JP2005009046A - Wallpaper and method for producing the same - Google Patents

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JP2005009046A
JP2005009046A JP2003176147A JP2003176147A JP2005009046A JP 2005009046 A JP2005009046 A JP 2005009046A JP 2003176147 A JP2003176147 A JP 2003176147A JP 2003176147 A JP2003176147 A JP 2003176147A JP 2005009046 A JP2005009046 A JP 2005009046A
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wallpaper
filler
paper
resin
thermoplastic resin
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Application number
JP2003176147A
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Japanese (ja)
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Katsuhiko Kitora
且彦 木寅
Hideo Wasaka
英雄 和坂
Masayuki Higuchi
雅之 樋口
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Toli Corp
Original Assignee
Toli Corp
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide wallpaper capable of obtaining a sharp emboss having a high designing property and also having an excellent emboss-maintaining property even without foaming the wallpaper. <P>SOLUTION: This wallpaper is provided by filling a material consisting of 100 pts. wt. thermoplastic resin and 100-600 pts. wt. filler to the recessed parts of the rear surface caused by embossing so that the rear surface of the surface layer paper becomes flat and smooth. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はエンボスを有した表層紙の裏面凹部に、熱可塑性樹脂、充填材からなる充填物を裏面が平滑になるように充填することにより、優れたエンボスの保持性を有した壁紙に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、内装材、特に壁装材や天井材には、ポリ塩化ビニル樹脂を中心とした熱可塑性樹脂や紙材が使用され、意匠性付与を目的として、模様等に加え、エンボスも設けられてきた。しかしながら、とりわけ、ポリ塩化ビニル製の壁装材等は加工が容易であり、物性も比較的優れており、価格も安価ということで、広く用いられてきた。しかしながら、ホルムアルデヒド等の有害な揮発性物質を放出するという問題があった。また、オレフィン系樹脂からなる壁装材等は前記有害物質の放出等の問題はないものの、加工に要する技術レベルが高く、価格面でも相対的に高価な上、物性面でも問題が生じることが多かった。さらに、紙材からなる壁装材等は施工後に寸法の縮み等の物性面での問題が生じやすく、価格も高価であった。そこで、ガラス繊維等で織り込んだ織布である塗工紙が開発された。
【0003】
塗工紙はそのまま壁等の対象部分に貼着し、表面を水性エマルジョンからなる塗料で仕上げるというものである。塗工紙は価格も比較的廉価で物性面も優れており、有害物質の揮発などの人体への負荷が非常に少ないという点、及び塗料を塗布するだけで室内の模様替えが可能である手軽さもあり優れた内装材である。しかしながら、塗工紙を用いた壁材、天井材等の内装材は塗工紙が織布であるため、表面から塗料を塗布した場合、織布独特の織目が現出するだけで、エンボスを任意に選択して付与することができる合成樹脂製壁紙等と比較して意匠の自由度が非常に乏しいものである。また、塗料の塗布により、色が変更可能である塗工紙に塗布する塗料はそのほとんどが水性エマルジョンであるため、通常の壁紙に塗布する場合、塗工紙自体は単にガラス等を織った織布であるため、意匠性は塗料による着色して得る以外が方法はなく、意匠性面での改善が望まれていた。また、塗工紙を構成するガラス等の繊維の毛羽立ちの問題も意匠性を低下させる要因となっていた。一方従来の壁紙は意匠性、及びその自由度は高いものの、壁面に十分に貼着するためのローラーがけ作業時に付与したエンボスが潰れてしまい、意匠性を低下させてしまうという問題があった。
【0004】
そこで、凹凸模様が形成された表面シート材の裏面に、発泡せしめられた接着剤を介して裏打ちシートを積層した装飾シート材であって、表面シート材に形成された凹凸部と裏打ちシート材との間隙部の少なくとも30%が前記発泡せしめられた接着剤により充填されてなる凹凸模様を有する装飾シート材が提供されている(特開平9−41296号公報)。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−41296号公報(特許請求の範囲)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の発明は発泡接着剤によって裏打紙と表層紙の間のエンボスによる空隙が十分に埋められず、前記発泡接着剤が埋められていない部分の十分なエンボス保持性を奏することができない場合がある。また、エンボスによる間隙を埋めるように発泡させるために、加工条件等の調整が煩雑である。さらに、発泡のために発泡剤、又はマイクロカプセルが必要であり、経済面でも好ましくない。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は上記問題を解決したものであり、請求項1記載の発明は、エンボスを有した表層紙の裏面に熱可塑性樹脂100重量部に対し、充填材100〜600重量部からなる充填物が前記表層紙の裏面が平滑になるように前記エンボスによる裏面凹部に充填されたことを特徴とする壁紙、を提供するものである。本発明により、エンボス加工により生じた空洞が前記充填物により埋められており、かつ裏打紙を設けずとも十分に貼着可能である。従って、前記充填物による優れたエンボス保持性と裏打紙を設けないことによる優れた可撓性を有する壁紙を得ることができる。
【0008】
請求項2記載の発明は請求項1記載の発明の特徴に加え、充填物を構成する充填材が珪藻土、炭酸カルシウム、タルク、クレー、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウムの何れか一、又は二以上の混合物であることを特徴とする壁紙、を提供するものである。前記充填物を構成する充填材を適宜選択することにより、機能性を付与することもできる。例えば、充填物を構成する充填材を珪藻土することにより、昨今問題となっているホルムアルデヒドやVOCを吸収するという機能性を付与することもできる。また、前記充填材として炭酸カルシウムを選択することで、比較的安価に本発明壁紙を生産することができる。
【0009】
請求項3記載の発明は請求項1、又は2記載の発明の特徴に加え、充填物を構成する熱可塑性樹脂がエチレン酢酸ビニル共重合樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂の何れか一又は2以上である壁紙、を提供するものである。充填物を構成する熱可塑性樹脂をエチレン酢酸ビニル共重合樹脂等にすることにより、エンボスを有した表層紙の裏面凹部に上記樹脂を含むエマルジョンを充填しやすいという効果を奏することができる。
【0010】
請求項4記載の発明は請求項1乃至3記載の発明の特徴に加え、充填物に水酸化アルミニウムを含有した何れか一である壁紙、を提供するものである。壁紙の充填物として水酸化アルミニウムを含有させることにより、防火性能を付与、又は向上させることができ、特に表層紙が可燃性素材、例えば紙素材の場合に有効である。
【0011】
請求項5記載の発明は請求項1乃至4記載の発明の何れか一の特徴に加え、表層紙の表面、及び/又は裏面全体に熱可塑性樹脂層が設けられた壁紙、を提供するものである。例えば、表層紙の表面にエチレンビニルアルコール樹脂層を設けることにより、優れた防汚性を付与することができる。
【0012】
請求項6記載の発明は請求項5記載の発明の特徴に加え熱可塑性樹脂層に細孔が形成された壁紙、を提供するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明壁紙についてさらに詳述する。
図1は本発明壁紙の一例の断面図を示す。図1において、1は表層紙、2は充填物を示す。同図に示すように、表層紙のエンボス付与により生じた空間を充填物2により、充填されている。表層紙1は通常壁紙として用いられる素材のもの、即ち、紙、ポリ塩化ビニル樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂等のポリオレフィン系樹脂を使用することができる。本発明は表層紙が紙素材からなる壁紙である場合に、特にでんぷん糊等の水系接着剤で貼着する際、前記表層紙の紙素材が水分を吸収し、エンボスの保持性が極めて悪くなることから、特に表層紙が紙素材である場合に本発明の効果は顕著である。表層紙の素材として、紙を用いる場合は任意の坪量の表層紙を使用することができるが加工性の観点から50〜200g/mが好ましい。
【0014】
また、表層紙のエンボス付与による裏面の凹部、即ち、表面からはエンボスの凸部に該当する部分に充填される充填物は熱可塑性樹脂、及び充填剤から構成されている。前記熱可塑性樹脂は充填物自体において前記充填剤の結合剤として使用されるとともに、表層紙との結合剤としての作用もある。さらに、本発明壁紙を貼着する際の接着剤、又は粘着剤等の貼着剤との貼着性を保持する効果もある。かかる観点から、充填物を構成する熱可塑性樹脂はエチレン酢酸ビニル共重合樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、又はそれらの混合物が好ましい。理由は前記樹脂を含むエマルジョンをエンボスを有した表層紙の凹部の充填が容易である上、コストが安価であるからである。また、本発明壁紙を構成する充填物中の充填剤は前記壁紙の貼着時のエンボス保持性に大きく寄与するものである。従って、通常内装材で使用されている炭酸カルシウム、タルク、クレー等が充填物を構成する充填剤として含有させることができる。
【0015】
前記充填剤は単独として含有させても良いし、2種以上の充填剤を混合して含有させても良い。また、本発明壁紙を構成する充填物中の充填剤は前記エンボス保持性の他、含有させる充填剤によって、別途機能性を付与することもできる。例えば、本発明壁紙の充填物に含有させる充填剤として、珪藻土を含有させた場合、表層紙からの通気性を確保すれば、珪藻土の水分を吸放出する性質から本発明壁紙を有した室内の湿度の調節機能を付与することができる。また、珪藻土は前記水分の吸放出以外にホルムアルデヒド、アンモニア、硫化水素、トリメチルアミン、及びメチルメルカプタン等の悪臭の原因となる物質を吸着することができるため、本発明壁紙に消臭機能を付与することもできる。さらに、充填物に含有させる充填剤として、水酸化アルミニウムをその一部、又は全部に使用することにより、防炎機能を付与することもできる。各充填剤の含有量としては、熱可塑性樹脂100重量部に対し、炭酸カルシウム、タルク、クレーが200〜400重量部が好ましい。前記充填剤の含有量が200重量部未満の場合は壁紙のエンボスのへたりが生じることがあり、400重量部を超える場合にはエマルジョンの粘度が高くなり、凹部に充填しにくいという点から不都合が生じることがあるからである。また、充填物の充填剤として、珪藻土を使用する場合は100〜200重量部が好ましい。珪藻土の含有量が100重量部未満の場合は、壁紙のエンボスの保持性が劣化し、吸放湿性が低下するという点で問題があり、一方、200重量部を越えるとエマルジョンを充填する際、エンボスを有する表層紙の凹部に十分に充填できないことがあるという観点から好ましくない。また、充填物の充填剤として、水酸化アルミニウムを使用する場合は熱可塑性樹脂100重量部に対し、200〜600重量部であることが好ましい。前記充填剤の含有量が200重量部未満の場合は壁紙のエンボス保持性が低下するという問題が生じることがあり、600重量部を超える場合にはエマルジョンの粘度が高くなり表層紙の凹部に充填しにくいという不都合が生じることがあるからである。
【0016】
図2に本発明壁紙の表層紙の裏面の凹凸部に充填物となるエマルジョン状の熱可塑性樹脂、及び充填剤の混合物(以下、エマルジョン状混合物と記す。)を塗布している状態の一例の断面図を示す。本発明壁紙の表層紙の表面、及び/又は裏面全体に熱可塑性樹脂層が設けることが好ましい。また、図3に本発明壁紙のエマルジョン状混合物を加熱、硬化させた状態の一例の断面図を示す。本発明壁紙は表層紙8のエンボス付与によって生じた凹凸充填物を充填することによって、優れたエンボス保持性等の効果を奏するが、前記充填物を隙間なく充填する観点から、エマルジョン状混合物6を流し入れ、加熱・硬化させることにより形成する。本発明壁紙として使用する表層紙8が例えば吸水性の顕著な性質を有する場合には、前記エマルジョン状混合物を流し入れた際に水分を吸収してしまい、エンボスの変形等の問題がおこる可能性がある。従って、かかる問題を未然に防止する観点から、表層紙の裏面、即ち、エマルジョン状混合物を流し入れる面に熱可塑性樹脂層7を設けることが好ましい。表層紙8の裏面に設ける熱可塑性樹脂層7の素材としては、充填物と十分な剥離強度がえられるのもであれば、特に限定はされない。具体的には、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレンー酢酸ビニル共重合樹脂、EMMA、エチレンビニルアルコール樹脂、ウレタン樹脂等が透水性が低いという点から好ましい。また、エマルジョン状混合物6が表層紙8へのエンボス付与によって形成された凹部に隙間なく充填できるように粘度を水酸化アルミニウムによって調整することが好ましい。
【0017】
また、表層紙の表面に熱可塑性樹脂層を設けることが、本発明壁紙の表面強度、及び防汚性の確保の観点から好ましい。表層紙の表面に設ける熱可塑性樹脂層としては、ポリプロピレン樹脂、エチレンビニルアルコール樹脂等が汚れ防止の観点から好ましい。
【0018】
さらに、表層紙の表面、及び/又は裏面に設ける熱可塑性樹脂層に微細孔を設けることにより、例えば、珪藻土のように接触している空気中の水分の吸放出や上述したホルマリン等の悪臭物質を吸着する機能をもった充填剤を充填物に含有させる場合に有用である。尚、かかる場合には表層紙自体についても通気性を要することは言うまでもない。
【0019】
【実施例】
(実施例)
エンボスの入った表層紙を繰り出し、前記表層紙の裏面には非透水性のポリエチレン系のフィルムが設けてあり、当該表層紙裏面を上側するようにし、水性エマルジョンを流し込みコーターにて均一塗布した後、80〜100℃に設定されたオーブンで前記塗布した水性エマルジョンを硬化させることにより、本発明壁紙を得た。
(比較例1)
坪量50g/mの裏打紙上にエチレンビニル共重合体系の接着剤を塗布し、実施例と同様のエンボスが付与された表層紙を貼着し、乾燥させることにより従来の紙壁紙を得た。
(比較例2乃至9)
水性エマルジョンの配合が異なる以外は「実施例」と同様に製作することにより、壁紙を得た。
【0020】
(試験方法・判定方法)
1.エンボス性
試験方法:
450mm角の大きさに切断した試料を20±2℃、湿度60±15%の条件の下、24時間以上養生し、さらに、前記試料裏面に前記糊を均一に塗布し、標準光源(3A光源)1500ルクスを試料表面に対し垂直照射し、前記光源の逆の位置の試料表面に対し視点が45度になるように目視にてエンボスの程度を判定した。判定基準は下記のとおりである。
○:シャープかつ十分なエンボスが入っている。△:エンボスは十分に入っているがシャープさに欠ける。×:エンボスは入っているが十分ではなく、シャープさにも欠ける。
【0021】
2.エンボス保持性
試験方法:
450mm角の大きさに切断した試料、壁用施工糊(アミノール:水=10:7)、及び石膏ボードを20±2℃、湿度60±15%の条件の下、24時間以上、さらに、前記試料裏面に前記糊を均一に塗布し、軽く二つ折にして30分間養生した。試験用ローラー(重量4600g、35mm幅)を用いて縦、横方向に各々1往復ずつローラーをかけた。20±2℃、湿度60±15%の条件の下、24時間養生し、標準光源(3A光源)で試料表面が1500ルクスの照度になるように試料表面の水平方向に対し、45度の角度の入射角で照射し、前記光源の逆の位置の試料表面の水平方向に対し視点が45度になるように目視にてエンボスのへたり程度を判定した。判定基準は下記のとおりである。
5級:全くへたっていない。4級:ごくわずかにへたっている。3級:若干へたっている。2級:多少へたっている。1級:きつくへたっている。
上記エンボス性、及びエンボス保持性の試験結果は表1乃至4に示す。
【表1】

Figure 2005009046
【表2】
Figure 2005009046
【表3】
Figure 2005009046
【表4】
Figure 2005009046
【0022】
【発明の効果】
本発明は上記のように実施され、以下の効果を奏する。
本発明により、壁紙を発泡させなくとも意匠性の高いシャープなエンボスが得られ、かつ優れたエンボス保持性を有した壁紙を得ることができる。また、本発明により壁紙にシャープなエンボスとともに、安定して深いエンボスを付与することができるため、施工の際の不陸吸収性に優れた壁紙を得ることができる。
また、本発明製造方法により上述したようにシャープなエンボスが得られるため、極めて高い意匠の壁紙を得ることができ、また、意匠の多様性を持たせることが可能になる。
本発明製造方法により、裏打紙を設けず壁紙を製造することができ、深いエンボスの部分にも隈なくエマルジョンがとも十分な強度が確保できるため、裏打紙を設ける必要がなく、安価である。また、裏打紙を設けていないため適度な可撓性を有し、施工性が極めてよい。
水性エマルジョンを構成する充填剤に水酸化アルミニウムを用いると防炎性の強い壁紙が得られ、また、珪藻土を用いるとVOC等を吸収する機能を有した壁紙が得られる。このように、水性エマルジョンを構成する充填剤を適宜選択することによって、新たな機能を付与することができるため、機能性面で多様性のある壁紙が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明壁紙の一例の断面図を示す。
【図2】本発明壁紙の表層紙の裏面の凹凸部にエマルジョン状混合物を塗布している状態の一例の断面図を示す。
【図3】本発明壁紙のエマルジョン状混合物を加熱、硬化させた状態の一例の断面図を示す。
【符号の説明】
1 表層紙
2 2’充填物
5 ナイフコーター
6[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a wallpaper having excellent emboss retention by filling a back surface recess of a surface layer paper having embossing with a filling made of a thermoplastic resin and a filler so that the back surface is smooth.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, thermoplastic resins and paper materials, mainly polyvinyl chloride resin, have been used for interior materials, especially wall coverings and ceiling materials, and embossing has been provided in addition to patterns for the purpose of providing design. It was. However, in particular, wall coverings made of polyvinyl chloride have been widely used because they are easy to process, have relatively good physical properties, and are inexpensive. However, there is a problem of releasing harmful volatile substances such as formaldehyde. In addition, although wall coverings made of olefinic resins have no problems such as the release of the harmful substances, they have a high technical level required for processing, are relatively expensive in terms of price, and may cause problems in terms of physical properties. There were many. Furthermore, wall coverings made of paper are liable to cause problems in terms of physical properties such as shrinkage of dimensions after construction, and are expensive. Therefore, coated paper, which is a woven fabric woven with glass fiber or the like, was developed.
[0003]
The coated paper is directly attached to a target portion such as a wall, and the surface is finished with a paint composed of an aqueous emulsion. Coated paper is relatively inexpensive and has excellent physical properties, has a very low impact on the human body, such as volatilization of harmful substances, and is easy to remodel indoors simply by applying paint. There is an excellent interior material. However, interior materials such as wall materials and ceiling materials using coated paper are coated with woven fabric. Therefore, when paint is applied from the surface, embossing only occurs when the texture specific to the woven fabric appears. As compared with a synthetic resin wallpaper or the like which can be arbitrarily selected and given, the degree of freedom of design is very poor. In addition, since most of the paint applied to coated paper whose color can be changed by applying paint is an aqueous emulsion, when applied to ordinary wallpaper, the coated paper itself is simply a woven cloth made of glass or the like. Since it is a cloth, there is no method other than to obtain the designability by coloring with a paint, and improvement in the designability has been desired. In addition, the problem of fuzz of fibers such as glass constituting the coated paper has also been a factor in reducing the design properties. On the other hand, although the conventional wallpaper has a high designability and a high degree of freedom, there is a problem in that the embossing imparted during the rollering operation for sufficiently sticking to the wall surface is crushed and the designability is lowered.
[0004]
Therefore, a decorative sheet material in which a backing sheet is laminated via a foamed adhesive on the back surface of the surface sheet material on which the concavo-convex pattern is formed, the concavo-convex portion formed on the surface sheet material and the backing sheet material, There is provided a decorative sheet material having a concavo-convex pattern in which at least 30% of the gap portion is filled with the foamed adhesive (Japanese Patent Laid-Open No. 9-41296).
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-9-41296 (Claims)
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional invention does not sufficiently fill the voids due to the embossing between the backing paper and the surface layer paper with the foamed adhesive, and cannot provide sufficient emboss retention of the portion not filled with the foamed adhesive. There is a case. Further, since foaming is performed so as to fill a gap due to embossing, adjustment of processing conditions and the like is complicated. Furthermore, a foaming agent or a microcapsule is necessary for foaming, which is not preferable from an economical viewpoint.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, the present invention solves the above-mentioned problems, and the invention according to claim 1 is a filling comprising 100 to 600 parts by weight of a filler with respect to 100 parts by weight of the thermoplastic resin on the back surface of the embossed surface layer paper. The present invention provides a wallpaper characterized in that an article is filled in a recess on the back surface by the embossing so that the back surface of the surface paper becomes smooth. According to the present invention, a cavity generated by embossing is filled with the filler, and can be sufficiently pasted without providing backing paper. Therefore, it is possible to obtain a wallpaper having excellent emboss retention by the filler and excellent flexibility by not providing a backing paper.
[0008]
In addition to the features of the invention of claim 1, the invention of claim 2 is characterized in that the filler constituting the filler is any one or more of diatomaceous earth, calcium carbonate, talc, clay, aluminum hydroxide, magnesium hydroxide A wallpaper characterized by being a mixture of the above. Functionality can also be imparted by appropriately selecting a filler constituting the filler. For example, the functionality which absorbs formaldehyde and VOC which have become a problem recently can also be provided by diatomaceous earth for the filler constituting the filler. Further, by selecting calcium carbonate as the filler, the wallpaper of the present invention can be produced at a relatively low cost.
[0009]
In addition to the features of the invention described in claim 1 or 2, the invention described in claim 3 is any one of ethylene vinyl acetate copolymer resin, acrylic resin, urethane resin, polyethylene resin, and polypropylene resin. Or one or more wallpaper. By using an ethylene-vinyl acetate copolymer resin or the like as the thermoplastic resin constituting the filler, it is possible to obtain an effect that the emulsion containing the resin can be easily filled into the back surface concave portion of the embossed surface paper.
[0010]
In addition to the features of the inventions described in claims 1 to 3, the invention described in claim 4 provides a wallpaper which is any one containing aluminum hydroxide in the filling. By containing aluminum hydroxide as a wallpaper filler, fire performance can be imparted or improved, and is particularly effective when the surface paper is a flammable material, such as a paper material.
[0011]
The invention according to claim 5 provides, in addition to any one of the features of the invention according to claims 1 to 4, a wallpaper in which a thermoplastic resin layer is provided on the front surface and / or the entire back surface of the surface paper. is there. For example, an excellent antifouling property can be imparted by providing an ethylene vinyl alcohol resin layer on the surface of the surface paper.
[0012]
The invention described in claim 6 provides a wallpaper in which pores are formed in the thermoplastic resin layer in addition to the features of the invention described in claim 5.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the wallpaper of the present invention will be described in more detail with reference to the drawings.
FIG. 1 shows a cross-sectional view of an example of the wallpaper of the present invention. In FIG. 1, 1 indicates a surface paper, and 2 indicates a filler. As shown in the figure, the space created by embossing the surface layer paper is filled with the filler 2. The surface paper 1 may be made of a material usually used as wallpaper, that is, a paper, a polyolefin resin such as a polyvinyl chloride resin or an ethylene vinyl acetate copolymer resin. In the present invention, when the cover paper is a wallpaper made of a paper material, the paper material of the cover paper absorbs moisture, and the emboss retainability becomes extremely poor, particularly when pasting with a water-based adhesive such as starch paste. Therefore, the effect of the present invention is remarkable particularly when the surface layer paper is a paper material. When paper is used as the material for the surface paper, surface paper with an arbitrary basis weight can be used, but 50 to 200 g / m 2 is preferable from the viewpoint of workability.
[0014]
Further, the concave portion on the back surface by embossing of the surface layer paper, that is, the filler filled in the portion corresponding to the convex portion of the emboss from the front surface is composed of a thermoplastic resin and a filler. The thermoplastic resin is used as a binder for the filler in the filler itself, and also serves as a binder for the surface paper. Furthermore, there is also an effect of maintaining the adhesiveness with an adhesive such as an adhesive or an adhesive when the wallpaper of the present invention is applied. From this viewpoint, the thermoplastic resin constituting the filler is preferably an ethylene vinyl acetate copolymer resin, an acrylic resin, a urethane resin, a polyethylene resin, a polypropylene resin, or a mixture thereof. The reason is that the emulsion containing the resin can be easily filled in the concave portions of the surface layer paper having embossing, and the cost is low. Further, the filler in the filler constituting the wallpaper of the present invention greatly contributes to the emboss retention at the time of pasting the wallpaper. Therefore, calcium carbonate, talc, clay, etc. that are usually used in interior materials can be contained as fillers constituting the filler.
[0015]
The filler may be contained alone, or two or more kinds of fillers may be mixed and contained. In addition to the emboss retention, the filler in the filler constituting the wallpaper of the present invention can be given additional functionality depending on the filler to be contained. For example, when diatomaceous earth is included as a filler to be included in the filling of the wallpaper of the present invention, if the air permeability from the surface paper is ensured, the room having the wallpaper of the present invention has the property of absorbing and releasing moisture of diatomaceous earth. A humidity adjusting function can be provided. Moreover, since diatomaceous earth can adsorb substances that cause bad odors such as formaldehyde, ammonia, hydrogen sulfide, trimethylamine, and methyl mercaptan in addition to the absorption and release of water, it provides a deodorizing function to the wallpaper of the present invention. You can also. Furthermore, a flameproof function can also be provided by using aluminum hydroxide as part or all of the filler contained in the filler. The content of each filler is preferably 200 to 400 parts by weight of calcium carbonate, talc and clay with respect to 100 parts by weight of the thermoplastic resin. If the content of the filler is less than 200 parts by weight, the wallpaper may be embossed, and if it exceeds 400 parts by weight, the emulsion has a high viscosity, which is inconvenient because it is difficult to fill the recesses. This is because there may occur. Moreover, when using diatomaceous earth as a filler of a filler, 100-200 weight part is preferable. When the content of diatomaceous earth is less than 100 parts by weight, there is a problem in that the embossing retention of the wallpaper is deteriorated and the moisture absorption and desorption is lowered, while when it exceeds 200 parts by weight, It is not preferable from the viewpoint that the concave portion of the surface layer paper having embossing may not be sufficiently filled. Moreover, when using aluminum hydroxide as a filler of a filler, it is preferable that it is 200-600 weight part with respect to 100 weight part of thermoplastic resins. When the content of the filler is less than 200 parts by weight, there may be a problem that the embossability of the wallpaper is lowered. When the content exceeds 600 parts by weight, the emulsion has a high viscosity and fills the concave portion of the surface paper. This is because the inconvenience that it is difficult to occur may occur.
[0016]
FIG. 2 shows an example of a state in which a mixture of an emulsion-like thermoplastic resin as a filler and a filler (hereinafter referred to as an emulsion-like mixture) is applied to the concavo-convex portion of the back surface of the wallpaper of the present invention. A cross-sectional view is shown. It is preferable to provide a thermoplastic resin layer on the entire surface and / or the entire back surface of the wallpaper of the present invention. FIG. 3 shows a cross-sectional view of an example of a state where the emulsion-like mixture of the wallpaper of the present invention is heated and cured. The wallpaper of the present invention has an effect such as excellent emboss retention by filling the uneven filling produced by embossing of the surface paper 8, but from the viewpoint of filling the filling without gaps, the emulsion-like mixture 6 is used. It is formed by pouring, heating and curing. When the surface paper 8 used as the wallpaper of the present invention has, for example, a remarkable property of water absorption, water may be absorbed when the emulsion-like mixture is poured, and problems such as emboss deformation may occur. is there. Therefore, from the viewpoint of preventing such a problem, it is preferable to provide the thermoplastic resin layer 7 on the back surface of the surface layer paper, that is, the surface into which the emulsion mixture is poured. The material of the thermoplastic resin layer 7 provided on the back surface of the surface paper 8 is not particularly limited as long as it can provide a filler and sufficient peel strength. Specifically, polyethylene resin, polypropylene resin, ethylene-vinyl acetate copolymer resin, EMMA, ethylene vinyl alcohol resin, urethane resin and the like are preferable from the viewpoint of low water permeability. Moreover, it is preferable to adjust the viscosity with aluminum hydroxide so that the emulsion-like mixture 6 can be filled in the recesses formed by embossing the surface paper 8 without gaps.
[0017]
In addition, it is preferable to provide a thermoplastic resin layer on the surface of the surface layer paper from the viewpoint of ensuring the surface strength and antifouling property of the wallpaper of the present invention. As the thermoplastic resin layer provided on the surface of the cover paper, polypropylene resin, ethylene vinyl alcohol resin and the like are preferable from the viewpoint of preventing contamination.
[0018]
Furthermore, by providing micropores in the thermoplastic resin layer provided on the front and / or back surface of the surface paper, for example, absorption and release of moisture in the air that is in contact like diatomaceous earth and malodorous substances such as the above-mentioned formalin This is useful when the filler contains a filler having a function of adsorbing. In this case, it goes without saying that the surface layer paper itself needs to be air permeable.
[0019]
【Example】
(Example)
After feeding out the embossed surface paper, the back surface of the surface paper is provided with a water-impermeable polyethylene film, and the back surface of the surface paper is turned up, and after pouring an aqueous emulsion and uniformly coating with a coater The wallpaper of the present invention was obtained by curing the applied aqueous emulsion in an oven set at 80 to 100 ° C.
(Comparative Example 1)
A conventional paper wallpaper was obtained by applying an ethylene vinyl copolymer adhesive on a backing paper having a basis weight of 50 g / m 2 , attaching a surface layer paper having the same embossing as in the examples, and drying. .
(Comparative Examples 2 to 9)
A wallpaper was obtained by manufacturing in the same manner as in "Example" except that the composition of the aqueous emulsion was different.
[0020]
(Test method / judgment method)
1. Embossability test method:
A sample cut to a size of 450 mm square was cured for 24 hours or more under the conditions of 20 ± 2 ° C. and humidity 60 ± 15%, and the paste was evenly applied to the back of the sample. ) 1500 lux was vertically irradiated on the sample surface, and the degree of embossing was visually determined so that the viewpoint was 45 degrees with respect to the sample surface at a position opposite to the light source. Judgment criteria are as follows.
○: Sharp and sufficient embossing is included. (Triangle | delta): The emboss is enough, but lacks in sharpness. ×: Embossed but not sufficient, and lacks sharpness.
[0021]
2. Emboss retention test method:
A sample cut to a size of 450 mm square, a wall construction paste (aminol: water = 10: 7), and a gypsum board at 20 ± 2 ° C. and a humidity of 60 ± 15% for 24 hours or more. The glue was evenly applied to the back of the sample, lightly folded in half, and cured for 30 minutes. Using a test roller (weight 4600 g, 35 mm width), the roller was applied one reciprocation in the vertical and horizontal directions. Cured for 24 hours under the conditions of 20 ± 2 ° C and humidity 60 ± 15%, and an angle of 45 degrees with respect to the horizontal direction of the sample surface so that the sample surface has an illuminance of 1500 lux with a standard light source (3A light source) The degree of embossing was visually determined so that the viewpoint was 45 degrees with respect to the horizontal direction of the sample surface at the opposite position of the light source. Judgment criteria are as follows.
5th grade: Not at all. 4th grade: Slightly sluggish. Level 3: Slightly leaned. Level 2: Slightly sluggish. 1st grade: It ’s tight.
The test results of the embossability and the embossability are shown in Tables 1 to 4.
[Table 1]
Figure 2005009046
[Table 2]
Figure 2005009046
[Table 3]
Figure 2005009046
[Table 4]
Figure 2005009046
[0022]
【The invention's effect】
The present invention is implemented as described above and has the following effects.
According to the present invention, a sharp emboss having a high design property can be obtained without foaming the wallpaper, and a wallpaper having excellent emboss retention can be obtained. Moreover, since a deep embossing can be stably and deeply embossed on the wallpaper according to the present invention, it is possible to obtain a wallpaper having excellent uneven absorbency during construction.
In addition, since the sharp embossing can be obtained as described above by the production method of the present invention, it is possible to obtain a wallpaper having an extremely high design and to have a variety of designs.
According to the production method of the present invention, wallpaper can be produced without providing a backing paper, and sufficient strength can be ensured for the emulsion without any embossed portion, so that it is not necessary to provide the backing paper and is inexpensive. Moreover, since the backing paper is not provided, it has moderate flexibility and is very easy to work.
When aluminum hydroxide is used as the filler constituting the aqueous emulsion, a highly flameproof wallpaper can be obtained, and when diatomaceous earth is used, a wallpaper having a function of absorbing VOC or the like can be obtained. As described above, since a new function can be imparted by appropriately selecting the filler constituting the aqueous emulsion, a wallpaper having various functions can be obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows a cross-sectional view of an example of the wallpaper of the present invention.
FIG. 2 shows a cross-sectional view of an example of a state in which an emulsion-like mixture is applied to the concavo-convex portion on the back surface of the surface paper of the wallpaper of the present invention.
FIG. 3 shows a cross-sectional view of an example of a state in which an emulsion-like mixture of the wallpaper of the present invention is heated and cured.
[Explanation of symbols]
1 surface layer paper 2 2 'filling 5 knife coater 6

Claims (7)

エンボスを有した表層紙の裏面に熱可塑性樹脂100重量部に対し、充填材100〜600重量部からなる充填物が前記表層紙の裏面が平滑になるように前記エンボスによる裏面凹部に充填されたことを特徴とする壁紙。With respect to 100 parts by weight of the thermoplastic resin on the back surface of the surface layer paper having embossing, a filler consisting of 100 to 600 parts by weight of the filler was filled in the back surface recess by the embossing so that the back surface of the surface layer paper was smooth. A wallpaper characterized by that. 充填物を構成する充填材が珪藻土、炭酸カルシウム、タルク、クレー、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム の何れか一、又は二以上の混合物であることを特徴とする請求項1記載の壁紙。The wallpaper according to claim 1, wherein the filler constituting the filler is diatomaceous earth, calcium carbonate, talc, clay, aluminum hydroxide, magnesium hydroxide, or a mixture of two or more thereof. 充填物を構成する熱可塑性樹脂がエチレン酢酸ビニル共重合樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂の何れか一又は2以上である請求項1、又は2記載の壁紙。The wallpaper according to claim 1 or 2, wherein the thermoplastic resin constituting the filler is one or more of ethylene vinyl acetate copolymer resin, acrylic resin, urethane resin, polyethylene resin, and polypropylene resin. 充填物に水酸化アルミニウムを含有した請求項1乃至3記載の何れか一である壁紙。The wallpaper according to any one of claims 1 to 3, wherein the filler contains aluminum hydroxide. 表層紙の表面、及び/又は裏面全体に熱可塑性樹脂層が設けられた請求項1乃至4記載の何れか一である壁紙。The wallpaper which is any one of Claims 1 thru | or 4 by which the thermoplastic resin layer was provided in the surface and / or the whole back surface of the surface paper. 熱可塑性樹脂層に細孔が形成された請求項5記載の壁紙。The wallpaper according to claim 5, wherein pores are formed in the thermoplastic resin layer. 熱可塑性樹脂からなる水性エマルジョンを、エンボスを有した表層紙裏面に前記エンボスによる凹部が充填されるように塗布し、コーター等により前記水性エマルジョンを均一化した後、加熱・硬化させることを特徴とする壁紙の製造方法。A water-based emulsion made of a thermoplastic resin is applied on the back surface of embossed paper so that the embossed recesses are filled, and the water-based emulsion is homogenized by a coater or the like, and then heated and cured. To make wallpaper.
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018531293A (en) * 2015-10-07 2018-10-25 イメリス タルク ユーロープ Filled composition

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