JP2005007113A - 履き物用放電体 - Google Patents

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Abstract

【課題】既製の履き物にも容易に取り付けることができ、しかも、装着しても外見上通常の靴と変わりのない履き物用放電体を提供すること。
【解決手段】履き物の踵部に穿った貫通孔に装着するための取付部と、該貫通孔から接地部材と、両者を接続するスプリングとからなり、該貫通孔に取付部材の上面が着用した人の踵に接触し、人体に帯電している静電気は、足から装着体に伝わり、さらに、接続部に流れ、最後には接地放部を通して地面に放電される。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、人体に帯電する静電気を靴から地面に放電させるための履き物用放電体に関し、詳しくは、既製の靴にも容易に装着できる履き物用放電体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
空気が乾燥している場合人体に静電気が帯電し、ドアの把手等に触れたとき静電気の放電現象が生じ、ショックを受けることがあるので、この静電気を放電するために、接地状態にある足から接地放電するのが簡単であるので、各種の放電装置が提供されている。
【0003】
しかし、従来の履き物用の放電装置は、靴の製造時に靴底に導電体を埋め込んだり、履き口の周縁に引っ掛けて使用するものであり、前者は、靴製造時に取り付けなければならず、そのために既存の靴には適用できず、また、後者は、靴を履いたり脱いたりする都度放電体を装着しなければならず、使用が厄介であり、しかも、装着時靴の側部かまたは後部に露出しているので外見上にも問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、従来技術が有する上記のような問題を解決すべくなされたものであり、既製の履き物にも容易に取り付けることができ、しかも、装着しても外見上通常の靴と変わりない履き物用放電体を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の履き物用放電体は、履き物の踵部に穿った貫通孔に装着するための取付部と、該貫通孔から接地部材と、両者を接続するスプリングとかなるものであり、さらに、取付部と接地部材との間に導通状態と非導通状態とに切り替える切り替え部材を介在させたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
履き物の踵部に貫通孔を穿ち、該貫通孔に取付部材の上面が着用した人の踵に接触し、人体に帯電している静電気が、足から装着体に伝わり、さらに、接続部に流れ、最後には接地部を通して地面に放電される。
【0007】
【実施例】
本発明に係る履き物用放電体の実施例を図面を参照に説明をするが、本発明に係る履き物用放電体の細部の構成は実施例により限定されるものではない。
【0008】
【構想】
図1は、本構想の一実施例であり、導通状態と非導通状態に切り替えられる形式の履き物用放電体(A)を示し、図1(a)は履き物用放電体(A)の組立て状態を、図1(b)は履き物用放電体(A)の分解図であり、図中、(1)は雌ネジ部を有する断面円形の取付部材であり、(2)は取付部材(1)の雌ネジ部に螺合する雄ネジ部材であり、取付部材(1)の雌ネジ部に螺合した際、先端面と(1)の内周壁面とで皿状導電部材(4)装着用凹部を形成できるように雌ネジ部材(1)より短く形成されている。(3)は導電ゴムで出来ており上面には操作用のスリット(10)が設けられている。
【0009】
(4)は上記空間内に装着された際、雄ネジ部材(2)の底面および取付部材(1)の雌ネジ面に接触する外周面を有し、一面に円形の凹部を有する皿状導電部材であり、該凹部には円板状絶縁部材(8)が装着されている。(5)はフランジ部(13)を境に接触部(12)とスプリング取付部(14)が形成された接続部材であり、接触部(12)は後記の環状絶縁部材(9)の貫通孔(11)を貫通して皿状導電部材(4)または絶縁円板(8)に接触している。(6)はフランジ部(16)を境にスプリング取付部(15)設けた接地部材である。(7)は接続部材(5)と接地部材(6)とを接続するスプリングであり、導電部を構成すると共に、接地部材(6)は靴底と一体化し接地を確実にするものである。(9)は取付部材(I)と接続部材(5)との間に介在させた環状絶縁部材である。
【0010】
上記、取付部材(1)雄ネジ部材(2)上蓋部材(3)皿状導電部材(4)接続部材(5)接地部材(6)スプリング(7)は導電材料で作成し、円板状部材(8)環状部材(9)は絶縁材料で作成する。
取付部材(1)上蓋部材(3)接続部材(5)環状絶縁部材(9)の外径は同一にする。
【0011】
上記構成の各部材は、以下のように組み立てられて履き物用導電体(A)を形成する。
【0012】
先ず、雄ネジ部材(2)と上蓋部材(3)を接着し一体化する。取付部材(1)の下面と接続部材(5)のフランジ部の上面との間に環状絶縁部材(9)を介在させた状態でそれら三者を接着一体化し、皿状接触部材(4)の凹部に円板状絶縁体(8)を装着し、該円板状絶縁体(8)が接続部材(5)の接触部(12)に接触させた状態で、取付部材(1)の空間部に挿入し雄ネジ部材(2)を螺合する。次に、接続部材(5)のスプリング取付部(14)をスプリング(7)の一端を取付け、接地部材(6)のスプリング取付部(15)をスプリング(7)の他端部に取り付ける。
【0013】
【装着方法】
上記構成の履き物用放電体(A)の、履き物への装着および使用方法を説明する。
踵部に取付部材(1)の外径と同径の貫通孔を穿ち、同貫通孔に上面が靴底内面と同一面になるように組立体(A)を挿入し、(1)の周面と貫通孔の内面とを接着剤で固定する。
【0014】
図示の状態では足と地面との間は、円板状絶縁部材(8)および接続部材(5)によって導通が断たれている。この状態から、上蓋部材(3)に設けたストリット(10)を利用してドライバー、コイン等で取付部材(2)を回転させて雄ネジ部材(2)を取り外し、円板状絶縁部材(8)が上に来るように皿状導通部材(4)を反転させ再度取付部材(1)に雄ネジ部材(2)を螺合することによって雄ネジ部材(2)、皿状導通部材(4)、接続部材(5)、スプリング(7)、接地部材(6)とで放電路が形成される。
【0015】
なお、落雷の危険がある時には、皿状接触部材を上下反転させて図示の非導電状態にして導電路を遮断する。
【0016】
図2は、本発明の他の実施例であり、常時導通状態にある形式の履き物用放電体(B)を示し、図2(a)は履き物用放電体(B)の組立て状態を、図2(b)は履き物用放電体(B)の分解図であり、図中、(20)はスプリング取付部(23)が形成された取付部材であり、(21)は、スプリング取付部(24)が形成された接地部材である。(22)は取付け部材(20)と接地部材(21)とを接続するスプリングである。
【0017】
この実施例においても、各部材は図2(a)に示すように組立てられており、サンダルの踵部に穿った貫通孔に装着して使用する。
【0018】
いずれの実施例においても、既製の履き物に取付けて使用する例を説明したが、履き物の製造時に取付けることも可能であり、また、履き物用放電体(A)および(B)の各部の寸法は履き物のサイズに合わせて適宜決定する。
【0019】
【発明の効果】
上記構成の本発明は、簡単な構成でありのがら、人体と地面とのアースとして作用し、普通の歩行により静電気を放電できるので、静電気による電気ショックを効果的に防止することができ、しかも、本発明の履き物用放電体は、既製品に加工して装着することができることは勿論、製品の作成時も装着することができる、中央部分をスプリングを使用しているので、長時間履き続けると靴底が圧迫され、靴底全体が圧縮して薄くなるがスプリングを使用しているので圧縮に対応して薄くなるので違和感なく履き続ける事が出来る。
【0020】
また、請求項2の発明は、上記効果に加え、切り替え部材(皿状導電部材)を裏表反転させるだけで放電、非放電を切り替えることができ、四季を通じて使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】履き物用放電体(A)の実施例の断面図であり、(a)は組み立てた状態、(b)は分解した状態を示す断面図である。
【図2】履き物用放電体(B)の他の実施例の断面図であり、(a)は組み立てた状態、(b)は分解した状態を示す断面図である。
【図3】履き物用放電体(A)を靴に装着した状態を示し、(a)はその平面図であり、(b)はその縦断面図である。
【図4】履き物用放電体(B)をサンダルに装着した状態を示し、(a)はその平面図であり、(b)はその縦断面図である。
【符号の説明】
1 取付部材
2 雄ネジ部材
3 上蓋部材
4 皿状導電部材
5 接続部材
6 接地部材
7 スプリング
8 円板状絶縁部材
9 環状絶縁部材
10 工具用スリット
11 貫通孔
12 接触部
13 ラウンジ部
14 スプリング取付部
15 スプリング取付部
16 接地部
20 取付部材
21 接地部材
22 スプリング
23 スプリング取付部
24 スプリング取付部

Claims (2)

  1. 履き物の踵部に穿った貫通孔に装着するための取付部と、該貫通孔からの接地部材と、両者を接続するスプリングとからなる履き物用放電体。
  2. 取付部と接地部材との間に導通状態と非導通状態とに切り替える切り替え部材を介在させたことを特徴とする請求項1記載の履き物用放電体。
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