( 17), the grip size (X, Y, Z) is combined, standardized by dividing into several types, and integrally molded into a bag shape (18), from which each person can choose It is a front fragmentary sectional view which shows the manufacturing method of a certain grip.
In this structure, assembling the integrally molded product to the grip shaft (4) is a simple manufacturing method.
FIG. 9 shows the relationship between several protrusions (5 to 11) provided on the octagonal section of the grip shaft (4), grip size (X / Y / Z), cylindrical shape (17), and grip tape (20). It is sectional drawing of the manufacturing method of a certain grip.
(D) FIG. 10 shows the material of the grip shaft (4) with several protrusions (5 to 11), finger (12 to 16) size (ae), and grip size for the purpose of reducing the number of parts by mass production method. (X, Y, Z) is a partial front sectional view showing a manufacturing method characterized in that each person can select from among the grips with protrusions according to claim 5 integrally molded according to (X, Y, Z). is there.
(E) FIG. 11 shows a grip size (X, Y, Z), grip tape (20), fingers (12 to 16) formed by integrally molding an octagonal section of the grip shaft (4) and several protrusions (5 to 11). ) Is a cross-sectional view of a manufacturing method of a grip with a protrusion showing a relationship between sizes (a to e).
This structure makes it easy to assemble the integrally molded product to the grip shaft (4).
(F) FIG. 12 is an overall front view of a conventional product.
FIG. 13 is a partial cross-sectional view of the front when the conventional grip (2) is held with the right hand.
FIG. 14 is a cross-sectional view showing the relationship between the conventional grip shaft (4) and grip leather (21).
(G) FIG. 15 shows that the contact area of the right hand palm and fingers (12 to 16) is increased by providing 40 protrusions (5 to 11) according to the present invention to increase the contact area of the conventional product by about 40%. It is the front view which showed five shaded parts of the black ink which apply | coated black ink on both sides and adhered to the grip tape (20) when the grip (2) of this invention was gripped.
FIG. 16 is a plan view of FIG.
FIG. 17 is a rear view of FIG.
(H) FIG. 18 shows the contact area of the hatched portion obtained by dividing the total length of about 1050 mm, which is obtained by unwinding the grip tape (20) to which the black ink is attached, in the manner shown in FIGS.
FIG. 19 shows the contact area of the conventional product in the same manner as FIGS.
With the grip tape (20) wrapped around the grip (2) of the present invention whose contact area was increased by about 40%, black ink was applied to the side of the right palm and each finger (12 to 16). Later, he gripped the grip (2) and unwound the grip tape (20) with black ink, and compared and calculated the area by drawing and proved that the contact area was wide.
(L) FIG. 20 shows a slender tape having a predetermined thickness, width, and length that is attached to the outer peripheral surface of the grip-forming end 1 of the racket of the utility model registration request by being wound in a spiral shape directly or via a cushion material. The inner surface of only one of the two side end portions in the longitudinal direction of 2 is formed on a substantially tapered surface 2a so that adjacent side end portions of the tape 2 overlap each other when the tape 2 is wound. In the wound state, the convex part 4 corresponds to a non-polymerized part at a part corresponding to the superposed part on the surface of the tape 2. The concave portions 5 are alternately formed in a spiral shape at the portions to be formed.
Conventionally, many proposals for grip (2) have been made, but due to the mass production method, economical ones that satisfy everyone are still not used.
[0006]
【Example】
Unwind the conventional grip leather (21) of racket, make 7 self-made protrusions (5-11) in synthetic resin in about 60 minutes, and put fingers (12-16) on the grip shaft (4) Claims for a grip with a protrusion, characterized in that it is fixed according to the size (a to e), and a commercially available grip tape cost of about 300 yen is wound around, so that the production technique is simple and inexpensive. This is a production method according to 6.
[0007]
【The invention's effect】
(B) When the tennis racket of the present invention is gripped, the contact area with the palm and fingers is increased by about 40%, and the gripping force is increased and the holding power of the racket is increased even if it is gripped as usual. Is fast and stable. As a result, a strong return can be made and aggressive tennis can be created.
(B) It is possible to prevent the racket from slipping in the hand during play with intense sweating or coming off from the palm of the hand when it is severe.
In order to further increase the above effects, the material of the grip tape (20) and grip leather (21) is further softened, and has a long-life product and protrusions (5 to 11) and palms which are rich in elasticity and sweat absorption. A developed product that fits the fingers (12-16) is desired.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a tennis racket provided with a grip (2) of the present invention.
FIG. 2 is a partial front sectional view of a tennis racket provided with a grip (2) according to the present invention.
FIG. 3 shows measurement positions of sizes (a to e) of seven fingers (12 to 16) of projections (5 to 11) provided on the grip (2) of the present invention.
FIG. 4 A grip (2) of the present invention is fixed with seven protrusions (5 to 11) according to the size (ae) of fingers (12 to 16), and grip tape (20) is attached to the outer periphery thereof. FIG. 3 is a partial front sectional view of FIG.
FIG. 5 is a cross-sectional view of the grip (2) of FIG. 2 of the present invention.
FIG. 6 is a diagram in which several protrusions (5 to 11) and a cylindrical shape (17) of the present invention are integrally molded, inserted into the grip shaft (4), and grip tape (20) is wound around the outer periphery thereof. It is a partial front sectional view of item 2.
7 is a cross-sectional view of the grip (2) of FIG. 6 of the present invention.
[Fig. 8] Insert a bag-shaped product in which several protrusions (5 to 11) and a cylindrical shape (17) are integrally formed on the grip shaft (4) into the grip shaft (4) and wind the grip tape (20). It is the front fragmentary sectional view of Claim 4 attached.
9 is a cross-sectional view of the grip (2) of FIG. 8 of the present invention.
[Fig. 10] Grip shaft (4) material with several protrusions (5-11) matched to finger (12-16) size (ae) and grip size (XY / Z) FIG. 5 is a partial front sectional view showing a method of manufacturing a grip with a protrusion, which is characterized by being divided into several types and standardized by each person.
11 is a cross-sectional view of the grip (2) of FIG. 10 of the present invention.
FIG. 12 is a front view of a conventional product.
FIG. 13 is a partial front sectional view showing a conventional tennis racket.
14 is a cross-sectional view of the grip (2) of FIG. 12 which is a conventional product.
FIG. 15 is a colored portion on the front surface where black ink is applied to the palm and each finger to grip the grip (2) of the present invention.
16 is a colored portion of the plane of FIG. 15 of the present invention.
FIG. 17 is a colored portion on the back surface of FIG. 15 of the present invention.
18 is a contact area when the grip (2) of the present invention is gripped. FIG. 19 is a contact area when the grip (2) of the conventional product is gripped. FIG. Part (A) is a side view, and (B) is a sectional view.
[Explanation of symbols]
1. Frame 8. Protrusion 2. Grip 9. Protrusion 3. Got 10. Protrusion 4. 10. Grip shaft 4. Projection Projection 12. Index finger Projection 13. Middle finger Projection 14. Ring finger 15. Little finger a. Thumb size16. Thumb b. Index finger size 17. Tubular c. Middle finger size 18 tennis racket d. Ring finger size20. Grip tape e. Little finger size 21. Grip leather X. Grip shaft length Y. Grip shaft lateral dimension Z. Grip (2) Perimeter Length 22 Description of Registered Utility Model Gazettes 2a Surface with substantially taper G Grip 2b Surface with substantially right angle 1 Grip forming end 3 Double-sided tape 2 Tape 4 Convex 2A Outer material 5 Concave 2B cushion material