JP2005005211A - 車両用照明装置 - Google Patents

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Kazumasa Kurokawa
和雅 黒川
Yoshimi Kondo
芳実 近藤
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Abstract

【課題】導光体の構成に工夫を凝らして、輝度斑、色斑を防止可能な車両用照明装置を提供する。
【解決手段】導光板2の端面2bの、第1発光ダイオード列31を構成する発光ダイオード3Bが発する光の入射部分にシボ面2dを設けて、発光ダイオード3Bからの光の導光板2内における指向角度θ1を、発光ダイオード3Yからの光の導光板2内における指向角度θ2より大きくして、導光板2の表面2aにおける発光ダイオード3Bからの光の照射範囲を、導光板2の表面2aにおける発光ダイオード3Yからの光の照射範囲と等しくしている。
これにより、発光ダイオード3Bおよび発光ダイオード3Yの両方を点灯させた時に色斑、輝度斑の発生を防止可能なバックライト1を実現することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用照明装置、特に発光面が平板状を成すものに関するものであり、車両に搭載される表示装置、たとえば液晶パネルの透過照明用に用いて好適である。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両用照明装置としては、平板状の導光体の端面に沿い光源として放電管を配置し、導光体に入射した放電管からの光を導光体の表面から面状光として出射させるものがある(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
この場合、導光体の表面は、視認者、たとえば車両の運転者に対向して配置されており、導光体の厚さ方向が、視認方向とほぼ一致している。また、導光体の裏面、つまり光が出射される面と反対側の面には、光拡散手段が設けられており、導光体内に入射した光は光拡散手段で拡散反射され、この反射光が導光体から面状光として出射する。
【0004】
また、光源として放電管に替えて、発光ダイオードを用いることも行われている。
【0005】
光源として発光ダイオードを用いる場合、発光ダイオードの個数を増やすことにより車両用照明装置の発光輝度を高めることができる。また、発光色の異なる発光ダイオードを複数用いることで、車両用照明装置の作動中においてその発光色を変える、あるいは、複数種類の発光色を同時点灯させて混色させて、発光ダイオードの発光色とは異なる中間色で発光させることも可能である。
【0006】
一般に、導光体は透明な材質、たとえばアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂等の樹脂材料、あるいはガラス等から形成されている。光源から発せられた光が導光体に入射する場合、その入射角度が臨界角θc以上となる光は導光体表面で全反射し、導光体内には入射しない。なお、臨界角θcは、材質により決まるが、アクリル樹脂の場合、およそ45度程度である。
【0007】
一方、発光ダイオードとしては、一般に、表面実装型(いわゆるチップタイプ)が使われている。チップタイプの発光ダイオードの照射角度は、片側で通常60度前後である。
【0008】
従来の車両用照明装置において、チップタイプの発光ダイオードを光源として用いた場合、導光体への入射角が臨界角θcを超える角度範囲に照射される光は導光体の表面で全反射され導光体へは入射しない。したがって、導光体内における光の指向角度θは上述の臨界角θcとほぼ等しく、およそ45度となる。
【0009】
【特許文献1】
特開平11−295734号公報。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
車両用照明装置の発光輝度を高めるために発光ダイオードの個数を増やし、複数の発光ダイオードを導光体の端面に複数の列状に配置することがある。すなわち、発光ダイオード列は、導光体の厚さ方向に平行に配置されている。
【0011】
図13に、従来の車両用照明装置100の断面図を示す。車両用照明装置100は、図13において、図の上方に向けて光を出射させている。言い換えると、図13において、上方から視認されている。
【0012】
従来の車両用照明装置100において、導光体101の端面101bには、図13に示すように、2列の発光ダイオード列131、132が設置されている。各発光ダイオード列131、132は、複数の発光ダイオード131a、132aから構成されている。
【0013】
また、図13中において、発光ダイオード131a、132aからの光の径路、すなわち導光体101内における指向角度の両端の径路を矢印で示している。
【0014】
この場合、発光ダイオード列Aの発光ダイオード131aからの光は、図13に示すように、導光体101の裏面101cの範囲Kaを照射する。一方、発光ダイオード列Bの発光ダイオード132aからの光は、図13に示すように、導光体101の裏面101cの範囲Kbを照射する。
【0015】
導光体101の裏面101cには、光拡散反射手段として、たとえばシボ面(図示せず)が形成されている。したがって、裏面101cに入射した発光ダイオード131a、132aからの光は、このシボ面で拡散反射され、この反射光が、導光体101の表面101aから出射して、照明光となる。
【0016】
図13から明らかなように、範囲Kaは、発光ダイオード131a、132aの両方から照射され、範囲Kc(範囲Kb−範囲Ka)は、発光ダイオード132aのみにより照射される。
【0017】
このため、発光ダイオード131a、132aの発光色が同色の場合では、範囲Kcは、範囲Kaより暗く視認され、輝度斑が発生する。また、発光ダイオード131a、132aの発光色が異なる場合では、範囲Kcは、範囲Kaとは異なる色調で視認され、いわゆる色斑が発生する。どちらの場合においても、車両用照明装置の見映えが低下するという問題がある。
【0018】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、導光体の構成に工夫を凝らして、輝度斑、色斑を防止可能な車両用照明装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するため、以下の技術的手段を採用する。
【0020】
本発明の請求項1に記載の車両用照明装置は、透明材質から略平板状に形成される導光体と、導光体の端面から導光体内に光を入射するように配置される複数の発光ダイオードと、導光体の裏面に形成される光拡散反射手段とを備え、導光体内を進行する発光ダイオードからの光を光拡散手段により拡散反射して導光体の表面から出射させる車両用照明装置であって、発光ダイオードは、端面の長手方向に沿って複数個配置されて発光ダイオード列を形成するとともに、発光ダイオード列が平行に複数列形成され、隣り合う2つの発光ダイオード列において、表面側の発光ダイオード列を構成する発光ダイオードが発する光の導光体内部における指向角度は、裏面側の発光ダイオード列を構成する発光ダイオードが発する光の導光体内部における指向角度よりも大きい構成としている。
【0021】
隣り合う2つの発光ダイオード列において、各発光ダイオード列を構成する発光ダイオードが発する光の導光体内部における指向角度が等しい場合は、各発光ダイオード列を構成する発光ダイオードが発する光の導光体の裏面における照射範囲が異なってしまう。すなわち、導光体の裏面には、両発光ダイオード列により照射される部分と、裏面側の発光ダイオード列のみに照射される部分とが存在する。このため、導光体の裏面に形成される光拡散手段により拡散反射されて導光体の表面から出射される光の輝度が部分的に異なる、いわゆる輝度斑が生じる。また、各発光ダイオード列の発光色が異なる場合においては、色斑が生じる。
【0022】
これに対して、本発明の請求項1に記載の車両用照明装置においては、表面側の発光ダイオード列を構成する発光ダイオード、すなわち導光体の裏面からより遠くに配置されている発光ダイオードが発する光の導光体内部における指向角度を、裏面側の発光ダイオード列を構成する発光ダイオード、すなわち導光体の裏面近く配置されているが発する光の導光体内部における指向角度よりも大きくしている。これにより、各発光ダイオード列を構成する発光ダイオードが発する光の導光体の裏面における照射範囲をほぼ等しくすることができるので、導光体表面から出射される光の輝度斑、あるいは色斑発生を防止することができる。
【0023】
本発明の請求項2に記載の車両用照明装置は、端面の、表面側の1列の発光ダイオード列を構成する発光ダイオードからの光が入射する部分、または裏面側の1列を除く発光ダイオード列を構成する発光ダイオードからの光が入射する部分に、発光ダイオードが発する光の導光体内部における指向角度を制御するための光学的処理を施した構成としている。
【0024】
一般に、導光体は、透明な樹脂材料を型成形して作られる。したがって、導光体の端面に光学的処理を施すことは、たとえば導光体の成形型に予め加工を施すことにより容易に実施することができる。これにより、各導光体間における光学的処理のばらつき、言い換えると、光学的処理により制御される発光ダイオードが発する光の導光体内部における指向角度のばらつきを小さくできる。したがって、車両用照明装置間における、輝度斑あるいは色斑防止効果品質を安定させることができる。
【0025】
本発明の請求項3に記載の車両用照明装置は、端面の、すべての発光ダイオード列の発光ダイオードからの光が入射する部分に光学的処理を施した構成としている。
【0026】
これにより、各発光ダイオード列を構成する発光ダイオードが発する光の導光体の裏面における照射範囲を、より高精度で一致させることができるので、輝度斑、色斑の発生を確実に防止できる。
【0027】
本発明の請求項4に記載の車両用照明装置では、光学的処理は、光拡散反射手段を形成する処理である構成としている。
【0028】
光拡散反射手段としては、たとえばシボ面、あるいは網点印刷等があるが、いずれの手段も導光体の端面に容易に施すことができる。また、発光ダイオードが発する光の導光体内部における指向角度の制御を容易に行うことができる。
【0029】
本発明の請求項5に記載の車両用照明装置では、光学的処理は、球面状あるいは円筒面状の凹面を形成する処理である構成としている。
【0030】
この場合、導光体の端面に光学的処理を容易に施すことができるとともに、球面、円筒面の曲率を変えることにより、発光ダイオードが発する光の導光体内部における指向角度の制御を容易に行うことができる。
【0031】
本発明の請求項6に記載の車両用照明装置は、一つの発光ダイオード列は発光色が同じ発光ダイオードから構成され、且つ発光ダイオード列の発光色は互いに異なる構成としている。
【0032】
この場合、点灯させる発光ダイオード列を1列だけとし、且つ点灯させる発光ダイオード列を切替えることにより、車両用照明装置の発光色を容易に切替えられる。さらに、点灯させる発光ダイオード列は1列だけなので、輝度斑、あるいは色斑を確実に防止できる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による車両用照明装置を、自動車のコンビネーションメータに組み込まれる液晶パネル用照明、いわゆるバックライトに適用した場合を例に、図面に基づいて説明する。
【0034】
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態によるバックライト1の断面図であり、図2中のI−I線断面図である。
【0035】
図2は、本発明の第1実施形態によるバックライト1の側面図である。なお、図2において、分かり易さのために、プリント基板4は省略している。
【0036】
バックライト1は、自動車車室内の運転席前方の運転者から視認可能な位置に配設されるコンビネーションメータ内において、図1に示すように、液晶パネル5の裏面側に配置されて、液晶パネル5の透過照明用光源として用いられている。すなわち、バックライト1は、図1の上方に向けて光を出射して液晶パネル5を透過照明し、液晶パネル5は、図1の上方から視認される。
【0037】
バックライト1は、導光板2、発光ダイオード3Bおよび発光ダイオード3Yが実装されたプリント基板4から構成され、コンビネーションメータ内において液晶パネル5の裏面に密着させて配置されている。
【0038】
導光体である導光板2は、透明材質、たとえば透明なポリカーボネート樹脂等から平板状に形成され、その平面形状は、液晶パネル5と略同一形状、たとえば長方形状に形成されている。導光板2は、図1に示すように、その表面2aを液晶パネル5に密着させて配置されている。
【0039】
導光板2の一方の端面2bには、複数の発光ダイオードとして、発光ダイオード3B、発光ダイオード3Yが、それぞれ複数個、導光板2内に光を入射するように配置されている。ここで、発光ダイオード3Bの発光色は青色、発光ダイオード3Yの発光色は黄色である。各発光ダイオード3B、3Yは、図2に示すように、導光板2の端面2bに、端面2bの長手方向、すなわち図2の左右方向に沿って複数個一直線上に並べて配置され、発光ダイオード列を形成している。本発明の第1実施形態によるバックライト1においては、2つの発光ダイオード列、すなわち、第1発光ダイオード列31、第2発光ダイオード列32が平行に設けられている。第1発光ダイオード列31は5個の発光ダイオード3Bから、第2発光ダイオード列32は5個の発光ダイオード3Yから、それぞれ構成されている。
【0040】
なお、本発明の第1実施形態によるバックライト1において、各発光ダイオード3B、3Yは、プリント基板4上に実装されている。そして、プリント基板4および導光板2は、各発光ダイオード3B、3Yの発光面を端面2bに密着させて、図示しないコンビネーションメータ内に固定されている。
【0041】
導光板2の端面2bの、第1発光ダイオード列31、すなわち、隣り合う2つの発光ダイオード列31、32のうち、表面2c側の発光ダイオード列としての第1発光ダイオード列31を構成する発光ダイオード3Bからの光が入射する部分には、図1、図2に示すように、光学的処理として光拡散反射手段であるシボ面2dが設けられている。シボ面2dは多数の微細な凹凸からなり、導光板2を樹脂成型する際に、成形型により転写して設けられる。一方、端面2bの、第2発光ダイオード列32、すなわち、隣り合う2つの発光ダイオード列31、32のうち、裏面2c側の発光ダイオード列としての第2発光ダイオード列32を構成する発光ダイオード3Yからの光が入射する部分には、光学的処理は施されていない。すなわち、平滑な平面となっている。
【0042】
導光板2の裏面2cには、その全面に、光拡散反射手段であるシボ面2eが設けられている。シボ面2eは、シボ面2dと同様にして成形型により転写して設けられる。導光体2内に入射した発光ダイオード3B、3Wからの光は、シボ面2eにおいて図1の上方に向けて拡散反射され、この反射光が表面2aから出射して液晶パネル5を透過照明する。
【0043】
すなわち、発光ダイオード3Bが点灯されると、バックライト1の照明光は青色光となり、液晶パネル5は青色光で透過照明される。また、発光ダイオード3Yが点灯されると、バックライト1の照明光は黄色光となり、液晶パネル5は黄色光で透過照明される。さらに、発光ダイオード3Bおよび発光ダイオード3Yの両方が点灯されると、青色光と黄色光が合成されて、バックライト1の照明光は緑色光となり、液晶パネル5は緑色光で透過照明される。
【0044】
次に、本発明の第1実施形態によるバックライト1の特徴である、導光板2の端面2bに設けられたシボ面2dの作用、効果について説明する。
【0045】
先ず、端面2bから導光板2内に入射した第2発光ダイオード列32を構成する発光ダイオード3Yから発せられる光の導光板2内における指向角度θ2は、図2に示すように、導光板2の全反射に対する臨界角θcとほぼ等しい角度、つまりおよそ45度となっている。そして、この光による導光板2の裏面2cに設けられたシボ面2e上の照射範囲は、図2に示す、範囲Kの部分となる。この範囲Kの部分が拡散反射により発光し、バックライト1において、発光ダイオード3Yから発せられる光の発光範囲となる。
【0046】
一方、第1発光ダイオード列31を構成する発光ダイオード3Bから発せられる光が端面2bのシボ面2dへ入射すると、この光はシボ面2dにより導光板2内に向けて拡散反射される。このため、端面2bへの入射角、つまりシボ面2dへの入射角が臨界角θcより大きくなるような光をも導光板2内に入射させることができる。この場合、発光ダイオード3Bから発せられる光の導光板2内における指向角度θ1は、図2に示すように、臨界角θcより大きくなる、すなわち、第2発光ダイオード列32を構成する発光ダイオード3Yから発せられる光の導光板2内における指向角度θ2より大きな角度となっている。
【0047】
ここで、本発明の第1実施形態によるバックライト1においては、シボ面2dの仕様を、導光板2内を進行する発光ダイオード3Bからの光によるシボ面2e上の照射範囲が、図2に示す範囲Kとなるように、指向角度θ1を拡大するように設定されている。したがって、発光ダイオード3Bから発せられる光の発光範囲は、範囲Kとなる。すなわち、シボ面2dにより、発光ダイオード3Bから発せられる光の発光範囲が、発光ダイオード3Yから発せられる光の発光範囲とほぼ等しくなるように、指向角度θ1を制御している。
【0048】
これにより、発光ダイオード3Bおよび発光ダイオード3Yの両方を点灯させた時における導光板2の発光範囲をほぼ同一にできる。したがって、従来の車両用照明装置100の場合における導光体101の照射光に見られる色斑あるいは輝度斑、すなわち、各発光ダイオード131a、132aからの光の裏面101cにおける照射範囲Ka、Kbが異なるために発生する不具合、の発生を防止することができる。
【0049】
なお、以上説明した、本発明の第1実施形態によるバックライト1では、導光板2の端面2bにおいて、裏面2c側の発光ダイオード列である第2発光ダイオード列32を構成する発光ダイオード3Yから発せられる光の入射部分には、光学的処理を施していない、つまりシボ面を形成していないが、発光ダイオード3Yから発せられる光の入射部分にも光学的処理、つまりシボ面2d2(図示せず)を形成してもよい。この場合、シボ面2dとシボ面2d2のシボの仕様、すなわち微細な凹凸の粗密等を、発光ダイオード3Bからの光によるシボ面2e上の照射範囲と発光ダイオード3Yからの光によるシボ面2e上の照射範囲が等しくなるように設定すれば、従来の車両用照明装置100の場合における導光体101の照射光に見られる色斑あるいは輝度斑の発生を防止することができる。
【0050】
また、以上説明した、本発明の第1実施形態によるバックライト1においては、第1発光ダイオード列31を発光色が青色の発光ダイオード3Bから構成し、第2発光ダイオード列32を発光色が黄色の発光ダイオード3Yから構成しているが、第1発光ダイオード列31および第2発光ダイオード列32の少なくとも一方を、他の発光色の発光ダイオードに置換えてもよい。
【0051】
また、以上説明した、本発明の第1実施形態によるバックライト1においては、第1発光ダイオード列31を発光色が青色の発光ダイオード3Bのみから構成し、第2発光ダイオード列32を発光色が黄色の発光ダイオード3Yのみから構成しているが、第1発光ダイオード列31および第2発光ダイオード列32の少なくとも一方を、発光ダイオード3Bおよび発光ダイオード3Yの2種類から構成してもよい。この場合、発光ダイオード3Bおよび発光ダイオード3Yの少なくとも一方を他の発光色の発光ダイオードに置換えてもよい。
【0052】
また、以上説明した、本発明の第1実施形態によるバックライト1においては、導光板2の端面2bに設ける光拡散反射手段をシボ面2dとしているが、シボ面2dに限る必要はなく、他の光拡散反射手段、たとえば網点印刷等を施してもよい。
【0053】
また、以上説明した、本発明の第1実施形態によるバックライト1においては、導光板2の端面2bの第1発光ダイオード列31を構成する発光ダイオード3Bからの光が入射する部分に設ける光学的処理を光拡散反射手段、つまりシボ面2dとしているが、光拡散反射手段に限る必要はなく、発光ダイオードからの光の導光板2における指向角度を制御する、すなわち光学的処理が施されない場合よりも指向角度を拡大することが可能であれば、他の光学的処理を施してもよい。たとえば、光屈折手段等を設けてもよい。この光屈折手段として、たとえば、球面、円筒面、あるいは傾斜面等を形成してもよい。
【0054】
次に、本発明の第1実施形態によるバックライト1の変形例、すなわち、導光板2の端面2bの第1発光ダイオード列31を構成する発光ダイオード3Bからの光が入射する部分に設ける光学的処理として光屈折手段等を設けた例を幾つか説明する。
【0055】
図3は、本発明の第1実施形態によるバックライト1の変形例における部分側面図である。
【0056】
図4は、図3中の、IV−IV線断面図である。
【0057】
この変形例においては、光学的処理である光屈折手段として、端面2bの長手方向(図3の左右方向)に延びる傾斜面2fを形成している。
【0058】
この場合、発光ダイオード3Bから発せられた光を、導光板2へ入射する際に傾斜面2fで屈折させて、導光板2内における指向角度θ1を、図3に示すように、臨界角θcより大きくして、本発明の第1実施形態によるバックライト1の場合と同様の効果を得る、すなわち、導光板2からの照射光における色斑あるいは輝度斑の発生を防止することができる。
【0059】
図5は、本発明の第1実施形態によるバックライト1の他の変形例における部分側面図である。図5においては、分かり易さのために、発光ダイオード3Bを省略している。
【0060】
図6は、図5中の、VI−VI線断面図である。
【0061】
他の変形例においては、光学的処理としての光屈折手段として、端面2bに複数の円錐面状の傾斜面2gを互いに同心上且つ発光ダイオード3Bとほぼ同心上に形成している。
【0062】
この場合、発光ダイオード3Bから発せられた光を、導光板2へ入射する際に傾斜面2gで屈折させて、導光板2内における指向角度θ1を、図5に示すように、臨界角θcより大きくして、本発明の第1実施形態によるバックライト1の場合と同様の効果を得る、すなわち、導光板2からの照射光における色斑あるいは輝度斑の発生を防止することができる。
【0063】
図7は、本発明の第1実施形態によるバックライト1の他の変形例における部分側面図である。
【0064】
図8は、図7中の、VIII−VIII線断面図である。
【0065】
他の変形例においては、光学的処理としての光屈折手段として、端面2bに複数の球面状の凹部2hを設けている。凹部2hは、発光ダイオード3B毎に発光ダイオード3Bとほぼ同心上に形成されている。
【0066】
この場合、発光ダイオード3Bから発せられた光を、導光板2へ入射する際に凹部2hで屈折させて、言い換えると、凹部2hを凹レンズとして機能させて、導光板2内における指向角度θ1を、図7に示すように、臨界角θcより大きくして、本発明の第1実施形態によるバックライト1の場合と同様の効果を得る、すなわち、導光板2からの照射光における色斑あるいは輝度斑の発生を防止することができる。
【0067】
図9は、本発明の第1実施形態によるバックライト1の他の変形例における部分側面図である。
【0068】
図10は、図9中の、X−X線断面図である。
【0069】
他の変形例においては、光学的処理である光屈折手段として、端面2bに、端面2bの長手方向(図9の左右方向)に延びる円筒面状の凹部2jを形成している。凹部2hは、発光ダイオード3Bとほぼ同心上に形成されている。
【0070】
この場合、発光ダイオード3Bから発せられた光を、導光板2へ入射する際に凹部2hで屈折させて、言い換えると、凹部2hを凹レンズとして機能させて、導光板2内における指向角度θ1を、図9に示すように、臨界角θcより大きくして、本発明の第1実施形態によるバックライト1の場合と同様の効果を得る、すなわち、導光板2からの照射光における色斑あるいは輝度斑の発生を防止することができる。
【0071】
(第2実施形態)
図11は、本発明の第2実施形態によるバックライト1の断面図であり、図12中のI−I線断面図である。
【0072】
本発明の第2実施形態によるバックライト1においては、本発明の第1実施形態によるバックライト1に対して、導光板2の端面2bに設けられる発光ダイオード列を1列増やして3列としている。すなわち、本発明の第2実施形態によるバックライト1においては、第1発光ダイオード列31および第2発光ダイオード列32に加えて、図11に示すように、第3発光ダイオード列33を設けている。
【0073】
本発明の第2実施形態によるバックライト1においては、第1発光ダイオード列31を発光色が赤色の発光ダイオード3Rにより、第2発光ダイオード列32を発光色が緑色の発光ダイオード3Gにより、第3発光ダイオード列33を発光色が青色の発光ダイオード3Bにより、それぞれ構成している。
【0074】
したがって、発光ダイオード3Rが点灯されると、バックライト1の照明光は赤色光となり、液晶パネル5は赤色光で透過照明される。また、発光ダイオード3Gが点灯されると、バックライト1の照明光は緑色光となり、液晶パネル5は緑色光で透過照明される。また、発光ダイオード3Bが点灯されると、バックライト1の照明光は青色光となり、液晶パネル5は青色光で透過照明される。さらに、各発光ダイオード3R、3G、3B全てが点灯されると赤色光、緑色光、青色光が合成されて、バックライト1の照明光は白色光となり、液晶パネル5は白色光で透過照明される。
【0075】
すなわち、本発明の第2実施形態によるバックライト1は、その発光色を、赤色光、緑色光、青色光および白色光に切替えることができる。これにより、図示しない制御装置により液晶パネル5の表示情報に応じてバックライト1の照明色を切替えて、視認性に優れるコンビネーションメータを実現できる。
【0076】
導光板2の端面2bの、第1発光ダイオード列31を構成する発光ダイオード3Rからの光が入射する部分には、図11に示すように、光学的処理としての光屈折手段である球面状の凹部2h1が設けられている。凹部2h1は、発光ダイオード3Rと同心上に、発光ダイオード3R毎に形成されている。また、端面2bの、第2発光ダイオード列32を構成する発光ダイオード3Gからの光が入射する部分には、図11に示すように、光学的処理としての光屈折手段である球面状の凹部2h2が設けられている。凹部2h2は、発光ダイオード3Gと同心上に、発光ダイオード3G毎に形成されている。また、端面2bの、導光体2の裏面2c側の発光ダイオード列である第3発光ダイオード列33を構成する発光ダイオード3Bからの光が入射する部分は、図11に示すように、何も形成されておらず、平滑な平面となっている。
【0077】
ここで、凹部2h1の半径R1は、凹部2h2の半径R2より小さくなるように形成されている。
【0078】
また、導光板2の裏面2cには、その全面に、光拡散反射手段であるシボ面2eが設けられている。シボ面2eは、シボ面2dと同様にして成形型により転写して設けられる。導光体2内に入射した各発光ダイオード3R、3G、3Bからの光は、シボ面2eにおいて図11の上方に向けて拡散反射され、この反射光が表面2aから出射して液晶パネル5を透過照明する。
【0079】
次に、上述のように形成された本発明の第2実施形態によるバックライト1の導光板2の作用、効果について説明する。
【0080】
導光板2の端面2bに形成された凹部2h1、2h2は、発光ダイオード3R、3Gから発せられた光が導光板2へ入射する際に凹レンズとして機能して、図11に示すように、各発光ダイオード3R、3Gからの光の導光板2内における指向角度θ1、θ2を、臨界角θcより大きくする。一方、発光ダイオード3Bから発せられた光の導光板2内における指向角度θ3は、臨界角θcとなっている。そして、発光ダイオード3Bから発せられた光による導光板2の裏面2cに設けられたシボ面2e上の照射範囲は、図11に示す、範囲Kの部分となる。この範囲Kの部分が拡散反射により発光し、バックライト1において、発光ダイオード3Bから発せられる光の発光範囲となる。
【0081】
また、凹部2h1の半径r1は、凹部2h2の半径r2より小さく設定されているため、発光ダイオード3Rからの光の導光板2内における指向角度θ1は、発光ダイオード3Gからの光の導光板2内における指向角度θ2より大きくなっている。さらに、発光ダイオード3Gからの光の導光板2内における指向角度θ2は、発光ダイオード3Bからの光の導光板2内における指向角度θ3=臨界角θcより大きくなっている。
【0082】
すなわち、各発光ダイオード3R、3G、3Bからの光の導光板2内における指向角度θ1、θ2、θ3の間には、θ1>θ2>θ3の関係が成立している。つまり、隣り合う2つの発光ダイオード列において、導光板2の表面2a側の発光ダイオード列を構成する発光ダイオードが発する光の導光板2内の指向角度は、導光板2の裏面2c側の発光ダイオード列を構成する発光ダイオードが発する光の導光板2内の指向角度よりも大きい、という関係が成立している。
【0083】
さらに、凹部2h1の半径r1、および凹部2h2の半径r2の大きさを、発光ダイオード3R、3Gから発せられた光による導光板2の裏面2cに設けられたシボ面2e上の照射範囲が、図11に示すように、発光ダイオード3Bから発せられた光によるシボ面2e上の照射範囲である範囲Kとほぼ一致するように設定している。
【0084】
これにより、本発明の第2実施形態によるバックライト1において、発光ダイオード列31、32、33の全てあるいは、どれか2つを同時に点灯させた場合、導光板2の表面2aにおける各発光ダイオード列31、32、33からの光の照射範囲はほぼ等しくなっている。
【0085】
したがって、従来の車両用照明装置100の場合における導光体101の照射光に見られる色斑あるいは輝度斑、すなわち、各発光ダイオード131a、132aからの光の裏面101cにおける照射範囲Ka、Kbが異なるために発生する不具合、の発生を防止することができる。
【0086】
なお、以上説明した、本発明の第2実施形態によるバックライト1では、導光板2の端面2bにおいて、裏面2c側の発光ダイオード列である第3発光ダイオード列33を構成する発光ダイオード3Bから発せられる光の入射部分には、光学的処理を施していない、つまり光屈折手段である球面状の凹部を形成していないが、発光ダイオード3Bから発せられる光の入射部分にも球面状の凹部2h3(図示せず)を形成してもよい。この場合、凹部2h1、2h2、2h3の半径r1、r2、r3(図示せず)を、各発光ダイオード3R、3G、3Bからの光によるシボ面2e上の照射範囲が等しくなるように設定すれば、従来の車両用照明装置100の場合における導光体101の照射光に見られる色斑あるいは輝度斑の発生を防止することができる。
【0087】
また、以上説明した、本発明の第2実施形態によるバックライト1においては、導光板2の端面2bに設けられる光学的処理である光屈折手段として、球面状の凹部2h1、2h2を設けているが、これらの球面状の凹部2h1、2h2に替えて、端面2bの長手方向(図12の左右方向)に延びる円筒面状の凹部を設けてもよい。この場合も、第1発光ダイオード列31に対応する凹部の半径と、第2発光ダイオード列32に対応する凹部の半径とを適切に設定する、つまり、発光ダイオード3Rからの光および発光ダイオード3Gからの光によるシボ面2e上の照射範囲が、発光ダイオード3Bからの光によるシボ面2e上の照射範囲が等しくなるように設定することにより、前述の本発明の第2実施形態によるバックライト1の場合と同様の効果が得られる。
【0088】
図12には、本発明の第2実施形態によるバックライト1の変形例における断面図を示す。
【0089】
本発明の第2実施形態の変形例によるバックライト1においては、導光板2の端面2bに設けられる光学的処理である光屈折手段として、図13に示すように、端面2bの長手方向(図3の左右方向)に延びる傾斜面2f1、2f2を形成している。
【0090】
ここで、傾斜面2f1、2f2の傾斜角度α、βをそれぞれ適切に設定すれば、発光ダイオード3R、3Gから発せられた光による導光板2の裏面2cに設けられたシボ面2e上の照射範囲を、発光ダイオード3Bから発せられた光によるシボ面2e上の照射範囲である範囲Kとほぼ一致させることができる。
【0091】
したがって、本発明の第2実施形態によるバックライト1の場合と同様の効果を得る、すなわち、導光板2からの照射光における色斑あるいは輝度斑の発生を防止することができる。
【0092】
この場合、傾斜面2f1、2f2を端面2bの長手方向(図3の左右方向)に延びる平面状ではなく、同心上に配置される円錐面としてもよい。
【0093】
なお、以上説明した、本発明の第2実施形態、その変形例によるバックライト1においては、導光板2の端面2bに設けられる光学的処理として光屈折手段を設けているが、光屈折手段に替えて、光拡散反射手段、たとえばシボ面、網点印刷層等を形成してもよい。この場合、第1発光ダイオード列に対応するシボ面および第2発光ダイオード列に対応するシボ面の粗密仕様、あるいは第1発光ダイオード列に対応する網点印刷層および第2発光ダイオード列に対応する網点印刷層の粗密仕様を、発光ダイオード3R、3Gから発せられた光による導光板2の裏面2cに設けられたシボ面2e上の照射範囲が、発光ダイオード3Bから発せられた光によるシボ面2e上の照射範囲である範囲Kとほぼ一致するように設定すれば、本発明の第2実施形態によるバックライト1の場合と同様の効果を得ることができる。
【0094】
また、以上説明した、本発明の第2実施形態、その変形例によるバックライト1においては、各発光ダイオード列31、32、33をそれぞれ1種類の発光色の発光ダイオードにより構成しているが、各発光ダイオード列31、32、33をそれぞれ複数種類の発光色の発光ダイオードにより構成してもよい。たとえば、発光ダイオード列31、32、33の各々を、発光ダイオード3R、3G、3Bの混成構造としてもよい。
【0095】
また、以上説明した、本発明の第2実施形態、その変形例によるバックライト1では、第1発光ダイオード列31を発光ダイオード3Rから、第2発光ダイオード列32を発光ダイオード3Gから、第3発光ダイオード列33を発光ダイオード3Bから、それぞれ構成しているが、各発光ダイオード列31、32、33の少なくとも一つにおいて、構成する発光ダイオードを他の発光色の発光ダイオードに置換えてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるバックライト1の断面図であり、図2中のI−I線断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態によるバックライト1の側面図である。
【図3】本発明の第1実施形態によるバックライト1の変形例における部分側面図である。
【図4】図3中の、IV−IV線断面図である。
【図5】本発明の第1実施形態によるバックライト1の他の変形例における部分側面図である。
【図6】図5中の、VI−VI線断面図である。
【図7】本発明の第1実施形態によるバックライト1の他の変形例における部分側面図である。
【図8】図7中の、VIII−VIII線断面図である。
【図9】本発明の第1実施形態によるバックライト1の他の変形例における部分側面図である。
【図10】図9中の、X−X線断面図である。
【図11】本発明の第2実施形態によるバックライト1の断面図である。
【図12】本発明の第2実施形態によるバックライト1の変形例の断面図である。
【図13】従来の車両用照明装置100の断面図を示す。
【符号の説明】
1 バックライト(車両用照明装置)
2 導光体
2a 表面
2b 端面
2c 裏面
2d シボ面(光学的処理、光拡散反射手段)
2e シボ面(光拡散反射手段)
2f 傾斜面(光学的処理、光屈折手段)
2f1、2f2 傾斜面(光学的処理、光屈折手段)
2g 傾斜面(光学的処理、光屈折手段)
2h 凹部(光学的処理、光屈折手段)
2h1、2h2 凹部(光学的処理、光屈折手段)
2j
3B 発光ダイオード
3G 発光ダイオード
3R 発光ダイオード
3Y 発光ダイオード
31 第1発光ダイオード列(発光ダイオード列)
32 第2発光ダイオード列(発光ダイオード列)
33 第3発光ダイオード列(発光ダイオード列)
4 プリント基板
5 液晶パネル
100 車両用照明装置
101 導光体
101a 表面
101b 端面
101c 裏面
131、132 発光ダイオード列
131a、132a 発光ダイオード
K 範囲
r1 半径
r2 半径
r3 半径
α 傾斜角度
β 傾斜角度
θc 臨界角度
θ1 指向角度
θ2 指向角度
θ3 指向角度

Claims (6)

  1. 透明材質から略平板状に形成される導光体と、
    前記導光体の端面から前記導光体内に光を入射するように配置される複数の発光ダイオードと、
    前記導光体の裏面に形成される光拡散反射手段とを備え、
    前記導光体内を進行する前記発光ダイオードからの光を前記光拡散手段により拡散反射して前記導光体の表面から出射させる車両用照明装置であって、
    前記発光ダイオードは、前記端面の長手方向に沿って複数個配置されて発光ダイオード列を形成するとともに、前記発光ダイオード列が平行に複数列形成され、
    隣り合う2つの前記発光ダイオード列において、前記表面側の前記発光ダイオード列を構成する前記発光ダイオードが発する光の前記導光体内部における指向角度は、前記裏面側の前記発光ダイオード列を構成する前記発光ダイオードが発する光の前記導光体内部における指向角度よりも大きいことを特徴とする車両用照明装置。
  2. 前記端面の、前記表面側の1列の前記発光ダイオード列を構成する発光ダイオードからの光が入射する部分、または前記裏面側の1列を除く前記発光ダイオード列を構成する発光ダイオードからの光が入射する部分に、前記発光ダイオードが発する光の前記導光体内部における指向角度を制御するための光学的処理を施したことを特徴とする請求項1に記載の車両用照明装置。
  3. 前記端面の、すべての前記発光ダイオード列の発光ダイオードからの光が入射する部分に前記光学的処理を施したことを特徴とする請求項1に記載の車両用照明装置。
  4. 前記光学的処理は、光拡散反射手段を形成する処理であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の車両用照明装置。
  5. 前記光学的処理は、球面状あるいは円筒面状の凹面を形成する処理であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の車両用照明装置。
  6. 一つの前記発光ダイオード列は発光色が同じ発光ダイオードから構成され、且つ各前記発光ダイオード列の発光色は互いに異なることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の車両用照明装置。
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