JP2004528838A - ポリサッカライド処理包装紙により着火特性を減少させた喫煙品 - Google Patents

ポリサッカライド処理包装紙により着火特性を減少させた喫煙品 Download PDF

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Abstract

減少着火特性を有する喫煙品(10)が開示される。喫煙品は煙草柱(12)、煙草柱(12)を囲む包装紙(14)及びフィルター・エレメントを含む。包装紙(14)は半浸透性、非処理部分(20)、及び浸透性減少物質で処理された少なくとも一つの分離された部分(22)を具備する。前記分離された部分は、当初非誘導溶剤に解かされた溶剤で処理され、前記非誘導混合溶剤の一部が半浸透性を減少させる浸透性減少物資のために自己連結粉砕特性を有する。分離されて処理された部分(22)は、燃焼している煙草燃焼柱の燃え差しが処理部分を前進するにつれて、前記喫煙品(10)が表面に置かれた場合には自身で消える。処理された部分の組成には浸透性減少物質が含まれる。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に、減少させた着火特性(IP)喫煙品を作成する喫煙品包装紙、とくに静的な状態及び減少IPの下で自由燃焼できる喫煙品に関する。ある環境の下では、巻煙草は、それを横に置いたり、うっかり下になっている部分に接触すると、煙草が火の付き易い下の部分に着火することがある。それが下になっている部分に着火することを減少させる包装により整えられた巻煙草は、煙草からの着火を減少させるという望ましい効果をもつことになる。さらに巻煙草を同時に静的な状態で自由燃焼をさせて、及びIP特性を減少させる包装紙により、消費者に受容されやすい一方で、燃焼しやすい下の部分に着火するという可能性を減少させることができる。
【背景技術】
【0002】
巻煙草製造業者は、減少IPと消費者の受容を有する煙草を作ることに凌ぎを削ってきたが、そのことがとくに包装紙の外観と静的状態での自由燃焼能力に貢献してきた。そのような煙草を提供できるような技術は特許文献にも見受けられる。減少IPを有する巻煙草は商業的にも利用可能である。
【0003】
減少IPを有する喫煙品を整えるために考えられる製造業者の一要因として、現在使用されているプロセスや器具に変化はないかどうかという問題がある減少IP紙を整える方法では、従来の紙製造機械上に精密な用具を追加することが必要になる。セルロース線維又は水の分子など水を利用したサスペンションが継続的に霧波を形成する角度で角度可動ノズルから噴出される。このアプローチでは、噴出ノズルの調整された角運動及び波に対して横方向の間隔のあるバンドを形成するためのほぼ毎分400フィートの作動波が必要となる。上述の技術は、消費者の受容性、IP減少及び製造の容易さを制限する多くの欠点がある。この技術では、噴射ノズルシステム及び関連する懸濁液配分システム、圧力調整システム、及び角度材料配分システムを相対する紙製造機械と注意深く同調させるための手段を含む追加装置が必要になる。
【0004】
整えられた巻煙草が消費者にあまり受容されない理由は、静的状態で巻煙草が自由に燃焼しにくくなり、灰の姿が惨めで、味も様々であることだ。
【0005】
この技術を使って作られた包装紙により整えられた煙草の貧弱なIP減少パフォーマンスは、浸透性減少懸濁液を均等層に配置することの困難、対象波の浸透性を減少させる懸濁液の低効率性、及び噴霧された材料から噴出により生じる貧弱な再生産性を含む多数の要因により引き起こされると考えられている。
【0006】
減少されたIPを有するとしている一つの商品は、静的状態において焼け滓のときに消える傾向があり、それを減少自由燃焼であるとしているところに特徴がある。該商品は消えた後の残りの好ましくない味になる。したがって巻煙草が減少したIPを有するとしても、減少自由燃焼特性が消費者の商品受容性を減らすことになる。
【0007】
消費者の受容性に影響する他の要因は、好ましく整合のとれた包装紙の外観及び灰の特性を含む製品外観である。さらに喫煙品の組成が減少IPを保持しつつ妥当な棚生命を維持することも重要である。
【0008】
したがって減少IP及び十分な自由燃焼を有する新たな及び一層向上した包装紙及び喫煙品への需要が存在する。さらに、減少IP及び十分な自由燃焼を有する喫煙品を作るために利用できる包装紙作成の新たな及び一層向上した方法に対する需要も存在する。
【発明の開示】
【0009】
本発明は減少したIPを有する喫煙品に関する。前記喫煙品は、下記を具備する:煙草柱及び半浸透性を有し及び前記喫煙品が着火端及び遠端を含むように前記煙草柱を囲む下記を具備する包装紙:非処理部分及び溶剤、及び非誘導混合溶剤の一部が半浸透性を減少させる浸透性減少物資のための自己連結粉砕特性を有するために、燃焼している煙草燃焼柱の燃え差しが処理部分を前進するにつれて、前記喫煙品が表面に置かれた場合には自身で消えることを特徴とする少なくとも一つの成分を具備する当初非誘導溶剤に解かされた浸透性減少物質を具備する組成で処理された少なくとも一つの分離された部分である。
【0010】
それ自体で消失し、表面に着火しない巻煙草の特性は、消費者製品安全委員会により発行され及びアメリカ実験及び材料協会(ASTM)の国立標準及び技術研究所(NIST)により開発された以下の文献に記されたようなIPテストにより測定することができる。以下参照:オーレミラー、T.J他「ソフト家具着火巻煙草特性計量テスト方法」2巻、166ページ。[及び以下を含む:煙草消失テスト、ページ153−160]1993年8月:注文番号PB94−108644により米国消費者製品安全委員会、ワシントンDC20207から入手可能でここでも参照する。一つのNIST IPテストである「コットンダックテスト」では、形成されたブロック上のセルロース線維で組成されたテストアセンブリ上に燻らした巻煙草を置いて行われることを含む。様々なテストでは様々な重量及びポリエチレンシートで裏付けされた線維が使用される。線維が着火すればテストは失敗ということになる。もう一つのNIST IPテストである「第1ペーパーテスト」では、層をなしたフィルター・ペーパー・シートで組成されたテストアセンブリの上に燻らした巻煙草を置いて行われる。様々なテスト形態では、3、10及び15の層のフィルター・ペーパー・シートが使われる。全ての煙草柱が費消される前に巻煙草自体が消えれば、テストは成功ということになる。
【0011】
処理部分の組成には浸透性減少物資が含まれる。選択的に、処理部分の他のものは、フィルター、燃焼率遅延物質、燃焼率加速物資及び味向上物質が含まれる。
【0012】
包装紙作成プロセスでは、浸透性減少物質の適量は、望ましい自由燃焼特性及び包装紙から作られる完成品に対するIP減少を与えるように決められる。適用組成物の量及び濃度は、波の吸収率、浸透性減少物質のポリマー特性、波霧内容、及び適用用具の操作条件を含む要因に依存する。
【0013】
浸透性減少物質は細孔充填物、薄膜形成物質又はその組合せであることが可能である。前記浸透性減少物質はポリマーであって、好ましくはポリサッカライドである。考えられるポリサッカライドの中には、綿屑、木、紙、植物繊維、ファクテリアファイバー、再生セルロース、アモルフォスセルロース、及びクリスタリンセルロースを含むいずれかの原料からのセルロースである。前記セルロースは溶剤混合に拡散可能であって、好ましくは溶解可能である。他に考えられるポリサッカライドは、様々なアミローズの混交、アミポペクチン及びデクストリン、チトサン、チトサン派生物質、アルジナイト、アルジナイト派生物質及びこれらの組合せを含むスターチである。ポリサッカライドは好ましくは非誘導性である。
【0014】
もう一つの実施態様では、前記処理された少なくとも一つの分離された部分は、製品本体の周囲の円周バンドである。バンドは喫煙品が表面に置かれたときに包装紙の炭線の後から酸素の燃焼煙草燃え差しのコールを取り除くのに十分な距離を有する。バンドの幅は典型的には少なくともほぼ3ミリメーターである。
【0015】
もう一つの実施態様では、前記処理された少なくとも一つの分離された部分は、少なくとも二つの分離された束ねられた部分に存在する。この場合、少なくとも二つのバンドは、好ましくは少なくともほぼ10ミリメーターからほぼ30ミリメーターの中央・対・中央の空間を有する。二つのバンドは少なくともほぼ3ミリメーターからほぼ10ミリメーターの中央・対・中央の空間を有することも可能である。中央・対・中央の空間は好ましくはほぼ25ミリメーターである。
【0016】
前記分離されて処理された部分は、好ましくは、包装紙のボビンが商用利用可能喫煙品製造機で利用可能な厚さと特性を有する。また、前記分離されて処理された部分は、好ましくは非処理部分と視覚的にほぼ同一である。
【0017】
本発明のもう一つの側面は、減少IPを有する喫煙品の集団を提供する。集団内の各喫煙品は煙草柱、煙草柱を囲む包装紙を含み、喫煙品は着火端及び遠端、及び好ましくは少なくとも二つの分離されて束ねられた部分の少なくとも一つの束ねられた部分を有し、前記少なくとも二つの分離されて束ねられた部分に存在し、及び前記着火端から前記複数の喫煙品の前記集団内の各喫煙品の前記少なくとも一つの束ねられた部分までの距離は、前記集団内で漸次連関され、ランダムに連関され及び擬似ランダムに連関されているなかの一つである。
【0018】
一つの実施態様では、前記着火端から前記複数の喫煙品の前記集団内の各喫煙品の前記少なくとも一つの束ねられた部分までの距離は漸次連関されている。
【0019】
一つの実施態様では、前記集団の着火特性は50パーセントからほぼ100パーセントの間である。
【0020】
本発明また、減少IPを有する喫煙品の包装紙作成、及び包装紙及び喫煙品を作る紙へ適用のための組成物作成の方法を提供する。
【0021】
本発明を添付図面の実施態様を使った説明でよりよく理解可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
とくに図1を参照して一般に説明するが、本発明の実施態様の説明は本発明をそれらに限定する目的はない。図1で明らかなように、喫煙品10は包装紙14に囲まれた煙草柱12を含む。喫煙品10は、オプションとして、包装紙14に囲まれた煙草柱12に隣接したフィルター部分16を含む。
【0023】
図2は修正巻煙草紙である包装紙14についての図解を含む図1の喫煙品10の展開図を表す。とくに包装紙14は処理部分22の代替として非処理部分20を表す。分離された部分22は減少IP喫煙品10を作るための包装紙14と共に相互作用する物質の組成物を含むことができる。包装紙14処理部分22の物質の少なくとも一つは浸透性現象物質を含む。選択的に、処理部分の他の物資には、充填材、燃焼率遅延物質、燃焼率加速物資及び味向上物質が含まれる。これらの物質は互いに及び減少IP喫煙品10を製造するために使用することのできる包装紙を作るための包装紙14と相互作用する。
【0024】
浸透性減少物質はポリマーであることも可能である。ポリマーは自然ポリマー、自然ポリマーの派生物、人工ポリマー、及びこれらの組成物のいずれか一つである。申請者はポリサッカライドは浸透性減少物質として適当であることを発見した。ポリサッカライドは、スターチ、セルロース、チトサン、チトサン派生物質、アルジナイト、アルジナイト派生物質及びこれらの組合せの内の一つである。好ましくは、ポリサッカライドは非誘導性である。包装紙の浸透性を減少させるのに適当ないずれのポリサッカライドでも、浸透性減少物資として使用するのには適当である。
【0025】
申請者はセルロースとスターチが浸透性減少物質として特に作用すると考える。申請者はセルロースが有機成分及び溶剤の一部がセルロースのための自己消失材として機能するような少なくとも一つの成分を具備する溶剤に溶けているときに特に浸透性減少物質として有効に作用することを発見した。申請者はスターチ、セルロース、チトサン、アルジナイト、及びこれらの組合せのようなポリサッカライドも、有機成分及び溶剤の一部がセルロースのための自己消失材として機能するような少なくとも一つの成分を具備する非誘導性の溶剤に溶けているときに特に浸透性減少物質として有効に作用すると考える。
【0026】
前記有機溶剤成分はディメチルアセトアミド(DMAC)及びNメチルピロリドン(NMP)の中の少なくとも一つを含む。ディメチルアセトアミド(DMAC)の類似品としては、N,Nメチルピロリドン(NMP);アセトアシド、ディメチルアセトアミド、ディメチルアセトアミド;アセトディメチルアミド;ディメチルアセトアミド・アセテート;及びアセチルディメチルアセトアミド(DMAC)を含む。Nメチルピロリドン(NMP)の類似品としては、メリルピロリドネ;1メチル5ミロリドネ;Nメチル5ピロリドネ;1メチル2ピロリドネ;Nメチルピロリドン及びNメチル1−2ピロリドンを含む。
【0027】
前記成分は、好ましくはリチウムを含む、さらに好ましくはリチウムクロライドを含む塩のような自己消失するものである。
【0028】
代替的なセルロースの溶剤は、当初、溶剤成分としてN酸化4メチルモルホリン及び自己連関消失するものとして水である。N酸化4メチルモルホリンの類似品としては、N酸化4メチルモルホリンモノハイドレイト;NMOモノハイドレイト;及びN酸化Nメチルモルホリンを含む。
【0029】
本発明に従って包装紙にポリサッカライドを適用する実施態様は、下記に記述されたのとほぼ同様のリチウムクロライド(LiCl)を含むディメチルアセトアミド(DMAC)内のポリサッカライドを含む:米国特許番号4,302,252特許の名称「セルロースの溶剤システム」1981年11月24日発明者ターバック他;米国特許番号4,352,770特許の名称「形状セルロースの形成用プロセス」発明者ターバック他;マリア・テボジェヴィッチ他「セルロース及び派生物資に於けるメソフェイズ形成及び連鎖剛性。3.N,Nディメチルアセトアミドーリチウムクロライドに於けるセルロースの蓄積」マクロ分子1985年、18,640−646;チャールズ L. マコーミック他「リチウムクロライド及びディメチルアセトアミドに於けるセルロースの溶解研究」マクロ分子1985年、18,2394−2401:K.J.エドガー他「セルロース・アセトアセテートの合成及び特性」マクロ分子1995年、28,4122−4128;ハセガワマコト他「可動プロセスとしてのリチウムクロライド及びN,Nディメチルアセトアミドを使用したセルロース及びチタンのサイズエグゼクーション・クロマトグラフィ」ジャーナル・オブ・クロノマトグラフィ1993年、635,334−337;レブ・ブロムバーグ「プロテイン及びポリマーの塩溶媒混和性」ジャーナル・オブ・フィジカルケミストリ1994年、98,10628−10633;及びトーマス J. ハインツ「ポリグルカンの非従来型機能化」フリードリッヒ・シラー大学、イエナ、フンボルト通り10、D−07743 イエナ、ドイツ、発効日不明(http//www.chen-eng.nwu.edu/us-germany/abstracts/heinze_abs.pdf)これらのコピーは本申請と共に提出し、ここでも全体として参照する。
【0030】
なんらかの科学理論及び説明に束縛されことを望まないが、申請者は浸透性減少物質は多数の仕方で包装紙と相互作用すると考える。一つには、浸透性減少物質は包装紙14の細孔をブロックすることによって浸透性を減少させるための包装紙14上の薄膜でる。すなわち浸透性減少物質が包装紙14に適用されたときに、前記薄膜は処理部分22の細孔を通じてガスの動きをブロックする。
【0031】
代替的に、前記浸透性減少物質は細孔充填物であって、前記細孔は包装紙14の浸透性を減少させるために充填される。この方法では、分離されて処理された部分22は包装紙14の非処理部分20より少ない浸透性又はガス浸透性を有する。
【0032】
さらなる代替として、浸透性減少物質は包装紙14上に薄膜を形成し、及び分離された部分22が包装紙14の非処理部分20のそれより小さいガス浸透性を有するように包装紙14の細孔を充填する。
【0033】
分離された部分22の製造では、包装紙14が湿った又は乾いた又は半湿ったときに包装紙14に対して組成物を適用して作る。当業者には明らかなように、適用される組成物の量及び濃度は、波の吸収性、浸透性減少物質のポリマー特性、波湿気量、及び適用器具の操作条件を含む要因に依存する。さらに当業者には明らかなように、組成物は、スプレー、ステンシル、オフセット、レタープレス、フレクソグラフィック、グラビア印刷、及び複数パス又は単独パスのプロセスを含む同様の方法など多数の方法により適用することができる。
【0034】
好ましくは、分離された部分に影響を与える組成物は、形成されるバンド22がバンド紙から製品10を作った後に煙草側12を向くように素材紙の一つの側に適用される。代替的に、組成物は、紙の両側に適用されるか、または形成されるバンド22がバンド紙から製品10を作った後に外側又は顧客側を向くように素材紙の一つの側に適用される。すなわち、処理された少なくとも一つの分離された部分は、着火端及び遠端の間の少なくとも一つの束ねられた部分に存在し、及び前記着火端から前記複数の喫煙品の前記集団内の各喫煙品の前記少なくとも一つの束ねられた部分までの距離は、前記集団内で漸次連関され、ランダムに連関され及び擬似ランダムに連関されているなかの一つであることを特徴とする喫煙品である。申請者は、漸次連関され、ランダムに連関され及び擬似ランダムに連関されていることは、巻煙草集団全体として燃えやすい物質を着火しにくくすると考える。全体として、IPテストは製品がテスト層に置かれる前に燃える一定の消失距離を組み込む。現実の世界の消失シナリオでは、製品は層に接触する前に製品の着火端に関していずれの距離にも燃え尽きることができる。従って漸次連関、ランダム連関、擬似ランダム連関のバンド位置は、バンドされた製品集団の各個のメンバーは、製品が層接触する前にランダムな距離で消失するときの燃焼しやすい物質の着火を妨げる確率を向上させる。代替的に、バンドは製品10の着火端に関して固定した距離にレジスターされる。本発明の実施態様では、製造業者は漸次連関、ランダム連関、擬似ランダム連関の減少IP製品を有する。
【0035】
例示の各々では、標本巻煙草は「手作業バンド巻き」で整えられ、材料の周囲リングはアルミニウム印刷プレートを使って人手で喫煙品の本体の周りに適用された。アルミニウム印刷プレートは、アルミニウム金属のスラブから直線の溝を伴なって形成され、幅ほぼ7ミリメーター、長さ30ミリメーターで、スラブの表面下で圧延される。バンド用組成物は、印刷プレートの溝を充填するために使われる。喫煙品はそれから手作業で周囲バンドが喫煙品本体の周りに形成されるように組成物充填溝を通して形成される。従ってほぼ7ミリメーターのバンドは、バンド22が製品10の外側又は消費者側になるように包装紙の一つの面にプリントされる。手作業によるバンドされた巻煙草は、製品の着火端に関して固定された位置にレジスターされた適用バンドを有するという特徴がある。
【0036】
例示の各々では、従来のパルプ線維巻煙草紙は、喫煙品の包装紙として使われる。巻煙草紙は、下記の特性を有する:18CU(CORETAユニット、立方センチ/ミニ/平方センチ1kPa測定圧力)浸透性、30重量パーセント・カルシウム・カーボネイト充填材、0.85重量パーセント・クエン酸塩、及び25.5グラム/平方センチ基礎重量。
【0037】
例1 セルロース/DMAC/リチウムクロライド組成は、非バンド喫煙品の本体周りの幅ほぼ7ミリメーターの周囲バンドを作るために使用される。周囲バンドは人手により適用され、喫煙品の着火端からほぼ15ミリメーターに配置される。
【0038】
【表1】
Figure 2004528838
【0039】
非バンド喫煙品は従来の紙包装紙、ほぼ72ミリメーターの煙草柱長さ、ほぼ25ミリメーターのセルロースアセテート非空気飽和フィルター部分、及び巻煙草煙草ブレンドから作成される。巻煙草は従来の巻煙草製造機械上で作られる。
【0040】
組成物1−1はほぼ20.60グラムのセルロース(シグマ-アンドリッチ、セントルイス、MO:カタログ番号C6663)を水に2時間浸して準備される。水はフィルトレーションにより取り除かれ、それから湿ったセルロースをほぼ150ミリメーターDMACに浸す。3時間後溶剤はフィルトレーションにより取り除かれる。それから溶剤が湿ったセルロースがほぼ40.4グラムのリチウムクロライドを含むほぼ400平方ミリメーターのDMACに加えられる。ほぼ2日間色がなくなるまで攪拌され、視覚的に単調な濃縮液で、ほぼ10加重パーセント濃縮のものができる。
【0041】
申請者は、セルロース/DMAC/リチウムクロライドの適用から作られたセルロース・バンド外観は包装紙の非処理部分とほとんど区別できないことを発見した。リチウムコロライドだけから組成されたバンド(組成物1−5、表1)はIP減少には有効でないことも発見した。
【0042】
申請者はまた、包装紙の燃え差し船は、バンドされた製品が喫煙されるにつれて、燃え差しがセルロース/DMAC/リチウムクロライド・バンド領域を横切るように幅が上昇することを確認した。申請者の考えでは、この燃え差し線の幅の上昇は処理部分にリチウムクロライドが存在しているためである。したがってバンドの好ましい組成は最低限のリチウムコロライドを含む。
【0043】
表1のIPデータでは、セルロース/DMAC/リチウムクロライドとしてほぼ104マイクログラム(μg)乾燥セルロースがほぼ100%有効で、IPを減少させ、ほぼ7ミリメーター幅バンドを形成する。
【0044】
例2 セルロース/DMAC/リチウムクロライド組成物(例1)は、非バンド喫煙品の本体周りに、ほぼ10ミリメーター幅の周囲バンドを形成するために使用される。周囲バンドは印刷プレートの溝が10ミリメーター幅であることを除き、前述のように人手バンドリングで適用される。バンドは喫煙品の着火端からほぼ15ミリメーターに配置される。
【0045】
【表2】
Figure 2004528838
【0046】
非バンド喫煙品は従来の紙包装紙、ほぼ72ミリメーターの煙草柱長さ、ほぼ25ミリメーターのセルロースアセテート非空気飽和フィルター部分、及び巻煙草煙草ブレンドから作成される。巻煙草は従来の巻煙草製造機械上で作られる。
【0047】
申請者は、セルロース/DMAC/リチウムクロライドの適用から作られたセルロース・バンド外観は包装紙の非処理部分とほとんど区別できないことを発見した。
【0048】
表2のIPデータでは、セルロース/DMAC/リチウムクロライドとしてほぼ110マイクログラム(μg)乾燥セルロースがほぼ100%有効で、IPを減少させ、ほぼ7ミリメーター幅バンドを形成する。
【0049】
例3 セルロース/DMAC/リチウムクロライド組成は、非バンド喫煙品の本体周りの幅ほぼ7ミリメーターの周囲バンドを作るために使用される。周囲バンドは人手により適用され、喫煙品の着火端からほぼ15ミリメーターに配置される。
【0050】
非バンド喫煙品は従来の紙包装紙、ほぼ72ミリメーターの煙草柱長さ、ほぼ25ミリメーターのセルロースアセテート非空気飽和フィルター部分、及び巻煙草煙草ブレンドから作成される。巻煙草は従来の巻煙草製造機械上で作られる。
【0051】
組成物3−1はほぼ39.7グラムのリチウムクロライドを攪拌及び加熱を使ってほぼ550ミリメーターDMACに溶かす。リチウムクロライドが解けた後に、ほぼ27.5グラムのセルロース(シグマ-アンドリッチ、セントルイス、MO:カタログ番号6663)をDMAC/リチウムクロライド溶液に加えられる。混合液は室温でほぼ5日間冷却するために放置され、その後視覚的に調な濃縮液が生じる。
【0052】
組成物3−1では処理された部分のセルロースの乾燥重量はほぼ230マイクログラムであるように8つの喫煙品がバンドされている。処理された製品のIPはNIST番号6綿ダックIPテストで測定され、100%のパス率が出た。
【0053】
例4 セルロース/NMP/リチウムクロライド組成は、非バンド喫煙品の本体周りの幅ほぼ7ミリメーターの周囲バンドを作るために使用される。周囲バンドは人手により適用され、喫煙品の着火端からほぼ20ミリメーターに配置される。
【0054】
非バンド喫煙品は従来の紙包装紙、ほぼ63ミリメーターの煙草柱長さ、ほぼ21ミリメーターのセルロースアセテート非空気飽和フィルター部分、及び巻煙草煙草ブレンドから作成される。巻煙草は従来の巻煙草製造機械上で作られる。
【0055】
セルロース/NMP/リチウムクロライドは、ほぼ105.5グラムのマイクロクリスタライン・セルロース(アルドリッチ、ミルヲーキー、WI;カタログ番号31,069−7)をほぼ700ミリメーターNMPに加える。混合液はほぼ170度Cまで攪拌され、過熱されて、それから15分間に渡りほぼ110度Cまで冷却される。それからほぼ52.4グラムのリチウムクロライドが加えられ、リチウムクロライドが解けるまでほ110度Cで保たれる。混合液は室温まで冷却される。一晩攪拌された後で、粘着性のある視覚的に単色な組成物が形成される。セルロース/NMP/リチウムクロライド組成物はほぼ1.44グラムで組成物4−1になるためにほぼ3グラムのNMPと共に溶解している。
【0056】
組成物4−1では処理された部分のセルロースの乾燥重量はほぼ160マイクログラムであるように8つの喫煙品がバンドされている。処理された製品のIPはNIST10シート・フィルター・ペーパー・テストで測定され、ほぼ100%のパス率が与えられる。
【0057】
組成物4−1では処理された部分のセルロースの乾燥重量はほぼ116マイクログラムであるように8つの喫煙品がバンドされている。処理された製品のIPはNIST10シート・フィルター・ペーパー・テストで測定され、ほぼ100%のパス率が出た。
【0058】
組成物4−1では処理された部分のセルロースの乾燥重量はほぼ112マイクログラムであるように8つの喫煙品がバンドされている。処理された製品の自由燃焼は巻煙草に着火し、ホールダー内に水平な燻し物に置かれることによって測定される。製品は柱又は燃えさしが表面に接触することなく静的にくすぶるようにされる。巻煙草がフィルター・エレメントまで燃えたときにはポジティブな自由燃焼結果とされる。8つ全ての処理された製品が自由燃焼とされた。
【0059】
例5 スターチ/NMP組成は、非バンド喫煙品の本体周りの幅ほぼ7ミリメーターの周囲バンドを作るために使用される。周囲バンドは人手により適用され、喫煙品の着火端からほぼ20ミリメーターに配置される。
【0060】
非バンド喫煙品は従来の紙包装紙、ほぼ63ミリメーターの煙草柱長さ、ほぼ21ミリメーターのセルロースアセテート非空気飽和フィルター部分、及び巻煙草煙草ブレンドから作成される。巻煙草は従来の巻煙草製造機械上で作られる。
【0061】
スターチ/NMP組成物は、ほぼ16.9グラムのフロコート14商標スターチ(ナショナルスターチ、バークレイ、CA)をほぼ100ミリメーターNMPに混ぜて準備する。混合液はほぼ110度Cまで攪拌及び過熱されて、それからほぼ1時間で室温まで冷却される。冷却された後で、粘着性のある視覚的に単色な組成物が形成される。スターチ/NMP組成物はほぼ5グラムで組成物5−1になるためにほぼ5.1グラムのNMPと共に溶解している。
【0062】
組成物5−1では処理された部分のスターチの乾燥重量はほぼ1.4マイクログラムであるように8つの喫煙品がバンドされている。組成物5−1は二重層バンドとして製品に適用され、すなわり第二の層は組成物5−1の適用される、乾いた層に事前に重ね印刷されている。処理された製品のIPはNIST10シート・フィルター・ペーパー・テストで測定され、ほぼ100%のパス率が出た。
【0063】
例6 βチクロデクストリン/DMAC/リチウムクロライド組成は、非バンド喫煙品の本体周りの幅ほぼ7ミリメーターの周囲バンドを作るために使用される。周囲バンドは人手により適用され、喫煙品の着火端からほぼ15ミリメーターに配置される。
【0064】
非バンド喫煙品は従来の紙包装紙、ほぼ72ミリメーターの煙草柱長さ、ほぼ25ミリメーターのセルロースアセテート非空気飽和フィルター部分、及び巻煙草煙草ブレンドから作成される。巻煙草は従来の巻煙草製造機械上で作られる。
【0065】
組成物6−1はほぼ5.3グラムのβチクロデクストリン(フルッカケミカル、ミルヲーキー、W1;カタログ番号28707)ほぼ10ミリメーターのDMAC及びほぼ9.8重量パーセント・リチウムクロライドを含むほぼ4ミリメーターのDMACに加えて準備する。βチクトデクストリンは焼く時間ほぼ100度Cで攪拌及び加熱されることで溶解され、それから混合液は一晩寝かされる。組成物6−2は、ほぼ1ミリリッターの組成物6−1をほぼ5ミリリッターのDMACを混ぜ合わせることで準備される。
【0066】
組成物6−1では処理された部分のβチクロテクストリンの乾燥重量はほぼ2.3マイクログラムであるように8つの喫煙品がバンドされている。処理された製品のIPはNIST番号6綿ダックIPテストで測定され、100%のパス率が出た。
【0067】
組成物6−2では処理された部分のβチクロテクストリンの乾燥重量はほぼ440マイクログラムであるように8つの喫煙品がバンドされている。処理された製品のIPはNIST番号6綿ダックIPテストで測定され、100%のパス率が出た。
【0068】
例7 多様な浸透性減少媒体の有効性は、下記の特性をもつ従来のフラックス巻煙草紙を使って比較することができる:ほぼ32CU浸透性、ほぼ28重量パーセントのカルシウム・カーボナイト、ほぼ0.60重量パーセントのクエン酸塩、及びほぼ26.0g/m2基礎重量。
【0069】
【表3】
Figure 2004528838
【0070】
ほぼ20センチメーターの長さの紙が切り取られ、浸透性減少組成物が幅ほぼ27.3ミリメーター、長さほぼ32.5ミリメーターの領域に適用される。処理の後、切片はほぼ75度C、ほぼ65%相対湿度で一晩保管される。処理された部分の浸透値は、フィルトローナPM-100浸透ユニット(1kPa測定圧力)で計測される。
【0071】
組成物7−1は、ほぼ16重量パーセントのスターチ(ナショナルスターチ、バークレイ、CA、製品番号51,6437)及びほぼ84重量パーセントの水を具備する。組成物7−1は、スターチ・パウダーを水に散布し、混合液をほぼ87度Cでほぼ15分間温めて準備される。組成物7−2はほぼ6.5重量パーセントエチルセルロース(フィッシャー・サイエンティフィック、フェアローン、NJ:カタログ番号E−152)及びほぼ93.5重量パーセントエチルアルコール溶液(95体積パーセントエチルアルコール及び5重量パーセント水)を具備する。
【0072】
組成物7−3は、ほぼ11.9重量パーセントエチルセルロース(フィッシャー・サイエンチフィック、フェアローン、NJ;カタログ番号E−152)及びほぼ88.1重量パーセントのイソプロピルアセテートを具備する。組成物7−4は、ほぼ9.7重量パーセントのハイドロクシオウロピル・セルロース(アルドリッチ、ミルヲーキー、WI;カタログ番号43,500−7)及びほぼ90.3重量パーセント脱イオン化水を具備する。組成物7−5は、ほぼ6.0重量パーセントのマイクロクリスタリン・セルロース(アルドリッチ、ミルヲーキー、WI;カタログ番号43,524−4;ほぼ15重量パーセントソヂウム・カーボキシルセルロースによりコーティングされているセルロース・パウダー)及びほぼ94.0重量パーセントの脱イオン化水を具備する。
【0073】
表3はセルロース/DMAC/リチウムクロライド、エチルセルロース、ハイドロクシプロピルセルロース、セルロース/水、及びスターチ/水組成物と共に別々に処理された紙の浸透値を示している。すべてのケースで、バンドしたソリューションの適用は非処理の紙に比べて相対的に浸透性の減少を生じた。とくにセルロース/DMAC/リチウムクロライドが非常に有効な浸透性減少物質であることを適用により思いがけず発見した。
【0074】
低度の紙浸透性が減少IPをもたらすメカニズムは、確実には知られていないが、おそらく燃えさしの酸素欠乏が原因であろう。巻煙草が接面層に置かれると、処理部分の低い浸透性が燃えさしに対する酸素の減少を引き起こし、それが引いては製品自身での鎮火を生じさせる。
【0075】
セルロース/DMAC/リチウムクロライドは、減少IP製品を示すのに必要な(例1他で示すように)最小の量を説明する思いがけない有効な浸透性減少物質であることを示した。申請者は、自己連結破壊溶剤システムと組合わされた他のポリサッカライドも有効な浸透性減少特性を有すると考える。さらに、セルロース/DMAC/リチウムクロライド(及び同類)の有効な浸透性減少特性は、組成物を高速度での印刷作業を可能にするとともに、紙のような原材料の減少した浸透性の部分の有効な製造を可能にする。
【0076】
例8 様々な浸透性減少媒体の有効性が喫煙品IP減少用に比較された、表4に挙られたような組成物が、非バンド喫煙品の本体周りの幅ほぼ7ミリメーターの周囲バンドを作るために使用される。周囲バンドは人手により適用され、喫煙品の着火端からほぼ15ミリメーターに配置される。
【0077】
【表4】
Figure 2004528838
【0078】
非バンド喫煙品は従来の紙包装紙、ほぼ72ミリメーターの煙草柱長さ、ほぼ25ミリメーターのセルロースアセテート非空気飽和フィルター部分、及び巻煙草煙草ブレンドから作成される。巻煙草は従来の巻煙草製造機械上で作られる。
【0079】
組成物8−1は、ほぼ5.1重量パーセントのマイクロクリスタリン・セルロース(アルドリッチ、ミルヲーキー、WI;カタログ番号43,524−4)及びほぼ94.9重量パーセント脱イオン化水の懸濁液を具備する。
【0080】
組成物8−2は、ほぼ9.10重量パーセントのマイクロクリスタリン・セルロース(アルドリッチ、ミルヲーキー、WI;カタログ番号43,524―4)及びほぼ90.90重量パーセント脱イオン化水の懸濁液を具備する。
【0081】
組成物7−4は、ほぼ13.6重量パーセントのセルロース・プロピナーテ(アルドリッチ、ミルヲーキー、WI;カタログ番号45,490−7)及びほぼ43.2パーセントのイソプロピルアルコール、及びほぼ43.2重量パーセント2−ブタンを具備する。
【0082】
表4はセルロース/DMAC/リチウムクロライドが非常に有効な浸透性減少物質であることを適用により示している。自己連結破壊溶剤システムと組合わされた他のポリサッカライドも有効な浸透性減少特性を有すると考える。自己連結破壊溶剤システムと組合わされたセルロースは水に分子が懸濁されているセルロースよりも有効な浸透性減少特性を有する(組成物8−2)。さらに、セルロース/DMAC/リチウムクロライドは、セルロース派生セルロースプロピオーネに溶解可能な有機溶剤(組成物8−3)より効率的であることが分かった。申請者は、自己連結破壊溶剤システムと組合わされた他のポリサッカライドも有効な浸透性減少特性を有すると考える。
【0083】
図7は、平方ミリメーター当たりほぼ0.3マイクログラムから平方ミリメーター当たりほぼ1.2マイクログラムのほぼ非誘導性セルロースをディメチルアセトアミド(DMAC)及び同類のリチウムクロライドを使って適用した喫煙品の分離された部分は、製品に減少IP特性を付与する可能性があることをグラフで示している。当業者には明らかなように、100%有効なIP減少を付与するために必要とされる量より多い原材料の適用でも100%IP減少を付与することができる。
【0084】
前述の説明を読んだ当業者には明らかなように、ある種の修正や改善策が可能である。たとえばセルロース/DMAC/リチウムクロライドなどの浸透性減少物質で紙を処理した後に、リチウムクロライドなどの塩類は、水の適用、及びぬぐい取り及び吸収の適用などと合せた水の適用など多様な公知の技術により紙内では減少又は再配分される可能性がある。申請者は、セルロース/DMAC/リチウムクロライド(及び同類)で処理された紙ののリチウムクロライドの減少は、減少IP喫煙者の製造業者にとり有益であると考える。修正や改善策の全てを記述することは簡潔な記載のために省略したが、それらも特許請求の範囲に含まれることに留意された。
【図面の簡単な説明】
【0085】
【図1】本発明の実施態様にしたがった喫煙品の外観を表す。
【図2】図1の喫煙品の展開図を表す。
【図3】図1の喫煙品を作るために使用される包装紙のボビンの外観を表す。
【図4】図3に示されたボビンに累積された包装紙の図解を表す。
【図5A】着火端から複数の喫煙品の集団内の各喫煙品の少なくとも一つの束ねられた部分までの距離は、前記集団内でランダムに連関されていることを特徴とする本発明の実施態様に従った喫煙品。
【図5B】着火端から前記複数の喫煙品の集団内の各喫煙品の少なくとも一つの束ねられた部分までの距離は、前記集団内で擬似ランダムに連関されていることを特徴とする本発明の実施態様に従った喫煙品。
【図5C】着火端から前記複数の喫煙品の集団内の各喫煙品の少なくとも一つの束ねられた部分までの距離は、前記集団内で漸次連関されていることを特徴とする本発明の実施態様に従った喫煙品。
【図6】図1、図5A、図5B及び図5Cのいずれかの巻煙草の集団のパッケージの図を表す。
【図7】従来技術に比べた本発明の巻煙草の集団の着火特性を示す。

Claims (151)

  1. 減少着火特性を有する喫煙品であって、煙草柱、及び、半浸透性を有し及び前記喫煙品が着火端及び遠端を含むように前記煙草柱を囲む下記を具備する包装紙を具備し、該包装紙が、非処理部分、及び、当初、非誘導溶剤混合物に溶かされた浸透性減少物質を含む組成物で処理される少なくとも一つの分離された部分を具備し、
    前記非誘導混合物は、当初、溶剤、及び、非誘導溶剤混合物の一部として、基礎浸透性を減少させる、浸透性減少物質に対する自己連結性粉砕材である、少なくとも一つの成分を含み、燃焼している煙草燃焼柱の燃え差しが前記処理部分を前進するにつれて、前記喫煙品が表面に置かれた場合には自身で消える、ことを特徴とする減少着火性を有する喫煙品。
  2. 前記喫煙品は減少着火特性を有する複数の喫煙品の集団の一つであることを特徴とする請求項1に記載された喫煙品。
  3. 前記処理された少なくとも一つの分離された部分は、着火端及び遠端の間の少なくとも一つの束ねられた部分に存在し、及び前記着火端から前記複数の喫煙品の前記集団内の各喫煙品の前記少なくとも一つの束ねられた部分までの距離は、前記集団内で漸次連関され、ランダムに連関され及び擬似ランダムに連関されているなかの一つであることを特徴とする請求項2に記載された喫煙品。
  4. 喫煙品の前記集団は喫煙品のパッケージであることを特徴とする請求項2に記載された喫煙品。
  5. 喫煙品の前記集団は喫煙品の無作為標本であることを特徴とする請求項2に記載された喫煙品。
  6. 前記集団の着火特性は50パーセントからほぼ100パーセントの間であることを特徴とする請求項2に記載された喫煙品。
  7. 前記処理された少なくとも一つの分離された部分は、少なくとも二つの分離された束ねられた部分に存在し、及び前記着火端から前記複数の喫煙品の前記集団内の各喫煙品の前記少なくとも一つの束ねられた部分までの距離は、前記集団内で漸次連関され、ランダムに連関され及び擬似ランダムに連関されているなかの一つであることを特徴とする請求項2に記載された喫煙品。
  8. 前記距離は漸次連関されていることを特徴とする請求項7に記載された喫煙品。
  9. 前記距離はランダムに連関されていることを特徴とする請求項7に記載された喫煙品。
  10. 前記距離は擬似ランダムに連関されていることを特徴とする請求項7に記載された喫煙品。
  11. 前記少なくとも二つの束ねられた部分は、前記喫煙品の前記着火特性を減少させるに十分な空間で配置されていることを特徴とする請求項7に記載された喫煙品。
  12. 前記少なくとも二つの束ねられた部分は、前記喫煙品が自由に燃焼することを容易にするの十分な空間で配置されていることを特徴とする請求項7に記載された喫煙品。
  13. 前記少なくとも二つの束ねられた部分は、少なくともほぼ1/10からほぼ1/1より大きい幅/中央・対・中央空間比率を有することを特徴とする請求項7に記載された喫煙品。
  14. 前記少なくとも二つの束ねられた部分は、少なくともほぼ3ミリメーターからほぼ10ミリメーターの中央・対・中央の空間を有することを特徴とする請求項7に記載された喫煙品。
  15. 前記少なくとも二つの束ねられた部分は、少なくともほぼ10ミリメーターからほぼ30ミリメーターの中央・対・中央の空間を有することを特徴とする請求項7に記載された喫煙品。
  16. 前記少なくとも二つの束ねられた部分は、視覚的に非束ねられた部分と同一であることを特徴とする請求項7に記載された喫煙品。
  17. 減少着火特性を有し及び着火端及び遠端を含む喫煙品を形成する煙草柱を囲む包装紙であって、半浸透性を有し及び下記を具備する包装紙:
    非処理部分及び
    ディメチルアセトアミド(DMAC)のリチウム・クロライドを使用して適用したほぼ非誘導性セルロースを平方ミリメーター当たりほぼ0.3マイクログラムからほぼ1.2マイクログラムの間の量の浸透性減少物質と共に処理された少なくとも一つの分離されて処理された部分であって、前記浸透性減少物質は、非誘導混合溶剤の一部が半浸透性を減少させる浸透性減少物資のための自己連結粉砕特性を有するために、燃焼している煙草燃焼柱の燃え差しが処理部分を前進するにつれて前記喫煙品が表面に置かれた場合には自身で消える少なくとも一つの成分を具備する当初非誘導溶剤に解かされた浸透性減少物質であることを特徴とする少なくとも一つの分離された部分。
  18. 前記成分は塩類であることを特徴とする請求項17に記載された包装紙。
  19. 前記塩類は組成物を含んだリチウムであることを特徴とする請求項18に記載された包装紙。
  20. 前記組成物を含んだリチウムは、燃焼時に前記非処理部分の灰の特性と前記少なくとも一つの処理される部分がほぼ同一になるような前記非誘導性溶剤組成物の浸透性減少物質の溶解を促進する量のリチウム・クロライドであることを特徴とする請求項19に記載された包装紙。
  21. 前記溶剤は有機物であることを特徴とする請求項17に記載された包装紙。
  22. 前記有機物溶剤はアミドであることを特徴とする請求項21に記載された包装紙。
  23. 前記アミドはディメチルアセトアミド(DMAC)及びNメチルピロリドン(NMP)の中の少なくとも一つであることを特徴とする請求項22に記載された包装紙。
  24. 前記溶剤組成物は有機性のものであることを特徴とする請求項20に記載された包装紙。
  25. 前記有機性の溶剤組成物はアミドであることを特徴とする請求項24に記載された包装紙。
  26. 前記アミドはディメチルアセトアミド(DMAC)及びNメチルピロリドン(NMP)の中の少なくとも一つであることを特徴とする請求項25に記載された包装紙。
  27. 前記浸透性減少物質は細孔充填物であって、前記細孔は少なくとも一つの処理部分の浸透性を減少させるために充填されることを特徴とする請求項17に記載された包装紙。
  28. 前記浸透性減少物質は薄膜形成物質であって、前記薄膜は少なくとも一つの処理部分の浸透性を減少させるために充填されることを特徴とする請求項17に記載された包装紙。
  29. 前記浸透性減少物質はポリマーであることを特徴とする請求項17に記載された包装紙。
  30. 前記ポリマーはポリサッカライドであることを特徴とする請求項29に記載された包装紙。
  31. 前記ポリサッカライドはスターチであることを特徴とする請求項30に記載された包装紙。
  32. 前記スターチはほぼ非誘導性であることを特徴とする請求項31に記載された包装紙。
  33. 前記ポリサッカライドはセルロースであることを特徴とする請求項30に記載された包装紙。
  34. 前記セルロースはほぼ非誘導性であることを特徴とする請求項33に記載された包装紙。
  35. 前記ポリサッカライドはチトサンであることを特徴とする請求項30に記載された包装紙。
  36. 前記チトサンはほぼ非誘導性であることを特徴とする請求項35に記載された包装紙。
  37. 前記ポリサッカライドはチキン質であることを特徴とする請求項30に記載された包装紙。
  38. 前記チキン質はほぼ非誘導性であることを特徴とする請求項37に記載された包装紙。
  39. 前記ポリサッカライドはアルジナイトであることを特徴とする請求項30に記載された包装紙。
  40. 前記アルジナイトはほぼ非誘導性であることを特徴とする請求項39に記載された包装紙。
  41. 前記分離されて処理される部分はバンドを具備することを特徴とする請求項17に記載された包装紙。
  42. 前記バンドは前記包装紙の燃焼線の後から酸素による煙草燃焼部を燃焼させた燃え差しを取り除くために十分な幅を有することを特徴とする請求項41に記載された包装紙。
  43. 前記バンドは、少なくともほぼ3ミリメーターの幅を有することを特徴とする請求項41に記載された包装紙。
  44. 前記分離されて処理される部分は、前記喫煙品の前記着火特性を減少させるに十分な空間で配置されている少なくとも二つのバンドを有することを特徴とする請求項17に記載された包装紙。
  45. 前記少なくとも二つのバンドは、ほぼ1/10からほぼ1/1の間の幅を有して配置されていることを特徴とする請求項44に記載された包装紙。
  46. 前記少なくとも二つのバンドは、ほぼ3ミリメーターからほぼ10ミリメーターの間の幅を有することを特徴とする請求項45に記載された包装紙。
  47. 前記少なくとも二つのバンド、ほぼ10ミリメーターからほぼ30ミリメーターの間の中央・対・中央の空間を有することを特徴とする請求項45に記載された包装紙。
  48. 前記包装紙のボビンは従来商業的に利用可能な製造機械で使用できる特性を有することを特徴とする請求項17に記載された包装紙。
  49. 前記処理される部分は、視覚的に非処理部分と同一であることを特徴とする請求項17に記載された包装紙。
  50. 前記処理される部分は、さらに充填材を含むことを特徴とする請求項17に記載された包装紙。
  51. 前記充填材は、粘土、タール、炭酸カルシウム、及び酸化チタニウムの中の少なくとも一つであることを特徴とする請求項50に記載された包装紙。
  52. 減少着火特性を有する喫煙品であって、煙草柱、及び、半浸透性を有し及び前記喫煙品が着火端及び遠端を含むように前記煙草柱を囲む下記を具備する包装紙を具備し、該包装紙が、非処理部分、及び、1平方ミリメーター当たりほぼ0.3マイクログラムからほぼ1.2マイクログラムの間の量のディメチルアセトアミド(DMAC)にリチウム・クロライドを使用して適用され、前記非誘導溶剤混合物は、溶剤成分M及び、非誘導溶剤混合物の一部として、基礎浸透性を減少させる、浸透性減少物質に対する自己連結性粉砕材である、少なくとも一つの成分を含み、燃焼している煙草燃焼柱の燃え差しが前記処理部分を前進するにつれて前記喫煙品が表面に置かれた場合には自身で消え、前記喫煙品は減少着火性を有する複数の喫煙品の集団の一つである、ことを特徴とする減少着火性を有する喫煙品。
  53. 前記処理された少なくとも一つの分離された部分は、着火端及び遠端の間の少なくとも一つの束ねられた部分に存在し、及び前記着火端から前記複数の喫煙品の前記集団内の各喫煙品の前記少なくとも一つの束ねられた部分までの距離は、前記集団内で漸次連関され、ランダムに連関され及び擬似ランダムに連関されているなかの一つであることを特徴とする請求項52に記載された喫煙品。
  54. 喫煙品の前記集団は喫煙品のパッケージであることを特徴とする請求項52に記載された喫煙品。
  55. 喫煙品の前記集団は喫煙品の無作為標本であることを特徴とする請求項52に記載された喫煙品。
  56. 前記集団の着火特性は50パーセントからほぼ100パーセントの間であることを特徴とする請求項52に記載された喫煙品。
  57. 前記処理された少なくとも一つの分離された部分は、少なくとも二つの分離された束ねられた部分に存在し、及び前記着火端から前記複数の喫煙品の前記集団内の各喫煙品の前記少なくとも一つの束ねられた部分までの距離は、前記集団内で漸次連関され、ランダムに連関され及び擬似ランダムに連関されているなかの一つであることを特徴とする請求項52に記載された喫煙品。
  58. 前記距離は漸次連関されていることを特徴とする請求項57に記載された喫煙品。
  59. 前記距離はランダムに連関されていることを特徴とする請求項57に記載された喫煙品。
  60. 前記距離は擬似ランダムに連関されていることを特徴とする請求項57に記載された喫煙品。
  61. 前記少なくとも二つの束ねられた部分は、前記喫煙品の前記着火特性を減少させるに十分な空間で配置されていることを特徴とする請求項57に記載された喫煙品。
  62. 前記少なくとも二つの束ねられた部分は、前記喫煙品が自由に燃焼することを容易にするの十分な空間で配置されていることを特徴とする請求項57に記載された喫煙品。
  63. 前記少なくとも二つの束ねられた部分は、少なくともほぼ1/10からほぼ1/1より大きい幅/中央・対・中央空間比率を有することを特徴とする請求項57に記載された喫煙品。
  64. 前記少なくとも二つの束ねられた部分は、少なくともほぼ3ミリメーターからほぼ10ミリメーターの中央・対・中央の空間を有することを特徴とする請求項57に記載された喫煙品。
  65. 前記少なくとも二つの束ねられた部分は、少なくともほぼ10ミリメーターからほぼ30ミリメーターの中央・対・中央の空間を有することを特徴とする請求項57に記載された喫煙品。
  66. 前記少なくとも二つの束ねられた部分は、視覚的に非束ねられた部分と同一であることを特徴とする請求項57に記載された喫煙品。
  67. 前記成分は塩類であることを特徴とする請求項52に記載された喫煙品。
  68. 前記塩類は組成物を含んだリチウムであることを特徴とする請求項67に記載された喫煙品。
  69. 前記組成物を含んだリチウムは、燃焼時に前記非処理部分の灰の特性と前記少なくとも一つの処理される部分がほぼ同一になるような前記非誘導性溶剤組成物の浸透性減少物質の溶解を促進する量のリチウム・クロライドであることを特徴とする請求項68に記載された喫煙品。
  70. 前記溶剤は有機物であることを特徴とする請求項52に記載された喫煙品。
  71. 前記有機物溶剤はアミドであることを特徴とする請求項70に記載された喫煙品。
  72. 前記アミドはディメチルアセトアミド(DMAC)及びNメチルピロリドン(NMP)の中の少なくとも一つであることを特徴とする請求項71に記載された喫煙品。
  73. 前記溶剤組成物は有機性のものであることを特徴とする請求項69に記載された喫煙品。
  74. 前記有機性の溶剤組成物はアミドであることを特徴とする請求項73に記載された喫煙品。
  75. 前記アミドはディメチルアセトアミド(DMAC)及びNメチルピロリドン(NMP)の中の少なくとも一つであることを特徴とする請求項74に記載された喫煙品。
  76. 前記浸透性減少物質は細孔充填物であって、前記細孔は少なくとも一つの処理部分の浸透性を減少させるために充填されることを特徴とする請求項52に記載された喫煙品。
  77. 前記浸透性減少物質は薄膜形成物質であって、前記薄膜は少なくとも一つの処理部分の浸透性を減少させるために充填されることを特徴とする請求項52に記載された喫煙品。
  78. 前記浸透性減少物質はポリマーであることを特徴とする請求項52に記載された喫煙品。
  79. 前記ポリマーはポリサッカライドであることを特徴とする請求項78に記載された喫煙品。
  80. 前記ポリサッカライドはスターチであることを特徴とする請求項79に記載された喫煙品。
  81. 前記スターチはほぼ非誘導性であることを特徴とする請求項80に記載された喫煙品。
  82. 前記ポリサッカライドはセルロースであることを特徴とする請求項79に記載された喫煙品。
  83. 前記セルロースはほぼ非誘導性であることを特徴とする請求項82に記載された喫煙品。
  84. 前記ポリサッカライドはチトサンであることを特徴とする請求項79に記載された喫煙品。
  85. 前記チトサンはほぼ非誘導性であることを特徴とする請求項84に記載された喫煙品。
  86. 前記ポリサッカライドはチキン質であることを特徴とする請求項79に記載された喫煙品。
  87. 前記チキン質はほぼ非誘導性であることを特徴とする請求項86に記載された喫煙品。
  88. 前記ポリサッカライドはアルジナイトであることを特徴とする請求項79に記載された喫煙品。
  89. 前記アルジナイトはほぼ非誘導性であることを特徴とする請求項88に記載された喫煙品。
  90. 前記分離されて処理される部分はバンドを具備することを特徴とする請求項52に記載された喫煙品。
  91. 前記バンドは前記包装紙の燃焼線の後から酸素による煙草燃焼部を燃焼させた燃え差しを取り除くために十分な幅を有することを特徴とする請求項90に記載された喫煙品。
  92. 前記バンドは、少なくともほぼ3ミリメーターの幅を有することを特徴とする請求項90に記載された喫煙品。
  93. 前記分離されて処理される部分は、前記喫煙品の前記着火特性を減少させるに十分な空間で配置されている少なくとも二つのバンドを有することを特徴とする請求項52に記載された喫煙品。
  94. 前記少なくとも二つのバンドは、ほぼ1/10からほぼ1/1の間の幅を有して配置されていることを特徴とする請求項93に記載された喫煙品。
  95. 前記少なくとも二つのバンドは、ほぼ3ミリメーターからほぼ10ミリメーターの間の幅を有することを特徴とする請求項94に記載された喫煙品。
  96. 前記少なくとも二つのバンド、ほぼ10ミリメーターからほぼ30ミリメーターの間の中央・対・中央の空間を有することを特徴とする請求項94に記載された喫煙品。
  97. 前記包装紙のボビンは従来商業的に利用可能な製造機械で使用できる特性を有することを特徴とする請求項52に記載された喫煙品。
  98. 前記処理される部分は、視覚的に非処理部分と同一であることを特徴とする請求項52に記載された喫煙品。
  99. 前記処理される部分は、さらにフィルターを含むことを特徴とする請求項52に記載された喫煙品。
  100. 前記フィルターは、粘土、タール、炭酸カルシウム、及び酸化チタニウムの中の少なくとも一つであることを特徴とする請求項99に記載された喫煙品。
  101. ほぼ非誘導性セルロースを平方ミリメーター当たりほぼ0.3マイクログラムからほぼ1.2マイクログラムの間の量の浸透性減少物質と共に処理されて、減少着火特性を有する煙草柱を囲むに適した少なくとも一つの分離されて処理された部分を有する包装紙を作成するための粗浸透性を有する紙に適用する合成物質であって、前記合成物質は、有機溶剤及び前記包装紙が乾燥したときには前記少なくとも一つの分離されて処理された部分が減少した浸透性を有するように前記溶剤の一部が自己連結粉砕特性を有する成分を当初具備する浸透性減少物質を当初有することを特徴とする合成物質。
  102. 前記成分は塩類であることを特徴とする請求項101に記載された合成物質。
  103. 前記塩類は組成物を含んだリチウムであることを特徴とする請求項102に記載された合成物質。
  104. 前記組成物を含んだリチウムは、燃焼時に前記非処理部分の灰の特性と前記少なくとも一つの処理される部分がほぼ同一になるような前記非誘導性溶剤組成物の浸透性減少物質の溶解を促進する量のリチウム・クロライドであることを特徴とする請求項103に記載された合成物質。
  105. 前記有機溶剤成分はディメチルアセトアミド(DMAC)及びNメチルピロリドン(NMP)の中の少なくとも一つであることを特徴とする請求項101に記載された合成物質。
  106. 前記有機溶剤成分はディメチルアセトアミド(DMAC)及びNメチルピロリドン(NMP)の中の少なくとも一つであることを特徴とする請求項104に記載された合成物質。
  107. 前記浸透性減少物質は細孔充填物であって、前記細孔は少なくとも一つの処理部分の浸透性を減少させるために充填されることを特徴とする請求項101に記載された合成物質。
  108. 前記浸透性減少物質は薄膜形成物質であって、前記薄膜は少なくとも一つの処理部分の浸透性を減少させるために充填されることを特徴とする請求項101に記載された合成物質。
  109. 前記浸透性減少物質はポリマーであることを特徴とする請求項101に記載された合成物質。
  110. 前記ポリマーはポリサッカライドであることを特徴とする請求項109に記載された合成物質。
  111. 前記ポリサッカライドはスターチであることを特徴とする請求項110に記載された合成物質。
  112. 前記スターチはほぼ非誘導性であることを特徴とする請求項111に記載された合成物質。
  113. 前記ポリサッカライドはセルロースであることを特徴とする請求項110に記載された合成物質。
  114. 前記セルロースはほぼ非誘導性であることを特徴とする請求項113に記載された合成物質。
  115. 前記ポリサッカライドはチトサンであることを特徴とする請求項110に記載された合成物質。
  116. 前記チトサンはほぼ非誘導性であることを特徴とする請求項115に記載された合成物質。
  117. 前記ポリサッカライドはチキン質であることを特徴とする請求項110に記載された合成物質。
  118. 前記チキン質はほぼ非誘導性であることを特徴とする請求項117に記載された合成物質。
  119. 前記ポリサッカライドはアルジナイトであることを特徴とする請求項110に記載された合成物質。
  120. 前記アルジナイトはほぼ非誘導性であることを特徴とする請求項119に記載された合成物質。
  121. 前記分離されて処理される部分はバンドを具備することを特徴とする請求項101に記載された合成物質。
  122. 前記バンドは前記包装紙の燃焼線の後から酸素による煙草燃焼部を燃焼させた燃え差しを取り除くために十分な幅を有することを特徴とする請求項121に記載された合成物質。
  123. 前記バンドは、少なくともほぼ3ミリメーターの幅を有することを特徴とする請求項121に記載された合成物質。
  124. 前記分離されて処理される部分は、前記喫煙品の前記着火特性を減少させるに十分な空間で配置されている少なくとも二つのバンドを有することを特徴とする請求項101に記載された合成物質。
  125. 前記少なくとも二つのバンドは、ほぼ1/10からほぼ1/1の間の幅を有して配置されていることを特徴とする請求項124に記載された合成物質。
  126. 前記少なくとも二つのバンドは、ほぼ3ミリメーターからほぼ10ミリメーターの間の幅を有することを特徴とする請求項124に記載された合成物質。
  127. 前記少なくとも二つのバンド、ほぼ10ミリメーターからほぼ30ミリメーターの間の中央・対・中央の空間を有することを特徴とする請求項124に記載された合成物質。
  128. 前記合成物質のボビンは従来商業的に利用可能な製造機械で使用できる特性を有することを特徴とする請求項101に記載された合成物質。
  129. 前記処理される部分は、視覚的に非処理部分と同一であることを特徴とする請求項101に記載された合成物質。
  130. 前記処理される部分は、さらに充填材ーを含むことを特徴とする請求項101に記載された合成物質。
  131. 前記充填材は、粘土、タール、炭酸カルシウム、及び酸化チタニウムの中の少なくとも一つであることを特徴とする請求項130に記載された合成物質。
  132. 下記のステップを具備する減少着火特性を有する喫煙品を作成する方法:
    ディメチルアセトアミド(DMAC)のリチウム・クロライドを使用して適用したほぼ非誘導性セルロースを平方ミリメーター当たりほぼ0.3マイクログラムからほぼ1.2マイクログラムの間の量の浸透性減少物質と共に処理された少なくとも一つの分離されて処理された部分を形成するために、有機成分及び溶剤の一部が浸透性減少物質のための自己消失材として機能するような少なくとも一つの成分を具備する溶剤に溶けている浸透性減少物質を具備する組成物により粗浸透性を有する紙の複数の分離された部分を処理するステップ;
    前記浸透性減少物質は、非誘導混合溶剤の一部が半浸透性を減少させる浸透性減少物資のための自己連結粉砕特性を有するために、燃焼している煙草燃焼柱の燃え差しが処理部分を前進するにつれて前記喫煙品が表面に置かれた場合には自身で消えるような減少着火特性を有し及び着火端及び遠端を含む喫煙品を形成する煙草柱を囲むステップ。
  133. 前記塩類は組成物を含んだリチウムであることを特徴とする請求項132に記載された方法。
  134. 前記組成物を含んだリチウムは、燃焼時に前記非処理部分の灰の特性と前記少なくとも一つの処理される部分がほぼ同一になるような前記非誘導性溶剤組成物の浸透性減少物質の溶解を促進する量のリチウム・クロライドであることを特徴とする請求項132に記載された方法。
  135. 前記有機溶剤成分はディメチルアセトアミド(DMAC)及びNメチルピロリドン(NMP)の中の少なくとも一つであることを特徴とする請求項132に記載された方法。
  136. 前記有機溶剤成分はディメチルアセトアミド(DMAC)及びNメチルピロリドン(NMP)の中の少なくとも一つであることを特徴とする請求項134に記載された方法。
  137. 前記浸透性減少物質は細孔充填物であって、前記細孔は少なくとも一つの処理部分の浸透性を減少させるために充填されることを特徴とする請求項132に記載された方法。
  138. 前記浸透性減少物質は薄膜形成物質であって、前記薄膜は少なくとも一つの処理部分の浸透性を減少させるために充填されることを特徴とする請求項132に記載された方法。
  139. 前記浸透性減少物質はスターチ、セルロース、チトサン、チチン、アルジナイト及びこれらの組合せの少なくとも一つを含むポリサッカライドであることを特徴とする請求項132に記載された方法。
  140. 前記浸透性減少物質はセルロースを含むポリサッカライドであることを特徴とする請求項132に記載された方法。
  141. 前記セルロースはほぼ非誘導性であることを特徴とする請求項140に記載された方法。
  142. さらに充填材を含むことを特徴とする請求項131に記載された方法。
  143. 前記充填材はは、粘土、タール、炭酸カルシウム、及び酸化チタニウムの中の少なくとも一つであることを特徴とする請求項142に記載された方法。
  144. 減少及び再配分する中の少なくとも一つのステップを含む請求項131に記載された方法。
  145. 前記減少及び再配分する少なくとも一つのステップは水を適用するステップを含むことを特徴とする請求項144に記載された方法。
  146. さらに乾かす及び吸い取る中の少なくとも一つのステップを含む請求項145に記載された方法。
  147. 燃焼している煙草燃焼柱の燃え差しが処理部分を前進するにつれて前記喫煙品が表面に置かれた場合には自身で消えるように着火特性を減少させる組成物と共に少なくとも一つの分離された部分を含む喫煙品を形成する煙草柱を囲む包装紙を作成する方法であって下記のステップを具備する方法:
    ディメチルアセトアミド(DMAC)のリチウム・クロライドを使用して適用したほぼ非誘導性セルロースを平方ミリメーター当たりほぼ0.3マイクログラムからほぼ1.2マイクログラムの間の量の浸透性減少物質と共に処理された少なくとも一つの分離されて処理された部分を乾かすために、ほぼ非誘導性セルロースを平方ミリメーター当たりほぼ0.3マイクログラムからほぼ1.2マイクログラムの間の量の浸透性減少物質と共に処理して、減少着火特性を有する煙草柱を囲むに適した少なくとも一つの分離されて処理された部分を有する包装紙を作成するための粗浸透性を有する紙の複数の分離された部分を処理するステップ。
  148. 減少着火特性を有する喫煙品であって、煙草柱、及び、半浸透性を有し及び前記喫煙品が着火端及び遠端を含むように前記煙草柱を囲む下記を具備する包装紙を具備し、該包装紙が、非処理部分、及び、1平方ミリメーター当たりほぼ0.3マイクログラムからほぼ1.2マイクログラムの間の量のディメチルアセトアミド(DMAC)にリチウム・クロライドを使用して適用され、前記非誘導溶剤混合物は、溶剤成分M及び、非誘導溶剤混合物の一部として、基礎浸透性を減少させる、浸透性減少物質に対する自己連結性粉砕材である、少なくとも一つの成分を含み、燃焼している煙草燃焼柱の燃え差しが前記処理部分を前進するにつれて前記喫煙品が表面に置かれた場合には自身で消え、前記喫煙品は減少着火性を有する複数の喫煙品の集団の一つである、ことを特徴とする減少着火性を有する喫煙品の包装紙を作成するための基礎浸透性を有する紙の複数の分離された部分を処理するステップ;
    燃焼している煙草燃焼柱の燃え差しが処理部分を前進するにつれて前記喫煙品が表面に置かれた場合には自身で消えるように前記包装紙を囲む煙草柱の端の間に少なくとも一つの分離された部分を含む喫煙品を形成する煙草柱を囲む包装紙を作成するステップ。
  149. 下記を具備する減少着火特性を有する喫煙品のパッケージ:
    パッケージ;
    前記パッケージ内の20本の喫煙品であって、各喫煙品が下記を具備するもの;
    煙草柱;
    前記喫煙品が着火端及び遠端を含むように前記煙草柱を囲む包装紙;
    束ねられていない部分と実質的に異なる燃焼特性を有する前記着火端及び遠端間の少なくとも二つの束ねられた部分であって、前記少なくとも二つの束ねられた部分は、ディメチルアセトアミド(DMAC)のリチウム・クロライドを使用して適用したほぼ非誘導性セルロースを平方ミリメーター当たりほぼ0.3マイクログラムからほぼ1.2マイクログラムの間の量の浸透性減少物質と共に処理された少なくとも一つの分離されて処理されていることを特徴とする部分;及び
    前記集団内で漸次連関され、ランダムに連関され及び擬似ランダムに連関されているなかの一つである前記着火端から前記複数の喫煙品の前記集団内の各喫煙品の前記少なくとも一つの束ねられた部分までの距離。
  150. 下記を具備する減少着火特性を有する喫煙品の抽出標本:
    複数の喫煙品であって、各喫煙品が下記を具備するもの;
    煙草柱;
    前記喫煙品が着火端及び遠端を含むように前記煙草柱を囲む包装紙;
    束ねられていない部分と実質的に異なる燃焼特性を有する前記着火端及び遠端間の少なくとも二つの束ねられた部分であって、前記少なくとも二つの束ねられた部分は、ディメチルアセトアミド(DMAC)のリチウム・クロライドを使用して適用したほぼ非誘導性セルロースを平方ミリメーター当たりほぼ0.3マイクログラムからほぼ1.2マイクログラムの間の量の浸透性減少物質と共に処理された少なくとも一つの分離されて処理されていることを特徴とする部分;及び
    前記集団内で漸次連関され、ランダムに連関され及び擬似ランダムに連関されているなかの一つである前記着火端から前記複数の喫煙品の前記集団内の各喫煙品の前記少なくとも一つの束ねられた部分までの距離。
  151. 下記を具備する減少着火特性を有する巻煙草作成に用いられる煙草紙:
    非処理部分及び処理部分を有する半浸透性の線維性紙であって、前記処理部分は、溶剤、及び非誘導混合溶剤の一部が半浸透性を減少させる浸透性減少物資のための自己連結粉砕特性を有するために、燃焼している煙草燃焼柱の燃え差しが処理部分を前進するにつれて、前記喫煙品が表面に置かれた場合には自身で消える、ことを特徴とする少なくとも一つの成分を具備する当初非誘導溶剤に解かされた浸透性減少物質を具備する組成で処理された少なくとも一つの分離された処理部分を有する線維性紙;
    自身で火が消えるのに十分な量の浸透性減少物資;及び
    喫煙者が、前記巻煙草の非処理部分を喫煙する微器官の経験とほとんど区別できないような喫煙経験をするのに十分な量の燃焼率促進物質。
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