JP2005009083A - Door guard - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドアが完全に開放されることを阻止して不法侵入を防ぐドアガードに関し、特にドアの外側から不正解除されることがないように構成されるドアガードに関する。
【0002】
【従来の技術】
ドアガードは、ドアとドアフレーム等のドア回りをレバーやチェーンで連結することにより、来客応対時にドアの開放角度を制限して、訪問者が強引に屋内へ侵入することを防止するために使用される。このようなドアガードとしては、例えば、図9(a)に示されるように、ドアDに固定される支持部51に回動支持されるU字状の係合レバー52を、壁Wに嵌め込まれるドアフレームFに固定される受け具53に係合させておき、ドアDを開放させたときに係合レバー52の自由端側の終端部に受け具53が当接して、ドアDの開放角度を制限するドアガード5が一般的に使用されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
あるいは、図9(b)に示されるように、ドアDに固定される係合部61に対して、係合ピン62を、幅広の係合穴61aから挿通させて幅狭の係合溝61bに係合させることにより、係合ピン62に連結されるチェーン63を介してチェーン支持部64が取り付けられるドアフレームFと連結するようにしたドアガード6が使用されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2003−56238号公報。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ドアガードは、来客応対時におけるドア開放角度の制限という使用目的から離れて、ドアを開放させた状態で屋内の空気を入れ替える際に、ロックの代わりとして使用されることもある。しかしながら、上記のレバー式のドアガード5の場合、係合レバー52をドアフレームF側からドアD側に回動させるだけで容易に解除することができるので、道具を予め用意すれば、閉じられたドアの外側からでも容易に解除される可能性がある。
【0006】
また、上記のドアガード6の場合、係合ピン62が係合溝61bから容易に外れないようにするため、係合穴61aに抜止片65が設けられており、抜止解除ボタン66を操作しなければ解除されないようにされているものの、これらがドアの外側から見えるところに配置されており、やはり道具を使用することにより容易に解除される可能性がある。
【0007】
本発明は、斯かる実情に鑑み、ドアの外側から不正解除されることがないように構成されており、かつ、操作性に優れたドアガードを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、ドア又はドア回りのいずれか一方に設けられる受け具と、他方に設けられてロック位置とアンロック位置との間で回動自在に支持されるレバーとを備えてなり、前記レバーには、回動支持部側から自由端側に向けて延びる係合溝部が形成されており、前記係合溝部は、前記回動支持部側に形成される幅広部と、前記幅広部に連続的に形成されて前記幅広部から前記自由端側に向けて延びる幅狭部とで構成されており、前記ドアを閉鎖させた状態で、前記レバーを前記ロック位置に回動させることにより、前記受け具が前記幅広部に挿通され、 前記受け具が前記幅広部に挿通された状態で、前記ドアを開放操作することにより、前記受け具が前記幅狭部に係合し、前記レバーが前記アンロック位置側に回動しないように保持され、前記ドアを所定角度まで開放させた状態で、前記受け具が前記幅狭部の終端部に当接して、前記ドアの更なる開放が阻止されるドアガードであって、前記レバーを前記ロック位置に回動させた状態において、前記幅広部に進入することにより前記受け具に係合して、前記ドアが閉鎖された状態でも前記レバーが前記アンロック位置の側に回動させられないように保持する保持部を設けたことを特徴とするドアガードを提供する。
【0009】
請求項1の発明によれば、下記のような作用が得られる。幅広部は、レバーの係合溝部に対して受け具を係脱させるための出入口であるが、そこに保持部を進入させて受け具と係合させるので、レバーをアンロック側に回動させること(受け具が係合溝部から外れること)を確実に阻止するものである。したがって、従来のレバー式のドアガードのように、レバーを倒すだけでは解除できず、外部からの不正解除が行い難いものである。
【0010】
請求項2の発明は、前記保持部は、前記幅広部に進入する方向に常時付勢されていることを特徴とする請求項1に記載のドアガードを提供する。
【0011】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の作用に加えて、下記のような作用が得られる。保持部が幅広部に進入する方向に常時付勢されているため、レバーをロック位置に回動させたときに保持部を受け具に対して確実に係合させ、また、ドアガードの不正解除をし難くするものである。
【0012】
請求項3の発明は、前記レバーには、前記保持部に対して直接的に負荷が加えられても、前記保持部が前記幅広部から退出させられないように、前記保持部をロックするロック機構が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のドアガードを提供する。
【0013】
請求項3の発明によれば、請求項1又は2の発明の作用に加えて、下記のような作用が得られる。保持部に直接的に負荷を加えても幅広部から退出させることができないので、幅広部がドアの外側から見易い位置にあっても、ドアガードの不正解除が行われ難いものである。
【0014】
請求項4の発明は、前記レバーには、ロック解除部が設けられており、前記ロック解除部を操作することにより、前記ロック機構による前記保持部のロックが解除されるとともに、前記保持部が前記幅広部から退出させられることを特徴とする請求項3に記載のドアガードを提供する。
【0015】
請求項4の発明によれば、請求項3の発明の作用に加えて、下記のような作用が得られる。ロック解除部を操作するだけで、保持部のロック解除と幅広部からの退出が行われるので、取扱いが容易になるものである。
【0016】
請求項5の発明は、前記ロック解除部の操作部は、前記レバーの前記自由端側に設けられていることを特徴とする請求項4に記載のドアガードを提供する。
【0017】
請求項5の発明によれば、請求項4の発明の作用に加えて、下記のような作用が得られる。ロック解除の操作部が、ドアの外側から最も手の届き難いレバーの自由端側に設けられているので、ドアの外側からの不正操作が行われ難いものである。
【0018】
請求項6の発明は、前記操作部は、その周囲がカバーで覆われており、前記カバーには、前記自由端側に向けて開口するカバー開口部が形成されていることを特徴とする請求項5に記載のドアガードを提供する。
【0019】
請求項6の発明によれば、請求項5の発明の作用に加えて、下記のような作用が得られる。ロック解除の操作部をカバーで覆うので、ドアの外側からの不正操作が一層行われ難いものである。また、操作部にアクセスするためのカバー開口部はレバーの自由端側に向けて形成されているので、ドアの外側から直視することができず、その点からも不正操作が行い難い。
【0020】
請求項7の発明は、前記ロック解除部は、前記操作部が前記回動支持部側から前記自由端側に向かう方向に引っ張られることにより、前記ロック機構の作用を解除することを特徴とする請求項5又は6に記載のドアガードを提供する。
【0021】
請求項7の発明によれば、請求項5又は6の発明の作用に加えて、下記のような作用が得られる。操作部はドアの内側に向けて引くことにより解除されるので、ドアの内側からは操作し易い一方、ドアの外側からは、より手の届き難いところへ動かさなければならず不正操作し難いものである。
【0022】
請求項8の発明は、前記レバーには、前記ロック解除部により前記幅広部から退出させられた保持部を、前記幅広部から退出させられた状態にロックする退出ロック部が設けられており、前記退出ロック部は、前記レバーを前記ロック位置に回動させることによりロック解除することを特徴とする請求項4乃至7のいずれかに記載のドアガードを提供する。
【0023】
請求項8の発明によれば、請求項4乃至7のいずれかの発明の作用に加えて、下記のような作用が得られる。退出ロック部で保持部を幅広部から退出した状態にロックできるので、操作が一層行い易いものである。しかも、レバーをロック位置に回動させるだけで退出ロック部のロックが解除されるので、取扱いが簡単で、受け具に保持部を係合し忘れることがないものである。
【0024】
請求項9の発明は、前記レバーには、前記レバーをロック位置に回動させた状態で前記ドアを開放させることにより、前記受け具に係合して前記ドアを開放状態に保持するドア保持部が備えられていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のドアガードを提供する。
【0025】
請求項9の発明によれば、請求項1乃至8のいずれかの発明の作用に加えて、下記のような作用が得られる。ドアガードを空気入れ替えのロック代わりに使う場合に、ドアとドア回りの間に物を挟み込んだりしなくても、ドアを開放状態に保持することができるものである。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照しつつ説明する。図1乃至図4は、本発明の実施の形態を示す図である。図1は、ドアガード1のレバー2の組立図、図2は、レバー2の内部作動を説明する図である。また、図3は、ドアガード1の操作方法を説明する図、図4は、ドアの外側から不正解除が行われた場合の防御について説明する図である。
【0027】
〔ドアガード1の概要〕
本実施形態に係るドアガード1は、図3に示されるように、外開きのドアDに回動自在に取付支持されるレバー2と、ドアDが嵌合するドアフレームFに取り付けられる受け具3とからなる。レバー2は、ドアDに沿うように折り畳まれるアンロック位置U(図3(a)(b))と、ドアフレームFに沿うように展開されるロック位置L(図3(c)(d))との間で回動させられるようになっている。
【0028】
レバー2は、ドアDを閉鎖させた状態でレバー2をロック位置Lに回動させて、セットすることにより、係合溝部223が受け具3に係合可能な状態となる。そして、この係合可能な状態からドアDを開放操作することにより、レバー2の係合溝部223が受け具3に係合して、レバー2がアンロック位置U側に回動しないように保持される。さらに、ドアDを所定角度まで開放させることにより、受け具3がレバー2の係合溝部223の終端部223cが当接して、ドアDの更なる開放が阻止されるようになっている。
【0029】
〔レバー2〕
レバー2は、図1に示されるように、主として、支持部21と、支持部21に回動自在に支持される本体部22と、本体部22にスライド自在に支持されるスライド部23と、本体部22にスライド自在に支持された状態でスライド部23に係合するロック解除部24、支持部21に対して固定されることにより本体部22に支持されるスライド部23及びロック解除部24を覆う蓋部25、及びこれらに被せられるカバー部26から構成される。
【0030】
〔支持部21〕
支持部21は、固定板211の固定穴211aを介してドアDに取付固定される。固定板211には、本体部22を回動自在に支持する軸受部212が上下一対となるように形成されている。各軸受部212には、上下に貫通する同心の軸受穴212aが形成されており、ピン状の支持軸213が、軸受穴212a及び後述する本体部22の回動支持穴224aに挿入された状態で係止リング214に係止されるようになっている。
【0031】
固定板211における軸受部212の近傍には、水平方向に凹設されるスプリング支持穴211bが形成されている。スプリング支持穴211bの内部には、保持スプリング215及び保持ボール216が挿入されており、保持ボール216が、本体部22の回動支持部224の外周部に形成される保持溝224bに嵌合する。これにより、本体部22がアンロック位置Uにおいて所定の保持力で保持され、レバー2が不意にロック位置L側に回動しないようにされている。
【0032】
〔本体部22〕
本体部22は、プレート部221と、プレート部221の上下両端に形成される側壁部222と、プレート部221の長手方向の一端から延びるU字状の係合溝部223と、係合溝部223が形成されるプレート部221の一端に形成される回動支持部224と、自由端部228側に形成される切欠部225とで構成される。各側壁部222には、スプリング溝222a、ボール溝222b、抜止部222cが上下で対向するように形成されている。
【0033】
回動支持部224側から自由端側に向けて延びる係合溝部223は、回動支持部224側に形成される幅広部223bと、幅広部223bに連続的に形成されて幅広部223bから自由端側に向けて延びる幅狭部223aとで構成される。幅広部223bは、レバー2と組合せられる受け具3の大径部3cが挿通可能な上下幅に設定されており、幅狭部223aは、受け具3の大径部3cは挿通不能だが、軸部3bは係合可能となる上下幅に設定されている。
【0034】
ドアDが閉鎖された状態では、図3に示されるように、幅広部223bが受け具3に対応する位置にあるので、レバー2をロック位置L側に回動させることにより、受け具3の大径部3c及び軸部3bが幅広部223bに挿通される(図3(c))。受け具3が幅広部223bに挿通された状態において、ドアDを開放操作すると、レバー2が動くことにより受け具3が係合溝部223の中で幅狭部223aの方に相対スライドし、レバー2は、幅狭部223aの上下縁部が大径部3cに引っ掛ってアンロック位置U側への回動しないように保持されるものである。この保持状態において、ドアDの開放操作を継続させると、受け具3が係合溝部223の終端部223cに当接して、ドアDの更なる開放が阻止されることになる。
【0035】
〔スライド部23〕
スライド部23は、プレート状部材であって、図2に示されるように、本体部22のプレート部221とその上下の側壁部222とで形成される凹部に収容され、本体部22に対してスライド自在に支持される。スライド部23には、係合溝部223に対応する水平方向の長さと、幅狭部223aと同じ上下幅とを有するU字状のスライド溝部23aが備えられている。スライド溝部23aは、図2に示されるように、本体部22にスライド部23が収容されたときに、係合溝部223に重ね合わせられるようになっている。
【0036】
スライド部23の上下端部には、それぞれスプリング支持部23b、ボール押圧部23cが形成されている。スプリング支持部23bは、本体部22のスプリング溝222aに係合して、スライド部23を回動支持部224側に付勢するスライドスプリング226の支持部となる。ボール押圧部23cは、スライド部23に対して、スライド部23を自由端部側へ向けてスライドさせようとする力が、外部から直接的に加えられる際に、ボール溝222bやボール溝222bに入れられるロックボール227と協働してスライド部23のスライドをロックするロック機構を構成する。このロック機構は、ドアDの外側からドアガード1が不正解除されることを防止するために備えられるために装備されるものであるが、詳しくは後述する。
【0037】
スライド部23において、回動支持部224側の先端部23fは、スライドスプリング226により幅広部223bに進入する方向(回動支持部224に向かう方向)に付勢され、図3(d)に示されるように、幅広部223bに挿通された受け具3の軸部3bに係合して、レバー2の本体部22がアンロック位置U側に回動させられないように保持する。なお、スライド部23の自由端側には、ロックスプリング231に係合するスプリング係合部23dが突設されている。
【0038】
〔ロック解除部24〕
ロック解除部24は、ロック機構によるスライド部23のロックを解除するプレート状部材であって、スライド部23に対し自由端部228側に配置され、図3(a)に示されるように、スライド部23と同様、本体部22のプレート部221とその上下の側壁部222とで形成される凹部に収容され、本体部22に対してスライド自在に支持されている。ロック解除部24には、ロックスプリング231を係止するスプリング係止部24aが形成されており、ロックスプリング231により、ロック解除部24がスライド部23側に引き寄せられるようになっている。
【0039】
ロック解除部24には、スライド部23側に向けて延びる角根元部24cと、角根元部24cから更に延びて角根元部24cより細い角先端部24bが形成されている。角先端部24bと側壁部222の隙間は、上述のロックボール227の直径より大きく、角根元部24cと側壁部222の隙間は、ロックボール227の直径より小さく設定されている。なお、ロック解除部24がスライド部23側に引き寄せられた状態では、角先端部24bがスライド部23に形成される角収容部23gに収容されているため、ロックボール227は、もっぱら角根元部24cと接するようになっている。
【0040】
上記の他に、ロック解除部24には、レバー2の自由端部228側に操作部24eが設けられており、また、操作部24eがレバー2上において回動支持部224側から自由端部228側に向かう方向に引っ張られる際に、本体部22から抜けないように抜止部222cと係合する抜止片24dが設けられている。
【0041】
〔蓋部25〕
蓋部25は、本体部22に収容されるスライド部23及びロック解除部24が脱落しないように覆うプレート状部材であり、取付穴25a及びネジ穴222dを介して、取付ネジ251で本体部22に固定される。なお、蓋部25には、係合溝部223に係合される受け具3と干渉することがないように、係合溝部223より一回り大きい切欠溝25bが形成されている。また、操作部24eの操作時に手が当たらないように切欠部25cが形成されている。
【0042】
〔カバー部26〕
カバー部26は、本体部22、スライド部23、ロック解除部24及び蓋部25の組立体に被せられて、ロック解除部24の操作部24eの周囲を覆うことにより、ドアDの外側から操作部24eの不正操作が行われ難いようにするものである。カバー部26は、上記の組立体に嵌合される係合枠261と、係合枠261に連結されるロック解除部カバー262からなり、取付穴261a及びネジ穴222dを介して、取付ネジ263で取付固定される。また、ロック解除部カバー262には、操作部24eにアクセスするためのカバー開口部262aが、レバー2の自由端側に向けて開口形成されている。
【0043】
〔ロック機構〕
ここで、スライド部23をロックするロック機構について説明するとともに、ロック機構によるロックをロック解除部24が解除する動作について説明する。ロック機構は、本体部22のボール溝222b、スライド部23のボール押圧部23c、ロックボール227、及びロック解除部24の角根元部24cにより構成される。
【0044】
スライド部23に直接負荷が与えられることにより、スライド部23が自由端部228側にスライドさせられようとする場合には、図4(a)に示されるように、スライド部23のボール押圧部23cがロックボール227を押圧することになる。ロックボール227は、側壁部222との隙間がロックボール227の直径よりも狭い角根元部24cに接しているので、ボール溝222bから抜け出ることができない。これにより、スライド部23が自由端部228側にスライドしないようにロックされるものである。
【0045】
〔ロック解除部によるロックの解除〕
上述のように、スライド部23に、スライド部23をスライドさせようとする力が作用する場合には、ロック機構によるロックがなされるが、ロック解除部24を介してスライド部23をスライドさせようとする力を作用させる場合には、ロック機構によるロックが解除されるようになっている。図2(a)に示される状態から、ロック解除部24の操作部24eを自由端側に引くと、図2(b)に示されるように、ロック解除部24がロックスプリング231を押し縮めつつ、スライド部23と離れるようにスライドする。これにより、角先端部24bが角収容部23gから引き出されて、側壁部222あるいはボール溝222bと対向する状態となる。
【0046】
角先端部24bと側壁部222との隙間は、上述したようにロックボール227の直径よりも広く設定されている。したがって、図2(b)に示される状態から、ロック解除部24をさらに引いても、ロックボール227は、角先端部24bと側壁部222との間に嵌まり込むことになり、ボール溝222bには引っ掛からない。これによって、図2(c)に示されるように、ロック解除部24がロックスプリング231を介してスライド部23をスライドさせ、スライド部23の先端部23fが、係合溝部223の幅広部223bから退出することになる。これにより、受け具3の大径部3cは、幅広部223bに対して挿通自在な状態となる。
【0047】
〔ドアガード1の操作方法〕
上記ドアガード1は、以下のように操作される。まず、図3(a)に示されるように、アンロック位置Uに保持されるレバー2の操作部24eを、レバー2の自由端部側(矢印方向)に引く。これにより、図3(b)に示されるように、スライド部23の先端部23fが幅広部223bから退出して、幅広部223bに受け具3の大径部3cが挿通可能な状態となる。
【0048】
さらに、操作部24eを引いたままで、レバー2をロック位置Lに回動させて、図3(c)に示されるように、ドアフレームFに固定される受け具3を幅広部223bに挿通させる。そして、操作部24eを離すことにより、スライドスプリング226の付勢力によって、図3(d)に矢印で示されるように、スライド部23がスライドする。スライド部23の先端部23fは再び幅広部223bに進入し、受け具3の軸部3bに係合して、レバー2はロック位置L側に回動しないように保持される。なお、レバー2をアンロック位置Uに戻す場合には、上記と逆の操作を行うようにすれば良い。
【0049】
〔上記実施形態の特徴点〕
上記実施形態に係るドアガード1は、上記のように構成される結果、下記のような特徴点を有している。
【0050】
第1に、レバー2をロック位置Lに回動させた状態において、スライド部23の先端部23fが幅広部223bに進入することにより、幅広部223bに挿通された受け具3の軸部3bに係合して、レバー2がアンロック位置Uに回動することを阻止するという特徴点を有している。幅広部223bは、レバー2を係合溝部223に係脱させるための出入口となるものであるが、そこにスライド部23が進入して受け具3と係合するので、レバー2がアンロック位置U側に回動させられないように保持されることとなる。したがって、ドアDの外側からドアガード1の不正解除を行うことは確実に阻止されることとなるものである。
【0051】
第2に、スライド部23は、スライドスプリング226の付勢力によって、先端部23fが、幅広部223bに進入する方向に常時付勢されるという特徴点を有している。これにより、レバー2をロック位置Lに回動させたときに、特別な操作を行わなくても、スライド部23が付勢力で自動的に幅広部223bに進入させられるので、スライド部23が受け具3に対して確実に係合することになる。また、スライド部23が受け具3に係合するように付勢されているため、これが、ドアDの外側からドアガード1を不正解除する場合の障害となって、不正解除をし難くすることにもなる。
【0052】
第3に、スライド部23は、ロック解除部24を操作することによってのみ解除されるロック機構でロックされており、直接的に先端部23fが幅広部223bから退出させられる方向に力が加えられても、先端部23fが幅広部223bから退出させられることがないという特徴点を有している。幅広部223bがドアDの外側から見え易い位置にある場合には、図4(a)に矢印で示されるように、スライド部23に直接的に力を加えて不正解除を行われるケースが考えられるが、これを防止して不正解除が行われ難くするものである。
【0053】
第4に、レバー2には、ロック解除部24が設けられており、ロック解除部24を操作することによって、ロック機構によるロックの解除、及びスライド部23の幅広部223bからの退出が行われるという特徴点を有している。これにより、ロック解除部24を操作するだけで、スライド部23のロック解除のみならず、スライド部23の幅広部223bからの退出が行われるので、レバー2の取扱いが簡便で容易になるものである。
【0054】
第5に、ロック解除部24の操作部24eが、レバー2の自由端部228に設けられているという特徴点を有している。レバー2の自由端部228は、図4(b)に示されるように、ドアDの外側から最も手の届き難いところであるので、操作部24eの不正操作を確実に防止できるものである。
【0055】
第6に、ロック解除部24の操作部24eは、周囲がカバー部26で覆われており、カバー部26の外側から操作部24eにアクセスするカバー開口部262aは、レバー2の自由端部228の先端側に向けて形成されているという特徴点を有している。これにより、図4(b)に示されるように、ドアDの外側から、操作部24eに触れたり、操作部24eを直視したりすることはできず、操作部24eの不正操作がより行われ難くなっている。
【0056】
第7に、操作部24eをドアDの内側に向けて引くことにより、ロック機構のロック解除が行われるという特徴点を有している。これにより、操作部24eを引っ張ってレバー2をそのまま回動させるだけで、レバー2をロック位置L又はアンロック位置Uにセットできるので、ドアDの内側からレバー2を操作することが容易に行われる。一方、ドアDの外側からでは、操作部24eを手の届かない奥の方にスライドさせる必要があるため、不正操作は非常に難しいものである。
【0057】
〔上記実施形態の変形例〕
ドアガード1には、図5〜図8に示されるような変更点を加えてもよい。なお、図5〜図8において、図1〜4と共通する部位には、同じ符号を使用し、詳しい説明は省略する。
【0058】
〔挟持部27〕
挟持部27は、蓋部25の嵌合穴25eに、挟持片支持軸271と挟持片ストッパ272を取り付け、挟持片支持軸271で一対の挟持片273を支持することにより設けられる。挟持片273に形成されるスプリング係合軸273aに挟持スプリング274を係合することにより、挟持片273は閉じ方向に付勢されることになる。
【0059】
挟持部27は、図6(a)に示されるように、レバー2を受け具3に係合させた状態で、ドアDを開放させることにより、図6(b)に示されるように、挟持部27が受け具3の大径部3cに係合して、ドアDを開放状態に保持するドア保持部として機能するものである。したがって、ドアガード1を空気入れ替え時のロックとして使用する場合には、ドアDとドアフレームFとの間に物を挟み込んだりしなくても、ドアを開放状態に保持することができるものである。なお、開放状態に保持されたドアDを閉鎖方向に操作することにより、大径部3cが挟持スプリング274に抗して挟持部27から外れ保持が解除されるようになっている。
【0060】
〔スライド支持板28〕
スライド支持板28は、蓋部25に取り付けられた挟持片支持軸271及び挟持片ストッパ272に取付ネジ281で取付部28aが固定される。スライド支持板28は、可撓性の素材で形成されており、可動部28cが所定の付勢力をもって本体部22側に押し付けられている。可動部28cの中途部には、本体部22に向けて突出するロック爪28dが形成されており、蓋部25に形成されるロック爪挿入部25dに係合されている。
【0061】
そして、ロック解除部24を操作することにより、スライド部23が幅広部223bから退出したときには、ロック爪28dが、図7(a)に示されるように、スライド部23に形成されるスライドロック部23eに係合して、スライド部23が幅広部223bに再び進入することがないようにロックするものである。
【0062】
レバー2をロック位置Lに回動させるときには、受け具3にスライド部23を係合させるためにロック爪28dによるロックを解除する必要があるが、図7(b)に示されるように、可動部28cの先端に形成される当接部28eが受け具3の大径部3cに押される形で後退し、それに伴ってロック爪28dがスライドロック部23eから外れるので、特別な操作をする必要はないものである。なお、28bは、挟持スプリング274を覆うためのスプリングカバーである。
【0063】
上記のように、挟持部27やスライド支持板28を追加する場合に、これらを剥き出しにしたままでは、故障する原因となったり、操作する手にケガさせたりするおそれがあるため、図5に示されるように、レバー2の全体を覆うようにしたカバー29を設けておくことが好ましい。
【0064】
〔上記変形例に係るドアガード1の操作方法〕
上記変形例に係るドアガード1は、以下のように操作される。まず、レバー2はアンロック位置Uに回動された状態では、スライド支持板28によって、スライド部23の先端部23fが幅広部223bから退出し、幅広部223bに受け具3の大径部3cが挿通可能とされているので、図8(a)に示されるように、レバー2をロック位置L側に回動させるだけの操作を行うだけで良い。そして、レバー2がロック位置Lに回動させられると、当接部28eが受け具3の先端部に押される形で後退し、ロック爪28dがスライドロック部23eから外れるので、幅広部223bにスライド部23が進入し、操作部24eはレバー2内に引っ込むことになる(図8(b))。したがって、受け具3にスライド部23を係合させることを忘れることがないものである。
【0065】
逆に、レバー2をアンロック位置Uに戻す場合には、図8(c)に示されるように、カバー開口部29aから操作部24eを引き出せば、スライド部23はロック爪28dにより幅広部223bから退出した状態にロックされるので、後は、図8(d)に示されるように、レバー2をアンロック位置U側に回動させるだけの操作をすれば良い。したがって、スライド支持板28を備えない場合と比べても、操作が容易に行えるものである。
【0066】
〔その他の変形例〕
上記実施形態では、屋外側に向けてドアが回動する外開きタイプで説明したが、レバー2をドアフレームF側に取り付け、受け具3を形状変更してドアD側に取り付けることにより、屋内側に向けてドアが回動する内開きタイプにも本発明を適用することが可能である。
【0067】
上記実施形態では、スライド部23をロックするロックボールは、球形のものを使用したが、円柱形やその他の形状のものを使用するようにしても良い。
【0068】
尚、本発明のドアガードは、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0069】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の請求項1〜9記載のドアガードによれば、レバーをロック位置に回動させた状態において、係合溝部の幅広部に進入することにより受け具に係合して、ドアが閉鎖された状態でもレバーがアンロック位置に回動させられないように保持する保持部を設けたので、レバーをアンロック側に回動させることを確実に阻止できるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るドアガード(レバー)の組立図。
【図2】本発明の実施形態に係るドアガードの内部作動を説明する図。
【図3】本発明の実施形態に係るドアガードの操作方法を説明する図。
【図4】本発明の実施形態に係るドアガードに対して、ドアの外側から不正解除が行われる場合の防御について説明する図。
【図5】変形例に係るドアガード(レバー)の組立図。
【図6】変形例に係るドアガードのドア保持部の作動を説明する図。
【図7】変形例に係るドアガードの退出ロック部の作動を説明する図。
【図8】変形例に係るドアガードの操作方法を説明する図。
【図9】従来のドアガードを示す図。
【符号の説明】
1 ドアガード
2 レバー
3 受け具
23 スライド部(保持部)
24 ロック解除部
26 カバー部
27 挟持部(ドア保持部)
28 スライド支持板(退出ロック部)
223 係合溝部
223b 幅広部
223a 幅狭部
223c 終端部
224 回動支持部
228 自由端部
262a カバー開口部
D ドア
F ドアフレーム(ドア回り)
L ロック位置
U アンロック位置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a door guard that prevents a door from being completely opened and prevents illegal intrusion, and more particularly, to a door guard that is configured not to be illegally released from the outside of the door.
[0002]
[Prior art]
The door guard is used to prevent the visitor from forcibly entering the house by restricting the door opening angle during customer service by connecting the door and door frame with a lever or chain. The As such a door guard, for example, as shown in FIG. 9A, a U-shaped
[0003]
Alternatively, as shown in FIG. 9B, the
[0004]
[Patent Document 1]
JP2003-56238A.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the door guard is sometimes used as a substitute for a lock when the indoor air is changed with the door opened, apart from the purpose of limiting the door opening angle at the time of customer reception. However, in the case of the lever-
[0006]
Further, in the case of the
[0007]
In view of such circumstances, the present invention is configured so as not to be illegally released from the outside of the door and to provide a door guard excellent in operability.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to
[0009]
According to invention of
[0010]
The invention according to
[0011]
According to the invention of
[0012]
According to a third aspect of the present invention, there is provided a lock for locking the holding portion so that the holding portion is not retracted from the wide portion even when a load is directly applied to the holding portion. The door guard according to
[0013]
According to the invention of
[0014]
According to a fourth aspect of the present invention, the lever is provided with a lock release portion, and by operating the lock release portion, the lock of the holding portion by the lock mechanism is released, and the holding portion is The door guard according to
[0015]
According to the invention of claim 4, in addition to the action of the invention of
[0016]
A fifth aspect of the present invention provides the door guard according to the fourth aspect, wherein the operation portion of the unlocking portion is provided on the free end side of the lever.
[0017]
According to the invention of
[0018]
The invention according to
[0019]
According to the invention of
[0020]
The invention according to claim 7 is characterized in that the lock release portion releases the operation of the lock mechanism when the operation portion is pulled in a direction from the rotation support portion side toward the free end side. A door guard according to
[0021]
According to the invention of claim 7, in addition to the action of the invention of
[0022]
In the invention of claim 8, the lever is provided with a withdrawal lock portion that locks the holding portion that has been retracted from the wide portion by the unlocking portion in a state of being retracted from the wide portion, 8. The door guard according to claim 4, wherein the exit lock portion is unlocked by rotating the lever to the lock position. 9.
[0023]
According to the invention of claim 8, in addition to the action of any of claims 4 to 7, the following action is obtained. Since the exit lock portion can lock the holding portion in a state of being retracted from the wide portion, the operation can be performed more easily. Moreover, since the lock of the exit lock portion is released simply by rotating the lever to the lock position, the handling is easy and the forgetting to engage the holding portion with the receiving tool is avoided.
[0024]
According to a ninth aspect of the present invention, the lever is configured to hold the door in an open state by engaging the receiving member by opening the door in a state where the lever is rotated to the locked position. The door guard according to any one of
[0025]
According to the invention of claim 9, in addition to the action of any one of
[0026]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. 1 to 4 are diagrams showing an embodiment of the present invention. FIG. 1 is an assembly diagram of the
[0027]
[Outline of door guard 1]
As shown in FIG. 3, the
[0028]
The
[0029]
[Lever 2]
As shown in FIG. 1, the
[0030]
[Supporting part 21]
The
[0031]
In the vicinity of the bearing
[0032]
[Main body 22]
The
[0033]
The engaging
[0034]
In the state in which the door D is closed, as shown in FIG. 3, the
[0035]
[Slide part 23]
The
[0036]
At the upper and lower ends of the
[0037]
In the
[0038]
[Unlock part 24]
The
[0039]
The unlocking
[0040]
In addition to the above, the unlocking
[0041]
[Lid 25]
The
[0042]
[Cover part 26]
The
[0043]
[Lock mechanism]
Here, a lock mechanism that locks the
[0044]
When the
[0045]
[Unlocking by the unlocking section]
As described above, when a force to slide the
[0046]
The gap between the
[0047]
[How to operate the door guard 1]
The
[0048]
Further, the
[0049]
[Features of the above embodiment]
As a result of being configured as described above, the
[0050]
First, in a state where the
[0051]
Secondly, the
[0052]
Thirdly, the
[0053]
Fourthly, the
[0054]
Fifth, the
[0055]
Sixth, the
[0056]
Seventh, there is a feature that the lock mechanism is unlocked by pulling the
[0057]
[Modification of the above embodiment]
The
[0058]
[Nipping part 27]
The sandwiching
[0059]
As shown in FIG. 6A, the holding
[0060]
[Slide support plate 28]
In the
[0061]
Then, when the
[0062]
When the
[0063]
As described above, when adding the sandwiching
[0064]
[Operation method of
The
[0065]
On the contrary, when the
[0066]
[Other variations]
In the above-described embodiment, the description has been given of the outward opening type in which the door rotates toward the outdoor side. However, by attaching the
[0067]
In the above embodiment, the lock ball that locks the
[0068]
In addition, the door guard of this invention is not limited to above-described embodiment, Of course, various changes can be added within the range which does not deviate from the summary of this invention.
[0069]
【The invention's effect】
As described above, according to the door guard of the first to ninth aspects of the present invention, in the state where the lever is rotated to the lock position, the door guard is engaged by entering the wide portion of the engagement groove portion. In addition, since the holding part that holds the lever so that it cannot be rotated to the unlocked position even when the door is closed is provided, it is possible to reliably prevent the lever from rotating to the unlocking side. Can be played.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an assembly diagram of a door guard (lever) according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a view for explaining the internal operation of the door guard according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a diagram illustrating a method for operating a door guard according to an embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a view for explaining protection when unauthorized release is performed from the outside of the door with respect to the door guard according to the embodiment of the present invention.
FIG. 5 is an assembly diagram of a door guard (lever) according to a modification.
FIG. 6 is a view for explaining the operation of a door holding portion of a door guard according to a modification.
FIG. 7 is a view for explaining the operation of a door guard exit lock portion according to a modification.
FIG. 8 is a view for explaining a door guard operating method according to a modification.
FIG. 9 is a view showing a conventional door guard.
[Explanation of symbols]
1 Door guard
2 Lever
3 receptacles
23 Slide part (holding part)
24 Unlocking part
26 Cover section
27 Clamping part (door holding part)
28 Slide support plate (Exit lock part)
223 engaging groove
223b Wide part
223a Narrow part
223c termination
224 Rotation support
228 Free end
262a Cover opening
D door
F Door frame (around door)
L Lock position
U unlock position
Claims (9)
他方に設けられてロック位置とアンロック位置との間で回動自在に支持されるレバーと、を備えてなり、
前記レバーには、回動支持部側から自由端側に向けて延びる係合溝部が形成されており、
前記係合溝部は、前記回動支持部側に形成される幅広部と、前記幅広部に連続的に形成されて前記幅広部から前記自由端側に向けて延びる幅狭部と、で構成されており、
前記ドアを閉鎖させた状態で、前記レバーを前記ロック位置に回動させることにより、前記受け具が前記幅広部に挿通され、
前記受け具が前記幅広部に挿通された状態で、前記ドアを開放操作することにより、前記受け具が前記幅狭部に係合し、前記レバーが前記アンロック位置側に回動しないように保持され、
前記ドアを所定角度まで開放させた状態で、前記受け具が前記幅狭部の終端部に当接して、前記ドアの更なる開放が阻止されるドアガードであって、
前記レバーを前記ロック位置に回動させた状態において、前記幅広部に進入することにより前記受け具に係合して、前記ドアが閉鎖された状態でも前記レバーが前記アンロック位置の側に回動させられないように保持する保持部を設けたことを特徴とするドアガード。A receiver provided on either the door or around the door;
A lever provided on the other side and rotatably supported between a locked position and an unlocked position;
The lever is formed with an engaging groove portion extending from the rotation support portion side toward the free end side,
The engagement groove portion includes a wide portion formed on the rotation support portion side, and a narrow portion continuously formed on the wide portion and extending from the wide portion toward the free end side. And
With the door closed, by turning the lever to the locked position, the receiver is inserted through the wide part,
By opening the door in a state where the receiver is inserted through the wide portion, the receiver is engaged with the narrow portion so that the lever does not rotate to the unlock position side. Retained,
In a state where the door is opened to a predetermined angle, the receiving member abuts against the end portion of the narrow portion, and is a door guard that prevents further opening of the door,
In a state where the lever is rotated to the locked position, the lever is engaged with the receiving member by entering the wide portion, and the lever is rotated toward the unlocked position even when the door is closed. A door guard provided with a holding portion for holding it so as not to be moved.
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- 2003-06-16 JP JP2003171340A patent/JP2005009083A/en active Pending
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