JP2004536501A - 視聴者識別システムにおける視聴者の構成員に注意喚起を行う方法 - Google Patents
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Abstract
視聴者測定システムによって、視聴者の構成員が特定の時間帯の間に受信機の視聴者内にいる尤度が決定される。この視聴者の構成員がその時間帯の間に受信機の視聴者内にいることがありそうにない場合には、この視聴者の構成員に対する視聴者構成員識別の入力の注意喚起が行われる。それとは逆に、この視聴者の構成員がその時間帯の間に受信機の視聴者内にいることがありそうであるとされた場合には、この視聴者の構成員に対する視聴者構成員識別の入力の注意喚起が抑えられる。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、使用状況(use)が測定されている受信機に関連付けされた享受エリア内に視聴者の構成員がいるときの、それらの視聴者の構成員に対する自己識別の注意喚起に関係する。
【背景技術】
【0002】
視聴者調査の分野では、チャネル選択(tuning)のデータを測定するために、統計的に選択された複数の場所のそれぞれにおいて、番組の受信機をそれぞれ伴う測定装置を使用することが、一般的に行われている。番組の受信機には、テレビジョン受信機、ラジオ受信機、コンピュータ、および/またはそのほかの、空間、ケーブル・システム、衛星等を介して配信される番組のチャネル選択することの可能なデバイスが含まれる。チャネル選択データとしては、たとえば番組の受信機が選択されたチャネルまたは局の識別子(identity)および/または番組の受信機がチャネル選択した番組の識別子が挙げられる。また、受信機の実際の視聴者となっている視聴者の構成員が使用し、それらの視聴者の構成員が測定装置に対して各自の識別子を示すことが可能なマニュアル入力デバイスを提供することも一般的に行われている。このマニュアル入力は、しばしばPeoplemeter(登録商標)(ピープルメータ)の形式で提供されるが、これは、各視聴者の構成員による対応する視聴者の構成員の識別子をマニュアル入力で可能にするだけでなく、視聴者の構成員のいずれが現在その受信機の視聴者となっていることを表示したかについて示すためのビジュアル状態インジケータ(visual status indicator)も提供する。たとえば、このビジュアル状態インジケータは、受信機に隣接して配置され、かつその視聴者の構成員の視野内となるボックスの上に、選択的に点灯される複数の発光ダイオードを備えている。
【0003】
それに代えて、マニュアル入力デバイスを、キーパッドならびに赤外線パルス送信機を備えたバッテリ電源供給式リモート・コントロールあるいはそのほかのリモート・コントロール・デバイスとしてもよく、それによって視聴者の構成員は、その構成員の識別子をマニュアル入力し、赤外線パルスを用いてその識別子を測定装置もしくはそのほかのデータ収集装置に送信することができる。この測定装置またはそのほかのデータ収集装置もまた、前述したようなビジュアル状態インジケータを提供する。このタイプのリモート・コントロールの一例が、米国特許第4,876,736号にキーウィット(Kiewit)によって開示されている。このほかにも、マニュアル入力された視聴者の構成員の識別データを収集し、かつ受信機を使用して現在記録されている視聴者状態を表示するいくつかのデバイスが知られている。
【0004】
測定装置からのチャネル選択のデータおよびマニュアル入力デバイスからの視聴者の構成員の識別子は、各チャネル選択したときの時刻、および/または視聴者の構成が変化した時刻とともに、共通のタイム・スタンプが付される。これらのタイム・スタンプが付されたチャネル選択のデータならびに視聴者の構成員の記録は、毎日、あるいはそのほかの基準に従って行われ、データ収集中央局への転送のために、統計的に選択された場所内の蓄積転送ユニットにストアされる。
【0005】
視聴者の構成員が、ときどき各自の識別子の入力を忘れることがあるため、視聴者の構成員に対して各自の識別子のマニュアル入力の注意喚起を行うことが知られている。しかしながら、視聴者測定においてよく知られていることであるが、協力視聴者の構成員に対して送信される注意喚起信号に頼るシステムは、それらの注意喚起信号の頻度に配慮しなければならない。協力する個人が注意喚起信号を頻繁すぎると感じた場合には、その個人が協力を止めてしまうことがある。これに対し、注意喚起が少なくなりすぎると協力個人が適時のデータ入力を忘れてしまう可能性がある。
【0006】
米国特許第4,816,904号においてマッケンナ(McKenna)ほかは、注意喚起メッセージとディスプレイに送られるビデオ信号を混合することによって、注意喚起メッセージが、視聴者の選択した番組上にオーバーレイされてテレビジョン・スクリーン上に表示される装置を開示している。しかしながらマッケンナ(McKenna)ほかは、注意喚起の頻度を効果的に調整する方法を教示していない。
【0007】
したがって本発明を、適応型注意喚起アルゴリズム内においてチャネル選択および/または視聴者応答データを使用し、注意喚起の発生頻度を選択することに指向する。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の1つの形態によれば、視聴者の構成員に対して視聴者メータへの視聴者の構成員の識別子の入力の注意喚起を行う方法が:その視聴者の構成員が受信機の視聴者となっている確率の決定を行うこと;その視聴者の構成員が受信機の視聴者となっている確率がスレッショルドより小さい場合に、その視聴者の構成員に対して視聴者の構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、その視聴者の構成員が受信機の視聴者となっている確率がスレッショルドより大きい場合に、その視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;を含む。
【0009】
本発明の別の側面によれば、視聴者の構成員に対して視聴者メータへの視聴者の構成員識別子の入力の注意喚起を行う方法が:その視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていた回数および受信機がオンとなった回数の関数として変数の決定を行うこと;この変数がスレッショルドより大きくない場合に、その視聴者の構成員に対して視聴者の構成員識別子の入力の注意喚起を行うこと;および、この変数がスレッショルドより大きい場合に、その視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;を含む。
【0010】
本発明のまた別の側面によれば、視聴者の構成員に対して視聴者メータへの視聴者の構成員の識別子の入力の注意喚起を行う方法が:間欠的な注意喚起イベントにおいて、その視聴者の構成員に対して視聴者の構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;各注意喚起イベントにおいて、過去の視聴者構成およびチャネルの選択の癖を基礎として、その視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている尤度の決定を行うこと;および、対応する注意喚起イベントにおいてなされた決定が、その視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれているらしいとするものである場合に、その視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;を含む。
【0011】
本発明のさらに別の側面によれば、視聴者の構成員に対して視聴者メータへの視聴者の構成員識別の入力の注意喚起を行う方法が:ヒューリスティック(heuristic)を適用してその視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれているかについての決定を行うこと;受信機の視聴者内の視聴者の構成員をカウントして、カウントを提供すること;ヒューリスティックによってその視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていないことが示され、かつカウントがログイン済みの視聴者の構成員の数に等しくない場合に、その視聴者の構成員に対して視聴者の構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、ヒューリスティックによってその視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていることが示され、かつカウントがログイン済みの視聴者の構成員の数に等しい場合に、その視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;を含む。
【0012】
本発明のさらにまた別の側面によれば、視聴者の構成員に対して視聴者メータへの視聴者の構成員識別の入力の注意喚起を行う方法が:チャネルの選択履歴ならびにチャネルの選択スタイルの両方に基づいてその視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率の決定を行うこと;その視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率がスレッショルドより小さい場合に、その視聴者の構成員に対して視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、その視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率がスレッショルドより大きい場合に、その視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;を含む。
【0013】
本発明のさらにまた別の側面によれば、視聴者の構成員に対して視聴者メータへの視聴者の構成員識別の入力の注意喚起を行う方法が:その視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていた回数および受信機がオンとなった回数の関数として変数の決定を行うこと;チャネルの選択スタイルに基づいて、その視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率の決定を行うこと;変数が第1のスレッショルドより大きくなく、かつ、この確率が第2のスレッショルドより大きくない場合に、その視聴者の構成員に対して視聴者の構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、変数がスレッショルドより大きく、かつ、この確率が第2のスレッショルドより大きい場合に、その視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;を含む。
【0014】
これらの、およびそのほかの本発明の特徴は、図面とともに本発明を詳細に考察することによってより明らかなものとなろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
図1に示されているように、既知の視聴者の構成員が存在する統計的に選択された場所12に視聴者測定システム10が備えられている。統計的に選択された場所12は、たとえば1つの世帯とすることができる。視聴者測定システム10は、受信機16をコントロールするポータブル・リモート・コントロール・デバイス14を備えている。受信機16は、たとえば図1に示されているようにテレビジョン受信機とすることができるが、それに代えて受信機16をラジオ、コンピュータ、あるいはそのほかの任意の受信機、すなわち空間、ケーブル、衛星、もしくはそのほかの通信方法を介して統計的に選択された場所12へ配信される番組に対するチャネル選択が可能な受信機とすることができる。
【0016】
ポータブル・リモート・コントロール・デバイス14は、視聴者の構成員によるチャンネル番号の入力、チャンネルの送りまたは戻し、音量の増減、受信機16の消音、および受信機16のオン/オフを可能にするボタンを備えたキーパッド等のユーザ・インターフェースを有しているものとすることができる。つまり、ポータブル・リモート・コントロール・デバイス14を使用して、離れたポジション18から受信機16のチャンネル、音量レベル等を変更することができる。
【0017】
ポータブル・リモート・コントロール・デバイスのキーパッドは、視聴者の構成員が受信機16の視聴者となっているときに、各自による自己識別を可能にするようにもできる。視聴者の構成員各自の名前および適切な人口統計学的情報は、キーパッドのボタンの対応する1つに関連付けし、適切なメモリに好適にストアすることができる。つまり、視聴者の構成員の1人が識別のためにボタンを押したとき、それを押した日時、適切な識別子、および適切な人口統計学的情報を、対応するチャネルの選択データとともにストアすることができる。
【0018】
視聴者測定システム10は、視聴者の構成員に関するデータ(以下『視聴者構成員識別データ』という)をログするべく構成されている。また視聴者測定システム10は、受信機16のチャネル選択が行われた番組および/またはチャンネルに関するチャネル選択データをログ(log)するべく構成されるものとすることができる。ログされたデータは、周期的にネットワーク20を介してデータ収集中央局22へ送信される。ネットワーク20は、データ収集中央局22へログ・データを伝達するための任意のメカニズムとすることができる。たとえばネットワーク20を、視聴者測定技術において従来から習慣的に使用されているような公衆交換電話網としてもよい。
【0019】
ポータブル・リモート・コントロール・デバイス14は、受信機16に隣接して取り付けられている測定装置24へ構成員識別データを入力するためにも使用することができる。測定装置24は、ポータブル・リモート・コントロール・デバイス14から獲得した視聴者構成員識別データに加えて、従来の任意の方法に従って受信機16からチャネル選択のデータを獲得するべく構成することができる。それに加えて、あるいはそれに代えて、ポータブル・リモート・コントロール・デバイス14以外のデバイスから視聴者構成員識別データを入力することもできる。たとえば、前述したようにPeoplemeter(登録商標)(ピープルメータ)を使用して測定装置24への構成員識別データの入力を行ってもよい。それに加えて、あるいはそれに代えて、測定装置24の上に直接マウントされたスイッチの使用を介して視聴者構成員識別データを入力すること、または電子番組の・ガイド(EPG)の使用を介して視聴者構成員識別データを測定装置24へ入力することも可能である。EPGが使用される場合には、EPGの使用によりチャネル選択のデータを測定装置24へ入力することもできる。獲得されたチャネル選択および視聴者構成員識別データは、当業者に周知の各種テクニックによってデータ収集中央局22へ伝達することができる。
【0020】
視聴者測定システム10は、データ蓄積転送ユニット26を備え、それが、スケジュールされた転送時刻までチャネル選択および視聴者構成員識別データを測定装置24から収集し、そのチャネル選択および視聴者構成員識別データを蓄積し、その時刻になるとそのチャネル選択および視聴者構成員識別データをデータ収集中央局22へ転送する。データ蓄積転送ユニット26は、統計的に選択された場所12内に配置されるほかの受信機(図示せず)のそれぞれに関連付けされた、測定装置24に類似の測定装置から収集したチャネル選択および視聴者構成員識別データの蓄積転送を行うこともできる。以下においては、これらの視聴者測定システム10、測定装置24、および/またはデータ蓄積転送ユニット26を視聴者メータと呼ぶ。
【0021】
測定装置24は、ロジックおよびメモリから構成可能であり、それにより測定装置24は、ポータブル・リモート・コントロール・デバイス14からのチャンネル選択入力に基づいて現在のチャネル選択のデータを獲得し、かつ決定することができる。
【0022】
上記に代えて、またはそれに加えて測定装置24は、信号検出器34から信号のレプリカ(replica)を受信することもできる。たとえばこの信号検出器34を、発行済み米国特許出願第08/654,309号においてチャン(Chan)によって開示されているようなビデオ信号ソース検出器の形式にしてもよい。このビデオ信号ソース検出器は、チャン(Chan)出願における教示にあるように適当な場所に置かれ、受信機16のCRTへの入力からビデオ信号のレプリカを獲得する。
【0023】
上記に代えて、またはそれに加えて信号検出器34は、受信機16のスピーカからオーディオ出力のレプリカを獲得するマイクロフォンの形式としてもよい。つまり信号検出器34は、受信機16によって処理されたビデオおよび/またはオーディオ信号のレプリカを、受信機16から、それを妨げない態様で獲得するべく構成されている。
【0024】
信号検出器34によって獲得された信号のレプリカは、その後、各種のチャネル選択の測定方法に従って測定装置24により処理することができる。たとえば(i)チャネル選択されている番組、またはチャンネルを識別する補助的なビデオおよび/またはオーディオ・コード(ソース識別(SID)コード等)が存在する場合には信号のレプリカからそのコードを読み取ることも可能であり、(ii)チャネル選択されている番組のビデオおよび/または音声特徴シグニチャ特性(audio feature signatures characteristic)を信号のレプリカから抽出し、参照シグニチャと比較して番組またはチャネルを識別することも可能であり、かつ/または、(iii)信号のレプリカを、測定装置24によってコントロールされる参照スキャニング・チューナが獲得したそのときの参照信号と相関させて、番組またはチャネルを識別することも可能である。
【0025】
また別の変形として、信号検出器34を受信機16の局部発振器周波数を検出するべく構成してもよい。この局部発振器周波数は、視聴者測定分野において周知のように受信機16が選択されるチャネルを表す。
【0026】
さらに、信号検出器34が使用されるか否かによらず、測定装置24は、オン/オフ・センサ36からオン/オフ入力を受け取ることができる。このオン/オフ・センサ36は、たとえば受信機16から発散される誘導性信号を検出することによって受信機16がオンであると決定する誘導性センサとすることができる。受信機16がテレビジョン受信機となる場合には、オン/オフ・センサ36を誘導性センサとし、それが、よく知られているように受信機16のCRTの水平再トレース周波数を検出することによって受信機16がオンであると決定することができる。それに代えてオン/オフ・センサ36に、受信機16のスクリーン・ディスプレイに関連して配置された光学検出器プローブを備えれば、スクリーン・ディスプレイから発散される光のレベルもしくは光の量の変化を使用して受信機16のオンまたはオフとなった時点を示すことが可能になる。さらに、オン/オフ・センサ36を、受信機16のオン/オフ状態を決定するべく適切に構成された別のタイプのセンサとすることも可能である。
【0027】
受信機16のコントロールにおいては、ポータブル・リモート・コントロール・デバイス14が、好ましくは、2ないしはそれを超えるチューナ装置、たとえばテレビジョン受信機、VCR、および/またはケーブル・コンバータ等をコントロールすることができる従来の共通リモート・コントロールの態様で動作する。その種の共通リモート・コントロールは、従来からいくつかの異なるコード・セットを使用しており、その結果、複数のユーザ選択モードにおいて動作することが可能になる。1ないしは複数のこれらのモードを使用して、チャネルの選択もしくはそのほかのコマンド(たとえば、VCRに送信される早送りコマンド)を現在アクティブのチューナ(たとえば受信機16、セットトップ・ケーブル・コンバータもしくはVCRのチューナ)へ送信し、受信機16をコントロールすることができる。それに加えて、ポータブル・リモート・コントロール・デバイス14のモードの1つが、測定装置24への視聴者の構成員の識別データの送信にも使用される。
【0028】
オプションとして、ポータブル・リモート・コントロール・デバイス14のキーパッドに、各視聴者の構成員に関連付けされた専用ボタンが備えられることもある。つまりこれらの専用ボタンは、その視聴者の構成員の識別のためだけに使用することができる。
【0029】
測定装置24は、図2に示されているようにトランシーバ54、信号検出器34、ROM56、RAM58、オン/オフ・センサ36、およびインターフェース60と適切に接続されたマイクロプロセッサ52を備えている。ROM56内にストアされているプログラムを実行するマイクロプロセッサ52に結合されているトランシーバ54は、チャネル選択の状態および/または視聴者の構成員識別データをポータブル・リモート・コントロール・デバイス14から受信するために使用される。チャネル選択の状態データは、現在の視聴者構成員識別データならびにタイム・スタンプとともにRAM58内に一時的に保存される。そのオプションとして、またはそれに代えて測定装置24が信号検出器34に応答して、前述したようにコード、シグニチャ、もしくは相関からチャネル選択されている番組を識別し、あるいは受信機16の局部発振器周波数を検出すること等によってチャネル選択されているチャンネルを決定することもできる。この情報は、RAM58内に一時的にストアすることができる。さらに測定装置24を、オン/オフ・センサ36から受信機16のオン/オフ状態が決定されるべく構成することができる。受信機16のオン/オフ状態は、以下に説明するように後述する注意喚起番組に従った、ポータブル・リモート・コントロール・デバイス14(またはそのほか)の使用による、視聴者の構成員への自己識別の入力の注意喚起において使用される。前述したように、測定装置24は、オン/オフ、チャネルの選択、視聴者構成員識別データをデータ蓄積転送ユニット26へインターフェース60を介して伝達する。
【0030】
したがって測定装置24は、マイクロプロセッサ52による、ROM56内にストアされているプログラムの実行を介して受信機16のチャネル選択に関連付けされたチャネル選択のデータの獲得および/または決定を行い、そのチャネル選択のデータをRAM58内に一時的にストアする。また測定装置24は、受信機16のオン/オフ状態の獲得および/または決定を行い、その状態をRAM58内に一時的にストアする。さらに測定装置24は、視聴者構成員識別データを受け取り、そのデータをRAM58内に一時的にストアする。測定装置24は、インターフェース60の使用を介してこれらのデータの一部もしくは全部をデータ蓄積転送ユニット26へ伝達する。なお測定装置24は、たとえばこれらのデータを獲得と同時にデータ蓄積転送ユニット26へ伝達することもできる。
【0031】
図3に示されているように、データ蓄積転送ユニット26は、インターフェース84、ROM86、RAM88、およびインターフェース90と適切に結合されたマイクロプロセッサ82を備えている。インターフェース84ならびにインターフェース60は、測定装置24とデータ蓄積転送ユニット26の間における通信をサポートしており、インターフェース90は、データ蓄積転送ユニット26と前述のデータ収集中央局22の間における通信をサポートしている。
【0032】
ROM86は、統計的に選択された場所12内の対応する受信機16に関連付けされている各測定装置24からのチャンネル選択および視聴者構成員識別データの収集ならびに転送を行うための、および適切な測定装置24を介して視聴者の構成員に対して注意喚起インストラクション(prompting instructions)を提供し、かつそれによってその視聴者の構成員に自己識別を促すための、図4Aならびに4Bのフローチャートによって表されるプログラム100をストアしている。プログラム100によって実装される注意喚起マネジメントは、受信機ごと、およびソース識別(SID)クラスごとの、可能性のある視聴者の構成員のそれぞれの視聴者関与履歴を頼りとしている。SIDは、プログラムのもしくはそれらのソースを識別するためにプログラムの内に挿入される補助コードである。
【0033】
ナビゲーションの特徴等のこのほかのテクノロジによって、注意喚起マネジメントにとって価値のある情報を提供することもできる。ナビゲーションの特徴は、特定の視聴者の構成員が受信機16をチャネル選択する方法を示す。たとえば、視聴者の構成員の1人がチャネル・サーフを行うとする。つまり、チャネル・サーフが検出された場合には、チャネル・サーフを行うその視聴者の構成員が視聴者となっている可能性が増加すると見られる。プログラム100は、測定装置24が明確にチャネル変更を検出できない場合に特に有用となる。
【0034】
図4Aならびに4Bに示されているようなプログラム100のインスタンスは、統計的に選択された場所12にある各受信機用のデータ蓄積転送ユニット26に備えることができる。それに代えて、データ蓄積転送ユニット26において実行し、かつ統計的に選択された場所12にあるすべての受信機に適合するように図4Aならびに4Bに示されているようなプログラム100に調整してもよい。さらに別の変形として、統計的に選択された場所12にある各受信機に関連付けされた測定装置24にプログラム100のインスタンスを備えることもできる。
【0035】
図4Aに示されているように、受信機16がオンとなったことを示すデータをプログラム100が受け取ると、ブロック102においてプログラム100は、受信機16に関係するチャネル選択データを獲得し、そのデータをRAM88内にストアする。ブロック104においては、プログラム100から適切な測定装置24へ、受信機16の視聴者となっている視聴者の構成員に対して直ちに注意喚起を行って、自己識別を行わせるインストラクションが与えられる。この注意喚起は、受信機16上のオン‐スクリーン表示によって、測定装置24もしくはポータブル・リモート・コントロール・デバイス14の提供するビジュアル表示によって、測定装置24もしくはポータブル・リモート・コントロール・デバイス14の提供するオーディオ・メッセージによって、あるいはそのほかの手段によってもたらすことができる。
【0036】
応答する視聴者の構成員の識別データは、ブロック106において受信される。視聴者構成員識別データがポータブル・リモート・コントロール・デバイス14によって提供され、プログラム100がデータ蓄積転送ユニット26において実行されている場合には、この視聴者構成員識別データがトランシーバ54の使用を介して受信され、測定装置24によってデータ蓄積転送ユニット26へ伝達される。それに代えて、測定装置24に入力キー、スイッチ等を備えてもよく、その場合には測定装置24が視聴者構成員識別データを直接受け取り、それをデータ蓄積転送ユニット26へ伝達する。プログラム100は、ブロック108において視聴者構成員識別データをRAM58もしくはRAM88内に適宜ストアし、ブロック110において、SIDクラス・テーブルを適宜更新する。
【0037】
これらのテーブルは、データ蓄積転送ユニット26によって使用されて視聴者構成の実行時アキュームレータが維持される。実行時アキュームレータは、統計的に選択された場所12内にある受信機16のそれぞれに各視聴者の構成員がログオンした回数のカウントであり、時間的な期間により、またSIDコードのクラスごとに維持される。
【0038】
図5のテーブルは、すべてのSIDクラスに関する1つの世帯の1箇月間のデータの累積を例示している。図5のテーブルによって示されるように、1日を時間帯に分類している。またこのテーブルは、統計的に選択された場所12内にいるそれぞれの視聴者の構成員ごとに分類され、さらに各視聴者の構成員と受信機の関係から再分類されている。図5に示されているように、視聴者の構成員は、各自の性別ならびに年齢によって示され、受信機はそれぞれの場所(寝室、リビング、キッチン等)によって示される。しかしながら、年齢ならびに性別に代えて、名前等のそのほかの識別子を使用して視聴者の構成員を識別してもよく、この種の識別は、性別が等しく、年齢の近い複数の構成員が統計的に選択された場所12内に存在する場合に特に有用となる。また寝室、リビング、およびキッチンといった場所以外の受信機の場所識別子を、統計的に選択された場所12内において使用される受信機に割り当ててもよく、同じ部屋タイプの部屋が統計的に選択された場所12内に複数存在する場合に特にそれが有用になる。
【0039】
図5のテーブルに一例として提供されているデータは、図5のテーブルによってカバーされる月内の午前6時に35〜49歳の女性視聴者の構成員が寝室の受信機を18回にわたって使用して番組を受信したこと、図5のテーブルによってカバーされる月内の午前6時30分に35〜49歳の女性視聴者の構成員が寝室の受信機を19回にわたって使用して番組を受信したこと、図5のテーブルによってカバーされる月内の午前7時に35〜49歳の女性視聴者の構成員が寝室の受信機を22回にわたって使用して番組を受信したこと、図5のテーブルによってカバーされる月内の午前7時30分に35〜49歳の女性視聴者の構成員が寝室の受信機を21回にわたって使用し番組を受信したことなどを示している。このテーブルは、統計的に選択された場所12内のほかの視聴者の構成員に関して、またほかの時間帯に関しても類似のデータを保持する。
【0040】
このテーブルのチャネル選択イベント・セクションは、統計的に選択された場所12内の各受信機16が、それぞれの時間帯に使用された回数に関係するデータを、その時間帯ならびに月においてその受信機の視聴者となった視聴者の構成員の数にかかわりなく、ストアしている。たとえば、図5のテーブルによってカバーされる月内の午前6時に35〜49歳の女性視聴者の構成員が寝室の受信機を18回にわたって使用して番組を受信しており、図5のテーブルによってカバーされる月内の午前6時に35〜49歳の男性視聴者の構成員が寝室の受信機を1回にわたって使用して番組を受信している。しかしながら、該当する月の午前6時に寝室内の受信機が使用され、チャネル選択イベントは18だけであり、これは、図5のテーブルによってカバーされる月内の同じ日の午前6時に35〜49歳の女性視聴者の構成員および35〜49歳の男性視聴者の構成員が寝室の受信機を使用したことによる。
【0041】
別の例を挙げると、図5のテーブルによってカバーされる月内の午後6時に35〜49歳の女性視聴者の構成員がリビングの受信機を8回にわたって使用して番組を受信しており、図5のテーブルによってカバーされる月内の午後6時に35〜49歳の男性視聴者の構成員がリビングの受信機を1回にわたって使用して番組を受信しており、図5のテーブルによってカバーされる月内の午後6時に12〜17歳の女性視聴者の構成員がリビングの受信機を14回にわたって使用して番組を受信している。しかしながら、該当する月の午後6時にだれかを視聴者としてリビングの受信機がオンとなっていた回数は15回だけであり、これは、その時間帯に複数の視聴者の構成員がリビングの受信機の視聴者となっていた回数が数回に及ぶことによる。したがって、該当する月の午後6時の時間帯にリビングの受信機が使用されたチャネル選択イベントが15回だけになっている。
【0042】
このテーブルのカウント・セクションは、該当月について受信機ごと、および時間帯ごとにデータの合計に関するデータをストアしている。つまり、たとえば図5のテーブルによってカバーされる月内の午前6時に35〜49歳の女性視聴者の構成員が寝室の受信機を18回にわたって使用して番組を受信しており、図5のテーブルによってカバーされる月内の午前6時に35〜49歳の男性視聴者の構成員が寝室の受信機を1回にわたって使用して番組を受信している。したがって、該当月の午前6時の時間帯における寝室の受信機に関するカウントは、18+1=19となる。
【0043】
別の例を挙げると、図5のテーブルによってカバーされる月内の午後6時に35〜49歳の女性視聴者の構成員がリビングの受信機を8回にわたって使用して番組を受信しており、図5のテーブルによってカバーされる月内の午後6時に35〜49歳の男性視聴者の構成員がリビングの受信機を1回にわたって使用して番組を受信しており、図5のテーブルによってカバーされる月内の午後6時に12〜17歳の女性視聴者の構成員がリビングの受信機を14回にわたって使用して番組を受信している。したがって、該当する月の午後6時の時間帯におけるリビングの受信機に関するカウントは、8+1+14=23となる。
【0044】
図5のテーブル内のデータは、SID固有の情報を示してなく、それよりは、すべてのSIDコードにわたる境界レイヤのコラプシングを表している。データ・コラプシングは、不充分なデータしか収集されてなく、それに基づいて所定の時間帯に受信機の視聴者となっている視聴者の構成員を予測する場合に有用である。たとえば、初期データ収集の最初の数箇月間においては、不充分なデータしか収集されない傾向となり、それに基づいて所定の時間帯に受信機の視聴者となっている視聴者の構成員の予測が行われることから、特に有用となる。
【0045】
図5に示されているテーブルは、データがストアされる方法の例示に過ぎない。これに代えて、その世帯内のすべてのセットに関して、データを蓄積テーブル内にストアすることもできる。この蓄積テーブルは、チャネル選択の状態もしくは視聴者の構成に変化があるごとに増やされ、各個人、時間帯、セット、およびSIDクラスに関するデータを含む。このように蓄積テーブルは、単純にチャネル選択のイベントならびに各視聴者構成イベントのログを時間的な順序を追って作成することができる。
【0046】
さらに別の変形として、その種の蓄積テーブルを使用してデータをストアし、1箇月の間にわたって蓄積し、該当する月の終わりに図5に示されているようなタイプの月テーブルに移してもよい。そのほかの変形も可能である。
【0047】
これらのテーブルは、スケジュール済み注意喚起に先行して行われるそれぞれの受信機に関する評価の基本情報をストアする。これらのテーブルは、測定装置24によって、もしくはデータ蓄積転送ユニット26によって維持されるが、好ましくは4つの独立のテーブル、すなわち現在の月用のテーブル、現在の月‐1月用のテーブル、現在の月‐2月用のテーブル、および現在の月‐3月を含みそれまでのすべての月の合計を含むものとする。これらのテーブルを用いることによって、たとえばデータ・コラプシングの間に使用することのできる振る舞いの新しさによって、データの可変重み付けを行うことが可能になる。
【0048】
この新しさの重み付けは、4つの月テーブルのすべてを重み付けベースでマスタ・テーブルに結合することによって達成され、それをそれぞれの受信機に使用し、その受信機の視聴者に対してスケジュール済み注意喚起を配信するか否かについて決定する。たとえば、新しさの重みを2.1、0.3、0.3、0.3とする場合には、現在の月テーブル内のデータに対して2.1の重みを、残り3つのテーブル内のデータに等しく0.3の重みをそれぞれ与えることによって、前述した4つの月テーブル内のすべてのセルが結合される。
【0049】
プログラム100は、ブロック112において、前述したテーブル内のデータを評価するタイミングであるか否かについて決定する。たとえばブロック112において経過時間タイマを使用してもよく、その結果ブロック112は、経過時間タイマが時間Tの経過を示したときその評価を実行するタイミングであると決定する。評価の間隔の時間Tは、42分に、あるいはそのほかの適切と考えられる分単位の長さにセットすることができる。つまり、受信機16が最初にオンとなってからTが経過するとプログラム100がブロック112においてテーブル内にストアされているデータの評価を開始し、注意喚起を抑えるべきか否かについて決定する。したがって、この評価によって注意喚起は抑えられるべきであると示されない限り、Tの経過後に注意喚起が与えられる。
【0050】
この評価は、確率を基礎としたヒューリスティックである。統計的に選択された場所12におけるチャネル選択および視聴者の構成の履歴は、数学的に合計され、カウントの多次元テーブル内に表される。注意喚起の配信がスケジュールされているそれぞれの時点においてこの情報が評価され、その世帯内の視聴者構成の数学的構造が、特定の視聴者構成の確率が特定のスレッショルドを超えるようなものとなる場合には、注意喚起が抑えられる。
【0051】
ヒューリスティックは、テーブル内にストアされている知識を極めて倹約的に要約し、検索するためのアルゴリズムである。稠密に埋められたテーブルにおけるもっとも単純なアルゴリズムは、現在の条件にもっとも類似しているセルをサーチし、それぞれに関する単純な確率を計算し、単一のチャネル選択の構成の確率が特定のスレッショルドを超える場合に、次のサイクルまで注意喚起を抑えるものとなる。
【0052】
目的は視聴者の構成を決定することである。この決定は、組み合わせ論における問題として扱うよりはむしろ、SIDならびに時間帯ごとの、受信機における個別のチャネル選択の問題として扱うことができるが、共通受信履歴および現在の代替受信機(同じ場所に設置された)に対する現在の応答を包含する条件を含める。
【0053】
ヒューリスティックの演算は、図6、7、および8に示されている一例の頻度テーブルを用いて例証することができる。図6および7に示されているテーブルは、2つのSID分類、すなわちSID11およびSID12に関する頻度テーブルに対応している。これらのSIDクラスは、たとえば番組を、昼間のドラマ、ゴールデン・タイムのドラマ、スポーツ等の番組のタイプによって分け、スポーツは、さらにフットボール、野球といったサブタイプに分けることができる。すなわち、各SIDをこれらのクラスの1つに割り当てることができる。図8に示されているテーブルには、月テーブル内のデータの合計が含まれている(この例の場合には、図6および7のテーブル内のデータの合計になる)。
【0054】
ブロック112において評価を行うタイミングであると決定されると(たとえば、最後に注意喚起の決定を行ってから時間Tが経過すると)、ブロック114が、ログインしている(つまり、視聴者として自己識別した)人員の数が、視聴者にカウントされている人員の数に等しいか否かについての決定を行う。人員のカウントは、電子アイ、近接またはそのほかのセンシングを使用して、受信機16に関連付けされた享受エリア内を入出する視聴者の構成員をカウントすることによって行うことができる。図1には、この目的に関してカウンタ90が示されている。測定装置24は、カウンタ90からカウント情報を収集し、そのカウント情報を適宜データ蓄積転送ユニット26へ渡す。ブロック114が、ログインしている人員の数が視聴者内にカウントされた人員の数に一致していないと決定した場合には、ブロック116が、プログラム100に対応する受信機16における視聴者の構成員に対して注意喚起を与えることを許可する。
【0055】
これに対してブロック114が、ログインしている人員の数が視聴者内にカウントされた人員の数に一致していると決定した場合には、ブロック118が、データ値COUNTSをデータ値TUOCCによって除した結果として変数NUMBERを決定する。データ値COUNTSは、現在の時間帯およびプログラム100に対応する受信機によって受信されている番組の現在のSIDに対応する、受信機の場所、時間帯、およびSIDクラスに関するカウント行から得られる。たとえば、現在の時間帯が午前6時30分であり、相応する受信機によって受信されている番組からのSIDがSIDクラス11であり、かつ相応する受信機が寝室の受信機である場合には、COUNTSに関するデータ値が19になる。
【0056】
データ値TUOCCは、現在の時間帯およびプログラム100に対応する受信機によって受信されている番組の現在のSIDに対応する、受信機の場所、時間帯、およびSIDクラスに関するチャネル選択のイベント行から得られる。たとえば、現在の時間帯が午前6時30分であり、相応する受信機によって受信されている番組からのSIDがSIDクラス11であり、かつ相応する受信機が寝室の受信機である場合には、TUOCCに関するデータ値が19になる。
【0057】
したがって、変数NUMBERは、19/19=1.0として決定される。変数NUMBERの決定に使用される分子もしくは分母のいずれかがあらかじめ決定されたスレッショルドを下回る場合には、予測の基礎となるSIDテーブル内のデータが不充分であることから、このスレッショルドに達するまでテーブル内のセルを右から左へ(SID、続いて受信機の順で)コラプシングを行う必要が生じることがある。この種のデータ・コラプシングに続いて、変数NUMBERの再計算を行うことができる。
【0058】
ブロック120は、変数NUMBERが対応するスレッショルドを超えているか否かについての決定を行う。変数NUMBERが対応するスレッショルドを超えていない場合には、ブロック116が、プログラム100に対応する受信機16における視聴者の構成員に対して注意喚起を与えることを許可する。これに対して、変数NUMBERが対応するスレッショルドを超えている場合には、ブロック122がNUMBERをもっとも近い整数に丸め、丸めた後のNUMBERと現在の人員のカウントを比較する。この現在の人員のカウントは、たとえば、プログラム100に対応する受信機16の測定装置24にログインしている視聴者の構成員の数を合計することによって導出することができる。それに代えて、前述したセンシングを使用し、受信機16に関連付けされた享受エリア内に入出する視聴者の構成員をカウントすることによって現在の人員のカウントを導出してもよい。丸めた後のNUMBERと現在の人員のカウントが異なる場合には、ブロック116が、プログラム100に対応する受信機16における視聴者の構成員に対して注意喚起を与えることを許可する。
【0059】
これとは逆に、丸めた後のNUMBERと現在の人員のカウントが異なっていない場合には、変数NUMBERは、テーブル内のデータによって表される履歴と一致し、さらにプログラム100による評価を行うことができる。つまり、丸めた後のNUMBERと現在の人員のカウントが異なっていない場合には、ブロック124が変数PREDICTED PERSONを、プログラム100に対応する受信機16の視聴者である最大確率を有する人員に等しく設定する。たとえば、図6〜8に示したテーブルおよび前述の例を使用すると、現在時(午前6時+T)において、寝室の受信機の視聴者としてSIDクラス11の番組を見ている最大の確率を有する人員は、35〜49歳の女性になる。したがって変数PREDICTED PERSONが、35〜49歳の女性に設定される。
【0060】
またブロック124は、PREDICTED PERSON(例示では35〜49歳の女性)が視聴者である確率を、その時間帯に関連SIDクラスを有する番組にその35〜49歳の女性がチャネル選択を行った回数をその時間帯のそのSIDクラスに関するカウントにより除することによって計算する。たとえば、その35〜49歳の女性が現在時(午前6時+T)および現在の時間帯においてSIDクラス11を有する番組にチャネル選択された寝室の受信機の視聴者である確率は、図6のテーブルを使用して19/20となる。この確率、19/20は、リード‐イン調整係数FLIによって調整してもよい。このリード‐イン係数FLIが使用されて、直前の時間帯の間にそのPREDICTED PERSONが関連の受信機の視聴者であったとき、計算された確率が調整される。このリード‐イン係数FLIは、1より大きい適切な値に設定されたあらかじめ決定済みの数とすることができ、計算された確率に乗じられて、計算された確率を増加させる。
【0061】
ブロック124の処理に続き、ブロック126においてプログラム100は、ブロック124において計算した確率があらかじめ決定済みのスレッショルド未満であるか否かについての決定を行う。ブロック124において計算した確率があらかじめ決定済みのスレッショルド未満である場合には、ブロック116が、プログラム100に対応する受信機16における視聴者の構成員に対して注意喚起を与えることを許可する。ここで注意されたいが、プログラム100を実行する間のこの時点において、テーブル内に不充分なデータしか存在しないこともあり、その場合には前述したようにデータのコラプシングを行うことができる。しかしながら、そのようなデータのコラプシングを行った場合には、ブロック124において計算した確率があらかじめ決定済みのスレッショルド未満となる傾向が生じ、その結果、相応じて注意喚起が許可されやすくなる。
【0062】
これに対して、ブロック124において計算した確率があらかじめ決定済みのスレッショルド未満とならない場合にプログラム100は、ブロック128において、プログラム100に対応する受信機16の視聴者となっており、かつ対応する測定装置24へ自身の識別を入力した視聴者の構成員がPREDICTED PERSONであるか否かについての決定を行う。プログラム100に対応する受信機16の視聴者となっており、かつ対応する測定装置24へ自身の識別を入力した視聴者の構成員がPREDICTED PERSONでない場合には、ブロック116が、プログラム100に対応する受信機16における視聴者の構成員に対して注意喚起を与えることを許可する。
【0063】
それとは逆に、プログラム100に対応する受信機16の視聴者となっており、かつ自己識別を対応する測定装置24へ入力した視聴者の構成員がPREDICTED PERSONである場合には、ブロック130においてプログラム100が注意喚起を抑える。
【0064】
ブロック116がプログラム100に対応する受信機16における視聴者の構成員に対して注意喚起を与えることを許可した後、もしくはブロック130が注意喚起を抑えた後は、ブロック116によって使用される経過時間タイマがリセットされ、午前6時+2Tにおいて、さらにその後のTの経過ごとにブロック112〜130の実行を反復するためにプログラム100がブロック116へ戻る。
【0065】
その日の特定の時刻において、データ蓄積転送ユニット26は、それがストアしているチャネル選択および視聴者構成員識別データをデータ収集中央局22へ伝達する。
【0066】
プログラム100のブロック116によって、このほかのイベントが使用され注意喚起を誘発することもできる。その種のイベントとしては、たとえば視聴者の構成員のログインがまったくないときのチャネル変更、世帯内の特定の構成員がログインしなくなってからのあらかじめ決定済みの日数の経過、短期来訪者がログインしなくなってからのあらかじめ決定済みの日数の経過、受信機16がオンされたときにログインがないこと、受信機16が特定の番組(子供向け番組の等)にチャネル選択されたときに世帯内の特定の構成員(子供等)のログインがないこと等が挙げられる。
【0067】
前述したように、ナビゲーションの特徴は、注意喚起マネジメントにとって価値のある情報を提供することがある。ナビゲーションの特徴は、特定の視聴者の構成員が受信機16のチャネル選択を行う態様を示す。したがって、個別の番組へのチャネル選択または特定の時間帯もしくは特定のセット上におけるチャネル選択と世帯内の特定の構成員を前述したように相関させる方法と同じ方法に従って、チャネル選択のスタイルと世帯内の個別の構成員を関連付けすることができる。つまり、チャネル選択のパターンを評価するとき、の構成員が番組を選択するスタイルについても評価することができる。
【0068】
チャネル選択のスタイルは、いずれのパラダイムが使用されて受信機のチャネル選択が概念化されるかということに依存する各種の条件によって記述することができる。チャネル選択のスタイルは、『ナビゲーション・パターン』、『バイオメトリック信号』、もしくは『キーストローク・ダイナミクス』を意味し、あるいは含むと考えることができる。これらのスタイルは、ある種の非常に単純な『統計』によって、もしくは知識を表すより複雑な形式によって特徴付けが可能である。
【0069】
『統計』は、数学者により、単一のパラメータもしくはパラメータの単純なセット上へのベクトルまたはデータのセットの数学的投影として形式上の定義が与えられている。つまり統計は、事実上、データの要約に使用される。代表値は、データのセットの要約に使用可能な統計の一例である。しかしながらデータの要約においては、そのデータに関する、たとえば分散、尖度、偏りといった特定の知識、および当然のことではあるが、各データ・ポイントの正確な値が失われる。したがって、データの要約に使用される統計は、充分なこともあれば、不充分なこともある。
【0070】
理論上の統計において『充分であること』は、『統計』がデータの分布の必要な詳細を再現できることを言う。いくつかの世帯においては、単純な統計が『充分に』チャネル選択のスタイルを表すことができる。その種の統計の1つは、単位時間当たりのチャネル選択された局もしくは番組の平均値である。たとえば、1人の視聴者の構成員が『指名テレビジョン』を見る(つまり、その視聴者の構成員は、選択した番組を伝えるチャネルにチャネル選択を行い、選択した番組のほとんどもしくはすべてを通じてそのチャネルにとどまる)場合には、1/2時間当たりの局の『ヒット』の平均値が非常に小さくなる。しかし、別の視聴者の構成員を『サーファ』とすれば、30分当たりの局の『ヒット』の平均値が格段に大きくなる。これらの視聴者の構成員のチャネル選択の癖の要約は、分散および偏りの知識を喪失させることがあるが、これら2人の視聴者の構成員の平均速度(チャネル変更の平均レート)間における歴然とした違いは、これらの視聴者の構成員を区別する上で充分である。したがって、この例においては、Δの代表レートが個人の識別に充分と言える。
【0071】
しかしながら、別の世帯においては、同じ平均チャネル変更レート(速度)を有している構成員が数人になることがある。その場合、それらの世帯を区別する唯一の方法は、チャネル速度とともに、世帯内の構成員の最新の存在を識別するために『充分であること』を提供すると見られるそのほかのチャネル選択のパラメータを考慮することである。
【0072】
たとえば時間期間T(たとえば1/2時間)ごとに、その1/2時間の間におけるチャネル選択されたチャネル数の平均を、受信機に対するそれぞれの個別のログオンについて記録し、図6〜8のテーブル内にストアすることができる。しかしながら、速度では、しばしば加速度と呼ばれる『変更の瞬間レート』が異なる人員の間を区別する上で充分でないことがある。たとえば、2人の人員の1/2時間当たりのチャネルのヒットの平均は20であるが、一方の人員の方法は数分の間に別のヒットに移るサーフィンであり、2人のうちの他方の人員の方法は、20のチャネルのサーフを行い、魅力的な番組を見付けた後、1/2時間にわたって見続ける方法であるとする。これら2人の視聴者の構成員を区別する上で、平均速度は充分な統計量ではない。しかしながら、加速度を使用してこれらの構成員を区別することができる。
【0073】
『加速度』を表すことのできる統計はいくつかある。加速度を表す一例の統計は、次の記述によって与えられる。時間期間を30分と仮定すると、次に示す比を使用して加速度を特徴付けすることができる。
(過去30分におけるチャネル数)/(過去30分におけるチャネルの変更された分数)
たとえば、区切られた10分のチャネル選択の間に20のチャネルのヒットがあった場合には、加速度が20/10、あるいは単純に2となる。これに対して、2分間のサーフィンにおいて20のチャネルのヒットがあった場合には、加速度が20/2、あるいは単純に10となる。
【0074】
別の世帯においては、『加速度』を用いても視聴者の構成員の間の区別が充分でないことがある。たとえば、視聴者の構成員が番組またはチャネル空間内をサーフすることが2人の視聴者の構成員を区別する鍵になることがあり得る。したがって、その種の世帯においては、学習ヒューリスティックを使用して視聴者の構成員がサーフする『チャネルのクラスタ』を分類し、そのサーフィン・クラスタと、1人の視聴者の構成員がチャネルの選択を行う『番組のクラスタ』のマッチングを行うことができる。つまり、分類およびマッチングを明確に行い、類似の速度ならびに加速度の履歴を有する2人の視聴者の構成員のチャネル・サーフィンのパターンを区別すればよい。
【0075】
したがって、ブロック124において決定される確率は、速度、加速度、および/または番組のクラスタによって上下に調整することができる。それに代えて、これらのファクタの任意の組み合わせを1ないしは複数の判断ブロックとしてプログラム100に含ませることもできる。
【0076】
プログラム100によって使用される特定のパラメータは、データ収集中央局22から測定装置24へ、あるいはデータ蓄積転送ユニット26へダウンロードし、RAM58もしくはRAM88内にストアすることができる。たとえば、パラメータTをダウンロードすることができる。
【0077】
本発明の特定の変形について上に述べた。本発明の分野における当業者にあっては、別の変形も思い浮かぶであろう。たとえばここで、ポータブル・リモート・コントロール・デバイス14は、前述したように、いくつかの異なるモードにおいて機能し得ることに注意する。しかしながら、これらのモードのそれぞれは、別体の、対応するリモート・コントロールを使用することもできる。
【0078】
また、前述したように本発明は、特定の赤外線トランシーバの使用を頼っている。しかしながら、ここで認識されようが、超音波、スペクトル拡散無線といったそのほかのシグナリング・モードを、それに代えて採用することも可能である。
【0079】
上記に加えて、本発明は、前述したようにトランシーバの使用に頼っている。それに代えて、別体の受信機および送信機を各トランシーバの代わりに使用することもできる。
【0080】
さらに、前述したように、プログラム100をデータ蓄積転送ユニット26において実行することに代えて、統計的に選択された場所12内の各測定装置24においてプログラム100を実行することも可能である。その場合においては、図5〜8のデータ・ストレージ・テーブルが修正されて受信機のカテゴリが削除される。またこの場合においては、データ蓄積転送ユニット26によって行われる蓄積転送機能を、測定装置24によって行うことが可能であり、その結果、データ蓄積転送ユニット26を取り除くことができる。
【0081】
さらに、前述したように、本発明の第1の実施態様に従ったポータブル・リモート・コントロール・デバイス14がチャネル選択コマンドを送信し、それが、コントロールされるチューナならびに測定装置24の両方によって受信されている。コントロールされるチューナは、チャネルの選択コマンドによって示されるチャネル選択をもたらすことによって応答し、測定装置24は、チャネル選択イベントを記録することによって応答する。これに代えて、米国特許第4,876,736号の教示に従って、測定装置24によって認識されるが受信機16のチューナによって認識されないコードを使用するチャネル選択コマンドを送信するべくポータブル・リモート・コントロール・デバイス14の構成を行ってもよい。すなわち、測定装置24がチャネル選択イベントを記録し、コードを受信機16のチューナによって認識されるフォームへ変換し、かつ変換したチャネル選択コマンドを受信機16のチューナへ渡す。
【0082】
また、世帯内の各人員に対して異なるポータブル・リモート・コントロール・デバイスを割り当てることも可能である(来訪者には追加のポータブル・リモート・コントロール・デバイスを割り当てる)。その場合に各人は、世帯内において専用のポータブル・リモート・コントロール・デバイスを持ち歩くことができる。個人用ポータブル・リモート・コントロール・デバイス14は、時間の経過に基づいて、あるいは測定装置24によって発行されるコマンドを基礎として測定装置24に対して定期的に識別信号を送信するべく構成することができる。
【0083】
さらに、ブロック116によって許可される注意喚起に複数のレベルを持たせてもよい。たとえば、最も低いレベルにおいては、最初の注意喚起が10秒間にわたって点滅する。視聴者が適切な応答を行った場合には、プログラム100が通常の実行に戻る。視聴者があらかじめ決定済みの時間(たとえば20秒)内に適切な応答を行わなかった場合には、注意喚起がより高い点滅レートにおいて20秒間にわたって点滅する。視聴者が適切な応答を行った場合には、プログラム100が通常の実行に戻る。それでも視聴者が適切な応答を行わなかった場合には、ブロック116が可聴トーンまたは音声による命令を提供するように構成することもできる。これとは異なる、かつ/または追加のレベルの注意喚起を提供することもできる。
【0084】
上記に加えて、視聴者の構成に変化を生じたとき、注意喚起なしに視聴者の構成員が、視聴者の構成をマニュアル更新することが望ましいと考えられる。注意喚起は、主として、注意喚起なしの変更がなく、かつ充分な時間が経過したときのフェイル‐セーフとして機能する。したがって、ブロック116によって使用される経過時間タイマは、注意喚起の有無にかかわらず、いずれかの視聴者の構成員の識別が入力されるごとにリセットされるようにすればよい。
【0085】
追加の予測として、注意喚起の時間間隔Tを延長もしくは短縮して視聴者の変更の適時的な入力を強化することもできる。このTの調整は、視聴者の構成員によるデータ入力の行動を基礎とすることができる。たとえば、特定の視聴者の構成員が、通常は注意喚起の表示を待ってから、それより早期に生じている視聴者の変更の報告を行うとした場合には、データ・レコードによって示される注意喚起の発生と視聴者の変更の報告の一致が不適切に高い割合になる。この行動パターンが観察されるときには、プログラム100が注意喚起の時間間隔Tを短縮することができる。注意喚起の時間間隔Tを短縮することは、視聴者の変更の発生と報告の間に考えられる遅れを抑える傾向をもたらすとともに、視聴者の変更が生じたときにその報告を、し損なう視聴者の構成員のための緩やかな負側の補強を提供する。
【0086】
上記に代えて、あるいはそれに追加して、視聴者の構成員が、視聴者の変更が生じたときにその報告を行うとした場合には、注意喚起の時間間隔Tが、実際に視聴者の変更が生じていない間の間隔より短い。このパターンが観察されるときには、この視聴者の構成員に必要な注意喚起の時間間隔より時間間隔Tが短いと見られる。その場合には、プログラム100が、正側の補強を提供するために注意喚起の時間間隔Tを延長する。実際、様々な視聴者の構成員に対して、それぞれの以前の行動を基礎として異なる注意喚起間隔Tを設定することができる。
【0087】
さらに、前述した本発明のヒューリスティックは、一連の確率テーブルの形式に従って表現されたチャネル選択履歴および/またはスタイルの知識を頼っている。しかしながらこの種の知識は、別の形式を用いて表すことができる。たとえば、受信機のチャネル選択イベントが生じたとき、それらのイベントに関連するデータを共分散マトリクス内にストアし、その後それを、回帰、弁別、もしくはそのほかの、それぞれの潜在的世帯の構成員に関する予測スコアを作り出すパラメトリック・テクニックを介して評価することができる。同様に、知識を表すための重み付け有向グラフ等の非パラメトリック・テクニックを使用してその種の知識を表すこともできる。ここでは概念的に、もっとも単純な知識表現の形式を使用してヒューリスティックが説明されている。しかしながら、ヒューリスティックの重要な要素は、その種のチャネル選択の履歴(知識)がどのように表現されるかということにかかわりなく、ユーザへの注意喚起または質問を管理するその能力である。
【0088】
また、測定側の観点から見た場合に、視聴者の構成員は次のような特徴を有する:すなわち、どの番組を見るか、いつ見るか、誰と見るか、どこで見るか、どのようにチャネルを変更するかということである。いくつかの世帯においては、これらの統計のうちの1ないしは複数により、視聴者の構成員間を充分に区別できることがある。別の世帯では、特定の時間帯において、これらの統計のほとんどが必要になることもある。このように、前述したヒューリスティックのより進んだ形式では、規則的でない分析が各世帯においてなされ、世帯の構成員間におけるこれらの特徴のそれぞれの構造が評価される。たとえば2人だけの世帯の場合であって、一方がサーフにより、他方が指名によるチャネルの選択を行うとする。こういった世帯は、加速度に関して高度に構造化される。この場合は、負エントロピ、すなわち加速度の情報量(h2)が非常に高い。先進ヒューリスティックにおいては、これらの特徴のそれぞれの値が、それぞれの情報量によって、すなわち視聴者の構成員間を区別する能力によって重み付けされることになる。
【0089】
上記に加えて、ここでは、図1、2、および3に関連して特定のハードウエアについて述べてきた。しかしながら、このほかのハードウエアおよび/またはソフトウエア構成を使用して本発明が実装できることを理解される必要がある。
【0090】
したがって、本発明の説明は例示のみとして、また本発明を実施する最良の形態を当業者に提供することを目的としたものとして解釈されるべきである。本発明の精神から逸脱することなく詳細が実質的に多様となることもあり、付随する特許請求の範囲内に含まれるあらゆる修正の排他的利用が留保されている。
【図面の簡単な説明】
【0091】
【図1】本発明の一例とする実施態様に従った視聴者測定システムを示した説明図である。
【図2】図1に示されている視聴者測定システムの視聴者測定装置を示したブロック図である。
【図3】図1に示されている視聴者測定システムのデータ・ストレージおよび転送ユニットを示したブロック図である。
【図4A】図1の視聴者測定システムとともに使用できる注意喚起番組のフローチャートである。
【図4B】図1の視聴者測定システムとともに使用できる注意喚起番組のフローチャートである。
【図5】図1の視聴者測定システムの動作の説明に有用な説明的なデータを示した表である。
【図6】図1の視聴者測定システムの動作の説明に有用な説明的なデータを示した表である。
【図7】図1の視聴者測定システムの動作の説明に有用な説明的なデータを示した表である。
【図8】図1の視聴者測定システムの動作の説明に有用な説明的なデータを示した表である。
【0001】
本発明は、使用状況(use)が測定されている受信機に関連付けされた享受エリア内に視聴者の構成員がいるときの、それらの視聴者の構成員に対する自己識別の注意喚起に関係する。
【背景技術】
【0002】
視聴者調査の分野では、チャネル選択(tuning)のデータを測定するために、統計的に選択された複数の場所のそれぞれにおいて、番組の受信機をそれぞれ伴う測定装置を使用することが、一般的に行われている。番組の受信機には、テレビジョン受信機、ラジオ受信機、コンピュータ、および/またはそのほかの、空間、ケーブル・システム、衛星等を介して配信される番組のチャネル選択することの可能なデバイスが含まれる。チャネル選択データとしては、たとえば番組の受信機が選択されたチャネルまたは局の識別子(identity)および/または番組の受信機がチャネル選択した番組の識別子が挙げられる。また、受信機の実際の視聴者となっている視聴者の構成員が使用し、それらの視聴者の構成員が測定装置に対して各自の識別子を示すことが可能なマニュアル入力デバイスを提供することも一般的に行われている。このマニュアル入力は、しばしばPeoplemeter(登録商標)(ピープルメータ)の形式で提供されるが、これは、各視聴者の構成員による対応する視聴者の構成員の識別子をマニュアル入力で可能にするだけでなく、視聴者の構成員のいずれが現在その受信機の視聴者となっていることを表示したかについて示すためのビジュアル状態インジケータ(visual status indicator)も提供する。たとえば、このビジュアル状態インジケータは、受信機に隣接して配置され、かつその視聴者の構成員の視野内となるボックスの上に、選択的に点灯される複数の発光ダイオードを備えている。
【0003】
それに代えて、マニュアル入力デバイスを、キーパッドならびに赤外線パルス送信機を備えたバッテリ電源供給式リモート・コントロールあるいはそのほかのリモート・コントロール・デバイスとしてもよく、それによって視聴者の構成員は、その構成員の識別子をマニュアル入力し、赤外線パルスを用いてその識別子を測定装置もしくはそのほかのデータ収集装置に送信することができる。この測定装置またはそのほかのデータ収集装置もまた、前述したようなビジュアル状態インジケータを提供する。このタイプのリモート・コントロールの一例が、米国特許第4,876,736号にキーウィット(Kiewit)によって開示されている。このほかにも、マニュアル入力された視聴者の構成員の識別データを収集し、かつ受信機を使用して現在記録されている視聴者状態を表示するいくつかのデバイスが知られている。
【0004】
測定装置からのチャネル選択のデータおよびマニュアル入力デバイスからの視聴者の構成員の識別子は、各チャネル選択したときの時刻、および/または視聴者の構成が変化した時刻とともに、共通のタイム・スタンプが付される。これらのタイム・スタンプが付されたチャネル選択のデータならびに視聴者の構成員の記録は、毎日、あるいはそのほかの基準に従って行われ、データ収集中央局への転送のために、統計的に選択された場所内の蓄積転送ユニットにストアされる。
【0005】
視聴者の構成員が、ときどき各自の識別子の入力を忘れることがあるため、視聴者の構成員に対して各自の識別子のマニュアル入力の注意喚起を行うことが知られている。しかしながら、視聴者測定においてよく知られていることであるが、協力視聴者の構成員に対して送信される注意喚起信号に頼るシステムは、それらの注意喚起信号の頻度に配慮しなければならない。協力する個人が注意喚起信号を頻繁すぎると感じた場合には、その個人が協力を止めてしまうことがある。これに対し、注意喚起が少なくなりすぎると協力個人が適時のデータ入力を忘れてしまう可能性がある。
【0006】
米国特許第4,816,904号においてマッケンナ(McKenna)ほかは、注意喚起メッセージとディスプレイに送られるビデオ信号を混合することによって、注意喚起メッセージが、視聴者の選択した番組上にオーバーレイされてテレビジョン・スクリーン上に表示される装置を開示している。しかしながらマッケンナ(McKenna)ほかは、注意喚起の頻度を効果的に調整する方法を教示していない。
【0007】
したがって本発明を、適応型注意喚起アルゴリズム内においてチャネル選択および/または視聴者応答データを使用し、注意喚起の発生頻度を選択することに指向する。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の1つの形態によれば、視聴者の構成員に対して視聴者メータへの視聴者の構成員の識別子の入力の注意喚起を行う方法が:その視聴者の構成員が受信機の視聴者となっている確率の決定を行うこと;その視聴者の構成員が受信機の視聴者となっている確率がスレッショルドより小さい場合に、その視聴者の構成員に対して視聴者の構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、その視聴者の構成員が受信機の視聴者となっている確率がスレッショルドより大きい場合に、その視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;を含む。
【0009】
本発明の別の側面によれば、視聴者の構成員に対して視聴者メータへの視聴者の構成員識別子の入力の注意喚起を行う方法が:その視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていた回数および受信機がオンとなった回数の関数として変数の決定を行うこと;この変数がスレッショルドより大きくない場合に、その視聴者の構成員に対して視聴者の構成員識別子の入力の注意喚起を行うこと;および、この変数がスレッショルドより大きい場合に、その視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;を含む。
【0010】
本発明のまた別の側面によれば、視聴者の構成員に対して視聴者メータへの視聴者の構成員の識別子の入力の注意喚起を行う方法が:間欠的な注意喚起イベントにおいて、その視聴者の構成員に対して視聴者の構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;各注意喚起イベントにおいて、過去の視聴者構成およびチャネルの選択の癖を基礎として、その視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている尤度の決定を行うこと;および、対応する注意喚起イベントにおいてなされた決定が、その視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれているらしいとするものである場合に、その視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;を含む。
【0011】
本発明のさらに別の側面によれば、視聴者の構成員に対して視聴者メータへの視聴者の構成員識別の入力の注意喚起を行う方法が:ヒューリスティック(heuristic)を適用してその視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれているかについての決定を行うこと;受信機の視聴者内の視聴者の構成員をカウントして、カウントを提供すること;ヒューリスティックによってその視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていないことが示され、かつカウントがログイン済みの視聴者の構成員の数に等しくない場合に、その視聴者の構成員に対して視聴者の構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、ヒューリスティックによってその視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていることが示され、かつカウントがログイン済みの視聴者の構成員の数に等しい場合に、その視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;を含む。
【0012】
本発明のさらにまた別の側面によれば、視聴者の構成員に対して視聴者メータへの視聴者の構成員識別の入力の注意喚起を行う方法が:チャネルの選択履歴ならびにチャネルの選択スタイルの両方に基づいてその視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率の決定を行うこと;その視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率がスレッショルドより小さい場合に、その視聴者の構成員に対して視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、その視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率がスレッショルドより大きい場合に、その視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;を含む。
【0013】
本発明のさらにまた別の側面によれば、視聴者の構成員に対して視聴者メータへの視聴者の構成員識別の入力の注意喚起を行う方法が:その視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていた回数および受信機がオンとなった回数の関数として変数の決定を行うこと;チャネルの選択スタイルに基づいて、その視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率の決定を行うこと;変数が第1のスレッショルドより大きくなく、かつ、この確率が第2のスレッショルドより大きくない場合に、その視聴者の構成員に対して視聴者の構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、変数がスレッショルドより大きく、かつ、この確率が第2のスレッショルドより大きい場合に、その視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;を含む。
【0014】
これらの、およびそのほかの本発明の特徴は、図面とともに本発明を詳細に考察することによってより明らかなものとなろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
図1に示されているように、既知の視聴者の構成員が存在する統計的に選択された場所12に視聴者測定システム10が備えられている。統計的に選択された場所12は、たとえば1つの世帯とすることができる。視聴者測定システム10は、受信機16をコントロールするポータブル・リモート・コントロール・デバイス14を備えている。受信機16は、たとえば図1に示されているようにテレビジョン受信機とすることができるが、それに代えて受信機16をラジオ、コンピュータ、あるいはそのほかの任意の受信機、すなわち空間、ケーブル、衛星、もしくはそのほかの通信方法を介して統計的に選択された場所12へ配信される番組に対するチャネル選択が可能な受信機とすることができる。
【0016】
ポータブル・リモート・コントロール・デバイス14は、視聴者の構成員によるチャンネル番号の入力、チャンネルの送りまたは戻し、音量の増減、受信機16の消音、および受信機16のオン/オフを可能にするボタンを備えたキーパッド等のユーザ・インターフェースを有しているものとすることができる。つまり、ポータブル・リモート・コントロール・デバイス14を使用して、離れたポジション18から受信機16のチャンネル、音量レベル等を変更することができる。
【0017】
ポータブル・リモート・コントロール・デバイスのキーパッドは、視聴者の構成員が受信機16の視聴者となっているときに、各自による自己識別を可能にするようにもできる。視聴者の構成員各自の名前および適切な人口統計学的情報は、キーパッドのボタンの対応する1つに関連付けし、適切なメモリに好適にストアすることができる。つまり、視聴者の構成員の1人が識別のためにボタンを押したとき、それを押した日時、適切な識別子、および適切な人口統計学的情報を、対応するチャネルの選択データとともにストアすることができる。
【0018】
視聴者測定システム10は、視聴者の構成員に関するデータ(以下『視聴者構成員識別データ』という)をログするべく構成されている。また視聴者測定システム10は、受信機16のチャネル選択が行われた番組および/またはチャンネルに関するチャネル選択データをログ(log)するべく構成されるものとすることができる。ログされたデータは、周期的にネットワーク20を介してデータ収集中央局22へ送信される。ネットワーク20は、データ収集中央局22へログ・データを伝達するための任意のメカニズムとすることができる。たとえばネットワーク20を、視聴者測定技術において従来から習慣的に使用されているような公衆交換電話網としてもよい。
【0019】
ポータブル・リモート・コントロール・デバイス14は、受信機16に隣接して取り付けられている測定装置24へ構成員識別データを入力するためにも使用することができる。測定装置24は、ポータブル・リモート・コントロール・デバイス14から獲得した視聴者構成員識別データに加えて、従来の任意の方法に従って受信機16からチャネル選択のデータを獲得するべく構成することができる。それに加えて、あるいはそれに代えて、ポータブル・リモート・コントロール・デバイス14以外のデバイスから視聴者構成員識別データを入力することもできる。たとえば、前述したようにPeoplemeter(登録商標)(ピープルメータ)を使用して測定装置24への構成員識別データの入力を行ってもよい。それに加えて、あるいはそれに代えて、測定装置24の上に直接マウントされたスイッチの使用を介して視聴者構成員識別データを入力すること、または電子番組の・ガイド(EPG)の使用を介して視聴者構成員識別データを測定装置24へ入力することも可能である。EPGが使用される場合には、EPGの使用によりチャネル選択のデータを測定装置24へ入力することもできる。獲得されたチャネル選択および視聴者構成員識別データは、当業者に周知の各種テクニックによってデータ収集中央局22へ伝達することができる。
【0020】
視聴者測定システム10は、データ蓄積転送ユニット26を備え、それが、スケジュールされた転送時刻までチャネル選択および視聴者構成員識別データを測定装置24から収集し、そのチャネル選択および視聴者構成員識別データを蓄積し、その時刻になるとそのチャネル選択および視聴者構成員識別データをデータ収集中央局22へ転送する。データ蓄積転送ユニット26は、統計的に選択された場所12内に配置されるほかの受信機(図示せず)のそれぞれに関連付けされた、測定装置24に類似の測定装置から収集したチャネル選択および視聴者構成員識別データの蓄積転送を行うこともできる。以下においては、これらの視聴者測定システム10、測定装置24、および/またはデータ蓄積転送ユニット26を視聴者メータと呼ぶ。
【0021】
測定装置24は、ロジックおよびメモリから構成可能であり、それにより測定装置24は、ポータブル・リモート・コントロール・デバイス14からのチャンネル選択入力に基づいて現在のチャネル選択のデータを獲得し、かつ決定することができる。
【0022】
上記に代えて、またはそれに加えて測定装置24は、信号検出器34から信号のレプリカ(replica)を受信することもできる。たとえばこの信号検出器34を、発行済み米国特許出願第08/654,309号においてチャン(Chan)によって開示されているようなビデオ信号ソース検出器の形式にしてもよい。このビデオ信号ソース検出器は、チャン(Chan)出願における教示にあるように適当な場所に置かれ、受信機16のCRTへの入力からビデオ信号のレプリカを獲得する。
【0023】
上記に代えて、またはそれに加えて信号検出器34は、受信機16のスピーカからオーディオ出力のレプリカを獲得するマイクロフォンの形式としてもよい。つまり信号検出器34は、受信機16によって処理されたビデオおよび/またはオーディオ信号のレプリカを、受信機16から、それを妨げない態様で獲得するべく構成されている。
【0024】
信号検出器34によって獲得された信号のレプリカは、その後、各種のチャネル選択の測定方法に従って測定装置24により処理することができる。たとえば(i)チャネル選択されている番組、またはチャンネルを識別する補助的なビデオおよび/またはオーディオ・コード(ソース識別(SID)コード等)が存在する場合には信号のレプリカからそのコードを読み取ることも可能であり、(ii)チャネル選択されている番組のビデオおよび/または音声特徴シグニチャ特性(audio feature signatures characteristic)を信号のレプリカから抽出し、参照シグニチャと比較して番組またはチャネルを識別することも可能であり、かつ/または、(iii)信号のレプリカを、測定装置24によってコントロールされる参照スキャニング・チューナが獲得したそのときの参照信号と相関させて、番組またはチャネルを識別することも可能である。
【0025】
また別の変形として、信号検出器34を受信機16の局部発振器周波数を検出するべく構成してもよい。この局部発振器周波数は、視聴者測定分野において周知のように受信機16が選択されるチャネルを表す。
【0026】
さらに、信号検出器34が使用されるか否かによらず、測定装置24は、オン/オフ・センサ36からオン/オフ入力を受け取ることができる。このオン/オフ・センサ36は、たとえば受信機16から発散される誘導性信号を検出することによって受信機16がオンであると決定する誘導性センサとすることができる。受信機16がテレビジョン受信機となる場合には、オン/オフ・センサ36を誘導性センサとし、それが、よく知られているように受信機16のCRTの水平再トレース周波数を検出することによって受信機16がオンであると決定することができる。それに代えてオン/オフ・センサ36に、受信機16のスクリーン・ディスプレイに関連して配置された光学検出器プローブを備えれば、スクリーン・ディスプレイから発散される光のレベルもしくは光の量の変化を使用して受信機16のオンまたはオフとなった時点を示すことが可能になる。さらに、オン/オフ・センサ36を、受信機16のオン/オフ状態を決定するべく適切に構成された別のタイプのセンサとすることも可能である。
【0027】
受信機16のコントロールにおいては、ポータブル・リモート・コントロール・デバイス14が、好ましくは、2ないしはそれを超えるチューナ装置、たとえばテレビジョン受信機、VCR、および/またはケーブル・コンバータ等をコントロールすることができる従来の共通リモート・コントロールの態様で動作する。その種の共通リモート・コントロールは、従来からいくつかの異なるコード・セットを使用しており、その結果、複数のユーザ選択モードにおいて動作することが可能になる。1ないしは複数のこれらのモードを使用して、チャネルの選択もしくはそのほかのコマンド(たとえば、VCRに送信される早送りコマンド)を現在アクティブのチューナ(たとえば受信機16、セットトップ・ケーブル・コンバータもしくはVCRのチューナ)へ送信し、受信機16をコントロールすることができる。それに加えて、ポータブル・リモート・コントロール・デバイス14のモードの1つが、測定装置24への視聴者の構成員の識別データの送信にも使用される。
【0028】
オプションとして、ポータブル・リモート・コントロール・デバイス14のキーパッドに、各視聴者の構成員に関連付けされた専用ボタンが備えられることもある。つまりこれらの専用ボタンは、その視聴者の構成員の識別のためだけに使用することができる。
【0029】
測定装置24は、図2に示されているようにトランシーバ54、信号検出器34、ROM56、RAM58、オン/オフ・センサ36、およびインターフェース60と適切に接続されたマイクロプロセッサ52を備えている。ROM56内にストアされているプログラムを実行するマイクロプロセッサ52に結合されているトランシーバ54は、チャネル選択の状態および/または視聴者の構成員識別データをポータブル・リモート・コントロール・デバイス14から受信するために使用される。チャネル選択の状態データは、現在の視聴者構成員識別データならびにタイム・スタンプとともにRAM58内に一時的に保存される。そのオプションとして、またはそれに代えて測定装置24が信号検出器34に応答して、前述したようにコード、シグニチャ、もしくは相関からチャネル選択されている番組を識別し、あるいは受信機16の局部発振器周波数を検出すること等によってチャネル選択されているチャンネルを決定することもできる。この情報は、RAM58内に一時的にストアすることができる。さらに測定装置24を、オン/オフ・センサ36から受信機16のオン/オフ状態が決定されるべく構成することができる。受信機16のオン/オフ状態は、以下に説明するように後述する注意喚起番組に従った、ポータブル・リモート・コントロール・デバイス14(またはそのほか)の使用による、視聴者の構成員への自己識別の入力の注意喚起において使用される。前述したように、測定装置24は、オン/オフ、チャネルの選択、視聴者構成員識別データをデータ蓄積転送ユニット26へインターフェース60を介して伝達する。
【0030】
したがって測定装置24は、マイクロプロセッサ52による、ROM56内にストアされているプログラムの実行を介して受信機16のチャネル選択に関連付けされたチャネル選択のデータの獲得および/または決定を行い、そのチャネル選択のデータをRAM58内に一時的にストアする。また測定装置24は、受信機16のオン/オフ状態の獲得および/または決定を行い、その状態をRAM58内に一時的にストアする。さらに測定装置24は、視聴者構成員識別データを受け取り、そのデータをRAM58内に一時的にストアする。測定装置24は、インターフェース60の使用を介してこれらのデータの一部もしくは全部をデータ蓄積転送ユニット26へ伝達する。なお測定装置24は、たとえばこれらのデータを獲得と同時にデータ蓄積転送ユニット26へ伝達することもできる。
【0031】
図3に示されているように、データ蓄積転送ユニット26は、インターフェース84、ROM86、RAM88、およびインターフェース90と適切に結合されたマイクロプロセッサ82を備えている。インターフェース84ならびにインターフェース60は、測定装置24とデータ蓄積転送ユニット26の間における通信をサポートしており、インターフェース90は、データ蓄積転送ユニット26と前述のデータ収集中央局22の間における通信をサポートしている。
【0032】
ROM86は、統計的に選択された場所12内の対応する受信機16に関連付けされている各測定装置24からのチャンネル選択および視聴者構成員識別データの収集ならびに転送を行うための、および適切な測定装置24を介して視聴者の構成員に対して注意喚起インストラクション(prompting instructions)を提供し、かつそれによってその視聴者の構成員に自己識別を促すための、図4Aならびに4Bのフローチャートによって表されるプログラム100をストアしている。プログラム100によって実装される注意喚起マネジメントは、受信機ごと、およびソース識別(SID)クラスごとの、可能性のある視聴者の構成員のそれぞれの視聴者関与履歴を頼りとしている。SIDは、プログラムのもしくはそれらのソースを識別するためにプログラムの内に挿入される補助コードである。
【0033】
ナビゲーションの特徴等のこのほかのテクノロジによって、注意喚起マネジメントにとって価値のある情報を提供することもできる。ナビゲーションの特徴は、特定の視聴者の構成員が受信機16をチャネル選択する方法を示す。たとえば、視聴者の構成員の1人がチャネル・サーフを行うとする。つまり、チャネル・サーフが検出された場合には、チャネル・サーフを行うその視聴者の構成員が視聴者となっている可能性が増加すると見られる。プログラム100は、測定装置24が明確にチャネル変更を検出できない場合に特に有用となる。
【0034】
図4Aならびに4Bに示されているようなプログラム100のインスタンスは、統計的に選択された場所12にある各受信機用のデータ蓄積転送ユニット26に備えることができる。それに代えて、データ蓄積転送ユニット26において実行し、かつ統計的に選択された場所12にあるすべての受信機に適合するように図4Aならびに4Bに示されているようなプログラム100に調整してもよい。さらに別の変形として、統計的に選択された場所12にある各受信機に関連付けされた測定装置24にプログラム100のインスタンスを備えることもできる。
【0035】
図4Aに示されているように、受信機16がオンとなったことを示すデータをプログラム100が受け取ると、ブロック102においてプログラム100は、受信機16に関係するチャネル選択データを獲得し、そのデータをRAM88内にストアする。ブロック104においては、プログラム100から適切な測定装置24へ、受信機16の視聴者となっている視聴者の構成員に対して直ちに注意喚起を行って、自己識別を行わせるインストラクションが与えられる。この注意喚起は、受信機16上のオン‐スクリーン表示によって、測定装置24もしくはポータブル・リモート・コントロール・デバイス14の提供するビジュアル表示によって、測定装置24もしくはポータブル・リモート・コントロール・デバイス14の提供するオーディオ・メッセージによって、あるいはそのほかの手段によってもたらすことができる。
【0036】
応答する視聴者の構成員の識別データは、ブロック106において受信される。視聴者構成員識別データがポータブル・リモート・コントロール・デバイス14によって提供され、プログラム100がデータ蓄積転送ユニット26において実行されている場合には、この視聴者構成員識別データがトランシーバ54の使用を介して受信され、測定装置24によってデータ蓄積転送ユニット26へ伝達される。それに代えて、測定装置24に入力キー、スイッチ等を備えてもよく、その場合には測定装置24が視聴者構成員識別データを直接受け取り、それをデータ蓄積転送ユニット26へ伝達する。プログラム100は、ブロック108において視聴者構成員識別データをRAM58もしくはRAM88内に適宜ストアし、ブロック110において、SIDクラス・テーブルを適宜更新する。
【0037】
これらのテーブルは、データ蓄積転送ユニット26によって使用されて視聴者構成の実行時アキュームレータが維持される。実行時アキュームレータは、統計的に選択された場所12内にある受信機16のそれぞれに各視聴者の構成員がログオンした回数のカウントであり、時間的な期間により、またSIDコードのクラスごとに維持される。
【0038】
図5のテーブルは、すべてのSIDクラスに関する1つの世帯の1箇月間のデータの累積を例示している。図5のテーブルによって示されるように、1日を時間帯に分類している。またこのテーブルは、統計的に選択された場所12内にいるそれぞれの視聴者の構成員ごとに分類され、さらに各視聴者の構成員と受信機の関係から再分類されている。図5に示されているように、視聴者の構成員は、各自の性別ならびに年齢によって示され、受信機はそれぞれの場所(寝室、リビング、キッチン等)によって示される。しかしながら、年齢ならびに性別に代えて、名前等のそのほかの識別子を使用して視聴者の構成員を識別してもよく、この種の識別は、性別が等しく、年齢の近い複数の構成員が統計的に選択された場所12内に存在する場合に特に有用となる。また寝室、リビング、およびキッチンといった場所以外の受信機の場所識別子を、統計的に選択された場所12内において使用される受信機に割り当ててもよく、同じ部屋タイプの部屋が統計的に選択された場所12内に複数存在する場合に特にそれが有用になる。
【0039】
図5のテーブルに一例として提供されているデータは、図5のテーブルによってカバーされる月内の午前6時に35〜49歳の女性視聴者の構成員が寝室の受信機を18回にわたって使用して番組を受信したこと、図5のテーブルによってカバーされる月内の午前6時30分に35〜49歳の女性視聴者の構成員が寝室の受信機を19回にわたって使用して番組を受信したこと、図5のテーブルによってカバーされる月内の午前7時に35〜49歳の女性視聴者の構成員が寝室の受信機を22回にわたって使用して番組を受信したこと、図5のテーブルによってカバーされる月内の午前7時30分に35〜49歳の女性視聴者の構成員が寝室の受信機を21回にわたって使用し番組を受信したことなどを示している。このテーブルは、統計的に選択された場所12内のほかの視聴者の構成員に関して、またほかの時間帯に関しても類似のデータを保持する。
【0040】
このテーブルのチャネル選択イベント・セクションは、統計的に選択された場所12内の各受信機16が、それぞれの時間帯に使用された回数に関係するデータを、その時間帯ならびに月においてその受信機の視聴者となった視聴者の構成員の数にかかわりなく、ストアしている。たとえば、図5のテーブルによってカバーされる月内の午前6時に35〜49歳の女性視聴者の構成員が寝室の受信機を18回にわたって使用して番組を受信しており、図5のテーブルによってカバーされる月内の午前6時に35〜49歳の男性視聴者の構成員が寝室の受信機を1回にわたって使用して番組を受信している。しかしながら、該当する月の午前6時に寝室内の受信機が使用され、チャネル選択イベントは18だけであり、これは、図5のテーブルによってカバーされる月内の同じ日の午前6時に35〜49歳の女性視聴者の構成員および35〜49歳の男性視聴者の構成員が寝室の受信機を使用したことによる。
【0041】
別の例を挙げると、図5のテーブルによってカバーされる月内の午後6時に35〜49歳の女性視聴者の構成員がリビングの受信機を8回にわたって使用して番組を受信しており、図5のテーブルによってカバーされる月内の午後6時に35〜49歳の男性視聴者の構成員がリビングの受信機を1回にわたって使用して番組を受信しており、図5のテーブルによってカバーされる月内の午後6時に12〜17歳の女性視聴者の構成員がリビングの受信機を14回にわたって使用して番組を受信している。しかしながら、該当する月の午後6時にだれかを視聴者としてリビングの受信機がオンとなっていた回数は15回だけであり、これは、その時間帯に複数の視聴者の構成員がリビングの受信機の視聴者となっていた回数が数回に及ぶことによる。したがって、該当する月の午後6時の時間帯にリビングの受信機が使用されたチャネル選択イベントが15回だけになっている。
【0042】
このテーブルのカウント・セクションは、該当月について受信機ごと、および時間帯ごとにデータの合計に関するデータをストアしている。つまり、たとえば図5のテーブルによってカバーされる月内の午前6時に35〜49歳の女性視聴者の構成員が寝室の受信機を18回にわたって使用して番組を受信しており、図5のテーブルによってカバーされる月内の午前6時に35〜49歳の男性視聴者の構成員が寝室の受信機を1回にわたって使用して番組を受信している。したがって、該当月の午前6時の時間帯における寝室の受信機に関するカウントは、18+1=19となる。
【0043】
別の例を挙げると、図5のテーブルによってカバーされる月内の午後6時に35〜49歳の女性視聴者の構成員がリビングの受信機を8回にわたって使用して番組を受信しており、図5のテーブルによってカバーされる月内の午後6時に35〜49歳の男性視聴者の構成員がリビングの受信機を1回にわたって使用して番組を受信しており、図5のテーブルによってカバーされる月内の午後6時に12〜17歳の女性視聴者の構成員がリビングの受信機を14回にわたって使用して番組を受信している。したがって、該当する月の午後6時の時間帯におけるリビングの受信機に関するカウントは、8+1+14=23となる。
【0044】
図5のテーブル内のデータは、SID固有の情報を示してなく、それよりは、すべてのSIDコードにわたる境界レイヤのコラプシングを表している。データ・コラプシングは、不充分なデータしか収集されてなく、それに基づいて所定の時間帯に受信機の視聴者となっている視聴者の構成員を予測する場合に有用である。たとえば、初期データ収集の最初の数箇月間においては、不充分なデータしか収集されない傾向となり、それに基づいて所定の時間帯に受信機の視聴者となっている視聴者の構成員の予測が行われることから、特に有用となる。
【0045】
図5に示されているテーブルは、データがストアされる方法の例示に過ぎない。これに代えて、その世帯内のすべてのセットに関して、データを蓄積テーブル内にストアすることもできる。この蓄積テーブルは、チャネル選択の状態もしくは視聴者の構成に変化があるごとに増やされ、各個人、時間帯、セット、およびSIDクラスに関するデータを含む。このように蓄積テーブルは、単純にチャネル選択のイベントならびに各視聴者構成イベントのログを時間的な順序を追って作成することができる。
【0046】
さらに別の変形として、その種の蓄積テーブルを使用してデータをストアし、1箇月の間にわたって蓄積し、該当する月の終わりに図5に示されているようなタイプの月テーブルに移してもよい。そのほかの変形も可能である。
【0047】
これらのテーブルは、スケジュール済み注意喚起に先行して行われるそれぞれの受信機に関する評価の基本情報をストアする。これらのテーブルは、測定装置24によって、もしくはデータ蓄積転送ユニット26によって維持されるが、好ましくは4つの独立のテーブル、すなわち現在の月用のテーブル、現在の月‐1月用のテーブル、現在の月‐2月用のテーブル、および現在の月‐3月を含みそれまでのすべての月の合計を含むものとする。これらのテーブルを用いることによって、たとえばデータ・コラプシングの間に使用することのできる振る舞いの新しさによって、データの可変重み付けを行うことが可能になる。
【0048】
この新しさの重み付けは、4つの月テーブルのすべてを重み付けベースでマスタ・テーブルに結合することによって達成され、それをそれぞれの受信機に使用し、その受信機の視聴者に対してスケジュール済み注意喚起を配信するか否かについて決定する。たとえば、新しさの重みを2.1、0.3、0.3、0.3とする場合には、現在の月テーブル内のデータに対して2.1の重みを、残り3つのテーブル内のデータに等しく0.3の重みをそれぞれ与えることによって、前述した4つの月テーブル内のすべてのセルが結合される。
【0049】
プログラム100は、ブロック112において、前述したテーブル内のデータを評価するタイミングであるか否かについて決定する。たとえばブロック112において経過時間タイマを使用してもよく、その結果ブロック112は、経過時間タイマが時間Tの経過を示したときその評価を実行するタイミングであると決定する。評価の間隔の時間Tは、42分に、あるいはそのほかの適切と考えられる分単位の長さにセットすることができる。つまり、受信機16が最初にオンとなってからTが経過するとプログラム100がブロック112においてテーブル内にストアされているデータの評価を開始し、注意喚起を抑えるべきか否かについて決定する。したがって、この評価によって注意喚起は抑えられるべきであると示されない限り、Tの経過後に注意喚起が与えられる。
【0050】
この評価は、確率を基礎としたヒューリスティックである。統計的に選択された場所12におけるチャネル選択および視聴者の構成の履歴は、数学的に合計され、カウントの多次元テーブル内に表される。注意喚起の配信がスケジュールされているそれぞれの時点においてこの情報が評価され、その世帯内の視聴者構成の数学的構造が、特定の視聴者構成の確率が特定のスレッショルドを超えるようなものとなる場合には、注意喚起が抑えられる。
【0051】
ヒューリスティックは、テーブル内にストアされている知識を極めて倹約的に要約し、検索するためのアルゴリズムである。稠密に埋められたテーブルにおけるもっとも単純なアルゴリズムは、現在の条件にもっとも類似しているセルをサーチし、それぞれに関する単純な確率を計算し、単一のチャネル選択の構成の確率が特定のスレッショルドを超える場合に、次のサイクルまで注意喚起を抑えるものとなる。
【0052】
目的は視聴者の構成を決定することである。この決定は、組み合わせ論における問題として扱うよりはむしろ、SIDならびに時間帯ごとの、受信機における個別のチャネル選択の問題として扱うことができるが、共通受信履歴および現在の代替受信機(同じ場所に設置された)に対する現在の応答を包含する条件を含める。
【0053】
ヒューリスティックの演算は、図6、7、および8に示されている一例の頻度テーブルを用いて例証することができる。図6および7に示されているテーブルは、2つのSID分類、すなわちSID11およびSID12に関する頻度テーブルに対応している。これらのSIDクラスは、たとえば番組を、昼間のドラマ、ゴールデン・タイムのドラマ、スポーツ等の番組のタイプによって分け、スポーツは、さらにフットボール、野球といったサブタイプに分けることができる。すなわち、各SIDをこれらのクラスの1つに割り当てることができる。図8に示されているテーブルには、月テーブル内のデータの合計が含まれている(この例の場合には、図6および7のテーブル内のデータの合計になる)。
【0054】
ブロック112において評価を行うタイミングであると決定されると(たとえば、最後に注意喚起の決定を行ってから時間Tが経過すると)、ブロック114が、ログインしている(つまり、視聴者として自己識別した)人員の数が、視聴者にカウントされている人員の数に等しいか否かについての決定を行う。人員のカウントは、電子アイ、近接またはそのほかのセンシングを使用して、受信機16に関連付けされた享受エリア内を入出する視聴者の構成員をカウントすることによって行うことができる。図1には、この目的に関してカウンタ90が示されている。測定装置24は、カウンタ90からカウント情報を収集し、そのカウント情報を適宜データ蓄積転送ユニット26へ渡す。ブロック114が、ログインしている人員の数が視聴者内にカウントされた人員の数に一致していないと決定した場合には、ブロック116が、プログラム100に対応する受信機16における視聴者の構成員に対して注意喚起を与えることを許可する。
【0055】
これに対してブロック114が、ログインしている人員の数が視聴者内にカウントされた人員の数に一致していると決定した場合には、ブロック118が、データ値COUNTSをデータ値TUOCCによって除した結果として変数NUMBERを決定する。データ値COUNTSは、現在の時間帯およびプログラム100に対応する受信機によって受信されている番組の現在のSIDに対応する、受信機の場所、時間帯、およびSIDクラスに関するカウント行から得られる。たとえば、現在の時間帯が午前6時30分であり、相応する受信機によって受信されている番組からのSIDがSIDクラス11であり、かつ相応する受信機が寝室の受信機である場合には、COUNTSに関するデータ値が19になる。
【0056】
データ値TUOCCは、現在の時間帯およびプログラム100に対応する受信機によって受信されている番組の現在のSIDに対応する、受信機の場所、時間帯、およびSIDクラスに関するチャネル選択のイベント行から得られる。たとえば、現在の時間帯が午前6時30分であり、相応する受信機によって受信されている番組からのSIDがSIDクラス11であり、かつ相応する受信機が寝室の受信機である場合には、TUOCCに関するデータ値が19になる。
【0057】
したがって、変数NUMBERは、19/19=1.0として決定される。変数NUMBERの決定に使用される分子もしくは分母のいずれかがあらかじめ決定されたスレッショルドを下回る場合には、予測の基礎となるSIDテーブル内のデータが不充分であることから、このスレッショルドに達するまでテーブル内のセルを右から左へ(SID、続いて受信機の順で)コラプシングを行う必要が生じることがある。この種のデータ・コラプシングに続いて、変数NUMBERの再計算を行うことができる。
【0058】
ブロック120は、変数NUMBERが対応するスレッショルドを超えているか否かについての決定を行う。変数NUMBERが対応するスレッショルドを超えていない場合には、ブロック116が、プログラム100に対応する受信機16における視聴者の構成員に対して注意喚起を与えることを許可する。これに対して、変数NUMBERが対応するスレッショルドを超えている場合には、ブロック122がNUMBERをもっとも近い整数に丸め、丸めた後のNUMBERと現在の人員のカウントを比較する。この現在の人員のカウントは、たとえば、プログラム100に対応する受信機16の測定装置24にログインしている視聴者の構成員の数を合計することによって導出することができる。それに代えて、前述したセンシングを使用し、受信機16に関連付けされた享受エリア内に入出する視聴者の構成員をカウントすることによって現在の人員のカウントを導出してもよい。丸めた後のNUMBERと現在の人員のカウントが異なる場合には、ブロック116が、プログラム100に対応する受信機16における視聴者の構成員に対して注意喚起を与えることを許可する。
【0059】
これとは逆に、丸めた後のNUMBERと現在の人員のカウントが異なっていない場合には、変数NUMBERは、テーブル内のデータによって表される履歴と一致し、さらにプログラム100による評価を行うことができる。つまり、丸めた後のNUMBERと現在の人員のカウントが異なっていない場合には、ブロック124が変数PREDICTED PERSONを、プログラム100に対応する受信機16の視聴者である最大確率を有する人員に等しく設定する。たとえば、図6〜8に示したテーブルおよび前述の例を使用すると、現在時(午前6時+T)において、寝室の受信機の視聴者としてSIDクラス11の番組を見ている最大の確率を有する人員は、35〜49歳の女性になる。したがって変数PREDICTED PERSONが、35〜49歳の女性に設定される。
【0060】
またブロック124は、PREDICTED PERSON(例示では35〜49歳の女性)が視聴者である確率を、その時間帯に関連SIDクラスを有する番組にその35〜49歳の女性がチャネル選択を行った回数をその時間帯のそのSIDクラスに関するカウントにより除することによって計算する。たとえば、その35〜49歳の女性が現在時(午前6時+T)および現在の時間帯においてSIDクラス11を有する番組にチャネル選択された寝室の受信機の視聴者である確率は、図6のテーブルを使用して19/20となる。この確率、19/20は、リード‐イン調整係数FLIによって調整してもよい。このリード‐イン係数FLIが使用されて、直前の時間帯の間にそのPREDICTED PERSONが関連の受信機の視聴者であったとき、計算された確率が調整される。このリード‐イン係数FLIは、1より大きい適切な値に設定されたあらかじめ決定済みの数とすることができ、計算された確率に乗じられて、計算された確率を増加させる。
【0061】
ブロック124の処理に続き、ブロック126においてプログラム100は、ブロック124において計算した確率があらかじめ決定済みのスレッショルド未満であるか否かについての決定を行う。ブロック124において計算した確率があらかじめ決定済みのスレッショルド未満である場合には、ブロック116が、プログラム100に対応する受信機16における視聴者の構成員に対して注意喚起を与えることを許可する。ここで注意されたいが、プログラム100を実行する間のこの時点において、テーブル内に不充分なデータしか存在しないこともあり、その場合には前述したようにデータのコラプシングを行うことができる。しかしながら、そのようなデータのコラプシングを行った場合には、ブロック124において計算した確率があらかじめ決定済みのスレッショルド未満となる傾向が生じ、その結果、相応じて注意喚起が許可されやすくなる。
【0062】
これに対して、ブロック124において計算した確率があらかじめ決定済みのスレッショルド未満とならない場合にプログラム100は、ブロック128において、プログラム100に対応する受信機16の視聴者となっており、かつ対応する測定装置24へ自身の識別を入力した視聴者の構成員がPREDICTED PERSONであるか否かについての決定を行う。プログラム100に対応する受信機16の視聴者となっており、かつ対応する測定装置24へ自身の識別を入力した視聴者の構成員がPREDICTED PERSONでない場合には、ブロック116が、プログラム100に対応する受信機16における視聴者の構成員に対して注意喚起を与えることを許可する。
【0063】
それとは逆に、プログラム100に対応する受信機16の視聴者となっており、かつ自己識別を対応する測定装置24へ入力した視聴者の構成員がPREDICTED PERSONである場合には、ブロック130においてプログラム100が注意喚起を抑える。
【0064】
ブロック116がプログラム100に対応する受信機16における視聴者の構成員に対して注意喚起を与えることを許可した後、もしくはブロック130が注意喚起を抑えた後は、ブロック116によって使用される経過時間タイマがリセットされ、午前6時+2Tにおいて、さらにその後のTの経過ごとにブロック112〜130の実行を反復するためにプログラム100がブロック116へ戻る。
【0065】
その日の特定の時刻において、データ蓄積転送ユニット26は、それがストアしているチャネル選択および視聴者構成員識別データをデータ収集中央局22へ伝達する。
【0066】
プログラム100のブロック116によって、このほかのイベントが使用され注意喚起を誘発することもできる。その種のイベントとしては、たとえば視聴者の構成員のログインがまったくないときのチャネル変更、世帯内の特定の構成員がログインしなくなってからのあらかじめ決定済みの日数の経過、短期来訪者がログインしなくなってからのあらかじめ決定済みの日数の経過、受信機16がオンされたときにログインがないこと、受信機16が特定の番組(子供向け番組の等)にチャネル選択されたときに世帯内の特定の構成員(子供等)のログインがないこと等が挙げられる。
【0067】
前述したように、ナビゲーションの特徴は、注意喚起マネジメントにとって価値のある情報を提供することがある。ナビゲーションの特徴は、特定の視聴者の構成員が受信機16のチャネル選択を行う態様を示す。したがって、個別の番組へのチャネル選択または特定の時間帯もしくは特定のセット上におけるチャネル選択と世帯内の特定の構成員を前述したように相関させる方法と同じ方法に従って、チャネル選択のスタイルと世帯内の個別の構成員を関連付けすることができる。つまり、チャネル選択のパターンを評価するとき、の構成員が番組を選択するスタイルについても評価することができる。
【0068】
チャネル選択のスタイルは、いずれのパラダイムが使用されて受信機のチャネル選択が概念化されるかということに依存する各種の条件によって記述することができる。チャネル選択のスタイルは、『ナビゲーション・パターン』、『バイオメトリック信号』、もしくは『キーストローク・ダイナミクス』を意味し、あるいは含むと考えることができる。これらのスタイルは、ある種の非常に単純な『統計』によって、もしくは知識を表すより複雑な形式によって特徴付けが可能である。
【0069】
『統計』は、数学者により、単一のパラメータもしくはパラメータの単純なセット上へのベクトルまたはデータのセットの数学的投影として形式上の定義が与えられている。つまり統計は、事実上、データの要約に使用される。代表値は、データのセットの要約に使用可能な統計の一例である。しかしながらデータの要約においては、そのデータに関する、たとえば分散、尖度、偏りといった特定の知識、および当然のことではあるが、各データ・ポイントの正確な値が失われる。したがって、データの要約に使用される統計は、充分なこともあれば、不充分なこともある。
【0070】
理論上の統計において『充分であること』は、『統計』がデータの分布の必要な詳細を再現できることを言う。いくつかの世帯においては、単純な統計が『充分に』チャネル選択のスタイルを表すことができる。その種の統計の1つは、単位時間当たりのチャネル選択された局もしくは番組の平均値である。たとえば、1人の視聴者の構成員が『指名テレビジョン』を見る(つまり、その視聴者の構成員は、選択した番組を伝えるチャネルにチャネル選択を行い、選択した番組のほとんどもしくはすべてを通じてそのチャネルにとどまる)場合には、1/2時間当たりの局の『ヒット』の平均値が非常に小さくなる。しかし、別の視聴者の構成員を『サーファ』とすれば、30分当たりの局の『ヒット』の平均値が格段に大きくなる。これらの視聴者の構成員のチャネル選択の癖の要約は、分散および偏りの知識を喪失させることがあるが、これら2人の視聴者の構成員の平均速度(チャネル変更の平均レート)間における歴然とした違いは、これらの視聴者の構成員を区別する上で充分である。したがって、この例においては、Δの代表レートが個人の識別に充分と言える。
【0071】
しかしながら、別の世帯においては、同じ平均チャネル変更レート(速度)を有している構成員が数人になることがある。その場合、それらの世帯を区別する唯一の方法は、チャネル速度とともに、世帯内の構成員の最新の存在を識別するために『充分であること』を提供すると見られるそのほかのチャネル選択のパラメータを考慮することである。
【0072】
たとえば時間期間T(たとえば1/2時間)ごとに、その1/2時間の間におけるチャネル選択されたチャネル数の平均を、受信機に対するそれぞれの個別のログオンについて記録し、図6〜8のテーブル内にストアすることができる。しかしながら、速度では、しばしば加速度と呼ばれる『変更の瞬間レート』が異なる人員の間を区別する上で充分でないことがある。たとえば、2人の人員の1/2時間当たりのチャネルのヒットの平均は20であるが、一方の人員の方法は数分の間に別のヒットに移るサーフィンであり、2人のうちの他方の人員の方法は、20のチャネルのサーフを行い、魅力的な番組を見付けた後、1/2時間にわたって見続ける方法であるとする。これら2人の視聴者の構成員を区別する上で、平均速度は充分な統計量ではない。しかしながら、加速度を使用してこれらの構成員を区別することができる。
【0073】
『加速度』を表すことのできる統計はいくつかある。加速度を表す一例の統計は、次の記述によって与えられる。時間期間を30分と仮定すると、次に示す比を使用して加速度を特徴付けすることができる。
(過去30分におけるチャネル数)/(過去30分におけるチャネルの変更された分数)
たとえば、区切られた10分のチャネル選択の間に20のチャネルのヒットがあった場合には、加速度が20/10、あるいは単純に2となる。これに対して、2分間のサーフィンにおいて20のチャネルのヒットがあった場合には、加速度が20/2、あるいは単純に10となる。
【0074】
別の世帯においては、『加速度』を用いても視聴者の構成員の間の区別が充分でないことがある。たとえば、視聴者の構成員が番組またはチャネル空間内をサーフすることが2人の視聴者の構成員を区別する鍵になることがあり得る。したがって、その種の世帯においては、学習ヒューリスティックを使用して視聴者の構成員がサーフする『チャネルのクラスタ』を分類し、そのサーフィン・クラスタと、1人の視聴者の構成員がチャネルの選択を行う『番組のクラスタ』のマッチングを行うことができる。つまり、分類およびマッチングを明確に行い、類似の速度ならびに加速度の履歴を有する2人の視聴者の構成員のチャネル・サーフィンのパターンを区別すればよい。
【0075】
したがって、ブロック124において決定される確率は、速度、加速度、および/または番組のクラスタによって上下に調整することができる。それに代えて、これらのファクタの任意の組み合わせを1ないしは複数の判断ブロックとしてプログラム100に含ませることもできる。
【0076】
プログラム100によって使用される特定のパラメータは、データ収集中央局22から測定装置24へ、あるいはデータ蓄積転送ユニット26へダウンロードし、RAM58もしくはRAM88内にストアすることができる。たとえば、パラメータTをダウンロードすることができる。
【0077】
本発明の特定の変形について上に述べた。本発明の分野における当業者にあっては、別の変形も思い浮かぶであろう。たとえばここで、ポータブル・リモート・コントロール・デバイス14は、前述したように、いくつかの異なるモードにおいて機能し得ることに注意する。しかしながら、これらのモードのそれぞれは、別体の、対応するリモート・コントロールを使用することもできる。
【0078】
また、前述したように本発明は、特定の赤外線トランシーバの使用を頼っている。しかしながら、ここで認識されようが、超音波、スペクトル拡散無線といったそのほかのシグナリング・モードを、それに代えて採用することも可能である。
【0079】
上記に加えて、本発明は、前述したようにトランシーバの使用に頼っている。それに代えて、別体の受信機および送信機を各トランシーバの代わりに使用することもできる。
【0080】
さらに、前述したように、プログラム100をデータ蓄積転送ユニット26において実行することに代えて、統計的に選択された場所12内の各測定装置24においてプログラム100を実行することも可能である。その場合においては、図5〜8のデータ・ストレージ・テーブルが修正されて受信機のカテゴリが削除される。またこの場合においては、データ蓄積転送ユニット26によって行われる蓄積転送機能を、測定装置24によって行うことが可能であり、その結果、データ蓄積転送ユニット26を取り除くことができる。
【0081】
さらに、前述したように、本発明の第1の実施態様に従ったポータブル・リモート・コントロール・デバイス14がチャネル選択コマンドを送信し、それが、コントロールされるチューナならびに測定装置24の両方によって受信されている。コントロールされるチューナは、チャネルの選択コマンドによって示されるチャネル選択をもたらすことによって応答し、測定装置24は、チャネル選択イベントを記録することによって応答する。これに代えて、米国特許第4,876,736号の教示に従って、測定装置24によって認識されるが受信機16のチューナによって認識されないコードを使用するチャネル選択コマンドを送信するべくポータブル・リモート・コントロール・デバイス14の構成を行ってもよい。すなわち、測定装置24がチャネル選択イベントを記録し、コードを受信機16のチューナによって認識されるフォームへ変換し、かつ変換したチャネル選択コマンドを受信機16のチューナへ渡す。
【0082】
また、世帯内の各人員に対して異なるポータブル・リモート・コントロール・デバイスを割り当てることも可能である(来訪者には追加のポータブル・リモート・コントロール・デバイスを割り当てる)。その場合に各人は、世帯内において専用のポータブル・リモート・コントロール・デバイスを持ち歩くことができる。個人用ポータブル・リモート・コントロール・デバイス14は、時間の経過に基づいて、あるいは測定装置24によって発行されるコマンドを基礎として測定装置24に対して定期的に識別信号を送信するべく構成することができる。
【0083】
さらに、ブロック116によって許可される注意喚起に複数のレベルを持たせてもよい。たとえば、最も低いレベルにおいては、最初の注意喚起が10秒間にわたって点滅する。視聴者が適切な応答を行った場合には、プログラム100が通常の実行に戻る。視聴者があらかじめ決定済みの時間(たとえば20秒)内に適切な応答を行わなかった場合には、注意喚起がより高い点滅レートにおいて20秒間にわたって点滅する。視聴者が適切な応答を行った場合には、プログラム100が通常の実行に戻る。それでも視聴者が適切な応答を行わなかった場合には、ブロック116が可聴トーンまたは音声による命令を提供するように構成することもできる。これとは異なる、かつ/または追加のレベルの注意喚起を提供することもできる。
【0084】
上記に加えて、視聴者の構成に変化を生じたとき、注意喚起なしに視聴者の構成員が、視聴者の構成をマニュアル更新することが望ましいと考えられる。注意喚起は、主として、注意喚起なしの変更がなく、かつ充分な時間が経過したときのフェイル‐セーフとして機能する。したがって、ブロック116によって使用される経過時間タイマは、注意喚起の有無にかかわらず、いずれかの視聴者の構成員の識別が入力されるごとにリセットされるようにすればよい。
【0085】
追加の予測として、注意喚起の時間間隔Tを延長もしくは短縮して視聴者の変更の適時的な入力を強化することもできる。このTの調整は、視聴者の構成員によるデータ入力の行動を基礎とすることができる。たとえば、特定の視聴者の構成員が、通常は注意喚起の表示を待ってから、それより早期に生じている視聴者の変更の報告を行うとした場合には、データ・レコードによって示される注意喚起の発生と視聴者の変更の報告の一致が不適切に高い割合になる。この行動パターンが観察されるときには、プログラム100が注意喚起の時間間隔Tを短縮することができる。注意喚起の時間間隔Tを短縮することは、視聴者の変更の発生と報告の間に考えられる遅れを抑える傾向をもたらすとともに、視聴者の変更が生じたときにその報告を、し損なう視聴者の構成員のための緩やかな負側の補強を提供する。
【0086】
上記に代えて、あるいはそれに追加して、視聴者の構成員が、視聴者の変更が生じたときにその報告を行うとした場合には、注意喚起の時間間隔Tが、実際に視聴者の変更が生じていない間の間隔より短い。このパターンが観察されるときには、この視聴者の構成員に必要な注意喚起の時間間隔より時間間隔Tが短いと見られる。その場合には、プログラム100が、正側の補強を提供するために注意喚起の時間間隔Tを延長する。実際、様々な視聴者の構成員に対して、それぞれの以前の行動を基礎として異なる注意喚起間隔Tを設定することができる。
【0087】
さらに、前述した本発明のヒューリスティックは、一連の確率テーブルの形式に従って表現されたチャネル選択履歴および/またはスタイルの知識を頼っている。しかしながらこの種の知識は、別の形式を用いて表すことができる。たとえば、受信機のチャネル選択イベントが生じたとき、それらのイベントに関連するデータを共分散マトリクス内にストアし、その後それを、回帰、弁別、もしくはそのほかの、それぞれの潜在的世帯の構成員に関する予測スコアを作り出すパラメトリック・テクニックを介して評価することができる。同様に、知識を表すための重み付け有向グラフ等の非パラメトリック・テクニックを使用してその種の知識を表すこともできる。ここでは概念的に、もっとも単純な知識表現の形式を使用してヒューリスティックが説明されている。しかしながら、ヒューリスティックの重要な要素は、その種のチャネル選択の履歴(知識)がどのように表現されるかということにかかわりなく、ユーザへの注意喚起または質問を管理するその能力である。
【0088】
また、測定側の観点から見た場合に、視聴者の構成員は次のような特徴を有する:すなわち、どの番組を見るか、いつ見るか、誰と見るか、どこで見るか、どのようにチャネルを変更するかということである。いくつかの世帯においては、これらの統計のうちの1ないしは複数により、視聴者の構成員間を充分に区別できることがある。別の世帯では、特定の時間帯において、これらの統計のほとんどが必要になることもある。このように、前述したヒューリスティックのより進んだ形式では、規則的でない分析が各世帯においてなされ、世帯の構成員間におけるこれらの特徴のそれぞれの構造が評価される。たとえば2人だけの世帯の場合であって、一方がサーフにより、他方が指名によるチャネルの選択を行うとする。こういった世帯は、加速度に関して高度に構造化される。この場合は、負エントロピ、すなわち加速度の情報量(h2)が非常に高い。先進ヒューリスティックにおいては、これらの特徴のそれぞれの値が、それぞれの情報量によって、すなわち視聴者の構成員間を区別する能力によって重み付けされることになる。
【0089】
上記に加えて、ここでは、図1、2、および3に関連して特定のハードウエアについて述べてきた。しかしながら、このほかのハードウエアおよび/またはソフトウエア構成を使用して本発明が実装できることを理解される必要がある。
【0090】
したがって、本発明の説明は例示のみとして、また本発明を実施する最良の形態を当業者に提供することを目的としたものとして解釈されるべきである。本発明の精神から逸脱することなく詳細が実質的に多様となることもあり、付随する特許請求の範囲内に含まれるあらゆる修正の排他的利用が留保されている。
【図面の簡単な説明】
【0091】
【図1】本発明の一例とする実施態様に従った視聴者測定システムを示した説明図である。
【図2】図1に示されている視聴者測定システムの視聴者測定装置を示したブロック図である。
【図3】図1に示されている視聴者測定システムのデータ・ストレージおよび転送ユニットを示したブロック図である。
【図4A】図1の視聴者測定システムとともに使用できる注意喚起番組のフローチャートである。
【図4B】図1の視聴者測定システムとともに使用できる注意喚起番組のフローチャートである。
【図5】図1の視聴者測定システムの動作の説明に有用な説明的なデータを示した表である。
【図6】図1の視聴者測定システムの動作の説明に有用な説明的なデータを示した表である。
【図7】図1の視聴者測定システムの動作の説明に有用な説明的なデータを示した表である。
【図8】図1の視聴者測定システムの動作の説明に有用な説明的なデータを示した表である。
Claims (90)
- 視聴者の構成員に対して、視聴者メータに、視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行う方法であって:
前記視聴者の構成員が、受信機の視聴者に含まれている確率の決定を行うこと;
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、スレッショルドより小さい場合に、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、前記スレッショルドより大きい場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項1記載の方法であって、前記注意喚起を抑えることが:
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、前記スレッショルドより大きい場合に、前記視聴者の構成員が、すでに、前記視聴者構成員識別の入力を行っているか否かについての決定を行うこと;
前記視聴者の構成員が、まだ、前記視聴者構成員識別の入力を行っていない場合に、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、
前記視聴者の構成員が、すでに、前記視聴者構成員識別の入力を行っている場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項1記載の方法であって、前記方法が、
以前の注意喚起の決定から、あらかじめ決定済みの量の時間が経過した後に限って実行されることを特徴とする方法。 - 請求項3記載の方法であって、前記注意喚起を抑えることが:
前記視聴者の構成員が、前記受信機の視聴者に含まれている確率が、前記スレッショルドより大きい場合に、前記視聴者の構成員が、すでに、前記視聴者構成員識別の入力を行っているか否かについての決定を行うこと;
前記視聴者の構成員が、まだ、前記視聴者構成員識別の入力を行っていない場合に、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、
前記視聴者の構成員が、すでに、前記視聴者構成員識別の入力を行っている場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項1記載の方法であって:
前記受信機がオンになったことを検出すると、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の初期注意喚起を行うこと;および、
前記方法が、前記初期注意喚起からあらかじめ決定済みの量の時間が経過した後に限って実行されること;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項5記載の方法であって、前記注意喚起を抑えることが:
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、前記スレッショルドより大きい場合に、前記視聴者の構成員が、すでに、前記視聴者構成員識別の入力を行っているか否かについての決定を行うこと;
前記視聴者の構成員が、まだ、前記視聴者構成員識別の入力を行っていない場合に、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、
前記視聴者の構成員が、すでに、前記視聴者構成員識別の入力を行っている場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項1記載の方法であって、
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率の決定を行うことが、対応する時間帯の間に、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていた回数に基づいて、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率の決定を行うことを含むことを特徴とする方法。 - 請求項7記載の方法であって、
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率の決定を行うことが、前記対応する時間帯の間に、前記受信機によって受信されている番組に基づいて、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率の決定を行うことを含むことを特徴とする方法。 - 請求項7記載の方法であって、前記注意喚起を抑えることが:
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、前記スレッショルドより大きい場合に、前記視聴者の構成員が、すでに、前記視聴者構成員識別の入力を行っているか否かについての決定を行うこと;
前記視聴者の構成員が、まだ、前記視聴者構成員識別の入力を行っていない場合に、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、
前記視聴者の構成員が、すでに、前記視聴者構成員識別の入力を行っている場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項7記載の方法であって、
前記方法が、以前の注意喚起の決定からあらかじめ決定済みの量の時間が経過した後に限って実行されることを特徴とする方法。 - 請求項10記載の方法であって、前記注意喚起を抑えることが:
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、前記スレッショルドより大きい場合に、前記視聴者の構成員がすでに、前記視聴者構成員識別の入力を行っているか否かについての決定を行うこと;
前記視聴者の構成員が、まだ、視聴者構成員識別の入力を行っていない場合に、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、
前記視聴者の構成員が、すでに、前記視聴者構成員識別の入力を行っている場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項7記載の方法であって:
前記受信機がオンになったことを検出すると、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の初期注意喚起を行うこと;および、
前記方法が、前記初期注意喚起からあらかじめ決定済みの量の時間が経過した後に限って実行されること;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項12記載の方法であって、前記注意喚起を抑えることが:
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、前記スレッショルドより大きい場合に、前記視聴者の構成員が、すでに、前記視聴者構成員識別の入力を行っているか否かについての決定を行うこと;
前記視聴者の構成員が、まだ、前記視聴者構成員識別の入力を行っていない場合に、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、
前記視聴者の構成員が、すでに、前記視聴者構成員識別の入力を行っている場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項1記載の方法であって:
視聴者識別データをテーブル内にストアすること;および、
前記テーブルが注意喚起の決定を行う上で不充分なデータを含む場合に、前記テーブルのコラプシングを行うこと;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項14記載の方法であって、
前記テーブルの前記コラプシングに、前記視聴者構成員識別データの年齢に依存する重み付けが行われることを特徴とする方法。 - 視聴者の構成員に対して、視聴者メータに、視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行う方法であって:
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていた回数、および、前記受信機がオンとなった回数の関数として変数の決定を行うこと;
前記変数がスレッショルドより大きくない場合に、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、
前記変数がスレッショルドより大きい場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項16記載の方法であって、
前記変数の決定を行うことが、あらかじめ決定済みの時間帯の間に、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていた回数、および、前記あらかじめ決定済みの時間帯の間に、前記受信機がオンとなった回数の関数として、前記変数の決定を行うことを含むことを特徴とする方法。 - 請求項16に記載の方法であって、
前記変数の決定を行うことが、あらかじめ決定済みの量の時間にわたるあらかじめ決定済みの時間帯の間における、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていた回数、および、前記あらかじめ決定済みの量の時間にわたるあらかじめ決定済みの時間帯の間における、前記受信機がオンとなった回数の関数として、前記変数の決定を行うことを含むことを特徴とする方法。 - 請求項16記載の方法であって、
前記変数の決定を行うことが、あらかじめ決定済みの量の時間の間における、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていた回数、および、前記あらかじめ決定済みの量の時間の間における、前記受信機がオンとなった回数の関数として、前記変数の決定を行うことを含むことを特徴とする方法。 - 請求項16記載の方法であって、
前記変数の決定を行うことが、あらかじめ決定済みの時間帯ごと、およびSIDごとの、前記視聴者の構成員が前記受信機の視聴者に含まれていた回数、および、前記あらかじめ決定済みの時間帯ごと、および、前記SIDごとの、前記受信機がオンとなった回数の関数として、前記変数の決定を行うことを含むことを特徴とする方法。 - 請求項16記載の方法であって、
前記変数の決定を行うことが、あらかじめ決定済みの量の時間にわたるあらかじめ決定済みの時間帯ごと、およびSIDごとの、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていた回数、および、前記あらかじめ決定済みの量の時間にわたる前記あらかじめ決定済みの時間帯ごと、および、前記SIDごとの、前記受信機がオンとなった回数の関数として、前記変数の決定を行うことを含むことを特徴とする方法。 - 請求項16記載の方法であって、
前記変数の決定を行うことが、あらかじめ決定済みの量の時間の間におけるSIDごとの、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていた回数、および、前記あらかじめ決定済みの量の時間の間におけるSIDごとの、前記受信機がオンとなった回数の関数として、前記変数の決定を行うことを含むことを特徴とする方法。 - 請求項16記載の方法であって、
前記変数の決定を行うことが、SIDごとの、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていた回数、および、前記SIDごとの、前記受信機がオンとなった回数の関数として、前記変数の決定を行うことを含むことを特徴とする方法。 - 請求項16記載の方法であって、前記注意喚起を抑えることが:
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率の決定を行うこと;
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、スレッショルドより小さい場合に、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、前記スレッショルドより大きい場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項24記載の方法であって、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、前記スレッショルドより大きい場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えることが:
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、前記スレッショルドより大きい場合に、前記視聴者の構成員が、すでに、前記視聴者構成員識別の入力を行っているか否かについての決定を行うこと;
前記視聴者の構成員が、まだ、前記視聴者構成員識別の入力を行っていない場合に、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、
前記視聴者の構成員が、すでに、前記視聴者構成員識別の入力を行っている場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項24記載の方法であって、
前記方法が、以前の注意喚起の決定からあらかじめ決定済みの量の時間が経過した後に限って実行されることを特徴とする方法。 - 請求項26記載の方法であって、
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、前記スレッショルドより大きい場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えることが:
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、前記スレッショルドより大きい場合に、前記視聴者の構成員が、すでに、前記視聴者構成員識別の入力を行っているか否かについての決定を行うこと;
前記視聴者の構成員が、まだ、前記視聴者構成員識別の入力を行っていない場合に、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、
前記視聴者の構成員が、すでに、前記視聴者構成員識別の入力を行っている場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項24記載の方法であって
:
前記受信機がオンになったことを検出すると、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の初期注意喚起を行うこと;および、
前記方法が、前記初期注意喚起からあらかじめ決定済みの量の時間が経過した後に限って実行されること;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項28記載の方法であって、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、前記スレッショルドより大きい場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えることが:
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、前記スレッショルドより大きい場合に、前記視聴者の構成員が、すでに、前記視聴者構成員識別の入力を行っているか否かについての決定を行うこと;
前記視聴者の構成員が、まだ、前記視聴者構成員識別の入力を行っていない場合に、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、
前記視聴者の構成員が、すでに、前記視聴者構成員識別の入力を行っている場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項24記載の方法であって、
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率の決定を行うことが、対応する時間帯の間に、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていた回数に基づいて、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率の決定を行うことを含むことを特徴とする方法。 - 請求項30記載の方法であって、
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率の決定を行うことが、前記対応する時間帯の間に、前記受信機によって受信されている番組に基づいて、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率の決定を行うことを含むことを特徴とする方法。 - 請求項30記載の方法であって、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、前記スレッショルドより大きい場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えることが:
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、前記スレッショルドより大きい場合に、前記視聴者の構成員が、すでに、前記視聴者構成員識別の入力を行っているか否かについての決定を行うこと;
前記視聴者の構成員が、まだ、前記視聴者構成員識別の入力を行っていない場合に、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、
前記視聴者の構成員が、すでに、前記視聴者構成員識別の入力を行っている場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項30記載の方法であって、
前記方法が、以前の注意喚起の決定からあらかじめ決定済みの量の時間が経過した後に限って実行されることを特徴とする方法。 - 請求項33記載の方法であって、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、前記スレッショルドより大きい場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えることが:
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、前記スレッショルドより大きい場合に、前記視聴者の構成員が、すでに、前記視聴者構成員識別の入力を行っているか否かについての決定を行うこと;および、
前記視聴者の構成員が、まだ、前記視聴者構成員識別の入力を行っていない場合に、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、
前記視聴者の構成員が、すでに、前記視聴者構成員識別の入力を行っている場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項30に記載の方法であって:
前記受信機がオンになったことを検出すると、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の初期注意喚起を行うこと;および、
前記方法が、前記初期注意喚起からあらかじめ決定済みの量の時間が経過した後に限って実行されること;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項35記載の方法であって、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、前記スレッショルドより大きい場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えることが:
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、前記スレッショルドより大きい場合に、前記視聴者の構成員が、すでに、前記視聴者構成員識別の入力を行っているか否かについての決定を行うこと;
前記視聴者の構成員が、まだ、前記視聴者構成員識別の入力を行っていない場合に、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、
前記視聴者の構成員が、すでに、前記視聴者構成員識別の入力を行っている場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項24記載の方法であって:
視聴者識別データをテーブル内にストアすること;および、
前記テーブルが注意喚起の決定を行う上で不充分なデータを含む場合に、前記テーブルのコラプシングを行うこと;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項37記載の方法であって、
前記テーブルの前記コラプシングに、前記視聴者構成員識別データの年齢に依存する重み付けが行われることを特徴とする方法。 - 請求項16記載の方法であって、
前記方法が、以前の注意喚起の決定からあらかじめ決定済みの量の時間が経過した後に限って実行されることを特徴とする方法。 - 請求項16記載の方法であって:
前記受信機がオンになったことを検出すると、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の初期注意喚起を行うこと;および、
前記方法が、前記初期注意喚起からあらかじめ決定済みの量の時間が経過した後に限って実行されること;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項16記載の方法であって、前記注意喚起を抑えることが:
前記変数が、前記スレッショルドより大きい場合に、前記変数が現在の人員のカウントに等しいか否かについての決定を行うこと;
前記変数が現在の人員のカウントに等しくない場合に、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、
前記変数が現在の人員のカウントに等しい場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項41記載の方法であって、前記変数が現在の人員のカウントに等しい場合に、前記視聴者の構成員の前記注意喚起を抑えることが:
前記変数が現在の人員のカウントに等しい場合に、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率の決定を行うこと;
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、前記スレッショルドより小さい場合に、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、前記スレッショルドより大きい場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項42記載の方法であって、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、前記スレッショルドより大きい場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えることが:
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、前記スレッショルドより大きい場合に、前記視聴者の構成員が、すでに、前記視聴者構成員識別の入力を行っているか否かについての決定を行うこと;
前記視聴者の構成員が、まだ、前記視聴者構成員識別の入力を行っていない場合に、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、
前記視聴者の構成員が、すでに、前記視聴者構成員識別の入力を行っている場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;
を含むことを特徴とする方法。 - 視聴者の構成員に対して、視聴者メータに、視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行う方法であって:
間欠的な注意喚起イベントにおいて、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;
各注意喚起イベントにおいて、過去の視聴者構成およびチャネル選択の癖を基礎として、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている尤度の決定を行うこと;および、
対応する注意喚起イベントにおいてなされた決定が、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれているらしいとするものである場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項44に記載の方法であって、前記尤度の決定を行うことが、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率の決定を行うことを含み、かつそれにおいて注意喚起を抑えることが:
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、スレッショルドより小さい場合に、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、前記スレッショルドより大きい場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項45記載の方法であって、
前記確率の決定を行うことが、時間帯ごとに、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率の決定を行うことを含むことを特徴とする方法。 - 請求項45記載の方法であって、
前記確率の決定を行うことが、SIDクラスごとに、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率の決定を行うことを含むことを特徴とする方法。 - 請求項44記載の方法であって、
前記尤度の決定を行うことが、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていた回数、および、前記受信機がオンとなった回数の関数として変数の決定を行うことを含み、かつそれにおいて、前記注意喚起を抑えることが:
前記変数がスレッショルドより大きくない場合に、前記視聴者の構成員に対して前記視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、
前記変数がスレッショルドより大きい場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項48記載の方法であって、
前記変数の決定を行うことが、時間帯ごとに視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていた回数、および、前記受信機がオンとなった回数の関数として変数の決定を行うことを含むことを特徴とする方法。 - 請求項48記載の方法であって、
前記変数の決定を行うことが、SIDクラスごとに視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていた回数、および前記受信機がオンとなった回数の関数として変数の決定を行うことを含むことを特徴とする方法。 - 請求項48記載の方法であって、
前記変数がスレッショルドより大きい場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えることが:
前記変数がスレッショルドより大きい場合に、前記変数が現在の人員のカウントに等しいか否かについての決定を行うこと;
前記変数が現在の人員のカウントに等しくない場合に、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、
前記変数が現在の人員のカウントに等しい場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項51に記載の方法であって、前記変数が前記現在の人員のカウントに等しい場合に前記視聴者の構成員の前記注意喚起を抑えることが:
前記変数が前記現在の人員のカウントに等しい場合に、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率の決定を行うこと;
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、前記スレッショルドより小さい場合に、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、前記スレッショルドより大きい場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項44記載の方法であって、
前記間欠的な注意喚起イベントが、標準的には期間Tによって互いに離隔されており、前記方法が、さらに、前記注意喚起に対する以前の応答に応じて前記期間Tを変化させることを含むことを特徴とする方法。 - 視聴者の構成員に対して、視聴者メータに、視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行う方法であって:
ヒューリスティックを適用して、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれているかについての決定を行うこと;
受信機の視聴者に含まれる視聴者の構成員をカウントしてカウントを提供すること;
前記ヒューリスティックが、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていないことを示しており、かつ、前記カウントがログイン済みの視聴者の構成員の数に等しくない場合に、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、
前記ヒューリスティックが、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていることを示しており、かつ、前記カウントがログイン済みの視聴者の構成員の数に等しい場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項第54記載の方法であって、
前記ヒューリスティックを適用して、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれているかについての決定を行うことが、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率の決定を行うことを含み、それにおいて前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行うことが、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、前記スレッショルドより小さく、かつ、前記カウントがログイン済みの視聴者の構成員の数に等しくない場合に、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行うことを含み、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えることが、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、前記スレッショルドより大きく、かつ、前記カウントがログイン済みの視聴者の構成員の数に等しい場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えることを含むことを特徴とする方法。 - 請求項55記載の方法であって、
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率の決定を行うことが、対応する時間帯の間に、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていた回数に基づいて、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率の決定を行うことを含むことを特徴とする方法。 - 請求項54記載の方法であって、
前記ヒューリスティックを適用して、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれているかについての決定を行うことが、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていた回数、および、前記受信機がオンとなった回数の関数として変数の決定を行うことを含み、かつそれにおいて、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行うことが、前記変数がスレッショルドより大きくなく、かつ、前記カウントがログイン済みの視聴者の構成員の数に等しくない場合に、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行うことを含み、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えることが、前記変数がスレッショルドより大きく、かつ、前記カウントがログイン済みの視聴者の構成員の数に等しい場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えることを含むことを特徴とする方法。 - 請求項57に記載の方法であって、
前記変数の決定を行うことが、あらかじめ決定済みの時間帯の間における、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていた回数、および、前記あらかじめ決定済みの時間帯の間における、前記受信機がオンとなった回数の関数として変数の決定を行うことを含むことを特徴とする方法。 - 請求項57記載の方法であって、
前記変数の決定を行うことが、あらかじめ決定済みの量の時間にわたるあらかじめ決定済みの時間帯の間における、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていた回数、および、前記あらかじめ決定済みの量の時間にわたるあらかじめ決定済みの時間帯の間における、前記受信機がオンとなった回数の関数として、前記変数の決定を行うことを含むことを特徴とする方法。 - 請求項57記載の方法であって、
前記変数の決定を行うことが、あらかじめ決定済みの量の時間の間における、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていた回数、および、前記あらかじめ決定済みの量の時間の間における、前記受信機がオンとなった回数の関数として、前記変数の決定を行うことを含むことを特徴とする方法。 - 請求項57記載の方法であって、
前記変数の決定を行うことが、あらかじめ決定済みの時間帯ごと、およびSIDごとの、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていた回数、および、前記あらかじめ決定済みの時間帯ごと、および前記SIDごとの前記受信機がオンとなった回数の関数として前記変数の決定を行うことを含むことを特徴とする方法。 - 請求項57記載の方法であって、
前記変数の決定を行うことが、あらかじめ決定済みの量の時間にわたるあらかじめ決定済みの時間帯ごと、およびSIDごとの、前記視聴者の構成員が前記受信機の視聴者に含まれていた回数、および、前記あらかじめ決定済みの量の時間にわたる前記あらかじめ決定済みの時間帯ごと、および、前記SIDごとの、前記受信機がオンとなった回数の関数として、前記変数の決定を行うことを含むことを特徴とする方法。 - 請求項57記載の方法であって、
前記変数の決定を行うことが、あらかじめ決定済みの量の時間の間におけるSIDごとの、前記視聴者の構成員が前記受信機の視聴者に含まれていた回数、および、前記あらかじめ決定済みの量の時間の間における、前記SIDごとの、前記受信機がオンとなった回数の関数として、前記変数の決定を行うことを含むことを特徴とする方法。 - 請求項57記載の方法であって、
前記変数の決定を行うことが、SIDごとの、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていた回数、および、前記SIDごとの、前記受信機がオンとなった回数の関数として前記変数の決定を行うことを含むことを特徴とする方法。 - 請求項54記載の方法であって、
前記方法が、以前の注意喚起の決定からあらかじめ決定済みの量の時間が経過した後に限って実行されることを特徴とする方法。 - 請求項54記載の方法であって:
前記受信機がオンになったことを検出すると、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者の構成員識別の入力の初期注意喚起を行うこと;および、
前記方法が、前記初期注意喚起からあらかじめ決定済みの量の時間が経過した後に限って実行されること;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項54記載の方法であって:
視聴者識別データをテーブル内にストアすること;および、
前記テーブルが注意喚起の決定を行う上で不充分なデータを含む場合に、前記テーブルのコラプシングを行うこと;
を含むことを特徴とする方法。 - 視聴者の構成員に対して、視聴者メータに、視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行う方法であって:
チャネル選択の履歴ならびにチャネル選択のスタイルの両方に基づいて、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率の決定を行うこと;
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、前記スレッショルドより小さい場合に、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率が、前記スレッショルドより大きい場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項68記載の方法であって、
前記チャネル選択のスタイルがチャネル選択の速度を含むことを特徴とする方法。 - 請求項68記載の方法であって、
前記チャネル選択のスタイルがチャネル選択の加速度を含むことを特徴とする方法。 - 請求項68記載の方法であって、
前記チャネル選択のスタイルがチャネル選択の速度ならびにチャネル選択の加速度を含むことを特徴とする方法。 - 請求項68記載の方法であって、
前記チャネル選択のスタイルがプログラムのクラスタリングを含むことを特徴とする方法。 - 請求項68記載の方法であって、
前記方法が、以前の注意喚起の決定からあらかじめ決定済みの量の時間が経過した後に限って実行されることを特徴とする方法。 - 請求項68記載の方法であって:
前記受信機がオンになったことを検出すると、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の初期注意喚起を行うこと;および、
前記方法が、前記初期注意喚起からあらかじめ決定済みの量の時間が経過した後に限って実行されること;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項68記載の方法であって、
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率の決定を行うことが、対応する時間帯の間に、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていた回数に基づいて、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率の決定を行うことを含むことを特徴とする方法。 - 請求項68記載の方法であって、
視聴者識別データをテーブル内にストアすること;および、
前記テーブルが注意喚起の決定を行う上で不充分なデータを含む場合に、前記テーブルのコラプシングを行うこと;
を含むことを特徴とする方法。 - 視聴者の構成員に対して、視聴者メータに、視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行う方法であって:
前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていた回数および前記受信機がオンとなった回数の関数として変数の決定を行うこと;
チャネル選択のスタイルに基づいて前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれている確率の決定を行うこと;
前記変数が第1のスレッショルドより大きくなく、かつ、前記確率が、第2のスレッショルドより大きくない場合に、前記視聴者の構成員に対して、前記視聴者構成員識別の入力の注意喚起を行うこと;および、
前記変数が、前記スレッショルドより大きく、かつ、前記確率が第2のスレッショルドより大きい場合に、前記視聴者の構成員の注意喚起を抑えること;
を含むことを特徴とする方法。 - 請求項77記載の方法であって、
前記チャネル選択のスタイルがチャネル選択の速度を含むことを特徴とする方法。 - 請求項77記載の方法であって、
前記チャネル選択のスタイルがチャネル選択の加速度を含むことを特徴とする方法。 - 請求項77記載の方法であって、
前記チャネル選択のスタイルがチャネル選択の速度ならびにチャネル選択の加速度を含むことを特徴とする方法。 - 請求項77記載の方法であって、
前記チャネル選択のスタイルがプログラムのクラスタリングを含むことを特徴とする方法。 - 請求項77記載の方法であって、
前記変数の決定を行うことが、あらかじめ決定済みの時間帯の間における、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていた回数、および、前記あらかじめ決定済みの時間帯の間における、前記受信機がオンとなった回数の関数として変数の決定を行うことを含むことを特徴とする方法。 - 請求項77記載の方法であって、
前記変数の決定を行うことが、あらかじめ決定済みの量の時間にわたるあらかじめ決定済みの時間帯の間における、前記視聴者の構成員が前記受信機の視聴者に含まれていた回数、および、前記あらかじめ決定済みの量の時間にわたるあらかじめ決定済みの時間帯の間における、前記受信機がオンとなった回数の関数として変数の決定を行うことを含むことを特徴とする方法。 - 請求項77記載の方法であって、
前記変数の決定を行うことが、あらかじめ決定済みの量の時間の間における、前記視聴者の構成員が前記受信機の視聴者に含まれていた回数、および、前記あらかじめ決定済みの量の時間の間における、前記受信機がオンとなった回数の関数として変数の決定を行うことを含むことを特徴とする方法。 - 請求項77記載の方法であって、
前記変数の決定を行うことが、あらかじめ決定済みの時間帯ごと、およびSIDごとの、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていた回数、および、前記あらかじめ決定済みの時間帯ごと、および、前記SIDごとの、前記受信機がオンとなった回数の関数として前記変数の決定を行うことを含むことを特徴とする方法。 - 請求項77記載の方法であって、
前記変数の決定を行うことが、あらかじめ決定済みの量の時間にわたるあらかじめ決定済みの時間帯ごと、およびSIDごとの、前記視聴者の構成員が受信機の視聴者に含まれていた回数、および、前記あらかじめ決定済みの量の時間にわたるあらかじめ決定済みの時間帯ごと、および、前記SIDごとの、前記受信機がオンとなった回数の関数として前記変数の決定を行うことを含むことを特徴とする方法。 - 請求項77記載の方法であって、
前記変数の決定を行うことが、あらかじめ決定済みの量の時間の間におけるSIDごとの、前記視聴者の構成員が前記受信機の視聴者に含まれていた回数、および、前記あらかじめ決定済みの量の時間の間におけるSIDごとの、前記受信機がオンとなった回数の関数として前記変数の決定を行うことを含むことを特徴とする方法。 - 請求項77記載の方法であって、
前記変数の決定を行うことが、SIDごとの、前記視聴者の構成員が前記受信機の視聴者に含まれていた回数、および、前記SIDごとの、前記受信機がオンとなった回数の関数として、前記変数の決定を行うことを含むことを特徴とする方法。 - 請求項77記載の方法であって、
前記方法が、以前の注意喚起の決定からあらかじめ決定済みの量の時間が経過した後に限って実行されることを特徴とする方法。 - 請求項77記載の方法であって:
前記受信機がオンになったことを検出すると、前記視聴者の構成員に対して前記視聴者構成員識別の入力の初期注意喚起を行うこと;および、
前記方法が、前記初期注意喚起からあらかじめ決定済みの量の時間が経過した後に限って実行されること;
を含むことを特徴とする方法。
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