JP2004538126A - 改良された流量測定手段を備えた多成分発泡体供給器 - Google Patents
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Abstract
Description
発明の背景
本発明は概略的にポリウレタン発泡体分野で用いられる混合/供給装置に関し、より詳細には、供給器(dispenser)を通る各発泡体成分の流れを所定比率(on ratio)で計量する新規な手段に関する。
【0002】
建築業界においてウレタン発泡体を用いることは一般的である。ウレタン発泡体は、接着剤、断熱材、屋根葺き材などとして用いられる。これらの用途において用いられるウレタン発泡体の殆どは、一方は”A”成分すなわちイソシアン化物成分および他方は”B”成分すなわち樹脂成分という2つの個別成分の反応生成物である。これらの成分は相互に混合され、典型的に膨張性発泡体を形成する。
【0003】
操作時にAおよびB成分の夫々の容器は供給ガンと組合せて用いられ、このガンにおいてAおよびB成分の各々の流れが該ガンを通り混合/放出ノズル内へと通過するときに、これらの流れは制御される。本発明の譲受人に対して1996年6月25日に発行された米国特許第5,529,245号および1999年8月31日に発行された米国特許第5,944,259号は、発泡体成分供給ガンの2つの構造を記述している。
【0004】
斯かる構造の各々において上記ガンは本体部分を有し、該本体部分は後端部分にて、発泡体成分の補給容器に接続可能な2つの取入口を受容して該取入口を収容する。上記ガン本体はまた、その前端部にて混合/放出ノズルも含んでいる。上記ガン本体内には回転可能なスプール弁が回転可能に取付けられ、該スプール弁はその本体部分に、上記各取入口と上記混合/放出ノズルとの間に2つの通路を提供する2つの通路が形成されている。この弁は、上記ガンのトリガが該ガンのハンドルに向けて移動されたときに回転される。
【0005】
この回転により上記2つの弁通路は、上記混合/放出ノズルと取入口との両方に形成された通路と整列される。これらの公知の供給ガンにおける全ての通路は、断面が円形である。上記ノズルを通して放出される発泡体成分の計量は、上記トリガを徐々に押圧してハンドルに向けて移動することで行われる。この行為は適切な結果をもたらすが、ニードル弁を用いれば実現され得るであろう発泡体成分の低流量の供給を実現することは依然として困難である。
【0006】
低流量条件にて発泡体を正確に計量して供給する発泡体供給器を提供すべく、当業界においては流量を制御するニードル弁が利用される。典型的なニードル弁においてはニードルとボアとの間に形成される環状通路のサイズを調節すべく、ボア内にニードルが保持されると共に該ニードルは移動可能なステム取付け機構により上記通路から外方移動される。
【0007】
ニードル弁は、単一本の液体流もしくは気体流を制御する上では良好に機能する。しかし、2つの液体流/気体流間の厳密な比率が得られる様にこれらの2つの流れに対して2つのニードル弁の調節を組み合わせることは困難である。その様にする為には夫々の流れが、一貫した変化割合を以て且つ各弁の同様の開閉度合いにて同時に起動されねばならない。而して特にイソシアン化物成分などの発泡体成分の粘性的で高度に反応的な性質によればニードルはそのボア内に貼り付くことが多いので、ニードルの分解および洗浄および/または交換あるいは供給器全体の交換さえも頻繁に必要とされる。また、必要な比率を実現すべく一方のニードルの運動が他方のニードルの同様の運動を引き起こす如き様式で、ニードル弁の2本のニードルを相互に関連付けることも困難である。
【0008】
同様に、ニードル弁を用いる発泡体供給器においては”リード/ラグ(lead lag)”の現象も認められている。この現象は2本のニードルの一方が他方に先駆けてまたは遅れて着座解除される場合に低流量条件にて生ずるものであり、該現象によれば、一方の流れ成分の量が、他方の流れ成分の所望量と組み合わされるべき所望量に一致しないという”比率外(off−ratio)”状況が引き起こされる。故に2つの反応性発泡体成分の所望比率は満足されないので、2つの反応性成分が完全には結合しないという比率外の発泡体に帰着する。このリード/ラグはまた、各発泡体成分の粘度ならびに流れの割合および速度によっても影響される。このことは上記の如く、各ニードルの正確な着座および着座解除が行われる如く2本のニードルを相互に効率的に関連付けられないが故に引き起こされる。
【0009】
故に本発明は、上述の不都合を克服すべく改良された流量測定アセンブリを備えた供給装置に関する。
【0010】
発明の概要
故に本発明の概略的目的は、低流量条件にてニードル弁を用いて得られるのに匹敵すべく正確に発泡体を供給する発泡体成分供給ガンを提供するに在る。
【0011】
本発明の別の目的は、当該供給ガンに回転可能に取付けられたスプール弁を用いると共に、ガン本体は、低流量にて特にポリウレタン発泡体成分である流体成分を正確に計量すべく水平配向にて整列され乍らも非類似である一対の流路を含むべく改良された供給ガンを提供するに在る。
【0012】
本発明の更に別の目的は、典型的には反応性のポリウレタン発泡体成分である別個の2つの流体流を供給する流体供給装置であって当該装置は2つの流体の比率を制御する幾何形状通路手段を利用するという流体供給装置を提供するに在る。
【0013】
本発明の更に別の目的は、スプール弁が内部に回転可能に取付けられた本体部分を有する多重流体成分供給器であって、上記スプール弁は該スプール弁に対する流体成分の通過の為に該スプール弁内に形成された一対の円筒状通路を有し、ガン本体は該ガン本体に形成されて上記スプール弁の近傍の各着座部にて夫々終端する一対の取入通路を有し、上記各着座部は2つの取入接続部と整列されることから上記スプール弁が回転されると上記各スプール弁通路は供給器本体の各着座部と夫々整列かつ連通され、供給器本体の各着座部は円筒状のスプール弁通路とは異なる形状を有し、この異なる形状により低流量条件にて更に制限された通路体積が提供されることで発泡体成分は更に効率的に計量される、という多重流体成分供給器を提供するに在る。
【0014】
本発明の更なる目的は、現在において利用可能であるよりも更に正確な低流量計量機能を備えた発泡体供給ガンであって、該ガンは一対の非円形断面の発泡体成分用着座部が形成された本体部分を有し、該ガン本体は更に一対の円形断面通路を含むスプール弁であって該ガン本体内に回転可能に取付けられたスプール弁を有し、上記非円形断面通路は、上記供給器着座部とスプール弁通路との間の境界面に形成される交差領域であって発泡体成分が通過し得る交差領域の断面積を増加すべく基底線へと広がる狭幅の前縁部を備えた輪郭を有する、という発泡体供給ガンを提供するに在る。
【0015】
本発明の更なる目的は、スプール弁が回転可能に取付けられた本体部分と、上記スプール弁に係合して上記供給器本体部分内で上記スプール弁を回転するトリガとを有すべく改良された発泡体供給器であって、上記スプール弁には2つの別個の発泡体成分流路が形成され、上記供給器本体部分は上記スプール弁通路と合致係合すべく上記供給器本体に形成された一対の取入通路を有すべく改良された発泡体供給器において、上記供給器本体取入通路は非円形断面にて形成され、斯かる取入通路断面の各々は広幅の基礎部分へと広がる狭幅の初期絞り部を有し、上記着座部の初期絞り部は上記スプール弁の回転方向と対向する方向に配向されることから上記着座部の狭幅絞り部は当該供給器の低流量位置にてまず上記スプール弁通路と交差かつ連通することを改良点とする発泡体供給器を提供するに在る。
【0016】
本発明はこれらのおよび他の目的を、独特で新規な構造により達成する。この点に関し且つ本発明のひとつの主要見地においては本発明の一実施例により例証される如く、流体供給装置は円筒状本体部分を備えたガン形状を取り得る。上記本体部分内には一対の取入接続部が設定されると共に、該取入接続部には、2つの別体の発泡体成分の補給源を上記供給装置に接続する手段を提供する開口が形成される。上記供給装置はまた、上記本体部分に着脱自在に係合する混合/放出ノズルも有し得る。該ノズルは、上記本体部分内に受容される2つの取入口も有する。上記本体部分内に形成されたキャビティ内にはスプール弁が回転可能に取付けられ、該スプール弁は上記ノズル取入口と上記取入接続部に通ずる取入口との間に介設される。上記スプール弁には発泡体成分用の一対の円筒状内部流路が形成される一方、上記本体部分の着座部には、上記取入接続部から上記スプール弁が回転する上記キャビティまで通ずる2本の対応通路が形成される。上記本体部分の上記着座部における上記通路の断面と異なる断面が上記スプール弁通路に形成される如き幾何学形状が利用される。
【0017】
本発明の別の主要見地において、上記着座部通路の断面は非円形断面を有すると共に、好適には三角形もしくは台形などの多角形状を取る。これらの多角形は、少なくとも2個の内側角隅部を有すると共に、上記スプール弁の回転方向と同一方向において上記通路の前縁部から共通基底線へと増大する断面積を有する。この関係により、上記スプール弁通路は先ず上記着座部の狭幅部分にて該着座部と交差することで、低流量条件にて必要な制御を与える。上記スプール弁通路および着座部通路の両者は、上記供給器座部およびスプール弁の各軸心に沿い相互に整列される。この様にして、上記2つの通路の交差領域により画成される開放領域は同一のままであると共に両通路に対するのと同一の段増的様式で増大する。
【0018】
上記供給器座部通路の断面は、広幅部分へと通ずる狭幅部分を有する三角形、台形などの多角形状を取る。これらの形状は全て、当該断面の形状を少なくとも部分的に画成する少なくとも2個の内側角隅部を含む。上記各対の通路のサイズは等しいので、各流体成分通路に対して該通路の交差領域の変化の割合は同一であることから、上記供給装置の起動トリガの全ての運動範囲に亙りシステム全体が所定比率(on ratio)に維持される。
【0019】
本発明のこれらのおよび他の目的、特徴および利点は以下の詳細な説明を考慮すれば明確に理解されよう。
【0020】
好適実施例の詳細な説明
図1は、別個の2つの発泡体成分から形成される発泡体を供給すべく用いられる携帯型供給器20を概略的に示している。この供給器20の構造は、その全てが本発明の譲受人に譲渡されると共に、1987年6月20日に発行された米国特許第4,676,437号、1996年6月25日に発行された米国特許第5,529,245号および1999年8月31日に発行された米国特許第5,944,259号に記述されている。
【0021】
供給器20は、自身から垂下されたハンドル22を備える本体部分21を有する。本体部分21における各凹所内には、AおよびB発泡体成分の補給源を含む別体の補給容器25に夫々通ずる2本のホース24に対する接続部を提供すべく一対の取入継手23が保持される。供給器本体部分21の前端26は、交換可能供給ノズル27を保持する凹所を有する。供給器本体部分21に対しては起動用トリガ28が運動可能に取付けられ、該トリガはハンドル22に向けて移動可能である。ハンドル22に向けてトリガ28を移動すると、供給器本体部分21のキャビティ内で回転すべく取付けられたスプール弁29内に形成された(不図示の)一対の通路は、供給器本体部分21に形成された同様の通路であって各取入継手23へと通ずる通路と夫々整列される。先行技術においてスプール弁29および供給器本体部分21の両者における各通路の断面は円形である。スプール弁29がトリガ28の付勢により図1における矢印Sにより示された反時計方向に回転されたとき、その頂部は先ず供給器本体部分21における円形通路の下側部分と交差して楕円形断面を形成する。この楕円のサイズは、上記の2つの円形通路が相互に完全に整列されて相互に合致係合するまで、大きくなる。
【0022】
これらの2つの通路の初期交差領域は、低流量条件にて発泡体成分を供給すべく用いられる。しかし、膨張性発泡体の小径の滴状体(bead)を滴下すべく少量の発泡体成分を正確に計量するのは困難である。斯かる小寸滴状体は、ニードル弁が用いられたときには正確に供給され得る。しかしニードル弁は定常的に洗浄されねばならない、と言うのも、混合発泡体がそれを通過すると共に、ニードル弁は示された供給器20のスプール弁機構40よりも相当に高価だからである。上述された如く各ニードル弁は、低流量にて発泡体成分比率を導くべく低流量条件で正確に調節するのは困難である。上記の不都合なリード/ラグ現象は、一方のニードルの運動が他方のニードルよりも進みもしくは遅れたときに生ずる。作用においては概略的に効率的であるが、これらの2つの通路の円形断面は、低流量にて上記供給器を通る発泡体成分の量を効率的に制御すべく十分に小さな面積を有さないことが見出された。
【0023】
故に本発明は、図1に示された形式の供給器において発泡体成分の流れを計量すべく改良された手段に関している。
【0024】
次に図2を参照すると、本発明の原理に従い構築された供給装置20は、断面で示される。この実施例の供給装置20は、ユーザの手により容易に把持され得る該供給装置の箇所を提供すべく当該本体部分21から垂下されたハンドル22を備えた本体部分21を有するガンの形態を取り得る。本体部分21に対してはトリガ部材28が回転可能に取付けられと共に、該トリガ部材はトリガ22に対して円弧状に接近かつ離間すべく移動し得る。この移動は往復移動として特徴付けられ得る、と言うのも、ユーザは片手でハンドル22およびトリガ28の両者を把持すると共にトリガ28を握り込むことで該トリガをハンドル22に向けて円弧状に変位させ得るからである。ハンドル21とトリガ28との間にはトーション・スプリング30が配備かつ配設されて、トリガ把持移動に対する抵抗手段を提供するだけでなく、図1および図2に示された最外側位置へとトリガ28を戻す戻し力を付与する付勢機構も提供し、該スプリング30はハンドル22およびトリガ28の内部の各着座部31内に保持される。
【0025】
トリガ28は、当該部材32の一端にて該トリガ28と一体的に形成されたヨークもしくは他のY形状部材32により上記供給装置の本体部分21に回転可能に取付けられる。この取付けは、本体部分21内に形成された対応円筒状の凹所すなわち着座部41内に受容されたスプール弁40により行われる。この着座部41は好適には、供給器20の長手軸心を横切る方向において本体部分21を完全に貫通延在する。
【0026】
スプール弁40自体は、図3に示される。該弁は、当該本体部分43の各端部44から夫々外方に突出する一対の端部タブ45が形成された円筒状の本体部分43を有する。これらの端部タブ45はプレート形状的であることから、ヨーク32の各アームに夫々形成された一対のスロット33内に好適に嵌合し得る。端部タブ45は、スプール弁40に対してトリガ28を信頼性高く固定する手段を提供すべく配設された孔46を含み得る。図1および図2に示された如く、この固定はネジ47もしくは他の適切な留め具により行われ得る。
【0027】
上述の各特許に記述された如くスプール弁40は更に、本体部分21内の所定位置に該スプール弁40を保持するシールを本体部分凹所41内に提供すべく且つ該スプール弁を通過する発泡体成分が凹所41の各側部から出射するのを防止すべく、O−リングもしくは他の任意のシール部材を受容する一連のチャネル47を該スプール弁の本体部分に含み得る。
【0028】
供給器20を通る発泡体成分の経路を提供すべくスプール弁40は好適には、各O−リング溝すなわち各チャネル47間に位置する本体部分43の中実部分に形成された一対の流路48を有する。この中実部分は、上記供給器本体部分の着座部に対してシールを行う弁本体として作用する。これらの流路48は端部タブ45に関して固定されることから、トリガ28が供給器ハンドル22に対して前後に接近離間移動するときに移動される。この移動は、トリガ28が把持されたときにユーザにより選択的に制御される。またこの移動は、本体部分21に形成された取入通路50に対してスプール弁流路48を整列かつ連通させることが企図される。
【0029】
上述の如く供給器20は一対の取入接続部23を含み、その各々は自身を貫通延在する中空内部通路36を有する。これらの取入接続部は、供給器本体部分21に形成された一対の対応ボア37内に夫々受容される。供給器本体部分21内には、ボア37から上記着座部に亙り延在する取入通路50であってスプール弁40を受容する着座部凹所41と連通する取入通路50も形成される。このことは、本体部分取入通路50と整列かつ合致係合されたスプール弁流路48を示す図4に最適に示される。その様に合致係合されたとき、供給器本体部分21およびスプール弁40を通して流路が協働的に画成される。この流路は、スプール弁用凹所41の前方もしくは下流において供給器本体部分21に形成された一対の出射通路38により延長される。これらの出射通路38は、混合/放出ノズル27(図1)の後部に形成されて対応する(不図示の)対向開口により係合される突出部39として形成され得る。故に、トリガ22を移動するとスプール弁流路48は2種類の通路38および50に連通されることは理解される。
【0030】
上述の如く当該供給器の全体に亙り円形断面を有する通路を用いるという公知の供給器は、発泡体の小寸滴状体の滴下をユーザが所望するときに低流量条件にて発泡体成分を供給する上で効率的に計量を行わない。本発明はこの問題に対する解決策を提供すると共に、本体部分およびスプール弁の発泡体通路50、48を異なる様に作成することでこれを行う。この”異なる”とは、各通路の断面を指している。本発明はひとつの代表的実施例において、円形もしくは円筒状のスプール弁流路48であって穿孔などにより容易に形成され得るスプール弁流路48と、非円形である供給器本体部分取入通路50とを利用する。第1好適実施例において且つ図5に示された如く、これらの通路50は概略的に三角形断面を有すると共に、斯かる通路50の各々は基礎部分53へと広がる初期頂点部分52を有する。上記三角形断面は、該断面の各辺が交わる箇所にて複数の内側角隅部54を有する。
【0031】
上記非円形断面は、供給器本体部分21の射出成形の間において該供給器本体部分に非常に容易に形成される。斯かる断面はスプール弁本体部分43にも形成され得るが、斯かる形成はスエージ加工(swaging)、冷間成形もしくはEDM(放電加工)により行われねばならず、それらは全て簡素な穿孔よりも高価で複雑である。
【0032】
ユーザが低流量条件にて発泡体の小寸滴状体の滴下を望む場合、ユーザは段増的様式にてトリガ28を握り込むことから2つの流路38、50は図7Aに示された如くまさに初期整列接触を行う。スプール弁40は反時計方向に回転することから、スプール弁流路38の頂縁部”C”は本体部分取入通路50の下縁部”D”の近傍となり該下縁部と連通する。斯かる初期連通は、図7Aに断面で示されると共に図8において7Aにより重ね合わせで示される。図5および図8においては、三角形断面によれば取入通路38の面積は図5および図7A乃至図7Cにおいて矢印Rにより示されたスプール弁40の回転方向において増加することが理解され得る。
【0033】
スプール弁流路38の断面とは異なる断面を取入通路50に対して用いると、発泡体成分が通過すべく利用可能な交差領域にて利用可能な面積を相当に減少することで、低流量条件における供給器20の発泡体計量機能が改善される。図5、図8Aおよび図8Bに示された三角形断面が用いられた場合、初期流量は上記の2つの通路、特に上記三角形の尖端の交差領域により制御される。上記トリガが更に押圧されてスプール弁40が回転することでスプール弁流路50が本体部分取入通路38と一致もしくは整列されるにつれて、上記スプール弁流路の円形の面積と交差する上記三角形の取入通路の面積は増大することで流量が増大される。上記トリガを更に押圧する結果、スプール弁流路38の円形断面(もしくはオリフィス)と本体部分取入通路50の完全な三角形断面とは完全に整合する。
【0034】
尚、所望の流量特性は三角形50の基底線53を変更することで上昇され得るのを銘記することが重要である。基底線53を増大すれば、更に大きな流速に対処し得る。三角形オリフィス50は、供給器20の本体部分21に成形され得る。三角形状が用いられる場合に上記2種類のオリフィス間で生ずる関係は図8Aに概略的に示されており、この場合に三角形オリフィス50は実線で示され且つスプール弁流路38の円形オリフィスの移動は破線で示される。図7A乃至図7Cにて断面で示された各位置に略々対応する破線円形は、図8において”7A”、”7B”および”7C”と表示されている。
【0035】
図9は、前述の三角形と同様に有用と確信される別の適切な断面および形態を示している。図9において取入通路50’は、2つの非平行辺により接続された2つの平行辺を有する台形として形成される。この場合に上記断面は、少なくとも4つの内側角隅部54’を有する多角形であって、その狭幅の前縁部52’から基底線53’における最広幅点まで増大する幅(故に面積)を有する多角形である。上記内側角隅部は、点にて終端する鋭角的角隅部または僅かに鈍角のもしくは丸形の輪郭を有する非鋭角的角隅部とされ得ることは理解される。
【0036】
図10は別実施例を示しており、取入通路オリフィス50”は、当該六辺多角形の基底線部分53”よりも狭幅な前縁部52”を同様に備えた六辺多角形である。同様に図11は更なる別実施例を示しており、この場合に取入通路オリフィス150は、前縁部152における頂点151と、オリフィス150の基底線153に向けて延在するにつれて部分的に増大する幅とを有する五辺多角形である。
【0037】
図12は、供給器本体部分21に形成されると共に本体部分のスプール弁受容凹所41へと開口する台形もしくは”パイ形状”のオリフィス50’に対するスプール弁流路の円形オリフィスの連続的交差領域を示している。オリフィス50’は、該オリフィスの頂点として作用する狭幅前縁部100を有する。この前縁部100は、該オリフィス前縁部100から該前縁部100の幅よりも大きな幅を有するオリフィス基底線102へと移動する上記スプール弁の円形流路38により交差されるオリフィス50’の初期幅を画成する。上記スプール弁およびその対応流路38が上記凹所内で回転されるにつれ、上記オリフィスの2つの側壁101は前縁部100から基底線102へと所定角度で且つ外側角度にて延在する。上記スプール弁通路は段増的に移動され、取入本体部分オリフィス50’と交差される。図12は、スプール弁通路と取入通路との交差領域の面積における段階的増加を示している。適切な結果は、約2.18mm(0.086インチ)の距離により分離された約0.25mm(0.010インチ)の前縁部および約1.60mm(0.063インチ)の基底線を有するオリフィスにより得られた。斯かる寸法は、取入通路の約0.003インチの全体面積を与える。
【0038】
上記オリフィスの狭幅前縁部によれば低流量条件にて良好な計量機能が与えられる一方、上記オリフィスの広幅基底線によればスプール弁の流路の円形オリフィスが取入通路50に完全に重なったときに最大の流量および出力が与えられる。
【0039】
図8Bに示された如く、スプール弁通路オリフィスに対して三角形断面38’を用いることで同様の結果が実現され得る。しかしこの場合には供給器のコストが増大する、と言うのも斯かる断面は単純に穿孔されるのではなく、たとえばスエージ加工、冷間成形されるべきだからである。
【0040】
図13乃至図16は、異なる断面流路と、他方の通路に対して一方の通路を段増的に進行させて得られる増加断面とを概略的に示している。図13において各通路は、”A”における約0.64平方ミリメートル(0.001平方インチ)から”D”における約2.06平方ミリメートル(0.0032平方インチ)までの面積に帰着する円形および三角形である。
【0041】
図14において両通路は、2つの通路がまさに最初に交差するときに”A”で示される約0.06平方ミリメートル(0.0001平方インチ)から2つの通路が相互に完全に交差する場合の”D”における約1.48平方ミリメートル(0.0023平方インチ)の面積を生成する台形通路である。
【0042】
図15において、一方の通路は円形であるが他方は矩形である。この組み合わせによれば、”A”における約0.12平方ミリメートル(0.0002平方インチ)の初期面積から、2つの通路が完全に交差する”D”における約1.54平方ミリメートル(0.0024平方インチ)までが生成される。
【0043】
最後に図16は、”A”における約0.06平方ミリメートル(0.0001平方インチ)の初期交差領域から”D”における完全交差領域における約1.16平方ミリメートル(0.0018平方インチ)までを生成する円形通路および”角笛(horn)”状通路の使用を示している。図16の”D”に示された角笛状通路を使用すると、他の実施例で生ずる線形増大とは対照的に、流量増大の割合は非線形様式で拡大するものと計算され得る。
【0044】
更に、他の実施例において示された如く夫々の共通基準線の整列とは対照的に、図17に示された如く非類似の材料同士の流速の調節を許容すべく2つの異なる通路形状は供給器本体の着座部において基準線”DL”からオフセットして形成され得る。
【0045】
上記の詳細な説明は上記装置により供給される流体として2つの反応性発泡体成分の使用に関して与えられたが、本発明は他の流体用途において利用され得ると共にスプール弁の配向は水平以外とされ得ることは理解される。
【0046】
本発明の好適実施例が示され且つ記述されたが、当業者であれば、有効範囲が添付の各請求項により定義される発明の精神から逸脱せずに発明の変更および改変が為され得ることは明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】
各発泡体成分を混合すると共に混合された成分を発泡体として供給すべく用いられる公知の供給ガンの斜視図である。
【図2】
本発明の原理を取入れた携帯型供給器の断面図である。
【図3】
図2の供給器で用いられる回転可能スプール弁の斜視図である。
【図4】
上記スプール弁が所定位置とされると共に供給器トリガが位置Aから位置Bへと移動した後における各発泡体成分通路の整列および合致係合を示す図2の供給器の本体部分の断面図である。
【図5】
概略的に図4の5−5線に沿う供給器本体部分の概略的断面図である。
【図6】
閉成位置および合致係合位置におけるスプール弁流路と供給器本体部分の取入通路とを示す図2の供給器の詳細拡大断面図である。
【図7A】
スプール弁流路と供給器本体取入通路との間の初期合致係合位置におけるこれらの通路間の境界面を示す詳細拡大断面図である。
【図7B】
図7Aと同一の図であるが、スプール弁は反時計方向に段増的に回転されることで供給器本体取入通路と合致係合するスプール弁流路の面積量を増加している。
【図7C】
図7Bと同一の図であるが、スプール弁は反時計方向に更に段増的に回転されている。
【図8A】
図7A乃至図7Cに示された各位置に概略的に対応する(破線で示された)スプール弁取入通路および(実線で示された)供給器本体部分取入通路の順次的交差領域を示す概略図である。
【図8B】
図8Aと同様の概略図であるが、2つの三角形オリフィスの使用および交差領域を示している。
【図9】
供給器本体取入通路の別の形態を示す供給器本体部分の概略的断面図である。
【図10】
供給器本体取入通路の別の形態を示す供給器本体部分の概略的断面図である。
【図11】
供給器本体取入通路の別の形態を示す供給器本体部分の概略的断面図である。
【図12】
取入通路に対するスプール弁流路の段増的進行を重ね合わせて示す別の概略図である。
【図13】
本発明により用いられる断面の異なる2つの通路の代替的配置の概略図であり、2つの通路およびそれらの漸進的交差領域を示している。
【図14】
本発明により用いられる断面の異なる2つの通路の別の代替的配置の概略図であり、2つの通路およびそれらの漸進的交差領域を示している。
【図15】
本発明により用いられる断面の異なる2つの通路の第3の代替的配置の概略図であり、2つの通路およびそれらの漸進的交差領域を示している。
【図16】
本発明により用いられる断面の異なる2つの通路の第4の代替的配置の概略図であり、2つの通路およびそれらの漸進的交差領域を示している。
【図17】
流路のオフセット配置を示す上記供給器本体部分の着座部の概略図である。
Claims (31)
- 発泡体補給源から2成分発泡体を選択的に供給する供給装置であって、
当該装置は本体部分と該本体部分に運動可能に取付けられたトリガとを含み、
上記本体部分は、第1および第2発泡体成分の補給源に取付けられた一対の発泡体成分補給ホースに夫々接続された一対の取入接続部を有し、
上記各取入接続部は上記供給器本体部分に形成された各取入通路と夫々連通し、
上記本体部分は、上記本体部分取入通路と当該供給装置に配設される混合ノズルとの間に介設されるべく該本体部分の着座部内に回転可能に取付けられたスプール弁を有し、
上記スプール弁は自身に形成された一対の流路を有すると共に該スプール弁通路を上記本体部分取入通路と整列すべく操作者により操作され得る、供給装置において、
上記本体部分取入通路は上記スプール弁流路の断面とは異なる断面を有することから成る供給装置。 - 前記スプール弁通路は断面が円形であり且つ前記本体部分取入通路は断面が略々三角形である、請求項1記載の供給装置。
- 前記スプール弁通路の各々は概略的に円形断面を有し、且つ、前記本体部分取入通路の各々は複数の内側角隅部が形成された多角形断面を有する、請求項1記載の供給装置。
- 前記供給器本体部分取入通路の断面は3個の内側角隅部を含む、請求項3記載の供給装置。
- 前記供給器本体部分取入通路の断面は少なくとも4個の内側角隅部を含む、請求項3記載の供給装置。
- 前記スプール弁流路は断面が概略的に円形であり且つ前記供給器本体部分取入通路は断面が概略的に台形である、請求項1記載の供給装置。
- 前記供給器本体部分取入通路の各々は、該通路の面積が頂点部分から基部まで増大する如く頂点部分に対向して配設された基部を有する、請求項6記載の供給装置。
- 前記供給器本体部分取入通路の各々は約0.030インチの面積を有する、請求項1記載の供給装置。
- 前記供給器本体取入通路の各々は該取入通路の初期幅を画成する狭幅前縁部を有し、上記初期幅は上記通路の対応長さに沿い上記通路の基底線まで増大する、請求項1記載の供給装置。
- 前記スプール弁は金属で形成され且つ前記供給器本体部分はプラスチックで形成される、請求項1記載の供給装置。
- 前記供給器本体部分は射出成形される、請求項10記載の供給装置。
- 前記スプール弁通路は断面が概略的に円形であり且つ前記本体部分取入通路は概略的に矩形である、請求項1記載の供給装置。
- 前記スプール弁通路は断面が概略的に円形であり且つ前記本体部分取入通路は広幅本体断面へと増大する狭幅本体断面を備えた角笛状形態を有する、請求項1記載の供給装置。
- 2つの発泡体成分の流れを反応させて形成された発泡体の流れを供給する発泡体供給ガンであって、該ガンは、本体部分と、該本体部分から垂下するハンドルと、当該ガンを起動するトリガと、形成された上記発泡体を当該ガンから供給するノズルとを備え、
上記本体部分は、該本体部分を貫通して横方向に延在する凹所と、該凹所内に配設されて回転し得るスプール弁とを含み、上記スプール弁は該スプール弁を貫通延在する一対の流路を有し、上記スプール弁は上記トリガが運動すると上記本体部分凹所内において該スプール弁が回転される如く上記トリガと作用的に係合し、
上記本体部分は当該ガンの長手軸心に対して概略的に平行に該本体部分を貫通して長手方向に延在すべく該本体部分内に形成された一対の取入通路を更に含むことから、上記トリガは選択的に運動されることで上記スプール弁を回転し且つ上記スプール弁流路を上記ガン本体部分取入通路と連通することにより、上記スプール弁を介して上記ノズルへと発泡体成分が流れるための通路を形成し、
上記スプール弁流路および上記ガン本体部分取入通路は非円形断面を有する、
発泡体供給ガン。 - 前記スプール弁流路および前記ガン本体部分取入通路は三角形断面を有する、請求項14記載の発泡体供給ガン。
- 前記ガン本体部分取入通路は三角形断面を有する、請求項14記載の発泡体供給ガン。
- 前記ガン本体部分取入通路は多角形断面を有し、該取入通路断面の各々は少なくとも2個の内側角隅部を有する、請求項14記載の発泡体供給ガン。
- 前記ガン本体部分取入通路は台形断面を有する、請求項14記載の発泡体供給ガン。
- 前記ガン本体部分取入通路は相互から離間されて画成された前縁部および基底線を有し、上記取入通路の上記基底線は該取入通路の上記前縁部の幅よりも大きな幅を有する、請求項14記載の発泡体供給ガン。
- 前記スプール弁は金属弁であり且つガン本体部分はプラスチックで形成される、請求項14記載の発泡体供給ガン。
- 前記ガン本体部分は射出成形され且つ前記取入通路は上記成形中に該ガン本体部分内に形成される、請求項14記載の発泡体供給ガン。
- ユーザにより把持されるべく当該本体部分から延在するハンドルと、反応性発泡体成分の2つの補給源に夫々接続された一対の取入接続部であって該取入接続部自身を長手方向に貫通延在する中空ボアを有する一対の取入接続部と、弁部材を受容すべく当該本体部分内に形成された凹所と、を有するガン形状の本体部分であって;当該本体部分は上記取入接続部ボアと整列されて該本体部分内に形成された一対の取入通路であって上記取入接続部ボアと上記凹所との間において該本体部分を長手方向に貫通延在する一対の取入通路を有し、上記取入通路は上記凹所と連通し、当該本体部分は該本体部分内に形成された一対の出射通路であって上記取入通路から離間され且つ該取入通路と整列された一対の出射通路を更に含み、上記出射通路は上記凹所に対しても連通すると共に供給ノズルと係合する端部にて終端する;ガン形状の本体部分と、
中実本体部分と、該中実本体部分を貫通延在すべく該中実本体部分内に形成された2本の流路とを有すべく上記凹所内に配設され且つ該凹所内で回転可能なスプール弁と、
上記スプール弁に作用的に接続されると共に上記本体部分から下方に延在し且つ該本体部分から離間されたトリガであって;当該供給器のユーザが該トリガを上記ハンドルに向けて握り込んだときに上記スプール弁通路は上記取入通路および出射通路と連通されることで上記供給器本体および上記スプール弁を通る2本の経路が画成されることから発泡体成分は上記取入接続部から上記ノズルへと進行し得る;トリガとを備え、
上記スプール弁通路は円形断面を有し且つ上記取入通路は非円形断面を有する、2つの反応性発泡体成分の流れを相互に混合して形成された発泡体を供給する発泡体供給装置。 - 前記取入通路は三角形断面を有する、請求項22記載の供給装置。
- 前記取入通路は台形断面を有する、請求項22記載の供給装置。
- 前記取入通路は少なくとも3個の内側角隅部を有する多角形状の断面を有する、請求項22記載の供給装置。
- 前記取入通路は前記トリガによる前記スプール弁の回転時に前記スプール弁通路と最初に交差する前縁部を有し、上記取入通路は上記前縁部から該取入通路の基底線まで増大する可変幅を有する、請求項22記載の供給装置。
- 前記取入通路は、三角形断面、矩形断面、台形断面、角笛状断面から成る群から選択された断面を有する、請求項22記載の供給装置。
- 前記各取入通路は共通基準線に沿い水平に整列される、請求項22記載の供給装置。
- 前記各取入通路は共通基準線に関してオフセットされる、請求項22記載の供給装置。
- 前記各本体部分取入通路は共通基準線に沿い整列される、請求項1記載の供給装置。
- 前記各本体部分取入通路は共通基準線に関してオフセットされる、請求項1記載の供給装置。
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