JP2004526087A - 冷清水の配水装置 - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は、海底のコンテナから水の蛇口を備えた陸上の構築物へ、パイプを通して冷たい清水を配水する装置に関連するものである。
【背景技術】
【0002】
このタイプの知られている装置は、清水で充填される長いバッグの形をしたプラスティックシートから作られたコンテナから成っており、その重さで海底に沈められている。コンテナ内の清水は、構築物で最高位に配置した水の蛇口に到達するため、水に必要な圧力で、陸上に配置された水ポンプによって汲み上げられる。ここで、コンテナからの水が空になると同時に潰れる、プラスティックシートにより形成されたバッグタイプのコンテナの使用は、制限されていた。それにより、剛性コンテナが、空の間は浮かせておく必要があり、係留が損失するか、完全になくなるまで、結果的に浮力が連続して増加し得る。従って、可撓性コンテナは、石で一杯の海底では使用できない。
【0003】
別の欠点は、ポンプの吸引側での吸引作用により、清水と混合される不適切な海水がコンテナまたはパイプの中へ、少量漏れることによって、コンテナの中への吸引のリスクがあることである。このタイプの漏れは確認するのが難しく、残りの清水の量を確定するのが難しい。多くの分野で、電力の不足が非常に頻繁に生じており、それによって水の運搬の若干長い不充分な状態を避けるため、準備状態の発電機または内燃エンジンによって運転される水ポンプを有する必要がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、導入部で言及したタイプの装置を作り出すことであり、その装置は、電力またはスタンバイユニットを完全に独立して動作可能であり、海水から清水への流入を防止する。また残りの清水の量を表示する手段を、装置に備えることを可能にする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
これによって、本発明によると、装置が添付の請求項1のように特徴付けられる。コンテナを二つの区画室に分けることによって、その一方が、清水で充填され、他方が他種の水、好ましくは簡単に手に入れることができる海水で充填され、コンテナは常に二種類の水で常に満たされている。これは、海底が石で覆われていても、剛性コンテナを使用することができることを意味している。清水で充填された区画室において、最高位に配置した水の蛇口に、清水を供給し、不適切な海水の流入を防止するために必要な、圧力が生成される。この圧力は、圧搾空気タンクへの接続、または水の高レベルの本体への接続により、或いは海水を高レベルの水槽への汲み上げによって、適切には水タンクトラックまたは水タンク船によって運ばれる有効な水ポンプユニットにより、構成した水柱への接続によって所望の圧力に、別の区画室が加圧されことによって生成され、水ポンプユニットは、コンテナを最初に満タンにし、次に清水で再充填するために利用されている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明を、以下の記載で添付図面を参照して、詳細に説明する。添付図面は、本発明による装置の二つの実施例を一例として示している。図1は、装置の側面図であり、図2は図1の剛性コンテナの縦断面図であり、図3及び図4は、空の状態と満タン状態の可撓性コンテナの縦断面図であり、図5は水タンク船によって行われる最初の充填中を示した図1の装置の側面図である。
【実施例】
【0007】
図1は、鉄プレートから作られ、海底に係留されたコンテナ2から、清水を供給するために配置された、陸上の構築物1を示している。コンテナは、可撓性で、バッグ型の隔壁3によって二つの区画室に分けられている。第一区画室4は、パイプによって陸上の構築物1に接続されており、第二区画室6は、パイプ7によって陸上に配置された水槽8に接続されている。パイプ5は、海面に流れ且つ海底に係留するブイ10まで延びる、分岐パイプ9を有している。分岐パイプ9は、止め弁11とブイの近くにホース接続部12を備えている。
【0008】
パイプ7は、似た方法で、海面に流れ且つ海底に係留するブイ14まで延びる、分岐パイプ13を有している。分岐パイプ13は、止め弁15とブイの近くにホース接続部16を備えている。
【0009】
コンテナ2内の区画室4は、分岐パイプ9を介して清水でほぼ完全に満たされている。区画室6には、ほんの少量の海水があるが、水槽8には分岐パイプ13を介して汲み入れられた一定量の海水があり、それはコンテナ2の全体量にほぼ対応している。水位17は、構築物1において最も上に配置された水の蛇口の上の充分なレベルに配置される。区画室4内の清水が構築物1内で消費されている時、隔壁3は、図2に点線で示したように、コンテナの対面する端壁の近くに配置されている。そして水槽8内の水位は、底レベルに下がり、それは構築物が清水を使い果たす状態を示す窓18に表示され得る。底レベルは、構築物1の前記水の蛇口の上の充分なレベルにも配置されている。
【0010】
図3は、可撓性プラスチック材料から作られ、且つコンクリートプレート22に取り付けられたコンテナ20を開示している。隔壁の一方の側にある区画室23は、図1におけるパイプ5と連通しており、隔壁の他方の側にある区画室24は、図1のパイプと連通している。図4は、清水で約50%充填された状態のコンテナ20を開示している。
【0011】
図5は、図1に示されているもので、水タンク船30からの清水で再充填中の装置を開示しており、水タンク船はホース31によってホース接続部12に接続されている。区画室4の充填と同時に、区画室6内の海水が、水槽8へ移され、そこでレベルは、窓18に示された最大レベル32に上げなければならない。区画室4が完全に満タンになった時、もしそうならなければ、それは構築物からの蒸発、または海水側で生じた或いは以前に生じた漏れによるものであろう。その場合、最大レベルの回復のために水槽を、所望の量の海水で充填するように、船上の海水ポンプを、ホース33によってホース接続部16に接続することができる。
【0012】
水槽8は、対応するレベルに配置された水の更に大きな供給源の使用に取り替えてもよい。特に、水槽8の代わりに適切なレベルに位置する泉を利用することは適切であろう。その場合、分岐パイプ13及びブイ14を避けることがきる。そして清水の供給部の異なるタイプの表示、例えば隔壁3または21の位置の感知が必要である。
【0013】
勿論、本発明はここに示され且つ記載された実施例に制限されるものではないが、請求項によって定義された本発明の範囲内で、様々に変形することができる。ブイは、流動プラットフォームまたは類似の方法に代えても良い。また清水をタンクトラックで配水することも可能で、その場合、勿論ブイが不必要になる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】装置の側面図。
【図2】図1の剛性コンテナの縦断面図。
【図3】空の状態の可撓性コンテナの縦断面図。
【図4】満タン状態の可撓性コンテナの縦断面図。
【図5】水タンク船によって行われる最初の充填中の状態を示した図1の装置の側面図。
Claims (5)
- 海底にあるコンテナから水の蛇口を備えた陸上の構築物(1)へ、パイプ(5)を通して冷清水の配水装置において、
コンテナの内部が、可撓性隔壁(3;21)によって二つの区画室に分けられており、一方の区画室(4;23)が、第一パイプ(5)によって陸上の構築物(1)に接続され、最大でコンテナ(2;20)の容量に等しくなるように容量を変えて清水を収容し、他方の区画室(6;24)は、第一の区画室(4;23)が空の時、最大でコンテナ(2:20)の容量に等しくなるように容量を変えて水、好ましくは海水を収容し、第二パイプ(7)によって、陸上の水源(8)に接続されること、第一区画室(4;23)内の清水に、構築物(1)の最高位に配置された水の蛇口の高さによって決定される圧力が加わること、を特徴とする装置。 - 前記第一区画室(4;23)に連通する分岐パイプ(9)が、海面に流れるブイ(10)へ延ばされ、そのブイにおいて分岐パイプが、水ポンプを搭載した船(30)からの清水で充填可能にするホース接続部(12)と、止め弁(11)とを備えることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 陸上の圧力源が、水源、好ましくは水槽(8)から成り、水源が水を構築物(1)の最高位に位置した蛇口を付けたポイントよりも上に常に配置する水面レベル(17)で、水を収容することを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
- 前記第二区画室(6;24)に連通した第二分岐パイプ(13)が、海面に流れるブイ(14)へ延ばされており、そのブイにおいて第二分岐パイプ(13)が、水ポンプを搭載した船(30)から、陸上の水源(8)の所望のレベルに、水で充填可能にするホース接続部(16)と、止め弁(15)とを備えることを特徴とする請求項3に記載の装置。
- コンテナ(20)が、可撓性プラスチック材料から成り、コンクリートプレート(22)に係留されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置。
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