JP2005005493A - 電気部品保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】取付用板材表面からの高さが変わることなく、取付用板材の厚みの変化に対応できる電気部品保持具を提供すること。
【解決手段】電気部品保持具は、電気部品を保持する保持手段と、該保持手段と一体に形成された、該保持手段を取付用板材に固定するための係止脚部とを備え、該係止脚部が取付用板材の厚み方向に上下する手段を有する。
また、この電気部品保持具は、前記係止脚部を取付用板材に予め貫通させてある取付孔にロックし抜け落ちを防止するためのストッパと、該取付孔に抜け止め状に係合する係止段部を備えている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば電気機器内のシャーシやパネル等の取付用板材に、電線やケーブル、プリント基板等の電気部品を安定して固定する電気部品保持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の電気部品保持具の従来の技術としては、電気機器等の内部に設置されるシャーシ、プリント基板及び配線等の電気部品を取付用板材に固定し、機器内のスペースの有効利用を図る手段として様々な電気部品保持具が使用されている。このような電気部品保持具としては、例えば図12に示されるように、電気部品保持具106が固定される取付用板材100に予め貫通形成された取付孔101に、固定部102を差し込み固定することで、該電気部品保持具106が保持している電線やシャーシ等の部品99を取付用板材100に固定し、固定部102と所定の間隔をおいて対向した位置に形成され、かつ部品99を所定の方法で保持する保持部103を備えている。
【0003】
上記電気部品保持具の固定部102は矢ジリ状の逆止爪104によって取付用板材100の一方の面(以下「裏面」とする)から取付孔101のエッジに係合して引き抜かれないようになっており、かつ係止羽105の先端は取付用板100のもう一方の面(以下「表面」とする)に係止する。該電気部品保持具106は合成樹脂製であるため弾力性があり、取付用板材の板厚が変わっても(合成樹脂の弾力性により)該係止羽105が撓むために取付用板100の表面を常に押さえ、該電気部品保持具106は安定して取付用板100に係止している状態を保つ。すなわち、該電気部品保持具106は逆止爪104と係止羽105とで取付用板材100の両面を挟持することにより、取付用板材100に固定されるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような電気部品保持具は板厚の変化に対応するため係止羽105を設けていたが、板厚の変化に合わせて保持部103が持ち上がったり下がったりし、高さが変動するため、近くにある他の部品と干渉してしまう可能性があるという欠点があった。
【0005】
また、取付用板材100の裏面に、固定部102に形成された矢ジリ状の逆止爪104が突出するためのスペースを設けなければならず、該電気部品保持具106を使用した製品の小型化が困難であるという問題があり、この突出長を出来るだけ短くすることが望まれている。また、取付用板100の裏面からニッパー等で切断しないと該電気部品保持具106は取り外せないので、該電気部品保持具106を使用した機器のメンテナンス時や、材料別に分別して再利用または廃棄する時に作業に手間がかかる、という欠点がある。
【0006】
取付用板裏面への突出長を最小限にするために、別の取付方法として図13に示すような、実開昭55−89808に開示されたものがあるが、取付用板材に予め所定サイズの長方形の孔を貫通形成しておかねばならず、それには専用の抜き型などを使用する必要があるので手間とコストがかかるという欠点がある。また、取付用板材の厚みの変化に対応できず、板厚が変化する度に係合脚108の長さを変えて成形しなければならないという欠点があった。その他に、T字形状(実公昭58−7130)やフック形状のものが用いられるが、T字形状では特別な形状の孔、また、フック形状は該電気部品保持具が外れることを防止するために2箇所以上の取付孔を貫通形成する必要があり、いずれも作業性が悪くコストがかかるという問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の問題を解決するため本発明の電気部品保持具は、電気部品を保持する保持部と、前記保持部と一体に成形された該保持部を取付用板材に固定する手段とを備えた電気部品保持具であって、前記固定手段は、取付用板材の取付孔に係止し、かつ取付用板材の厚み方向へ上下に搖動する手段を有した係止脚部と、該係止脚部を取付孔にロックし抜け落ちを防止するためのストッパと、該ストッパと一体に成形された、ストッパを取付孔から外すための弾性操作片を備えている。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態(以下、「実施例」という)について、図面に基づいて説明する。なお、本実施例においては、電気機器のシャーシに対して電線等を保持固定する電気部品保持具について説明する。
【0009】
図1は本発明実施例に係る電気部品保持具1の斜視図、図2は本発明実施例に係る電気部品保持具1の正面図、図3は図2の平面図、図4は図2の右側面図、図5は図2の底面図、図6は図2の左側面図である。図16は、電気部品保持具1に電気部品99を保持させ、実際に取付用板材100に取付た状態の使用例の斜視図である。
【0010】
本発明に係る電気部品保持具1は、図1、図2、図3、図4、図5に示すように、配線等の部品を保持するための保持部2と押圧片3、戻り防止板16、本発明の電気部品保持具1の各部を支えるためのフレーム4と、該フレーム4と一体に形成された横棒19を支点として揺動可能に形成されている小フレーム15と、電気部品保持具1を取付用板材100の取付孔101に固定するための手段として、前記小フレーム15から続いて一体に形成された係止脚部6、前記係止脚部6を取付孔101のエッジに押し付けロックするためのストッパ8、前記係止脚部6の先端に形成された係止脚部6抜け落ち防止のための係止段部7と、前記ストッパ8を取付孔101から外す際に使用する弾性操作片5とを備えている、全体がポリアミド等からなる合成樹脂成形品である。
【0011】
前記電気部品保持具1の各部分は、横棒19から続いて所定の距離をあけて係止脚部6、ストッパ8、弾性操作片5の順に配置され、それぞれが小フレーム15と一体に形成されている。係止脚部6は小フレーム15の内側に、横棒19に対して八の字状をなすように配設された腕13、13により支持される。弾性操作片5はストッパ8に隣接し、小フレーム15から続いて上方に向けて設けられる。
【0012】
図7は図3のA−A矢視断面図、図8は図3のB−B矢視断面図、図9は図3のC−C断面図、図10は図3のA−A矢視断面図で、時系列に(a)、(b)、(c)、(d)の順で、本発明の電気部品保持具1が取付用板100に係合してゆく様子を示している。
【0013】
本発明に係る電気部品保持具1を使用するには、まず、取付用板材100に電気部品保持具1を固定する。以下、固定する手順を説明する。
【0014】
図10(a)に示すように、取付用板材100の一方の面(以下「表面」とする)から、取付用板材100に所定の径の円形にて予め貫通された取付孔101に係止脚部6を差し込み、上部から係止脚部6を押し、図10(b)に示す状態にする。係止脚部6の先端に鉤型に形成された係止段部7が、取付用板材100のもう一方の面(以下「裏面」とする)に突出したところで、電気部品保持具1を図10(b)に示す矢印F方向に押してスライドさせ、図10(c)に示す状態にし、さらに弾性操作片5を矢印F方向へと押すと、ストッパ8は小フレーム15によって弾性操作片5と一体につながっているため矢印Fと同方向へともに押されてスライドし、ストッパ8が取付孔101に入り込む。
【0015】
このとき、本体材料の合成樹脂の特性である弾力性により、小フレーム15の横棒19を支点とする搖動に加えて係止脚部6を支えている腕13、13が下方(取付用板材の方向)へと撓むので、上記のように係止脚部6とストッパ8は取付孔101内に入り込むことができる。そして、腕13、13の弾性復元力により腕13、13には取付孔101に係止する前の状態に戻ろうとする力が働き、係止脚部は上方に引っ張られ、係止脚部6の先端に鉤型に形成された係止段部7が、取付孔101の裏面のエッジに係止して押し付けられ離れない状態となる。係止段部7と、取付用板材100を表面から押さえているフレーム4の支柱18とで取付用板材100を挟持するので、電気部品保持具1は取付用板材100をロックした状態となり、図10の上下方向に動かないようになる。この際、係止段部7が滑って外れることのないよう、係止段部7はわずかに先端に向けて斜めに形成されている。
【0016】
なおかつ、取付孔101内に入り込んだストッパ8が、係止脚部6を図の左右方向に動かないように取付孔101のエッジに押し付けロックしている状態となる。
【0017】
係止脚部6とストッパ8を隣接して形成しているので、係止脚部6とストッパ8とで補完して、丸孔に密着して嵌まる形状に形成することにより、取付孔101は丸孔一つで済ませることができる。
【0018】
この取付状態によって、取付用板材100の裏面から突出しているのは係止段部7だけであるので、裏面からの飛び出し量を1ミリ程度に少なくすることができる。
【0019】
以上によって、電気部品保持具1は取付用板材100に固定される。
【0020】
本発明に係る電気部品保持具1に配線等の電気部品99を保持させる場合は、図6の正面側、つまり電気部品保持具1の戻り防止板16の側から、戻り防止板16と平行かつ取付用板材100とも平行にした電気部品99を図11の矢印H方向へスライドさせ、図8に示す電気部品保持用の空間11内に収納する。戻り防止板16は内向きに傾斜していて、電気部品99を外方から挿入しやすく、内方から外れにくくしている。
【0021】
電気部品99を収納する際、電気部品99にて電気部品保持具1を矢印H方向へと押すと、本電気部品保持具1の材料である合成樹脂の弾力性と前述の傾斜により、戻り防止板16がわずかに押し上げられフレーム4が横棒19を軸にして撓み、上方へと持ち上げられて電気部品99は空間11内へと入るが、このとき、指や工具などで戻り防止板16を持ち上げても良い。もしくは、図3に示す電気部品保持具1のフレーム4の、四方の辺の長辺側(押圧片3の腕10が形成されている側)からもう一方の長辺側へと、空間11内をくぐらせるようにしても良い。その後フレーム4は材料である合成樹脂の弾性復元力によって元の形状に戻り、電気部品保持具1は電気部品99を保持する。
【0022】
以上により電気部品保持具1は電気部品99を保持し、取付用板材100に取付られ、図16の斜視図に示す状態となる。
【0023】
空間11内に収納された電気部品99は、フレーム4より続いて一体に成形された腕10先端の押圧片3の自由端12と接し、押圧片3により取付用板材100に押し付けられて保持される。腕10は保持する電気部品99が空間11に収納されると、電気部品99に押され、図8に示す矢印E方向へと持ち上がる。これも、本発明の電気部品保持具1の材料である合成樹脂の弾力性を利用している。保持する電気部品99の形状やサイズにより、腕10が矢印E方向へ動く距離は変化し、電気部品99の大きさの変化に対応するが、持ち上がるのは腕10の部分のみであり、本体である電気部品保持具1全体の高さは変化しない。以上により電気部品99は電気部品保持具1内に保持される。
【0024】
本発明に係る電気部品保持具1から電気部品99を取り外す場合は、戻り防止板16を指や工具等で持ち上げてできた隙間から電気部品99を外す。または保持中の電気部品99の、フレーム4から外側にはみ出た部分をつかみ、そのまま引き抜いても良い。
【0025】
本発明に係る電気部品保持具1を取付用板材100から外す際は、弾性操作片5を図11の矢印G方向に指や工具等で引っ張ると、弾性操作片5は小フレーム15や腕14にてストッパ8と一体につながっているため、ストッパ8も矢印G方向へ引っ張られて取付孔101から脱出する。ストッパ8が取付孔101から外れたことにより、係止脚部は図10の(c)の状態となり、取付孔101に出来た空間17方向へと移動出来るようになるので、弾性操作片5を図10の(b)に示す矢印Fの反対方向へと引っ張ると、係止脚部6の係止段部7は取付孔101のエッジから外れた状態となる。さらに電気部品保持具1本体を上方へと持ち上げると、係止脚部6は取付孔101から抜け出て、電気部品保持具1は取付用板材100から外れる。
【0026】
本発明に係る電気部品保持具1を様々な電気機器に使用することを考えた場合、固定するための取付用板材100の厚みは変化することが予想できる。これに対応し、なおかつ電気部品保持具1の高さを変えずに電気部品99を保持するための構造について、以下、図に基づいて詳細に説明する。
【0027】
図10の(d)は本発明に係る電気部品保持具1が取付用板材100の取付孔101に係止している状態を表す断面図である。図を見やすくするため、この図では保持する電気部品99は省略する。
【0028】
図2、図3、図4、図5に示すように、本発明の電気部品保持具1の係止脚部6は、薄い板状に形成された腕13、13により小フレーム15と一体に形成されており、腕13、13は小フレーム15から斜め上方に伸びて係止脚部6の上部へとつながり、係止脚部6を吊り支えている。取付用板材100に電気部品保持具1を取付る前は、図2、図4に示すように係止脚部6の上辺と腕13、13の接合部分は小フレーム15よりも上方にあるが、取付用板材100の取付孔101に係止脚部6を係止させると図10(d)の状態になり、取付孔101のエッジの裏面側に係止脚部6の係止段部7が引っかかり係止するため係止脚部6は下方(取付用板材100の裏面方向)へと引っ張られた状態となり、これによって腕13、13も下方へと引っ張られて撓んだ状態となる。
【0029】
本発明の電気部品保持具1の材料は合成樹脂であるため弾力性があり、薄い板状に形成されている腕13、13は、電気部品保持具1の他の部分よりも肉薄につくられているため、他の部分と比較するとより弾力性があるため撓む。
【0030】
取付用板材100の板の厚みが増した場合は、上記の合成樹脂の撓む性質を利用した腕13、13の下方への撓みによって対応する。その際に、フレーム4は取付用板材100に押し付けられるが、支柱18と戻り防止板16によって支えられるので、電気部品保持具1全体の高さは変化しない。以上の構造により本発明の電気部品保持具1は、取付用板材の厚みが変化した場合も、高さを変えずに電気部品99を保持することができる。
【0031】
本発明は、前述した実施例で説明した形状の保持部の他、図14、図15、図17に示すように、保持部2の形状は保持する電気部品に合わせて変更してよい。
【0032】
図14に示す電気部品保持具50は、保持部2を蓋部51と枠部52とから構成し、蓋部51を枠部52に係止または係止解除することにより、電線等の電気部品99を電気部品保持具50内(つまり蓋部51と枠部52で囲んだ部分)に収納したり、取り外したりすることができる。
図15は図14に示した電気部品保持具を取付用板材100に取り付けた状態の断面図である。取付孔101内に係止脚部6とストッパ8が密着して嵌まり、係止段部7が取付孔101のエッジに係止している状態の図である。
【0033】
上記電気部品保持具50は、前述の第一実施例(電気部品保持具1)にて説明したフレーム4から続いて、腕13、13により支持される係止脚部6と、腕14、14により支持されるストッパ8を備えており、係止脚部6の係止段部7は前述の第一実施例とは異なり保持部2に向けて突出している。
【0034】
図17は本発明に係る他の形状の実施例であり、保持部2の部分の形状が異なるもう一つの例である。この実施例での電気部品保持部60の保持部2は、シャーシやプリント基板など板状の電気部品99(以下シャーシ等)を、取付用板材100に、該取付用板材100と所定の間隔をあけて保持する形状になっている。
【0035】
上記電気部品保持具60は、前述の第一実施例(電気部品保持具1)にて説明したフレーム4から続いて、腕13、13により支持される係止脚部6と、腕14、14により支持されるストッパ8を備えており、係止脚部6の係止段部7は前述の第一実施例とは異なり保持部2に向けて突出している。
【0036】
シャーシ等に予め貫通形成された取付孔に、保持部2の固定部103を通し、矢ジリ状の逆止爪106の先端をシャーシ等の一方の面から取付孔のエッジに係合させ、シャーシ等のもう一方の面には係止羽110を係合させる。これによりシャーシ等板状の電気部品99を、逆止爪106と係止羽110とで挟持して保持する。取付用板材100とシャーシ等の電気部品99との間隔は、支柱111の高さを変更することにより、必要に応じて変更することが可能である。
【0037】
なお、図を見やすくするため、図17では電気部品99は省略してある。
【0038】
そしてまた、本実施例では電気部品としてシャーシ、プリント基板、電線等を挙げたが、これらに限らず保持部の形状を変更することによりその他の部品を保持することもできる。
【0039】
【発明の効果】
本発明の電気部品保持具は、係止脚部が取付用板材の厚み方向に上下する手段を有し、取付用板材の厚みの変化に対応でき、かつ一定の高さで固定できるため、従来品のように板材の厚みが変わる度にいちいちサイズの違う電気部品保持具を作らなくても良く、保持部の形状を自由に設定できるので、電気部品保持具の汎用性を大幅に向上することができる。
【0040】
本発明の電気部品保持具は、取付用板材の取付用孔に係止脚部とストッパを押し込むだけという簡単な操作で、電気部品を安定して固定することができる。この結果、作業に熟練を必要とせず作業のスピードアップが可能なため作業コストを低減できるという効果がある。
【0041】
また、本発明の電気部品保持具の場合、予め取付用板材に貫通させておく取付孔は所定の径の丸穴一つで済むので、ドリル等で簡単に開けることができ、特別な形の抜き型や加工を必要としない。よって作業の工数や加工コストを低減できるという利点がある。
【0042】
また、本発明の電気部品保持具は、電気部品保持具を取付用板材に固定する部分と、前述した様々な保持部とを一体に形成することで、電気部品保持具の強度をさらに向上することができる。
【0043】
また、本発明実施例の電気部品保持具は、電線を取付用板材に押し付けて保持するため、電気ノイズを取付用板材に逃がすので、電気ノイズ対策も兼ねることができるという効果も得られる。
【0044】
取付用板材裏面側への飛び出し量がわずか1ミリと省スペースにて取付可能なため、電気機器の小型化にも対応可能であり、電気部品保持具の汎用性を向上することが出来る。
【0045】
板材の表側から取り外し可能なため、機器内のメンテナンスが簡単であるという効果が得られるとともに、リサイクルや材料ごとの分別廃棄ができるので環境問題にも対応が出来、かつリサイクル時の分解工数の低減も図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に係る電気部品保持具の斜視図である。
【図2】本発明の実施例に係る電気部品保持具の正面図である。
【図3】本発明の実施例に係る電気部品保持具の平面図である。
【図4】図2の右側面図である。
【図5】図2の底面図である。
【図6】図2の左側面図である。
【図7】図3のA−A矢視断面図である。
【図8】図3のB−B矢視断面図である。
【図9】図3のC−C矢視断面図
【図10】本発明の実施例に係る電気部品保持具を、取付用板材に係止させる手順の図である。時系列に図10(a)、(b)、(c)、(d)と並んでいる。
【図11】本発明の実施例に係る電気部品保持具を取付用板材から外す際の手順を示す図である。
【図12】従来の電気部品保持具を示す正面図である。
【図13】従来の電気部品保持具の他の例を示す正面図である。
【図14】本発明の他の実施例に係る電気部品保持具の斜視図である。
【図15】本発明の他の実施例に係る電気部品保持具の断面図である。
【図16】本発明の実施例に係る電気部品保持具に、実際に電気部品99を保持させ、取付用板材100に取付た例を表す斜視図である。
【図17】本発明の他の実施例に係る電気部品保持具の斜視図である。
【符号の説明】
1 電気部品保持具
2 保持部
3 押圧片
4 フレーム
5 弾性操作片
6 係止脚部
7 係止段部
8 ストッパ
9 鉤状部
10 腕
11 空間
12 自由端
13 腕
14 腕
15 小フレーム)
16 戻り防止板
17 空間
18 支柱
19 横棒
50 電気部品保持具
51 蓋部
52 枠部
60 電気部品保持具
99 電気部品
100 取付用板剤
101 取付孔
102 固定部
103 保持部
104 逆止爪
105 係止羽
106 従来の電気部品保持具
107 従来の電気部品保持具の他の例
108 係合脚
110 係止羽
111 支柱

Claims (3)

  1. 電気部品を保持する保持手段と、該保持手段と一体に形成された、該保持手段を取付用板材に固定するための係止脚部とを備え、該係止脚部が取付用板材の厚み方向に上下する手段を有する電気部品保持具。
  2. 前記係止脚部を取付用板材に予め貫通させてある取付孔にロックし抜け落ちを防止するためのストッパと、該取付孔に抜け止め状に係合する係止段部を備えている、請求項1に記載の電気部品保持具。
  3. 前記ストッパを取付孔から脱出させるための、該ストッパと一体につながって形成された弾性操作片を備えている、請求項1または2に記載の電気部品保持具。
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