JP2005006516A - Greenhouse ventilation device - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として植物を育成する温室の換気装置に関し、特に温室の屋根面に設けられる換気装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に植物を育成する温室は、たとえば、地上に多数のアーチ状パイプを起立し、このアーチ状パイプに直交する横方向支柱と、シート定着用のフレームを配設して骨組を構成し、透明または半透明な合成樹脂シートを上記シート定着用のフレームを介して固定しながら屋根面、側面および妻面に展張して形成されている。
【0003】
さらに、上記温室では換気を必要とするので、屋根面の任意の位置に開口部を形成し、この開口部に対向する天窓を備えた換気装置を設け、この天窓を開閉して換気を行っている。
【0004】
そして、従来の換気装置は、たとえば、温室の頂部たる棟部に設けた開口部と、この棟部に設けられた開口部を開閉する山型の天窓と、リンクを介して天窓を駆動する駆動ロッドとで構成され、駆動ロッドを軸方向に移動することにより、天窓を開口部から上方に移動させることができるものであって、この天窓の移動により、開口部が開放されて温室を換気することができる(たとえば、特許文献1参照)。
【0005】
また、この他に、屋根面に設けられた開口部を屋根面に沿ってスライドする天窓により開閉するとするもの(たとえば、特許文献2,3参照)や屋根面の大部分がリンク機構により回転および折畳まれることにより、屋根面が開口するもの(たとえば、特許文献4参照)もある。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−287561号公報(全文,図2)
【0007】
【特許文献2】
特開2003−153634号公報(全文,図1)
【0008】
【特許文献3】
特開2003−009677号公報(全文,図1)
【0009】
【特許文献4】
特開2001−148948号公報(全文,図1)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の換気装置では、機能上特に問題があるわけではないが、次のような不具合がある。
【0011】
すなわち、従来の換気装置は、温室の屋根面の全体にわたり設けられる大掛かりなものであり、装置そのものも高価であるので、温室にかかるコストが高くなってしまう。
【0012】
また、その設置には温室を構築する専門業者に頼らざるを得ず、農作業者が換気装置を追加しようと思っても、簡易に設置することができない。
【0013】
そこで、本発明は上記不具合を解消するために創案されたものであって、その目的とするところは、農作業者が簡易に温室の屋根面に設置可能であって、低コストな温室の換気装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の課題解決手段おける温室の換気装置は、屋根面に設けられる温室の換気装置において、当該換気装置が、窓枠と、窓枠の側部の内周側に張り出して設けた樋と、窓枠の内周側に上部側が窓枠に対し回動自在に取付けられた回動枠とを備え、上記回動枠は上記樋と窓枠の下部とをラップすることを特徴とする。
【0015】
第1の課題解決手段によれば、窓枠に回動枠を取付けた構成にしたことで軽量、コンパクト化されており、従来の換気装置に比較して安価であり、温室にかかるコストも従来に比較して減少させることができる。
【0016】
さらに、換気装置が軽量、コンパクトであることに加えて、ブラケットを介して簡易にパイプに定着できるので、施工業者に頼ることなく農作業者自身が簡易に換気装置を設置することができる。
【0017】
そして、窓枠に対して回動枠を回動させて窓枠を開放することにより温室を換気できるが、窓枠を遮断して状態で、たとえば、雨が降っても、回動枠は、窓枠の内周側に張り出した樋と窓枠の下部とをラップしており、回動枠の左右側部と窓枠の左右側部との間に侵入した雨水は樋を通過し温室外へ排水されるので、温室内に雨水が浸入することが防止されている。
【0018】
本発明の第2の課題解決手段おける温室の換気装置は、第1の課題解決手段において、回動枠の下部にカバー体を設け、このカバー体が窓枠の下部をラップすることを特徴とする。
【0019】
第2の課題解決手段によれば、回動枠の下部にはカバー体が設けられており、このカバー体が窓枠の下部をラップするので、回動枠上を流れ落ちる雨水は、このカバー体上を通過して回動枠と窓枠との間の隙間に侵入することが防止されており、この部位から温室内に雨水が浸入することは無い。
【0020】
本発明の第3の課題解決手段おける温室の換気装置は、第1または第2の課題解決手段において、回動枠の左右側部にカバー体を設け、このカバー体が窓枠の左右側部をラップすることを特徴とする。
【0021】
第3の課題解決手段によれば、回動枠の左右側部には、それぞれ、カバー体が装着され、この各カバー体はそれぞれ窓枠の左右側部をラップするので、回動枠の左右側部と窓枠の左右側部との間の隙間から雨水が侵入することを効果的に防止でき、雨水浸入抑制効果がより一層高くなる。
【0022】
本発明の第4の課題解決手段おける温室の換気装置は、第1から第3のいずれかの課題解決手段において、窓枠の左右側部がそれぞれ温室のシートが挿入される開口部巾狭の蟻溝フレームと、当該蟻溝フレーム内に上記シートを定着する係止部材と、蟻溝フレームの斜め下方に連設した樋とを備えてなり、窓枠の上下部がそれぞれ温室のシートを定着する開口部巾狭の蟻溝フレームと、当該蟻溝フレーム内に上記シートを定着する係止部材とを備えてなることを特徴とする。
【0023】
本発明の第5の課題解決手段おける温室の換気装置は、第1から第4のいずれかの課題解決手段において、回動枠の左右および下部がそれぞれ温室のシートが挿入される開口部巾狭の蟻溝フレームと、当該蟻溝フレーム内に上記シートを定着する係止部材とを備えてなることを特徴とする請求項1から4に記載の温室の換気装置。
【0024】
第4および第5の課題解決手段によれば、温室の骨組にあらかじめ換気装置を定着させておけば、温室全体にそのままシートを展張することができ、別個に換気装置にシートを展張する作業を省くことができるから、従来の換気装置に比較してその展張作業および換気装置取付作業が容易となる。
【0025】
本発明の第6の課題解決手段おける温室の換気装置は、第4または第5の課題解決手段において、窓枠の下部の蟻溝フレームに、当該蟻溝フレームの開口部を覆うカバー体を設けたことを特徴とする。
【0026】
第6の課題解決手段によれば、窓枠の下部の蟻溝フレームにもその上端開口部に着脱自在に装着されるカバー体が装着されているので、当該蟻溝フレーム内に雨水が溜まることが防止され、雨水が蟻溝フレームから溢れ出して、回動枠と窓枠との間の隙間に侵入することが防止されるから、雨水浸入抑制効果がより一層高くなる。
【0027】
本発明の第7の課題解決手段おける温室の換気装置は、第1から第6のいずれかの課題解決手段において、窓枠の背面側に防虫用の網を取付けたことを特徴とする。
【0028】
第7の課題解決手段によれば、窓枠1開放時に害虫などが温室内に侵入することを防止できる。
【0029】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態を、図1から図10に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態における温室の換気装置の正面側斜視図である。図2は、本発明の一実施の形態における温室の換気装置の背面側斜視図である。図3は、本発明の一実施の形態における温室の換気装置の分解斜視図である。図4は、窓枠の上部の拡大横断面図である。図5は、窓枠の下部の拡大横断面図である。図6は、窓枠の側部の下端部における拡大斜視図である。図7は、窓枠の側部の下端部における拡大横断面図である。図8は、窓枠をパイプ材に取付けるブラケットの斜視図である。図9は、窓枠をパイプ材に取付けるブラケットの側面図である。図10は、窓枠の下部の拡大横断面図である。
【0030】
一実施の形態における温室の換気装置は、図1から図3に示すように、窓枠1と、窓枠1の側部11,13の内周側に張り出して設けた樋21,22と、窓枠1の内周側に上部側が窓枠に対し回動自在に取付けられた回動枠3とで構成されている。
【0031】
以下、詳細に説明すると、窓枠1は、矩形であって、その上部10は、図4に示すように、温室のシートSを定着する開口部巾狭の蟻溝フレーム50と、当該蟻溝フレーム50の図4中左端に連接され回動枠3を係合する係合部52と、当該蟻溝フレーム50内に上記シートSを定着する係止部材たる係止線条51とで構成されている。なお、この係合部52は、横断面略C型に形成され、図4中上端は、カール部53が設けられ、このカール部53で後述する回動枠3の上部30に設けた腕72の先端を抱持することにより、この係合部52が腕72と係合し、窓枠1の上部10に回動枠3の上部30が回動自在に取付けられることとなる。また、係合部52の図4中上端は、カールさせてあるので、シートSに係合部52とが擦れあっても、シートSの表面を傷めることが無い。
【0032】
さらに、窓枠1の下部12は、図5に示すように、温室のシートSを定着する開口部巾狭の蟻溝フレーム55と、当該蟻溝フレーム55の図5中右端部から延設されるL字状の回動枠受部56と、当該蟻溝フレーム55内に上記シートSを定着する係止部材たる係止線条51とで構成され、その左側部11は、図3および図6に示すように、シートSが挿入される開口部巾狭の蟻溝フレーム60と、当該蟻溝フレーム60内に上記シートSを定着する係止部材たる係止線条51と、蟻溝フレーム60の右斜め下方に連設した蟻溝フレーム状の樋21とで構成され、その右側部13は、図3に示すように、左側部11と同様に、シートSが挿入される開口部巾狭の蟻溝フレーム65と、当該蟻溝フレーム65内に上記シートSを定着する係止部材たる係止線条51と、蟻溝フレーム65の斜め下方に連設した蟻溝フレーム状の樋22とで構成され、右側部13は、左側部11の蟻溝フレーム60と樋21をちょうど左右逆に配置としたものである。さらに左右側部11,13の下端には、図1に示すように、それぞれ、雨水を温室外に排水するためのホースHを接続するためのソケット40が接続されている。このソケット40は、図6および図7に示すように、外部に開口する外側通路42,43と中央通路44とを備えたソケット本体41と、ソケット本体41の上部に一体的に設けられて左右側部11,13の樋21,22の下部を抱持する抱持部45,46と、外側通路42とソケット本体の下部外方とを連通する接続部47とで構成され、この接続部47にはホースHが嵌合される。そして、樋21,22内に侵入した雨水は、樋21,22内から外側通路42,43もしくは中央通路44を通過して接続部47に導かれ、ホースHで温室外へ排水される。なお、ソケット本体41の図7中左右幅は、樋21,22に取付けられた状態で蟻溝フレーム60、65に対向する幅に設定されており、蟻溝フレーム60,65内に挿入されているシートSに経年劣化等により亀裂が生じて、蟻溝フレーム60,65内に雨水が浸入しても、ソケット本体41で雨水を回収できるので、温室内に雨水が浸入することを防止している。
【0033】
さらに、上記上下部10,12の蟻溝フレーム50,55の図3中左右端が、それぞれ左右側部11,13に、樋21,22の上面に重なるようにしてリベットで結合されている。なお、結合方法はリベット結合以外にボルトとナットや溶接等の他に公知の方法を用いるとしてもよい。したがって、窓枠1の内周側には、係合部52、樋21,22および回動枠受部56が張り出すように配置されることとなる。
【0034】
他方、回動枠3は、矩形に形成され、その上部30は、図4に示すように、温室のシートSを定着する開口部巾狭の蟻溝フレーム70と、当該蟻溝フレーム70の底部の図4中右側から延設される略C型の腕72と、当該蟻溝フレーム70の底部の図4中左側から延設される板状の水平部71とで構成され、その下部32は、図5に示すように、温室のシートSを定着する開口部巾狭の蟻溝フレーム75と、当該蟻溝フレーム75の図5中右端部から延設されるL字状の連結部76と、当該蟻溝フレーム75内に上記シートSを定着する係止部材たる係止線条51とで構成され、その左側部31は、図3に示すように、シートSが挿入される開口部巾狭の蟻溝フレーム80と、当該蟻溝フレーム80の底部の図3中右側から延設される板状の水平部81と、当該蟻溝フレーム80内に上記シートSを定着する係止部材たる係止線条51とで構成され、その右側部33は、図3に示すように、左側部31と同様に、シートSが挿入される開口部巾狭の蟻溝フレーム85と、当該蟻溝フレーム85の底部の図3中左側から延設される板状の水平部86と、当該蟻溝フレーム85内に上記シートSを定着する係止部材たる係止線条51とで構成され、右側部33は、左側部31の蟻溝フレーム80と水平部81をちょうど左右逆に配置としたものである。そして、左右側部31,33の水平部81,86および蟻溝フレーム80,85の図3中上下端が、それぞれ、上記上下部30,32の水平部71および連結部76の上面に重なるようにしてリベットで結合されている。なお、結合方法はリベット結合以外にボルトとナットや溶接等の他に公知の方法を用いるとしてもよい。
【0035】
また、回動枠3の上部30と下部32との間には、2本の補強材90,90が掛け渡されており、回動枠3を補強している。なお、この補強材90,90は、回動枠3が当該回動枠3の充分確保される材質で作られる場合には、設ける必要は無い。
【0036】
そして、このように構成された回動枠3は、図4に示すように、上部30の腕72の先端を窓枠1の上部10に設けた係合部52に引掛けることにより、窓枠1の内周側に上部30の腕72の先端を支点として回動自在に取付けられる。このとき、回動枠3の外形は、窓枠1の内周で作られる形状と略同じ寸法ととなるように設定されており、回動枠3が窓枠1の内周側に取付けられると、窓枠1の内周側に張り出している、係合部52、樋21,22および回動枠受部56をラップするようになっている。
【0037】
なお、窓枠1に回動枠3を取付けるには、上述のように、腕72の先端を係合部52内に引掛けることによる以外にも、回動枠30の左右側部31,33の図3中上端近傍を窓枠1の左右側部11,13に軸支させる等、他の方法により取付けても良いが、腕72の先端を係合部52内に引掛けることによる方が、軸等の取付部材を必要としないので、換気装置をコスト的に安く作ることができる。
【0038】
また、この窓枠1の上部10と下部12の略中央にはレール91が掛け渡されており、このレール91にスライド自在かつレール91上に固定することが可能なスライド93が設けられ、このスライド93と上記補強材90,90との間にスライド93および補強材90,90にそれぞれ回動自在に介装されるリンク94,94が設けられており、このスライド93がレール91上をスライドすることにより、回動枠3が窓枠1に対し回動することができるようになっており、これにより、窓枠1を開放状態と閉鎖状態とに切り替えることができる。ちなみに、具体的には、図示はしないが、レール91に複数の溝を設け、スライド93にはこの溝(図示せず)に出入可能な係止部材(図示せず)を設け、係止部材(図示せず)を溝(図示せず)に出入りさせることによって、スライド93をスライドおよびレール91上に多段階に固定可能な公知のスライドを使用すればよく、また、この窓枠1は、温室の屋根面に取付けられることから、スライド93を地上から操作できるように、たとえば、図2に示すように、係止部材(図示せず)に連結される紐R等で上記係止部材(図示せず)の出入りを操作できるようにしておくと良い。なお、回動枠3を回動させて窓枠1を開放状態と閉鎖状態とに切り替えることができればよいので、スライドを無段階に固定できるようにしてもよく、また、たとえば、スライドをモータ等の駆動源で駆動したり、シリンダで回動枠を開閉したり、さらに、他の慣用されている方法を用いて回動枠3を回動させても良いことは無論である。
【0039】
そして、この換気装置を温室に取付けるには、たとえば、図3に示すように、温室の屋根面の骨組を構成するパイプPに、4つのブラケット200を介して窓枠1を固定する。このブラケット200は、図8および図9に示すように、横断面コ字状のブラケット本体201と、窓枠1の上部10と下部12の蟻溝フレーム50,55を抱持する抱持部202と、楔203とで構成されている。そして、窓枠1の下部12については蟻溝フレーム55を抱持部202で抱持しながら、ブラケット本体201内にパイプPを挿入し、その状態を維持しながら楔203をブラケット本体201に設けた楔孔204に打ち込む。すると、蟻溝フレーム55およびパイプPは、抱持部202と楔203とで挟持されることになり、これにより、蟻溝フレーム55はパイプPに固定される。また、上部10についても同様である。したがって、上述のように、窓枠1をブラケット200を介してパイプPに固定できるので、換気装置全体がパイプPに固定される。
【0040】
つづいて、温室の骨組にシートSを展張するが、上述のように、すでに換気装置はパイプPに取付けられた状態下でシートSが展張されることとなる。そして、シートSの展張が終了した後に、窓枠1の上部10、下部12、左右側部11,13の各蟻溝フレーム50,55,60,65内にシートSを挿入し、その上から、係止線条51を自己の弾性に抗して強制的に嵌合する。すると、シートSは係止線条51の弾性力で各蟻溝フレーム50,55,60,65の内壁に押圧されるので、シートSは係止線条51と各蟻溝フレーム50,55,60,65との間に挟持されて窓枠1に定着される。さらに、回動枠3の下部32、左右側部31,33の各蟻溝フレーム75,80,85内にシートSを挿入し、その上から、係止線条51を自己の弾性に抗して強制的に嵌合する。すると、シートSは係止線条51の弾性力で各蟻溝フレーム75,80,85の内壁に押圧されるので、シートSは係止線条51と各蟻溝フレーム75,80,85との間に挟持されて回動枠3に定着される。そうしておいてから、窓枠1と回動枠3との間のうち窓枠1の上部10と回動枠3の上部30との間を残してシートSをカッター当で切断すると、回動枠3は窓枠1に対して回動することができるようになり、この回動枠3の回動により、窓枠1を開放および遮断することができ、温室の換気を行えるようになる。したがって、従来の換気装置では、温室の骨組にシートSを展張する際、どうしても温室自体とは別個に換気装置自体にシートSを展張する必要があるが、本発明の換気装置にあっては、温室の骨組にあらかじめ換気装置を定着させておけば、温室全体にそのままシートSを展張することができ、別個に換気装置にシートSを展張する作業を省くことができるから、従来の換気装置に比較してその展張作業および換気装置取付作業が容易となり、また、本発明の換気装置は、窓枠に回動枠を取付けた構成にしたことで軽量、コンパクト化されており、従来の換気装置に比較して安価であり、温室にかかるコストも従来に比較して減少させることができる。
【0041】
さらに、換気装置が軽量、コンパクトであることに加えて、ブラケット200を介して簡易にパイプPに定着できるので、施工業者に頼ることなく農作業者自身が簡易に換気装置を設置することができる。
【0042】
さらに、図3に示すように、回動枠3の下部32、左右側部31,33の各蟻溝フレーム75,80,85には、それぞれ、カバー体79,110,120が装着される。このカバー体79は、図5に示すように、蟻溝フレーム75の上端開口部に着脱自在に装着されるカバー体本体77と、カバー体本体77の図5中左端から水平に延設される板上のラップ部78とで構成され、他のカバー体110,120も同様に、それぞれ、カバー体本体112,122とラップ部111,121とで構成されている。また、窓枠1の下部12の蟻溝フレーム55にもその上端開口部に着脱自在に装着されるカバー体130が装着される。
【0043】
このように、構成された換気装置では、窓枠1に対して回動枠3を回動させて窓枠1を開放することにより温室を換気できるが、窓枠1を遮断して状態で、たとえば、雨が降っても、回動枠3は、窓枠1の内周側に張り出した樋21,22と窓枠1の下部12とをラップしており、回動枠3の左右側部31,33と窓枠1の左右側部11,13との間に侵入した雨水は樋21,22を通過しソケット40,40を介してホースHで温室外へ排水されるので、温室内に雨水が浸入することは無い。
【0044】
また、回動枠3の下部32の蟻溝フレーム75の開口部にはカバー体79が設けられており、このカバー体79が窓枠1の下部12をラップするので、回動枠3上を流れ落ちる雨水は、このカバー体79上を通過して回動枠3と窓枠1との間の隙間に侵入することが防止されており、この部位から温室内に雨水が浸入することは無い。
【0045】
さらに、回動枠3の左右側部31,33の各蟻溝フレーム80,85には、それぞれ、カバー体110,120が装着され、このカバー体110,120は、窓枠1の左右側部11,13をラップするので、各蟻溝フレーム80,85内に雨水が侵入することを防止できるとともに、回動枠3の左右側部31,33と窓枠1の左右側部11,13との間の隙間から雨水が侵入することを効果的に防止でき、また、さらに、窓枠1の下部12の蟻溝フレーム55にもその上端開口部に着脱自在にカバー体130が装着されているので、当該蟻溝フレーム55内に雨水が溜まることが防止され、雨水が蟻溝フレーム55から溢れ出して、回動枠3と窓枠1との間の隙間に侵入することが防止されるから、雨水浸入抑制効果がより一層高くなる。なお、回動枠3の下部32の蟻溝フレーム75に装着されるカバー体79のラップ部78の図9中左右幅を長く設定して、窓枠1の下部12の全体を覆うようにすれば、窓枠1の下部12の蟻溝フレーム55にカバー体130を装着しなくとも同様の効果を得ることが可能である。
【0046】
したがって、窓枠1および回動枠3にカバー体を装着することにより雨水浸入抑制効果がより一層高くなるのである。
【0047】
なお、回動枠3の下部32、左右側部31,33の蟻溝フレーム75,80,85に、それぞれ、カバー体79,110,120のラップ部78,111,121に相当する部材を一体的に設けるとしてもよい。
【0048】
また、図2および図3に示すように、換気装置の窓枠1の背面側にはスライド93を覆うように防虫用の網Nが取付けてある。具体的には、図10に示すように、窓枠1の上部10、下部12および左右側部11,13の各蟻溝フレーム50,55,60,65の下端部に嵌合するクリップCで防虫用の網Nの端部を挟持して取付けてある。また、スライド93に取付けられるであろうスライドを駆動する紐R等が防虫用の網Nと干渉しないように、窓枠1の上部10もしくは下部12には滑車Kが取付けられており、紐Rを引いてスライド93を駆動するときに、紐Rが防虫用の網Nと干渉して、窓枠1から防虫用の網Nが脱落することが防止されている。このように取付けられた防虫用の網Nは、窓枠1開放時に害虫などが温室内に侵入することを防止する。
【0049】
【発明の効果】
各請求項の発明によれば、窓枠に回動枠を取付けた構成にしたことで軽量、コンパクト化されており、従来の換気装置に比較して安価であり、温室にかかるコストも従来に比較して減少させることができる。
【0050】
さらに、換気装置が軽量、コンパクトであることに加えて、ブラケットを介して簡易にパイプに定着できるので、施工業者に頼ることなく農作業者自身が簡易に換気装置を設置することができる。
【0051】
そして、窓枠に対して回動枠を回動させて窓枠を開放することにより温室を換気できるが、窓枠を遮断して状態で、たとえば、雨が降っても、回動枠は、窓枠の内周側に張り出した樋と窓枠の下部とをラップしており、回動枠の左右側部と窓枠の左右側部との間に侵入した雨水は樋を通過し温室外へ排水されるので、温室内に雨水が浸入することが防止されている。
【0052】
請求項2の発明によれば、回動枠の下部にはカバー体が設けられており、このカバー体が窓枠の下部をラップするので、回動枠上を流れ落ちる雨水は、このカバー体上を通過して回動枠と窓枠との間の隙間に侵入することが防止されており、この部位から温室内に雨水が浸入することは無い。
【0053】
請求項3の発明によれば、回動枠の左右側部には、それぞれ、カバー体が装着され、この各カバー体はそれぞれ窓枠の左右側部をラップするので、回動枠の左右側部と窓枠の左右側部との間の隙間から雨水が侵入することを効果的に防止でき、雨水浸入抑制効果がより一層高くなる。
【0054】
請求項4および請求項5の発明によれば、温室の骨組にあらかじめ換気装置を定着させておけば、温室全体にそのままシートを展張することができ、別個に換気装置にシートを展張する作業を省くことができるから、従来の換気装置に比較してその展張作業および換気装置取付作業が容易となる。
【0055】
請求項6の発明によれば、窓枠の下部の蟻溝フレームにもその上端開口部に着脱自在に装着されるカバー体が装着されているので、当該蟻溝フレーム内に雨水が溜まることが防止され、雨水が蟻溝フレームから溢れ出して、回動枠と窓枠との間の隙間に侵入することが防止されるから、雨水浸入抑制効果がより一層高くなる。
【0056】
請求項7の発明によれば、窓枠1開放時に害虫などが温室内に侵入することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における温室の換気装置の正面側斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態における温室の換気装置の背面側斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態における温室の換気装置の分解斜視図である。
【図4】窓枠の上部の拡大横断面図である。
【図5】窓枠の下部の拡大横断面図である。
【図6】窓枠の側部の下端部における拡大斜視図である。
【図7】窓枠の側部の下端部における拡大横断面図である。
【図8】窓枠をパイプ材に取付けるブラケットの斜視図である。
【図9】窓枠をパイプ材に取付けるブラケットの側面図である。
【図10】窓枠の下部の拡大横断面図である。
【符号の説明】
1 窓枠
3 回動枠
10 窓枠の上部
11 窓枠の左側部
12 窓枠の下部
13 窓枠の右側部
21,22 樋
30 回動枠の上部
31 回動枠の左側部
32 回動枠の下部
33 回動枠の右側部
50,55,60,65,70,75,80,85 蟻溝フレーム
51 係止部材
79,110,120,130 カバー体
N 防虫用の網
P パイプ
S シート[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a ventilator for a greenhouse mainly for growing plants, and more particularly to an improvement of a ventilator provided on a roof surface of the greenhouse.
[0002]
[Prior art]
In general, a greenhouse that grows plants, for example, stands a large number of arched pipes on the ground, and forms a framework by arranging transverse pillars orthogonal to the arched pipes and a sheet fixing frame, and is transparent or A translucent synthetic resin sheet is stretched and formed on the roof surface, side surface, and wife surface while being fixed through the frame for fixing the sheet.
[0003]
Furthermore, since the greenhouse requires ventilation, an opening is formed at an arbitrary position on the roof surface, a ventilation device having a skylight facing the opening is provided, and ventilation is performed by opening and closing the skylight. Yes.
[0004]
And the conventional ventilator is, for example, an opening provided in a ridge that is the top of a greenhouse, a mountain-shaped skylight that opens and closes the opening provided in this ridge, and a drive that drives the skylight via a link The skylight can be moved upward from the opening by moving the drive rod in the axial direction. The movement of the skylight opens the opening and ventilates the greenhouse. (For example, refer to Patent Document 1).
[0005]
In addition to this, an opening provided on the roof surface is opened and closed by a skylight that slides along the roof surface (for example, see Patent Documents 2 and 3) and most of the roof surface is rotated and rotated by a link mechanism. Some of the roof surfaces are opened by folding (see, for example, Patent Document 4).
[0006]
[Patent Document 1]
Japanese Unexamined Patent Publication No. 2000-287561 (full text, FIG. 2)
[0007]
[Patent Document 2]
Japanese Unexamined Patent Publication No. 2003-153634 (full text, FIG. 1)
[0008]
[Patent Document 3]
Japanese Unexamined Patent Publication No. 2003-009677 (full text, FIG. 1)
[0009]
[Patent Document 4]
Japanese Patent Laid-Open No. 2001-148948 (full text, FIG. 1)
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above-described conventional ventilator has no particular problem in terms of function, but has the following problems.
[0011]
In other words, the conventional ventilation device is a large-scale device provided over the entire roof surface of the greenhouse, and the device itself is also expensive, so that the cost for the greenhouse becomes high.
[0012]
In addition, it must be relied on by a specialist who builds a greenhouse, and if a farmer wants to add a ventilator, it cannot be installed easily.
[0013]
Therefore, the present invention was devised in order to solve the above-described problems, and the object of the present invention is to provide a low-cost greenhouse ventilation device that can be easily installed on the roof surface of a greenhouse by a farmer. Is to provide.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
The greenhouse ventilator in the first problem solving means of the present invention is the greenhouse ventilator provided on the roof surface, wherein the ventilator extends over the window frame and the inner peripheral side of the side portion of the window frame. And a rotating frame having an upper side rotatably attached to the window frame on the inner peripheral side of the window frame, the rotating frame wraps the bag and a lower part of the window frame. To do.
[0015]
According to the first problem-solving means, the light frame is made compact by having the structure in which the rotating frame is attached to the window frame, and it is cheaper than the conventional ventilation device, and the cost for the greenhouse is also conventionally increased. Can be reduced compared to
[0016]
Furthermore, since the ventilator is lightweight and compact, it can be easily fixed to the pipe via the bracket, so that the farmer can easily install the ventilator without relying on the contractor.
[0017]
And the greenhouse can be ventilated by rotating the rotating frame with respect to the window frame and opening the window frame, but in the state where the window frame is shut off, for example, even if it rains, the rotating frame The ridge overhanging the inner periphery of the window frame and the lower part of the window frame are wrapped, and rainwater that enters between the left and right sides of the rotating frame and the left and right sides of the window frame passes through the fence and goes outside the greenhouse As a result, it is prevented that rainwater enters the greenhouse.
[0018]
The greenhouse ventilation apparatus in the second problem-solving means of the present invention is characterized in that, in the first problem-solving means, a cover body is provided at the lower part of the rotating frame, and this cover body wraps the lower part of the window frame. To do.
[0019]
According to the second problem solving means, the cover body is provided at the lower part of the rotating frame, and this cover body wraps the lower part of the window frame. It is prevented from passing through and entering the gap between the rotating frame and the window frame, and rainwater does not enter the greenhouse from this site.
[0020]
The greenhouse ventilator in the third problem solving means of the present invention is the first or second problem solving means, wherein the cover body is provided on the left and right side portions of the rotating frame, and the cover body is the left and right side portions of the window frame. It is characterized by wrapping.
[0021]
According to the third problem solving means, the cover body is mounted on each of the left and right side portions of the rotation frame, and each cover body wraps the left and right side portions of the window frame. Rainwater can be effectively prevented from entering from the gap between the side portion and the left and right side portions of the window frame, and the rainwater intrusion suppression effect is further enhanced.
[0022]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided a greenhouse ventilation apparatus, wherein the left and right side portions of the window frame have narrow opening portions into which the greenhouse sheets are inserted, respectively. The dovetail frame includes a dovetail frame, a locking member for fixing the sheet in the dovetail frame, and a hook provided obliquely below the dovetail frame, and the upper and lower portions of the window frame fix the greenhouse sheet respectively. A dovetail frame having a narrow opening and a locking member for fixing the sheet in the dovetail frame.
[0023]
According to a fifth aspect of the present invention, there is provided a greenhouse ventilation apparatus according to any one of the first to fourth problem-solving means, wherein the left and right sides and the lower portion of the rotating frame each have a narrow opening portion into which a greenhouse sheet is inserted. The greenhouse ventilator according to any one of claims 1 to 4, comprising a dovetail frame and a locking member for fixing the sheet in the dovetail frame.
[0024]
According to the fourth and fifth problem solving means, if the ventilation device is fixed in advance in the framework of the greenhouse, the sheet can be spread as it is in the whole greenhouse, and the work of separately spreading the sheet on the ventilation device can be performed. Since it can be omitted, the extension work and the ventilation apparatus mounting work are facilitated as compared with the conventional ventilation apparatus.
[0025]
The greenhouse ventilation apparatus in the sixth problem solving means of the present invention is the fourth or fifth problem solving means, wherein the dovetail frame under the window frame is provided with a cover body covering the opening of the dovetail frame. It is characterized by that.
[0026]
According to the sixth problem solving means, since the cover body that is detachably attached to the upper end opening of the dovetail frame at the lower part of the window frame is also attached, rainwater accumulates in the dovetail frame. This prevents the rainwater from overflowing from the dovetail frame and entering the gap between the rotating frame and the window frame, so that the rainwater intrusion suppressing effect is further enhanced.
[0027]
The greenhouse ventilation apparatus according to the seventh problem solving means of the present invention is characterized in that, in any of the first to sixth problem solving means, an insect screen is attached to the back side of the window frame.
[0028]
According to the seventh problem solving means, it is possible to prevent pests and the like from entering the greenhouse when the window frame 1 is opened.
[0029]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 1 is a front perspective view of a greenhouse ventilation device according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a rear perspective view of the greenhouse ventilation device according to the embodiment of the present invention. FIG. 3 is an exploded perspective view of a greenhouse ventilation apparatus according to an embodiment of the present invention. FIG. 4 is an enlarged cross-sectional view of the upper part of the window frame. FIG. 5 is an enlarged cross-sectional view of the lower part of the window frame. FIG. 6 is an enlarged perspective view of the lower end portion of the side portion of the window frame. FIG. 7 is an enlarged cross-sectional view of the lower end portion of the side portion of the window frame. FIG. 8 is a perspective view of a bracket for attaching the window frame to the pipe material. FIG. 9 is a side view of a bracket for attaching the window frame to the pipe material. FIG. 10 is an enlarged cross-sectional view of the lower part of the window frame.
[0030]
As shown in FIG. 1 to FIG. 3, the greenhouse ventilation apparatus according to the embodiment includes a window frame 1, and
[0031]
In detail, the window frame 1 has a rectangular shape, and an
[0032]
Further, as shown in FIG. 5, the
[0033]
Further, the right and left ends in FIG. 3 of the dovetail frames 50 and 55 of the upper and
[0034]
On the other hand, the rotation frame 3 is formed in a rectangular shape, and an
[0035]
Further, two reinforcing
[0036]
As shown in FIG. 4, the rotating frame 3 configured as described above is configured such that the tip of the
[0037]
In order to attach the rotation frame 3 to the window frame 1, the left and
[0038]
In addition, a rail 91 is spanned substantially at the center of the
[0039]
And in order to attach this ventilation apparatus to a greenhouse, as shown in FIG. 3, the window frame 1 is fixed to the pipe P which comprises the framework of the roof surface of a greenhouse via the four
[0040]
Subsequently, the sheet S is expanded on the framework of the greenhouse. As described above, the sheet S is already expanded under the condition that the ventilation device is already attached to the pipe P. Then, after the expansion of the sheet S is completed, the sheet S is inserted into the dovetail frames 50, 55, 60, 65 of the
[0041]
Furthermore, since the ventilator is light and compact, it can be easily fixed to the pipe P via the
[0042]
Further, as shown in FIG. 3, cover
[0043]
Thus, in the configured ventilation device, the greenhouse can be ventilated by rotating the rotating frame 3 with respect to the window frame 1 and opening the window frame 1, but with the window frame 1 blocked, For example, even if it rains, the rotating frame 3 wraps the
[0044]
Further, a
[0045]
Further, cover
[0046]
Therefore, the rainwater permeation suppression effect is further enhanced by attaching the cover body to the window frame 1 and the rotation frame 3.
[0047]
Members corresponding to the
[0048]
As shown in FIGS. 2 and 3, an insect repellent net N is attached to the back side of the window frame 1 of the ventilator so as to cover the
[0049]
【The invention's effect】
According to the invention of each claim, it is lightweight and compact by having a structure in which a rotation frame is attached to a window frame, and is less expensive than a conventional ventilator, and the cost of a greenhouse is also conventional. It can be reduced in comparison.
[0050]
Furthermore, since the ventilator is lightweight and compact, it can be easily fixed to the pipe via the bracket, so that the farmer can easily install the ventilator without relying on the contractor.
[0051]
And the greenhouse can be ventilated by rotating the rotating frame with respect to the window frame and opening the window frame, but in the state where the window frame is shut off, for example, even if it rains, the rotating frame The ridge overhanging the inner periphery of the window frame and the lower part of the window frame are wrapped, and rainwater that enters between the left and right sides of the rotating frame and the left and right sides of the window frame passes through the fence and goes outside the greenhouse As a result, it is prevented that rainwater enters the greenhouse.
[0052]
According to the second aspect of the present invention, the cover body is provided at the lower part of the rotating frame, and the cover body wraps the lower part of the window frame. It is prevented from passing through the gap between the rotating frame and the window frame, and rainwater does not enter the greenhouse from this site.
[0053]
According to the third aspect of the present invention, the cover body is attached to the left and right side portions of the rotating frame, and each cover body wraps the left and right side portions of the window frame. It is possible to effectively prevent rainwater from entering from the gap between the left and right side portions of the window frame and the rainwater permeation suppressing effect is further enhanced.
[0054]
According to the invention of claim 4 and claim 5, if the ventilation device is fixed in advance in the framework of the greenhouse, the sheet can be spread as it is in the whole greenhouse, and the work of separately spreading the sheet on the ventilation device is performed. Since it can be omitted, the extension work and the ventilation apparatus mounting work are facilitated as compared with the conventional ventilation apparatus.
[0055]
According to the sixth aspect of the present invention, since the cover body that is detachably attached to the upper end opening of the dovetail frame at the lower part of the window frame is attached, rainwater can accumulate in the dovetail frame. This prevents the rainwater from overflowing from the dovetail frame and entering the gap between the rotating frame and the window frame, so that the rainwater intrusion suppressing effect is further enhanced.
[0056]
According to the invention of claim 7, it is possible to prevent pests and the like from entering the greenhouse when the window frame 1 is opened.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front perspective view of a greenhouse ventilation apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a rear perspective view of a greenhouse ventilation device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is an exploded perspective view of a greenhouse ventilation device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 4 is an enlarged cross-sectional view of the upper part of the window frame.
FIG. 5 is an enlarged cross-sectional view of the lower part of the window frame.
FIG. 6 is an enlarged perspective view of a lower end portion of a side portion of the window frame.
FIG. 7 is an enlarged cross-sectional view of the lower end portion of the side portion of the window frame.
FIG. 8 is a perspective view of a bracket for attaching a window frame to a pipe material.
FIG. 9 is a side view of a bracket for attaching a window frame to a pipe material.
FIG. 10 is an enlarged cross-sectional view of the lower part of the window frame.
[Explanation of symbols]
1 Window frame
3 Rotating frame
10 Upper part of window frame
11 Left side of window frame
12 Lower part of window frame
13 Right side of window frame
21,22 樋
30 Upper part of rotating frame
31 Left side of rotating frame
32 Lower part of the rotating frame
33 Right side of the rotating frame
50, 55, 60, 65, 70, 75, 80, 85 Dovetail frame
51 Locking member
79, 110, 120, 130 Cover body
N Insect net
P pipe
S sheet
Claims (7)
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