JP2005006939A - Air mattress - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、病人や寝たきり老人などが長期にわたって床に伏せた場合などに生じる褥瘡(床ずれ)、特に踵部に発生する褥瘡を効果的に予防することのできるエアマットレスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、養護施設や病院の看護あるいは介護の現場において、寝たきりの生活を余儀なくされる人々が人口の高齢化に伴って増加の一途をたどっている。このような看護あるいは介護の現場においては、ベッドに横たわった患者は持続的な圧迫を長時間にわたって受け続けることが多く、褥瘡発生の危険にさらされている。従来より、このような褥瘡の発生予防あるいは発生した褥瘡の治癒を目的として、種々の医療用マットレスが開発されている。
【0003】
一例を挙げると、例えば図11、図12に示すようなエアマットレス(特許文献1参照)が知られている。図11は、ベッド5上にエアマットレス1をセットし、患者Aがエアマットレス1上に仰臥姿勢で寝ているところを示している。エアマットレス1は、図12に示すように細長い袋状のエアセル2をベースシート3上に多数本並設し、これらエアセル2にエアポンプなどで空気を送り込んで膨らませたものである。エアセル2は、膨張させた状態でほぼ円筒状となり、その左右両端部には固定用のホック2aを備えた三角形状の固定部材2bが設けられている。
【0004】
ベースシート3へのエアセル2の装着は、ベースシート3上に所定間隔で縫いつけたΩ形状の固定バンド4内にエアセル2を挿通し、エアセル2の左右両端部の固定部材2bに設けられたホック2aをベースシート3に設けられているホックに嵌め合わせることにより行われる。そして、この状態で、上述したように各エアセル2に空気を注入して膨らませ、エアマットレス1として完成させる。このようにして組み立てられたエアマットレス1は、図11に示すようにベッド5上にセットされる。なお、エアセル2の向きは、患者Aの仰臥方向と直交する向き、すなわちベッド5の長手方向と直交する向きに配置されている。
【0005】
上記エアマットレスは、患者にとって最適な空気圧で膨らませたエアセルによって接触圧を分散し、寝ている患者に対して局所的に強い圧力が長時間にわたって集中し続けないようにすることにより、臀部や腰、背中などの褥瘡の発生を予防するものである。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−126013号公報(段落0003〜0005、図7,図8)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記エアマットレスを使用すれば、臀部や腰、背中などに発生する褥瘡を効果的に予防することができる。しかしながら、図11から明らかなように、足の踵部Bはその突出した骨格形状から圧力が集中しやすく、エアマットレスを使用しているにもかかわらず、褥瘡の発生するおそれがあった。
【0008】
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、病人や寝たきり老人などが長期にわたって床に伏せた場合などに生じる褥瘡、特に踵部に発生する褥瘡を効果的に予防することのできるエアマットレスを提供することを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は次のような手段を採用した。
すなわち、請求項1に記載のエアマットレスは、細長い袋状のエアセルをベッドの長手方向と直交する向きに寝かせた状態でベッドの長手方向に沿って複数本並設したエアマットレスにおいて、膝部付近から下側のエアセルについては足元側に向かってその高さを変え、これらエアセルの頂面を結ぶ包絡線が足元側に向かって下る傾斜面を形成するようにしたことを特徴特徴とするものである。このような構成とすると、膝部から下側のエアセルが足元側に向かって傾斜しているため、患者が仰臥姿勢で寝た場合、膝部から下は主に下腿部(ふくらはぎ)がより多くエアセルに接するようになる。このため、膝部から下の荷重は下腿部によって支えられるため、踵部が浮いたような状態となり、踵部に集中していた圧力が除圧され、踵部に大きな圧力がかかり続けるようなことがなくなる。したがって、従来問題となっていた踵部の鬱血に伴う褥瘡の発生を予防することができる。
【0010】
請求項2記載のエアマットレスは、細長い袋状のエアセルをベッドの長手方向と直交する向きに寝かせた状態でベッドの長手方向に沿って複数本並設したエアマットレスにおいて、膝部付近から下側のエアセルについてはその背丈を低くして段差部を形成し、該段差部の上に弾性フォームを載置したことを特徴とするものである。このような構成とすると、足元側に載置した弾性フォーム圧力吸収作用によって踵部に作用する圧力を分散し、踵部の褥瘡発生を予防することができる。
【0011】
請求項3記載のエアマットレスは、前記請求項2記載のエアマットレスにおいて、前記弾性フォームの上面を足元側に向かって下る傾斜面としたことを特徴とするものである。このような構成とすると、弾性フォームの圧力吸収作用によって踵部に作用する圧力を分散するとともに、弾性フォーム上面の傾斜面が下腿部により多く接して支持するので、さらに効果的に踵部にかかる圧力を低減することができる。
【0012】
請求項4記載のエアマットレスは、細長い袋状のエアセルをベッドの長手方向と直交する向きに寝かせた状態でベッドの長手方向に沿って複数本並設したエアマットレスにおいて、膝部付近から下側を弾性フォームで構成し、該弾性フォームの上面を足元側に向かって下る傾斜面としたことを特徴とするものである。このような構成とすると、弾性フォームの圧力吸収作用によって踵部に作用する圧力を分散すると同時に、弾性フォーム上面の傾斜面がより多く下腿部に接して支持するので、踵部にかかる圧力を弱めることができ、鬱血に伴う踵部の褥瘡発生をより効果的に予防することができる。
【0013】
請求項5記載のエアマットレスは、前記請求項1〜4のいずれかに記載のエアマットレスにおいて、エアマットレスを構成するエアセルとして、袋状の内部空間を上下に二分する仕切り板をエアセル長手方向の両端部近傍まで設けたエアセルを用いたことを特徴とするものである。このような構成のエアセルを用いると、仕切り板によってエアセルの横方向への拡がりを規制し、エアセルを積極的に上下方向に膨らませて上下方向の高さを充分に出すことができる。このため、内部圧力減少時などに発生しやすいボトミング(エアマットレスが潰れて患者の身体がエアマットレス下のベッド本体などに当たる現象)を効果的に防ぐことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1〜図4に、本発明に係るエアマットレスの第1の実施の形態を示す。図1はエアマットレスの略示側面図、図2はエアマットレスを構成するエアセルの斜視図、図3はエアセルの中央縦断面図、図4(a)(b)はそれぞれ図3中のA−A線、B−B線位置における拡大断面図である。
【0015】
この第1の実施の形態に係るエアマットレス11は、図1に示すように、細長い袋状のエアセル12(12a〜12f)を患者の仰臥方向と直交する向き、すなわちベッドの長手方向と直交する向きに寝かせた状態で、ベッドの長手方向に沿って複数本(例えば20〜24本程度)並設し、この並設した複数本のエアセル12a〜12fのうち、膝部から上側のエアセル12aについては一定高さH(例えば、H=150mm)とするとともに、膝部から下側のエアセル12b〜12f(図示例では5個)については、その高さが足元側に向かって順次低くなるように形成し(例えば、終端のエアセル12fの高さh=100mm)、これらエアセル12b〜12fの頂面を連ねた包絡線Lが所定の角度θ(図示例ではθ=7°)からなる傾斜面を形成するように構成したものである。
【0016】
この実施の形態で用いたエアセル12は、図2〜図4に示すような構造になり、例えばポリウレタンシートや綿布に樹脂をコーティングした気密性のシートを溶着あるいは接着することにより細長い袋状としたもので、その内部には、内部空間を上下に二分する仕切り板14がエアセル長手方向の両端部近傍まで左右の側壁間に掛け渡して設けられている。この仕切り板14は、エアセル12の横幅を規制し、横幅に比べて上下方向の高さを出すためのもので、空気を注入して膨らませたとき、図4に示すように上下方向に長いダルマ状、あるいは上下方向にに長い長円状に膨らむようにしたものである。仕切り板14がない場合、エアセル12は四方に均等に膨らんで略円筒形状になってしまい、横幅に比べて高さを充分に出すことができない。仕切り板14を設けることによって上下方向の高さを充分に出すことができるので、内部圧力減少時などおけるボトミングを効果的に防ぐことができる。
【0017】
エアセル12の長手方向両端部の上下位置には、三角形状の固定部材15が突設され、この固定部材15にエアセルを定位置に固定するためのホック16が設けられている。エアセル12は、ベースシート17(図1)上に縫い着けられているΩ形状の固定バンド(図示略)内に挿通された後、下側のホック16をベースシート17に設けられているホック(図示略)に嵌め合わせるとともに、さらに上側のホック16を、必要に応じてエアマットレス11上に被せられるベッドシーツ(図示せず)に設けられているホックに嵌め合わせることにより、それぞれのエアセル12を図1のように定位置に固定するものである。
【0018】
図中、符号18はエアセル12を袋状に溶着した際にできる溶着線、符号19は仕切り板14を左右の側壁に溶着した際にできる溶着線である。なお、エアセル12内に空気を注入するためのエア注入口は、本発明に直接関係しないため、図示を省略した。
【0019】
上記構造になるエアマットレス11は、次のようにして踵部Bにかかる圧力を分散し、踵部Bに発生する褥瘡を予防することができる。すなわち、図5に示すように、エアセル12b〜12fは足元側に向かって所定の角度θで傾斜しているため、患者Aがエアマットレス11上に仰臥姿勢で寝ると、膝部から下は主に下腿部(ふくらはぎ)Cがより多くエアセルに接するようになる。このため、膝部から下の荷重は下腿部Cによって支えられるため、踵部Bが浮いたような状態となり、踵部Bに集中していた圧力が除圧され、踵部Bに大きな圧力がかかり続けるようなことがなくなる。したがって、従来問題となっていた踵部Bの鬱血に伴う褥瘡の発生を予防することができる。
【0020】
図6に、第2の実施の形態を示す。この第2の実施の形態に係るエアマットレス21は、傾斜面を構成するエアセル12b〜12fの高さを非直線的に変え、これらのエアセル12b〜12fの頂面を結ぶ包絡線Lの傾斜角θが場所によって変わるようにしたものである。図示例の場合、エアセル12aと12bの間がθ=7°、エアセル12bと12cの間がθ=16°、エアセル12c〜12eの間がθ=7°、エアセル12eと12fの間がθ=0(水平)になるように設定したものである。このように場所によって傾斜角θを変えることにより、より人体の形状に即した傾斜面を形成することができ、踵部Bの褥瘡発生をより効果的に防止することができる。
【0021】
図7に、第3の実施の形態を示す。この第3の実施の形態に係るエアマットレス31は、膝部から下側に位置する6個のエアセル12b〜12gを膝部から上側のエアセル12aよりも背の低い一定高さh(例えばh=100mm)として段差を与え、この段差部の上に、上面を傾斜面32(θ=7°)とした、例えばポリウレタン低反発フォームや汎用ウレタンフォームなどの弾性フォーム33を載置したものである。この第3の実施の形態の場合、弾性フォーム33によって膝部から下の荷重を支えるようになるため、前記第1および第2の実施の形態と同様に踵部Bに作用する圧力を分散し、踵部Bの褥瘡発生を予防することができる。
【0022】
図8に、第4の実施の形態を示す。この第4の実施の形態に係るエアマットレス41は、前記第3の実施の形態(図7)の簡易タイプであり、第3の実施の形態と同様の構成において、足元側の背の低いエアセル12b〜12g上に載せる弾性フォーム43の形状を傾斜面のない一定厚さ(例えば50mm)の矩形状としたものである。この第4の実施の形態は、弾性フォーム43が傾斜面を有していないため、前記第3の実施の形態のものよりも若干効果が落ちるが、ほぼ同様の効果を奏することができる。
【0023】
図9に、第5の実施の形態を示す。この第5の実施の形態に係るエアマットレス51は、前記第3の実施の形態(図7)において膝部より下側に配置した背の低いエアセル12b〜12gを取り除き、これら取り除いたエアセルの代わりに、上面を傾斜面52(例えば、θ=7°)とした、例えばポリウレタン低反発フォームや汎用ウレタンフォームなどの弾性フォーム53を配置したものである。この第5の実施の形態の場合も、前記第3の実施の形態(図7)と同様に、傾斜面52を有する弾性フォーム53によって踵部Bにかかる圧力を分散することができ、鬱血に伴う踵部Bの褥瘡発生を予防することができる。
【0024】
図10に、第6の実施の形態を示す。この第6の実施の形態に係るエアマットレス61は、前記第5の実施の形態(図9)と同様な構成において、足元側に配置する弾性フォーム64を上下2層構造とし、例えば、上層は上面を傾斜面62としたポリウレタン低反発フォーム63で構成するとともに、下層は通常の汎用ウレタンフォーム65で構成したものである。このように、足元側に配置する弾性フォーム64は2層以上の多層構造としてもよい。
【0025】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や変更が可能であることは言うまでもない。例えば、上述した構造に加え、並列配置した複数個のエアセル12を複数のグループ(例えば3つのグループ)に分け、各グループ単位で周期をずらしてエアセルへの空気の給排気を制御すれば、エアマットレスの表面に高低の位置が時間とともに変わって行く波動運動を与えることができる。このようにした場合、エアマットレスとの接触位置を時間的に変えていくことができ、膝部から下側は勿論のこと、膝部から上側の身体部分についても褥瘡の発生をより効果的に防止することができる。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のエアマットレスによれば、踵部に集中する圧力を効果的に分散することができるので、病人や寝たきり老人などが長期にわたって床に伏せた場合などに発生しやすい踵部の褥瘡を効果的に予防することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るエアマットレスの略示側面図である。
【図2】エアマットレスを構成するエアセルの斜視図である。
【図3】エアセルの中央縦断面図である。
【図4】(a)は図3中のA−A線拡大断面図、(b)図3中のB−B線拡大断面図である。
【図5】第1の実施の形態に係るエアマットレスの使用状態説明図である。
【図6】第2の実施の形態に係るエアマットレスの略示側面図である。
【図7】第3の実施の形態に係るエアマットレスの略示側面図である。
【図8】第4の実施の形態に係るエアマットレスの略示側面図である。
【図9】第5の実施の形態に係るエアマットレスの略示側面図である。
【図10】第6の実施の形態に係るエアマットレスの略示側面図である。
【図11】従来のエアマットレスの構造と使用状態を示す略示側面図である。
【図12】従来のエアマットレスで用いられているエアセルの例を示すもので、(a)はエアセルの斜視図、(b)はエアセルの配置状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
11,21,31,41,51,61 エアマットレス
12a〜12g エアセル
14 仕切り板
15 固定部材
16 ホック
17 ベースシート
18,19 溶着線
32,52,62 傾斜面
33,43,53 弾性フォーム
63 ポリウレタン低反発フォーム
64 弾性フォーム
65 汎用ウレタンフォーム[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an air mattress that can effectively prevent pressure ulcers (bed slippage) that occur when a sick person or a bedridden elderly person lies on the floor for a long period of time, particularly pressure ulcers that occur in the buttocks.
[0002]
[Prior art]
In recent years, the number of people who are forced to bedridden in nursing homes or nursing care sites has been increasing with the aging of the population. In such nursing or care settings, patients lying on the bed often continue to receive sustained pressure for a long time, and are at risk of developing pressure ulcers. Conventionally, various medical mattresses have been developed for the purpose of preventing the occurrence of such pressure ulcers or healing the generated pressure ulcers.
[0003]
For example, an air mattress as shown in FIGS. 11 and 12 (see Patent Document 1) is known. FIG. 11 shows the air mattress 1 set on the bed 5 and the patient A sleeping on the air mattress 1 in a supine posture. As shown in FIG. 12, the air mattress 1 includes a large number of elongated bag-
[0004]
The
[0005]
The air mattress distributes the contact pressure with an air cell that is inflated with air pressure that is optimal for the patient, so that local strong pressure does not continue to concentrate on the sleeping patient for a long period of time. Prevents the occurrence of pressure ulcers such as the back.
[0006]
[Patent Document 1]
JP 2002-126033 (paragraphs 0003 to 0005, FIGS. 7 and 8)
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
By using the air mattress, it is possible to effectively prevent pressure ulcers that occur on the buttocks, waist, back, and the like. However, as apparent from FIG. 11, pressure tends to concentrate on the heel B of the foot due to the protruding skeleton shape, and there is a risk that pressure ulcers may occur despite the use of an air mattress.
[0008]
The present invention has been made to solve the above problems, and can effectively prevent pressure ulcers that occur when a sick person or bedridden elderly person lies on the floor for a long time, particularly pressure ulcers that occur in the buttocks. It is an object to provide an air mattress.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention employs the following means.
That is, the air mattress according to claim 1 is an air mattress in which a plurality of elongated air bags are placed side by side in a direction orthogonal to the longitudinal direction of the bed, and a plurality of the air mattresses are arranged along the longitudinal direction of the bed. The lower air cell is characterized by changing its height toward the foot and forming an inclined surface in which the envelope connecting the top surfaces of these air cells is lowered toward the foot. is there. With such a configuration, the lower air cell from the knee is inclined toward the foot, so when the patient sleeps in a supine position, the lower leg is mainly the lower leg (calf). Many come in contact with the air cell. For this reason, the load below the knee is supported by the lower leg, so that the buttocks float, the pressure concentrated on the buttocks is removed, and a large pressure continues to be applied to the buttocks. There is nothing wrong. Therefore, it is possible to prevent the occurrence of pressure ulcers associated with stasis congestion, which has been a problem in the past.
[0010]
The air mattress according to
[0011]
An air mattress according to a third aspect is the air mattress according to the second aspect, wherein the upper surface of the elastic foam is an inclined surface that descends toward the foot. With such a configuration, the pressure acting on the buttocks is dispersed by the pressure absorbing action of the elastic foam, and the inclined surface of the upper surface of the elastic foam is supported in contact with the crus more and more effectively. Such pressure can be reduced.
[0012]
5. The air mattress according to claim 4, wherein a plurality of air mattresses arranged side by side along the longitudinal direction of the bed in a state where the slender bag-shaped air cells are laid in a direction perpendicular to the longitudinal direction of the bed. Is formed of an elastic foam, and the upper surface of the elastic foam is an inclined surface that descends toward the foot. With such a configuration, the pressure acting on the buttocks is dispersed by the pressure absorbing action of the elastic foam, and at the same time, the inclined surface of the upper surface of the elastic foam is supported in contact with the lower leg, so that the pressure applied to the buttocks is reduced. It can weaken and can more effectively prevent the occurrence of pressure ulcers associated with congestion.
[0013]
The air mattress according to claim 5 is the air mattress according to any one of claims 1 to 4, wherein a partition plate that bisects the bag-like internal space vertically is used as an air cell constituting the air mattress. An air cell provided up to the vicinity of both ends is used. When the air cell having such a configuration is used, the partition plate restricts the expansion of the air cell in the lateral direction, and the air cell can be actively inflated in the vertical direction to sufficiently increase the vertical height. For this reason, bottoming (a phenomenon in which the air mattress collapses and the patient's body hits the bed main body under the air mattress, etc.) that easily occurs when the internal pressure is reduced can be effectively prevented.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
1 to 4 show a first embodiment of an air mattress according to the present invention. 1 is a schematic side view of an air mattress, FIG. 2 is a perspective view of an air cell constituting the air mattress, FIG. 3 is a central longitudinal sectional view of the air cell, and FIGS. 4A and 4B are respectively A- It is an expanded sectional view in the A line and the BB line position.
[0015]
In the
[0016]
The
[0017]
Triangular fixing
[0018]
In the figure,
[0019]
The
[0020]
FIG. 6 shows a second embodiment. The
[0021]
FIG. 7 shows a third embodiment. In the
[0022]
FIG. 8 shows a fourth embodiment. The
[0023]
FIG. 9 shows a fifth embodiment. The air mattress 51 according to the fifth embodiment removes the
[0024]
FIG. 10 shows a sixth embodiment. The
[0025]
Although the embodiment of the present invention has been described above, the present invention is not limited to the above embodiment, and it goes without saying that various modifications and changes can be made without departing from the spirit of the invention. . For example, in addition to the structure described above, if a plurality of
[0026]
【The invention's effect】
As described above, according to the air mattress of the present invention, it is possible to effectively disperse the pressure concentrated on the buttocks, so that it tends to occur when a sick person or a bedridden elderly person lies on the floor for a long time. Can effectively prevent pressure ulcers in the buttocks.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic side view of an air mattress according to a first embodiment.
FIG. 2 is a perspective view of an air cell constituting an air mattress.
FIG. 3 is a central longitudinal sectional view of an air cell.
4A is an enlarged sectional view taken along line AA in FIG. 3, and FIG. 4B is an enlarged sectional view taken along line BB in FIG. 3;
FIG. 5 is an explanatory diagram of a use state of the air mattress according to the first embodiment.
FIG. 6 is a schematic side view of an air mattress according to a second embodiment.
FIG. 7 is a schematic side view of an air mattress according to a third embodiment.
FIG. 8 is a schematic side view of an air mattress according to a fourth embodiment.
FIG. 9 is a schematic side view of an air mattress according to a fifth embodiment.
FIG. 10 is a schematic side view of an air mattress according to a sixth embodiment.
FIG. 11 is a schematic side view showing a structure and a use state of a conventional air mattress.
FIGS. 12A and 12B show an example of an air cell used in a conventional air mattress. FIG. 12A is a perspective view of the air cell, and FIG. 12B is a perspective view showing an arrangement state of the air cell.
[Explanation of symbols]
11, 21, 31, 41, 51, 61
Claims (5)
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