JP2005009392A - Exhaust pipe device - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車用排気管装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の排気音を調整する排気管装置として、特許文献1に記載の如く、消音器の内部に大径の主排気管と小径の副排気管からなる二重管が形成する排気通路を設けるとともに、排気通路の通路面積を可変にする開閉装置を備えてなるものがある。特許文献1の排気管装置は、開閉装置を大径の主排気管の管内に設けている。そして、開閉装置は、主排気管の排気通路を覆う蓋部材と、蓋部材に重なるように配置される可変プレートとからなり、可変プレートを蓋部材に対して回転させることにより、可変プレートと蓋部材のそれぞれに設けてある貫通孔の重畳面積を変化させ、主排気管の排気通路面積を可変とするものである。
【0003】
特許文献1の開閉装置によれば、主排気管を全閉とし、消音器による高い消音効果を得ることができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−168111(図1〜5、1頁)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1の排気管装置の開閉装置では、主排気管の排気通路を蓋部材により覆うものであるし、主排気管の排気通路面積を可変プレートの回転により変化させても、その排気通路面積は可変プレートと蓋部材の貫通孔の最大重畳面積を越えることはできず、主排気管を全開することができない。従って、大排気量エンジンに必要とされる大排気流量を確保することに困難があるし、排気効率を良好にしてエンジンの出力を向上させることに困難がある。
【0006】
本発明の課題は、消音器による高い消音効果を得ることができるとともに、エンジンの大排気量や出力向上にも対応できる排気管装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、消音器の内部に大径の主排気管と小径の副排気管からなる二重管が形成する排気通路を設けるとともに、排気通路の通路面積を可変にする開閉装置を備えてなる排気管装置において、開閉装置が主排気管と副排気管を全開可能にするようにしたものである。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記開閉装置が、主排気管の外周側に支持され、主排気管の管軸まわりに回動し得るリンクプレートと、主排気管の外周側の周方向複数位置に支持され、主排気管の管外から管内に進退し得る複数のバルブプレートを有し、リンクプレートの回動により、リンクプレートに設けた駆動部とバルブプレートに設けた従動部の係合を介して、バルブプレートを進退させ、後退端にある全バルブプレートを主排気管の管外に設定し、前進端にある全バルブプレートにより主排気管を全閉するとともに、それら全バルブプレートの前縁部により副排気管を包むようにしたものである。
【0009】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において更に、前記開閉装置を消音器における排気流れの下流端で、主排気管の外周側に配備してなるようにしたものである。
【0010】
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかの発明において更に、前記開閉装置が、車両の稼動情報により遠隔制御されるようにしたものである。
【0011】
【作用】
請求項1の発明よれば下記(1)の作用がある。
(1)排気管装置の開閉装置は、主排気管と副排気管を完全に全開する。従って、大排気量エンジンに必要とされる大排気流量を確保することができるし、排気効率を良好にしてエンジンの出力を向上させることができる。
【0012】
尚、主排気管を全閉にすることにより、消音器による高い消音効果を得ることもでき、通常走行時(低排出ガス流量時)には必要十分な排気通路を確保しつつ消音効果を高めることができる。また、高出力が必要となる走行時には主排気管を開いて主・副排気管より排出することで、高流量の排出ガスにも対応させることができる。
【0013】
請求項2の発明によれば下記(2)の作用がある。
開閉装置がリンクプレートとバルブプレートを有するものとし、全バルブプレートを後退端に位置付けて主排気管の管外に設定することにより、主排気管と副排気管を完全に全開できるし、全バルブプレートを前進端に位置付けて主排気管を全閉できる。
【0014】
請求項3の発明によれば下記(3)の作用がある。
(3)開閉装置を消音器における排気流れの下流端で、主排気管の外周側に配備することにより、開閉装置を主排気管の外周まわりで簡易に組付け、取外しできる。従って、開閉装置の組付性、整備性を向上できる。
【0015】
請求項4の発明によれば下記(4)の作用がある。
(4)開閉装置が、車両の稼動情報により遠隔制御される。従って、車両走行中に、車両走行状況に応じた排気特性、消音特性を得ることができる。また、遠隔操作するものであり、使用者に火傷等を生ずるおそれもない。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は排気管装置を示す模式図、図2は排気管装置を示す断面図、図3は排気管装置を示す正面図、図4は開閉装置の全開状態を示す正面図、図5は開閉装置の全閉状態を示す正面図、図6は開閉装置の断面図、図7は開閉装置の斜視図、図8は排気管装置の基端側の分解図、図9は排気管装置の中間部の分解図、図10は排気管装置の先端側の分解図である。
【0017】
自動車用排気管装置10は、図1に示す如く、エンジン11に接続される排気管12に、消音器13、テールパイプ14を設けて構成される。
【0018】
排気管装置10は、図2、図3に示す如く、消音器13の内部に大径のストレート状多孔主排気管21と小径のストレート状副排気管22からなる二重管が形成する排気通路23を設ける。
【0019】
消音器13は、主排気管21との間にグラスウール等の吸音材15を収容する外筒13Aを備え、外筒13Aの一端を外壁13Bにて閉塞し、外筒13Aの他端にアウタプレート13Cを設けて構成される。外筒13Aの他端とアウタプレート13Cの間にはガスケット16が介装される。
【0020】
排気管12の端部は消音器13の内部に挿入されてアダプタ12Aを備え、アダプタ12Aには外壁13Bが封着されるとともに、主排気管21が接続される。主排気管21は消音器13の内部に延在される。テールパイプ14はアウタプレート13Cに接続される。
【0021】
テールパイプ14の内周の周方向3位置には支持板17の外側端が固定され、3枚の支持板17の内側端により、副排気管22が支持される。副排気管22は消音器13の内部の主排気管21の中間部対応位置から、テールパイプ14の内部に渡り、主排気管21に同軸配置される。
【0022】
消音器13におけるアウタプレート13C側の内部で、外筒13Aの内周と主排気管21の外周の間にはインナプレート18が固定される。消音器13は、外壁13Bとインナプレート18の間を吸音材15が収容される消音室13Dとし、アウタプレート13Cとインナプレート18の間に開閉装置30を設ける。開閉装置30は、消音器13における排気流れの下流端で、主排気管21の外周側に配備されるものになる。
【0023】
開閉装置30は、主排気管21及び副排気管22を全開にする開き位置(図4)と、主排気管21を全閉にする閉じ位置(図5)との間で開閉動作し、排気通路23の通路面積を可変にする。
【0024】
開閉装置30は、図4〜図10に示す如く、電動モータ31、ベースプレート32、操作ロッド33、ピニオン34、スリーブ35、リングギヤ36、リンクプレート37、バルブプレート38、エンドプレート39を有し、以下の如くに構成される。
【0025】
電動モータ31は、マウントプレート41にねじ42で固定される。電動モータ31のマウントプレート41は、マウントカラー43が装着された取付ねじ44を消音器13の外壁13Bに溶接してあるナット45に締結することにて、外壁13Bに取付けられる。
【0026】
ベースプレート32は、インナプレート18にボルト46、ナット46Aで固定される。
【0027】
操作ロッド33は、電動モータ31の出力軸にカップリング47を介して連結され、消音器13の外壁13Bと、インナプレート18及びベースプレート32に嵌合されて固定化されている軸受48A、48Bに両端支持され、消音器13の消音室13D内に延在される。操作ロッド33は、消音室13D内で、軸受48Aと軸受48Bに両端結合されたパイプ49に挿通される。
【0028】
ピニオン34は、ベースプレート32の軸受48Bから突き出る操作ロッド33の端部に固定される。
【0029】
スリーブ35は、主排気管21の管端面寄りの外周まわりで、ベースプレート32の中心孔に一端を嵌合して溶接される。
【0030】
リングギヤ36とリンクプレート37は同軸的に積層され、皿ねじ51により一体固定化され、スリーブ35の外周に回転自在に嵌挿され、スリーブ35の他端外周溝に係着したストッパリング52で抜け止め支持される。
【0031】
リングギヤ36は、ベースプレート32におけるスリーブ35の周囲の複数位置に固定的に立設したピン53に枢着されたガイドローラ54の段差面に軸方向でスラスト支持されるとともに、ガイドローラ54の小径ローラ面とスリーブ35の外周との間に挟持されて回転自由に支持される。リングギヤ36の外周の一部には歯面36Aが設けられ、この歯面36Aにピニオン34を噛合いさせる。
【0032】
リンクプレート37は、周方向複数位置(本実施形態では4位置)に溝状の駆動部37Aを備える。駆動部37Aは、周方向、換言すればリンクプレート37がリングギヤ36と一体で回転する、主排気管21の管軸まわりの回転方向において半径距離を滑らかに増減する曲がり状ガイド溝からなる。尚、駆動部37Aは、ストレート状ガイド溝からなるものでも良い。
【0033】
バルブプレート38は、リンクプレート37の溝数に対応する複数個(本実施形態では4個)からなり、各バルブプレート38の基端部に嵌合固定したバルブブッシュ56が、ベースプレート32の周方向複数位置(本実施形態では4位置)に挿通された基端ねじ部にナット58Aが螺着されて固定的に立設されたバルブシャフト57の支軸57Aに支承される。バルブプレート38はリンクプレート37から離隔して回動可能に支持されるものとなる。バルブプレート38のバルブブッシュ56から回転半径方向に離隔する中間部に固定的に突設したピン状の従動部38Aを、リンクプレート37の駆動部37Aのガイド溝内に係入する。バルブプレート38の先端部は、スリーブ35の自由端面の軸方向外方から主排気管21の管端面の側傍に臨む位置に配置されている。従って、リンクプレート37の回転により、駆動部37Aと従動部38Aの係合を介して、バルブプレート38の先端部はバルブシャフト57を回動支点として主排気管21の管外から管内に進退するものになる。後退端にある全バルブプレート38は、図4に示す如く、主排気管21の管外に設定される。前進端にある全バルブプレート38は、図5に示す如く、主排気管21を全閉するとともに、それら全バルブプレート38の先端側の前縁部38Bは、互いに副排気管22の外径と同一径をなす円形を形成し、副排気管22の外周を隙間なく包む。
【0034】
エンドプレート39は、ベースプレート32に立設された前述のバルブシャフト57の、バルブプレート38に設けたバルブブッシュ56からの突出端の先端ねじ部まわりに取着されるとともに、その支軸57Aの段差面に支持される。エンドプレート39から突出するバルブシャフト57の先端ねじ部には消音器13のアウタプレート13Cが挿着され、アウタプレート13Cはナット58Bでエンドプレート39とともにバルブシャフト57の支軸57Aの段差面に固定化される。
【0035】
開閉装置30の電動モータ31は、消音器13の外壁13Bに対向する側傍に固定配置され、コントローラ61により駆動せしめられる。コントローラ61は車両のECU62に接続される。コントローラ61は、ECU62を介して、エンジン11等の車両の各種稼動情報(エンジン回転数、スロットバルブ開度、過給圧、車速等)を取入れ、電動モータ31を駆動制御する。
【0036】
従って、開閉装置30は以下の如く開閉動作する。
(閉じ動作−副排気管22のみによる排気)
電動モータ31の正転により、操作ロッド33が回転されると、この操作ロッド33の端部に設けられているピニオン34も回転する。ピニオン34の回転に併せて、このピニオン34に噛合うリングギヤ36も回転する。リングギヤ36及びリンクプレート37の回転に伴ない、リンクプレート37の駆動部37Aの位置も変わる。このとき、バルブプレート38はバルブシャフト57に枢支されており、従動部38Aがリンクプレート37の回転により変位する駆動部37Aに沿ってリンクプレート37の内側へ動かされ、バルブプレート38の先端側の前縁部38Bは主排気管21の管内へと前進し、その前進端で主排気管21を全閉し、副排気管22の管径に対応する排気出口が形成される(図5)。
【0037】
(開き動作−主排気管21と副排気管22による排気)
電動モータ31の逆転により、操作ロッド33が回転されると、この操作ロッド33の端部に設けられているピニオン34も回転する。ピニオン34の回転に併せてこのピニオン34に噛合うリングギヤ36も回転し、リングギヤ36及びリンクプレート37の回転に伴ない、リンクプレート37の駆動部37Aの位置も変わる。このとき、バルブプレート38はバルブシャフト57に枢支されており、従動部38Aがリンクプレート37の回転により変位する駆動部37Aに沿ってリンクプレート37の外側へ動かされ、バルブプレート38の先端側の前縁部38Bは主排気管21の管外へ抜けて後退し、その後退端で主排気管21を全開する(図4)。
【0038】
本実施形態によれば以下の作用効果を奏する。
(1)排気管装置10の開閉装置30は、主排気管21と副排気管22を完全に全開する。従って、大排気量エンジンに必要とされる大排気流量を確保することができるし、排気効率を良好にしてエンジンの出力を向上させることができる。
【0039】
尚、主排気管21を全閉にすることにより、消音器13による高い消音効果を得ることもでき、通常走行時(低排出ガス流量時)には必要十分な排気通路を確保しつつ消音効果を高めることができる。また、高出力が必要となる走行時には主排気管21を開いて主・副排気管21、22より排出することで、高流量の排出ガスにも対応させることができる。
【0040】
開閉装置30がリンクプレート37とバルブプレート38を有するものとし、全バルブプレート38を後退端に位置付けて主排気管21の管外に設定することにより、主排気管21と副排気管22を完全に全開できるし、全バルブプレート38を前進端に位置付けて主排気管21を全閉できる。
【0041】
(3)開閉装置30を消音器13における排気流れの下流端で、主排気管21の外周側に配備することにより、開閉装置30を主排気管21の外周まわりで簡易に組付け、取外しできる。従って、開閉装置30の組付性、整備性を向上できる。
【0042】
(4)開閉装置30が、車両の稼動情報により遠隔制御される。従って、車両走行中に、車両走行状況に応じた排気特性、消音特性を得ることができる。また、遠隔操作するものであり、使用者に火傷等を生ずるおそれもない。
【0043】
以上、本発明の実施の形態を図面により記述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本発明の排気管装置の開閉装置は、使用者の手動により遠隔されるものでも良い。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、消音器による高い消音効果を得ることができるとともに、エンジンの大排気量や出力向上にも対応できる排気管装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は排気管装置を示す模式図である。
【図2】図2は排気管装置を示す断面図である。
【図3】図3は排気管装置を示す正面図である。
【図4】図4は開閉装置の全開状態を示す正面図である、。
【図5】図5は開閉装置の全閉状態を示す正面図である。
【図6】図6は開閉装置の断面図である。
【図7】図7は開閉装置の斜視図である。
【図8】図8は排気管装置の基端側の分解図である。
【図9】図9は排気管装置の中間部の分解図である。
【図10】図10は排気管装置の先端側の分解図である。
【符号の説明】
10 排気管装置
13 消音器
21 主排気管
22 副排気管
23 排気通路
30 開閉装置
37 リンクプレート
37A 駆動部
38 バルブプレート
38A 従動部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an automobile exhaust pipe device.
[0002]
[Prior art]
As an exhaust pipe device for adjusting the exhaust noise of an automobile, an exhaust passage formed by a double pipe composed of a large-diameter main exhaust pipe and a small-diameter sub-exhaust pipe is provided in the silencer as described in Patent Document 1. Some have an opening / closing device that makes the passage area of the exhaust passage variable. In the exhaust pipe device of Patent Document 1, an opening / closing device is provided in a main exhaust pipe having a large diameter. The opening / closing device includes a lid member that covers the exhaust passage of the main exhaust pipe, and a variable plate that is disposed so as to overlap the lid member. The variable plate and the lid are rotated by rotating the variable plate with respect to the lid member. The overlapping area of the through holes provided in each of the members is changed to make the exhaust passage area of the main exhaust pipe variable.
[0003]
According to the switchgear of Patent Literature 1, the main exhaust pipe can be fully closed, and a high silencing effect can be obtained by the silencer.
[0004]
[Patent Document 1]
JP 2002-168111 (FIGS. 1-5, page 1)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In the opening / closing device of the exhaust pipe device of Patent Document 1, the exhaust passage of the main exhaust pipe is covered with a cover member, and even if the exhaust passage area of the main exhaust pipe is changed by the rotation of the variable plate, the exhaust passage area of the main exhaust pipe is changed. Cannot exceed the maximum overlap area of the through holes of the variable plate and the lid member, and the main exhaust pipe cannot be fully opened. Therefore, it is difficult to secure a large exhaust flow rate required for a large displacement engine, and it is difficult to improve engine output by improving exhaust efficiency.
[0006]
An object of the present invention is to provide an exhaust pipe device that can obtain a high silencing effect by a silencer and can also cope with a large engine displacement and output improvement.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
According to a first aspect of the present invention, there is provided an opening / closing device for providing an exhaust passage formed by a double pipe comprising a large-diameter main exhaust pipe and a small-diameter sub-exhaust pipe in the silencer and making the passage area of the exhaust passage variable. In the exhaust pipe device provided, the opening / closing device is configured to allow the main exhaust pipe and the sub exhaust pipe to be fully opened.
[0008]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the opening / closing device is supported on the outer peripheral side of the main exhaust pipe and is capable of rotating around the tube axis of the main exhaust pipe, and the main exhaust pipe. A plurality of valve plates that are supported at a plurality of positions in the circumferential direction on the outer peripheral side and can be moved back and forth from the outside of the main exhaust pipe into the pipe, and provided on the drive plate and the valve plate provided on the link plate by the rotation of the link plate The valve plate is moved forward and backward through the engagement of the driven portion, the entire valve plate at the retracted end is set outside the main exhaust pipe, and the main exhaust pipe is fully closed by the entire valve plate at the advanced end. The auxiliary exhaust pipe is wrapped by the front edge of all the valve plates.
[0009]
According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect of the present invention, the switchgear is arranged on the outer peripheral side of the main exhaust pipe at the downstream end of the exhaust flow in the silencer.
[0010]
According to a fourth aspect of the present invention, in the invention according to any one of the first to third aspects, the opening / closing device is remotely controlled by vehicle operation information.
[0011]
[Action]
The invention according to claim 1 has the following effect (1).
(1) The opening / closing device of the exhaust pipe device fully opens the main exhaust pipe and the sub exhaust pipe. Therefore, a large exhaust flow rate required for a large displacement engine can be ensured, exhaust efficiency can be improved, and engine output can be improved.
[0012]
In addition, by fully closing the main exhaust pipe, it is possible to obtain a high silencing effect by the silencer, and to enhance the silencing effect while ensuring a necessary and sufficient exhaust passage during normal driving (at low exhaust gas flow rate). be able to. Further, when traveling with a high output required, the main exhaust pipe is opened and exhausted from the main / sub exhaust pipe, so that it is possible to cope with high flow exhaust gas.
[0013]
The invention according to claim 2 has the following effect (2).
The switchgear has a link plate and a valve plate. By positioning all the valve plates at the retracted end and setting them outside the main exhaust pipe, the main exhaust pipe and the sub exhaust pipe can be fully opened. The main exhaust pipe can be fully closed by positioning the plate at the forward end.
[0014]
The invention according to claim 3 has the following effect (3).
(3) By disposing the switchgear on the outer peripheral side of the main exhaust pipe at the downstream end of the exhaust flow in the silencer, the switchgear can be easily assembled and removed around the outer periphery of the main exhaust pipe. Therefore, the assembly and maintenance of the switchgear can be improved.
[0015]
The invention according to claim 4 has the following effect (4).
(4) The switchgear is remotely controlled by vehicle operation information. Accordingly, it is possible to obtain exhaust characteristics and noise reduction characteristics according to the vehicle traveling condition during vehicle traveling. In addition, it is remotely operated and there is no possibility of causing burns or the like to the user.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
1 is a schematic view showing an exhaust pipe device, FIG. 2 is a cross-sectional view showing the exhaust pipe device, FIG. 3 is a front view showing the exhaust pipe device, FIG. 4 is a front view showing a fully opened state of the switchgear, and FIG. FIG. 6 is a sectional view of the switchgear, FIG. 7 is a perspective view of the switchgear, FIG. 8 is an exploded view of the proximal end side of the exhaust pipe device, and FIG. 9 is an intermediate view of the exhaust pipe device. FIG. 10 is an exploded view of the front end side of the exhaust pipe device.
[0017]
As shown in FIG. 1, the automobile
[0018]
As shown in FIGS. 2 and 3, the
[0019]
The
[0020]
The end of the
[0021]
The outer end of the
[0022]
Inside the
[0023]
The opening /
[0024]
The opening /
[0025]
The
[0026]
The
[0027]
The operating
[0028]
The
[0029]
The
[0030]
The
[0031]
The
[0032]
The
[0033]
The
[0034]
The
[0035]
The
[0036]
Accordingly, the opening /
(Closing operation-exhausting only by the auxiliary exhaust pipe 22)
When the
[0037]
(Opening operation-exhaust by
When the
[0038]
According to this embodiment, there exist the following effects.
(1) The opening /
[0039]
In addition, by fully closing the
[0040]
The
[0041]
(3) By installing the
[0042]
(4) The opening /
[0043]
Although the embodiment of the present invention has been described with reference to the drawings, the specific configuration of the present invention is not limited to this embodiment, and there are design changes and the like without departing from the scope of the present invention. Are also included in the present invention. For example, the opening / closing device for the exhaust pipe device of the present invention may be remotely operated by the user.
[0044]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, while being able to obtain the high noise reduction effect by a silencer, the exhaust pipe apparatus which can respond also to the large engine displacement and output improvement of an engine can be obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic view showing an exhaust pipe device.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing an exhaust pipe device.
FIG. 3 is a front view showing an exhaust pipe device.
FIG. 4 is a front view showing a fully opened state of the switchgear.
FIG. 5 is a front view showing a fully closed state of the switchgear.
FIG. 6 is a cross-sectional view of the switchgear.
FIG. 7 is a perspective view of an opening / closing device.
FIG. 8 is an exploded view of the proximal end side of the exhaust pipe device.
FIG. 9 is an exploded view of an intermediate portion of the exhaust pipe device.
FIG. 10 is an exploded view of the distal end side of the exhaust pipe device.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
開閉装置が主排気管と副排気管を全開可能にすることを特徴とする排気管装置。In an exhaust pipe device having an exhaust passage formed by a double pipe composed of a large-diameter main exhaust pipe and a small-diameter sub-exhaust pipe inside the silencer and having an opening / closing device that makes the passage area of the exhaust passage variable ,
An exhaust pipe device characterized in that the switchgear allows the main exhaust pipe and the sub exhaust pipe to be fully opened.
主排気管の外周側に支持され、主排気管の管軸まわりに回動し得るリンクプレートと、
主排気管の外周側の周方向複数位置に支持され、主排気管の管外から管内に進退し得る複数のバルブプレートを有し、
リンクプレートの回動により、リンクプレートに設けた駆動部とバルブプレートに設けた従動部の係合を介して、バルブプレートを進退させ、後退端にある全バルブプレートを主排気管の管外に設定し、前進端にある全バルブプレートにより主排気管を全閉するとともに、それら全バルブプレートの前縁部により副排気管を包む請求項1に記載の排気管装置。The switchgear is
A link plate supported on the outer peripheral side of the main exhaust pipe and capable of rotating around the pipe axis of the main exhaust pipe;
Having a plurality of valve plates supported at a plurality of positions in the circumferential direction on the outer peripheral side of the main exhaust pipe and capable of moving back and forth from the outside of the main exhaust pipe into the pipe;
By rotating the link plate, the valve plate is advanced and retracted through the engagement of the drive part provided on the link plate and the driven part provided on the valve plate, and all the valve plates at the backward end are moved out of the main exhaust pipe. 2. The exhaust pipe device according to claim 1, wherein the main exhaust pipe is fully closed by all the valve plates at the forward end and the auxiliary exhaust pipe is wrapped by the front edge portion of all the valve plates.
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