JP2005013464A - 生体光計測装置 - Google Patents

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剛 山本
Yukari Yamamoto
由香里 山本
Daiki Sato
大樹 佐藤
Hideo Kawaguchi
英夫 川口
Hideaki Koizumi
英明 小泉
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Abstract

【課題】生体光計測装置を用いた診断において、計測時間を短縮化する。
【解決手段】以前の検査と現在の検査におけるセンサーの装着状態を、被験者の近傍で確認できるようにする。そのため、被検査体の近傍に、過去の検査結果や現在の検査の状態を表示する画面を具備する。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
光を用いて生体の代謝物質濃度もしくはその濃度変化を計測する生体光計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
人の脳の活動を知ることが出来れば、脳の病気の診断が可能になるのみならず、人の心理状態を知ることが可能となる。その結果、医療・福祉分野など幅広い応用をもたらすことが期待されている。このような脳を計測する装置としては、陽電子断層撮像法(Positron Emission Tomography:PET)、機能的磁気共鳴描画装置(Magnetic Resonance Imaging:MRI)、脳波形などがある。
【0003】
さらに、これらの技術に加えて、近赤外光に代表される光を用いて、脳活動に伴う大脳皮質での血液量変化を多点で計測し、その血液量変化を動画像や静止画像として表示する技術(生体光計測装置)が、既に実用化され、例えば、非特許文献1にて公開されている。以下、生体光計測技術の基本的なことを非特許文献1を基礎に説明する。
【0004】
図1は、上記非特許文献1などで公開されている計測方法の装置構成を示す図である。被検体11は、計測に際してヘルメット(プローブ)12を装着する。このヘルメットは、発光ダイオード、半導体レーザ、ランプに代表される光照射器13へ接続した光ファイバ14やアバランシェフォトダイオード、光電子増倍管に代表される光検出器15を接続した光ファイバ16を接続するために、光ファイバホルダ17を具備する。光ファイバ14や光ファイバ16に示した光ファイバの先端は、被検体11の頭髪を掻き分けて、その頭皮上に軽く接触している。これは、頭髪が光ファイバの先端と頭皮の間に挟まると、光伝送効率が低下するためである。前記光照射器13は複数具備されており、それぞれの時刻に対する出力光強度は制御装置18にて管理される。その制御内容は、伝送ケーブル19を用いて、光検出器15へ接続した信号処理装置110へ送信され、信号処理装置110で生体内部を通過した光の強度変化を推定することに使用する場合もある。また、111は、パーソナルコンピュータ、ワークステーションに代表される電子計算機であり、伝送ケーブル113を用いて、制御装置18へ制御内容を送信し、信号処理装置110での処理結果を伝送ケーブル114を用いて、取り込み、解析を行う。解析結果は、電子計算機111の表示画面112にて表示される。115,116は電子計算機111の入力装置であるキーボードおよびマウスである。
【0005】
図2は、前記光照射器13へ接続した光ファイバ14を固定するホルダ17と前記光検出器15へ接続した光ファイバ16を固定するホルダ17との間を伝播する光の経路21を示す図である。各ホルダ17は、光ファイバをネジ24を用いて固定している。これらホルダは、樹脂25で固定されており、その結果、光ファイバの先端は被検査体の頭皮26へ接触している。本図2では、ヒトの典型的な脳の構造を示している。この脳の構造とは、前記した頭皮に加えて、頭蓋骨27、脳脊髄液層28、大脳皮質29などから構成されている。これら生体組織は、光学的な散乱特性と吸収特性を有し、特に頭蓋骨27の光散乱特性は大きいことが知られている。このため、光照射器13から照射された光は、光散乱特性により散乱され、また、光吸収特性により、徐々に強度が失われることが知られている。ここで、図中に示したホルダ17は約30mm間隔で配置されている。
【0006】
このような配置間隔とすると、光照射器13へ接続した光ファイバ14から照射された光は、図に示したようなバナナ形状21で生体組織内部を伝播し、光検出器15へ接続した光ファイバ16へ到達し検出されることが知られている。尚、計測には、生体組織に対して透過性の高い近赤外光(波長:600ナノメートルから900ナノメートルを使用する。図中の22は、大脳皮質29での脳の活動に伴い、血液量に代表される生体内代謝物質の濃度が増加した領域を示している。
【0007】
血液は様々な物質から構成されているが、その中でヘモグロビン(酸素化ヘモグロビンと脱酸素化ヘモグロビンは計測に使用する近赤外光を吸収することが知られている。その結果、血液量が増加すると、検出される光の強度が減衰することが知られている。即ち、この検出光の変化をセンシングすることで、血液量変化を推定することが出来る。この推定法の詳細な記述は、非特許文献1に記載されている。
【0008】
前記非特許文献1に記載された生体光計測装置の大きな特長は、このような光照射器と光検出器を被検査体の頭皮上に2次元的に配置していることである(図3)。この結果、脳活動に伴う血液量変化の分布を可視化することが可能になる。
【0009】
図3には、光照射器13へ接続した光ファイバホルダの配置位置31と光検出器15へ接続した光ファイバホルダの配置位置32を示している。これらのホルダは約30mm間隔で空間的に交互に配置されている。ここで、再度図2を参照する。この図2によれば、バナナ形状21の太さは光照射器13へ接続した光ファイバホルダの配置位置31と光検出器15へ接続した光ファイバホルダの配置位置32の中点の直下の位置33で最大となっている。このため、血液量変化に対する感度は、この中点で最大となることが知られている。そこで、この中点をサンプリング点33と呼び、1対の光ファイバで検出された血液量変化の位置情報を与える点としている。
【0010】
図3では、光照射器13へ接続した光ファイバホルダの配置位置31、光検出器15へ接続した光ファイバホルダの配置位置32およびサンプリング点33を、代表する2つの配置位置および1つのサンプリング点についてのみ参照符号を付した。他のホルダの配置位置およびサンプリング点も同じ白丸または黒丸および四角にハッチングの表示で示したことから分かるように、図の例では24のサンプリング点が存在する。この24個のサンプリング点の情報を用いて、図4に例示するような脳活動の可視化が可能になっている。
【0011】
図4では、各サンプリング点での血液量変化を空間的に補間して得たトポグラフィ画像41の一例を示している。この画像は、ある時刻での血液量変化の空間的な分布を得ることも可能であるし、また、脳活動期間中の血液量変化の平均値を画像化することも可能である。この図が示すように、生体光計測装置を用いると、脳の活動を計測することが可能になる。また、この画像は、図に示したように、照射用光ファイバホルダの配置位置31、検出用光ファイバホルダの配置位置32およびサンプリング点33の分布を重ね合わせて表示することが出来る。このため、局在化した脳活動の位置の推定も可能になっている。
【0012】
このように、光を用いて脳機能を計測しその結果を画像化できるようになった結果、以下に述べる様々な応用が考えられている。
【0013】
この計測法では、微弱な光を用いてヘルメットを装着するだけで計測が可能であるため、安全性が高く自由な姿勢で検査に臨むことが可能である。このため、乳幼児から老人まで、幅広い年齢層のヒトを計測することが可能である。例えば、従来から計測に使用されてきた磁気共鳴描画装置や陽電子放出型断層撮影では、計測中身動きをすることが許されず、特に、乳幼児の場合、動きを抑制するためには、麻酔や鎮静剤が投与される場合もあった。このような場合、正確な脳機能の活性化を計測することは困難であった。また、子供や高齢者に関わらず一般的に、被験者は閉ざされた空間で身動きが取れない状態で検査を受けるため、精神的にも通常の生活条件とは異なることが問題であった。
【0014】
これに対して、光を用いた脳機能計測装置では、自由な姿勢で検査が可能であるため、従来の脳機能計測装置では計測が困難であった言語機能、聴覚機能などの計測が可能であることが示されている。これらの計測が可能であると、様々な更なる応用が可能となる。
【0015】
例えば、言語機能の回復のリハビリモニターなどが可能になる。疾病により言語機能に障害を負った場合でも、脳の可塑性により、機能が回復されることが知られており、この機能の回復を光を用いた脳機能計測装置で観測できれば、回復の定量的な評価が可能となる。このように、光を用いた生体光計測装置を用いて、リハビリテーションのように繰返し同じ被験者の脳機能を計測する場合、センサーの装着位置の再現性が必要になる。しかし、ヒトの頭部には頭髪があり、その量には個人差がある。また、頭蓋骨の厚みに代表される脳の構造は個人差もあり、また、部位によっても異なる。この結果、図1に示したようなヘルメットを装着しても、被験者ごとに、また、装着した頭部上の部位やチャンネル毎に、別の言い方をすれば、光源と検出器のペア毎に、透過光強度は異なる。特に透過光強度が低い場合は、光源あるいは検出器の計測用光ファイバの先端と頭皮の間の接触状況が悪いわけであり、接触部に頭髪が挟まらないよう、頭髪の掻き分けをしっかり行う必要がある。一方、透過率が高いチャンネルに関しては、それ以上、掻き分けを入念に行う必要がない。
【0016】
【非特許文献1】
Atsushi Maki, Yuichi Yamashita, Yoshitoshi Ito, Eijyu Watanabe, Yoshiaki Mayanagi, and Hideaki Koizumi, ”Spatial and temporal analysis of human motor activity”, Medical Physics, Vol. 22(No. 12), pp. 19972005(1995).(アツシ マキ、ユウイチ ヤマシタ、ヨシトシ イトウ、エイジュ ワタナベ、ヨシアキ マヤナギ、ヒデアキ コイズミ、「ヒト運動野の活性化状態の時空間解析」、メディカルフィジックス、第22巻(12号)、1997ページから2005ページ(1995年))
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
このように、多様な用途で効果的に活用できることが期待される生体光計測装置を実用に供する上での最も重要な課題の一つはヘルメットが手軽に装着でき、且つ短時間に計測ができるようにして被検者に負担をかけないことである。もう一つの重要な課題は、ヘルメットの装着が、一人の検査技師または医師(以下、簡便のために検査技師で代表させる)で容易にできるようにして、医療費を低減できることである。
【0018】
図5に、従来の生体光計測装置の装置構成とヘルメットの装着時の状態を示す。図1に示した表示装置112、キーボード115およびマウス116は机上に配置されている。机の下部には筐体51があり、ここに、図1に示した計測用光照射器13、検出器15、制御装置18、信号処理装置110および電子計算機111が収納されている。計測用光照射器13および検出器15に結合された光ファイバ14および16を束にした光ファイバ束52が筐体51から引き出されて、各光ファイバが被検体11上に設置したヘルメット12のホルダに接している。なお、53は光ファイバ束52の支持棒であり、55および56は、それぞれ、検査技師である。
【0019】
ここで、検査技師55が被検体11にヘルメット12を装着することを考える。この場合、検査技師は、被検体11の前回の検査に応じたヘルメット12の装着を医師から指示され、あるいは、新規な被検体である場合には良好な検出ができるように指示されているわけであるが、表示画面112の向きが被検査体へ対向する検査技師68へ向いていないため、各チャンネルでの透過光強度の大小を被検体11にヘルメット12を装着する姿勢のままでは確認することができない。そのため、別の検査技師56に表示画面112の前に座ってもらい、連絡を取り合いながら確認をお願いするか、表示装置112と被検体11との間を行き来しながらのヘルメット12の装着状況を確認することになる。
【0020】
この結果、ヘルメット12の装着に時間がかかり、被検体11に苦痛を与えることになる。また、別の検査技師へ確認をお願いすると言うことは、検査に要する人件費が増加することになり、コストが増加する。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明では、表示装置112をヘルメット12の装着をする検査技師に直接見せるか、あるいは、同一内容の表示を検査技師に見せることを可能にして、前述の問題を解消するものである。さらに、表示装置112に被検体11の過去の検査履歴を表示してヘルメット12の装着に際して参照することを可能にする。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に基づく生体光計測装置のいくつかの実施例を具体的に述べる。
【0023】
(実施例1)
図6は、実施例1の生体光計測装置の構成を示す図である。図6では、図5に示される構成要素と同一のものは、同じ参照符号を付した。61は補助表示板であり、検査技師55が持ち歩くことができる。62は無線用アンテナであり、筐体51の一部に設けられる。補助表示板61には、図示を省略したが、無線用アンテナ62に対応する無線用アンテナが装備されており、両者の間で信号の授受ができる。筐体51側から補助表示板61に送信される信号は、表示板112の表示内容と同じである。
【0024】
図6と図5とを対比して容易に分かるように、実施例1では、検査技師55がヘルメット12の装着に際して参照することができる補助表示板61が設けられたことである。この例では、補助表示板61の図示しない無線用アンテナと筐体51の一部に設けられる無線用アンテナ62は、一定の範囲内であれば、補助表示板61がどこにあっても表示ができる。したがって、検査技師55は、ヘルメット12の装着状況あるいは、これの修正に好都合な姿勢を取りながら、各チャンネルでの透過光強度の大小を確認して、最適なヘルメット12の装着状況を短時間で実現できる。
【0025】
(実施例2)
次に、実施例1に対する変形例を述べる。実施例1により検査技師一人で容易にヘルメット12を装着でき、検査時間を短縮できた。しかし、図6に示した表示装置61は、携帯情報端末であり、検査技師が表示装置61の表示画面を見るときには、この端末を片手であっても持ち上げる必要があった。あるいは、見やすい場所に立てかけるにしても、検査技師がとっている姿勢から、いつでも見やすい場所と言うわけにはいか無い面があった。ヘルメット12の装着では、計測に使用する光ファイバと被検査体の頭皮の接触状態を調整する為には、両手を使用することが多いし、場所によっては、検査技師がとっている姿勢では見にくいと言うことがある。
【0026】
図7は、この観点からの改良案を示す実施例2の生体光計測装置の構成を示す図である。図7において、71は支持具であり、黒丸72で示す関節状の接合部で連結されている。その他の参照付号で示すものは、図6に示す実施例1と同じである。支持具71の一端には、表示装置61が保持され、他端は筐体51に保持されている。図7では、図6に示した無線用アンテナ62の表示をしなかった。これは、図示からは分からないが、支持具71を中空として、この中に信号線を収納して表示の信号を伝送することを意識しているからである。もちろん、実施例2でも、無線による送信としても良いことは言うまでもない。このようにする場合には、支持具71の他端を筐体51に保持する必要は無いから、光ファイバア52の支持棒53に保持するものとしても良い。
【0027】
支持具71が、関節状の接合部72で連結されている結果、表示装置61の表示面は任意の向きを取り、任意の位置にできるから、検査技師はヘルメット12の装着の過程の如何なる姿勢に対しても、好都合な表示面を得ることができる。
【0028】
(実施例3)
図8は、被検体11を外部からの音が遮断され、気温・湿度が略一定である計測環境の検査室において計測する場合に対応した実施例3の生体光計測装置の構成を示す図である。図8において、81は検査室の外側の輪郭を示す線である。82は検査室の壁に設置した穴であり、光ファイバ束52およびその支持棒53はこの穴を通して検査室の内外を連通するものとされる。83は検査室81の出入り口のドアの輪郭を示す線である。その他の参照付号で示すものは、図6に示す実施例1と同じである。
【0029】
図8では、表示装置61は検査室の内面の壁にかけられているが、実施例1あるいは実施例2と同様の形でも良い。この場合、検査室81の壁が無線信号を通しにくいものである場合には、実施例2の形の方が良い。このときは、支持棒1の他端は検査室81の壁に保持するものとして、表示装置61に送る表示信号は、穴82を通して導入した信号線を、検査技師の邪魔にならないように、壁に添わせて貼り回して送るのが良い。
【0030】
また、生体光計測装置全体を、検査室81内に設置して、実施例1または実施例2の形とするのも良いが、一般に検査室は狭く、また、生体光計測装置は電子回路から構成されているため、発生する熱を除去する為にファンを搭載している。このファンから音が発生する場合もあるので、生体光計測装置は、検査室の外部に設置する方が良い。被検体と生体光計測装置の間は、伝送損失が少ない光ファイバで伝送されているから、このことによる信号のロスは問題とならない。
【0031】
実施例3は被検体11を外部からの音が遮断され、気温・湿度が略一定である計測環境の検査室において計測するので、被検体11は他人の目を気にすることなく、ベッド上に寝ている状態、立った状態など、任意の姿勢をとることが可能である。
【0032】
実施例3のように、被検体と生体光計測装置の間に壁がある場合でも、表示装置61は検査室内の適宜の場所、例えば、壁上に設置される。したがって、ヘルメット12の装着状態を検査室内の表示装置61の表示画から知ることができ、容易に調整することができる。
【0033】
(実施例4)
図9は、実施例2の生体光計測装置の構成の改良案を示す図である。図9において、図7と同じ物には同じ参照符号を付した。実施例4は、実施例2の表示装置61が複数の支持具71とこれらを連結する関節状の接合部72で保持されて、任意の位置で、且つ、任意の向きで固定できることに着目して、机上の表示装置112を省略したものである。すなわち、本発明では、ヘルメット12の装着を一人の検査技師で可能にすることを狙いとするから、検査技師のいないところに表示装置は不要なので、これを省略して、装置のコスト低減を図る。検査技師が表示装置61の画面を見ながら、キーボードあるいはマウスを使用して、設定操作等をするときは、図に破線で示すように、表示装置61を机上に移動させて使用すれば良い。
【0034】
(各実施例における表示例)
次に、ヘルメット12の装着時における表示装置61の表示画面について説明する。手順を簡単に説明すると、まず、被検体11にヘルメット12を装着させる。装着が一段落したところで、表示画面中に計測結果の表示を求めるボタン(例えば、後述する図10の「再調整」のボタン102)を操作して、図1に示す電子計算機111に光照射器13に所定時間、光照射をするように要求する。この光ファイバ14を介した光照射の結果が、光ファイバ16を介して光検出器15で検出される。光検出器15で検出された光信号は信号処理装置110を介して電子計算機111に伝送される。この結果、表示装置61の表示画面には、最初の照射に応じた検出結果が表示される。この電子計算機111と表示装置61間の通信機能は、有線であっても無線であっても何等支障が無い。前述した各実施例での実施の態様に合わせたものとすれば良い。
【0035】
ヘルメット12を装着させた検査技師はこの表示画面を評価して、後述するように、ノイズレベルが高いサンプリング領域に関するファイバの頭皮との接触状態をチェック、修正する。そして、再び、表示画面中の表示を求めるボタンを操作して、光照射器13に所定時間、光照射をするように要求する。ノイズ強度が検査技師が満足する程度に改善されるまでこの操作を繰り返す。そして、ヘルメット12の装着完了を意味するボタン(例えば、後述する図10の「確認」のボタン103)を操作して、図1に示す電子計算機111にヘルメット12の装着完了を知らせる。
【0036】
ヘルメット12の装着が完了すれば、医師の指示の基づく検査技師による検査あるいは医師による検査が開始される。
【0037】
(表示例1)
図10はヘルメット12の装着時の代表的な表示例を示す図である。図10では、図3あるいは図4と同様に、光照射器13へ接続した光ファイバホルダ17の配置位置および光検出器15へ接続した光ファイバホルダ17の配置位置を白丸または黒丸で表示する。サンプリング点に対応する位置では各チャンネルでの通過光強度のノイズ強度を示している。ここで、サンプリング点での通過光強度の状態をノイズ強度で示すと言うのは、信号の含むノイズ成分を分析した結果に対応したノイズ強度と言う意味ではなく、図1に示す光ファイバ16および光検出器15を介して検出された光信号の受光強度に反比例した状態を示すことを意味する。すなわち、光信号が十分な大きさの強度で検出されるときは、その信号に含まれるノイズの相対的な比率は低い。逆に、検出される光信号の受光強度が小さいときは、その信号に含まれるノイズの相対的な比率は大きい。したがって、ヘルメット12の装着段階では、検出される光信号の受光強度に着目したノイズレベルの評価で十分である。この例では、ノイズ強度は4段階で表示されるものとして、その指標101がサンプリング点のノイズ強度の表示の脇に併せて表示される。別の言い方をすれば、ある計測点に対応する光照射器13あるいは光検出器15と頭皮との接触状況の良し悪しが、検出される光信号の受光強度として表される。すなわち、ノイズ強度「高」は接触状況の悪いことを意味し、「低」は接触状況の良いことを意味する。
【0038】
ノイズ強度が大きいときは、したがって、光ファイバと頭皮の接触状態を改善するために、ノイズ強度が大きい表示のサンプリング点の両側で図2に示す光ファイバ14,16を固定するホルダ17を緩めて光ファイバと頭皮の接触状態を調整した後、光ファイバ14,16を固定するホルダ17を締めて光ファイバを固定する。この調整の後、「再調整」のボタン102を押して光の最照射および検出をして、通過光強度のノイズ強度を確認する。査技師が満足する程度に改善されると「確認」のボタン103を操作して、図1に示す電子計算機111にヘルメット12の装着完了を知らせる。なお、「再調整」のボタン102を表示画面中に計測結果の表示を求めるボタンとして使用するものとするときは、計測結果の有無にかかわらず、「再調整」のボタン102および「確認」のボタン103は、最初から表示するものとするのが良い。
【0039】
(表示例2)
本発明の対象とする生体光計測装置の応用の一つとして、脳機能のリハビリへの適用が挙げられる。リハビリへの適用では、被検体の一定の部位にヘルメットを装着して、脳活動の計測を繰り返し、定量的な変化を検出するものである。したがって、計測の各回のヘルメットの装着部位が、同一であることが重要である。
【0040】
図11は、リハビリを行う被験体11の前頭葉にヘルメット12を装着する例を示す図である。ヘルメット12には、光ファイバホルダ17が固着され、ヘルメット12はバンド120で被験体11の前頭葉に対応する位置に固定される。ここでも、光照射器13へ接続した光ファイバホルダ17の配置位置および光検出器15へ接続した光ファイバホルダ17の配置位置を白丸または黒丸で表示する。この状態は、例えば、ディジタルカメラで撮影されて被験体11の番号とともに、電子計算機111のメモリに保存される。
【0041】
図12は、図1に示す電子計算機111のメモリが保持している被験体の検査データのリストの例を示す図である。図では、一例として、参照したい被験体11の番号121、計測日122、患者氏名123および計測条件に関するメモ124が表示されている。これらの表示コンテンツに限定されるものではなく、例えば、検査時刻やタスクの種類など、検査に関する情報が表示されていても何等支障は無い。
【0042】
図13は、検査技師による被検体11へのヘルメット12の装着を支援するための表示画面の一例を示す図である。被検体11を再計測するにあたって、上段に被験体11の番号121を指定して図12に示すリストの中から、当該被検体の参照したい検査データ131を表示するとともに、その検査データ取得時のノイズレベルデータ132を併せて表示した表示画面133を表示する。下段には図10を参照して説明した各サンプリング点でのノイズ強度データ表示画面134を表示する。
【0043】
計測に先立って、検査技師は電子計算機111の入力装置、例えばキーボード115およびマウス116を操作して、電子計算機111の表示装置61に表示画面133の表示を指示する。検査技師は、被検体である太郎さんの番号3の計測データ131を計測したときの条件を参考にして、ヘルメット12を装着して最初の計測を要求する操作をボタン102を操作して電子計算機111に送る。その結果、ノイズ強度の表示画面134が下段に得られる。検査技師は、同じ被検者のノイズ強度の表示画面132と134とを対比して、サンプリング点135と136とのノイズ強度が不一致であることが分かる。すなわち、サンプリング点135は前回の計測よりノイズ強度が小さくなっているのに対し、サンプリング点136は前回の計測よりノイズ強度が大きくなっている。この結果から、サンプリング点135では、照射用光ファイバ14と検出用光ファイバ15の先端と頭皮の接触状態が良くなく、浮いていることが考えられる。すなわち、生体内部を伝播した光ではなく、照射用光ファイバ14の先端部で漏れ出した光を検出用光ファイバ15が検出している可能性がある。逆に、サンプリング点136では頭髪が光ファイバの先端と頭皮の間に挟まっている可能性がある。
【0044】
このように、装着の良否についての示唆がノイズ強度の差異として与えられる。すなわち、本来、ほぼ同一の結果が得られるはずのノイズ強度が異なるサンプリング点に対して、光ファイバと頭皮との接触状態を再度調整すれば良いから、装着時間の短縮化が可能となり、さらに、計測の信頼性も向上する。
【0045】
なお、光ファイバと頭皮との接触状態を再度調整した場合でも、ノイズ強度の大きさが低減できないときは、照射用光ファイバ14に接続された光照射器13の出力を許容される限度を考慮しながら大きくすることもできる。
【0046】
(表示例3)
図14は、検査技師による被検体11へのヘルメット12の装着を支援するための表示画面の他の例を示す図である。表示例2では、前回の計測データを表示するだけであったが、表示例3では、ヘルメット12の装着位置をも画像141として表示して、検査技師によるヘルメット12の装着の再現性を向上させる例である。
【0047】
図14は、図13の表示に加えてヘルメット12の装着位置を示す画像141が加えられた他は図13と同じである。画像141は、図11を参照して説明したように、電子計算機111のメモリに画像データとして保存されている。この画像141を参照することで、検査技師は、データによる指標よりも、同じ位置に繰り返してヘルメットを装着するためのより具体的な指標を与えられることになる。この結果、検査時間の短縮が可能になる。
【0048】
【発明の効果】
ヘルメットを装着するための指標を具体的に与えられることになる結果、短時間でヘルメットが装着でき、検査時間の短縮が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】非特許文献1などで公開されている計測方法の装置構成を示す図。
【図2】図1の光照射器13へ接続した光ファイバ14を固定するホルダ17と光検出器15へ接続した光ファイバ16を固定するホルダ17との間を伝播する光の経路21を示す図。
【図3】図1の光照射器13へ接続した光ファイバホルダの配置位置31と光検出器15へ接続した光ファイバホルダの配置位置32を示す図。
【図4】各サンプリング点での血液量変化を空間的に補間して得たトポグラフィ画像41の一例を示す図。
【図5】従来の生体光計測装置の装置構成とヘルメットの装着時の状態を示す図。
【図6】本発明の実施例1の生体光計測装置の構成を示す図。
【図7】本発明の実施例2の生体光計測装置の構成を示す図。
【図8】本発明の実施例3の生体光計測装置の構成を示す図。
【図9】本発明の実施例4の生体光計測装置の構成を示す図。
【図10】ヘルメット12の装着時の代表的な表示例を示す図。
【図11】リハビリを行う被験体11の前頭葉にヘルメット12を装着する例を示す図。
【図12】図1に示す電子計算機111のメモリが保持している被験体の検査データのリストの例を示す図。
【図13】検査技師による被検体11へのヘルメット12の装着を支援するための表示画面の一例を示す図。
【図14】検査技師による被検体11へのヘルメット12の装着を支援するための表示画面の他の例を示す図。
【符号の説明】
11…被検体、12…ヘルメット(プローブ)、13…光照射器、14…光ファイバ、16…光ファイバ、15…光検出器、17…光ファイバホルダ、18…制御装置、19…伝送ケーブル、110…信号処理装置、112…表示装置、113…伝送ケーブル、114…伝送ケーブル、115…キーボード、116…マウス、21…光の経路、22…大脳皮質での脳の活動に伴い、血液量に代表される生体内代謝物質の濃度が増加した領域24…ネジ、25…樹脂、26…頭皮、27…頭蓋骨、28…脳脊髄液層、29…大脳皮質、31…光照射器13へ接続した光ファイバホルダの配置位置、32…光検出器15へ接続した光ファイバホルダの配置位置、33…サンプリング点、41…各サンプリング点での血液量変化を空間的に補間して得たトポグラフィ画像、51…筐体、52…光ファイバ束、53…光ファイバ束52の支持棒、55,56…検査技師、61…補助表示板、62…無線用アンテナ、71…支持具、72…関節状の接合部、81…検査室の外側の輪郭を示す線、82…検査室の壁に設置した穴、83…検査室81の出入り口のドアの輪郭を示す線、101…ノイズ強度の指標、102…「再調整」のボタン、103…「確認」のボタン、120…バンド、121…被験体11の番号、122…計測日、123…患者氏名、124…計測条件に関するメモ、131…被検体の参照したい検査データ、132…検査データ取得時のノイズレベルデータ、133…表示画面、134…ノイズ強度データ表示画面、135,136…ノイズ強度表示のサンプリング点、141…ヘルメット12の装着位置を示す画像例。

Claims (7)

  1. 複数の光照射器を被検体表面に接触させることにより前記被検体の生体組織へ光を照射する手段と、複数の光検出器を前記被検体表面に接触させることにより前記被検体の生体組織を通過した通過光を検出する手段と、前記検出された通過光の検出された強度変化から生体内代謝物質の濃度変化を計測して表示する第1の表示装置とを有し、
    前記第1の表示装置は通過光の検出された強度を基礎とした光照射器および光検出器の前記被検体表面への接触の程度に応じた信号強度を表示する機能をも備えるとともに、
    前記第1の表示装置とは別の第2の表示装置を有し、前記第2の表示装置は前記被検体表面への接触の程度に応じた信号強度を表示することが可能に構成され、前記第2の表示装置は前記第1の表示装置を備えた装置本体から分離していることを特徴とする生体光計測装置。
  2. 前記第2の表示装置へは前記装置本体から表示情報がワイヤレスで送信されることを特徴とする請求項1記載の生体光計測装置。
  3. 前記第2の表示装置は信号送信手段を有し、前記第2の表示装置からの信号を前記装置本体で受信可能に構成されていることを特徴とする請求項1記載の生体光計測装置。
  4. 複数の光照射器を被検体表面に接触させることにより前記被検体の生体組織へ光を照射する手段と、複数の光検出器を前記被検体表面に接触させることにより前記被検体の生体組織を通過した通過光を検出する手段と、前記通過光の検出された強度変化から生体内代謝物質の濃度変化を計測して表示する表示装置と、前記通過光の検出された強度変化から生体内代謝物質の濃度変化を求めるための演算装置を載置する筐体を有し、
    前記表示装置は通過光の検出された強度を基礎とした光照射器および光検出器の前記被検体表面への接触の程度に応じた信号強度を表示する機能をも備えるとともに、
    前記表示装置は保持手段を介して前記筐体に連結され、前記保持手段を介して前記表示装置は前記筐体周辺を三次元的に自在に運動可能に構成されたことを特徴とする生体光計測装置。
  5. 前記保持手段はユニバーサルアームを有することを特徴とする請求項4記載の生体光計測装置。
  6. 複数の光照射器を被検体表面に接触させることにより前記被検体の生体組織へ光を照射する手段と、
    複数の光検出器を前記被検体表面に接触させることにより前記被検体の生体組織を通過した通過光を検出する手段と、
    前回以前の計測時に計測したものであって、かつ、各計測点に対応した前記通過光の検出された強度を基礎とした光照射器および光検出器の前記被検体表面への接触の程度に応じた前記各計測点の信号光強度を記憶するための記憶手段と、
    今回計測した前記各計測点の各信号強度と、前記記憶手段に記憶した前記前回以前に計測した前記各計測点の各信号強度とを併せて表示装置に表示する手段を有することを特徴とする生体光計測装置。
  7. 複数の光照射器を被検体表面に接触させることにより前記被検体の生体組織へ光を照射する手段と、複数の光検出器を前記被検体表面に接触させることにより前記被検体の生体組織を通過した通過光を検出する手段と、前記通過光の検出された強度変化から生体内代謝物質の濃度変化を計測して表示する表示装置と、該表示装置は前記通過光の検出された強度を基礎とした光照射器および光検出器の前記被検体表面への接触の程度に応じた信号強度を表示する機能をも備えるとともに、
    前記被検体表面に接触させて装着した複数個の光照射器および複数個の光検出器の各々の装着位置情報を記憶する記憶手段を有し、
    前記記憶手段の前記情報を前記表示装置に表示する手段を有することを特徴とする生体光計測装置。
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