JP2004530572A - 型内に統合された視覚装置を備える部品成形機及びこの部品成形機のための方法 - Google Patents

型内に統合された視覚装置を備える部品成形機及びこの部品成形機のための方法 Download PDF

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Abstract

型内に統合された視覚装置を備える部品成形機と、この部品成形機内部でモールド成形部品の存在、欠如及び品質を確証する方法。型及び/又は部品の画像は、画像捕捉装置(310)に対して実質的に平行な角度で取得され、これにより型が開放している間の型の画像形成を可能にし、かくして部品成形機の画像形成装置の解像度、速度及び精度を高める。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に、部品成形機(part−forming machine)に関しかつより詳細には型内に統合された視覚装置(in−mold integrated vision system)を備えた部品成形機と、そのための方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】
部品成形産業(parts forming industry)は、総歳入及び雇用の両方において世界最大の産業界の1つである。多くの10億ドル産業として、製造プロセスへの僅かな改良でさえ、莫大な製造効率かくして財政的な影響を有することが判明し得る。多数の方法及び機械が部品を成形するために構成されてきた。例えば、部品は型、ダイ(die)を介して及び/又は熱形成によって一般に形成される。型の使用は現在最も広く利用されている。例えば、例示的な目的のみであれば、引張吹込み成形(stretch−blow molding)、押し出し吹込み成形(extrusion blow molding)、射出吹込み成形(injection blow molding)、回転成形(rotary molding)及び射出モールド成形(injection molding)のような型によって部品を成形する多くの方法がある。
【0003】
中空の容器を成形する1つの典型的な方法は、通常、2つの対向する側部部材、及び底部/上げ底(bottom/push−up)型を有する3片型(three piece mold)が使用される、引張吹込み成形として周知の広く利用されている方法による。通常、全体的に(パリソンとしても知られている)試験チューブのように形成された、射出モールド成形予備形成品が型の頂部内に挿入される。棒がパリソン内部に挿入されて該パリソンを型の底部まで引っ張るために用いられ、これに基づいて圧縮された空気が強制的にパリソン内に入る。このように、パリソンを、まず側部部材の略中央に向けて、次いで上げ底/底部型に亘って且つ周りで外向きに引っ張る。パリソンは吹込み段階を始める前には全体的に不定形である。しかしながら、パリソン引張後は、分子が整列することにより高引張強度を有する容器を構成する。
【0004】
より一般的な方法でさえも射出モールド成形として知られた技術を用いて部品を成形する方法である。通常、射出モールド成形装置は、プラスチック結合剤マトリックス内の液体又は融解したプラスチック材料又は金属粉末を強制的に型内の特別に形成した空洞内に入れることによって、プラスチック及び幾つかの金属部品を成形するために使用される。便宜上、本願明細書におけるプラスチック及びプラスチック射出モールド成形に関する言及は、これらに言及せず従って特に説明しなくとも、金属粉末射出モールド成形、及び、自身から形成部品が射出モールド成形によって作られる他の材料に適用することも理解される。
【0005】
典型的な射出型は、2つの型半体が係合するか又は一緒に位置づけられる時に所望の内部型空洞すなわち複数の空洞を画成するように構成される2つの別個の部分すなわち型半体で作られる。それから、液体又は融解プラスチックが単数又は複数の内部型空洞を充填する型内に射出され、かつ空洞の数に応じて冷却又は硬化して硬質プラスチック部品又は幾つかの部品に硬化するようにされた後、単数又は複数の部品を単数又は複数の内部型空洞から取り除くことができるように、2つの型半体は分離されて単数又は複数の硬質プラスチック部品が露出する。
【0006】
多数の自動射出モールド成形装置において、型空洞から硬質プラスチック部品を押し出して取り除くためにエゼクター(すなわち、製品排出器)が設けられる。典型的なエゼクターは、型半体を貫通して単数又は複数の空洞内に延在する単数又は複数の細長いエゼクター棒と、単数又は複数の棒に連結されてこれらのエゼクター棒を長手方向に摺動させるか又は往復動させて単数又は複数の空洞内に入れるアクチュエータとを備える。しかしながら、ロボットアーム、スクレーパ、又は他の装置のような他の種類のエゼクター装置も使用し得る。そのようなエゼクターは型空洞から硬質プラスチック部品を押して取り除くためには通常は非常に効果的であるが、それらのエゼクターは誰でも扱えるものではない。エゼクターが作動するにも拘わらず、偶発的に型空洞内に硬質部品が固着又は吊るされることは珍しくない。硬質プラスチック部品を取り除くべき時毎に多数回例えば4又は5サイクル迅速に連続して作動又は往復動させ、その結果、最初に、部品が型空洞に固着するか又は該型空洞から取り除かれない場合に、部品がエゼクターで押し出され、恐らくは該部品がエゼクターからの単数又は複数の連続した打撃又は押し出しによって取り除き得るように、エゼクターを構成しかつ設定することは1つの広く知られた技術である。このような多数回のエゼクターサイクルは型から硬質の型成形プラスチック部品を押し出して取り除くためにしばしば効果的である。しかしながら、多数回のエゼクターサイクルの欠点は、型が引き続く部品の射出モールド成形のために閉ざされる前に該型が開かれて硬質プラスチック部品を排出する時毎に多数回のエゼクターサイクルに要する付加的な時間と、そのような多数回のサイクルによって生じる排出装置及び型の付加的な摩滅とを含むことである。部品を反復して射出モールド成形して大量生産ライン運転の日、周、及び月の行程に関して、このような付加的な時間及び摩滅は製造量及びコストの重大要因であり得る。
【0007】
他方で、固着するか又は不完全に排出された硬質プラスチック部品も型にかなりの損害を引き起こしかつ製造時間を失わせ得る。大抵の射出モールド成形生産ラインにおいて射出モールド成形機は自動的に作動する、すなわち、一旦、所望の型が設置されると、型半体を一緒に閉じ、これらの型半体を加熱し、型空洞内に液体又は溶融プラスチックを射出し、型内のプラスチックを養生又は硬化させて硬質プラスチック部品にするために冷却し、型成形された硬質プラスチック部品を排出し、及び型半体を再び一緒に閉じて別の部品又は部品の組を型成形する、連続する往復サイクルが行われる。液体又は溶融プラスチックを型半体内に射出して適時に空洞の全ての部分を完全に充填するためには極めて高い射出圧力が要求される。そのような高圧力は、プラスチックの射出の間に型半体を押し込んで分離させる傾向がある。射出モールド成形の間の型半体のそのような分離を防止するために、大抵の射出モールド成形機は型半体を押しかつ保持して一緒にする非常に強力な機械式又は液圧式ラムを備える。以前のサイクルからの硬質プラスチック部品が型半体の間から排出されずかつ完全に取り除かれない場合には、強力な機械式又は液圧式ラムが型半体を硬質プラスチック部品上に閉ざそうと試行する。これは型半体の1つ又は両方に損害を与え得るものでありかつしばしば損害を与える。型は、通常、ステンレス鋼又は他の硬質金属から非常に精密に機械加工される。従って、これらの型は交換するには高価であり、かつこれらの型を取り替えるに要する休止時間も労力が高くつき、かつ生産を失うものである。型空洞内のプラスチック部品の幾つかを、型内でモールド成形される部品の残部から引き離し、かつ成形された部品の残部が排出される時に型空洞内に留めることも変わったことではない。そのような留まった材料が空洞内における引き続く部品の適切な充填及び成形を阻止し、引き続いてモールド成形された部品に欠陥を生じさせる。自動化された生産ラインでは、誰かがこれらの欠陥を検出して課題を修正するために射出モールド成形機を遮断する前に、かなりの数のそのような欠陥部品が生産され得る。
【0008】
上述したような、そのような型損傷、休止時間、及び欠陥のあるモールド成形された部品を避けるために、モールド成形された硬質プラスチック部品が実際に押し出されて完全に排出されたか、あるいは機械式又は液圧式ラムが閉鎖可能とされる以前に型から取り除くかを検出又は決定するために種々の技術が開発されて用いられてきた。そのような技術は、光ビームセンサ、視覚システム、空気圧センサ、真空圧センサ、及び他のものを含む。Kosaka等に発行された米国特許第4、841、364号は視覚装置を例示する。この視覚システムでは、視覚システムの制御装置に接続されたビデオカメラが、開かれた型半体のビデオ画像を取得してメモリに記憶された空の型半体のビデオ画像とコンピュータで比較し、型半体内の取り除かれていない何れかの部品又は残留プラスチック材料を検出するように構成されている。Shibata等に発行された米国特許第4、236、181号も視覚システムを例示する。この視覚システムでは、光センサがCRTの前面プレートに設けられて部品が取り除かれたか否かを電気的に検出する。
【0009】
上述したシステムに対する改善策として、Kachnic等に発行された米国特許第5、928、578号は、射出モールド成形装置用スキップ排出システムを提供する。このスキップ排出システムは、部品エゼクターが作動した後の開いた型の実像を視覚装置と、部品が型内に依然として留まっているかを決定するために開いた型の理想画像とそのような実像を比較するための制御装置とを備える。部品が依然として型内に留まっているのであれば、制御装置はエゼクターを作動させて再び往復動させるための信号を該エゼクターに出力する。さらに、Kachnic等、Kosaka等、及びShibata等への特許は、部品の欠陥を検出するための手段を提供する。
【0010】
しかしながら、本発明のシステム及び方法の視点からすれば、従来技術のシステムは不利である。より詳細には、上述のシステムは、通常、型の画像を取得するために、型の頂部又は側部に位置づけられた電荷結合素子(CCD)カメラを利用する。これは、画像を取得し得る以前に型が完全に開放されることを要し、かくして検査プロセスを遅らせる。さらに、型に対する検出装置の角度により、歪んだ画像が取得され、これにより画像の解像度が低下し検出誤差が増大する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
従って、センサから相対的に平行な角度で取得される画像を提供し、かくしてより高精度な検出解像度を提供する、型内に統合された視覚装置及び該視覚装置のための方法を備える部品成形機に対する要求が存在することは容易に明らかである。従って、本発明はそのような改善策を提供することに向けられている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の主要な特徴を広範に言及するなら、本発明は、型内に統合された視覚センサと、この視覚センサのための、型内部のモールド成形部品の存在、欠如及び品質を確証する方法に関する。
【0013】
従って、本発明の特徴及び利点は、相対的に平行な角度で型及び/又は部品の画像を取得し、かつモールド成形部品の存在、欠如及び品質を確定する、型内に統合された視覚センサを備える新規かつ改善された部品成形機を提供することである。
【0014】
本発明の別の特徴及び利点は、相対的に平行な角度で型及び/又は部品の画像を取得し、これにより角度が付された視野を削除し、かくして各画素の視野領域を減じることによって画像の解像度を高める新規かつ改善された部品成形機を提供することである。
【0015】
本発明の別の特徴及び利点は、相対的に平行な角度で型及び/又は部品の画像を取得し、従来のシステムに見られる、誤った製品排出及び/又は間違った確認の回数を減じる、型内に統合されたセンサを備える新規かつ改善された部品成形機を提供することである。
【0016】
本発明の別の特徴及び利点は、相対的に平行な角度で型及び/又は部品の画像を取得し、これにより視覚検査装置の精度を高め、かくして部品成形機の効率を増大させる、型内に統合されたセンサを備える新規かつ改善された部品成形機を提供することである。
【0017】
本発明の別の特徴及び利点は、相対的に平行な角度で型及び/又は部品の画像を取得し、かくして画像解像度を高め、これにより視覚装置が方法における厳しい公差の変動を解析可能にし、改善された視覚装置及びモールド成形装置に帰着する、型内に統合されたセンサを備える新規かつ改善された部品成形機を提供することである。
【0018】
本発明の別の特徴及び利点は、相対的に平行な角度で型及び/又は部品の画像を取得し、かつ相対的に平行な角度で加えられる光源を提供し、かくして照度のコンシステンシー(illumination consistency)を高め、これにより明瞭な画像を取得する、型内に統合されたセンサを備える新規かつ改善された部品成形機を提供することである。
【0019】
本発明の別の特徴及び利点は、相対的に平行な角度で型及び/又は部品の画像を取得し、これにより型の完全な開放前に画像取得を可能にし、かくして装置の速度を高める、型内に統合されたセンサを備える新規かつ改善された部品成形機を提供することである。
【0020】
本発明の別の特徴及び利点は、相対的に平行な角度で型及び/又は部品の画像を取得し、可干渉性の光ファイバ束又は光ファイバケーブルが画像をセンサに移送するために利用される、型内に統合されたセンサを備える新規かつ改善された部品成形機を提供することである。
【0021】
本発明の別の特徴及び利点は、相対的に平行な角度で型及び/又は部品の画像を取得し、光源が光ファイバケーブル又は光ファイバ束によって型及び/又は部品を照明する、型内に統合されたセンサを備える新規かつ改善された部品成形機を提供することである。
【0022】
本発明の別の特徴及び利点は、相対的に平行な角度で型及び/又は部品の画像を取得し、これにより型の完全な開放前に画像取得を可能にし、かつ更に開放段階の間に不良部品排出を可能にし、その直後に取得された画像を形成する、型内に統合されたセンサを備える新規かつ改善された部品成形機を提供することである。
【0023】
本発明の別の特徴及び利点は、相対的に平行な角度で型及び/又は部品の画像を取得し、かくして検出装置が斜めの視野の場合よりもより迅速に画像に焦点を合わせることを可能にする、型内に統合されたセンサを備える新規かつ改善された部品成形機を提供することである。
【0024】
本発明の別の特徴及び利点は、部品成形機が型内センサを利用して型及び/又は部品の画像を部品に相対的に平行な角度で取得する、部品成形機内のモールド成形部品の存在、欠如及び品質を確証する新規かつ改善された方法を提供することである。
【0025】
本発明の別の特徴及び利点は、部品成形機が型内センサを利用し、かつ方法が従来技術の方法に関してより効率的かつ正確である、部品成形機内のモールド成形部品の存在、欠如及び品質を確証する新規かつ改善された方法を提供することである。
【0026】
本発明の別の特徴及び利点は、部品成形機が型内センサを利用し、かくして型開放段階の間に画像取得を可能にする、部品成形機内のモールド成形部品の存在、欠如及び品質を確証する新規かつ改善された方法を提供することである。
【0027】
本発明の別の特徴及び利点は、部品成形機が型内センサを利用して相対的に平行な姿勢で画像を取得し、かくして部品及び/又への迅速な焦点合わせ又はこれらの検出を可能にした、部品成形機内のモールド成形部品の存在、欠如及び品質を確証する新規かつ改善された方法を提供することである。
【0028】
本発明のこれら及び他の目的、特徴及び利点は、添付図面に照らして読んだ場合、以下の説明、及び特許請求の範囲から当業者には明らかとなろう。
【0029】
本発明は添付の図面を参照して発明の詳細な説明の好ましい実施形態及び別の実施形態を読めばより良く理解できるであろう。同様な構造体には類似の参照符号を付し、かつ全体を通して類似した部材には類似の参照符号を引用する。
【0030】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施形態を図面で説明するにあたり、明瞭化のために特定の用語を用いた。しかしながら、本発明は、このようにして選択した特定の用語に限定することを意図したものではない。従って、各々の特定の部材は類似の機能を果たすために同様に作用する全ての技術的な均等物を含む。
【0031】
本明細書に記載されかつ説明されたそのような全ての実施形態に関して、審美的に感じがよい色合い及び表面構成、及びラベル貼り、ブランド銘記に限定されないが、付随的な特徴は、本発明の範囲から逸脱することなく、本発明に関連して設け得るものである。
【0032】
本発明のシステム及び方法をより良く理解するためには、典型的な射出型成形機及び方法の初歩知識が手助けとなる。従って、まず図1から図3までを参照すると、2つの型半体14、16と、摺動棒形式の製品排除装置18と、デジタル化してメモリーに記憶し、及び型半体14内の可塑性部品又は材料の存在又は欠如を検出するように処理し得る電子形式の開放型半体14の視覚画像を取得するためのカメラ20と、を備える型12を具備する慣用の自動化された射出モールド成形機10が示される。
【0033】
一般に、例示的な慣用の射出モールド成形機10は、型12を構成する2つの半体14、16を取り付けるための4つの細長く、極めて堅固な枠棒28、30、32、34から作られる枠体に取り付けられる2つのプラテン24、26を備える。固定プラテン24は棒28、30、32、34に不動に固定される一方で、可動プラテン26は、固定プラテン24に対して矢印36で示すように前後に移動し得るように棒28、30、32、34に摺動自在に取り付けられる。従って、可動プラテン26に取り付けた型半体16は、固定プラテン24取り付けられる他の型半体14に対して矢印36で示すようにも移動可能である。かなりの軸線方向力を及ぼすことができる、大きな液圧式又は機械式ラム38が、可動プラテン26に連結され、型半体16を型半体14と接触するように移動させかつこれらの半体を極めて緊密にくっつけて保持する一方で、図2に最も良く示すように、液体又は溶融プラスチック40が型12内に射出される。大部分の型12は、内部ダクト15、17を備え、熱水及び冷水のような加熱及び冷却流体をそれぞれの型半体14、16を通じて循環させる。冷却流体供給ホース19、21は、それぞれのダクト15、17を(図示しない)流体源及びポンプ装置に接続する。液体又は溶融プラスチック40を空洞50内に射出する間に型12を熱く維持するために、通常、加熱流体はダクト15、17を通じて循環される。それから、流体はダクト15、17を通じて循環して型12を冷却し、液体又は溶融プラスチック40を図3に示される硬質プラスチック部品22に硬化させる。典型的なプラスチック射出モールド成形装置又は押し出し成形装置42は、チューブ44内に螺旋状刃先(auger)45を具備する射出チューブ44を備え、液体又は溶融プラスチック40を強制的に、開口46を通じて固定プラテン24に、かつ型半体14内のダクト48を通じて型空洞50内に入れる。型空洞50は、型半体16に機械加工を施すか又は別様に形成される。多くの適用例では、モールド成形サイクル用に、型12内には1つ以上の多くの空洞が存在する。そのような多くの空洞を備える型では、全ての空洞から硬質プラスチックを排出するために 多くの製品排出器を要求し得る。プラスチック押し出し成形装置42はまた、チューブ44を粒状固体プラスチック41で充填するためのホッパ又は漏斗52、粒状固体プラスチック41を加熱してこの粒状固体プラスチックがチューブ44内で液体又は溶融プラスチック40になるまで十分に溶融させる、チューブ44の周りに配置された加熱コイル47又は他の加熱装置、及び螺旋状刃先46を駆動するためのモータ54を備える。
【0034】
図2に示すように、液体又は溶融プラスチック40が型12内に射出されて型空洞50を充填した後、かつ型空洞内のプラスチック40が上述したように硬化した後、硬質プラスチック部品22が型空洞50から排出し得るように、ラム38が作動して型半体16が型半体14から離れるように引っ張る。一旦、型半体14、16が完全に分離されると、部品成形機制御装置72は、型半体16の第1画像を取得するためにカメラ20に信号を送信する。ここで、画像は型半体16内の部品22の存在を確かめるために分析される。上述したように、硬質プラスチック部品22の排出は、本発明によりより効率的かつ効果的になし得る種々の機構又は方法により達成し得る。図1から図3までに示した製品排出器18は本発明を説明するために好都合な1つの実施形態に過ぎない。製品排出器18は可動プラテン26を通じて及び型半体16を通じて型空洞50内に延在する2つの摺動可能な製品排出棒56、58を備える。図2に示すように、型空洞50をプラスチック40で充填するために型12が閉じると、製品排出棒56、58は型空洞内までは延在しない。しかしながら、図3に示すように、型12が開くと、2つの小さな液圧シリンダー62、66及び製品排出棒56、58に連結された横棒68を備える、製品排出器のアクチュエータ60が製品排出棒56、58を押し出して型空洞50内に入れて硬質プラスチック部品22に衝突しかつ該硬質プラスチック部品を押しのけて空洞50から押し出す。製品排出棒56、58による1回の衝突又は押しのけは空洞50からの道中ずっと硬質プラスチック部品22を押しのけかつ押し出すには十分でないことが時折あるから、製品排出器のアクチュエータ60を幾度かサイクル作動させて製品排出棒56、58を往復動させることにより空洞50に出し入れさせ、その結果、硬質プラスチック部品22が依然として空洞内にあると、製品排出棒は幾度も衝突しかつ押し出し、硬質プラスチック部品22が完全に排出されない場合を最小に減じる。次いで、部品成形機制御装置72は、空洞50を含む型半体16の画像を取得するためにカメラ20に信号を送信し、及びそれから画像は電子形態で画像処理装置に送信される。ここで、この電子形態の画像はデジタル化されかつコンピュータ又はマイクロプロセッサによって型半体16及び空の型空洞50の理想画像と比較される。画像の比較が、型空洞50が空でありしかも硬質プラスチック部品22が型半体16から取り除かれたことを示すと、ラム38は作動して型12を閉じ新たなモールド成形サイクルを始動させる。他方で、画像の比較が、硬質プラスチック部品22が空洞50から取り除かれていないか又は型半体16から取り除かれていないことを示すと、この時は、ラム38は型12を閉じることが許されず、操作者に型を点検し、空洞50及び型12からプラスチック又は硬質プラスチック部品22の何れかの残留物を取り除かせ、及び、その後、プラスチック射出モールド成形機10を再始動させるように知らせる信号が生成される。
【0035】
上記したように、幾つかの慣用の射出成形機で行われる製品排出棒56、58の反復サイクルは、硬質プラスチック部品22が空洞50から押し出されて型半体16から取り除かれないことの発生を減じる。しかしながら、製品排出棒56、58による更なる衝突又は押し出しが必要な場合に回数で勝っている、製品排出棒56、58による1回の衝突又は押し出しが硬質プラスチック部品22を押し出しかつ取り除くには十分である多くの場合には、型12が開く毎の製品排出装置18の反復サイクルは不要な時間を費やし、かつ製品排出装置18及び型12に不要な摩滅を引き起こす。改善策として、Kachnic等に発行された米国特許第5、928、578号に見出せるような、必要な時のみに製品排出装置18が作動するスキップ排出システムが、通常、使用される。例えば、型12がプラスチック部品モールド成形サイクルにおいて開かれるたび毎に対する製品排出棒56、58の行程又はサイクルの多数の固定回数を使用する代わりに、変動可能な製品排出棒56、58の行程が各モールド成形サイクルの排出要求に合致するように使用される。行程サイクルの繰り返しはカメラ20によって得られるような型12の画像に依存する。
【0036】
図7及び図8に示すように、好ましい実施形態では、センサシステム300は、画像捕捉源310、リンク部材320、センサ装置330及び分析装置340を備える。ここで、分析装置340は、好ましくはコンピュータ又はマイクロプロセッサである。画像捕捉装置310は、型半体16とその内部の何れかの部品とが全体的に画像捕捉源310に相対的に概ね平行な角度であるように、好ましくは型半体16の表面に面する型半体14の中心に位置づけられる。しかしながら、種々の部品又は部品の特定領域が実質的に平行な角度で画像形成し得るように、別の実施形態の画像捕捉源310は種々の位置に位置づけ得ることに留意すべきである。型内の種々の位置にかなり多数の画像捕捉源310を位置づけ得ることも考えられる。画像捕捉源310は、好ましくは、コーヒレントすなわち可干渉性光ファイバーケーブル束である。ここで、光波及び/又は放射はこれらの光ファイバーケーブル束により捕捉し、かつリンク部材320を通じてセンサ装置330までこれらの光ファイバーケーブル束を通じて移動可能にすることができる。リンク部材320はまた、好ましくはコヒーレントな光ファイバーケーブルである。コヒーレントな光ファイバーケーブル束は、型半体16及び/又は部品22の画像をセンサ装置330によって遠隔視認可能にし、かくしてセンサ装置330が型の高温に晒されないように阻止する。好ましくは、センサ装置330は、型半体14の外に位置づけられる。しかしながら、別の実施形態では、センサ装置330が高温によって損傷を受けないような、部品成形機領域から更に離れた位置又は該領域の低温度点における型半体14、16の1つ内にこのセンサ装置330を位置づけ得る。センサ装置330が熱的に絶縁及び/又はセンサ装置330を保護し従ってこのセンサ装置を型内に位置づけることを可能にする熱除去装置を備え得ることも考えられる。
【0037】
センサ装置330は、好ましくは電荷結合素子(CCD)配列電子カメラである。しかしながら、別の実施形態では、センサ装置330は、例えば、例示的な目的のためだけではあるが、赤外線又は近赤外線カメラ、あるいは赤外線熱センサのような何れかのセンサ装置とし得る。
【0038】
好ましい実施形態では、分析装置340は、センサ装置330からの取得画像の電子画像を受け取り、この電子画像を分析しかつ型12内のモールド成形部品の存在又は欠如を部品成形機制御装置72に通信する。既知のパラメータが与えられると、当業者であれば、型12の画像を分析するためのソフトウェアを開発することができるであろう。分析装置340は、部品成形機制御装置72と一体にされることが好ましい。しかしながら、部品成形機制御装置72と通信によりリンクされた別個の制御装置/コンピュータを利用し得る。
【0039】
捕捉源310の概ね平行な位置づけにより、型が開放されつつあるという機械制御装置72からの信号をセンサ装置330が受信するや否や、型12が完全に開放されたという機械制御装置72からの信号を待つ代わりに、型12が開放している間に第1画像が取得される。その後、部品22が型半体16の移動側に存在することを保証するために画像は分析される。次いで、製品排出棒56、58の第1サイクルが行われる。この段階は、今度は、型12が開放している間に行うことができる。第2画像が取得され、かつ型半体16に部品22が存在するかを確定するために分析される。ここで、部品22が依然として存在すると、行われたサイクルの回数によって、部品22がくっついていることを操作者に通知するために、製品排出棒56、58の別の一連のサイクルが行われるか又は警報機が作動する。第2画像が部品22が欠如することを示すと、分析装置340は機械制御装置72に信号を送信し、型12を閉じて次のモールド成形段階を始める。
【0040】
より詳細には、図4に示す第1状態Aでは、分析装置340は、電気的インターフェース72又は何れか他のデータ通信装置を介して、型閉鎖信号を射出モールド成形装置10に送信する。これに応じて、ラムアクチュエータを備える開閉機構がラム38を作動させて型半体16を型半体14に近接させかつ押し付け、プラスチック押し出し装置42を引き続いて作動させることによって液体又は溶融プラスチックを型12内に射出してプラスチック部品を形成する。プラスチックが硬化するために十分な時間を与えた後、プロセスは矢印76で示すように状態Bに進み、この状態Bでは、ラム38が作動して型半体16を型半体14から離れるように引っ張る。型12が状態Bに示すように開放される間に、開いた型半体16の画像が捕捉源310を介してセンサ装置330によって取得され、かつ電気ケーブル78又は何れか他の周知の伝達装置を介して伝達される。この分析装置はこの画像を空洞内で適切に成形されたプラスチック部品22を備えて出現すべき時の型半体16の理想画像と比較する。分析装置340のこの比較機能は、図4に判断記号80で示される。シーケンス中のこの段階において、型半体16内には十分に成形された硬質プラスチック部品22が存在するべきである。従って、判断記号80における比較が、型半体16内にプラスチック部品22が存在しないか又はプラスチック部品22が存在するが不完全に成形されていることを示すと、分析装置340はシーケンスを停止させて矢印84で示すように、警報装置82又は他の装置へ信号を生成して、操作者86が来て射出モールド成形装置10を点検するように通知する。しかしながら、比較により、完全に成形されたプラスチック部品22が型半体16内に存在することが示されると、想像されるように、矢印88で示すように、分析装置340は、機械制御装置72を介して信号を送信することによってシーケンスを状態Cまで続行し、もって製品排出装置18を作動させて製品排出棒56、58を伸張させて型半体16の硬質プラスチック部品に衝突させるか又は型半体16から該硬質プラスチック部品を押し出すサイクルを1回行う。しかしながら、上述の通り議論したように、製品排出棒56、58の1回の伸張では型半体16から硬質プラスチック部品22を押しのけないか又は取り除けないことが時折ある。従って、分析装置340は、シーケンスを矢印90で示すように状態Dまで進める。
【0041】
状態Dでは、分析装置340は捕捉源310を介したセンサ装置330による型半体16の別の画像を取得し、この画像は電気ケーブル78、あるいは何れか他の周知の伝達装置を介して伝達され、かつこの画像を判断ブロック92で示すように、メモリーに記憶された、硬質プラスチック部品22が取り除かれかつ(図4には示していない)型空洞50が空の状態である型半体16の理想画像と比較する。判断記号92における比較が、部品22が取り除かれかつ空洞50が空であることを示すと、分析装置340は、機械制御装置72を介して信号を送信することによってシーケンスを矢印94で示すように状態Aまで戻して続行し、もってラム38を作動させて再び型12を閉じかつ押し出し成形装置42を作動させて再び型12にプラスチックを充填する。これに反して、判断記号92における比較が、部品22が想像線22´により示されるように型半体16内にくっつくか別様に取り除かれないと、その時、分析装置340は矢印96で示すように進んで、製品排出棒56、58が伸張するか又はサイクル作動された回数を点検する。判断記号98で示すように、製品排出棒56、58が、型半体16から部品22を押し出して取り除くための失敗試行において、例えば5回のような合理的な回数により多くサイクル作動すると、分析装置340はシーケンスを停止させ、かつ前進して矢印100で示すようにアラーム82又は他の装置86に操作者を呼ぶように送信する。しかしながら、試行回数が例えば5回のような数を超えないと、矢印102によって示すように、分析装置340はシーケンスを状態Cまで続行し、もって機械械制御装置72を介して製品排出棒のアクチュエータに信号を発信することによって再び製品排出棒56、58を起動またはサイクル作動させてもう一度部品22に衝突させるか又は該部品を押し出す。この時、分析装置340は、シーケンスを矢印90で示すように状態Dまで再び続行する。この状態Dでは、型半体16の別の画像がセンサ装置330によって取得され、かつ型半体16が部品を取り除かれた状態でどのように出現すべきかを示す理想画像と再び比較される。部品22が製品排出ピン56、58の最後の伸張又はサイクル作動によって上手く取り除かれると、シーケンスは矢印94で示すように状態Aまで進む。しかしながら、92における比較が、部品22´が依然としてくっついているか又は取り除かれていないことを示すと、分析装置340は98において試行回数を点検し、例えば5回を超えていないと、シーケンスを再び状態Cまで戻す。判断98において設定した最大の試行回数は、何れの数にもし得るが、5回に設定するのが好ましい。この回数は、実際に効果を奏することなく部品22を押しのけて取り除くことを妥当に期待するに十分な製品排棒56、58のサイクル又は伸張を可能にするものと思われる。従って、製品排出棒56、58の伸張及び後退の多くのサイクルは有用であり、かつ部品22がくっついた時に使われるが、本発明は、部品22を型から押しのけて取り除く際には不必要な製品排出棒56、58の反復サイクルを阻止する。
【0042】
上述しかつ図9に示すように、型の頂部に視覚装置を配置する従来の方法は、目標の角度がカメラに対して増加するにつれて斜めの視野に帰着する。結果的に、各画素400に対するより大きな視野領域は、これにより画像の解像度を低下させる結果に帰着する。しかしながら、図10に示すように、本発明では、カメラが目標と相対的に平行な角度で保持され、従って、このように、各画素410に対する視野領域はより小さくかつよりコンシステントであり、これにより高解像度を備える画像に帰着する。結果として、より正確な分析はより良い解像度を備える画像でなし得る。
【0043】
好ましい実施形態では、センサ装置330は、リンク部材320を介して捕捉装置310まで移動し、これにより部品22及び/又は型12をこれらに実質的に平行な角度で直に照明する。結果として、目標領域のより良い照明は可能であり、かくして取得される画像の明瞭さ及び精度を高める。別の実施形態では、センサ装置と一列に取り付けた別個の照明源、あるいはこれらとは独立した別の照明源であり得るものと考えられる。
【0044】
上述した型内センサシステムをスキップ排出装置と組み合わせて説明してきたが、型内センサシステムは、何れの部品成形機も利用し得ることに留意すべきである。多数のセンサ装置330及び/又は捕捉源310を利用し得ることに留意すべきである。
【0045】
本発明の例示的な実施形態を述べてきたが、当業者なら、開示事項は例示のみであって、種々の他の実施形態、適用、及び変更を本発明の範囲内で行い得ることに留意すべきである。従って、本発明は本明細書に示した特定の実施形態に限定されず、特許請求の範囲によってのみ限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】型の頂部に位置づけられた視覚装置を具備する通常の従来技術の射出モールド成形機の斜視図である。
【図2】後退した製品排出器を示す図1の射出モールド成形機の部分的に断面で示した立面図である。
【図3】伸張した製品排出器を示す図1の射出モールド成形機の部分的に断面で示した立面図である。
【図4】スキップ製品排出器として周知の従来技術による装置の論理の流れを表す線図である。
【図5】スキップ製品排出器として周知の従来技術による装置の制御の機能ブロック線図である。
【図6】従来技術による機械制御装置及び分析装置の機能ブロック線図である。
【図7】本発明の好ましい実施形態の部分的な斜視図である。
【図8】本発明の好ましい実施形態による機械制御装置及び分析装置の制御の機能ブロック線図である。
【図9】画素領域の歪曲された視野の影響を示す従来技術による視覚装置の代表的画素グリッド領域の平面図である。
【図10】各画素の縮小された視野領域を示す本発明による代表的画素グリッド領域の平面図である。
【符号の説明】
10 射出モールド成形機
12 型
14、16 型半体
15、17 内部ダクト
18 製品排出器(製品排出装置)
19、21 冷却流体供給ホース
20 CCDアレイ電子カメラ
22 硬質プラスチック部品
22´ 想像線
24 固定プラテン
26 可動プラテン
28、30、32、34 枠棒
38 ラム
40 溶融プラスチック
41 粒状固体プラスチック
42 押し出し成形装置
44 チューブ
45 螺旋状刃先
46 開口
47 加熱コイル
48 ダクト
50 型空洞
52 漏斗
54 モータ
56、58 製品排出棒
60 アクチュエータ
62、66 液圧シリンダー
68 横棒
70 カメラ制御装置
72 機械の制御装置
78 電気ケーブル
80 判断記号
82 警報装置
92 判断記号
98 判断記号
300 センサシステム
310 画像捕捉源、画像捕捉装置
320 リンク部材
330 センサ装置
340 分析装置

Claims (20)

  1. 部品を成形するための部品成形機であって、
    型と、
    前記型から前記部品の少なくとも1つを排出する排出装置と、
    前記排出装置を制御する制御装置と、
    前記型内に位置づけられ、該型と実質的に平行な角度で該型の視野にあり、前記部品成形機によって成形された前記部品の画像形成を可能にする、少なくとも1つのセンサと、
    前記センサによって捕捉された前記画像を分析し、前記部品の少なくとも1つの存在、欠如又は品質の表示を生成し、前記排出装置と通信し、前記排出装置が前記表示に応答する、分析装置と、を備える部品成形機。
  2. 前記排出装置が少なくとも1つのラムである、請求項1に記載の部品成形機。
  3. 前記排出装置を制御する前記装置がプログラム可能なコンピュータである、請求項1に記載の部品成形機。
  4. 前記分析装置がプログラム可能なコンピュータである、請求項1に記載の部品成形機。
  5. 前記分析装置がプログラム可能なマイクロプロセッサである、請求項1に記載の部品成形機。
  6. 前記センサが少なくとも1つの電荷結合素子カメラである、請求項1に記載の部品成形機。
  7. 前記センサが少なくとも1つの赤外線センサである、請求項1に記載の部品成形機。
  8. 前記赤外線センサが少なくとも1つの赤外線カメラである、請求項7に記載の部品成形機。
  9. 部品を成形するための部品成形機であって、
    内部及び外部を具備する型と、
    前記型から前記部品の少なくとも1つを排出する排出装置と、
    前記排出装置を制御する制御装置と、
    画像を捕捉し、前記型の内部に位置づけられ、該型と実質的に平行な角度で該型の視野にあり、前記部品成形機によって成形された前記部品の画像を捕捉する、画像捕捉装置と、
    前記画像捕捉装置と通信するセンサ装置と、
    前記画像捕捉装置からの前記画像を前記センサ装置に転送する転送装置と、
    前記センサ装置によって捕捉された前記画像を分析し、少なくとも1つの前記部品の存在、欠如又は品質の表示を生成し、前記排出装置と通信し、前記排出装置が前記表示に応答する、分析装置と、を備える部品成形機。
  10. 前記画像捕捉装置が少なくとも1つの光ファイバ束である、請求項9に記載の部品成形機。
  11. 前記画像捕捉装置が少なくとも1つのレンズである、請求項9に記載の部品成形機。
  12. 前記排出装置が少なくとも1つのラムである、請求項9に記載の部品成形機。
  13. 前記排出装置を制御する前記装置がプログラム可能なマイクロプロセッサである、請求項9に記載の部品成形機。
  14. 前記分析装置がプログラム可能なマイクロプロセッサである、請求項9に記載の部品成形機。
  15. 前記センサが少なくとも1つの電荷結合素子カメラである、請求項9に記載の部品成形機。
  16. 前記センサが少なくとも1つの赤外線センサである、請求項9に記載の部品成形機。
  17. 前記赤外線センサが少なくとも1つの赤外線カメラである、請求項15に記載の部品成形機。
  18. 前記転送装置が少なくとも1つの光ファイバ束である、請求項9に記載の部品成形機。
  19. 部品成形機内の部品の存在、欠如及び品質の表示を生成する方法であって、
    a)部品の画像を該部品に相対的な平行な角度で取得する段階と、
    b)前記画像を画像分析装置に転送する段階と、
    c)前記画像を分析する段階と、
    d)部品成形機制御装置に信号を送信し、該部品成形機制御装置が前記画像分析装置からの信号に応答するように、前記部品成形機制御装置に前記信号を送信する段階と、を備える方法。
  20. 部品の画像を該部品に相対的に平行な角度で取得する前記段階が、前記型が開放している間に行われる、請求項19に記載の部品成形機。
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