JP2005005216A

JP2005005216A - Seal member for electric wire connection part

Info

Publication number: JP2005005216A
Application number: JP2003169803A
Authority: JP
Inventors: Katsuhiko Kajikawa; 克彦梶川
Original assignee: RINREI TAPE KK
Current assignee: RINREI TAPE KK
Priority date: 2003-06-13
Filing date: 2003-06-13
Publication date: 2005-01-06

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a sheet-like seal member which prevents fluidization due to a melting property of the seal member in a high temperature region such as a surrounding of an engine etc. and is effective in cost while keeping product performance. <P>SOLUTION: The seal member is coated and formed by using a compound for the seal member containing ≥50 wt% of an inorganic compound such as aluminum hydroxide and a talc and 5-20 wt% of a rubber component such as a butyl rubber as a filler and coating the filler to form a layer of 100-1,000 g/m<SP>2</SP>onto a core material or a mesh material composed of a natural fiber such as cotton and silk or a synthetic fiber such as polyester and nylon. Then, the seal member punched in a shape matching with a prescribed shape is used. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車、重機、自動販売機等の機器内外の露出した電線接続部に適合し、優れた電気絶縁性、防水性を有するシール材に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来のシール材用コンパウンドの代表的な組成及び配合量は、ブチルゴム約７．０重量％、ポリイソブチレン約９．０重量％、ＥＰＤＭゴム約６．５重量％、ポリブテン約２２．５重量％、無機充填材約３４．０重量％、アスファルト約６．５重量％、カーボンブラック約３．５重量％、炭化水素樹脂約１１．０重量％である。かかる該シール材用コンパウンドは、電線と電線との接続部にモールドして、絶縁性を保持し且つ防水処理するために用いられている。或いは、テープ状に成形された前述のブチルコンパウンド等のシール材用コンパウンドを、更に作業上適当な大きさに調整し、該シート材を紐状に引き伸ばしつつ、該導体部上に何重にも巻いて被覆することにより防水処理している。
【０００３】
自動車用ワイヤーハーネスの分岐部の防水処理を確実に行う方法として、フィルムの片面に粘着シール層を設けた防水材によって電線接続部を挟み、この電線接続部を挟着した防水材を横断面アーチ状に湾曲させ、粘着シール層をアーチ外方側のフィルムに作用する引張力に基づく側圧力によって圧縮する方法が提案されている（例えば、特許文献１参照）。
【０００４】
【特許文献１】
特開平５−２１１０５号公報
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、シール材用コンパウンドで電線接続部をモールドすることにより防水絶縁処理する方法は、自動車のエンジンルーム内の電線接続部等の被覆に使用された箇所、特にエンジン等の周辺等の高温域に曝されたシール材が溶融して流動しやすいという問題があった。
また、電線被覆塩化ビニル系のコンパウンドに含有される可塑剤が、ブチルコンパウンドを含有するシール材等の被覆材に移行し、被覆材が硬化或いはひび割れするという弊害があった。
更に、シール性を高めるため、紐状のコンパウンドを同一箇所に複数回巻き付ける作業を行う必要があるが、かかる作業によって、シール性能にばらつきが生じることが多かった。
【０００６】
また特許文献１の防水処理方法は、シール材用コンパウンドで電線接続部をモールドする方法と比較して、防水処理を確実に行うことができるという利点はあるが、使用する部品点数が多くなるため、その分のコストもかかってしまうという欠点がある。
【０００７】
一方、従来のシート状シール材の製造コストの内容について検討したところ、該コストのうち、ブチルコンパウンドについて約５０％、剥離紙、芯材、副資材について約２０％、加工費、経費について約３０％の割合となっており、ブチルコンパウンドが最も大きい割合を占めることが分かった。
しかし、新規なコンパウンドを配合することによるコストダウンについては、再評価、信頼性確認等、膨大な手間を必要とするにも関わらず、コストメリットに乏しいという問題がある。
【０００８】
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、現状のシート状シール材についてコンパウンドの配合量、シール材の構成、形状を見直すことにより、製品性能を確保しながらもコスト的に有効なシート状シール材を提供することを目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のシール材は、水酸化アルミニウム及び／又はタルクからなる５０重量％以上の充填材と、ブチルゴムを含み５〜２０重量％のゴム成分とを含むシール材用コンパウンドを１００〜１０００ｇ／ｍ^２を塗工し、シール部に適合する形状に打ち抜いたシート状シール材であることを特徴としている。
【００１０】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のシート状シール材を更に詳細に説明する。
本発明のシート状シール材は、充填材の配合比率が５０重量％以上に高められている。シール材用コンパウンドの流動性が低減されているので、塩ビ被覆材中の可塑剤の非移行性に優れ、長期間経過後も被覆材の硬化、ひび割れ等が発生しない。また、本発明に係るシート状シール材であって、メッシュ素材が使用されているものについては、メッシュ面の隙間からシール材用コンパウンドが透過して自己融着することにより、従来の抜き打ち適性、巻き付け作業性を維持しながら巻き付け後の融着性を確保できる。その結果、シール材用コンパウンドの使用量を削減でき、製品性能を確保しながらもコスト的に有効なシート状シール材を提供することが可能となる。
【００１１】
シール材用コンパウンドにおいて使用される充填材としては、絶縁性が良好な無機系化合物を使用できる。中でも、難燃性を付与する観点からは水酸化アルミニウムの使用が好ましく、弾性・強度・伸び等のシール材用コンパウンドの特性を調整する増量剤としても使用する観点からはタルクを使用することが好ましい。本発明において充填材として使用できる無機系化合物は、単独成分でも、２種以上の成分を併用することも可能であるが、高温時におけるシール材用コンパウンドの流動性を改良するため、充填材の配合量は、シール材用コンパウンド全体の５０重量％以上が好ましく、５０〜８０重量％の範囲内で配合することが特に好ましい。
【００１２】
また、シール材用コンパウンドにおいて使用されるゴム成分としては、ＥＰＤＭ、ポリイソブチレン、ブチルゴム等の耐候性が良好なゴム材料を必須成分として使用することが好ましく、耐寒性及び自己融着性の優れたブチルゴムを使用することが特に好ましい。尚、ゴム成分の配合量は、シール材用コンパウンド全体の５〜２０重量％が好ましい。
さらに、該シール材用コンパウンドは、上記充填材とゴム成分よりなることはもちろん、充填材とゴム成分のほかに、粘着付与剤、着色剤等が本発明の効果を阻害しない限度において加えられたものも含まれる。
【００１３】
例えば、粘着力を高めるために、炭化水素樹脂を適宜選択して、粘着付与剤として使用することができる。該粘着付与剤の配合量は、１〜８重量％の範囲内とすることが好ましい。或いは、シール材用コンパウンドを着色する場合、カーボンブラック等の着色剤を適宜選択して使用することができるが、０．１〜１．０重量％の範囲とすることが好ましい。
【００１４】
前記のような組成を有するシール材用コンパウンドを使用してなるシート状シール材は、必要に応じ、該シール材用コンパウンドを、メッシュ材料に１００〜１０００ｇ／ｍ^２を塗工することにより製造される。
【００１５】
該メッシュ材料を構成する素材としては、綿、絹、竹、パルプ等の天然繊維、ポリエステル、ナイロン、アクリル、ビニロン、ポリプロピレン、ビニリデン、ポリウレタン等の合成繊維、ガラス繊維等の鉱物繊維、或いは前記各糸の一種又は二種以上を組み合わせたものであっても良い。該メッシュ材料の形態としては、前記各糸について織物、編み物、ネット、不織布等にしたものを用いることができる。
【００１６】
また、最終製品でのメッシュ粗さの条件として、打ち抜き加工品を電線上に巻き付けた後、メッシュ面とブチル面が自己融着しなければならないため、メッシュ面に隙間を設けて本発明のシール材用コンパウンドが透過できる必要がある。そのため、該メッシュ材料としては、縦横とも２ｍｍの幅の範囲内に最低１本以上の糸を有するものを用いる必要がある。
【００１７】
本発明のシート状シール材は、例えば、次のようにして製造される。
カレンダー式塗工機、押し出し機等で剥離紙上に所望の形状のブチルゴムシートを成形しつつ塗工し、該ブチルゴムシートに貼り合わせ装置にてメッシュ材料を貼り合わせながら巻き取っていく方法により製造することができる。すなわち、ブチルコンパウンドを剥離紙上に塗工し、別の繰り返し装置から巻き出されたメッシュ材料を２本のロールの間で張り合わせることにより製造することができる。
前記のように製造された本発明のシート状シール材においては、メッシュ素材を使用することにより、従来の抜き打ち適性、巻き付け作業性を維持しながら巻き付け後の融着性も確保できるという特長を有している。
【００１８】
【実施例】
以下、実施例により説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。なお、各図は本発明の理解を容易にするための概念図であり、各図における各部材の寸法やそれらの比は実際のものを表す訳ではない。
【００１９】
（シール材用コンパウンドの調整）
水酸化アルミニウム５０重量％、タルク１０重量％、ブチルゴム１８重量％、粘着付与剤７．５重量％、カーボンブラック０．５重量％、硬度調整剤（オイル）１４重量％によって組成されるシール材用コンパウンドを常法により調製した。
【００２０】
［実施例１］
難燃処理されたポリエステル不織布を芯材２とし、その両側に、上述のシール材用コンパウンド１を層状に３００ｇ／ｍ^２塗工形成して得たブチル両側シートを所定のサイズ／形状に打ち抜いて成形したシート状シール材４を実施例１とし、その断面構成を図１に示す。
【００２１】
［実施例２］
難燃処理されたポリエステルのメッシュ素材３の片側面上のみに、上述のシール材用コンパウンド１を層状に３００ｇ／ｍ^２塗工形成して得たブチルシートを所定のサイズ／形状に打ち抜いて成形したシート状シール材４’を実施例２とし、その断面構成を図２（ａ）に、斜視図を図２（ｂ）に示す。このシート状シール材４’は、長尺な両面剥離紙５上に等間隔に並べられており、この両面剥離紙５をロール上に巻き取った状態で搬送・納品される。
【００２２】
［実施例３］
上述のシール材用コンパウンドに、該シール材用コンパウンドに対して５重量％のポリエステル繊維（長さ７ｍｍ）を投入し、繊維が切断されることを極力防止するように混練した。このポリエステル繊維が混練されたシール材用コンパウンドを離型紙上に塗布し、この塗布された離型紙を駆動ロール上で移動させつつこの駆動ロールに所定間隔で対向配設されたナイフコーターで外形寸法１７ｍｍラ５０ｍｍ・厚さ２ｍｍのシート状に成形した。このシート状シール材４’’を実施例３とし、その断面構成を図３に示す。
【００２３】
【発明の効果】
本発明によれば、シール材用コンパウンドの組成を調整することにより、コンパウンドの流動性が改善されており、塩ビ被覆材中の可塑剤の移行性に優れ、長期間経過後も被覆材の硬化、ひび割れ等が発生する恐れが極めて低減されている。
また、本発明のシート状シール材においては、メッシュ素材等の芯材を使用することにより、高温域において、コンパウンドの流れ・漏れ・タレを生じる恐れが極めて低減されているという特長を有している。
しかも、打ち抜き形態によるシート状の製品にすることにより、巻き付け作業が容易でバラツキが生じ難く、従来の抜き打ち適性、巻き付け作業性を維持しながら巻き付け後の融着性も確保できるという特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のシート状シール材の一例の断面構成図である。
【図２】本発明のシート状シール材の別の実施例を示すもので、（ａ）は断面構成図、（ｂ）は斜視図である。
【図３】本発明のシート状シール材の更に別の実施例についての、断面構成図である。
【符号の説明】
１シール材用コンパウンド
２芯材（不織布）
３メッシュ素材
４シート状シール材
４’ シート状シール材
４’’ シート状シール材
５両面剥離紙
６ポリエステル繊維[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a sealing material that is suitable for an exposed electric wire connecting portion inside and outside equipment such as automobiles, heavy machinery, and vending machines, and has excellent electrical insulation and waterproof properties.
[0002]
[Prior art]
A typical composition and blending amount of a compound for a conventional sealing material are: butyl rubber about 7.0% by weight, polyisobutylene about 9.0% by weight, EPDM rubber about 6.5% by weight, polybutene about 22.5% by weight, The inorganic filler is about 34.0% by weight, the asphalt is about 6.5% by weight, the carbon black is about 3.5% by weight, and the hydrocarbon resin is about 11.0% by weight. Such a compound for a sealing material is used for molding a connection portion between electric wires to maintain insulation and waterproofing. Alternatively, the compound for the sealing material such as the above-mentioned butyl compound formed into a tape shape is further adjusted to an appropriate size for work, and the sheet material is stretched in a string shape while being layered on the conductor portion. It is waterproofed by winding and covering.
[0003]
As a method to ensure waterproofing of the branch part of an automobile wire harness, the wire connection part is sandwiched by a waterproof material provided with an adhesive seal layer on one side of the film, and the waterproof material sandwiched by this wire connection part is cross-sectionally arched. A method has been proposed in which a pressure-sensitive adhesive seal layer is compressed by a side pressure based on a tensile force acting on a film outside the arch (see, for example, Patent Document 1).
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 5-21105
[Problems to be solved by the invention]
However, the method of waterproof insulation treatment by molding the wire connection part with the compound for sealing material is used in the high temperature range such as the part used for covering the wire connection part in the engine room of the automobile, especially the periphery of the engine etc. There was a problem that the exposed sealing material melted and flowed easily.
In addition, the plasticizer contained in the wire-covered vinyl chloride compound is transferred to a coating material such as a sealing material containing butyl compound, and the coating material is hardened or cracked.
Furthermore, in order to improve the sealing performance, it is necessary to perform a work of winding the string-like compound around the same place a plurality of times. However, the work often causes variations in the sealing performance.
[0006]
Further, the waterproof treatment method of Patent Document 1 has an advantage that the waterproof treatment can be surely performed as compared with the method of molding the wire connection portion with the compound for sealing material, but the number of parts to be used increases. , There is a drawback that it will cost too much.
[0007]
On the other hand, when the contents of the manufacturing cost of the conventional sheet-shaped sealing material were examined, about 50% of the cost was about butyl compound, about 20% about release paper, core material, and auxiliary material, about 30 about processing cost and cost. It was found that butyl compounds accounted for the largest proportion.
However, the cost reduction by blending a new compound has a problem that the cost merit is poor in spite of the enormous effort such as re-evaluation and reliability confirmation.
[0008]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and by reviewing the compounding amount of the compound, the configuration of the sealing material, and the shape of the current sheet-shaped sealing material, it is cost effective while ensuring product performance. The object is to provide a sheet-like sealing material.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the sealing material of the present invention is for a sealing material comprising 50% by weight or more of a filler comprising aluminum hydroxide and / or talc, and 5 to 20% by weight of a rubber component containing butyl rubber. It is a sheet-like sealing material in which a compound is applied in an amount of 100 to 1000 g / m ² and punched into a shape suitable for the seal portion.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the sheet-like sealing material of the present invention will be described in more detail.
In the sheet-like sealing material of the present invention, the blending ratio of the filler is increased to 50% by weight or more. Since the fluidity of the compound for the sealing material is reduced, the plasticizer in the polyvinyl chloride coating material is excellent in non-migration, and the coating material does not harden or crack even after a long period of time. In addition, for the sheet-shaped sealing material according to the present invention, in which the mesh material is used, the sealing material compound permeates through the gap of the mesh surface and self-fuses, so that the conventional punching suitability, While maintaining the winding workability, it is possible to secure the fusion property after winding. As a result, the amount of the sealing compound used can be reduced, and it becomes possible to provide a sheet-shaped sealing material that is cost effective while ensuring product performance.
[0011]
As the filler used in the compound for sealing material, an inorganic compound having good insulation can be used. Among them, the use of aluminum hydroxide is preferable from the viewpoint of imparting flame retardancy, and talc may be used from the viewpoint of using it as a bulking agent for adjusting the properties of the sealing compound such as elasticity, strength and elongation. preferable. The inorganic compound that can be used as the filler in the present invention can be a single component or a combination of two or more components. However, in order to improve the fluidity of the compound for sealing material at high temperatures, The blending amount is preferably 50% by weight or more of the entire compound for sealing material, and is particularly preferably blended within the range of 50 to 80% by weight.
[0012]
In addition, as a rubber component used in a compound for sealing material, it is preferable to use a rubber material having good weather resistance such as EPDM, polyisobutylene, butyl rubber, etc. as an essential component, which has excellent cold resistance and self-fusing properties. It is particularly preferred to use butyl rubber. The blending amount of the rubber component is preferably 5 to 20% by weight based on the whole compound for the sealing material.
Furthermore, the compound for the sealing material is not only composed of the filler and the rubber component, but in addition to the filler and the rubber component, a tackifier, a colorant and the like were added to the extent that the effects of the present invention are not impaired. Also included.
[0013]
For example, in order to increase the adhesive strength, a hydrocarbon resin can be appropriately selected and used as a tackifier. The amount of the tackifier is preferably in the range of 1 to 8% by weight. Or when coloring the compound for sealing materials, although coloring agents, such as carbon black, can be selected suitably, it is preferable to set it as the range of 0.1 to 1.0 weight%.
[0014]
The sheet-like sealing material using the compound for sealing material having the composition as described above is manufactured by coating the compound for sealing material with 100 to 1000 g / m ² on the mesh material as necessary. The
[0015]
The material constituting the mesh material includes natural fibers such as cotton, silk, bamboo, and pulp, synthetic fibers such as polyester, nylon, acrylic, vinylon, polypropylene, vinylidene, and polyurethane, mineral fibers such as glass fibers, One or a combination of two or more yarns may be used. As a form of the mesh material, a woven fabric, a knitted fabric, a net, a non-woven fabric or the like can be used for each of the yarns.
[0016]
In addition, as a condition of the mesh roughness in the final product, after the punched product is wound on the electric wire, the mesh surface and the butyl surface must be self-bonded. The material compound must be able to penetrate. Therefore, as the mesh material, it is necessary to use a material having at least one yarn within a range of 2 mm in width and width.
[0017]
The sheet-shaped sealing material of this invention is manufactured as follows, for example.
A butyl rubber sheet of a desired shape is formed on a release paper with a calender-type coating machine, an extruder, etc., and is coated by a method of winding the mesh material on the butyl rubber sheet with a laminating device. be able to. That is, it can be produced by coating butyl compound on release paper and bonding the mesh material unwound from another repeating apparatus between two rolls.
The sheet-like sealing material of the present invention produced as described above has a feature that by using a mesh material, it is possible to ensure the fusion property after winding while maintaining the conventional punching suitability and winding workability. doing.
[0018]
【Example】
Hereinafter, although an example explains, the present invention is not limited to this. Each figure is a conceptual diagram for facilitating understanding of the present invention, and the dimensions and ratios of the members in each figure do not represent actual ones.
[0019]
(Adjustment of compound for sealing material)
For sealing materials composed of 50% by weight of aluminum hydroxide, 10% by weight of talc, 18% by weight of butyl rubber, 7.5% by weight of tackifier, 0.5% by weight of carbon black, and 14% by weight of hardness adjusting agent (oil) The compound was prepared by a conventional method.
[0020]
[Example 1]
A polyester non-woven fabric treated with flame retardant is used as a core material 2, and butyl two-sided sheets obtained by coating and forming 300 g / m ² of the above-mentioned sealing material compound 1 in layers on both sides thereof are punched into a predetermined size / shape. The molded sheet-like sealing material 4 is taken as Example 1, and its cross-sectional configuration is shown in FIG.
[0021]
[Example 2]
Formed by punching a butyl sheet obtained by applying 300 g / m ² of the above-mentioned sealing material compound 1 in layers on only one side of the flame-retardant polyester mesh material 3 and punching it into a predetermined size / shape. The sheet-like sealing material 4 ′ thus obtained is referred to as Example 2, its sectional configuration is shown in FIG. 2 (a), and a perspective view is shown in FIG. 2 (b). This sheet-like sealing material 4 ′ is arranged on the long double-sided release paper 5 at equal intervals, and is conveyed and delivered in a state where the double-sided release paper 5 is wound on a roll.
[0022]
[Example 3]
5% by weight of polyester fiber (7 mm in length) with respect to the compound for sealing material was added to the above compound for sealing material, and kneaded so as to prevent the fiber from being cut as much as possible. The sealing compound compounded with this polyester fiber is applied onto the release paper, and the applied release paper is moved on the drive roll, and the outer dimensions are measured with a knife coater arranged opposite to the drive roll at a predetermined interval. The sheet was formed into a sheet having a thickness of 17 mm and a thickness of 2 mm. This sheet-like sealing material 4 ″ is referred to as Example 3, and its cross-sectional configuration is shown in FIG.
[0023]
【The invention's effect】
According to the present invention, by adjusting the composition of the compound for the sealing material, the fluidity of the compound is improved, the plasticizer in the PVC coating material is excellent in migration, and the coating material is cured even after a long period of time. The risk of cracking and the like is greatly reduced.
In addition, the sheet-like sealing material of the present invention has a feature that the use of a core material such as a mesh material greatly reduces the risk of compound flow, leakage and sagging at high temperatures. Yes.
In addition, the sheet-like product in the punching form has the feature that the winding work is easy and hardly causes variation, and the fusion property after winding can be secured while maintaining the conventional punching suitability and winding workability. ing.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional configuration diagram of an example of a sheet-like sealing material of the present invention.
FIGS. 2A and 2B show another embodiment of the sheet-like sealing material of the present invention, in which FIG. 2A is a sectional view and FIG. 2B is a perspective view.
FIG. 3 is a cross-sectional structural view of still another embodiment of the sheet-like sealing material of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 Compound for sealing material 2 Core material (nonwoven fabric)
3 Mesh material 4 Sheet-like sealing material 4 'Sheet-like sealing material 4''Sheet-like sealing material 5 Double-sided release paper 6 Polyester fiber

Claims

100 to 1000 g / m ² of a sealant compound containing 50% by weight or more of a filler composed of aluminum hydroxide and / or talc and 5 to 20% by weight of a rubber component containing butyl rubber is applied, and a seal portion A sheet-like sealing material characterized by being punched into a shape suitable for

The sheet-like sealing material according to claim 1, wherein a mesh material is bonded to one side.

2. The sheet-like sealing material according to claim 1, wherein a filament is kneaded into the sealing material compound.