JP2005004577A - 情報処理装置 - Google Patents

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憲一郎 中村
Hiroyuki Segawa
博之 勢川
Tetsukazu Kai
哲一 開
Yuichi Abe
友一 阿部
Shinya Ishii
進也 石井
Ryuichi Imaizumi
竜一 今泉
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Abstract

【課題】縦置きや横置きなど置き方を変更してもユーザ入力エラーのない3次元入力デバイスを有する改善された情報処理装置を提供する。
【解決手段】3次元入力デバイスとして磁気センサを用い、センサ有効領域を磁気センサを中心とする半球あるいは全球体領域として設定する構成とした。本構成により、情報処理装置を縦置きとした場合も横置きとした場合も、センサ有効領域を情報処理装置の前面全体に広がる領域として設定することが可能となる。従って、センシング不能領域を情報処理装置の前面に形成することがなくなり、情報処理装置の置き方を限定しないユーザの様々な利用形態に対応した情報処理装置が実現される。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置に関する。さらに詳細には、3次元センサを用いた入力部構成を持つ情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
情報処理技術や情報通信技術が高度に発達した現代においては、パーソナル・コンピュータや携帯情報端末を始めとする情報機器がオフィスや家庭内などの至るところで利用されている。
【0003】
このような情報処理装置において、データ入力部としては例えばキーボード、マウス、スイッチ、ボタンなどが多く利用されているが、最近では、ユーザの操作する入力デバイスを認識し、操作デバイスの3次元的な動きをとらえて3次元データを入力する構成が例えばゲーム機器の分野などで利用されている。
【0004】
具体的には、ユーザの操作デバイスを情報処理装置に備えたカメラで撮影し、カメラの撮影画像の解析により操作デバイスの3次元的な移動データを情報処理装置に対する入力データとする構成がある。
【0005】
例えば、図1に示すような、ディスプレイ101を持った情報処理装置102を縦置きにして、ユーザの操作する操作デバイス105の動きを情報処理装置102に備えたカメラ103の撮影画像の解析によって行うシステムがある。この構成において、操作デバイス105の動き情報を入力できる領域は、ある一定の領域に制限される。
【0006】
すなわち、図1に示すセンサ有効領域104のようにセンサのセンシング可能領域、すなわちこの構成においてはカメラの撮影可能領域が規定されることになる。ユーザがカメラ103の撮影可能領域として規定されるセンサ有効領域104において、操作デバイス105を3次元的に移動させることで、情報処理装置102に対する3次元データの入力が可能となる。ただし、センサ有効領域104以外の部分で、操作デバイス105を操作しても情報処理装置102に対するデータ入力は実行されない。
【0007】
同じシステムを横から見た状態を、図2に示す。センサ有効領域104は、図2に示すようにカメラ103の前方に立体的に設定される。ユーザがカメラ103の撮影可能領域として規定されるセンサ有効領域104で操作デバイス105を移動させることで、情報処理装置102に対するデータ入力が可能となる。
【0008】
一方で、図3に示すように情報処理装置122を横置きにして、ディスプレイ121と同一面に設置したタッチパネル等の2次元入力デバイス123を使い、例えばペン型の操作デバイス124を用いて操作入力を行うシステムもある。
【0009】
2次元入力デバイス123としては、タッチパネルやタブレットのようなデバイスが多く利用されていた。この時、2次元入力デバイス123の動きを認識できるセンサ有効領域は、2次元入力デバイス123の規定する平面領域となる。
【0010】
同じシステムを横から見た状態を、図4に示す。2次元入力デバイス123の動きを認識するセンサ有効領域131は、2次元入力デバイス123の規定する平面領域と一致する。
【0011】
図1の縦置きシステムで用いられる情報処理装置102を水平に置いて利用しようとすると、図5に示すように、図3に示した横置きシステムにおいてセンサ有効領域131として設定される領域では、ユーザの操作する操作デバイス124の動きを認識することができない。カメラ103の位置からは、ディスプレイ表面付近における2次元の操作情報がセンシングできないからである。
【0012】
一方で、図3を参照して説明した横置きシステムで用いられる情報処理装置を図6のように縦置きにして利用しようとすると、縦置きシステムでは有効となるセンサ有効領域104が、操作デバイスの動きを認識することができない領域となる。2次元入力デバイス123は、ディスプレイ表面付近にのみセンサ有効領域131を設定するからである。
【0013】
このように、情報処理装置は、利用する入力デバイスの種類によって、必然的に縦置き専用か横置き専用のいずれかになり、縦置き専用の筐体を横置きにしたり、逆に横置き専用の筐体を縦置きにして利用すると、ユーザの操作する操作デバイスによるデータ入力が確実に行われないという問題があった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、情報処理装置を縦置きにした場合も横置きにした場合にも、置き方にかかわらないセンサ有効領域を設定することで、ユーザの操作デバイスによる入力を可能とした情報処理装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の側面は、
情報入力部と、前記情報入力部からの入力情報に基づくデータ処理を実行する制御部と、前記制御部におけるデータ処理結果を出力する出力部とを備えた情報処理装置であり、
前記情報入力部は、
磁気センサによって構成され、少なくとも該情報入力部を中心とするほぼ半球領域のセンサ有効領域を有し、該センサ有効領域内において、ユーザの操作する操作デバイスの移動に基づく3次元データを検出し、該検出情報を前記制御部に出力する構成であることを特徴とする情報処理装置にある。
【0016】
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記情報入力部は、磁気センサによって構成され、該情報入力部を中心とするほぼ球体領域のセンサ有効領域を有することを特徴とする。
【0017】
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記情報入力部は、情報処理装置の前面パネル平面に並行に設置され、少なくとも前面パネル平面を断面としたほぼ半球領域のセンサ有効領域を有することを特徴とする。
【0018】
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記情報入力部は、情報処理装置の前面パネル平面に傾きをもって設置され、少なくとも前面パネル平面と非並行面を断面としたほぼ半球領域のセンサ有効領域を有することを特徴とする。
【0019】
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記情報入力部は、情報処理装置の縦置き状態において、情報処理装置の前面パネル平面が水平面からα度傾いた位置に設定される構成である場合、前面パネル平面からα/2度傾いた面を断面としたほぼ半球領域のセンサ有効領域を有することを特徴とする。
【0020】
【作用】
本発明の構成によれば、情報処理装置において、3次元入力デバイスとして磁気センサを用いる構成としたので、センサ有効領域を磁気センサを中心とする半球あるいは全球体領域として設定することが可能となり、情報処理装置を縦置きとした場合も横置きとした場合も、センサ有効領域を情報処理装置の前面全体に広がる領域として設定することが可能となる。従って、センシング不能領域を情報処理装置の前面に形成することがなくなり、情報処理装置の置き方を限定しないユーザの様々な利用形態に対応した情報処理装置が実現される。
【0021】
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。なお、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
【0023】
本発明の情報処理装置は、図7に示すように、情報処理装置201の情報入力部を構成する入力デバイスとして、3次元入力デバイス(センサ)202を利用する。具体的には、例えば3次元入力デバイス202としては磁気センサを利用する。
【0024】
磁気センサによって構成される3次元入力デバイス202は、ディスプレイ周囲のほぼ球体として形成される空間領域をセンサ有効領域203として設定する。
【0025】
ほぼ球体として形成される空間領域をセンサ有効領域203内のいずれにおいても、ユーザの操作する操作デバイス204の動きをセンシングすることが可能となる。
【0026】
このように、磁気センサ等の3次元入力デバイス202を利用することで、図8に示すように、情報処理装置を(a)縦置きとした場合も、(b)横置きとした場合も、3次元入力デバイス202を中心とした球体空間がセンサ有効領域203として設定されることになるので、従来のセンシングデバイスのように、センシング不能領域が情報処理装置の近傍に発生することがなくなり、情報処理装置の置き方を限定する必要がなくなる。
【0027】
なお、3次元入力デバイス202として利用可能な3次元磁気センサは、センシング範囲内にある物体の位置および向きを測定する。その原理について詳しくは例えば特開平6−221805等に記載されているが、概要は以下のようなものである。すなわち、互いに直交する3軸の送信コイルから発生する磁界の強さと向きを、互いに直行する3軸の受信コイルで検出し、演算処理によって送信コイルと受信コイルの相対位置と相対角度を求める。
【0028】
このとき、送信コイルから一定の距離となる球の内部であれば、受信コイルがいかなる方向にあっても磁界を検出することが可能であるが、実際には以下に述べる制限により、センシング範囲は半球状となる場合が多い。
【0029】
まず、図9を参照して1軸の送信コイルの周りに発生する磁界について説明する。半径aでN回巻きのコイルに、右ねじを回す方向に電流Iが流れるとき、アンペールの法則により、右ねじが進む方向に磁界H300が発生する。ここでコイルは、中心O301に下記式によって示される磁気モーメントMを持つ磁気双極子と見なすことができる。
【0030】
【数1】
Figure 2005004577
【0031】
この結果として生成される磁界Hの形状は図9に示すようなものになる。また、中心Oからベクトルrだけ変位した点Pでの磁位Φmは、下記式によって示される。
【0032】
【数2】
Figure 2005004577
【0033】
ただしθは、Mからrの方向への角(ラジアン)である。Oを原点とし、磁気モーメントMの方向を基準とする極座標をとると、点Pにおける磁界Hのr方向、θ方向の成分であるHr、Hθはそれぞれ下記式によって示される。
【0034】
【数3】
Figure 2005004577
【0035】
磁界Hは磁気双極子(磁気モーメント)Mの向きに関して回転対称であるから、図10に示すように、ある点P(θ)と、原点Oに関して対称な位置にある点P’(θ+π)について、以下の関係が成り立つ。
【0036】
【数4】
Figure 2005004577
【0037】
ここでは、中心Oから点Pへの向きを正とするので、結局のところ点Pと点P’では全く同じ磁界が観測される。すなわち、磁界の強さと向きから両者を区別することはできない。
【0038】
これまで2次元の図を用いて説明を行ったが、3次元の場合でも上に述べた性質は同様である。したがって、3軸の送受信コイルを用いた3次元磁気センサにおいては、図11に示すように、中心位置Oにある送信コイルを挟んで対象の位置にある受信コイルAと受信コイルA’、受信コイルBと受信コイルB’を区別することができない。これらを区別するために、高価な3次元磁気センサでは、更に別のセンサを組み合わせる等の方法がとられる。
【0039】
一方、センシング範囲を半球状に限定することで、安価な3次元磁気センサを実現する場合も多い。この場合、例えば図12に示すように、受信コイルBの位置は受信コイルB’として検出されることになる。したがって、受信コイルBの位置のように半球の境界付近では、受信コイルの僅かな位置の変動によって、BとB’を頻繁にジャンプするような不安定な挙動が起こる。そこで、実用上はなるべく半球の境界付近を使用しないような利用形態が望ましい。
【0040】
次に、3次元入力デバイスとして、磁気センサの中でも安価な半球磁気センサを利用した構成例について説明する。
【0041】
上述したように、半球磁気センサを利用した構成例を図13に示す。(a)縦置きの場合と(b)横置きの場合を示す。情報処理装置401には、半球磁気センサからなる入力デバイス(センサ)402が装着され、そのセンシング領域は、入力デバイス402の前方のほぼ半球状の領域として設定され、ここにセンサ有効領域410が設定される。
【0042】
このようなほぼ半球のセンシング範囲を持つ半球磁気センサは、全球のセンシング範囲を持つ全球磁気センサよりも一般に安価である。
【0043】
このような入力デバイス402、すなわち入力デバイス402の前方の半球状の領域をセンサ有効領域410とするデバイスを利用した場合であっても、図に示すように、(a)縦置き、(b)横置きの両方において、ユーザの操作する操作デバイスが情報処理装置401の前方近傍にある限りにおいて、操作デバイスの動きを検出することが可能となる。
【0044】
このように、安価な半球磁気センサを採用することで、情報処理装置のコストを下げることができる。
【0045】
縦置きとした場合のセンシング可能なセンサ有効領域410について、図14を参照して説明する。半球磁気センサからなる入力デバイス402を持つ情報処理装置401が縦置きとなっており、P軸に沿った平面に並行に置かれている場合、入力デバイス402を中心として、P軸に垂直なQ軸方向に広がる略半球領域がセンシング可能なセンサ有効領域410として設定される。
【0046】
横置きとした場合のセンシング可能なセンサ有効領域410について、図15を参照して説明する。半球磁気センサからなる入力デバイス402を持つ情報処理装置401が横置きとなっており、X軸に沿った平面に並行に置かれている場合、入力デバイス402を中心として、X軸に垂直なY軸方向に広がる半球領域がセンシング可能なセンサ有効領域410として設定される。
【0047】
上述した実施例では、半球磁気センサからなる入力デバイスを情報処理装置の前面に並行に設定した例を示したが、次に、半球磁気センサからなる入力デバイスを情報処理装置の前面に対し傾けて配置した実施例について説明する。
【0048】
半球磁気センサからなる入力デバイスを情報処理装置の前面に対し傾けて配置した構成例を図16に示す。図16(a)は、上述の実施例で説明した入力デバイスを情報処理装置の前面に並行に設定した例であり、図16(b)は入力デバイスを情報処理装置の前面に対し傾けて配置した構成例である。
【0049】
(a)の構成の場合、半球磁気センサからなる入力デバイス402を持つ情報処理装置401の前面を断面とした半球領域がセンシング可能なセンサ有効領域410として設定される。この場合、例えばテーブル上に情報処理装置401を置いて利用する場合には、図に示す下部領域421はユーザの操作する操作デバイスが移動する領域に含まれることはない。従って無駄なセンシング領域を下方向に広げてしまっていることになる。
【0050】
一方、図16(b)は、入力デバイスを情報処理装置の前面に対し傾けて配置した構成例であり、情報処理装置401の前面より上向きに半球磁気センサからなる入力デバイス402が設定されている。
【0051】
この図16(b)に示す構成の場合、入力デバイス402の向きを前方とした略半球領域がセンシング可能なセンサ有効領域410として設定される。この場合、情報処理装置より下方向のセンシング可能な下部領域422は、(a)の構成に比較して狭まり、上方のセンシング可能な領域が広がって形成されることになる。
【0052】
従って、ユーザの操作する操作デバイスは、情報処理装置401の上方領域において、(a)の場合よりも広いセンシング領域を利用した入力が可能となる。
【0053】
より具体的には、図17に示すように、情報処理装置401を縦置きにした時、情報処理装置401が水平からα度傾いている場合、入力デバイス402を情報処理装置401から更にβ度傾けて配置する。
【0054】
このときβ=α/2とする。このように入力デバイス402の角度を選ぶと、図17(a)縦置きと、図17(b)横置きの両方で、センシング可能範囲としてのセンサ有効領域410の中でも精度の高い中央部分を有効に利用できる。また、縦置きと横置きでセンシング範囲が対称になるため、入力情報の演算処理を共通化できるなど、システムの簡略化に役立つ。
【0055】
さらに、入力デバイス402を情報処理装置401の上部に設置する構成としてもよい。図18に示すように、情報処理装置401の上部に半球磁気センサからなる入力デバイス402を設置する。この構成の場合は、情報処理装置401の上部の入力デバイス402を中心とした略半球領域がセンシング可能なセンサ有効領域410として設定される。
【0056】
この構成の場合、情報処理装置401の上方の有効センシング領域をより大きく設定することが可能となる。
【0057】
情報処理装置の構成例を図19を参照して説明する。ユーザの操作する操作デバイスの3次元位置、移動情報は、情報入力部としての入力デバイス(センサ)501によって検出される。入力デバイス(センサ)501による検出情報は、必要に応じて、メモリ503に蓄積され、またデータ処理を実行する制御部であるCPU502によって実行中のアプリケーションに応じた操作コマンドに変換され、LCD等のディスプレイ等によって構成される出力部504において、入力情報に基づく処理データが表示される。
【0058】
以上、特定の実施例を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0059】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明の構成によれば、情報処理装置において、3次元入力デバイスとして磁気センサを用いる構成としたので、センサ有効領域を磁気センサを中心とする半球あるいは全球体領域として設定することが可能となり、情報処理装置を縦置きとした場合も横置きとした場合も、センサ有効領域を情報処理装置の前面全体に広がる領域として設定することが可能となる。従って、センシング不能領域を情報処理装置の前面に形成することがなくなり、情報処理装置の置き方を限定しないユーザの様々な利用形態に対応した情報処理装置が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の情報処理装置のセンサを用いた3次元情報入力構成について説明する図である。
【図2】従来の情報処理装置のセンサを用いた3次元情報入力構成におけるセンシング領域について説明する図である。
【図3】従来の情報処理装置の2次元平面情報入力構成について説明する図である。
【図4】従来の情報処理装置の2次元平面情報入力構成におけるセンシング領域について説明する図である。
【図5】従来の情報処理装置のセンシング領域の欠点について説明する図である。
【図6】従来の情報処理装置のセンシング領域の欠点について説明する図である。
【図7】本発明の情報処理装置のセンサを用いた3次元情報入力構成について説明する図である。
【図8】本発明の情報処理装置のセンサを用いた3次元情報入力構成におけるセンシング領域について説明する図である。
【図9】磁気センサの3次元情報検出理論について説明する図である。
【図10】磁気センサの3次元情報検出理論について説明する図である。
【図11】磁気センサの3次元情報検出理論について説明する図である。
【図12】磁気センサの3次元情報検出理論について説明する図である。
【図13】本発明の情報処理装置の半球磁気センサを用いた3次元情報入力構成について説明する図である。
【図14】本発明の情報処理装置の半球磁気センサを用いた3次元情報入力構成におけるセンシング領域について説明する図である。
【図15】本発明の情報処理装置の半球磁気センサを用いた3次元情報入力構成におけるセンシング領域について説明する図である。
【図16】本発明の情報処理装置の傾きを持つ半球磁気センサを用いた3次元情報入力構成について説明する図である。
【図17】本発明の情報処理装置の傾きを持つ半球磁気センサを用いた3次元情報入力構成におけるセンシング領域について説明する図である。
【図18】本発明の情報処理装置の上部に半球磁気センサを形成した構成について説明する図である。
【図19】本発明の情報処理装置の構成について説明する図である。
【符号の説明】
101 ディスプレイ
102 情報処理装置
103 カメラ
104 センサ有効領域
105 操作デバイス
121 ディスプレイ
122 情報処理装置
123 2次元入力デバイス
124 操作デバイス
131 センサ有効領域
201 情報処理装置
202 3次元入力デバイス
203 センサ有効領域
204 操作デバイス
300 磁界H
301 中心O
401 情報処理装置
402 入力デバイス
410 センサ有効領域
421,422 下部領域
501 入力デバイス(センサ)
502 CPU
503 メモリ
504 出力部

Claims (5)

  1. 情報入力部と、前記情報入力部からの入力情報に基づくデータ処理を実行する制御部と、前記制御部におけるデータ処理結果を出力する出力部とを備えた情報処理装置であり、
    前記情報入力部は、
    磁気センサによって構成され、少なくとも該情報入力部を中心とするほぼ半球領域のセンサ有効領域を有し、該センサ有効領域内において、ユーザの操作する操作デバイスの移動に基づく3次元データを検出し、該検出情報を前記制御部に出力する構成であることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記情報入力部は、
    磁気センサによって構成され、該情報入力部を中心とするほぼ球体領域のセンサ有効領域を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報入力部は、
    情報処理装置の前面パネル平面に並行に設置され、少なくとも前面パネル平面を断面としたほぼ半球領域のセンサ有効領域を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報入力部は、
    情報処理装置の前面パネル平面に傾きをもって設置され、少なくとも前面パネル平面と非並行面を断面としたほぼ半球領域のセンサ有効領域を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記情報入力部は、
    情報処理装置の縦置き状態において、情報処理装置の前面パネル平面が水平面からα度傾いた位置に設定される構成である場合、前面パネル平面からα/2度傾いた面を断面としたほぼ半球領域のセンサ有効領域を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
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