JP2005007975A - Child seat detection apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばISOFIX方式等のチャイルドシートが車両シートへ確実に装着されたか否かを検知する検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用チャイルドシートは、自動車の車両用シートに既設のシートベルトを利用することにより、この車両用シート上に装着するようになっている。
しかしながら、チャイルドシートの装着方法が複雑であることから、チャイルドシートが車両用シート上に正しく装着されずに使用されることも多かった。このため、使用中にシートベルトが緩んでしまい、チャイルドシートの車両用シートへの固定が不完全となって、チャイルドシート本来の性能を発揮できなくなってしまうことがあった。
【0003】
これに対して、簡単な作業によって、車両用シートに対してチャイルドシートを確実に固定するために、ISO(国際標準化機構)規格のチャイルドシート固定方式として、所謂ISOFIXが提案されており、車両側及びチャイルドシート側の双方にて、ISOFIXに対応するようにしている。
ここで、車両側の対応としては、例えばISOFIX対応のチャイルドシートに備えられたロック装置等と係合することにより、チャイルドシートを固定するためのアンカーやストライカ等の専用固定構造を、車両用シートまたは車両用シート周辺の車体構成部材に設けることが知られている。
【0004】
ところで、このようなISOFIX対応のチャイルドシートの普及に伴って、チャイルドシートが、車両用シートまたは車両用シート周辺の専用固定構造に対して正しく装着されたことを検知する検知装置が要求されるようになってきている。このような検知装置としては、例えば、チャイルドシート側に設けられたロック装置と係合する車両側の専用固定構造側に、機械的な検出機構を付加したチャイルドシート検知装置が知られている(特許文献1から3参照)。
また、例えば、チャイルドシートの装着を検知するための反射フォトセンサや磁気フォトセンサを、車両側の専用固定構造側に付加したチャイルドシート検知装置も知られている(特許文献4及び5参照)。
【0005】
さらに、現在の自動車は、殆どの車種でエアバッグ装置が設けられている。エアバッグ装置は、車両の衝突時にガスを極めて短時間に供給して、エアバッグを急速に膨張させることにより、緩衝材となって乗員を衝突による衝撃から保護するものである。
そして、車両用シートにチャイルドシートが装着されている場合には、エアバッグの展開によりチャイルドシートに無用な力が加えられることになってしまうことから、チャイルドシート装着時には、チャイルドシートの装着を検知して、チャイルドシートを装着しているシートに対応するエアバッグ装置の動作を停止させたり、エアバッグへのガス供給量を低減するようにしている。
このようなチャイルドシートの装着の有無を検出するためには、例えば、車両用シートに荷重センサを設けたり、車両用シート側の検出素子及びチャイルドシート側の受動素子を設けて、当該車両用シートにチャイルドシートが搭載されているか否かを判別するようにしている(特許文献6及び7参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−301506号(図4)
【特許文献2】
特開2001−233093号(図1)
【特許文献3】
特開2001−239867号
【特許文献4】
特開2001−239873号(図1)
【特許文献5】
特開2001−239874号
【特許文献6】
特開平9−226516号(図1)
【特許文献7】
特開平11−1153号(図1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1から5に提案されているように、車両側の専用固定構造側に機械的な検出機構による検知装置やフォトセンサによるチャイルドシート検知装置を備えることは、構造が複雑となってコストが高くなってしまうと共に、新たな専用固定構造が必要になることから、車両構造の変更が必要になってしまい、現行の自動車に採用することは困難である。
また、特許文献6及び7に示されているように、エアバッグ装置のチャイルドシート搭載時の制御を行なうために、チャイルドシートの搭載の有無を判別する方法では、検出用の検出素子や荷重センサが比較的高価であると共に、チャイルドシートが車両用シートに対して正しく装着されていることを検出するようには構成されていない。
【0008】
本発明は、上記の点に鑑み、簡単な構成により、ISOFIX方式等のチャイルドシートの車両側の専用固定構造に対する正しい装着を検知することができるようにした、チャイルドシート検知装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、本発明によれば、車両側に設けられ、少なくともチャイルドシート側のロック装置が係合すべきロック部分を含む領域が横方向に延びた丸棒状に形成されている金属製の固定構造に対して、上記固定構造の丸棒状の領域を包囲するように被嵌された金属板と、上記丸棒状の領域の表面と上記金属板との間に介装された絶縁層と、上記金属板の変位を検出する検出部と、を備え、チャイルドシート装着時に上記チャイルドシート側のロック装置を上記固定構造のロック部分に係合する際に、上記固定構造のロック部分に印加される荷重による上記金属板の変位を上記検出部により検出することを特徴とするチャイルドシート検知装置により、達成される。
【0010】
本発明によるチャイルドシート検知装置は、好ましくは、絶縁層が弾性材料から構成されており、検出部は、絶縁層を挟んで互いに対向する金属板と固定構造から成る静電容量センサとして構成されている。
【0011】
本発明によるチャイルドシート検知装置は、好ましくは、絶縁層が、固定構造のロック部分に対応する部分に切欠を備えており、検出部は、この切欠の領域で互いに対向する金属板と固定構造から成る導通スイッチとして構成されている。
【0012】
本発明によるチャイルドシート検知装置は、好ましくは、金属板が長手方向に沿って全長に亘って開口部を備えている。
【0013】
本発明によるチャイルドシート検知装置は、好ましくは、金属板が超弾性金属から構成されている。
【0014】
本発明によるチャイルドシート検知装置は、好ましくは、固定構造が、丸棒状の領域とその両側にて実質的に前後方向に延びる側部とから構成されており、金属板は丸棒状の領域から両脚部まで回り込んで配置されている。
【0015】
上記構成によれば、自動車の車両側に設けられた固定構造の丸棒状の領域に、チャイルドシート側のロック装置が係合することにより、チャイルドシートが車両用シートに対して装着されたとき、ロック装置の係合によって固定構造のロック部分に荷重が印加されることになる。そして、固定構造のロック部分には金属板が被嵌されていることから、この荷重は金属板にも印加されることになる。従って、金属板がこの荷重によって内側に向かって変位する。これにより、検出部がこの変位を検出して、チャイルドシートのロック装置が固定構造に係合していること、即ちチャイルドシートが正しく装着されていることを検知することができる。
【0016】
この場合、車両側には、金属板及び検出部から成るチャイルドシート検知装置を設けることになるが、簡単な構成により、車両側の固定構造に対して容易に装着できることから、コストが比較的低く抑制され得ると共に、既存の固定構造に対して後付けすることも可能であり、現行の自動車にも採用することが可能である。
【0017】
上記絶縁層は永久変形し難い弾性材料から構成されており、上記検出部が、絶縁層を挟んで互いに対向する金属板と固定構造から成る静電容量センサとして構成されている場合には、チャイルドシートの装着時に、チャイルドシートのロック装置による荷重が固定構造のロック部分に印加され、金属板が絶縁層の弾性に抗して変位することにより、金属板と固定構造の間の静電容量が変化する。従って、検出部はこの静電容量の変化に基づいてチャイルドシートの正しい装着を検知することができる。
【0018】
上記絶縁層が固定構造のロック部分に対応する部分に切欠を備えており、上記検出部が、この切欠の領域で互いに対向する金属板と固定構造から成る導通スイッチとして構成されている場合には、チャイルドシートの装着時に、チャイルドシートのロック装置による荷重が固定構造のロック部分に印加され、金属板が絶縁層の切欠の領域内で内側に向かって変位することにより、切欠内で金属板が固定構造と接触し、電気的に導通する。従って、検出部が、この導通状態を検出することにより、チャイルドシートの正しい装着を検知することができる。
【0019】
上記金属板が、長手方向に沿って全長に亘って開口部を備えている場合には、開口部を開いた状態で、金属板が容易に既設の固定構造の丸棒状の領域に被嵌されることができる。従って、自動車の車両側に既に設置されている固定構造に対して、チャイルドシート検知装置が後付けで装着され得るので、現行の自動車に対しても容易に装着可能となる。
【0020】
上記金属板が、永久変形し難い超弾性金属から構成されている場合には、金属板が開口部を開いた状態で固定構造の丸棒状の領域に被嵌される際に、金属板が弾性域を越えて変形されることがなく、被嵌された後、この金属板は弾性変形により元の形状に復原することから、金属板が確実に固定構造の丸棒状の領域に被嵌され得ることになる。
【0021】
上記固定構造が、丸棒状の領域とその両側にて実質的に前後方向に延びる側部とから構成されており、上記金属板が、丸棒状の領域から両脚部まで回り込んで配置されている場合には、チャイルドシート側のロック装置が、車両側の固定構造に対して横向きに摺動したとしても、ロック装置が金属板から外れてしまったり、あるいは金属板の両端に設けられた端子部等に当たって、端子部等に損傷を与えるようなことが防止される。
【0022】
このようにして、本発明によれば、簡単な構成により、低コストでチャイルドシートの正しい装着を検知することができると共に、車両側に設けられた既存の固定構造に対して、容易に後付けできることから、現行の自動車に対しても装着することが可能である。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示した実施形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。
図1乃至図3は、本発明によるチャイルドシート検知装置の第一の実施形態の構成を示している。図1において、チャイルドシート検知装置10は、自動車の車両用シート11の座部11aと背当て部11bとの間に設けられた車両側の固定構造としての車体構成部材12(図2参照)に固定配置されたISOFIX方式などの固定構造(以下、固定アンカーと呼ぶ)13に装着されるようになっている。
【0024】
図2は、図1のチャイルドシート検知装置の構成を示す概略正面図である。チャイルドシート検知装置10は、上記固定アンカー13の丸棒状の領域13aに被嵌される金属板14と、後述する金属板14の変位を検出する検出部15(図3参照)と、から構成されている。
ここで、上記固定アンカー13は、全体が導電性の金属材料または金属材料の表面に、スポンジやゴム製などで形成した絶縁層16(図3参照)が設けられて構成されており、チャイルドシート側のロック装置(図示せず)が係合するロック部分の領域13aが、横方向に延びる丸棒状に形成されると共に、両端から後方に向かって斜めに延びる脚部13b,13cを備えている。
【0025】
上記金属板14は、永久変形し難い導電性の金属材料、特に超弾性金属(例えば、チタン・ニッケル合金など)により、中空円筒状に形成されていると共に、長手方向に沿って延びる開口部14aを備えている。この金属板14は、上記固定アンカー13の丸棒状の領域13aに、開口部14aを大きく拡げて被嵌されるようになっている。
上記固定アンカー13の丸棒状の領域13aの表面が金属製である場合には、この金属製の丸棒状の領域13aの表面にシリコンゴム等の永久変形し難い弾性材料から成る絶縁層16が被覆され、その上から金属板14が被嵌される。この絶縁層16は丸棒状の領域13aの表面又は金属板14の裏面に一体的に形成されていていもよく、或いは絶縁シートとして別体に形成されていてもよい。
【0026】
上記金属板14は、上記したように上記開口部14aを開くように弾性変形させた状態で、固定アンカー13の丸棒状の領域13aに被嵌された後、上記開口部14aを閉じることにより、固定アンカー13に対して取り付けられる。
なお、金属板14が超弾性金属から構成されていることから、固定アンカー13への取付けの際に、開口部14aを開いても、この金属板14は弾性変形の限界を越えて変形されるようなことがなく、固定アンカー13への被嵌後に、金属板14が確実に弾性に基づいて元の形状に復原することになる。このとき、金属板14が固定アンカー13の径より小さい径を有するようにしておけば、固定アンカー13への被嵌後に、金属板14は弾性に基づいて固定アンカー13に対して固定されることになる。
【0027】
また、金属板14が超弾性金属から構成されていることにより、耐摩耗性及び耐食性を備えることになる。
さらに、固定アンカー13への取付けを確実にするために、金属板14は、その両端に端子部14b,14cを備えており、この端子部14b,14cにて締付ネジ17にて固定保持するようになっている。
【0028】
図3は、図2のチャイルドシート検知装置の要部を示す拡大断面図である。検出部15は、この場合、絶縁層16を挟んで互いに対向する固定アンカー13及び金属板14から成る静電容量センサとして構成されている。これにより、前記端子部14b,14cの一方及び固定アンカー13間に給電を行なって、その間の静電容量を測定することにより、チャイルドシート装着時の金属板14の内側への変位を検出することができるようになっている。
【0029】
本発明によるチャイルドシート検知装置10は以上のように構成されており、チャイルドシートの装着前は、固定アンカー13の丸棒状の領域13aそして金属板14にはチャイルドシートのロック装置によって荷重が加えられないので、金属板14の内側の絶縁層16は、図3に示すように弾性変形により圧縮されるようなことはない。
【0030】
ここで、チャイルドシートを装着すると、チャイルドシートのロック装置20が固定アンカー13の丸棒状の領域13aそして金属板14に係合することになり、金属板14には図3において矢印Aで示すように、荷重が印加される。これにより、金属板14が、絶縁層16の弾性に抗して内側に変位するので、検出部15の静電容量が変化することになる。従って、検出部15によって固定アンカー13と金属板14の間の静電容量の変化を検出することにより、チャイルドシートのロック装置20の固定アンカー13に対する係合、即ちチャイルドシートの固定アンカー13への正しい装着が検出されることになる。
ここで、検出部15においては、チャイルドシートの固定アンカー13への正常な装着時の静電容量または変化を記憶させておき、これらの値になったときに正常な装着時がされたとの判断をする判定回路を備えていてもよい。
【0031】
このようにして、本発明実施形態のチャイルドシート検知装置10によれば、自動車に既設の固定アンカー12に対して、金属板14を絶縁層16を介装して被嵌して、チャイルドシート装着時の金属板14の変位を、この金属板14と固定アンカー12との間の静電容量の変化として検出部15にて検出することにより、簡単な構成によって、確実にチャイルドシートの正しい装着を検知することができる。
【0032】
図4は、本発明によるチャイルドシート検知装置の第二の実施形態を示している。図4において、チャイルドシート検知装置30は、図1乃至図3に示したチャイルドシート検知装置10とほぼ同様の構成であるので、同じ構成要素には同じ符号を付して、その説明を省略する。
【0033】
図4に示す第二の実施形態では、チャイルドシート検知装置30は、金属板14の内側面に備えられた絶縁層16が、固定アンカー13のロック部分に対応する領域に切欠16aを備えている点で異なる構成になっている。すなわち、最上の金属板14は固定アンカー12のほぼ全周にわたって被嵌されているのに対して、金属板14と固定アンカー12との間に介挿した絶縁層16は、固定アンカー12の外周の約3/4を巻回しており、残りの約1/4が切欠16aとして形成されている。従って、金属板14は、切欠16aの部分で固定アンカー12から所定間隔で遊離した状態にある。
そして、検出部15は、同様に絶縁層16を挟んで互いに対向する固定アンカー13及び金属板14から構成されているが、この場合、静電容量センサではなく、金属板14のロック部分に対応する領域の内側への変位により、金属板14が固定アンカー13の表面に当接することにより、導通スイッチとして構成されている。これにより、前記端子部14b,14cの一方及び固定アンカー13間に給電を行なって、その間の導通を測定することにより、チャイルドシート装着時の金属板14の内側への変位を検出することができるようになっている。
【0034】
このような構成のチャイルドシート検知装置30によれば、チャイルドシートの装着前は、固定アンカー13の丸棒状の領域13aそして金属板14にはチャイルドシートのロック装置によって荷重が加えられないので、金属板14は、弾性変形により内側に変位せず、金属板14と固定アンカー13とは非接触状態にある。
【0035】
図5は、図4のチャイルドシート検知装置のチャイルドシート装着時の状態を示す拡大断面図である。ここで、チャイルドシートを装着すると、チャイルドシートのロック装置20が固定アンカー13の丸棒状の領域13aそして金属板14に係合することになり、金属板14には図5にて矢印Aで示すように、荷重が印加されることになる。
これにより、ロック部分の領域にて、金属板14はその弾性に抗して内側に変位して、絶縁層16の切欠16a上にある金属板14の部分が固定アンカー13の表面に当接し、電気的に導通することになる。従って、検出部15、即ち固定アンカー13と金属板14との間の導通を検出することによって、チャイルドシートのロック装置20の固定アンカー13に対する係合、即ちチャイルドシートの固定アンカー13への正しい装着が検出される。
ここで、検出部15においては、チャイルドシートの固定アンカー13への正常な装着時の抵抗またはその変化を記憶させておき、これらの値になったときに正常な装着時がされたとの判断をする判定回路を備えていてもよい。
【0036】
このようにして、本発明実施形態のチャイルドシート検知装置30によれば、自動車に既設の固定アンカー13に対して、内側面に絶縁層16を備えた金属板14を被嵌して、チャイルドシート装着時の金属板14の変位を、この金属板と固定アンカー13との間の導通として検出部15により検出することにより、簡単な構成によって、確実にチャイルドシートの正しい装着を検知することができる。なお、この実施形態においては、絶縁層16は、荷重によって弾性的に変形する必要がないので、弾性材料から構成されていなくてもよい。
【0037】
図6は、本発明によるチャイルドシート検知装置の第三の実施形態を示しており、チャイルドシート検知装置40は、図1乃至図3に示したチャイルドシート検知装置10の変形例である。チャイルドシート検知装置40は、その金属板14が、固定アンカー13の丸棒状部分13aから両側の脚部13b,13cまで延びている点で異なる構成になっている。
【0038】
このような構成のチャイルドシート検知装置40によれば、図1乃至図3に示したチャイルドシート検知装置10と同様に作用すると共に、チャイルドシートのロック装置20が固定アンカー13に対して横方向にずれたときでも、ロック装置20が金属板14の両端に設けられた端子部14b,14cに当たって、端子部14b,14cに損傷を与えるようなことはない。
【0039】
ここで、このようなロック装置20の横方向へのずれは、例えば以下のような場合に発生する。通常、ISOFIX方式に対応したチャイルドシートは、そのロック装置20として、チャイルドシートの下端付近から後方に延びるフレームの端部にラッチを備えており、このラッチが固定アンカー13に係合するようになっている。このような構成のチャイルドシートの場合には、上述したロック装置20の横方向のずれは発生しない。
これに対して、ISOFIX方式のチャイルドシートであっても、そのロック装置として、チャイルドシート側に一端が固定されたベルトの他端にフックを備えたものがある。そして、フックを固定アンカー13に係合させた後、上記ベルトを引き締めてチャイルドシートを車両用シート11に対して固定するようになっている。ここで、ベルト引き締めの際に、フックが固定アンカー13に対して横向きにずれてしまうことがある。このような場合であっても、チャイルドシート検知装置40によれば、ロック装置20が固定アンカー13に対して横向きにずれたとしても、ロック装置20が金属板14の両端まで達することはなく、従って金属板14の両端に設けられた端子部14b,14cに損傷を与えるようなことはない。なお、このような固定アンカー13の両側の脚部13b,13cまで金属板14が回り込む構成は、図4に示したチャイルドシート検知装置30に対しても適用し得ることは明らかである。
【0040】
上述した実施形態においては、車両側の固定構造として、車両用シート11に固定配置された固定アンカー13が備えられている場合について説明したが、これに限らず、ストライカが備えられていてもよく、また車体構成部材12は、車両用シートではなく、車体側の例えばフロア等であってもよいことは明らかである。ここで、車体構成部材12が車体にアースされている場合には、検知部15により金属板14と固定アンカー13との間に電気的接続のために、固定アンカー13に直接配線を行なう必要はなく車体側のアースに配線すればよく、配線処理が容易になる。
さらに、上述した実施形態においては、ISOFIX方式のチャイルドシートを装着する場合について説明したが、同様の固定アンカー,ストライカ等を車両側の固定構造を利用したチャイルドシートの装着方式において、本発明を適用し得ることは明らかである。
【0041】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、チャイルドシートが車両用シートに対して装着されたとき、チャイルドシート側のロック装置の係合によって、固定構造のロック部分そして金属板に対して荷重が印加され、金属板がこの荷重によって内側に向かって変位する。検出部がこの変位を検出することにより、チャイルドシートのロック装置が固定構造に係合していること、即ちチャイルドシートが正しく装着されていることを検知することができる。
この場合、車両側には、金属板及び検出部から成るチャイルドシート検知装置を設けることになるが、簡単な構成により、車両側の固定構造に対して容易に装着できることから、コストが比較的低く抑制されると共に、既存の固定構造に対して後付けすることも可能であり、現行の自動車にも採用することができる。従って、本発明によれば、簡単な構成により、ISOFIX方式等のチャイルドシートの車両側の専用固定構造に対する正しい装着を検知することができるようにした、極めて優れたチャイルドシート検知装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるチャイルドシート検知装置の第一の実施形態の車両用シートへの取付状態を示す概略斜視図である。
【図2】図1のチャイルドシート検知装置の構成を示す概略正面図である。
【図3】図2のチャイルドシート検知装置の要部を示す拡大断面図である。
【図4】本発明によるチャイルドシート検知装置の第二の実施形態の要部の構成を示す拡大断面図である。
【図5】図4のチャイルドシート検知装置のチャイルドシート装着時の状態を示す拡大断面図である。
【図6】本発明によるチャイルドシート検知装置の第三の実施形態の構成を示す概略正面図である。
【符号の説明】
10,30,40 チャイルドシート検知装置
11 車両用シート
12 車体構成部材
13 固定アンカー
13a 丸棒状の領域
13b,13c 脚部
14 金属板
14a 開口部
14b,14c 端子部
15 検出部
16 絶縁層
16a 切欠
17 締付ネジ
20 チャイルドシートのロック装置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a detection device that detects whether or not a child seat such as an ISOFIX system is securely attached to a vehicle seat.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a vehicle child seat is mounted on a vehicle seat by using an existing seat belt in a vehicle seat of an automobile.
However, since the child seat mounting method is complicated, the child seat is often used without being properly mounted on the vehicle seat. For this reason, the seat belt is loosened during use, and the child seat is not completely fixed to the vehicle seat, and the original performance of the child seat may not be exhibited.
[0003]
On the other hand, in order to securely fix the child seat to the vehicle seat by simple work, a so-called ISOFIX has been proposed as a child seat fixing method of the ISO (International Organization for Standardization) standard. Both sides support ISOFIX.
Here, as a vehicle-side response, for example, a dedicated fixing structure such as an anchor or a striker for fixing the child seat by engaging with a locking device or the like provided in the child seat compatible with ISOFIX is used. It is known to be provided on a vehicle body component around a vehicle seat.
[0004]
By the way, with the widespread use of such ISOFIX compatible child seats, a detection device for detecting that the child seats are correctly attached to the vehicle seat or the dedicated fixing structure around the vehicle seat is required. It is coming. As such a detection device, for example, a child seat detection device in which a mechanical detection mechanism is added to a vehicle-side dedicated fixing structure side that engages with a lock device provided on the child seat side is known (Patent Literature). 1 to 3).
In addition, for example, a child seat detection device is known in which a reflection photosensor or a magnetic photosensor for detecting attachment of a child seat is added to the vehicle-side dedicated fixed structure (see Patent Documents 4 and 5).
[0005]
Furthermore, the present automobile is provided with an airbag device in almost all vehicle types. The airbag device supplies a gas in a very short time in the event of a vehicle collision and rapidly inflates the airbag, thereby serving as a cushioning material to protect the occupant from impact caused by the collision.
When a child seat is mounted on the vehicle seat, unnecessary force is applied to the child seat by deploying the air bag. The operation of the air bag device corresponding to the seat wearing the air bag is stopped, or the amount of gas supplied to the air bag is reduced.
In order to detect the presence or absence of such a child seat, for example, a load sensor is provided on the vehicle seat, a detection element on the vehicle seat side and a passive element on the child seat side are provided, and the child seat is provided on the vehicle seat. Is mounted (see Patent Documents 6 and 7).
[0006]
[Patent Document 1]
JP 2001-301506 (FIG. 4)
[Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 2001-233093 (FIG. 1)
[Patent Document 3]
JP-A-2001-239867 [Patent Document 4]
Japanese Patent Laid-Open No. 2001-239873 (FIG. 1)
[Patent Document 5]
JP 2001-239874 A [Patent Document 6]
Japanese Patent Laid-Open No. 9-226516 (FIG. 1)
[Patent Document 7]
Japanese Patent Laid-Open No. 11-1153 (FIG. 1)
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, as proposed in Patent Documents 1 to 5, it is complicated and costly to provide a detection device using a mechanical detection mechanism or a child seat detection device using a photosensor on the vehicle side dedicated fixing structure side. In addition, since a new dedicated fixing structure is required, it is necessary to change the vehicle structure and it is difficult to adopt it in the current automobile.
In addition, as shown in Patent Documents 6 and 7, in order to perform control when a child seat is mounted on an airbag device, a method for determining whether or not a child seat is mounted is compared with a detection element or load sensor for detection. And is not configured to detect that the child seat is correctly attached to the vehicle seat.
[0008]
An object of the present invention is to provide a child seat detection apparatus that can detect correct mounting of a child seat such as an ISOFIX system on a vehicle-side dedicated fixing structure with a simple configuration in view of the above points. To do.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, the above object is achieved by a metal fixing structure that is provided on the vehicle side and that is formed in a round bar shape in which a region including at least a locking portion to be engaged with a child seat side locking device extends in the lateral direction. On the other hand, a metal plate fitted to surround the round bar-shaped region of the fixed structure, an insulating layer interposed between the surface of the round bar-like region and the metal plate, and the metal A detecting portion that detects displacement of the plate, and when the child seat is mounted, the metal by a load applied to the lock portion of the fixed structure when the child seat side locking device is engaged with the lock portion of the fixed structure. This is achieved by a child seat detection device characterized in that the displacement of the plate is detected by the detection unit.
[0010]
In the child seat detection device according to the present invention, preferably, the insulating layer is made of an elastic material, and the detection unit is constituted as a capacitance sensor composed of a metal plate and a fixed structure facing each other across the insulating layer. .
[0011]
In the child seat detection device according to the present invention, preferably, the insulating layer includes a notch in a portion corresponding to the lock portion of the fixed structure, and the detection portion includes a metal plate and a fixed structure facing each other in the region of the notch. It is configured as a conduction switch.
[0012]
In the child seat detection apparatus according to the present invention, preferably, the metal plate is provided with an opening along the longitudinal direction over the entire length.
[0013]
In the child seat detection apparatus according to the present invention, the metal plate is preferably made of a superelastic metal.
[0014]
In the child seat detection device according to the present invention, preferably, the fixing structure is composed of a round bar-shaped region and side portions extending substantially in the front-rear direction on both sides thereof, and the metal plate has both leg portions from the round bar-shaped region. It is arranged around.
[0015]
According to the above configuration, when the child seat is attached to the vehicle seat by engaging the locking device on the child seat side with the round bar-shaped region of the fixed structure provided on the vehicle side of the automobile, the locking device As a result, the load is applied to the lock portion of the fixed structure. Since the metal plate is fitted on the lock portion of the fixed structure, this load is also applied to the metal plate. Therefore, the metal plate is displaced inward by this load. As a result, the detection unit can detect this displacement and detect that the child seat locking device is engaged with the fixed structure, that is, that the child seat is correctly mounted.
[0016]
In this case, a child seat detection device composed of a metal plate and a detection unit is provided on the vehicle side, but since it can be easily attached to the vehicle-side fixing structure with a simple configuration, the cost can be kept relatively low. In addition, it can be retrofitted to an existing fixed structure and can also be used in current automobiles.
[0017]
When the insulating layer is made of an elastic material that is hard to be permanently deformed, and the detection unit is configured as a capacitance sensor composed of a metal plate and a fixed structure facing each other across the insulating layer, a child seat At the time of mounting, the load by the child seat locking device is applied to the lock portion of the fixed structure, and the metal plate is displaced against the elasticity of the insulating layer, so that the capacitance between the metal plate and the fixed structure changes. . Therefore, the detection unit can detect correct wearing of the child seat based on the change in capacitance.
[0018]
When the insulating layer has a notch in a portion corresponding to the lock portion of the fixed structure, and the detection unit is configured as a conduction switch including a metal plate and a fixed structure facing each other in the notch region. When the child seat is attached, the load by the child seat locking device is applied to the lock portion of the fixed structure, and the metal plate is displaced inward within the notch region of the insulating layer, so that the metal plate is fixed in the notch. In contact with and electrically conductive. Therefore, the detection unit can detect correct wearing of the child seat by detecting this conduction state.
[0019]
When the metal plate is provided with an opening over the entire length along the longitudinal direction, the metal plate is easily fitted in the round bar-shaped region of the existing fixed structure with the opening opened. Can. Therefore, since the child seat detection device can be retrofitted to a fixed structure already installed on the vehicle side of the automobile, it can be easily attached to an existing automobile.
[0020]
When the metal plate is made of a superelastic metal that is hard to be permanently deformed, the metal plate is elastic when it is fitted into a round bar-like region of the fixed structure with the opening opened. After being fitted without being deformed beyond the region, the metal plate is restored to its original shape by elastic deformation, so that the metal plate can be reliably fitted into the round bar-like region of the fixed structure. It will be.
[0021]
The fixing structure is composed of a round bar-shaped region and side portions extending substantially in the front-rear direction on both sides thereof, and the metal plate is arranged so as to wrap around from the round bar-shaped region to both legs. In this case, even if the child seat side locking device slides sideways with respect to the vehicle side fixing structure, the locking device may come off the metal plate, or terminal portions provided at both ends of the metal plate, etc. In this case, it is possible to prevent the terminal portion or the like from being damaged.
[0022]
In this way, according to the present invention, it is possible to detect the correct mounting of the child seat at a low cost with a simple configuration, and it can be easily retrofitted to the existing fixing structure provided on the vehicle side. It can also be installed in current automobiles.
[0023]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail based on the embodiments shown in the drawings.
1 to 3 show the configuration of a first embodiment of a child seat detection apparatus according to the present invention. In FIG. 1, a child
[0024]
FIG. 2 is a schematic front view showing the configuration of the child seat detection apparatus of FIG. The child
Here, the fixed
[0025]
The
When the surface of the round bar-shaped region 13a of the fixed
[0026]
As described above, the
Since the
[0027]
Further, since the
Furthermore, in order to ensure attachment to the fixed
[0028]
FIG. 3 is an enlarged cross-sectional view showing a main part of the child seat detection apparatus of FIG. In this case, the
[0029]
The child
[0030]
Here, when the child seat is attached, the child
Here, the
[0031]
Thus, according to the child
[0032]
FIG. 4 shows a second embodiment of the child seat detection device according to the present invention. In FIG. 4, the child
[0033]
In the second embodiment shown in FIG. 4, in the child
The
[0034]
According to the child
[0035]
FIG. 5 is an enlarged cross-sectional view showing a state when the child seat is mounted on the child seat detection device of FIG. Here, when the child seat is attached, the child
Thereby, in the region of the lock portion, the
Here, the
[0036]
Thus, according to the child
[0037]
FIG. 6 shows a third embodiment of the child seat detection device according to the present invention, and the child
[0038]
According to the child
[0039]
Here, such a lateral displacement of the
On the other hand, even in the case of an ISOFIX child seat, there is a locking device having a hook on the other end of a belt whose one end is fixed to the child seat side. Then, after the hook is engaged with the fixed
[0040]
In the above-described embodiment, the case where the fixed
Furthermore, in the above-described embodiment, the case where the ISOFIX child seat is mounted has been described. However, the present invention can be applied to a child seat mounting method that uses a fixed structure on the vehicle side for similar fixed anchors, strikers, and the like. It is clear.
[0041]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, when the child seat is attached to the vehicle seat, a load is applied to the lock portion of the fixed structure and the metal plate by the engagement of the lock device on the child seat side. The metal plate is displaced inward by this load. When the detection unit detects this displacement, it can be detected that the child seat locking device is engaged with the fixed structure, that is, that the child seat is correctly mounted.
In this case, a child seat detection device composed of a metal plate and a detection unit is provided on the vehicle side, but since it can be easily attached to the vehicle-side fixing structure with a simple configuration, the cost can be kept relatively low. At the same time, it can be retrofitted to an existing fixed structure, and can also be used in current automobiles. Therefore, according to the present invention, it is possible to provide an extremely excellent child seat detection device that can detect correct mounting of a child seat of the ISOFIX system or the like on a vehicle-side dedicated fixing structure with a simple configuration.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic perspective view showing a child seat detector according to the present invention attached to a vehicle seat in a first embodiment.
FIG. 2 is a schematic front view showing a configuration of the child seat detection apparatus of FIG. 1;
3 is an enlarged cross-sectional view showing a main part of the child seat detection device of FIG. 2;
FIG. 4 is an enlarged cross-sectional view showing a configuration of a main part of a second embodiment of the child seat detection apparatus according to the present invention.
5 is an enlarged cross-sectional view showing a state when the child seat of the child seat detection device of FIG. 4 is mounted. FIG.
FIG. 6 is a schematic front view showing the configuration of a third embodiment of the child seat detection apparatus according to the present invention.
[Explanation of symbols]
10, 30, 40 Child seat detection device 11
Claims (6)
上記固定構造の丸棒状の領域を包囲するように被嵌された金属板と、
上記丸棒状の領域の表面と上記金属板との間に介装された絶縁層と、
上記金属板の変位を検出する検出部と、を備え、
チャイルドシート装着時に上記チャイルドシート側のロック装置を上記固定構造のロック部分に係合する際に、上記固定構造のロック部分に印加される荷重による上記金属板の変位を上記検出部により検出することを特徴とする、チャイルドシート検知装置。With respect to a metal fixing structure formed in a round bar shape in which a region including a lock portion to be engaged with at least a locking device on a child seat side is formed on a vehicle side,
A metal plate fitted to surround the round bar-shaped region of the fixed structure;
An insulating layer interposed between the surface of the round bar-shaped region and the metal plate;
A detection unit for detecting the displacement of the metal plate,
When the child seat is fitted, the child seat side locking device is engaged with the lock portion of the fixed structure, and the displacement of the metal plate due to a load applied to the lock portion of the fixed structure is detected by the detection unit. A child seat detection device.
前記検出部が、絶縁層を挟んで互いに対向する前記金属板と前記固定構造から成る静電容量センサとして構成されていることを特徴とする、請求項1に記載のチャイルドシート検知装置。The insulating layer is made of an elastic material;
The child seat detection device according to claim 1, wherein the detection unit is configured as a capacitance sensor including the metal plate and the fixed structure facing each other with an insulating layer interposed therebetween.
前記検出部が、この切欠の領域で互いに対向する前記金属板と前記固定構造から成る導通スイッチとして構成されていることを特徴とする、請求項1に記載のチャイルドシート検知装置。The insulating layer has a notch in a portion corresponding to the lock portion of the fixed structure;
2. The child seat detection device according to claim 1, wherein the detection unit is configured as a conduction switch including the metal plate and the fixed structure facing each other in the cutout region.
前記金属板が、丸棒状の領域から両脚部まで回り込んで配置されていることを特徴とする、請求項1から5の何れかに記載のチャイルドシート検知装置。The fixing structure is composed of a round bar-like region extending in the transverse direction with respect to the traveling direction of the automobile and side portions extending substantially in the front-rear direction on both sides thereof.
The child seat detection device according to any one of claims 1 to 5, wherein the metal plate is disposed so as to wrap around from a round bar-shaped region to both leg portions.
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008138870A1 (en) * | 2007-05-09 | 2008-11-20 | Takata-Petri Ag | Measuring system and measuring method for detecting at least one frequency-independent electrical variable |
CN109649223A (en) * | 2018-08-21 | 2019-04-19 | 福建麦凯智造婴童文化股份有限公司 | A kind of intelligent and safe seat monitoring system |
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2003
- 2003-06-17 JP JP2003172567A patent/JP2005007975A/en active Pending
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