JP2005007952A - 地上子 - Google Patents

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JP2005007952A
JP2005007952A JP2003171728A JP2003171728A JP2005007952A JP 2005007952 A JP2005007952 A JP 2005007952A JP 2003171728 A JP2003171728 A JP 2003171728A JP 2003171728 A JP2003171728 A JP 2003171728A JP 2005007952 A JP2005007952 A JP 2005007952A
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Toshihiro Uchida
敏博 内田
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Abstract

【課題】長さの長い地上子を軌道の軌間の所定位置に容易に正しく取付けられるようにする。
【解決手段】列車の走行する軌道の軌間の所定の位置に設置される平面形状が長方形の地上子であって、その地上子の本体の上面中心部及びその地上子の本体の一方の短辺部の中心部に目印をそれぞれ設け、又は、その地上子の本体の上面中心部及びその地上子の本体の両短辺部の中心部に目印をそれぞれ設ける。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は地上子に係り、特に、地上子を軌間の所定位置に容易に正しく設置できるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ATS(自動列車停止装置)やATO(自動列車運転装置)等の列車制御用の地上子は、その平面形状が長方形で所定の厚さを有する偏平状を呈している。そして、その内側には、コイルやコンデンサ等の部品が収納されていて、一対のレール間、すなわち、軌間の所定位置に設置されるように構成されている(非特許文献1参照)。
【0003】
上記地上子は、レールを走行する列車の下部に設けられている車上子が対向したときに電磁結合し、その車上子からその列車の識別情報等の所定の車上情報を受信したり、あるいは、その車上子に対して地上子の識別情報、すなわち、位置情報や信号機の現示情報等の所定の地上情報を送信することができるように構成されている。
【0004】
このように、地上子は、車上子と対向したときに地上・車上間で情報の授受を行うという性質上、地上子の設置位置が列車に設置されている車上子と正しく対向できるようにするための目安となる十字状の目印(マーク)が地上子の上面中心位置に設けられている。
【0005】
【非特許文献1】平成3年7月20日第17版(株)交友社発行 「信号」第538,559頁
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、地上子の上面中心位置には、十字状の目印が設けられているので、軌間の所定位置に設置するとき容易であるが、ATOで用いられる地上子の場合のように、地上子の長さが1mにも及ぶものがあり、両端部の位置が正常な設置位置から外れてしまい、車上子と正常に対向できなくなる欠点があった。
【0007】
図3を用いてさらに説明すると、10は、ATO用の地上子であり、この地上子10は、その平面(上面)形状は長方形で偏平状を呈し、その長辺部分の長さは1mにも及び、そして、その上面中心部に地上子10の設置目印となる十字状の目印M1 が設けられている。
【0008】
この地上子10を軌間の所定位置である一対のレールr,r間で、そのレールr,rの長手方向の中心線L上にきめられた設置位置に目印M1 を合わせて設置しても、地上子10の長辺が長いために、図示のように、地上子10の両端部において中心線から外れてしまうおそれがあった。
【0009】
そこで、本発明は、上記欠点を解決するためになされたものであって、その目的は、所定位置に容易に正しく設置できるようにした地上子を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る地上子は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、列車の走行する軌道の軌間の所定の位置に設置される平面形状が長方形の地上子であって、その地上子の本体の上面中心部及びその地上子の本体の一方の短辺部の中心部に目印をそれぞれ設け、又は、その地上子の本体の上面中心部及びその地上子の本体の両短辺部の中心部に目印をそれぞれ設けたことを特徴としている。
本発明の請求項2に記載の地上子は、列車の走行する軌道の軌間の所定の位置に設置される平面形状が長方形の地上子であって、その地上子の本体の両短辺部の中心部に目印をそれぞれ設けたことを特徴としている。
本発明の請求項3に記載の地上子は、一方の短辺に設けられる目印と他方の短辺に設けられる目印は、形状が異なるものであることを特徴としている。
本発明の請求項4に記載の地上子は、目印は、地上子の本体に凹凸を付けて形成されることを特徴としている。
本発明の請求項5に記載の地上子は、目印は、色彩が施されていることを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係る地上子を軌間に設置した状態の平面図である。図1中、r,rは、本発明の列車の走行する軌道に相当し、一対のレールにより構成されている。これらレールr,rは、所定の間隔を保って設けられている枕木W,W…上に設置されている。
【0012】
図1中、1aは、地上子の本体(以下、地上子の本体を含めて地上子として説明する。)であり、その平面形状は長方形で、その短辺の長さは30cm前後であるのに対し、その長辺の長さは、1mにも及んでいる。通常、このような平面形状の地上子はATOに採用されている。なお、図示しないが、この地上子1aの厚さは、周知の地上子と同様であり、全体形状として偏平状を呈している。
【0013】
この地上子1aの両長辺部分には、耳片からなる取付部2,2…が設けられていて、この取付部2,2…を介して枕木W,W…に取付けられている。なお、この地上子1aの取付は、上記非特許文献に示されるように、取付用の耳片を省略し、地上子1a自体に取付用の孔を設けてもよく、また、この地上子1aの取付箇所を地上子1aの両短辺部とすることもできる。この場合は、両短辺部に枕木がそれぞれ設けられる。
【0014】
図1中、M1 は、地上子1aの上面中心部に設けられた十字状の目印(マーク)であり、上記図4と同一のものである。この目印M1 は、地上子1aの筐体を成形するときに凹凸により設けられる。また、塗装により形成することもできる。
【0015】
図1中、M2 ,M3 は、地上子1aの長方形の上面の両短辺部の中心部にそれぞれ設けられた目印であり、上記目印M1 と同様に凹凸又は塗装により設けることができる。なお、目印M2 ,M3 を塗装により形成するときは、一方を赤色、他方を黒色等のように色分けして地上子1aの取付方向がその色彩により分るようにしてもよい。
【0016】
上記構成からなる地上子1aを軌間(レールr,r間)に取付けるには、その軌間に設定されている取付線L上に、3個の目印M1 ,M2 ,M3 を合わせて取付けられる。なお、図示の例では、一対のレールr,r間の中心線と一致する取付線L上に地上子1aが取付けられるようにしたが、いずれか一方のレール側に寄り、かつ、そのレールの長手方向に平行な線上に取付けられる場合もある。
【0017】
また、上述の例では、地上子1aの両短辺に目印M2 ,M3 をそれぞれ設けたが、いずれか一方とすることができる。例えば、目印M3 を省略することができる。この場合は、目印M1 ,M2 を取付線L上に合わせて取付けられるので、その短辺の目印M2 を用いて地上子1aの取付方向を容易に知ることができる。
【0018】
図2に示される地上子1bは、本発明の他の実施の形態を示すもので、地上子1bの上面中心部に設けられる目印(図1のM1 参照)を省略し、両短辺に目印M4 ,M5 がをそれぞれ設けられている。これら目印M4 ,M5 も凹凸又は塗装により設けられる。この地上子1bの目印M4 ,M5 は、互いにその形状が異なっていて、つまり、目印M4 はコ字状を呈し、M5 はニ字状を呈している。このように互いに目印M4 ,M5 の形状が異なっていると、地上子1bの設置方向を容易に知ることができる。
【0019】
上述のように、本発明によれば、地上子1a,1bを軌道の所定位置に正しく取付けることができるので、列車に設けられている車上子との間の情報授受を正確に行うことができる。
【0020】
【発明の効果】
本発明の請求項1に記載の地上子は、地上子の本体の上面中心部及びその地上子の本体の一方の短辺部の中心部に目印をそれぞれ設け、又は、その地上子の本体の上面中心部及びその地上子の本体の両短辺部の中心部に目印をそれぞれ設けたので、目印を基に軌間の所定位置に容易に正しく取付けることができる。
本発明の請求項2に記載の地上子は、地上子の本体の両短辺部の中心部に目印をそれぞれ設けたので、目印を基に軌間の所定位置に容易に正しく取付けることができる。
本発明の請求項3に記載の地上子は、一方の短辺に設けられる目印と他方の短辺に設けられる目印は、形状が異なるので、地上子の取付方向を容易に知ることができる。
本発明の請求項4に記載の地上子は、目印は、地上子の本体に凹凸を付けて形成されるので、目印を容易に形成することができる。
本発明の請求項5に記載の地上子は、目印は、色彩が施されているので、地上子の取付方向を容易に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る地上子を軌間に取付けたときの平面図である。
【図2】本発明の他の実施の形態に係る地上子を軌間に取付けたときの平面図である。
【図3】従来の地上子を軌間に取付けたときの平面図である。
【符号の説明】
1a,1b 地上子(地上子の本体)
r レール(軌道)
W 枕木
M1 ,M2 ,M3 目印(マーク)

Claims (5)

  1. 列車の走行する軌道の軌間の所定の位置に設置される平面形状が長方形の地上子であって、その地上子の本体の上面中心部及びその地上子の本体の一方の短辺部の中心部に目印をそれぞれ設け、又は、その地上子の本体の上面中心部及びその地上子の本体の両短辺部の中心部に目印をそれぞれ設けたことを特徴とする地上子。
  2. 列車の走行する軌道の軌間の所定の位置に設置される平面形状が長方形の地上子であって、その地上子の本体の両短辺部の中心部に目印をそれぞれ設けたことを特徴とする地上子。
  3. 請求項2に記載の地上子において、一方の短辺に設けられる目印と他方の短辺に設けられる目印は、形状が異なるものであることを特徴とする地上子。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の地上子において、目印は、地上子の本体に凹凸を付けて形成されることを特徴とする地上子。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の地上子において、目印は、色彩が施されていることを特徴とする地上子。
JP2003171728A 2003-06-17 2003-06-17 地上子 Pending JP2005007952A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009001042A (ja) * 2007-06-19 2009-01-08 East Japan Railway Co 遮断かん折損防止器の組立て方法

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