JP2005009594A - チャージホース - Google Patents
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Abstract
【課題】サービスポートにチャージホースを取り付けた際に、冷媒回路からの冷媒が外部に漏れるのを防止したチャージホースを得る。
【解決手段】この発明に係るチャージホースは、ポート本体と接続される筒状の接続部11と、この接続部11に端部が貫通し冷媒が流通する通路を有するホース本体12と、このホース本体12の端部に設けられホース本体12側に付勢されたチャッキ弁6の付勢力に逆らってチャッキ弁6の先端部と当接してチャッキ弁6を移動させて冷媒回路と連通させる押圧部材16と、この押圧部材16を囲って設けられ、ポート本体2の先端部に当接するとともに圧縮変形する筒状のパッキン15とを備え、押圧部材16は、チャッキ弁6の先端部に当接したときには、パッキン15もポート本体2の先端部に当接するようになっている。
【選択図】 図1
【解決手段】この発明に係るチャージホースは、ポート本体と接続される筒状の接続部11と、この接続部11に端部が貫通し冷媒が流通する通路を有するホース本体12と、このホース本体12の端部に設けられホース本体12側に付勢されたチャッキ弁6の付勢力に逆らってチャッキ弁6の先端部と当接してチャッキ弁6を移動させて冷媒回路と連通させる押圧部材16と、この押圧部材16を囲って設けられ、ポート本体2の先端部に当接するとともに圧縮変形する筒状のパッキン15とを備え、押圧部材16は、チャッキ弁6の先端部に当接したときには、パッキン15もポート本体2の先端部に当接するようになっている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ポート本体内に保持され冷媒の流出を制御するチャッキ弁を有するとともに冷媒回路に取り付けられたサービスポートに着脱可能に設けられ、サービスポートに取り付けることで前記冷媒回路と連通するチャージホースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は従来のチャージホースの断面図である。
このチャージホース100は、鋼材で構成され内周面に雌ねじ部14が形成された円筒形状の接続部11と、この接続部11に端部が貫通し空調機の冷媒が流通する通路17を有する黄銅製のホース本体12と、このホース本体12の端部に設けられ台形状の押圧部材30と、ホース本体12の内周端部に接着されたゴム製の円筒形状のパッキン15とを備えている。
ホース本体12の端部には径方向に延びたフランジ13が形成されている。押圧部材30は、台形状の押圧部材本体30bと、この押圧部材本体30bの両側に設けられた台座部30aとから構成されている。この台座部30aは、ホース本体12のフランジ13とパッキン15とで挟持されている。
【0003】
空調機の冷媒回路にはサービスポート1が設けられている。
このサービスポート1は、黄銅製のポート本体2と、このポート本体2内に収納され冷媒の流出を制御するT字形状のチャッキ弁6と、このチャッキ弁6をチャージホース100側に付勢したスプリング8と、サービスポート1の通路3の内周面に固定された筒状のスリーブ4と、スリーブ4の下端部に固定されたOリング7とを備えている。
チャッキ弁6は、弁本体6aとロッド5とから構成されている。弁本体6aは、スプリング8の弾性力によりOリング7に当接することで、通路3内の冷媒が外部に流出することが防止される。
【0004】
次に、上記構成のチャージホース100を用いて、空調機の冷媒回路内の圧力を測定する場合の作用について説明する。
先ず、ポート本体2の雄ねじ部9に接続部11の雌ねじ部14を螺着する。その螺着途中、ロッド5の先端部は、押圧部材30の押圧部材本体30bに当接し、チャッキ弁6は、スプリング8の弾性力に逆らって下動し、弁本体6aはOリング7から離間し、空調機の冷媒はチャージホース100の通路17に流れ込む(図9参照)。そして、最終的にはポート本体2の先端部がパッキン15の下端部に当接した状態で、サービスポート1にチャージホース100は固定され(図10参照)、チャージホース100の端部に固定された圧力計(図示せず)により冷媒の圧力が測定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成のチャージホース100では、押圧部材30が、チャッキ弁6のロッド5の先端部に当接した後、チャッキ弁6が下側に移動を開始して弁本体6aがOリング7から離間したときは、図9から分かるようにパッキン15はホース本体2の先端部に当接していない。
そのため、弁本体6aがOリング7から離間し、空調機の冷媒がチャージホース100の通路17に流れ込む際に、パッキン15とポート本体2の先端部との間の隙間Aを通じて外部に漏れてしまうという問題点があった。
【0006】
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題とするものであって、サービスポートにチャージホースを取り付けた際に、冷媒回路からの冷媒が外部に漏れるのを防止したチャージホースを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るチャージホースは、ポート本体と接続される筒状の接続部と、この接続部に端部が貫通し冷媒が流通する通路を有するホース本体と、このホース本体の端部に設けられホース本体側に付勢されたチャッキ弁の付勢力に逆らってチャッキ弁の先端部と当接してチャッキ弁を移動させて前記冷媒回路と連通させる押圧部材と、この押圧部材を囲って設けられ、前記ポート本体の先端部に当接するとともに圧縮変形する筒状のパッキンとを備え、前記押圧部材は、前記チャッキ弁の前記先端部に当接したときには、前記パッキンも前記ポート本体の先端部に当接するようになっている。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態について説明するが、従来のものと同一または相当部材については同一符号を付して説明する。
図1はこの発明の実施の形態1のチャージホース10の断面図、図2は図1のチャージホース10の分解斜視図である。
このチャージホース10は、鋼材で構成された円筒形状の接続部11と、この接続部11に端部が貫通し空調機の冷媒が流通する通路17を有する黄銅製のホース本体12と、このホース本体12の端部に設けられ台形状の押圧部材16と、ホース本体12の端部に接着されたゴム製の円筒形状のパッキン15とを備えている。
ホース本体12の端部には径方向に延びたフランジ13が形成されている。押圧部材16は、図3に示すように、台形状の押圧部材本体16bと、この押圧部材本体16bの両側に設けられた台座部16aとから構成されている。この台座部16aは、ホース本体12のフランジ13とパッキン15とで挟持されている。
【0009】
空調機の冷媒回路にはサービスポート1が設けられている。このサービスポート1については、先に図8〜図10で説明したものと同一であるので、その説明は省略する。
【0010】
前記押圧部材16は、チャッキ弁6の先端部に当接したときに、パッキン15もポート本体2の先端部に当接するようになっている。
即ち、押圧部材16は、図7に示すように、従来の押圧部材30と比較して押圧部材本体16bの高さをHだけ短く調節することで、チャッキ弁6のロッド5の先端部に当接したときに、パッキン15もポート本体2の先端部に当接するようになっている。
【0011】
次に、上記構成のチャージホース10を用いて、空調機の冷媒回路内の圧力を測定する場合の作用について説明する。
先ず、チャージホース10を回転させて、図4に示すようにポート本体2の雄ねじ部9に接続部11の雌ねじ部14を螺着する。その後もチャージホース10を回転し続けることで、押圧部材16の底面はロッド5の先端部に当接するが、このときには、パッキン15もポート本体2の先端部に当接する(図5)。
その後も、チャージホース10を回転させることで、パッキン15が弾性変形しつつ、図6に示すように、チャッキ弁6は、押圧部材16を通じてスプリング8の弾性力に逆らって下動し、弁本体6aがOリング7から離間し、空調機の冷媒は、チャージホース10の通路17に流れ込む。
【0012】
このように、この実施の形態1のチャージホース10では、押圧部材16がロッド5の先端部に当接したときに、パッキン15もポート本体2の先端部に当接するようになっているので、弁本体6aがOリング7から離間し、空調機の冷媒は、チャージホース10の通路17に流れ込むときに、冷媒がパッキン15とホース本体2との間から外部に漏れるようなことはない。
また、押圧部材16の台座部16aは、ホース本体12のフランジ13とパッキン15とで挟持され、押圧部材16は、簡単な構成でホース本体12に取り付けられる。
【0013】
なお、上記実施の形態では、押圧部材16がロッド5の先端部に当接したときに、パッキン15もポート本体2の先端部に当接するようになっているが、押圧部材がロッドの先端部に当接する手前で、パッキンがポート本体の先端部に当接するようになっていてもよく、この場合は、上記実施の形態のものよりも、冷媒をより確実に外部に漏れるのを防止することができる。
また、上記実施の形態では、空調機の冷媒回路の冷媒圧力を測定するために用いられるチャージホース10について説明したが、勿論このものに限定されない。例えば、冷凍回路の冷媒圧力を測定するものであってもよい。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明に係るチャージホースは、ポート本体と接続される筒状の接続部と、この接続部に端部が貫通し冷媒が流通する通路を有するホース本体と、このホース本体の端部に設けられホース本体側に付勢されたチャッキ弁の付勢力に逆らってチャッキ弁の先端部と当接してチャッキ弁を移動させて前記冷媒回路と連通させる押圧部材と、この押圧部材を囲って設けられ、前記ポート本体の先端部に当接するとともに圧縮変形する筒状のパッキンとを備え、前記押圧部材は、前記チャッキ弁の前記先端部に当接したときには、前記パッキンも前記ポート本体の先端部に当接するようになっているので、チャージホースをサービスポートに取り付けた際に、冷媒が外部に漏れるようなことは防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1のチャージホースおよびサービスポートの断面図である。
【図2】図1のチャージホースの断面斜視図である。
【図3】図1の押圧部材の斜視図である。
【図4】図1のチャージホースがサービスポートに取り付けられる途中の断面図である。
【図5】図1のチャージホースがサービスポートに取り付けられる途中の断面図である。
【図6】図1のチャージホースがサービスポートに最終的に取り付けられたときの断面図である。
【図7】実施の形態1の押圧部材と従来例の押圧部材との比較図である。
【図8】従来のチャージホースがサービスポートに取り付けられる途中の断面図である。
【図9】従来のチャージホースがサービスポートに取り付けられる途中の断面図である。
【図10】従来のチャージホースがサービスポートに最終的に取り付けられたときの断面図である。
【符号の説明】
1 サービスポート、2 ポート本体、5 ロッド、6 チャッキ弁、8 スプリング、10 チャージホース、11 接続部、12 ホース本体、13 フランジ、15 パッキン、16 押圧部材、17 通路。
【発明の属する技術分野】
この発明は、ポート本体内に保持され冷媒の流出を制御するチャッキ弁を有するとともに冷媒回路に取り付けられたサービスポートに着脱可能に設けられ、サービスポートに取り付けることで前記冷媒回路と連通するチャージホースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は従来のチャージホースの断面図である。
このチャージホース100は、鋼材で構成され内周面に雌ねじ部14が形成された円筒形状の接続部11と、この接続部11に端部が貫通し空調機の冷媒が流通する通路17を有する黄銅製のホース本体12と、このホース本体12の端部に設けられ台形状の押圧部材30と、ホース本体12の内周端部に接着されたゴム製の円筒形状のパッキン15とを備えている。
ホース本体12の端部には径方向に延びたフランジ13が形成されている。押圧部材30は、台形状の押圧部材本体30bと、この押圧部材本体30bの両側に設けられた台座部30aとから構成されている。この台座部30aは、ホース本体12のフランジ13とパッキン15とで挟持されている。
【0003】
空調機の冷媒回路にはサービスポート1が設けられている。
このサービスポート1は、黄銅製のポート本体2と、このポート本体2内に収納され冷媒の流出を制御するT字形状のチャッキ弁6と、このチャッキ弁6をチャージホース100側に付勢したスプリング8と、サービスポート1の通路3の内周面に固定された筒状のスリーブ4と、スリーブ4の下端部に固定されたOリング7とを備えている。
チャッキ弁6は、弁本体6aとロッド5とから構成されている。弁本体6aは、スプリング8の弾性力によりOリング7に当接することで、通路3内の冷媒が外部に流出することが防止される。
【0004】
次に、上記構成のチャージホース100を用いて、空調機の冷媒回路内の圧力を測定する場合の作用について説明する。
先ず、ポート本体2の雄ねじ部9に接続部11の雌ねじ部14を螺着する。その螺着途中、ロッド5の先端部は、押圧部材30の押圧部材本体30bに当接し、チャッキ弁6は、スプリング8の弾性力に逆らって下動し、弁本体6aはOリング7から離間し、空調機の冷媒はチャージホース100の通路17に流れ込む(図9参照)。そして、最終的にはポート本体2の先端部がパッキン15の下端部に当接した状態で、サービスポート1にチャージホース100は固定され(図10参照)、チャージホース100の端部に固定された圧力計(図示せず)により冷媒の圧力が測定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成のチャージホース100では、押圧部材30が、チャッキ弁6のロッド5の先端部に当接した後、チャッキ弁6が下側に移動を開始して弁本体6aがOリング7から離間したときは、図9から分かるようにパッキン15はホース本体2の先端部に当接していない。
そのため、弁本体6aがOリング7から離間し、空調機の冷媒がチャージホース100の通路17に流れ込む際に、パッキン15とポート本体2の先端部との間の隙間Aを通じて外部に漏れてしまうという問題点があった。
【0006】
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題とするものであって、サービスポートにチャージホースを取り付けた際に、冷媒回路からの冷媒が外部に漏れるのを防止したチャージホースを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るチャージホースは、ポート本体と接続される筒状の接続部と、この接続部に端部が貫通し冷媒が流通する通路を有するホース本体と、このホース本体の端部に設けられホース本体側に付勢されたチャッキ弁の付勢力に逆らってチャッキ弁の先端部と当接してチャッキ弁を移動させて前記冷媒回路と連通させる押圧部材と、この押圧部材を囲って設けられ、前記ポート本体の先端部に当接するとともに圧縮変形する筒状のパッキンとを備え、前記押圧部材は、前記チャッキ弁の前記先端部に当接したときには、前記パッキンも前記ポート本体の先端部に当接するようになっている。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態について説明するが、従来のものと同一または相当部材については同一符号を付して説明する。
図1はこの発明の実施の形態1のチャージホース10の断面図、図2は図1のチャージホース10の分解斜視図である。
このチャージホース10は、鋼材で構成された円筒形状の接続部11と、この接続部11に端部が貫通し空調機の冷媒が流通する通路17を有する黄銅製のホース本体12と、このホース本体12の端部に設けられ台形状の押圧部材16と、ホース本体12の端部に接着されたゴム製の円筒形状のパッキン15とを備えている。
ホース本体12の端部には径方向に延びたフランジ13が形成されている。押圧部材16は、図3に示すように、台形状の押圧部材本体16bと、この押圧部材本体16bの両側に設けられた台座部16aとから構成されている。この台座部16aは、ホース本体12のフランジ13とパッキン15とで挟持されている。
【0009】
空調機の冷媒回路にはサービスポート1が設けられている。このサービスポート1については、先に図8〜図10で説明したものと同一であるので、その説明は省略する。
【0010】
前記押圧部材16は、チャッキ弁6の先端部に当接したときに、パッキン15もポート本体2の先端部に当接するようになっている。
即ち、押圧部材16は、図7に示すように、従来の押圧部材30と比較して押圧部材本体16bの高さをHだけ短く調節することで、チャッキ弁6のロッド5の先端部に当接したときに、パッキン15もポート本体2の先端部に当接するようになっている。
【0011】
次に、上記構成のチャージホース10を用いて、空調機の冷媒回路内の圧力を測定する場合の作用について説明する。
先ず、チャージホース10を回転させて、図4に示すようにポート本体2の雄ねじ部9に接続部11の雌ねじ部14を螺着する。その後もチャージホース10を回転し続けることで、押圧部材16の底面はロッド5の先端部に当接するが、このときには、パッキン15もポート本体2の先端部に当接する(図5)。
その後も、チャージホース10を回転させることで、パッキン15が弾性変形しつつ、図6に示すように、チャッキ弁6は、押圧部材16を通じてスプリング8の弾性力に逆らって下動し、弁本体6aがOリング7から離間し、空調機の冷媒は、チャージホース10の通路17に流れ込む。
【0012】
このように、この実施の形態1のチャージホース10では、押圧部材16がロッド5の先端部に当接したときに、パッキン15もポート本体2の先端部に当接するようになっているので、弁本体6aがOリング7から離間し、空調機の冷媒は、チャージホース10の通路17に流れ込むときに、冷媒がパッキン15とホース本体2との間から外部に漏れるようなことはない。
また、押圧部材16の台座部16aは、ホース本体12のフランジ13とパッキン15とで挟持され、押圧部材16は、簡単な構成でホース本体12に取り付けられる。
【0013】
なお、上記実施の形態では、押圧部材16がロッド5の先端部に当接したときに、パッキン15もポート本体2の先端部に当接するようになっているが、押圧部材がロッドの先端部に当接する手前で、パッキンがポート本体の先端部に当接するようになっていてもよく、この場合は、上記実施の形態のものよりも、冷媒をより確実に外部に漏れるのを防止することができる。
また、上記実施の形態では、空調機の冷媒回路の冷媒圧力を測定するために用いられるチャージホース10について説明したが、勿論このものに限定されない。例えば、冷凍回路の冷媒圧力を測定するものであってもよい。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明に係るチャージホースは、ポート本体と接続される筒状の接続部と、この接続部に端部が貫通し冷媒が流通する通路を有するホース本体と、このホース本体の端部に設けられホース本体側に付勢されたチャッキ弁の付勢力に逆らってチャッキ弁の先端部と当接してチャッキ弁を移動させて前記冷媒回路と連通させる押圧部材と、この押圧部材を囲って設けられ、前記ポート本体の先端部に当接するとともに圧縮変形する筒状のパッキンとを備え、前記押圧部材は、前記チャッキ弁の前記先端部に当接したときには、前記パッキンも前記ポート本体の先端部に当接するようになっているので、チャージホースをサービスポートに取り付けた際に、冷媒が外部に漏れるようなことは防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1のチャージホースおよびサービスポートの断面図である。
【図2】図1のチャージホースの断面斜視図である。
【図3】図1の押圧部材の斜視図である。
【図4】図1のチャージホースがサービスポートに取り付けられる途中の断面図である。
【図5】図1のチャージホースがサービスポートに取り付けられる途中の断面図である。
【図6】図1のチャージホースがサービスポートに最終的に取り付けられたときの断面図である。
【図7】実施の形態1の押圧部材と従来例の押圧部材との比較図である。
【図8】従来のチャージホースがサービスポートに取り付けられる途中の断面図である。
【図9】従来のチャージホースがサービスポートに取り付けられる途中の断面図である。
【図10】従来のチャージホースがサービスポートに最終的に取り付けられたときの断面図である。
【符号の説明】
1 サービスポート、2 ポート本体、5 ロッド、6 チャッキ弁、8 スプリング、10 チャージホース、11 接続部、12 ホース本体、13 フランジ、15 パッキン、16 押圧部材、17 通路。
Claims (4)
- ポート本体内に保持され冷媒の流出を制御するチャッキ弁を有するとともに冷媒回路に設けられたサービスポートに着脱可能に取り付けられ、サービスポートに取り付けることで前記冷媒回路と連通するチャージホースであって、
前記ポート本体と接続される筒状の接続部と、
この接続部に端部が貫通し前記冷媒が流通する通路を有するホース本体と、
このホース本体の端部に設けられホース本体側に付勢された前記チャッキ弁の付勢力に逆らってチャッキ弁の先端部と当接してチャッキ弁を移動させて前記冷媒回路と連通させる押圧部材と、
この押圧部材を囲って設けられ、前記ポート本体の先端部に当接するとともに圧縮変形する筒状のパッキンとを備え、
前記押圧部材は、前記チャッキ弁の前記先端部に当接したときには、前記パッキンも前記ポート本体の先端部に当接するようになっているチャージホース。 - 前記押圧部材は、前記チャッキ弁の先端部と当接する押圧部材本体と、この押圧部材本体の両側に設けられた台座部とから構成され、この台座部は、前記ホース本体のフランジと前記パッキンとで挟持されている請求項1に記載のチャージホース。
- 前記冷媒回路は、空調機の冷媒回路である請求項1または請求項2に記載のチャージホース。
- 前記冷媒回路は、冷凍機の冷媒回路である請求項1または請求項2に記載のチャージホース。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003174732A JP2005009594A (ja) | 2003-06-19 | 2003-06-19 | チャージホース |
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JP2003174732A JP2005009594A (ja) | 2003-06-19 | 2003-06-19 | チャージホース |
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JP2005009594A true JP2005009594A (ja) | 2005-01-13 |
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