JP2004529656A - ペット・フードをカストマイズする方法および装置 - Google Patents

ペット・フードをカストマイズする方法および装置 Download PDF

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Abstract

ペットのためのカストマイズされたペット・フード添加物処方を作成する方法であって、本方法は、電子工学的インタフェースを通してペットに対する個別ペット・プロファイルを含むユーザ入力を受信すること(252)と、ペットの生物学的サンプルからの分析を受信すること(260)と、そして、個別ペット・プロファイルおよび生物学的サンプル分析を電子工学的に処理し、ユーザ入力個別ペット・プロファイルおよび生物学的サンプル分析から得られた情報を使用して、ペット・フード添加物処方を作成すること(262、266)、を含む。

Description

【技術分野】
【0001】
(発明の背景)
本発明は一般に、ペット・フードの製造方法、特に、個々のペットの健康および栄養摂取の要求にカストマイズ若しくは特製されたペット・フードを製造するための処理に関する。
【背景技術】
【0002】
小売ペット・フード製造業者は通常、自社のペット・フードを、大量にそして限られた数の処方においてのみ製造する。ほとんどの製造業者は、例えば、いくつかの味のドッグ・フード、および子犬処方、成犬処方そして老犬あるいは非活動的犬処方のドッグ・フードを提供している。いくつかの製造業者は、特定の品種用あるいは特定の大きさ用の処方のドッグ・フードを提供している。加えて、特定の食物アレルギあるいは栄養素反応疾病を持つ犬のための、さらに特殊化した処方を提供している製造業者もある。同様に、小売キャット・フードは通常、異なる味のあるいは異なる成長段階に対する、限られた種類の処方において提供されている。しかし、全ての上記フードの選択は、全く既製製品に対するものであり、従って、ペット・フードの選択の幅は、個々のペットの非常に多様な嗜好および食物の要求に必ずしも一致しない。従って、特定のペットの食物の必要性に合う選択をすることは、困難であり最適でないことがある。例えば、個々のペットは、それが持つ病気あるいは疾病のために、あるいは、特定の疾病にかかりやすい遺伝的体質のために、特定の食物が必要であるかもしれない。さらに、通常例えば小売店において可能である、現在ある種類のペット・フードの選択では、ペットの飼い主が自分達自身のペットの栄養物の必要性に最も良く合うフードを選ぶことは難しい。加えて、いったんフードを選択すると、そのフードを正しく与えるにはどうすればよいかを知ることは難しいことがある。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0003】
(発明の概要)
本発明の1つの態様において、ペットのためのペット・フードの製造方法は、ペットに対する個別ペット・プロファイルを得ることと、ペットの生物学的サンプル(biological sample)からの分析を得ることと、個別ペット・プロファイルおよび生物学的サンプル分析を処理してユーザ入力個別ペット・プロファイルおよび生物学的サンプル分析に特定の第1のペット・フード処方若しくは式(formula)を作成することと、第1のペット・フード処方に従ってペット・フードを製造することを含む。
【0004】
本発明の他の態様において、ペットのためのペット・フードの製造方法は、ペットに対する個別ペット・プロファイルを得ることと、個別ペット・プロファイルを処理してユーザ入力個別ペット・プロファイルに特定の第1のペット・フード処方を作成することと、第1のペット・フード処方に従ってペット・フードを製造することを含む。本方法はさらに、ペットが第1のペット・フード処方に従って製造されたペット・フードを食べた後に、ペットから生物学的サンプルを得ることと、得られた生物学的サンプルを分析して情報を得ることと、得られた生物学的サンプル分析情報を個別ペット・プロファイルと組み合わせて処理し、ペットのための第2のペット・フード処方を作成することと、第2のペット・フード処方に従ってペット・フードを製造することを含む。
【0005】
本発明のさらなる態様において、ペットのためにペット・フードをカストマイズする方法は、電子工学的インタフェースを通して、ペットに対する個別ペット・プロファイルを含むユーザ入力を受信することと、ペットの生物学的サンプルからの分析を受信することと、個別ペット・プロファイルおよび生物学的サンプル分析を電子工学的に処理し、ユーザ入力個別ペット・プロファイルおよび生物学的サンプル分析から得られた情報を使用して第1のペット・フード処方を作成することと、第1のペット・フード処方に従ってペット・フードを製造することを含む。
【0006】
本発明の他のさらなる態様において、ペットのためにペット・フードをカストマイズする方法は、電子工学的インタフェースを通して、ペットに対する個別ペット・プロファイルを含むユーザ入力を受信することと、個別ペット・プロファイルを電子工学的に処理してユーザ入力個別ペット・プロファイルに特定の第1のペット・フード処方を作成することと、第1のペット・フード処方に従ってペット・フードを製造することを含む。本方法はさらに、ペットの生物学的サンプルからの分析を受信することと、個別ペット・プロファイルおよび生物学的サンプル分析を電子工学的に処理して、ユーザ入力個別ペット・プロファイルおよび生物学的サンプル分析から得られた情報を使用して第2のペット・フード処方を作成することと、第2のペット・フード処方に従ってペット・フードを製造することを含む。
【0007】
本発明の他の態様において、ペット・フードを製造するためのシステムは、コンピュータ、および、データ入力システムを含むユーザ・インタフェースを含む。ユーザ・インタフェースはコンピュータに結合し、ユーザ・インタフェースにおいて、ペットの個別ペット・プロファイルに関する情報を入力するようユーザに指示するよう構成されている。コンピュータは、ユーザから個別ペット・プロファイル情報を受信するよう構成されている。コンピュータはまた、ペットの生物学的サンプルからの分析に関する情報を受信するよう構成されている。コンピュータはさらに、個別ペット・プロファイルおよび生物学的サンプル分析を処理し、ユーザ入力個別ペット・プロファイルおよび生物学的サンプル分析から得られた情報を使用して第1のペット・フード処方を作成するよう構成されている。システムはまた、フード製造装置を含む。コンピュータはさらに、第1のペット・フード処方を使用して少なくとも1つの制御信号を生成し、第1のペット・フード処方に従ってフード製造処理装置を制御するよう構成されている。
【0008】
本発明のさらに他の態様において、ペットのためのペット・フードを製造するためのシステムは、コンピュータ、および、データ入力システムを含むユーザ・インタフェースを含む。ユーザ・インタフェースはコンピュータに結合し、ユーザ・インタフェースにおいて、ペットの個別ペット・プロファイルに関する情報を入力するようユーザに指示するよう構成されている。コンピュータは、ユーザから個別ペット・プロファイル情報を受信し、個別ペット・プロファイルを処理してユーザ入力個別ペット・プロファイルに特定の第1のペット・フード処方を作成するよう構成されている。システムはさらに、フード製造装置を含む。コンピュータはさらに、第1のペット・フード処方を使用して少なくとも1つの制御信号を生成し、第1のペット・フード処方に従ってフード製造処理装置を制御するよう構成されている。コンピュータはまた、ペットの生物学的サンプルからの分析に関する情報を受信し、個別ペット・プロファイルおよび生物学的サンプル分析を処理し、ユーザ入力個別ペット・プロファイルおよび生物学的サンプル分析から得られた情報を使用して第2のペット・フード処方を作成するよう構成されている。コンピュータはさらに、第2のペット・フード処方を使用して少なくとも1つの制御信号を生成し、第2のペット・フード処方に従ってフード製造処理装置を制御するよう構成されている。
【0009】
本発明の他の態様において、ペットのためのペット・フード処方を作成する方法が提供される。本方法は、ペットに対する個別ペット・プロファイルを得ることと、ペットの生物学的サンプルからの分析を得ることと、個別ペット・プロファイルおよび生物学的サンプル分析を処理し、ユーザ入力個別ペット・プロファイルおよび生物学的サンプル分析に特定の第1のペット・フード処方を作成することを含む。
【0010】
本発明の他の態様において、ペットのためのペット・フード製品処方を作成する方法が提供される。本方法は、ペットに対する個別ペット・プロファイルを得ることと、個別ペット・プロファイルを処理して、ユーザ入力個別ペット・プロファイルに特定の第1のペット・フード製品処方を作成することと、ペットが第1のペット・フード処方に従って製造されたペット・フード製品と混ぜられた既製の基礎的キブル(kibble)を食べた後に、ペットから生物学的サンプルを得ることと、得られた生物学的サンプルを分析して情報を得ることと、得られた生物学的サンプル分析情報を個別ペット・プロファイルと組み合わせて処理し、ペットに対する第2のペット・フード製品処方を作成することを含む。
【0011】
本発明の他の態様において、ペットのためのカストマイズされたペット・フード添加物処方を作成する方法が提供される。本方法は、電子工学的インタフェースを通して、ペットに対する個別ペット・プロファイルを含むユーザ入力を受信することと、ペットが第1のペット・フード処方に従って製造されたペット・フードを食べた後に、ペットの生物学的サンプルからの分析を受信することと、個別ペット・プロファイルおよび生物学的サンプル分析を電子工学的に処理し、ユーザ入力個別ペット・プロファイルおよび生物学的サンプル分析から得られた情報を使用してペット・フード添加物処方を作成することを含む。
【0012】
本発明の他の態様において、ペットのためにペット・フード処方をカストマイズする方法が提供される。本方法は、電子工学的インタフェースを通して、ペットに対する個別ペット・プロファイルを含むユーザ入力を受信することと、個別ペット・プロファイルを電子工学的に処理してユーザ入力個別ペット・プロファイルに特定の第1のペット・フード処方を作成することと、ペットの生物学的サンプルからの分析を受信することと、個別ペット・プロファイルおよび生物学的サンプル分析を電子工学的に処理して、ユーザ入力個別ペット・プロファイルおよび生物学的サンプル分析から得られた情報を使用して第2のペット・フード処方を作成することを含む。
【0013】
本発明の他の態様において、ペットのためのペット・フード処方を作成するためのシステムが提供される。システムは、コンピュータ、および、データ入力システムを含むユーザ・インタフェースを含み、ユーザ・インタフェースはコンピュータに結合し、ユーザ・インタフェースにおいて、ペットの個別ペット・プロファイルに関する情報を入力するようユーザに指示するよう構成されている。コンピュータは、ユーザから個別ペット・プロファイル情報を受信するよう構成されている。コンピュータはまた、ペットの生物学的サンプルからの分析に関する情報を受信するよう構成されている。コンピュータはさらに、個別ペット・プロファイルおよび生物学的サンプル分析を処理して、ユーザ入力個別ペット・プロファイルおよび生物学的サンプル分析から得られた情報を使用して第1のペット・フード処方を作成するよう構成されている。
【0014】
本発明の他の態様において、ペットのためのペット・フード処方を作成するためのシステムが提供される。システムは、コンピュータ、および、データ入力システムを含むユーザ・インタフェースを含む。ユーザ・インタフェースはコンピュータに結合し、ユーザ・インタフェースにおいて、ペットの個別ペット・プロファイルに関する情報を入力するようユーザに指示するよう構成されている。コンピュータは、ユーザから個別ペット・プロファイル情報を受信し、個別ペット・プロファイルを処理してユーザ入力個別ペット・プロファイルに特定の第1のペット・フード処方を作成するよう構成されている。コンピュータはまた、ペットの生物学的サンプルからの分析に関する情報を受信し、個別ペット・プロファイルおよび生物学的サンプル分析を処理し、ユーザ入力個別ペット・プロファイルおよび生物学的サンプル分析から得られた情報を使用して第2のペット・フード処方を作成するよう構成されている。
【0015】
本発明の他の態様において、ペットのためのペット・フードを提案する方法が提供される。本方法は、ペットに対する個別ペット・プロファイルを得ることと、ペットから生物学的サンプルを得ることと、得られた生物学的サンプルを分析して情報を得ることと、個別ペット・プロファイルを処理することと、処理されたペット・プロファイルと相互に関連する既製のキブルを提案することと、処理されたペット・プロファイルと相互に関連する既製の添加物を提案することと、ペットのための1組の餌やり指示を提供することを含む。
【0016】
本発明の他の態様において、ペットのためにペット・フードをカストマイズする方法が提供される。本方法は、ペットに対する個別ペット・プロファイルを得ることと、ペットから生物学的サンプルを得ることと、得られた生物学的サンプルを分析して情報を得ることと、個別ペット・プロファイルを処理してペット・フード添加物処方を作成することと、処理されたペット・プロファイルと相互に関連する既製のキブルを提案することと、作成されたペット・フード添加物処方から得られたペット・フード添加物を調合することを含む。
【0017】
本発明の他の態様において、ペットのためにペット・フード製品をカストマイズするための装置が提供される。本装置は、ペットに対する個別ペット・プロファイルを得る手段と、ペットの生物学的サンプル分析を得る手段と、個別ペット・プロファイルおよび生物学的サンプル分析を処理する手段と、処理された個別ペット・プロファイルおよび生物学的サンプル分析に従ってペット・フード製品を作成する手段を含む。
【0018】
本発明の他の態様において、ペットのためのカストマイズされたペット・フード製品を得る方法が提供される。本方法は、ペットの個別ペット・プロファイルに関連する情報を提供することと、ペットの生物学的サンプルを提供することと、ペット・フード製品を得ることを含み、ペット・フード製品は提供された情報および提供されたサンプルの分析により決定される。
【0019】
(発明の詳細な説明)
ペット製品をカストマイズするための装置および方法の例示的実施例を以下に説明する。システムおよび方法は、個々のペットの特定の必要に向けられたカストマイズされた製品の製造を容易にする。以下に使用されるように、ペット製品は、ペット・フードと同様にペット・フード成分も含む。ペット製品は、大量生産される、つまり既製のフード成分を含んでもよいが、既製の成分は注文製品と組み合わされて、個々のペットの特定の必要にカストマイズされた最終製品を作成する。従って、カストマイズされた製品という用語は、何の既製フード成分も持たない製品と同様、既製フード成分および注文添加物を含む製品も含む。加えて、方法はしばしば完全な処理に関して記述されるが、処理の任意の部分を別々に、あるいは以下に記述される処理の任意の他の部分と組み合わせて使用することができることを理解されたい。
【実施例】
【0020】
図1は、カストマイズされたペット・フードを製造するための装置100の例示的実施例の概略図である。装置100は、電子工学的ユーザ・インタフェース102および、ユーザ・インタフェース102に電子工学的に結合したメイン・コンピュータ104を含む。装置100はまた、メイン・コンピュータ104に電子工学的に結合した製造および梱包装置106を含む。1つの実施例において、ユーザ・インタフェース102は、メイン・コンピュータ104から離れている。代替的実施例において、ユーザ・インタフェース102は、メイン・コンピュータ104に局所的に関連している。ユーザ・インタフェース102は、デスクトップ・コンピュータのようなデータ入力システム、あるいはキーボード、タッチ・スクリーンのような入力装置、あるいはカード・リーダ、およびモニタのような出力装置を含む。他の実施例において、ユーザ・インタフェース102は音声起動電話システムである。ユーザ・インタフェース102は、標準コンピュータ・ケーブル、電話線あるいは専用コンピュータ・ネットワーク・ケーブルを通してメイン・コンピュータ104に結合し、処理のためにユーザ入力をメイン・コンピュータ104に送信する。
【0021】
メイン・コンピュータ104は、例えば、ネットワーキング機能を持つ通常の市販のパーソナル・コンピュータであってもよい。メイン・コンピュータ104は、ペット・フード製造装置106を制御するための制御信号を生成する。1つの実施例において、例えば、メイン・コンピュータ104は、ハイパー・テキスト・マーク・アップ言語(HTML)で書かれたウェブ“ページ”あるいは複数のこのような“ページ”を含むウェブ・サイトをサポートするウェブ・サーバのような、コンピュータ・ネットワーク・サーバである。ウェブ・ページあるいはウェブ・サイトは、ユーザ・インタフェース102への電子工学的入力である。
【0022】
1つの実施例において、メイン・コンピュータ104は、プログラマブル論理制御装置(PLC)108を通して装置106に対する制御信号を生成する。1つの実施例において、PLC108は、マサチューセッツ州ノース・アンドーバ、シュナイダー・アートメーション社から入手することのできるモディコン・モデル(Modicon model)984−E245制御装置のような独立型装置である。代替的実施例において、PLC108はメイン・コンピュータ104に組み込まれている。しかし、この分野の技術者には、PLC108は、多様な周知で市販のプログラマブル回路のうち任意のものであってもよく、以下に記述される方法は、この分野においてプログラマブル論理制御装置と呼ばれるこれらの集積回路に関連してのみ実現されることに制限されるものではないことを理解されたい。従って、そしてここで使用されるように、プログラマブル論理制御装置という用語は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路、および他のプログラマブル回路を指す。加えて、以下により詳細に記述される方法に本応用が向けられる限りにおいて、このような方法は特定のフード製造装置106に制限されるものではないことを理解されたい。
【0023】
PLC108は、メイン・コンピュータ104から入力信号を受信し、フード製造装置106への出力制御信号を作成するようプログラムされている。メイン・コンピュータ104からの入力信号は、ペットの個別ペット・プロファイルおよびデータベースに記憶された栄養学的データに従って作成されたカストマイズされたペット・フード処方を表す。代替的実施例において、メイン・コンピュータ104からの入力信号は、生物学的サンプル分析と組み合わせたペットの個別ペット・プロファイルに従って作成されたカストマイズされたペット・フード処方を表す。出力制御信号は、フード製造装置106への1組の製造指示を表し、フード製造装置106は、PLC108からの出力制御信号に基づき自動的に動作することができる。例えば、出力信号は、以下に記述されるように、製造装置106の複数の構成要素への開始、停止、およびタイミング指示を含み、装置106によるペット・フードの製造を全体的に制御し指示する。PLC108はさらに、適切な型および量の材料がペット・フードに加えられたことを確認する信号や機器の故障を示す信号を含む、製造装置106からのフィードバック信号を受信するようプログラムされている。代替的実施例において、PLC108はさらに警報装置(図示されていない)に結合し、警報装置は製造装置106からの故障信号によって起動される。
【0024】
1つの実施例において、フード製造装置106は、装置106が手押し車、カートあるいはそのようなものの上に置くことができ、通常の商業施設あるいは工業施設の戸口を通って運ぶことができるような大きさの装置である。装置106は、電源コンセントからの110Vおよび208V電源のうち少なくとも1つから動力を供給されている。装置は、1つの実施例において、装置の洗浄を容易にするために水道の配管設備を含み、一般に装置の容量は、装置を収容する設備の要求に従って決められる。例えば、獣医診療室は通常より小さい装置を好むであろうし、大規模な小売食料雑貨店あるいは材料の供給者から離れた場所にある小売店はどれも、より少ない頻度の補充ですむように、通常より大きい装置を好むであろう。装置106は通常、乾いた、調理済みのあるいは調理されていないペット・フード材料を貯蔵するための複数の乾燥材料の容器110、少なくとも1つの液体タンク112、ミキサ114、形成器/押出器116、打ち抜き型118、切り離し装置120、乾燥器122、冷却器124、および梱包器126を含む。
【0025】
装置100は、フード製造装置106の残りの構成要素の上に並べて置かれた容器110を含み、各容器は底に開口を持ち、開口は回転ロックのような容量調節要素によって蓋をされている。容量調節要素は、PLC108からの信号によって開け閉めでき、ペット・フードへの乾燥材料の重力送りの測られた追加を調節する。容器110は、例えば、とうもろこし、小麦、コーン・グルテン粉末、肉粉末、鶏肉粉末、あるいは通常の材料の調理済みの混合物のような、ペット・フードを製造するのに通常使用される多様な乾燥材料を貯蔵する。容器110は、乾燥材料がペット・フードに加えられるのをユーザが観察することができるように、透明な材料で製造することができる。1つの実施例において、容器110は虫などに荒らされないよう保護するために、密封されている。
【0026】
複数の液体タンク112は、例えば、脂肪、獣脂、水あるいは液体動物性消化剤のような、液体材料を貯蔵し測るために装備されている。代替的実施例において、加熱装置(図示されていない)が液体タンクに結合し、脂肪および獣脂のようないくつかの液体材料の凝固を防いでいる。液体タンク112および容器110はミキサ114に結合し、乾燥材料および液体をミキサ114に配給する。ミキサ114は、1つの実施例において、この分野において周知の回転羽根ミキサであり、液体タンク112はポンプ(図示されていない)を含み、ポンプは、液体タンク112が測られた量の液体材料をミキサ114に配給するよう、PLC108からの出力信号によって制御される。PLC108からの制御信号に従い、ミキサ114は乾燥および液体材料を一緒に混合し、押出しのために準備する。例えば、PLC108からの制御信号は、回転する羽根の速度および混合工程の長さを調節する。ミキサ114に結合した計量システム(図示されていない)は材料が加えられる際に材料の量を確認するために、重量情報を提供する。ミキサ114は、混合された材料を形成器/押出器116に配給するために、順送り装置(図示されていない)を含む。
【0027】
形成器/押出器116は、この分野では周知の任意の形成器あるいは押出器であり、熱と共にあるいは熱なしで圧力をかけ、混合材料を処理し型取る。例えば、形成器/押出器116はスクリューが2つある低温形成押出器である。形成器/押出器116は打ち抜き型118に結合し、高圧がかけられるという条件の下で処理された材料が打ち抜き型を通して強制的に押し出され、製品の連続するより糸あるいは綱を形成する。打ち抜き型118は、フード製品の最終的形および大きさを決定するよう構成された制限された開口を含む。例えば、打ち抜き型118は、円形、正方形、X形、ドーナッツ形、および魚の形のうちの1つである。
【0028】
装置100はさらに、乾燥器122および冷却器124を通って延びる、コンベヤ・ベルトのような積荷コンベヤ(図示されていない)を含む。1つの実施例において、乾燥器122は、標準ピザ・オーブンであり、コンベヤの速度は、ユーザ入力に従って、望ましい水分レベルが得られるように製造されるフードの乾燥時間を調節するために、PLC108によって制御される。冷却器124は、例えば、複数のファンを収容する乾燥器122に結合した筐体である。
【0029】
装置100はまた、ポリ袋、プラスティックの線の入った紙袋、箱、瓶あるいは広口瓶、のような密閉することのできる容器にフードを梱包するための梱包装置126を含む。梱包は貯蔵中に、湿度の増減および虫に荒らされることから製品を保護し、製品を識別しラベルにより分類する。梱包装置126は、1つの実施例においては、冷却器126に取付けられた覆いあるいは送り管である。1つの例示的実施例において、メイン・コンピュータ104はまたプリンタ128に結合し、プリンタ128は、フード容器に貼り付けるための、自己接着ラベルのようなラベルを印刷する。
【0030】
図2は、注文ペット・フードを製造する方法150を示す流れ図である。1つの実施例において、方法150は一般に、電子工学的ユーザ・インタフェース102(図1に図示されている)を通してユーザ入力を得ることと、入力をメイン・コンピュータ104(図1に図示されている)に記憶されたデータと共に処理することと、ユーザ入力に従ってフード製造および梱包装置106(図1に図示されている)の操作を制御するために制御信号を生成することを含む。ユーザ入力は個別ペット・プロファイルを表し、個別ペット・プロファイルは、ペットに関する栄養学的および健康情報、および、味、形、歯ごたえ、その他のような最終製品の特質に関するペットおよびペットの飼い主の個別の嗜好を含む。
【0031】
以下により詳細に記述される方法に本応用が向けられる限りにおいて、このような方法は特定のフード製造装置に制限されるものではないことを理解されたい。さらに、ここに記述される方法は、メイン・コンピュータ104上で走りペット・フードのリアル・タイムの製造を制御するソフトウェアの使用を含む、多様な方法で実現することができることを理解されたい。加えて、ユーザ入力は、電気工学的あるいは他の任意の手段を通して行うことができ、処理は、電子工学的あるいは他の任意の手段を通して行うことができることを理解されたい。例えば、方法150は、ユーザあるいは顧客に書面あるいは口頭での質問をして個別ペット・プロファイルを形成し、個別ペット・プロファイルを使用してカストマイズされたペット・フード処方を生成し、フード製造および梱包装置106の操作を手動で制御してカストマイズされたペット・フードを製造することにより、実行してもよい。
【0032】
1つの例示的実施例において、消費者のようなユーザは、インターネットのようなコンピュータ・ネットワークを通して、家庭用電話線に接続したホーム・コンピュータからメイン・コンピュータ104に接続する。または、ユーザはメイン・コンピュータ104に局所的に関連するユーザ・インタフェースを使用する。メイン・コンピュータ104およびユーザ・インタフェース102は共に、例えば、小売食料雑貨店内に位置する。メイン・コンピュータ104は、ユーザ・インタフェース102に電子工学的入力を提供し、その入力は、ユーザ・インタフェース102において、ペットの個別ペット・プロファイルを形成するための一連の質問に答えるようユーザに指示する。ユーザからの答えは、メイン・コンピュータ104に電子工学的に通信され、メイン・コンピュータ104は個別ペット・プロファイルに含まれる情報を処理し154、ペットに特定の、そしてペットの個別ペット・プロファイルに従ったペット・フード処方を作成する。1つの実施例において、ユーザは、ウェブ・ページ上のラジオ・ボタンを選択して個別ペット・プロファイルに関する質問に答える。
【0033】
個別ペット・プロファイルは、ペットの名前、種類、年齢、体重、性別、品種、卵巣除去/去勢、活動レベル、繁殖状態、医療履歴、および遺伝的情報、現在の健康状態、身体状態、餌やり(餌を与える)方法、間食スケジュール、および味の好みに関する質問に対する答えによって構成されるが、質問はこれらの項目に制限されるものではない。加えて、個別ペット・ファイルは、例えば、ペットあるいはペットの飼い主の形式、味、形および歯ごたえに関する好みに関する指示を含む。さらに、個別ペット・ファイルはまた、季節あるいは1年のうちの時期に関する情報も含む。季節および1年のうちの時期に対する情報は、ユーザに対してなされた質問を通して、あるいは、コンピュータ104の内部時計を通して得ることができる。1つの実施例において、ユーザは、ペットの飼い主のような消費者である。代替的実施例において、ユーザは、ペットの飼い主に対して書面で質問をし、データをユーザ・インタフェース102あるいは直接メイン・コンピュータ104に入力する、獣医あるいは獣医学専門技術者のようなペットの世話をする人である。
【0034】
メイン・コンピュータ104は、個別ペット・プロファイルに含まれる情報を受信して処理し、情報を記憶する。加えて、メイン・コンピュータ104は、ペットの生物学的サンプルの分析から得られた情報を使用して、ペットに関する付加的情報を得る。生物学的サンプル分析に関する情報は、任意の手段によって作成することができる。例示的実施例において、生物学的サンプル分析に関する付加的情報は、特定の食物栄養素あるいは材料に反応し、それによりペットの健康状態(糞の状態、免疫状態、口/歯の健康、骨格の健康、皮膚および毛皮の状態を含むが、これらに制限されない)を変化させるペットの個別の能力を決定することに関する。1つの実施例において、生物学的サンプルの分析は、ペット・プロファイル情報が得られるのと同時に得られる。代替的実施例において、生物学的サンプルの分析は、ペットが、メイン・コンピュータ104によって作成されたペット・フード処方を使用して製造されたペット・フードを食べた後に得られる。分析は、個別ペット・プロファイル情報の質を高める情報を提供し、カストマイズされたペット・フード処方に特定の栄養素を加えおよび/あるいは特定の栄養素を除くことによりカストマイズされたペット・フード処方を修正し、ペットに対してさらにカストマイズされた新しい処方を作成するために使用される。1つの実施例において、付加的栄養学的および生物学的分析情報は、食物への可能性のある治療的栄養成分あるいは適切であれば治療法を推薦するために、ペットの獣医に伝達される。例示的実施例において、生物学的サンプルは、糞、毛、血液、唾液、組織もしくは細胞およびDNAのうち少なくとも1つを含むが、これらに制限されるものではない。
【0035】
生物学的サンプル分析は、1つの実施例において、質問事項を通して集められた個別ペット・プロファイルの質を高める。分析は、食物に対するペットの個々の反応、および、ペットの健康状態(糞の状態、免疫状態、口/歯の健康、骨格の健康、皮膚および毛皮の健康を含むが、これらに制限されない)を変化させるペットの能力を決定する。ペットの個々の反応は、同じ種類の他のペットの同じ食物に対する反応とは異なるかもしれない。例えば、“平均的”犬のためのペット・フードを作る際、統計的に大きな動物のグループおよびそれらの平均的反応について、消化検査が通常行われる。これらの食物が他の類似の犬に対してはどうなのかについての予想がなされる。従って、フードが“平均的”ペットのために作られる場合、個々の変化は排除される。しかし上記の方法は、これらの検査あるいはこれらの検査の部分集合の利益を個々のペットにもたらし、個々のペットの必要および能力に特に向けたフードを作成する。
【0036】
メイン・コンピュータ104はさらに、装置108の操作を制御する制御信号を生成する。より具体的には、メイン・コンピュータ104は、個別ペット・プロファイルおよび栄養学的情報を記憶する156データベースを含む。栄養学的情報は個別ペット・プロファイルと組み合わされて、個々のペットに特定のカストマイズされたペット・フード処方が作成され、カストマイズされたペット・フード処方もまたデータベースに記憶される。メイン・コンピュータ104はそれから、カストマイズされたペット・フード処方に従って装置108に対する制御信号を生成する158。加えて、メイン・コンピュータ104は、ユーザ入力および栄養学的データを集めて160印刷材料にまとめるようプログラムすることができる。例示的実施例において、印刷材料は、個々のペットに対するカストマイズされたペットの餌やり(供給)およびケア情報を、材料の説明、ペット・フードの保証付き分析、および製品レベルと共に含む。代替的実施例において、印刷材料は、餌および栄養補助剤の使用、ペットの運動、および獣医学的ケアに関する推薦を含んでもよい。加えて、メイン・コンピュータ104は、材料を管理し在庫を供給し、フードの再注文、ペットの誕生日カード、獣医への訪問、および特別販売促進に対する顧客への通知あるいは督促状を作成するようプログラムされている。
【0037】
上記の方法に従ってフードを製造するために、作成されたペット・フード処方はコンピュータ104によって使用され、加えるべき適切な材料および各加えられた材料の適切な量に関して装置106に指示が出される。材料は、形成器/押出器116(図1に図示されている)内で混合され処理され、打ち抜き型118(図1に図示されている)を通して押し出され、製品のより糸若しくはストランド(strand)を形成する。ストランドは、製品が押し出される際に、回転切断ナイフのような切り離し装置120(図1に図示されている)によって個別の断片若しくは粒子(particles)、小片や部分(pieces)あるいはキブル(以下キブルと呼ぶ)に分割(セグメント化)される。
【0038】
キブルの水分レベルは、キブルをコンベヤに乗せて乾燥器122(図1に図示されている)に運ぶことによって制御される。より具体的には、望ましい水分レベルは、乾燥ペット・フードに対しては一般に約5%から約15%およびやや湿ったペット・フードに対しては約15%から約40%であり、乾燥器122に対する内部温度を選択し、それからコンベヤの速度を調節することにより乾燥器122内のキブルの滞在時間を制御することにより達成される。例えば、やや湿ったペット・フード製品への好みを示したユーザに対しては、PLC108は、キブルの乾燥器122内の滞在時間が約1分より短くなるようにコンベヤの速度を制御する。より乾燥したペット・フード製品に対しては、ユーザの好みに従って、PLC108は、乾燥器122内のキブルの滞在時間が約5分から約15分となるようにコンベヤの速度を制御する。一般に、乾燥工程により、製品が押出しのために必要なより高い水分レベルにおいて放置された場合よりも、製品は劣化しにくくなる。1つの実施例において、乾燥工程に続いてスプレーあるいはコーティング工程が実行され、この工程においてコーティング・システムが使用され、脂肪、油あるいは他の液体あるいは粉が製品の上に塗られあるいはかけられる。
【0039】
乾燥工程の後で、そしてPLC108からの制御信号に従って、熱いキブルはそれからコンベヤによって冷却器124(図1に図示されている)に運ばれ、製品の温度が下げられる。再び、PLC108からコンベヤへの信号が冷却器124内のキブルの滞在時間を制御し、またファンの動作も制御する。冷却器124内の滞在時間の間、キブルは、ファンによって起こされる空気の流れによって、およその室温と約120°Fの間の温度まで冷やされる。1つの実施例において、キブルは約100°Fまで冷やされる。一般に、この工程は、梱包内部のさらなる凝結を防ぐために、梱包の前に含まれる。凝結は梱包上に濡れた点を形成し、製品の劣化の可能性を増大させる。
【0040】
乾燥し冷やされたキブルはそれから、コンベヤによって梱包装置126(図1に図示されている)に運ばれ、梱包装置126は、ユーザが持ち運びできるような個別の包装に製品を梱包する。加えて、フードが製造された個々のペットを識別し、製品処方、材料一覧、製造年月日、その他を示すラベルが作成され印刷される。代替的実施例において、メイン・コンピュータ104はさらに、デジタル・カメラ130(図1に図示されている)に結合し、デジタル・カメラ130は個々のペットの電子イメージを獲得し、そのイメージをメイン・コンピュータ104に送信してフードの梱包のためのペットの写真ラベルを作成する。写真ラベルは、プリンタ128(図1に図示されている)によって上記のようにラベル上に印刷される。プリンタ128はまた、パンフレットあるいはちらしのような印刷材料を作成するために使用されてもよい。パンフレットあるいはちらしには、例えば、カストマイズされたペット・フード処方の説明、量および餌やり方法に関する特定の推薦を含む餌やり推薦、餌および栄養補助剤に対する推薦、および獣医学的ケアに関する推薦を含む、ペット・ケア情報および指示が書かれている。
【0041】
図3は、ソースを基礎キブルと調和させることによって注文ペット・フード製品を製造するための装置200の例示的実施例の概略図である。装置200は、ペット・プロファイルをコンピュータ204に入力するためにコンピュータ204に結合した顧客インタフェース202を含む。コンピュータ204は、ミキサ208への、材料容器206内に含まれる材料の適切な組合せを指示する。混合された製品はそれから、梱包210において梱包される。
【0042】
図4は、本発明の代替的実施例による、注文ペット・フードを製造する方法250の流れ図である。方法250は一般に、ユーザ入力を得ることと、得られた入力を処理することと、得られた入力に基づき適切な既製のキブルを選択することと、得られたユーザ入力に従って注文フード添加物を調合することを含む。
【0043】
得られたユーザ入力は、個別ペット・プロファイルを表す。個別ペット・プロファイルは、ペットに関する栄養学的および健康情報、および、大きさ、形、味、形式、歯ごたえその他のような最終製品の特質に関するペットおよびペットの飼い主の個別の好みを含む。方法250は以下に電子システムにおける場合において記述されるが、ユーザ入力は電子工学的あるいは他の任意の手段を通して行うことができ、処理は電子工学的あるいは他の任意の手段を通して行うことができることを理解されたい。例えば、方法250は、個別ペット・プロファイルを作成するために書面あるいは口頭による質問をユーザあるいは顧客にすることにより、個別ペット・プロファイルを使用してカストマイズされたペット製品処方を生成することにより、そしてカストマイズされたペット製品を製造することにより実行してもよい。
【0044】
1つの例示的実施例において、消費者のようなユーザは、インターネットのようなコンピュータ・ネットワークを通して、家庭用電話線に接続したホーム・コンピュータから図1に示されるメイン・コンピュータ104のようなコンピュータに接続する。または、ユーザは、コンピュータに局所的に関連するユーザ・インタフェースを使用する。1つの実施例において、コンピュータおよびユーザ・インタフェースは、小売食料雑貨店内に位置する。コンピュータは、ユーザ・インタフェースに電子工学的入力を提供する。ユーザ入力は、ユーザ・インタフェースにおいて、ペットの個別ペット・プロファイルを形成するための一連の質問に答えるようユーザに指示することによって、個別ペット・プロファイルを形成するために獲得される(252)。ユーザからの答えはコンピュータに電子工学的に通信され、コンピュータは個別ペット・プロファイルに含まれる情報を処理する。処理された情報は、第1のペット・フード製品のための第1のペット・フード製品処方を作成する(254)ために使用される。1つの実施例において、注文ペット・フード製品は、既製のキブルおよび注文ペット・フード添加物を含む。コンピュータは、第1の既製キブルをいくつかの可能性のある既製のキブルから提案し(256)、ペットに特定で、ペットの個別ペット・プロファイルに従ったペット・フード製品処方に基づいた第1のペット・フード添加物を作成する(258)。代替的実施例において、ペット・フード製品は、既製のキブルおよびソースのような既製の添加物を含む。コンピュータは、いくつかの可能性のある既製のキブルから特定の既製のキブルを提案し、いくつかの可能性のある既製のソースから特定の既製のソースを提案する。
【0045】
個別ペット・プロファイルは、ペットの名前、種類、年齢、体重、性別、品種、卵巣除去/去勢、活動レベル、繁殖状態、医療履歴、および遺伝的情報、現在の健康状態、身体状態、餌やり(供給)方法、間食スケジュール、および味の好みに関する質問に対する答えによって構成されるが、質問はこれらの項目に制限されるものではない。加えて、個別ペット・ファイルは、例えば、ペットあるいはペットの飼い主の形式、味、形および歯ごたえに関する好みに関する指示を含むことができる。さらに、個別ペット・ファイルはまた、季節あるいは1年のうちの時期に関する情報を含んでもよい。1つの実施例において、ユーザは、ペットの飼い主のような消費者である。代替的実施例において、ユーザは、ペットの飼い主に対して書面で質問をし、データをコンピュータに入力する、獣医あるいは獣医学専門技術者のようなペットの世話をする人である。コンピュータは、個別ペット・プロファイルに含まれる情報を受信し処理し、情報をデータベースに記憶する。
【0046】
ユーザ入力に基づき作成された個別ペット・プロファイルに加えて、ユーザはまた、ペットの生物学的サンプルから得られた情報を入力するよう要求される。コンピュータは、生物学的サンプル分析から得られた情報を使用して、ペットに関する付加的情報を得る。生物学的サンプル分析に関する情報は、任意の手段によって得ることができ、電子工学的手段に制限されない。1つの例示的実施例において、生物学的サンプル分析に関する付加的情報は、特定の食物栄養素あるいは材料に反応し、それによりペットの健康状態(糞の状態、免疫状態、口/歯の健康、骨格の健康、皮膚および毛皮の状態を含むが、これらに制限されない)を変化させるペットの個別の能力を決定することに関する。1つの実施例において、生物学的サンプルの分析は、ペット・プロファイル情報が得られるのと同時に得られる。代替的実施例において、生物学的サンプルの分析は、ペットが、第1の既製キブルと個別ペット・プロファイル情報に従って製造された第1の注文添加物の組合せを食べた後に得られる(260)。分析は、個別ペット・プロファイル情報の質を高める情報を提供し、異なる既製のキブルを提案し、ペット製品処方に、特定の添加物材料を加え、特定の添加物材料を除去し、および/あるいは任意の含有添加物材料の量を変化させることにより、カストマイズされたペット・フード製品を修正し改良して、ペットの必要によりよく合う新しい処方を可能にするために使用される。1つの実施例において、付加的栄養学的および生物学的分析情報は、食物への可能性のある治療的栄養成分あるいは適切であれば治療法を推薦するために、ペットの獣医に伝達される。代替的実施例において、獣医は、栄養学的および生物学的分析情報をペット・フード製造業者に伝達する。例示的実施例において、生物学的サンプルは、糞、尿、毛、血液、唾液、組織もしくは細胞およびDNAのうち少なくとも1つを含むが、これらに制限されるものではない。
【0047】
生物学的サンプル分析は、食物に対するペットの個々の反応、および、ペットの健康状態を変化させるペットの能力を決定する。ペットの健康状態は、糞の状態、免疫状態、口/歯の健康、骨格の健康、皮膚および毛皮の健康を含むが、これらに制限されない。ペットの個々の反応および変化する能力は、同じ種類の他のペットの同じ食物に対する反応とは異なるかもしれない。例えば、“平均的”犬のためのペット・フードを作る際、統計的に大きな動物のグループおよびそれらの平均的反応について、消化検査が通常行われる。これらの食物が他の類似の犬に対してはどうなのかについての予想がなされる。従って、“平均的”ペットのためにフードが作られている間、個々の変化は排除される。方法(150)および(250)のいずれかを使用して対処されるのが、これらの個々の変化である。
【0048】
コンピュータは、個別ペット・ファイル、栄養学的情報、および生物学的サンプル分析情報を記憶するデータベースを含む。個別ペット・ファイルおよび生物学的サンプル分析情報は、個々のペットに特定の第2のペット製品処方を作成するために処理される(262)。1つの実施例において、栄養学的情報は個別ペット・ファイルおよび生物学的サンプル分析情報と組み合わされ、個々のペットに特定のペット・フード製品処方が作成される。このペット・フード製品処方もまた、データベースに記憶される。加えて、コンピュータは、ユーザ入力と栄養学的データを集めて印刷材料にまとめるようプログラムされている。例示的実施例において、印刷材料は、個別のペットに対するカストマイズされたペット餌やりおよびケア情報を、材料の説明、ペット・フードの保証付き分析、および製品ラベルと共に含む。代替的実施例において、印刷材料はまた、餌および栄養補助剤の使用、ペットの運動、および獣医的ケアに関する推薦を含んでもよい。
【0049】
1つの実施例において、第2のペット・フード製品は、第2の既製のキブルおよび第2の注文ペット・フード添加物を含む。コンピュータは、第2の既製キブルをいくつかの可能性のある既製キブルから提案し(264)、ペットに特定で、ペットの個別ペット・プロファイルに従ったペット・フード製品処方に基づいた第2のペット・フード添加物を作成する(266)。代替的実施例において、第2のペット・フード製品は、既製のキブルおよびソースのような既製の添加物を含む。コンピュータは、いくつかの可能性のある既製キブルから特定の既製キブルを提案し、いくつかの可能性のある既製のソースから特定の既製のソースを提案する。
【0050】
1つの実施例において、カストマイズされたペット製品は、多くの型の最終フード製品に共通の第1の基礎的部分を含み、また、付加的材料を取り入れる第2の補助的部分も含む。付加的材料は、1つの実施例において、ソース、コーティング、肉汁、溶液、トッピング、および粉の形式をしている。代替的実施例において、付加的材料は他の形式を取ることができる。2つの部分から成るフードは、基礎的材料および補助的材料の在庫を最少に保ちながら、多様なカストマイズされたフードを提供する。最少の数の材料のみが使用される。というのは、(大部分の種類のペット・フードに対する)最少の数の栄養素基礎を、ビタミン、ミネラル、脂肪、酸化防止剤、味、水溶性食物繊維、および他の機能性材料のような微量材料と共に使用し、ペットの特定の栄養学的および他の必要に対処する、多様で完全なカストマイズされたペット・フードを提供することができるからである。
【0051】
1つの例示的実施例において、基礎的フード部分は、キブルにあらかじめ作りこまれ、添加物は、各ペットの特定の個別ペット・プロファイルおよび生物学的サンプル分析に従って注文的に混ぜ合わされる。脂肪、水溶性植物繊維、およびビタミンEを除いた1組の犬の栄養素プロファイルが、異なる犬の包括的若しくは多量の栄養素の必要を満足するために作成される。例えば、1組の10個のプロファイルが、10個の処方、例えばF1からF10を作成するために使用される。これらの処方は、周知の押出し方法に従って、既製のキブルを製造するために使用され、既製のキブルは袋のような包みに梱包される。
【0052】
次に、ソースのような添加物処方が、例えばS1からS25のいくつかの変形において形成され、添加物処方は、脂肪、食物繊維、およびビタミンEの必要な量を提供する。添加物処方は、適切な添加物と適切な量において混合された場合に、F1からF10の各基礎を完全なバランスのとれたものにするために作成される。添加物S1からS25は、任意の消費者好みの味において作成され、他の望ましい微量栄養素を含む。従って、添加物の合計数は、4のような因子により増加する。
【0053】
例えば、添加物S3(トータル、合計の12.5%において)は、処方F5(合計の87.5%において)と組み合わされて、特定のペットの全ての栄養素の必要を提供する完全なバランスのとれたフードを作成する。添加物S3は、例えば、ストレスの溜まっている犬のための、鮭味で、追加ビタミンEのような他の望ましい微量栄養素を持つソースである。複数の既製の基礎と一致、両立するように、複数の添加物を処方することができる。
【0054】
1つの実施例において、既製の基礎F1からF10は、袋に梱包され店に持ってこられる。添加物S1からS25を作る、味、微量栄養素、脂肪、水溶性食物繊維、および防腐剤のような構成成分もまた、同じ店に、調剤用瓶のような容器に入れられて持ってこられる。顧客の要求が決定されると、F3のような特定の基礎が選択され、顧客が選んだ味、例えばマグロ味の、添加物処方、例えばF5が、その場で作成される。調剤用瓶を使用して、添加物は瓶の中で混ぜられ、密封され、そして、適切な混合および餌やりの指示と共に消費者に与えられる。ユーザはキブルを添加物と組み合わせ、カストマイズされたペット・フードをペットに与える。1つの実施例において、添加物は、ソース、粉、コーティング、濃厚剤、トッピングおよび肉汁のうちの1つである。代替的実施例において、添加物は上に挙げた添加物のうちの2つあるいはそれ以上のものの組合せである。
【0055】
添加物は、添加物がキブルと組み合わされた時に、完全なバランスのとれたカストマイズされた栄養のある製品が提供されるように、処方される。1つの実施例において、添加物は、ペットの個別ペット・プロファイルから得られた情報に従って、オペレータによって製造される。
【0056】
キブルに対する添加物の率は、完全な栄養のあるフードをペットに与えるにおいて重要な因子である。(たんぱく質、炭水化物、脂肪および水分のような)ペット・フード内の包括的若しくは多量の栄養素は、大部分において基礎キブルによって提供される。しかし、組み合わされたフードのカロリーおよび脂肪の含有量は、添加物の脂肪含有量を操作することによって調整することができる。従って、ペット・フード全体(基礎および添加物)の12.5%分加えられた添加物に対して、添加物の脂肪含有量は15%から70%の間で変化する。この変化により、2%から11%の間の脂肪の追加が可能になり、添加物内の脂肪の適切なレベルを選択することにより、組み合わされたペット・フードの脂肪レベルを、ペット・フードに対する通常の範囲である約4%から20%の間で変化させることができる。
【0057】
全てのペットは、完全なバランスの取れた食物を作るために、ビタミンおよびミネラルを必要とする。これらのビタミンおよびミネラルは、通常、ビタミン提供者からの既製の混合として入手され、通常処方の1%未満で加えられる。1つの実施例において、これらのビタミンおよびミネラルは、キブルに加えられる。代替的実施例において、押出しのような高温処理から保護する必要のあるビタミンおよびミネラルに対しては、ビタミンおよびミネラルは代わりに添加物に加えられる。ビタミンEおよびビタミンCのようなビタミンのより多くの量は、高齢、活動的、あるいは免疫不全をわずらっている個々の犬に対して提案される。基礎レベルより高いこれらのビタミンは、通常0から0.5%のような低レベルにおける、添加物へのビタミンの添加を通して配給することができる。
【0058】
加えて、犬が水溶性あるいは非水溶性の食物繊維の付加的レベルを必要とする場合、食物繊維は、通常、合計処方の0.1%から1.0%の間の範囲の量において、あるいは、ソース対基礎キブルの比率によってソースの0.5%から20%の間の量において、添加物を通して配給される。
【0059】
動物性消化剤若しくはダイジェスト(digest)のような味のよいコーティングは、通常ペット・フード処方において使用され、ソースをペットに対してよりよい味にするよう使用することができる。脂肪レベルのような他の材料の味のよさの効果が変化するのを補償するために、これらのコーティング・レベルを変化させることができる(0.5%から10%)。従って、低カロリーのペット・フードであっても、低カロリー食物におけるキブルに追加量の味のよいコーティングを加えることによって、高カロリーのフードと同じように味をよくすることができる。
【0060】
他の特殊な微量栄養素もまた、これらはペットの栄養におけるそれらの効果を発見されたので、配給機構としての添加物を通して配給することができる。例えば、健康的な皮膚および毛皮のためのオメガ三系脂肪酸の供給源としての魚油は、必要な量(例えば0から5%の間)において添加物に含まれる。また、歯および骨格の健康のためのピロリン酸塩は、必要な量(例えば0から5%の間)において添加物に含まれる。
【0061】
加えて、そして1つの実施例において、添加物は視覚的に魅力的であり、機能的に安定している。例えば、pH低減剤(例えば、リン酸あるいは硫酸水素ナトリウムおよび/あるいはソルビン酸)は1.0%から5.0%の間で加えられ、pHを2.0から3.0の間にし、添加物へのバクテリア、菌類あるいは他の微生物による劣化に対する抵抗を提供する。ゴム質あるいは食物繊維のような、例えばソースのための添加物安定剤は、1つの実施例においては、0.5%から2.0%の間で加えられ、添加物構成成分がよく一体化するようにする。他の味および色は、0から3.0%加えられ、顧客に対して望ましい味および色の添加物を提供する。ソース添加物に対しては、サイリウム(Psyllium)繊維をソースの量の0から1.0%の間において加えることにより、水分が結合し、ソース内の水および脂肪の相が分離するのを防ぐことがわかっている。
【0062】
代替的実施例において、キブルは既製ではなく、代わりに基礎的フード部分があらかじめ混合され、小売場所のような特定の場所に搬送される。補助的部分を作る材料は、各小売場所において貯蔵される。各特定の場所における製造装置は、適切な補助的材料をあらかじめ作られた基礎的部分と混ぜ合わせ、製造フードを形成するために使用される。従って、製造工程は単純化され、1つあるいはいくつかの中心的場所の代わりに多くの場所に拡散することができる。
【0063】
図5は、カストマイズされたペット・フード製品を得る方法300を示している。例示的実施例において、カストマイズされたペット・フード製品の初めての購買者であるペットの飼い主(消費者)は、小売場所に位置するペット・フード製品キオスク、あるいはブースに立寄る(302)。小売の場所は、モール、店、獣医診療室、クリニック、空港、および野外イベントを含むが、これらに制限されるものではない。消費者は、生物学的サンプル(つまり、糞のサンプル)および個別ペット・プロファイルに関する情報を提供する(304)。1つの実施例において、消費者は、例えばインターネットを通して、郵便によって、あるいはキオスクで個人的に入手した、訪問に先立ち入手していた書き込まれた質問表を提供する。
【0064】
1つの実施例において、分析的データは、その場にいる獣医/専門技術者によって、生物学的サンプルから獲得される。代替的実施例において、サンプルは分析のための中央研究所に送られる。分析は、生物学的サンプルについて、いくつかの健康および消化指標を検査することについて行われる。生物学的サンプル分析からのデータは、ペット・プロファイル情報と組み合わされ(306)、ペット・フード製品カストマイゼイション・モデルを含むシステムに入力される。また、生物学的サンプル分析は、ペットの獣医によってキオスクのオペレータに送られ、その結果はペット・プロファイルに組み込まれる。
【0065】
システムは、少なくとも1つのアルゴリズムを使用してデータを処理し(308)、ペット・プロファイルを生成する。各プロファイルは、特有の識別コードを有し、特定のカストマイズされたフード製品および特定のペットに対して推薦される餌やり指示を含む。推薦されたフード製品は、既製のキブルおよびカストマイズされた添加物を含む。1つの実施例において、既製のキブルは多様な既製キブルから選択され、添加物は、通常消費者のいる所で、その場で作られる液体添加物である。システムは、キオスクのオペレータにペットに最適の特定の既製キブルを指示し(310)、オペレータに個別ペット・プロファイルに基づき作成されているカストマイズされた添加物処方を提供する(312)。また、システムは、何らかの“警告”サインがプロファイルにある場合、カストマイズされたフードを買う前にペットが獣医に行くよう勧告する。この勧告は、消費者に、定期的な獣医への訪問の間にペットに関する付加的健康情報を提供する。
【0066】
キオスクのオペレータはそれから、1袋の推薦されたキブルを入手し(314)、カストマイズされた添加物処方を使用してフード添加物を調合する(316)。フード添加物は、ソース、肉汁、トッピング、濃厚剤、粉およびコーティングを含むが、これらに制限されない。例示的実施例においては、ソースが作成される。加えて、カストマイズされた餌やり指示および梱包ラベルが印刷される(318)。消費者は、1袋の乾燥フード基礎、1瓶のカストマイズされたソース、印刷された情報、乾燥キブルのためのカストマイズされた計量大さじ、およびソースを計量してフード椀に入れるための注文選択スプーンを含む梱包を与えられる(320)。加えて、消費者は、彼らのペットに対する、将来の生物学的サンプル分析および/あるいはプロファイルの更新の、推薦される頻度および条件に関する情報を受取る。
【0067】
代替的実施例において、ペット・プロファイルはシステムによって使用され、ペットに最適の既製キブルおよびペットに最適の既製ソースがキオスクのオペレータに指示される。キオスクのオペレータは、消費者に適切な既製のキブルおよび既製のソースを提供し、消費者は、ペットのためにそれぞれの適切な量を混ぜ合わせる。
【0068】
繰り返し買うために、消費者はキオスクに戻り、彼らのペットに特有のコードを提供して彼らのペットのプロファイルにアクセスする。消費者は、プロファイル情報を更新/変更し、および/あるいは新しい生物学的サンプルを提供することができる。これらのいずれも、推薦されたフードにおける相違を生む結果となることがある。または、消費者は、プロファイルをそのままにして、彼らのペットの現在のフード供給を補充する。
【0069】
または、添加物は、郵便、カタログおよびインターネットのうち少なくとも1つによって注文され、消費者の家に直接配送される。それから、既製の基礎のみが小売店で買われる。いったん消費者が基礎処方推薦を受取ると、消費者は基礎をどこでも便利な所で買い、添加物は、完成あるいはほぼ完成した形で消費者に直接配送される。1つの実施例において、消費者は、水か油を送られてきたソースに加える。代替的実施例において、ソースはその場であるいは離れた場所で作られ、製造は手動あるいは自動である。
【0070】
例1
ペットに関する質問は、小売店のような離れた製造場所において“チャッキー”という名前のペットに関してなされる。質問事項はチャッキーの飼い主によって満たされ、チャッキーに関して、他の情報と共に以下の情報が獲得される。
ペットの名前: チャッキー
ペットの品種: ゴールデン・レトリーバー
体重: 65ポンド
年齢: 4歳
性別: 雄
卵巣除去/去勢: 済み
活動レベル: 適度
季節: 夏
餌やり方法: 計量
間食スケジュール: 1日1回
味の好み: ビーフ
身体状態: 理想的/健康
【0071】
次に、チャッキーの飼い主は、チャッキーの通常の糞のサンプルを、餌やりおよびケア・プログラムが実行されている小売店に配送する。以下のチャッキーの糞のサンプル分析が実行される。
水分: 正常
きめ: 正常より上
不快感: 有り
微粒子: 無し
色: 正常
ムチン 無しから正常
寄生虫: 無し
【0072】
上記の情報に基づき、適度のレベルの活動をし、身体状態はよく、望ましい味の好みを持ち、他の特別な健康状態は無い、大人で中位の大きさの犬に適した既製のキブルが選択される。次に、適切な毎日の餌の量が、栄養素プロファイルおよび選択された“添加物”、犬の体重、身体状態、季節および間食の習慣に基づき計算される。最後に、糞の分析に基づき、植物油、ビタミンE、きめの込んだ糞および不快感を和らげるための水溶性食物繊維、水溶性および非水溶性食物繊維の混合および味のよい消化コーティングを含む、肉汁の形での注文添加物が、材料を混ぜ合わせることによってチャッキーのために作られる。既製のキブルおよびカストマイズされた添加物の双方が、餌やり指示および上記の報告書のコピーと共に飼い主に与えられる。個別ペット・プロファイルおよびサンプルの糞の検査のコピーがチャッキーの獣医に送られる。
【0073】
例2
ペットに関する質問は、小売店のような離れた製造場所において“ブルーノ”という名前のペットに関してなされる。質問事項はブルーノの飼い主によって満たされ、ブルーノに関して、他の情報と共に以下の情報が獲得される。
ペットの名前: ブルーノ
ペットの品種: ゴールデン・レトリーバー
体重: 65ポンド
年齢: 4歳
性別: 雄
卵巣除去/去勢: 済み
活動レベル: 適度
季節: 夏
餌やり方法: 計量
間食スケジュール: 1日1回
味の好み: 基礎にはチキン、ソースにはビーフ・シチュー
身体状態: 理想的/健康
【0074】
次に、ブルーノの飼い主は、ブルーノの通常の糞のサンプルを、餌やりおよびケア・プログラムが実行されている小売店に配送する。以下のブルーノの糞のサンプル分析が実行される。
水分: 正常
きめ: 正常より上
不快感: 有り
微粒子: 無し
色: 正常
ムチン 無しから正常
寄生虫: 無し
【0075】
上記の情報に基づき、適度のレベルの活動をし、身体状態はよく、望ましい味の好みを持ち、他の特別な健康状態は無い、大人で中位の大きさの犬に適した既製のキブル(基礎B2)が選択される。選択されたキブルに基づき、糞が硬くおよび/あるいは排便が困難であるという問題を持つ犬に適した既製のソース(S4)が選択される。ソースは10オンス瓶で配給され、乾燥キブルの5ポンドの袋を補足するように処方される。ソースの構成成分は、以下のものである。
ソース割合 12.50%
基礎コード B2(成犬)
ソース・コード S4 太りすぎ w/食物繊維
処方 No. ビーフ・シチュー
Figure 2004529656
【0076】
次に、適切な毎日の餌の量が、栄養素プロファイルおよび選択された“ソース”、犬の体重、身体状態、季節および間食の習慣に基づき計算される。既製のキブルおよび既製のソースの双方が、餌やり指示および上記の報告書のコピーと共に飼い主に与えられる。個別ペット・プロファイルおよびサンプルの糞の検査のコピーがブルーノの獣医に送られる。
【産業上の利用可能性】
【0077】
ペット・フードおよびペット製品をカストマイズする上記の方法は、ペット・フード製造業者に、個別の健康および栄養摂取の要求および個々のペットおよびそれらの飼い主の嗜好に対応する方法を提供する。例えば、カストマイズされたペット・フードおよびペット製品を、特定の年齢、性別および体重で、1年のうちの特定の時期において、そして、例えば食物アレルギのような特定の健康上の問題を持つペットのために、望ましい栄養的バランスを提供するようあつらえることができる。1つの実施例において、本方法を電子通信およびデータ処理装置に応用することにより、ペット・フード製造業者は、例えば、自宅、獣医診療室、小売食料雑貨店および小売ペット・ショップを含む多くの施設あるいは場所にいるユーザに、カストマイズされたペット・フードを提供することができる。カストマイズされたペット・フードは、製造の場所でユーザに渡すことができ、あるいは、ユーザから離れた場所で製造されユーザに配送あるいは郵送することができる。
【0078】
本発明は、様々な特定の実施例に関して説明されてきたけれども、この分野の技術者には、本発明は、請求項の精神および範囲内における変更と共に実施することができることが理解できるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0079】
【図1】カストマイズされたペット・フードを製造するための装置の概略図である。
【図2】本発明の1つの実施例による、カストマイズされたペット・フードの製造方法を示す流れ図である。
【図3】複数部分を有するカストマイズされたフードを製造するための装置の概略図である。
【図4】本発明の他の実施例による、カストマイズされたペット製品の製造方法を示す流れ図である。
【図5】カストマイズされたペット・フード製品を得る方法を示す図である。

Claims (81)

  1. ペットのためのペット・フードを製造する方法であって、
    前記ペットに対する個別ペット・プロファイルを得ることと、
    前記ペットの生物学的サンプルからの分析を得ることと、
    前記個別ペット・プロファイルと前記生物学的サンプル分析を処理し、前記ユーザ入力個別ペット・プロファイルと前記生物学的サンプル分析に特定の第1のペット・フード処方を作成することと、
    前記第1のペット・フード処方に従って前記ペット・フードを製造すること、
    を含む前記方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、個別ペット・プロファイルを得ることは、上記ペットの種類、活動レベル、医療履歴、品種、性別、繁殖状態、餌やり方法、年齢、卵巣除去/去勢状態、間食スケジュール、味の好み、身体状態、および体重のうち少なくとも1つを得ることを含むことを特徴とする、上記方法。
  3. 請求項1に記載の方法において、個別ペット・プロファイルを得ることは、上記ペットの個別の性質に関する複数の質問への答えを得ることを含むことを特徴とする、上記方法。
  4. 請求項1に記載の方法において、個別ペット・プロファイルを得ることは、上記ペットの飼い主の嗜好に関する複数の質問への答えを得ることを含むことを特徴とする、上記方法。
  5. 請求項1に記載の方法において、上記ペットの生物学的サンプルの分析を得ることは、上記ペットの唾液、糞、毛、血液、組織およびDNAのうち少なくとも1つの分析を得ることを含むことを特徴とする、上記方法。
  6. 請求項1に記載の方法であって、さらに、
    上記個別ペット・プロファイルを処理し、上記ユーザ入力個別ペット・プロファイルに特定の第2のペット・フード処方を作成することと、
    前記第2のペット・フード処方に従って上記ペット・フードを製造すること、
    を含むことを特徴とする、上記方法。
  7. 請求項6に記載の方法において、上記ペットから生物学的サンプルを得ることは、上記ペットの唾液、糞、毛、血液、組織およびDNAのうち少なくとも1つを得ることを含むことを特徴とする、上記方法。
  8. 請求項1に記載の方法において、上記ペットの生物学的サンプルの分析を得ることは上記ペットの糞を得ることを含み、上記得られた分析は、水分、きめ、不快感、微粒子、色、ムチンおよび寄生虫のうち少なくとも1つに関する情報を含むことを特徴とする、上記方法。
  9. 請求項1に記載の方法において、上記ペット・フードの製造は、
    基礎的部分を製造することと、
    補助的部分を製造すること、
    を含むことを特徴とする、上記方法。
  10. 請求項9に記載の方法において、補助的部分を製造することは、肉汁、ソース、コーティング、濃厚剤、トッピングおよび粉のうち少なくとも1つを製造することを含むことを特徴とする、上記方法。
  11. ペットのためのペット・フードを製造する方法であって、
    前記ペットに対する個別ペット・プロファイルを得ることと、
    前記個別ペット・プロファイルを処理し、前記ユーザ入力個別ペット・プロファイルに特定の第1のペット・フード処方を作成することと、
    前記第1のペット・フード処方に従って前記ペット・フードを製造することと、
    前記ペットが前記第1のペット・フードを食べた後に、前記ペットから生物学的サンプルを得ることと、
    前記得られた生物学的サンプルを分析して情報を得ることと、
    前記得られた生物学的サンプル分析情報を前記個別ペット・プロファイルと組み合せて処理し、前記ペットのための第2のペット・フード処方を作成することと、
    前記第2のペット・フード処方に従って第2のペット・フードを製造すること、
    を含む前記方法。
  12. 請求項11に記載の方法において、個別ペット・プロファイルを得ることは、上記ペットの個別の性質に関する情報を得ることを含むことを特徴とする、上記方法。
  13. 請求項11に記載の方法において、個別ペット・プロファイルを得ることは、上記ペットの飼い主の嗜好に関する情報を得ることを含むことを特徴とする、上記方法。
  14. 請求項11に記載の方法において、上記ペットから生物学的サンプルを得ることは、上記ペットの唾液、糞、毛、血液、組織およびDNAのうち少なくとも1つを得ることを含むことを特徴とする、上記方法。
  15. 請求項11記載の方法において、上記ペットの生物学的サンプルの分析を得ることは上記ペットの糞を得ることを含み、上記得られた分析は、水分、きめ、不快感、微粒子、色、ムチンおよび寄生虫のうち少なくとも1つに関する情報を含むことを特徴とする、上記方法。
  16. 請求項11に記載の方法において、上記ペット・フードの製造は、
    基礎的部分を製造することと、
    補助的部分を製造すること、
    を含むことを特徴とする、上記方法。
  17. 請求項16に記載の方法において、補助的部分を製造することは、ソース、コーティング、濃厚剤、肉汁、トッピングおよび粉のうち少なくとも1つを製造することを含むことを特徴とする、上記方法。
  18. ペットのためにペット製品をカストマイズする方法であって、
    電子工学的インタフェースを通して、前記ペットに対する個別ペット・プロファイルを含むユーザ入力を受信することと、
    前記ペットの生物学的サンプルからの分析を受信することと、
    前記個別ペット・プロファイルと前記生物学的サンプル分析を電子工学的に処理することと、
    前記ユーザ入力個別ペット・プロファイルと前記生物学的サンプル分析から得られた情報を使用して第1のペット製品処方を作成することと、
    前記第1のペット製品処方に従って第1のペット製品を製造すること、
    を含む前記方法。
  19. 請求項18に記載の方法において、電子工学的ユーザ・インタフェースを通してユーザ入力を受信することは、電子工学的ユーザ・インタフェースを通して上記ペットの個別の性質に関する情報を受信することを含むことを特徴とする、上記方法。
  20. 請求項18に記載の方法において、電子工学的ユーザ・インタフェースを通してユーザ入力を受信することは、電子工学的ユーザ・インタフェースを通して、上記ペットの種類、活動レベル、医療履歴、品種、性別、繁殖状態、餌やり方法、年齢、卵巣除去/去勢状態、間食スケジュール、味の好み、身体状態、および体重のうち少なくとも1つを受信することを含むことを特徴とする、上記方法。
  21. 請求項18に記載の方法において、ペット製品処方を作成することは、ペット・フード添加物に対する処方を作成することを含み、上記ペット製品処方に従ってペット製品を製造することは、前記ペット・フード添加物処方に従ってペット・フード添加物を製造することを含むことを特徴とする、上記方法。
  22. 請求項21に記載の方法において、ペット・フード添加物を作成することは、ソース、トッピング、肉汁、粉、コーティング、および濃厚剤のうち少なくとも1つを作成することを含むことを特徴とする、上記方法。
  23. 請求項18に記載の方法において、上記ペットの生物学的サンプルからの分析を受信することは、上記ペットの唾液、糞、毛、血液、組織およびDNAのうち少なくとも1つの分析を受信することを含むことを特徴とする、上記方法。
  24. 請求項18に記載の方法において、上記ペットの生物学的サンプルからの分析を受信することは上記ペットの糞の分析を受信することを含み、上記得られた分析は、水分、きめ、不快感、微粒子、色、ムチンおよび寄生虫のうち少なくとも1つに関する情報を含むことを特徴とする、上記方法。
  25. 請求項18に記載の方法において、ペット製品の製造は、
    基礎的部分を製造することと、
    補助的部分を製造すること、
    を含むことを特徴とする、上記方法。
  26. 請求項25に記載の方法において、補助的部分を製造することは、ソース、コーティング、濃厚剤、肉汁、トッピングおよび粉のうち少なくとも1つを製造することを含むことを特徴とする、上記方法。
  27. 請求項18に記載の方法であって、さらに、
    上記個別ペット・プロファイルを電子工学的に処理し、上記ユーザ入力個別ペット・プロファイルに特定の第2のペット・フード処方を作成することと、
    前記第2のペット製品処方に従って第2のペット製品を製造すること、
    を含むことを特徴する、上記方法。
  28. 請求項18に記載の方法において、上記ペットの生物学的サンプルからの分析を受信することは、電子工学的インタフェースを通して上記ペットの生物学的サンプルからの分析を受信することを含むことを特徴とする、上記方法。
  29. 請求項18に記載の方法において、上記ペットの生物学的サンプルからの分析を受信することは、
    上記生物学的サンプルを受信することと、
    上記生物学的サンプルを分析すること、
    を含むことを特徴とする、上記方法。
  30. ペットのためのカストマイズされたペット・フード製品を提供する方法であって、
    電子工学的インタフェースを通して、前記ペットに対する個別ペット・プロファイルを含むユーザ入力を受信することと、
    前記個別ペット・プロファイルを電子工学的に処理し、前記ユーザ入力個別ペット・プロファイルに特定の第1のペット・フード製品処方を作成することと、
    前記第1のペット・フード製品処方に従って第1のペット・フード製品を製造すること、
    前記ペットの生物学的サンプルからの分析を受信することと、
    前記個別ペット・プロファイルと前記生物学的サンプル分析を電子工学的に処理し、前記ユーザ入力個別ペット・プロファイルと前記生物学的サンプル分析から得られた情報を使用して第2のペット・フード製品処方を作成することと、
    前記第2のペット・フード製品処方に従って第2のペット・フード製品を製造すること、
    を含む前記方法。
  31. 請求項30に記載の方法において、上記第1のペット・フード製品処方に従って第1のペット・フード製品を製造することは、既製のキブルに加えられるペット・フード添加物を製造することを含むことを特徴とする、上記方法。
  32. 請求項31に記載の方法において、ペット・フード添加物を製造することは、ソース、コーティング、トッピング、肉汁、粉および濃厚剤のうち少なくとも1つを製造することを含むことを特徴とする、上記方法。
  33. 請求項30に記載の方法において、上記ペットの生物学的サンプルからの分析を受信することは、上記ペットの唾液、糞、毛、血液、組織およびDNAのうち少なくとも1つの分析を受信することを含むことを特徴とする、上記方法。
  34. 請求項30に記載の方法であってさらに、上記ペット・フード処方の少なくとも1つに従ってフード製造装置の操作を制御するために、電子工学的制御信号を生成するステップを含むことを特徴とする、上記方法。
  35. 請求項30に記載の方法において、上記ペット・フード製品の製造は、
    基礎的部分を製造することと、
    補助的部分を製造すること、
    を含むことを特徴とする、上記方法。
  36. 請求項35に記載の方法において、補助的部分を製造することは、ソース、コーティング、濃厚剤、肉汁、トッピングおよび粉のうち少なくとも1つを製造することを含むことを特徴とする、上記方法。
  37. 請求項30に記載の方法において、上記ペットの生物学的サンプルからの分析を受信することは、電子工学的インタフェースを通して上記ペットの生物学的サンプルからの分析を受信することを含むことを特徴とする、上記方法。
  38. 請求項30に記載の方法であってさらに、上記ユーザ入力をコンピュータ読取り可能媒体に記憶することを含むことを特徴とする、上記方法。
  39. 請求項30に記載の方法であってさらに、上記第1のペット・フード製品処方をコンピュータ読取り可能媒体に記憶することを含むことを特徴とする、上記方法。
  40. 請求項30に記載の方法であってさらに、上記生物学的サンプル分析をコンピュータ読取り可能媒体に記憶することを含むことを特徴とする、上記方法。
  41. 請求項30に記載の方法であってさらに、上記第2のペット・フード製品処方をコンピュータ読取り可能媒体に記憶することを含むことを特徴とする、上記方法。
  42. ペット・フードを製造するためのシステムであって、
    コンピュータと、
    データ入力システムを含むユーザ・インタフェースと、前記ユーザ・インタフェースは前記コンピュータに結合し、前記ユーザ・インタフェースにおいて前記ペットの個別ペット・プロファイルに関する情報を入力するようユーザに指示するよう構成され、前記コンピュータは、前記ユーザから前記個別ペット・プロファイル情報を受信し、前記ペットの生物学的サンプルからの分析に関する情報を受信するよう構成され、前記コンピュータはまた、前記個別ペット・プロファイルと前記生物学的サンプル分析を処理し、前記ユーザ入力個別ペット・プロファイルと前記生物学的サンプル分析から得られた情報を使用して第1のペット・フード製品処方を作成するよう構成され、
    フード製品製造装置と、前記コンピュータはさらに、前記第1のペット・フード製品処方を使用して、前記第1のペット・フード製品処方に従って前記フード製品製造処理装置を制御するための少なくとも1つの制御信号を生成するよう構成されている、
    を含む上記システム。
  43. 請求項42に記載のシステムにおいて、上記コンピュータはさらに、上記入力情報を処理し、上記ペットの個別ペット・プロファイルに関する上記入力情報に基づき上記ペットのための個別ペット・プロファイルを形成するよう構成されていることを特徴とする、上記システム。
  44. 請求項42に記載のシステムにおいて、上記コンピュータは栄養学的情報を記憶するためのデータベースを含み、上記コンピュータはさらに、上記電子工学的に通信された答えを前記記憶された栄養学的情報と組み合わせ、上記第1のペット・フード製品処方を生成するよう構成されていることを特徴とする、上記システム。
  45. 請求項42に記載のシステムであってさらに、上記コンピュータと上記フード製品製造装置に結合したプログラマグル論理制御装置(PLC)を含み、前記PLCは、上記コンピュータから入力信号を受信し上記フード製品製造装置を制御するための出力信号を生成するよう構成されていることを特徴とする、上記システム。
  46. 請求項45に記載のシステムにおいて、上記PLC入力信号は、上記ペットの上記個別ペット・プロファイルと上記データベースに記憶された栄養学的データに従って決定された上記カストマイズされたペット・フード処方を表すことを特徴とする、上記システム。
  47. 請求項42に記載のシステムにおいて、上記PLC出力信号は、上記フード製品製造装置への1組の製造指示を表すことを特徴とする、上記システム。
  48. 請求項42に記載のシステムにおいて、上記コンピュータは、上記ペットの唾液、糞、毛、血液、組織およびDNAのうち少なくとも1つを含む上記ペットの生物学的サンプル分析を受信するよう構成されていることを特徴とする、上記システム。
  49. 請求項42に記載のシステムにおいて、上記コンピュータは上記ペットの糞の分析を受信するよう構成され、上記得られた分析は、水分、きめ、不快感、微粒子、色、ムチンおよび寄生虫のうち少なくとも1つに関する情報を含むことを特徴とする、上記システム。
  50. 請求項42に記載のシステムにおいて、上記コンピュータは、上記第1のペット・フード製品処方を使用して、上記第1のペット・フード製品処方に従って上記フード製品製造処理装置を制御するための少なくとも1つの制御信号を生成するよう構成され、さらに、上記フード製品製造処理装置を制御して基礎的フード部分とフード添加物部分を製造するよう構成されていることを特徴とする、上記システム。
  51. 請求項50に記載のシステムにおいて、上記フード製造処理装置を制御してフード添加物部分を製造することは、上記フード製造装置を制御して、ソース、コーティング、濃厚剤、肉汁、トッピングおよび粉のうち少なくとも1つを製造することを含むことを特徴とする、上記システム。
  52. 請求項42に記載のシステムであって、上記コンピュータはさらに、
    上記個別ペット・プロファイルを処理し、上記ユーザ入力個別ペット・プロファイルに特定の第2のペット・フード製品処方を作成し、
    前記第2のペット・フード製品処方を使用して、前記第2のペット・フード製品処方に従って上記フード製品製造処理装置を制御するための少なくとも1つの制御信号を生成するよう、
    構成されていることを特徴する、上記システム。
  53. ペットのためのペット・フードを製造するためのシステムであって、
    コンピュータと、
    データ入力システムを含むユーザ・インタフェースと、前記ユーザ・インタフェースは前記コンピュータに結合し、前記ユーザ・インタフェースにおいて前記ペットの個別ペット・プロファイルに関する情報を入力するようユーザに指示するよう構成され、前記コンピュータは、前記ユーザから前記個別ペット・プロファイル情報を受信し、前記個別ペット・プロファイルを処理して前記ユーザ入力個別ペット・プロファイルに特定の第1のペット・フード処方を作成するよう構成され、
    フード製造装置とを含み、前記コンピュータはさらに、前記第1のペット・フード処方を使用して、前記第1のペット・フード処方に従って前記フード製造処理装置を制御するための少なくとも1つの制御信号を生成するよう構成され、
    前記コンピュータはまた、前記ペットの生物学的サンプルからの分析に関する情報を受信し、前記個別ペット・プロファイルと前記生物学的サンプル分析を処理して、前記ユーザ入力個別ペット・プロファイルと前記生物学的サンプル分析から得られた情報を使用して第2のペット・フード処方を作成するよう構成され、
    前記コンピュータはさらに、前記第2のペット・フード処方を使用して、前記第2のペット・フード処方に従って前記フード製造処理装置を制御するための少なくとも1つの制御信号を生成するよう構成されている、
    前記システム。
  54. 請求項53に記載のシステムにおいて、生物学的サンプル分析は、上記ペットが上記第1のペット・フード処方に従って製造された上記ペット・フードを食べた後に採取されたサンプルについて行われることを特徴とする、上記システム。
  55. ペットのためのペット・フード処方を作成する方法であって、
    前記ペットに対する個別ペット・プロファイルを得ることと、
    前記ペットの生物学的サンプルからの分析を得ることと、
    前記個別ペット・プロファイルと前記生物学的サンプル分析を処理し、前記ユーザ入力個別ペット・プロファイルと前記生物学的サンプル分析に特定の第1のペット・フード処方を作成すること、
    を含む前記方法。
  56. ペットのためのペット・フード製品処方を作成する方法であって、
    前記ペットに対する個別ペット・プロファイルを得ることと、
    前記個別ペット・プロファイルを処理し、前記ユーザ入力個別ペット・プロファイルに特定の第1のペット・フード製品処方を作成することと、
    前記ペットが前記第1のペット・フード処方に従って製造されたペット・フード製品と混合された既製の基礎的キブルを食べた後に、前記ペットから生物学的サンプルを得ることと、
    前記得られた生物学的サンプルを分析して情報を得ることと、
    前記得られた生物学的サンプル分析情報を前記個別ペット・プロファイルと組み合わせて処理し、前記ペットのための第2のペット・フード製品処方を作成することと、
    を含む前記方法。
  57. ペットのためのカストマイズされたペット・フード添加物処方を作成する方法であって、
    電子工学的インタフェースを通して、前記ペットに対する個別ペット・プロファイルを含むユーザ入力を受信することと、
    前記ペットが前記第1のペット・フード処方に従って製造されたペット・フードを食べた後に、前記ペットの生物学的サンプルからの分析を受信することと、
    前記個別ペット・プロファイルと前記生物学的サンプル分析を電子工学的に処理し、前記ユーザ入力個別ペット・プロファイルと前記生物学的サンプル分析から得られた情報を使用してペット・フード添加物処方を作成することと
    を含む前記方法。
  58. ペットのためにペット・フード処方をカストマイズする方法であって、
    電子工学的インタフェースを通して、前記ペットに対する個別ペット・プロファイルを含むユーザ入力を受信することと、
    前記個別ペット・プロファイルを電子工学的に処理し、前記ユーザ入力個別ペット・プロファイルに特定の第1のペット・フード処方を作成することと、
    前記ペットの生物学的サンプルからの分析を受信することと、
    前記個別ペット・プロファイルと前記生物学的サンプル分析を電子工学的に処理し、前記ユーザ入力個別ペット・プロファイルと前記生物学的サンプル分析から得られた情報を使用して第2のペット・フード処方を作成することと、
    を含む前記方法。
  59. ペットのためのペット・フード処方を作成するためのシステムであって、
    コンピュータと、
    データ入力システムを含むユーザ・インタフェースと、前記ユーザ・インタフェースは前記コンピュータに結合し、前記ユーザ・インタフェースにおいて前記ペットの個別ペット・プロファイルに関する情報を入力するようユーザに指示するよう構成され、前記コンピュータは前記ユーザから前記個別ペット・プロファイル情報を受信するよう構成され、前記コンピュータはまた、前記ペットの生物学的サンプルからの分析に関する情報を受信するよう構成され、前記コンピュータはさらに、前記個別ペット・プロファイルと前記生物学的サンプル分析を処理し、前記ユーザ入力個別ペット・プロファイルと前記生物学的サンプル分析から得られた情報を使用して第1のペット・フード処方を作成するよう構成されている、
    を含む前記システム。
  60. ペットのためのペット・フード処方を作成するためのシステムであって、
    コンピュータと、
    データ入力システムを含むユーザ・インタフェースと、前記ユーザ・インタフェースは前記コンピュータに結合し、前記ユーザ・インタフェースにおいて前記ペットの個別ペット・プロファイルに関する情報を入力するようユーザに指示するよう構成され、前記コンピュータは、前記ユーザから前記個別ペット・プロファイル情報を受信し、前記個別ペット・プロファイルを処理して前記ユーザ入力個別ペット・プロファイルに特定の第1のペット・フード処方を作成するよう構成され、を含み、
    前記コンピュータはまた、前記ペットの生物学的サンプルからの分析に関する情報を受信し、前記個別ペット・プロファイルと前記生物学的サンプル分析を処理して、前記ユーザ入力個別ペット・プロファイルと前記生物学的サンプル分析から得られた情報を使用して第2のペット・フード処方を作成するよう構成されている、
    前記システム。
  61. ペットのためのペット・フードを提案する方法であって、
    前記ペットに対する個別ペット・プロファイルを得ることと、
    前記ペットから生物学的サンプルを得ることと、
    前記得られた生物学的サンプルを分析して情報を得ることと、
    前記個別ペット・プロファイルを処理することと、
    前記処理されたペット・プロファイルと相互に関連する既製のキブルを提案することと、
    前記処理されたペット・プロファイルと相互に関連する既製の添加物を提案することと、
    前記ペットに対する1組の餌やり指示を提供すること、
    を含む、前記方法。
  62. 請求項61に記載の方法において、上記個別ペット・プロファイルを処理することは、上記得られた生物学的サンプル分析情報を上記個別ペット・プロファイルと組み合わせて処理することを含むことを特徴とする、上記方法。
  63. 請求項61に記載の方法において、1組の餌やり指示を提供することは、
    上記ペットに与える添加物の適切な量に関する情報を提供することと、
    上記ペットに与えるキブルの適切な量に関する情報を提供すること、
    を含むことを特徴とする、上記方法。
  64. 請求項63に記載の方法であってさらに、付加的構成成分を上記ペット・フードに加えるべきかに関する情報を提供することを含むことを特徴とする、上記方法。
  65. ペットのためにペット・フードをカストマイズする方法であって、
    前記ペットに対する個別ペット・プロファイルを得ることと、
    前記ペットから生物学的サンプルを得ることと、
    前記得られた生物学的サンプルを分析して情報を得ることと、
    前記個別ペット・プロファイルを処理し、ペット・フード添加物処方を作成することと、
    前記処理されたペット・プロファイルと相互に関連する既製のキブルを提案することと、
    前記作成されたペット・フード添加物処方から得られたペット・フード添加物を作ること、
    を含む、前記方法。
  66. 請求項65に記載の方法であってさらに、上記ペットに対する1組の餌やり指示を提供することを含むことを特徴とする、上記方法。
  67. 請求項66に記載の方法において、1組の餌やり指示を提供することは、
    上記ペットに与える添加物の適切な量に関する情報を提供することと、
    上記ペットに与えるキブルの適切な量に関する情報を提供すること、
    を含むことを特徴とする、上記方法。
  68. 請求項67に記載の方法であってさらに、付加的構成成分を上記ペット・フードに加えるべきかに関する情報を提供することを含むことを特徴とする、上記方法。
  69. 請求項65に記載の方法において、上記個別ペット・プロファイルを処理することは、上記得られた生物学的サンプル分析情報を上記個別ペット・プロファイルと組み合わせて処理することを含むことを特徴とする、上記方法。
  70. ペットのためのペット・フード製品をカストマイズするための装置であって、
    前記ペットに対する個別ペット・プロファイルを得る手段と、
    前記ペットの生物学的サンプル分析を得る手段と、
    前記個別ペット・プロファイルと前記生物学的サンプル分析を処理する手段と、
    前記処理されたペット・プロファイルと生物学的サンプル分析に従ってペット・フード製品を作成する手段、
    を含む、前記装置。
  71. 請求項70に記載の装置において、上記個別ペット・プロファイルを得る手段は、ペット・プロファイル質問表からの情報を受取ることを含むことを特徴とする、上記装置。
  72. 請求項70に記載の装置において、上記生物学的サンプル分析を得る手段は、上記ペットの唾液、糞、毛、血液、組織およびDNAのうち少なくとも1つの分析を得ることを含むことを特徴とする、上記装置。
  73. 請求項70に記載の装置において、上記個別ペット・プロファイルと上記生物学的サンプル分析を処理する上記手段は、上記個別ペット・プロファイルと上記生物学的サンプル分析を処理し、上記処理された情報を記憶された栄養学的情報と組み合わせてペット・フード製品を提案するよう構成されているコンピュータを含むことを特徴とする、上記装置。
  74. 請求項73に記載の装置において、上記ペット製品は、
    上記処理されたペット・プロファイルと相互に関連する既製のキブルと、
    上記処理されたペット・プロファイルと相互に関連する既製の添加物と、
    上記ペットに対する1組の餌やり指示、
    を含むことを特徴とする、上記装置。
  75. 請求項73に記載の装置において、上記コンピュータはさらに、上記処理され記憶された情報を使用してペット・フード添加物処方を作成するよう構成され、上記ペット製品は、
    上記処理されたペット・プロファイルに相互に関連する既製のキブルと、
    上記作成されたペット・フード添加物処方から得られたペット・フード添加物、
    を含むことを特徴とする、上記装置。
  76. 請求項73に記載の装置において、上記コンピュータはさらに、
    上記ペットに与える添加物の適切な量に関する情報を提供し、
    上記ペットに与えるキブルの適切な量に関する情報を提供するよう、
    構成されていることを特徴とする、上記装置。
  77. 請求項73に記載の装置において、上記コンピュータはさらに、上記処理され記憶された情報を使用してペット・フード処方を作成するよう構成されていることを特徴とする、上記装置。
  78. ペットのためのカストマイズされたペット・フード製品を得る方法であって、
    前記ペットの個別ペット・プロファイルに関する情報を提供することと、
    前記ペットの生物学的サンプルを提供することと、
    ペット・フード製品を得ること、前記ペット・フード製品は前記提供された情報と前記提供されたサンプルの分析から決定される、
    を含む前記方法。
  79. 請求項78に記載の方法において、ペット・フード製品を得ることは、
    上記提供された情報と上記提供されたサンプルに相互に関連する既製のキブルを得ることと、
    上記提供された情報と上記提供されたサンプルに相互に関連する既製の添加物を得ることと、
    上記ペットに対する1組の餌やり指示を得ること、
    を含むことを特徴とする、上記方法。
  80. 請求項78に記載の方法において、ペット・フード製品を得ることは、
    上記提供された情報と上記提供されたサンプルに相互に関連する既製のキブルを得ることと、
    上記提供された情報と上記提供されたサンプルを使用して作成されたペット・フード添加物処方から得られたペット・フード添加物を得ること、
    を含むことを特徴とする、上記方法。
  81. 請求項78に記載の方法において、ペット・フード製品を得ることは、上記提供された情報と上記提供されたサンプルを使用して作成されたペット・フード処方から得られたペット・フードを得ることを含むことを特徴とする、上記方法。
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