JP2004530317A - Mpeg−4規格における相互作用の管理方法および設備 - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は、一人または複数のユーザがマルチメディア端末から実行するマルチメディア相互作用の管理に関する。相互作用は、テキストでも音声でも、また動作によるものであってもよい。相互作用は、マウス、ジョイスティック、キーボード等の従来の入力装置、あるいは音声認識システム、音声合成システム、または目視または動作による制御インターフェース等の新しい入力装置のいずれによっても得られる。こうしたマルチメディア相互作用は、国際規格MPEG−4の中で処理される。
【背景技術】
【0002】
MPEG−4規格(ISO/IEC14496)は、インタラクティブAVシーンのための通信システムを規定している。この仕様によれば、ユーザは、マルチメディアシーンと相互作用を行うことができる。これらのユーザ相互作用は、クライアント側で局部的に処理してもよいし、処理のためにサーバに再送してもよい。
【0003】
ISO/IEC14496−1(MPEG−4システムズ)規格は、シーンにおけるAVオブジェクトの組織化に関するシーン記述バイナリフォーマット(BIFS「BInary Format for Scene」)を定義している。ユーザが実行した相互作用に対するオブジェクトの挙動および応答は、事象のソースおよびターゲット(ルート)ならびに、センサ(事象を開始可能にする特別なノード)によりBIFSフォーマットに示すことができる。クライアント側の相互作用は、ユーザにより特定される作用に従ってシーンのオブジェクトの属性を修正することからなる。しかしながら、MPEG−4システムは、ユーザの相互作用をBIFS事象に関連付ける特定のユーザインターフェースまたはメカニズムを定義していない。
【0004】
BIFSコマンドは、シーングラフ特性、ノード特性、または挙動特性を修正可能にするBIFS記述子の部分集合である。したがって、BIFSコマンドは、所定の瞬間におけるシーン特性の集合を修正するために用いられる。コマンドは、単独のアクセスユニット(Access Unit)で複数のコマンドを送信できるように、コマンドフレームにまとめられる。4個の基準コマンドは以下の通りであり、すなわち、全体シーンの交換、ノード構造の挿入、削除、または交換、事象入力(eventIn)、exposedFieldであり、MFFieldまたはルートで値が決定される。シーンにおけるノードの識別はnodeIDにより供給される。ノードのフィールドの識別は、そのフィールドのINidにより供給される。
【0005】
BIFS−Animは、シーングラフにおける幾つかのノードフィールドの連続更新に関するBIFS記述の部分集合である。BIFS−Animは、顔の模型、人体模型、メッシュ模型の動画を含む様々なタイプの動画、ならびに二次元および三次元位置、回転、倍率、または比色測定情報といった各種の属性を統合するために用いられる。BIFS−Animは、特定のダイナミックフィールドを含むシーンの幾つかのノードを動画化するためのフローならびに符号化手順および復号化手順を特定する。本発明の範囲におけるBIFS−Animの主な不都合は、次の通りである。BIFS−Animは、シーンの全てのノードを更新可能な全てのフィールドをどのように動画化するのか特定していない。しかも、BIFS−Animは、デコーダのコンフィギュレーション情報の一部をなすアニメーションマスクを使用する。アニメーションマスクは、ユーザの直接の相互作用により修正することができない。従って、BIFS−Animは、高いレベルのフレキシビリティと、修正するシーンのノードをダイナミックに変化させる可能性とを要するユーザの相互作用には適さない。
【0006】
MPEG−Jは、Java(登録商標)コードによるMPEG−4メディアディフューザのインターオペラビリティを保証するためのインターフェースを規定する、プログラミングシステムである。Java(登録商標)コードは、異なる基本フローとしてMPEG−4の端末レベルに到達する。その後、Java(登録商標)仮想マシンを含むMPEG−Jの実行環境に向かい、そこから、MPEG−Jプログラムは、MPEG−4メディアディフューザの様々なコンポーネントにアクセスする。SceneGraphプログラミングインターフェースが供給するメカニズムにより、MPEG−Jアプリケーションは、BIFSメディアディフューザがコンポジションに使用するシーンにアクセスし、このシーンを操作する。これは低レベルのインターフェースであり、MPEG−Jアプリケーションがシーンの事象を制御するとともに各プログラムのシーンのツリー構造を変えることができるようにする。また、幾つかのノードを生成し、操作することが同様に可能であるが、ノード識別が定義されたノードフィールドだけがMPEG−Jアプリケーションにアクセスできる。さらに、MPEG−Jの利用は、特に小型の携帯用デコーダ装置に関する場合、多数のアプリケーションに対して必要とされるリソースが多すぎる。かくして、MPEG−Jは、有限容量の端末で利用可能なユーザ相互作用手順の定義には適さない。
【0007】
上記の従来技術の分析では、マルチメディアユーザの相互作用を管理するために使用可能な主な方法を簡単に説明し、検討した。次に、現在の相互作用管理アーキテクチャに関する特徴によってこの説明を補うことにする。現在までに存在する相互作用のアクセス方法は2通りしかない。第一に、コンポジション装置は、MPEG−4の一環として、ポインタタイプの相互作用の場合だけ、シーンの修正作用中にユーザが発生する事象をトランスコードする役割をする。第二に、MPEG−4の規格外では、ポインタタイプ以外の全ての相互作用を特別なアプリケーションで実施しなければならない。従って、インタオペラビリティが失われる。この二つの任意選択は、通信システムの主な争点となるマルチユーザの相互作用性の概念を全体的ならびに包括的に把握するには、あまりに限られている。
【0008】
本発明は、一人または複数のユーザがマルチメディア端末から実行するマルチメディア相互作用の包括的な管理方法およびシステムを提案する。提案されるシステムは、「MPEG−4システム」部分の仕様を拡張したものである。このシステムは、MPEG−4システムのアーキテクチャを再利用することによって、一人または多数のユーザの相互作用をどのようにBIFS事象に関連付けるかを特定する。本発明に関連するシステムは、基本的な入力装置(マウス、キーボード)からも複雑な入力装置(6個の自由度を考慮することが必要であるか、または音声認識システムを使用する装置)からも、一人または多数のユーザのあらゆるタイプの相互作用を処理可能にするので、包括的である。このシステムは、単に既存のツールを再利用することにより、非常に低い複雑度にだけ耐えられる状況を含めた全ての状況で使用可能である。
【0009】
従来技術では、国際公開第0000898号明細書が知られている。この技術は、オブジェクト指向メディアデータ(デジタルオーディオデータフローまたはデジタルビデオデータフローまたはその両方)を含むメッセージをローカルユーザコンピュータで発生し、遠隔ユーザコンピュータにこのメッセージを伝送することからなる。ローカルユーザコンピュータは、ローカルユーザコンピュータと遠隔ユーザコンピュータとの間でシェアされる、オブジェクト指向メディアデータを含むシーンを表示する。遠隔ユーザコンピュータは、一種のメッセージ管理プログラムを用いてメッセージを構成する。マルチメディア通信用のマルチユーザ相互作用は、MPEG−4バージョン1の拡張である。
【0010】
別の国際公開第9939272号明細書は、MPEG−4に基づくインタラクティブ通信システムに関し、コマンド記述子が、シーン記述におけるコマンドルーティングノードまたはサーバルーティングチャネルと共に使用され、アプリケーション用の特別な相互作をサポートする。コマンドパラメータでプレゼンテーションを示すことによって内容の選択を補助でき、コマンド識別子は、コマンドが内容選択コマンドであることを示す。複数の画像と、1つの画像に関連するプレゼンテーションを記述する1つのテキストとを含む最初のシーンを生成できる。内容選択記述子は、各画像と、対応するテキストとに結合される。ユーザが1つの画像をクリックすると、クライアントは、選択されたプレゼンテーションを含むコマンドを伝送し、サーバは、新しいプレゼンテーションを起動する。サーバに基づくあらゆるアプリケーションの機能性を実施するためにHTTPおよびCGIを使用可能にする方法と同じ方法で、この技術をあらゆるアプリケーション状況に適用できる。
【0011】
一人または多数のユーザのマルチメディア相互作用で提案された新しいアプローチによれば、任意の入力装置が発生する相互作用データが、MPEG−4の基本フローとみなされる。その結果、標準復号化チェーンを直接用いることによって、基本データフローのいずれにも適用される操作と同じ操作を使用できる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
従って、本発明は、相互作用データを処理するためにMPEG−4で提示されるものと同じモデルを使用することを提案する。
【課題を解決するための手段】
【0013】
このため、本発明は、その最も一般的な意味において、一人または複数のユーザの作動に応じてデジタル信号を送る制御周辺装置と、MPEG−4規格を利用する少なくとも一つのマルチメディアアプリケーションとの間の相互作用の管理方法に関し、この方法は、BIFS(MPEG4規格の意味で「Binary Format for scene」)ノードの形状をとるデジタルシーケンスを構成するステップを含み、このノードが、シーンの様々なオブジェクトに適用される相互作用データのタイプおよび数を決定する少なくとも一つのフィールドを含むことを特徴とする。
【0014】
好適な実施形態によれば、このノードは、シーンによって考慮される相互作用をその状態により可能にするかまたは禁止するフラッグを含む。
【0015】
変形実施形態によれば、前記ノードは、関連装置のアクティビティの通知ステップを含む。
【0016】
有利には、この方法は、ノードの一つまたは複数のフィールドを介してシーンの一つまたは複数のオブジェクトで実行される一つまたは複数の作用の種類を指定するステップを含む。
【0017】
好適な実施形態によれば、この方法は、ノードの一つまたは複数のフィールドから、シーンで実行される少なくとも一つの作用からなる別のデジタルシーケンスを構成し、前記周辺装置から送られる変数に値が対応する、前記作用の少なくとも一つのパラメータを構成するステップを含む。
【0018】
好適な実施形態によれば、この方法は、前記デジタルシーケンスをコンポジションメモリに転送するステップを含む。
【0019】
好適な実施形態によれば、前記デジタルシーケンスの転送が、コンポジション装置に相互作用情報を入力するためのMPEG−4システムの復号化チェーンを使用する。
【0020】
特定の実施形態によれば、シーケンスの転送ステップは、少なくとも一つのフロー記述子を含むフローの制御下で行われ、このフロー記述子自体が、適切なデコーダによる復号化チェーンのコンフィギュレーションに必要な情報を伝送する。
【0021】
変形実施形態によれば、前記シーケンスの構成ステップが、コンポジションバッファを通らずにシーンで復号化されるBIFS−コマンドを実行するために、通常のBIFSデコーダのインターフェースと同様の、コンポジション装置へのインターフェースを備えるデコーダで実施される。
【0022】
変形実施形態によれば、第一の構成ステップを実施するBIFSノードが、使用コマンドの周辺装置のタイプに依存する可変フィールド数を含み、前記フィールドが、ルートにより修正されるノードのフィールドに接続される。その場合、相互作用デコーダは、このBIFSノードのフィールドに周辺装置が生成する値を転送し、ルートのメカニズムは、これらの値をターゲットフィールドに伝播する役割をする。
【0023】
特定の実施形態によれば、一人または多数のユーザの相互作用データのフローが、アクセスユニットを発生する装置に結合されるDMIFクライアントを通り、前記ユニットは、対応するデコーダに接続される復号化バッファメモリに配置される。
【0024】
特定の実施例によれば、一人または多数のユーザの相互作用フローが、直接、または関連する復号化バッファメモリを介して、対応するデコーダに入り、それによって、ユーザの相互作用フローが従う行程を短縮する。
【0025】
本発明は、また、MPEG−4規格を利用するマルチメディアアプリケーションを実行する計算機と、マルチメディアシーンを表示するための少なくとも一つの周辺装置と、いわゆるプログラム制御のための少なくとも一つの制御周辺装置とを含む情報処理設備に関し、さらに、この設備は、制御手段の信号を受信する入力回路およびデジタルシーケンスを送る出力回路を含むインターフェース回路と、上記の方法に従って入力周辺装置から供給される信号に応じて出力シーケンスを構成する手段とを含むことを特徴とする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
本発明は、添付図面を参照しながら、限定的ではない実施例に関する以下の説明を読めば、いっそう理解されるであろう。
【0027】
図1は、標準モデルを示す。図2は、コンポジション装置(CU)を生成する相互作用デコーダと、ユーザの相互作用フローとの二つの主要概念を示すモデルを示す。データは、MPEG−4規格のDMIF(「Delivery Multimedia Integration Framework)を介して入力装置の管理プログラムへのアクセスが行われる場合はアクセスユニット(AU)に配置される復号化バッファメモリから送られ、あるいは、デコーダおよび入力装置の管理プログラムが同じコンポーネントに配置されるような利用の場合は、入力装置からデコーダ自体に直接送ることができる。後者の場合、復号化バッファメモリは不要である。
【0028】
ユーザの相互作用を管理するために、以下のエレメントが必要である。
−ユーザ相互作用(UI)データを考慮する、新しいタイプのフロー
−ユーザの相互作用フローと、シーンのエレメントとの間の結合を特定化し、また、この相互作用を許可もしくは禁止するための新しい単一のBIFSノード
−入力装置、または復号化バッファメモリから送ることができるデータを解釈し、これらをシーンの修正に変換する新しいタイプのデコーダ。こうした修正は、BIFS−コマンドと同じフォーマットを有する。換言すれば、相互作用デコーダの出力は、BIFSデコーダの出力と全く同等である。
【0029】
ここでは、ユーザ相互作用フロー(フローUI、表1参照)と呼ばれる新しいタイプのフローが定義されている。このフローは、入力装置(たとえばマウス、キーボード、インストルメンタルグローブ(gant instrumente)など)から送られるアクセスユニット(AU)からなる。より包括的にするために、ここではアクセスユニットのシンタックスについては定義しない。シンタックスは、限定的ではないが、DMIFによりアクセスが行われる場合、別の基本フローから送られる別のアクセスユニットと同じにすることができる。ここで特定化しているフローのタイプは、相互作用装置として用いられるメディア生成ローカル装置のケースを同様に含む。かくして、ビジュアルオブジェクトまたはオーディオオブジェクトといったMPEG−4のオブジェクトタイプの指示(Object Type Indication)により定義されるどんなオブジェクトタイプも生成するローカル装置が、このようなモデルの改善により管理される。
【0030】
InputSensorと呼ばれる新しいBIFSノードのシンタックスは、次の通りである。
【0031】
【表1】
【0032】
フィールド「enabled」は、ユーザが、フィールド「url」に準拠するユーザ相互作用フローから送られる相互作用を望むか、または許可しないかを制御することができる。フィールド「url」は、MPEG−4規格のオブジェクト記述プラットフォームに記載されているように、使用される基本フローを特定する。
【0033】
フィールド「interacitonBuffer」は、「url」で特定される相互作用フローからデコーダがなすべきことを記述するSFCommandBufferである。シンタックスは必要不可欠というわけではないが、バッファメモリのセマンティクスは、たとえば次のように記述される。
【0034】
【表2】
【0035】
このセンサは、オブジェクト記述子4に結合される入力装置から送られる少なくとも3個のパラメータを回収し、ノードN1、N2、N3のフィールド「size」をそれぞれ受信パラメータに代える。
【0036】
ユーザ相互作用デコーダの役割は、復号化バッファメモリから送られるか、または入力装置から直接送られる受信アクセスユニットを変換することにある。ユーザ相互作用デコーダは、MPEG−4に特定されているように、これらをコンポジションユニット(CU)に変換し、コンポジションメモリ(CM)に配置する。ユーザ相互作用フローからデコーダが発生するコンポジションユニットは、MPEG−4システムが特定しているように、BIFS−Updatesであり、特にREMPLACERコマンドである。シンタックスは、MPEG−4規格が規定するシンタックスと厳密に同じであり、相互作用バッファメモリから推論される。
【0037】
たとえば、入力装置がエンティティ3を発生し、相互作用バッファメモリが「REMPLACER N1.size」を含む場合、コンポジションユニットは、「REMPLACER N1.size par 3(N1サイズを3に代える)」と同等の復号化されたBIFS−Updateである。
【0038】
上記の変形実施形態の一つは、InputSensorノードのinteractionBufferフィールドを、使用コマンドの周辺装置のタイプ、EventOutタイプに依存する可変フィールド数に代えることからなる。その場合、ユーザ相互作用デコーダの役割は、これらのフィールドの値を修正することにあり、マルチメディアプレゼンテーションの生成者は、シーンのツリーでInputSensorノードのフィールドをターゲットフィールドに接続するルートを形成するよう課される。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】システムのデコーダのモデルを示すフローチャートである。
【図2】ユーザ相互作用のデータフローを示す図である。
Claims (11)
- 一人または複数のユーザの作動に応じて信号を送る制御周辺装置と、MPEG−4規格を利用する少なくとも一つのマルチメディアアプリケーションとの間の相互作用の管理方法において、BIFS(MPEG4規格の意味で「Binary Format for scene」)ノードの形状をとるデジタルシーケンスを構成するステップを含み、前記ノードが、シーンの様々なオブジェクトに適用される相互作用データのタイプおよび数を決定する少なくとも一つのフィールドを含むことを特徴とする方法。
- 前記デジタルシーケンスの転送が、コンポジション装置に相互作用情報を入力するMPEG−4システムの復号化チェーンを使用することを特徴とする、請求項1に記載の制御周辺装置とMPEG−4規格を利用する情報処理アプリケーションとの間の相互作用管理方法。
- ノードの一つまたは複数のフィールドを介してシーンの一つまたは複数のオブジェクトで実行される一つまたは複数の作動の種類を指定するステップを含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の少なくとも一つの制御周辺装置とMPEG−4規格を利用する少なくとも一つのマルチメディアアプリケーションとの間の相互作用管理方法。
- BIFSノードが、使用される制御周辺装置のタイプに依存する可変フィールド数を含み、このノードのフィールドからターゲットフィールドへの相互作用データの転送が、複数ルートにより行われることを特徴とする、請求項1または2に記載の制御周辺装置とMPEG−4規格を利用する情報処理アプリケーションとの間の相互作用管理方法。
- 関連装置のアクティビティの通知ステップを含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の制御周辺装置とMPEG−4規格を利用する情報処理アプリケーションとの間の相互作用管理方法。
- シーケンスの転送ステップが、適切なデコーダによる復号化チェーンのコンフィグレーションに必要な情報を含む記述子から通知されるフローとして構成されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の制御周辺装置とMPEG−4規格を利用する情報処理アプリケーションとの間の相互作用管理方法。
- 相互作用データのシーケンスの構成ステップが、マルチメディアアプリケーションの実行端末の復号化バッファメモリで行われることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の制御周辺装置とMPEG−4規格を利用する情報処理アプリケーションとの間の相互作用管理方法。
- 相互作用データシーケンスの翻訳ステップが、コンポジション装置へのインターフェースを備えたデコーダで行われ、前記インターフェースが、シーンで復号化されるBIFSコマンドを実行するための通常のBIFSデコーダのインターフェースと同様であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の制御周辺装置とMPEG−4規格を利用する情報処理アプリケーションとの間の相互作用管理方法。
- ユーザの相互作用フローが、アクセスユニットを発生する装置に結合されるDMIFクライアントを通り、前記ユニットが、対応するデコーダに接続される復号化バッファメモリに配置されることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の制御周辺装置とMPEG−4規格を利用する情報処理アプリケーションとの間の相互作用の管理方法。
- ユーザの相互作用フローが、直接、または関連する復号化バッファメモリを介して対応するデコーダに入り、それによって、ユーザの相互作用フローがたどる行程を短縮することを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の制御周辺装置とMPEG−4規格を利用する情報処理アプリケーションとの間の相互作用管理方法。
- MPEG−4規格を利用するマルチメディアアプリケーションを実行する計算機と、マルチメディアシーンを表示するための少なくとも一つの周辺装置と、いわゆるプログラム制御のための少なくとも一つの制御周辺装置とを含み、さらに、制御手段の信号を受信する入力回路およびBIFSタイプのシーケンスを送る出力回路を含むインターフェース回路と、請求項1に記載の方法に従って入力周辺装置から供給される信号に応じて出力シーケンスを構成する手段とを含むことを特徴とする情報処理設備。
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