JP2004527029A - 投資の選択を容易にするシステム - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2001年2月6日に出願されたBrian A. Hunterらの米国暫定特許出願第60/266,705号「System for selecting portfolio managers」からの優先権を主張するものである。
【0002】
発明の背景
1.発明の分野
本発明は、概してユーザがいくつかの選択肢から選択を行う際の助けになるように情報をユーザに示すシステムに関し、詳細には、投資家の要求に最もよく適合する投資の選択を補助する対話型システムに関する。
【背景技術】
【0003】
2.関連技術の説明
ネットワーク化コンピューティングが発展し、特にインターネットが発展することによって、投資家の生活はより楽になると共により厳しくなっている。生活が以前よりも楽になっているのは、投資に関して賢明な決定を下すのに必要なデータを見つけて検索し、データが検索された後そのデータを処理するのがより容易になったからである。生活が厳しくなったのは、あまりにも多くのデータおよびそれを処理する方法の数によって、データを投資家が必要とする情報、すなわち、投資家がいくつかの投資可能性から賢明な選択を行うのを可能にする情報に変換するプロセスが複雑になっているからである。
【0004】
賢明な投資家が自分の投資の基本とするものは利回り、リスク、およびダイバーシティ(Diversity)である。投資家は、比較的リスクが少なくて比較的利回りの良い投資を望んでおり、さらに、ある投資に損失をもたらす環境が他の投資に損失をもたらすことのないように自分の投資が受けるリスク間のダイバーシティを望んでいる。したがって、投資家が賢明に選択する必要のあるものは、ある期間に関して関心対象の各投資ごとに以下のことを示す、個々の投資可能性に関するデータを見る方法である。
・関心対象のベンチマークと比較した、ある期間にある投資によって生じる全利回り、
・投資のリスクの程度を示す、ある期間におけるある投資のボラティリティ(volatility)、
・この期間のマーケット・ショックに対する投資の回復力
もちろん、投資家が求めているものは、ボラティリティを最小限に抑えつつ利回りおよび回復力を最大にする投資である。
【0005】
投資家は、関心対象のいくつかの投資を見つけた後、数群の可能な投資を見て、各群内の投資がリスクのダイバーシティの観点からどのように互いに関係しているかを確認する必要がある。リスクのダイバーシティは、ある投資の価値に影響を与えるリスクが他の投資に影響を与えるリスクから独立している程度を示す。一般に、1組の投資におけるリスクのダーバーシティが大きいほど、1組の投資全体の価値はより安定になる。
【0006】
上記の情報を投資家に提供し、投資家が個々の投資可能性のリスクおよび利回りを比較し、リスクのダイバーシティに関して投資が互いにどのように関係しているのか確認するのを容易にする様式で情報を提供する単一の使いやすいツールが必要である。本明細書で開示される本発明の目的は、このようなツールを提供することである。
【発明の開示】
【0007】
発明の概要
本発明のツールは、1組の投資機会のパフォーマンスを分析する。このツールは、1組の投資機会のそれぞれについてある期間をカバーする投資パフォーマンス情報を分析するアナライザと、装置のユーザがアナライザの動作を制御し分析の結果を表示させるのに使用できるグラフィカル・ユーザ・インタフェースとを含んでいる。アナライザは、表示される結果によってユーザが投資機会のパフォーマンスを比較することができるスクリーニング・モード、および表示される結果によってユーザが投資機会対のパフォーマンスをリスクのダイバーシティに関して比較することができるフィッティング・モードで動作する。
【0008】
本発明のさらなる局面では、アナライザは、1組の投資機会のそれぞれについての擬似信頼性尺度であるハンター比率(Hunter Ratio)を比較すると共に、投資機会対についてブレンド不安尺度を比較する。好ましい態様では、アナライザは、スクリーニング・モードでハンター比率を算出し、フィッティング・モードでブレンド不安を算出する。好ましい態様では、一対の投資機会のブレンド不安はこの対のパフォーマンスの共分散である。
【0009】
本発明の他の局面では、このツールは、まずハンター比率を求めるように投資機会が分析され、次いでブレンド不安を求めるように投資機会が分析される投資分析方法に使用することができる。。
【0010】
このツールのグラフィカル・ユーザ・インタフェースはさらに、ユーザが潜在的な投資機会のサブセットを選択し、かつ潜在的な投資機会の資産クラスに応じてこの選択を行う事を可能にする。ユーザは、投資パフォーマンス情報が得られる期間の一部にわたって、アナライザによる投資パフォーマンス情報に関して実行すべき1組の動作を選択することもできる。このような動作は、この期間の選択された部分にわたって投資パフォーマンス情報に関して実行される。ユーザはさらに、ブレンド不安が算出されるサブセット対が得られる投資家のサブセットを選択することができる。分析の結果は、ユーザによって通常の方法で処理することのできるスプレッドシートに出力される。
【0011】
本発明に関係する当業者には、以下の詳細な説明および図面を検討したときに他の目的および利点が明らかになろう。
【0012】
図面中の参照番号は3つ以上の数字を有しており、右から2桁の数字は、残りの数字によって示される図面中の参照番号である。したがって、参照番号203を有する項目は最初、図2に項目203として現れる。
【0013】
詳細な説明
以下の詳細な説明ではまず、ユーザに示されるツールの概要を説明し、次いでツールの実現態様について説明する。
【0014】
ツールの機能の概要:図1
このツールは、出力がCRTなどの表示装置上のディスプレイであり、ディスプレイ上のアクティブ・エリアへの入力がキーボードおよびマウスなどのポインティング・選択装置を用いて行われる標準グラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)によって、標準コンピュータ・システムで実現される。ユーザは、このツールによって以下の3つのことを行うことができる。
・調査すべき資産クラスおよび資産クラスに属する投資機会と、この調査で使用すべきベンチマークおよび期間を選択する。資産クラスは、本明細書では、特定の投資戦略に属することを含む、共通の特性を共有する任意の1組の投資機会と理解される。ベンチマークとは、他の投資の比較対象となるU.S.債券に対する利回り率などの尺度である。
・各投資機会が、選択されたベンチマークおよび期間に関して、投資価値の様々な尺度に照らしてどの程度であるかを調べることによって投資機会をスクリーニングする。
・投資機会が、1組の投資可能性におけるリスクのダイバーシティを増大させ、したがって、1組の投資可能性の全体的なリスクを減らす程度を確認するように投資機会をフィッティングする。
【0015】
図1は、上述のレベルでのツールの動作を示すフローチャート101である。ユーザは103でツールの使用を開始し、ツールは、ユーザが停止するのを望むまでループ105を実行し続ける。ユーザは、ツールを使用している際の任意の点で、ケース文107で示されているように3つの全般的なクラスの1つに属する活動の実行を選択することができる。
・選択ブランチ109では、調査すべき資産クラスおよび投資機会、ベンチマーク、および期間を決定する全般的なパラメータを編集する(111)。
・スクリーニング・ブランチ113では、以下の活動が行われる。
出力フィールド、追加の出力フィールドを作成するために実行すべき出力計算、および出力計算の期間を含むスクリーニング・パラメータの編集(117)、
出力計算の実行、ならびに
出力フィールドの表示。
・フィッティング・ブランチ121では、以下の活動が行われる。
リスクのダイバーシティに関してどの投資機会を他のどの投資機会と比較するかを決定するフィッティング・パラメータの編集(123)、
フィッティング計算の実行(125)、および
フィッティング結果の表示(127)。
【0016】
一般に、ツールのユーザは以下のように処理を進める。ユーザは、選択ブランチ109において関心対象の資産クラス、資産クラスに属する投資、期間、および出力計算を選択し、選択された投資機会のパフォーマンスをスクリーニング・ブランチ113を用いて調べた後、フィッティング・ブランチ121でフィッティングされる、スクリーニング・ブランチ113において選択された投資機会の有望なサブセットを選択し、有望なサブセット内の投資によってもたらされるリスクのダイバーシティがどのようなものであるかを調べる。ユーザは次いで、最初に選択ブランチ109で選択された投資から、リスクのダイバーシティを用いて最終的な選択を行う。
【0017】
ユーザが見るツールの詳細
好ましい態様では、ユーザが比較する投資機会は、管理された投資ファンドである。ユーザ・インタフェースでは、このような管理された投資ファンドを「マネージャ」と呼ぶ。しかし、ツールによって実行される動作が、ファンド・マネージャを分析するために本発明で用いられるデータに類似したデータが得られる任意の投資機会に関して実行できる動作であることに留意されたい。
【0018】
選択ブランチ109用のウィンドウ:図2および3
ユーザがツールの使用を開始したとき、最初に表示されるウィンドウは、図2に示されているウィンドウ201である。図1に関しては、ウィンドウ201はブランチ109に属する。ウィンドウ201は、ユーザが、選択されたマネージャを評価する際に使用すべきマネージャおよびベンチマークを指定するのを可能にする。タブ制御203は、ユーザがマネージャ・ビューとベンチマーク・ビュー(205)を切り替えるのを可能にする。マネージャ・ビュー203は、マネージャのリスト204を含み、リスト内の個々のマネージャは、リスト・エントリの左側のチェック・ボックスを用いて選択することができる。215の各ボタンは、ユーザがリスト204内のすべてのマネージャを選択するか、またはリスト204内のすべてのマネージャをクリアするのを可能にする。「Select Asset Class(資産クラスの選択)」ドロップダウン202は、ユーザがリストを資産クラスごとにフィルタリングするのを可能にする。ある資産クラスが選択されると、この資産クラスに属する投資を管理するマネージャのみがリスト204内に表示される。「All(すべて)」オプションは、ツールがパフォーマンス・データを有するすべてのマネージャを示す。タブ207は、Assign Benchmark(ベンチマーク割当て)タブである。リスト204からマネージャが選択されると、そのマネージャはマネージャ−ベンチマーク対のリスト208に付加される。次いで、マネージャは、選択されたベンチマークと突きあわせてスクリーニングされる。リスト208内のリスト・エントリ内の「Set(設定)」ボタン210をクリックすると、このベンチマークに関して選択されたすべてのマネージャが、この行において定義されているベンチマークに関する情報で更新される。以下に詳しく説明するように、Period(期間)タブ209は、ユーザがスクリーニングおよび/またはフィッティングの分析期間を指定するのを可能にし、タブ211はスクリーニング動作用のウィンドウを選択し、タブ213はフィッティング動作用のウィンドウを選択する。
【0019】
図3は、ユーザが、タブ207に関して選択されたベンチマークに関してタブ203で選択されたマネージャのスクリーニング分析および/またはフィッティング分析で使用すべき期間を求めるのに使用するタブ209の詳細なビューを有するブランチ109のウィンドウ301を示している。利用可能なオプションは以下のとおりである。
・All(すべて)303−選択された各マネージャごとのすべての報告される期間、
・Maximum common periods across selected manager(選択された各マネージャの最大共通期間)305−このタイムフレームは、すべての選択されたマネージャが共有する最大間隔に制限される。
・Last(最後)307−期間は、最後に入力された年/月(たとえば、6か月、3年など)に制限される。
・Custom Period(カスタム期間)311−ユーザは任意の期間を入力することができる。期間の開始日付を指定することも、ユーザが「From Inception(最初の分析から)」(313)を選択することもできる。同様に、ユーザは、終了日付を指定することも、「Last Reported(最後の報告まで)」(315)を選択することもできる。
【0020】
スクリーニング・ブランチ113用のウィンドウ:図4〜6
図4は、ユーザがScreening(スクリーニング)タブ211を選択したときに表示されるウィンドウ401を示している。このタブは、フローチャート101内のブロック115に対応する。このタブは、ユーザが、画面201および301を用いて選択されたマネージャ、ベンチマーク、および期間を使用するスクリーニング動作をさらに定義するのを可能にする。ユーザは、タブ211を用いて、スクリーニング動作の結果に関して作成されるディスプレイに表示することを望むフィールドを定義することができ、かつ実行するべきスクリーニング動作を指定することもできる。まず403で、タブ211のこの部分は、ユーザが出力に表示すべきいくつかのフィールドを選択するのを可能にするチェックボックスを提供する。部分405は、ユーザが動作のリスト407から動作を選択するのを可能にする。動作が選択されると、動作の結果を含むフィールドが、スクリーニング動作の結果に関して作成されディスプレイに表示される。ユーザは、画面401を用いて走査のセットアップを終了すると、ボタン417をクリックして走査を開始する。
【0021】
引き続き部分403について詳しく説明すると、Start Date(開始日付)、End Date(終了日付)、および # of Months(月の数)は、Periodタブ209の設定によって決定された時間表現を用いて各フィールドを作成する。残りのフィールドに表示される値は、タブ207を用いて割り当てられたベンチマークの値に対して定義される。これらの値は以下のように算出される。
・% Benchmark Upside (ベンチマーク上昇率)
(トータル・ポジティブ・リターン)/(トータル・ポジティブ・ベンチマーク・リターン)として算出される。
・% Benchmark Downside (ベンチマーク下落率)
(トータル・ネガティブ・リターン)/(トータル・ネガティブ・ベンチマーク・リターン)として算出される。
・Benchmark Up/Down Ratio (ベンチマーク上昇/下落比)
(ベンチマーク上昇率)/(ベンチマーク下落率)として算出される。
・% Periods w/Gain (期間w/利得率)
(期間数w/ポジティブ・リターン)/(総期間数)として算出される。
・Average Gain To Loss (平均利得損失比)
(ポジティブ・リターンの和/ポジティブ・リターン数)として算出される。
【0022】
Output Calculations(出力計算)部405は、ユーザが、選択されたマネージャおよびベンチマークに関するデータを用いて実行される計算を指定するのを可能にする。出力計算は、計算(409)、計算を行う期間(411)、および計算が表示されるフォーマット413を選択するのを可能にするサブウィンドウ407を用いて選択される。ボタン415は、ユーザが計算期間をカスタマイズするのを可能にする。407では、単一の出力計算、ハンター比率のみが指定されている。しかし、好ましい態様では、ウィンドウ部405を用いて指定できる出力計算には、シャープ比率、ローリング・リターン、ドローダウン(drawdown)、標準偏差、およびハンター比率が含まれる。所与のスクリーニングに関して複数のこのような計算を指定することができる。ハンター比率を除いてこれらの計算は公知である。すべてのこれらの計算は、マネージャおよび/またはベンチマークに関してローリング・リターンを使用する。ローリング・リターンは以下のように算出される。
ローリング・リターン−分析期間のローリング・リターン
一連の各利回りについて、
ローリング・リターン=ローリング・リターン*(1+期間利回り)
総利回り=ローリング・リターン−1
次
【0023】
簡単に言えば、計算は以下のように行われる。
・ドローダウン−定義された市場ボラティリティ期間にわたる一連の利回りと一連のベンチマークとの比。以下のように算出される。
(ある期間のローリング・リターン)/(ある期間のローリング・ベンチマーク・リターン)
【0024】
・シャープ比率−以下のように算出される。
【0025】
・ハンター比率−すべてのn期間シャープ比率を一連のすべてのn期間シャープ比率の標準偏差で割った平均。以下のように算出される。
平均(n期間にわたるシャープ比率)/標準偏差(n期間にわたるシャープ比率)
【0026】
標準偏差の計算は非常によく知られているので、詳しく説明する必要はない。
【0027】
ハンター比率は新しい尺度である。ハンター比率は、期間選択の偏りを最小限に抑えながら、ある期間にわたるマネージャのパフォーマンス持続を反映する。したがって、ハンター比率は、2001年1月9日に出願されたHunterらのPCT/US01/00636号に記載されたような信頼性測定の計算要件なしにマネージャの信頼性の概念を実現する。ハンター比率は、マネージャがパフォーマンスを開始してから最低で3年のローリング期間にわたって測定され、5年から7年のローリング期間でより統計的に有効になる。
【0028】
スクリーニングで作成される他の統計とハンター比率を共役させるとさらなる展望が付加される。たとえば、スクリーニング中のマネージャの資産クラスに関連するより短いコンバルシブ期間にわたってスクリーニングを行い、危機期間を微視的に見たときに各マネージャがどのように見えるかについてのスナップショットを、ドローダウンを用いて得ることができる。ハンター比率とドローダウンは共に、最悪の市場の荒れおよびより穏やかな中間市場圧力の双方を切り抜けられるようにマネージャの見込みについて固有の予想を立て、同時に該当する資産クラスに関する競争相手および関連するベンチマークの双方を完全に上回るマージンをもたらす。
【0029】
図5は、スクリーニングをさらに環境設定するためにウィンドウ401と共に使用されるいくつかのサブウィンドウを示している。サブウィンドウ501は、リスト407内のハンター比率・エントリに関してボタン415をクリックしたときに表示される。サブウィンドウ501は、ユーザが、ハンター比率を算出すべき1つまたは複数の期間を定義するのを可能にする。サブウィンドウ503は、他の出力計算のいずれかに関してボタン415をクリックしたときに表示される。サブウィンドウ503は、ユーザが、Periodタブ209上に示されている分析期間を用いることを指定するか、または計算用の1つまたは複数の特別の分析期間を指定するのを可能にする。この特別の期間は、Periodタブ209上の期間と同様に指定することができる。ハンター比率に関して選択された各期間に関する計算またはその他の計算の結果は、スプレッドシート内の別個のフィールドに表示される。計算がベンチマークを伴うものである場合、このベンチマークは、タブ207を用いて選択されたベンチマークになる。サブウィンドウ505は、ユーザがStart Screening(スクリーニング開始)ボタン417をクリックした後で表示される。このサブウィンドウ505は、ユーザが、スクリーニング動作の結果である各フィールドがスプレッドシート内に表示される順序を指定するのを可能にする。サブウィンドウ505内のフィールドの縦の順序はスプレッドシート行中の各フィールドの左から右への順序になる。
【0030】
好ましい態様では、タブ209を用いて指定された期間に関してタブ203および205を用いて指定されたマネージャおよびベンチマークに関してScreeningタブ211を用いて指定された計算の結果はスプレッドシートに出力される。図6は、ユーザがベンチマークおよび4つのマネージャを指定した場合に表示されたスプレッドシートを示している。スプレッドシート601は、一方が、タブ609で識別され、スクリーニングの結果を示し、一方が、タブ611で識別され、フィッティングの結果を示す2つのワークシートを有している。スプレッドシート601において、ユーザはタブ609を選択している。スプレッドシートは、表603内に、選択された各マネージャごとの行605を有している。行内の各フィールドは、タブ211を用いて選択されたフィールドに対応し、サブウィンドウ505内のユーザの指定に応じて順序付けされている(しかし、サブウィンドウ505内に実際に示されている順序がスプレッドシート601には使用されていないことに留意されたい)。ヘッダ607は、フィールドのタイトルを有している。もちろん、選択されたフィールド内の値に従って行をソートすることを含め、通常のスプレッドシート動作ならどんな動作でも表603に対して実行することができる。ここで、613に示されているように、各行はハンター比率の値によってソートされている。
【0031】
フィッティング・ブランチ121用のウィンドウ:図7および8
フィッティング動作では、リスクのダイバーシティの観点から各マネージャ対が比較される。これは、マネージャ対の利回りに関する相関および共分散を算出することによって行われる。リスクのダイバーシティが大きいほど、マネージャ対の相関および共分散は低くなる。相関と共に共分散を算出することの利点は、共分散が分散のより有力な指標であることである。共分散がより有力であるのは、分散と、2つのマネージャのボラティリティをブレンドする影響とが測定されるからである。数学的には、共分散は、2つのマネージャの相関共分散とそれぞれの標準偏差との積である。したがって、2つの非常に異なる資産クラスにボラティリティの極めて高い2つのマネージャを有することができ、相関がほぼ零である場合、2つのマネージャは極めてフィットしている可能性が高く、逆に、マネージャのボラティリティが低く相関が高い場合、2つのマネージャが同時に大きなネガティブ・リターンを与える場合に投資家に多くの「不安」をもたらす極めて不十分な組合せが生じる可能性がある。共分散と投資家とのこの関係によって、本発明の開発者は、そのユーザ・インタフェースにおいて「ブレンド不安」という語を使用している。このツールの他の態様では、ブレンド不安の他の尺度を使用することができる。1つのそのような尺度は、上記で引用したPCT/US01/00636号に記載された投資アロケーション技術によってもたらされる。
【0032】
図7は、Fitting(フィッティング)タブ213の詳細を見ることのできるウィンドウ701を示している。Fittingタブ213は、ユーザが、フィッティング動作が実行される2つのマネージャ群を選択するのを可能にする。一方の群はx軸群と呼ばれ、他方の群はy軸群と呼ばれる。x軸群の各メンバーは、y軸群の各メンバーにフィッティングされる。このフィッティング動作は、タブ209を用いて指定された期間にわたって行われる。
【0033】
マネージャ群は、タブ203を用いてすでに指定されている1組のマネージャから選択される。ユーザがFittingタブ213を選択すると、204ですでに選択されているマネージャが、選択された項目フィールド703に表示される。フィールド703内のマネージャをこのフィールドと、x軸群に関して現在選択されているマネージャをリストするx軸フィールド705との間で移動するのにボタン709および711を用いることができる。各マネージャをフィールド703と、y軸群に関して現在選択されているマネージャをリストするy軸フィールド707との間で移動するのにy軸フィールド707用の同等のボタンを用いることができる。各マネージャは、ボタン713を用いることによってフィールド705内で順序付けることができ、同等のボタンをフィールド707で用いてこのフィールド内で同じことを行うことができる。Preview(プレビュー)ボタン715をクリックすると、フィッティング動作によって作成されるスプレッドシートの配置のプレビューが与えられ、一方、Start Fitting(フィッティング開始)ボタン717をクリックすると、選択されたX軸群およびY軸群に対してフィッティング動作が開始される。
【0034】
図8は、フィッティング動作の結果として得られるスプレッドシート・ワークシート801を示している。ワークシート801は、ユーザがタブ611を選択したときに表示される。この場合、ワークシート801は3つのマネージャのX軸群806および6つのマネージャのY軸群802にフィッティング動作を適用した結果を示す。このフィッティング動作は811において指定された期間に関する。一般に、Y軸群の各メンバーはスプレッドシート内に行803を有し、X軸群の各メンバーは、各行内に2つのフィールド805を有する。所与のY軸マネージャに属する行内の所与のX軸マネージャに関するフィールドの内容は、この所与のX軸マネージャと所与のY軸マネージャとで構成された対に関する相関係数および共分散である。行803では、フィールド807は相関係数を含み、フィールド809は共分散値を含んでいる。このディスプレイでは、相関係数および共分散は「ダイバーシティ」(Div)および「ブレンド不安」(BA)と呼ばれている。ウィンドウ801に示されている配置は、ツールのユーザが、リスクのダイバーシティに関して2つの投資可能性が互いにどのように関係しているかを理解するのを容易にする。
【0035】
潜在的な投資の組合せの信頼性の測定
ハンター比率とブレンド不安によって、潜在的な投資の組合せの信頼性を測定する方法がツールのユーザに提供される。上記で指摘したように、ハンター比率は、ある時間にわたるマネージャのパフォーマンス持続を反映し、したがって、マネージャの信頼性を測定する。したがって、ユーザは、マネージャの信頼できる組合せを見つけるために、まず関心対象のマネージャをスクリーニングしてマネージャのハンター比率を求め、次いで許容できるハンター比率をマネージャ対にフィッティングする。この場合、最良のフィットを有する対は、上記で引用した国際公開公報第01/00636号に記載された資源アロケーション技術を用いてさらに分析できる1組のマネージャを構成する。
【0036】
コンピュータ・システムにおけるツールの実現:図9
図9は、このツールの好ましい態様が実現されるコンピュータ・システム901を示している。好ましい態様では、このツールは「プロファイラ(ProFiler)」と呼ばれる。システム901は、2つの主要な構成要素、すなわち、サーバ・プロセッサに接続されたサーバ・プロセッサ909および1つまたは複数のクライアント・プロセッサ925を有している。サーバ・プロセッサ909は、インターネット907との接続を有し、かつその接続を介して、ベンチマーク・データ903およびマネージャ・データ905を含むデータベースとの接続を有している。
【0037】
引き続きサーバ・プロセッサ909について詳しく説明すると、サーバ・プロセッサ909はさらに、コピー・データベース917および919を含んでいる。コピー・データベース917は、ベンチマーク・データ903から得たデータのコピーを含み、コピー・データベース919は、マネージャ・データ905から得たデータのコピーを含んでいる。コピー917および919は、インターネット907を介してデータベース903および905からダウンロードすることによって得られる。好ましい態様では、ベンチマーク・データベース903は、Ibbotson Associatesから提供されている商業データベースであり、マネージャ・データ905は、Effronから提供されている商業Plan Sponsor Networkデータベースである。プロファイラ・データベース921は、Microsoft Corporationによって作成されたMicrosoft(登録商標) Accessデータベースである。
【0038】
プロファイラが動作しているとき、プロファイラ・データベース921は、データベース917から得たベンチマーク情報およびデータベース919から得たマネージャ情報を含んでおり、さらにプロファイラのユーザから与えられたマネージャ情報を含んでもよい。好ましい態様では、データベース921はMicrosoft(登録商標) Accessデータベース・システムで実現される。サーバ・プロセッサ909は、サーバ・プロセッサ909と、出力スプレッドシートを作成するのに表示な計算を行うアプリケーション・プログラム911の一部である分析エンジン913とで行われる、プロファイラの動作の部分を実行するプロファイラ・サーバ側アプリケーション・プログラム911をさらに含んでいる。サーバ側アプリケーション・プログラム911は、接続プーリング、インスタンス管理、およびスレッディングなどのミドルウェア・サービスをアプリケーション・プログラム911に提供するOSホスト・サービス・プログラム915内に存在する。好ましい態様では、サーバ・プロセッサ909は、Microsoft Windows 2000 Serverオペレーティング・システムの下で実行され、OSホスト・サービス915はWindows Component Serivcesで実現される。
【0039】
クライアント・プロセッサ925は、Microsoft Windowsオペレーティング・システムを実行する標準PCである。オペレーティング・システムは、モニタ929上に表示されるGUIを提供し、マウス931およびキーボード933からの入力を受け取る。クライアント・プロセッサ925には、プロファイラ・スプレッドシート923を処理するExcelスプレッドシート・プログラムも含まれている。プロファイラ・クライアント側アプリケーション927は、GUIからの入力を受け取り、かつGUIに出力を与え、また、サーバ側アプリケーション911から受け取った結果データをプロファイラ・スプレッドシート923に与える。
【0040】
サーバ・プロセッサ909のマネージャは、プロファイラの動作を開始する前に、データベース903からベンチマーク・データのコピー917をダウンロードすると共に、データベース905からマネージャ・データのコピー919をダウンロードする。クライアント・プロセッサ925のユーザがプロファイラ・クライアント側アプリケーション927の実行を開始すると、サーバ側アプリケーション911は初期ウィンドウ201を表示する。ユーザが、マネージャ、ベンチマーク、期間、およびスクリーニング動作を選択すると共に、スクリーニング動作のために、出力すべき結果フィールド、および実行すべき動作を選択した後、サーバ側アプリケーション911は、ユーザがStart Screeningボタン417をクリックしたときに、選択された期間についての選択されたマネージャおよびベンチマークに関するデータをデータベース917および919からデータベース921にコピーすることによって上記の入力に応答する。次いで、分析エンジン913は、指定された動作を実行し、結果をクライアント側アプリケーション・プログラム927に出力する。クライアント側アプリケーション・プログラム927はこの結果をスプレッドシート923内のプロファイラ・スプレッドシートのスクリーニング・ワークシートに組み込む。次いで、クライアント・プロセッサ925のユーザはExcelを用いてスプレッドシートを通常の方法で処理することができる。
【0041】
ユーザがスクリーニング動作ではなくフィッティング動作を選択した場合、ユーザはこの場合も、マネージャおよび期間を選択することができ、またX軸群またはY軸群にマネージャを割り当てることもできる。ユーザがウィンドウ701を用いてこれらのことを行った後、Start Fittingボタン717をクリックすると、分析エンジン913は、X軸群のマネージャとY軸群のマネージャとの可能な組合せのそれぞれについて相関係数および共分散を算出し、結果をクライアント側アプリケーション・プログラム927に出力する。クライアント側アプリケーション・プログラム927は、この結果をスプレッドシート923内のプロファイラ・スプレッドシートのフィッティング・ワークシートに組み込む。次いで、この場合も、クライアント・プロセッサ925のユーザはExcelを用いてスプレッドシートを通常の方法で処理することができる。
【0042】
結論
上記の詳細な説明では、投資機会を分析するための発明者のツールを作成して使用する、現在発明者に知られている最良の形態を当業者に開示し、ハンター比率およびブレンド不安を算出し、これらの尺度を用いて投資機会を分析する、現在発明者に知られている最良の形態をさらに開示した。
【0043】
このツールは、投資機会を分析する問題にハンター比率およびブレンド不安を適用するための特に良好な環境をもたらすが、ハンター比率およびブレンド不安は、他の多数の投資分析状況および他の多数の投資分析ツールに対して有用である。さらに、本明細書で開示されたユーザ・インタフェースはツールのユーザに最適であるが、開示されたユーザ・インタフェースから提供される機能のサブセットを提供するインタフェース、およびそれぞれの異なるグラフィカル・ユーザ・インタフェースまたは場合によっては文字ベースのユーザ・インタフェースを使用するインタフェースを含む、他の多数の種類のユーザ・インタフェースが可能である。同様に、ツールによって実行された動作の結果を、ツールのユーザが結果のさらなる処理を容易に行うことのできるスプレッドシートに出力すると特に有利であるが、他の態様では、任意の種類のグラフィカル表示装置または文字表示装置を用いて結果を表示することができる。最後に、本明細書で開示された特定のハードウェア態様は、投資パフォーマンス状態がインターネット上で得られ、一群のユーザによって共用されるときに特に有利であるが、ツールの実現態様は、ツール用のインタフェースがブラウザで実現され、すべての計算および表示が、ブラウザが動作するシステムにネットワークによって接続されたサーバによって行われる実現態様から、ツールがスタンドアロンPCまたは他のコンピュータ・システムで実現される実現態様まで様々であってよい。投資パフォーマンス・データはインターネットを介して、または好ましい態様においてCD-ROMや磁気ディスクなどの携帯媒体によって得ることも、ユーザによって入力することもできる。
【0044】
すべての上記の理由から、詳細な説明はすべての点で例示的なもであり制限的なものではないとみなされ、本明細書で開示された本発明の範囲は詳細な説明から決定されるのではなく、特許請求の範囲を、特許法によって許容される全範囲で解釈することによって決定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】投資の選択を容易にするツールの動作を示すフローチャートである。
【図2】ツールのユーザ・インタフェースの初期ウィンドウを示す図である。
【図3】Periodタブ209の詳細を示す図である。
【図4】Screeningタブ211の詳細を示す図である。
【図5】スクリーニングをセットアップする際に用いられるサブウィンドウを示す図である。
【図6】スクリーニング動作の出力を有するスプレッドシートを示す図である。
【図7】Fittingタブ213の詳細を示す図である。
【図8】フィッティング動作の出力を有するスプレッドシートを示す図である。
【図9】このツールを実現できるコンピュータ・システムのブロック図である。
Claims (31)
該1組の、各投資機会の期間をカバーする投資パフォーマンス情報を分析するアナライザ、および
装置のユーザがアナライザの動作を制御し分析の結果を表示させるのに使用できるグラフィカル・ユーザ・インタフェースを含む装置であり、
アナライザは、表示される結果によってユーザが投資機会のパフォーマンスを比較することができるスクリーニング・モードで投資パフォーマンス情報を分析し、表示される結果によって投資機会対のパフォーマンスをリスクのダイバーシティに関して比較することができるフィッティング・モードで投資パフォーマンス情報をさらに分析する装置。
アナライザは、選択されたサブセットに関する投資パフォーマンス情報をスクリーニング・モードおよび/またはフィッティング・モードで分析する、請求項1記載の装置。
グラフィカル・ユーザ・インタフェースは、サブセット中の投資機会が所与の資産クラスに属するようにサブセットを選択するうえでさらに有用である、請求項2記載の装置。
これらの動作には、投資機会に関するハンター比率を算出することが含まれる、請求項1記載の装置。
この動作には、フィッティング・モードにおいて、対を構成する投資機会のブレンド不安を算出する際に投資パフォーマンス情報を使用することが含まれる、請求項4記載の装置。
グラフィカル・ユーザ・インタフェースは、ユーザによって処理できるスプレッドシートとしてスクリーニング・モードからの結果を表示し、スプレッドシートは、各投資機会の行および各動作の列を有する、請求項1記載の装置。
グラフィカル・ユーザ・インタフェースは、スクリーニング・モードでアナライザによって実行すべき1組の動作のサブセットを選択するのに使用することができる、請求項1記載の装置。
アナライザは、選択された期間にわたってスクリーニング・モードおよび/またはフィッティング・モードで投資パフォーマンス情報を分析する、請求項1記載の装置。
各対は、第1のサブセットからの投資機会と第2のサブセットからの投資機会とで構成される、請求項1記載の装置。
各投資機会対の結果は、第1のサブセットからの投資機会対のメンバーの行と第2のサブセットからの投資機会対のメンバーの列との交差点に表示される、請求項11記載の装置。
ブレンド不安は、投資機会対の交差点に表示される、請求項12記載の装置。
相関係数は投資機会対の交差点に表示される、請求項13記載の装置。
表示される結果は投資機会対およびブレンド不安を示す、請求項1記載の装置。
表示される結果はさらに相関係数を示す、請求項16記載の装置。
該対の各投資機会に関するある期間をカバーする投資パフォーマンス情報を分析し、該対についてのリスクのダイバーシティを指定するダイバーシティ値を作成するアナライザ、および
ダイバーシティ値を出力する出力装置を含む装置。
グラフィカル・ユーザ・インタフェースは、1組の投資機会の第1のサブセットおよび第2のサブセットを選択するのに用いることができ、
各対は第1のサブセットからの投資機会および第2のサブセットからの投資機会から構成される、請求項23記載の装置。
各投資機会対の結果は、第1のサブセットからの投資機会対のメンバーの行と第2のサブセットからの投資機会対のメンバーの列との交差点に表示される、請求項24記載の装置。
投資パフォーマンス情報に関する少なくとも1つの動作を実行することによって、1組の投資機会の各投資機会に関するある期間をカバーする投資パフォーマンス情報を分析するアナライザ、および
各投資機会に関してアナライザの結果を出力する出力装置を含む装置であり、
各投資機会に関して
式(平均(ある期間のn個の部分期間にわたるシャープ比率))/(標準偏差(n個の部分期間にわたるシャープ比率))
の結果を算出する動作を含む改良を有する装置。
ユーザ・インタフェースを使用して、プロセッサに、記憶されている投資パフォーマンス情報を用いて該1組の投資機会の各投資機会のハンター比率を算出させ、各投資機会のハンター比率をディスプレイに表示させる段階、および
ユーザ・インタフェースを使用して、プロセッサに、記憶されている投資パフォーマンス情報を用いて少なくとも一対の投資機会のブレンド不安を算出させ、少なくとも一対に関するブレンド不安をディスプレイに表示させる段階とを含む方法。
少なくとも該1組の投資機会および該期間を選択する選択インタフェース、
選択された期間に関して、選択された1組の投資機会に関してアナライザによって実行すべき動作を選択し、アナライザが選択された動作の実行を開始することを指定するスクリーニング・インタフェース、および
選択された1組の投資機会から対を選択し、各対中の投資機会のパフォーマンスがアナライザによってリスクのダイバーシティに関して比較され、アナライザがパフォーマンスの比較を開始することを指定するフィッティング・インタフェースを含むユーザ・インタフェース。
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